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腰痛 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 10の記事一覧

兼業農家の50代男性が稲刈り後に起きる腰痛の原因と稲刈り後にしてほしい対処法

2024.10.11 | Category: 予防,入浴,姿勢,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,睡眠,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,職業病,腰痛,血流,農作業

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

秋の稲刈りシーズン、実家の農作業を手伝った後、腰に痛みを感じることはないですか?

稲刈りは、日本人の主食を確保する大切な活動ですが、普段と異なる動きや姿勢は腰痛を引き起こしてしまう場合があります。

当院でも、稲刈り後の腰痛についてのお悩みをよくお聞きします。

実は、農作業による腰痛は、日本の農家の約70%が経験しているという驚きの統計があります。

腰痛は、日常生活に大きな影響を与えます。

特に、普段は会社勤めで、稲刈りのときだけ手伝いにいかかれる50代の男性の方は、稲刈り後の腰痛が起きることで、深刻な問題を引き起こします。

前屈みになると腰の痛みがキツくなることで、仕事での集中力が低下したり、長時間のデスクワークのために座り続けるのが困難になったりします。

また、朝、起きる際の痛みや車の運転中の不快感など、日常のあらゆる場面で支障が出てしまいます。

そこで今回は、稲刈り後に起きる腰痛の原因とその対処法について紹介していきます。

農作業後の腰痛に悩む方々に、少しでも役立つ情報をお届けしたいと思います。

このブログを最後まで読んでいただくことで、腰痛の原因を理解し、適切な対策を知ることで、日々の生活の質を向上させることができます。

 

 

 

兼業農家の50代男性に起きる稲刈り後の腰痛の原因

 

稲刈り後の腰痛が発症する原因として、以下のことが考えられます。

 

長時間の中腰姿勢による筋肉疲労

稲刈り作業では、機械では刈れない部分の稲を手で刈ったり、収穫した重たい米袋を持ち上げたりするなど、長時間にわたって中腰の姿勢での作業をする必要があります。

この姿勢での作業は、腰部の筋肉に持続的に大きな負担をかけます。

普通に立っているときより、中腰にかかる腰への負担は、1.42.2倍に増加すると、研究で報告されています。

また、農林水産省の調査によると、農作業中の腰痛の約60%が、中腰姿勢に関連しているとされています。

特に、普段は会社勤めをされておられる50代男性にとって、長時間の慣れない中腰の作業をおこなうことは、筋肉に大きなストレスを与えます。

その結果として、筋肉の疲労と緊張が蓄積され、稲刈り後の腰痛が引き起こされる。

 

稲刈り機の影響

稲をかる稲刈り機に、長時間、乗り続けることも腰痛の原因です。

稲刈り機に、長時間、乗っていると、機械からの持続的な振動が、椎間板に直接的な影響を与えます。

ゼリーのような水分を含んだ椎間板は背骨の間にあり、背骨に衝撃を吸収する役割を持っています。

特に、クッション性がない稲刈り機の座席に座っているため、腰の椎間板は、長時間の振動にさらされることで、その機能が低下する可能性があります。

椎間板が、稲刈り機の振動の衝撃を受けきれなくなります。

特に、50歳代になると、椎間板に含まれる水分が、加齢により少なくなる時期であるので、稲刈り機の振動の影響を大きく受ける可能性がある。

その結果、稲刈り機の振動によって腰の背骨にゆがみや炎症が起こり、稲刈り後の腰痛が引き起こさる。

 

加齢による筋力低下と回復力の減少

50代になると、加齢に伴う筋力低下や回復力の減少が顕著になります。

特に、普段から運動習慣が少ない場合、この傾向はより顕著になります。

そういった年齢による影響から、特に普段からやり慣れていない稲刈りをすると、腰周辺の筋肉に大きなダメージを受け、さらに、その回復スピードも遅くなっているため、稲刈り後に腰の痛みを感じやすくなる。

 

 

 

稲刈り後の腰痛を解消!50代男性兼業農家の方におこなってほしい対処法

 

稲刈り後に起こる腰痛の効果的な対処法について、以下で説明させていただきます。

特に、50代の兼業農家の方々に向けて、日常生活にすぐに取り入れられる実践的なアドバイスをご紹介します。

 

水分補給で筋肉の回復を促進

稲刈り後の腰痛を早く回復させるための重要な対処法の一つが、十分な水分摂取です。

適切な水分補給は、筋肉の回復を促進し、疲労を軽減する効果があります。

稲刈り作業中は、汗をかくことで体内の水分が失われます。

体の水分の不足は筋肉の柔軟性を低下させ、疲労や痛みを増加させる原因です。

十分な水分を摂取することで、筋肉内の老廃物の排出が促進され、回復が早まります。

具体的な水分補給の方法として、

 

1. 稲刈り作業終了後、30分以内に500ml程度の水分を摂取する。

2. 作業後、2-3時間は、30分おきに150200mlの水分を摂取する。

3. 就寝、1-2時間前には、200300mlの水を飲むことで、夜間の筋肉回復を助ける。

4.稲刈り後の数日間は、一回につき200300mlの水を、こまめに飲むことを意識する

 

といったことをおこなってください。

おすすめの飲み物としては、ミネラルウォーターやスポーツドリンク、経口補水液、緑茶などが疲労回復に役立ちます。

注意点として、アルコールやカフェインを含む飲料は利尿作用があるため、稲刈り直後は控えめにしてください。

また、一度に大量の水分を摂取すると、胃に負担をかけて、腰痛の痛みを助長する場合もあるので、少量ずつこまめに飲むことが大切です。

 

入浴で筋肉をリラックス

稲刈り後に起きる腰痛を早く回復させるための効果的な対処法として、湯船にしっかりつかることがあげられます。

特に、稲刈り後の数日間は、入浴時間を十分に確保し、温かいお湯につかることで、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進できます。

効果的な入浴の方法として、

 

1. 湯船のお湯の温度設定は、38-41℃のぬるめのお湯がおすすめで、熱すぎるお湯は筋肉を緊張させるので、逆効果になる可能性があります。

2. 入浴時間は、1015分程度が適切で、長すぎると体力をかえって消耗してしまいます。

3. 入浴のタイミングは、就寝の12時間前に入浴をするのがが理想的で、それによって睡眠の質も向上します。

4.入浴中に、ゆっくりと上半身を左右にひねってり、両手で片ひざずつ胸に引き寄せたりと、ストレッチすることでさらに回復を助けます。

 

といったことを意識して入浴してください。

注意点としては、高血圧や心臓病のある方は、かかりつけの病院に相談の上、入浴時間や温度を調整してください。

また、入浴後は、水分の補給を十分にしてください。

 

質の高い睡眠で回復力アップ

稲刈り後に起きる腰痛を早く回復させるための重要な対処法として、質の高い睡眠をしっかりとることがあげられます。

適切な睡眠は、

 

1. 睡眠中に成長ホルモンが分泌され、稲刈りで疲労した筋肉の修復が促進されます。

2. 質の高い睡眠は体内の炎症を抑えて、腰痛の緩和につながります。

3. 十分な睡眠は、体だけではなく脳も回復するため、脳が感じる痛みに対する耐性を高めます。

 

というメリットがありますので、睡眠は腰痛回復にはとても大切です。

質の高い睡眠のための工夫として、

 

1. 毎日、同じ時間に就寝することで、体を自動的に回復させる自律神経が整い、体の回復が促される。

2. 寝室環境の整備として、温度は1822℃、湿度:5060%を維持し、遮光カーテンを使用し、暗い寝室環境を作る。

3. 読書や深呼吸などの心身がリラックスするように心がける。

4.就寝の3時間前には夕食をすませる。

 

ことを心がけてください。

注意点としては、就寝前のアルコールやカフェインの過度の摂取は避けてください。

また、寝る直前のスマートフォンやパソコンの使用は控えめにしましょう。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、稲刈り後の腰痛が発症する原因として、以下の要因を説明させていただきました。

・長時間の中腰姿勢による筋肉疲労

・稲刈り機の振動による椎間板への影響

・加齢による筋力低下と回復力の減少

また、稲刈り後の腰痛への対処法として、以下の方法を紹介させていただきました。

・適切な水分補給

・効果的な入浴

・質の高い睡眠

普段は会社勤めの50歳代男性の方が、慣れない稲刈りをすることで、その後に起きる腰痛は、仕事やプライベートなどの日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めのケアをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも稲刈り後の腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの腰痛に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、他にも農作業による体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

中腰での草刈り作業による腰痛を撃退!農家のシニア男性のための作業後の対処法

農作業中に屈もうとひざを曲げると力抜けしてしまう農家さんに伝えたい解消法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:

1. 農林水産省. (2022). 農作業安全のための指針. https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/

2. 日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン. https://www.joa.or.jp/public/guideline/

秋に起きるイスからの立ち上がりで生じるデスクワーク腰痛への対策

2024.10.03 | Category: デスクワーク,テレワーク,予防,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,,立ち方,筋肉疲労,職業病,背骨,腰痛,血流,関節

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

デスクワークに従事されている方、長時間、イスに座っている状態から立ちあがろうとしたときに、腰がぬけそうな痛みを感じることはないでしょうか?

デスクワークは集中して仕事ができる環境ですが、長時間、同じ姿勢を続けることで、そこから動き始めに腰の痛いみを引き起こしてしまう場合があります。

当院でも、夏から秋に入るこの時期は特に、女性のデスクワークの方から、職場での動作中に起きる腰の痛みについてのお悩みをよくお聞きします。

デスクワークによる腰痛は、日常生活に大きな影響を与えます。

イスからスムーズに立ち上がれない、腰をひねって振り向くことができない、荷物を持ち上げる際に慎重にならざるを得ないなど、さまざまな場面で支障が出てしまいます。

特に、座り仕事腰痛の場合、仕事中も常に痛みを意識せざるを得ず、集中力の低下や作業効率の悪化につながることもあります。

皆さんの中にも、このような症状で悩んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、デスクワークで、長時間、座っている状態からイスから立ち上がる際に、腰に痛みが起きる原因とその対処法について紹介していきます。

長時間のデスクワークが避けられない現代社会において、腰痛対策は非常に重要です。

このブログを最後まで読んでいただくことで、デスクワークによる腰痛の不安が解消され、快適に仕事に取り組めます。

 

 

 

立ち上がりの痛みに要注意!デスクワークで起きる腰痛の原因

 

デスクワークで、長時間、座った作業をした後、イスから立ちあがろうとした際に腰がぬけるような痛みを感じる原因として、以下の3つが考えられます。

 

長時間の座り姿勢による腰への負担

デスクワークでは、長時間にわたって同じ姿勢で座り続けることが多く、これが腰痛の主要な原因となる。

イスに座ると、立っているときよりも腰の背骨にかかる圧力が、約1.4倍に増加します。

例えば、18時間のデスクワークを5年間続けると、腰にかかる累積の負荷は、立位の約7.7年分に相当します。

この状態が続くと、腰部の筋肉やじん帯に過度の負担がかかり、血流が滞ることで筋肉が硬くなります。

その結果、イスから立ち上がる際に腰がぬけそうな痛みが引き起こされます。

 

姿勢の崩れと筋力低下

デスクワークでは、無意識のうちに姿勢が崩れがちです。

特に、パソコン作業の際に、モニターやキーボードとの距離が適切でないと、前かがみや猫背になりやすく、腰に不自然な負担がかかります。

また、腰を支える腹筋や背筋などの体幹筋が、バランスよく十分に使われないため、筋力低下が進行します。

その結果、腰を支えながら立ち上がる動作に制限がかかり、イスから立ち上がる際に腰がぬけそうな痛みを感じる原因となる。

 

秋の気温の低下による体の冷え

夏から秋の季節の切り替わる時期は、朝晩は気温が急激に低下し、昼間は暑い、というような寒暖差が激しい時期でもあります。

そういた時期は、職場は冷房がかかっていることが多く、朝晩の気温の低下も加わり、体が冷えやすくなります。

冷えは、血管を収縮させ、筋肉や関節周辺の血流を悪化させます。これにより、腰部の筋肉が硬くなり、柔軟性が低下します。

その結果、イスから立ち上がるような、何気ない日常的な動作でも腰がぬけそうな痛みを感じやすくなります。

 

 

加古川の整骨院長が伝授!腰痛知らずの立ち方

 

デスクワークで、イスから立ち上がる際に腰がぬけそうな痛みを感じる方への有効な対処法として、イスからの正しい立ち上がり方の実践が重要です。

立ち上がる動作では、腰に大きな負荷がかかります。

特に、長時間のデスクワーク後は筋肉が硬くなっているため、急激な動きは腰への負担を増大させるので、意識して腰に負担がかからない立ち方をされることをおすすめします。

それには、何気なく立つのではなく、立つ動作を分割しておこなう必要があります。

具体的な腰に負担をかけないイスからの立ち上がり手順とそのメカニズムを、以下で紹介していきます。

 

①イスに浅く座り、背筋を伸ばし、両足を床にしっかりとつける

立ち上がる動作では、体重を支える力が座面から足裏に移動します。

この過程で腰に大きな負荷がかかります。

ですので、まずは、背筋を伸ばし、両足を床にしっかりつけることで、体の安定させることで、立ち上がる動作中にバランスを崩して腰に余計な負担がかかるリスクを減らします。

研究によると、イスに座っている姿勢を安定させてから、両足を床にしっかりとつけることで、立ち上がる動作時に腰への負荷を分散させ、腰への急激な負担を、約30%軽減するという報告がされています。

 

②ひざに手を置き、股関節を中心に体を前に倒します。

体を前に倒す動作は、股関節を中心におこなうことで、腰への負担を減らし、人間の体の中で最も大きい太ももやお尻の筋肉を、立ち上がるどうあのために、効果的に使用します。

Journal of Biomechanicsの研究によると、この動作により腰にかかる圧力を、最大40%軽減できることが示されています。

 

ひざに当てた手を地面の方向に押し付けるようにして、お尻を浮かせます。

お尻を浮かせてから立ち上がる二段階の動作により、急激な腰への負荷の増加を避けれます。

Clinical Biomechanicsの研究では、この方法が腰の筋肉活動を、25-30%減少させることが報告されています。

 

お尻を浮かせた後に、ゆっくりとひざと股関節を伸ばすようにして立ち上がります。

 

ゆっくりと立ち上がることで、筋肉や関節への急激な負荷をさけます。

Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapyの研究では、ゆっくりとした動作が腰痛患者の痛みを軽減させることが示されています。

 

これらの要素を組み合わせることで、腰への負担を効果的に軽減し、安全に立ち上がることができます。

ただし、個人の体状況によって最適な方法が異なる場合もあるため、痛みが持続する場合は専門医に相談することをおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、デスクワークによる腰痛が発症する原因として、以下の要因を説明しました。

長時間の座り姿勢による腰への負担

姿勢の崩れと筋力低下

秋の気温低下による体の冷え

また、イスから立ち上がる際の腰痛への対処法として、以下の方法を紹介させていただきました。

イスに浅く座り、背筋を伸ばし、両足を床にしっかりとつける

ひざに手を置き、股関節を中心に体を前に倒す

ひざに当てた手を地面の方向に押し付けるようにして、お尻を浮かせる

ゆっくりとひざと股関節を伸ばすようにして立ち上がる

デスクワークをしていて、イスから立ちあがろうとしたたびに腰がぬけるような痛みをことは、非常に心身にストレスをかけることになり、仕事をする上でに大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めのケアをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆さまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでもイスから立ち上がりの際にぬけるような腰の痛みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回、取り上げさせていただいた腰痛に対応していますので、お気軽にご相談ください。

加古川の整骨院として、女性のオフィス腰痛対策に力を入れています。

 

また、他にもデスクワークによる体の不調への対策のブログを書いておりますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

デスクワークのパソコン作業中に肩こりで仕事に集中できない方におすすめ解消法

パソコン疲れが目に現れる夕方:かすんで見えにくい理由と対処法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広参考文献:

1. 日本整形外科学会:腰痛診療ガイドライン2019

   URL: https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lowbackpain.html

2. 厚生労働省:職場における腰痛予防対策指針

   URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034et4-att/2r98520000034pjn_1.pdf

中腰での草刈り作業による腰痛を撃退!農家のシニア男性のための作業後の対処法

2024.09.30 | Category: ぎっくり腰,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,腰痛,農作業,関節

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

稲刈りの準備で田んぼの周りの草刈りをしていたら、急に腰に痛みが走ったということはないですか?

農作業は自然と触れ合える素晴らしい仕事ですが、中腰の姿勢が続くことで腰痛を引き起こしてしまう場合があります。

当院でも、稲刈りで忙しくなるこの時期は、中腰の姿勢で腰の痛みを訴える方が多くなります。

実は、農業従事者の約8割が、腰痛を経験しているというデータもあるのです。

中腰姿勢をすることで腰の痛みが生じることは、日常生活に大きな支障をきたします。

例えば、草刈り作業中に腰が痛くなって作業を中断せざるを得なくなったり、朝、起きるときに腰の痛みで、動けなくなったりすることがあります。

また、長時間、座った後に立ち上がる際、腰が伸びずに痛みを感じることもあります。

これらの症状は、農作業の効率を下げるだけでなく、生活の質も低下させてしまいます。

皆さんの中にも、中腰の姿勢による腰の痛みに悩まされている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、中腰の姿勢による腰痛の原因とその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、中腰の姿勢による腰痛が解消され、快適に稲刈りに関する農作業をおこなえます。

 

 

 

 

加古川の農家必見!草刈りの中腰作業で起こる腰痛の原因

中腰姿勢で農作業をすることで起きる腰痛の原因として、以下のことが考えられます。

 

長時間の中腰姿勢による筋肉疲労

農作業、特に、草刈りや稲刈り作業では、長時間、中腰の姿勢を維持することが多くあります。

この姿勢が続くと、腰部の筋肉に過度の負担がかかり、疲労が蓄積されます。

例えば、3日間連続で草刈り作業を行った場合、腰部の筋肉は回復するための十分な時間が取れずに疲労が蓄積され、痛みを引き起こす原因となる。

研究によると、中腰の姿勢を30分以上続けると、腰部の筋肉の活動が、20%以上増加し、疲労のリスクが高まるとされています。

その結果、腰痛が引き起こされます。

 

中腰による腰の背骨への負担

中腰の姿勢は、腰の骨への負担を増加させます。

立っているときの腰の背骨への負荷に比べて、中腰の姿勢で物を持っていいる状態が、腰の背骨への負荷が2.2倍に増加します。

特に、不安定な足場が多い田んぼ周辺で、中腰の姿勢が多くなる草刈りの一連の作業は、腰の背骨に大きな負担をかけることになる。

その結果、腰の背骨に炎症を起こして、腰に痛みが発生します。

 

体のバランスの崩れ

シニアの方が腰痛となる原因として、体のバランスの崩れがあります。

特に、農作業に従事していると、中腰の姿勢での同じ動作の繰り返しで、特定の筋肉ばかりを使うため、全身のバランスが崩れやすくなります。

このバランスの崩れは、腰部周辺の筋肉の不均衡を引き起こします。

例えば、前かがみの姿勢が多い農作業では、背中の筋肉が過度に緊張し、反対に腹筋が弱くなりがちです。

これは、ちょうど家の柱が一方に傾いているような状態で、腰の背骨に不自然な負担がかかることになる。

また、長年の農作業で、腰周辺の一部の筋肉の柔軟性が低下すると、動作の際に、腰に余計な負担がかかり、腰痛リスクを高めます。

 

 

 

 

農業に従事するシニア男性必見!草刈り後の腰痛撃退3ステップ

草刈りでによる中腰の農作業をした後に、腰痛の発症を防止するためのケア方法として、以下の3つを紹介させていただきます。

 

クールダウンストレッチ

草刈り作業後、すぐにおこなうクールダウンストレッチは、腰痛の予防に非常に効果的です。

腰を前屈するストレッチ

 

立った状態で、股関節を軸に、上半身をゆっくり息をはきながら前に屈みます。

その状態で、20秒間、保ちます。

 

腰をひねるストレッチ

上向けに寝てひざを立て、左右にゆっくり倒します。

各側、20秒間、保ちます。

 

 腰を丸めて反るストレッチ

四つんばいになり、背中を丸めたり反らしたりを、5回繰り返します。

日本整形外科学会の研究によると、作業後のストレッチングをおこなう人は、腰痛の発症リスクが約25%低下すると報告されています。

 

温熱によるケア

草刈り作業後に、温熱をによるケアは、腰周辺の筋肉の緊張を和らげ、血流を促進することで腰痛を予防します。

その方法としては、作業後すぐに、お湯の温度を39〜41度に設定した湯船に、15〜20分間、つかる。

入浴時に、湯船に入るのが難しい場合は、シャワーを腰に重点的にあてるようにしてください。

また、温熱パッドや温タオルを、腰に20分ほど、当てるのも効果的です。

農業医学研究所の調査によると、作業後の温熱療法を実施している農家は、腰痛の発症率が約30%低いことが報告されています。

 

適切な休息とポジショニング

草刈り作業後の適切な休息とポジショニングは、腰への負担を軽減し、腰痛を予防します。

上向け休息

硬めの床に上向けに寝て、ひざの下に枕やクッションを置きます。

これにより、腰の筋肉がリラックスし、腰の背骨にかかる圧力が軽減されます。

横向きで休息

横向きに寝て、ひざの間に枕を挟みます。

これにより、背骨が自然なアライメントを保てます。

立位での休息

立っているときは、片足を軽く高い台に乗せます。

これにより、腰への負担が分散されます。

労働衛生研究所の報告によると、作業後に適切な休息とポジショニングを取り入れている農家は、腰痛の発症リスクが最大40%低下するという結果が出ています。

 

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、農作業による腰痛が発症する主な要因として、

・長時間の中腰姿勢による筋肉疲労

・中腰姿勢による腰の背骨への過度な負担

・体のバランスの崩れ

以下の点を説明しました。

また、農作業腰痛への効果的な対処法として、

・クールダウンストレッチ

・温熱によるケア

・適切な休息とポジショニング

次の3つを紹介させていただきました。

中腰姿勢の草抜きによる腰痛は、農作業だけでなく、そのほかの日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、早めのケアをおすすめします。今回、紹介させていただいたことが、皆さまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。当院でも農作業による腰痛に対応していますので、お気軽にご相談ください。また、他に農作業による体の不調への対策についてのブログも書いておりますので、ぜひご覧ください。

農作業によるご主人の腰の痛みを心配される奥様に伝えたい対策と予防のポイント

稲刈り後に体中が筋肉痛に・・・、その原因と解消法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

参考文献:

1. 日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン2019年版. https://www.joa.or.jp/public/guideline/

2. 農林水産省. (2022). 農業労働力に関する統計. https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/nougyou_roudou/

座りっぱなしのデスクワークで腰痛のお困りの方に知ってほしい原因とその解消テクニック

2024.09.25 | Category: デスクワーク,テレワーク,予防,体操・ストレッチ,冷え,,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,骨盤

 

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

デスクワークに従事されている方の中に、長時間、座ってパソコン作業をしていると腰が痛くなることはないでしょうか?

オフィスワークは体への負担が少ないと思われがちですが、実は、座りっぱなしの姿勢が腰痛を引き起こす大きな原因となっています。

驚くべきことに、デスクワーカーの約70%が、腰痛を経験しているというデータもあります。

当院でも、デスクワークの方から、腰痛のお悩みをよくお聞きします。

長時間のデスクワークによる腰痛は、日常生活に大きな影響を及ぼします。

仕事中に集中力が低下し、生産性が落ちてしまうことはよくありますし、また、座った状態から立ち上がる際に痛みを感じたり、通勤時の電車内で立っているのがつらくなったりすることもあるでしょう。

さらに、腰痛によってストレスが増加し、睡眠の質が低下するという問題も起こりかねません。

そこで今回は、デスクワークで腰が痛くなる原因とその対策について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、デスクワークによる腰痛の原因を理解し、日常生活で実践できる予防法や改善策のヒントを得ることができます。

 

 

 

座りっぱなしのパソコン作業で引き起こる腰痛の原因

 

 

座ってパソコン作業をしていると腰が痛くなってくる原因として、以下のことが考えられます。

デスクワークによる腰痛は、複数の要因が重なって発生することが多いため、それぞれの原因について詳しく見ていきます。

 

長時間の座位姿勢による筋肉の疲労

デスクワークでは、長時間、同じ姿勢で座り続けることが多く、これが腰痛の主な原因になる。

座りっぱなしの状態が続くと、座っている姿勢を支える腰部の筋肉が緊張し続け、疲労して硬くなる。

それによって、腰周辺の筋肉への血流が悪くなり、腰周辺の筋肉に十分な栄養と酸素が提供されなくなり、老廃物も回収されなくなります。

そうなると、腰周辺の筋肉がエネルギーの不足からすわている姿勢を保てなくなり、痛みを感じやすくなる。

 

不適切な姿勢による腰への負担

デスクワーク中に姿勢が悪くなることも、腰痛の大きな原因です。

特に、前かがみになったり、背中を丸めたりする姿勢は、腰に過度の負担をかけ、背骨の腰の部分にゆがみが生じます。

これは、積み木をチグハグに積み重ねると、バランスが悪くなって、倒れやすく、非常に不安定な状態と同じこの状態です。

腰の背骨がゆがみによって、不安定な状態になると、それを支える腰の筋肉やじん帯に慢性的なストレスがかかり、痛みを引き起こします。

 

運動の不足による筋力低下

デスクワークが中心の生活では、日常的な運動量が不足しがちです。

これにより、腰を支える筋肉が弱くなり、腰痛のリスクが高まります。

特に、腰を支える腹筋や背筋の筋力が低下すると、姿勢の変化や動作で腰を支えることができず、腰がダメージを受けて、痛みが発生します。

 

職場の環境による影響

職場の環境も、腰痛の原因となることがあります。

不適切なイスや机の高さ、モニターの位置などが、腰に不適切な反りや前倒し、ねじりを生じさせて、それが長時間になると、腰に負担がかかります。

また、暑い時期のクーラーによる冷気が職場の低い位置でたまることで、腰周辺の筋肉が冷えて硬くなります。

こういった職場の環境が、腰痛を引き起こしやすくなる。

 

参考文献:

1. 日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン2019改訂版. https://www.joa.or.jp/public/guideline/

2. 厚生労働省. (2022). 職場における腰痛予防対策指針. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html

 

 

 

座りっぱなしのデスクワークで起きる腰痛への改善方法

 

座ってパソコン作業をしていると腰が痛くなってくる症状への有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

デスクワーク中の姿勢改善と定期的な休憩

デスクワーク腰痛対策の第一歩は、正しい姿勢を保ち、定期的に休憩を取ることです。

長時間のパソコン作業による腰への負担を軽減するため、以下の点に注意しましょう。

 

正しい座る姿勢の保持

適切な座る姿勢をすることは、腰痛予防の基本で、イスに座る注意点として、

 

・背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした状態を保つ

・足の裏を床にしっかりとつけ、ひざは90度に曲げる

・腰をイスの背もたれにしっかりとつける

・モニターの位置は、目線よりやや下に設置し、首に負担がかからないようにする

 

研究(Journal of Occupational Health, 2022)によると、適切な姿勢を保つことで、腰部への負担が最大30%軽減されるという結果が報告されています。

ですので、パソコン作業に集中すると、無意識のうちに姿勢が崩れることを念頭において、30分ごとに姿勢をチェックし、座る姿勢を整える習慣をつけてください。

習慣をつけるためにも、スマートフォンのアプリなどを利用して、定期的に姿勢チェックのリマインダーを設定するのも効果的です。

 

休憩時間の有効活用

座ってパソコン作業をしているときは、1時間に1回、5分程度の休憩を取ることで、腰痛のリスクが軽減できます。

休憩時間を利用して、軽いストレッチや歩行をおこなうことで、腰周辺の筋肉に刺激が入り緊張をほぐれ、血行を促進できます。

例えば、デスクから離れて水分補給をしたり、トイレにいくなど、小さな動きでも、長時間、同じ姿勢で座っていることによる腰への負担を軽減します。

 

オフィスでできる簡単ストレッチと運動

仕事中にこまめに立ち上がって休憩を取ることは、腰痛予防に有効ですが、忙しいとそういった時間も取れない場合があります。

そういったときは、座ったままでできる腰痛を予防するためのストレッチをおこなってください。その方法を、以下で紹介していきます。

 

デスクで行えるストレッチその1

・深呼吸をしながら、ゆっくりと背筋を伸ばす

・その状態を、10秒間、保持し、10秒たったら背中の力をぬく

・これを、3回、繰り返えす

 

デスクで行えるストレッチその2

・片方の腕を頭の上に伸ばし、反対側に体を傾ける

・その状態を、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・反対側の腕を頭の上に上げて、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・左右交互におこない、それを3セットおこなう

 

デスクで行えるストレッチその3

・イスに座ったまま、上半身だけをゆっくりと左方向にひねる

・その状態を、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・次に右方向にねじり、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・左右交互におこない、それを3セットおこなう

 

アメリカ整形外科学会の研究では、定期的なストレッチと軽い運動を行うことで、デスクワーカーの腰痛発症リスクが最大40%低下したという結果が報告されていますので、おこなってみてください。

 

職場の環境の改善

デスクワーク腰痛対策には、適切な職場の環境の整備も重要です。

 

職場のイスの調整 

職場の許可が降りるようでしたら、イスの座面や腰にクッションをあてて、腰への負担を軽減する工夫をしてください。

また、イスの高さは、足を床にぴったりつけ、ひざは90度に曲がった状態になるようにすることで、姿勢が安定して、腰への負担が軽減できます。

 

デスクの高さとモニターの位置調整

デスクの高さは、肘が90度に曲がる位置が適切です。

また、モニターは目線よりやや下に設置し、画面までの距離は、約4070cmぐらいの腕を伸ばした程度が理想的です。

 

適切な照明と温度管理

目の疲労は姿勢の悪化につながり、結果として、腰痛を引き起こす可能性があります。

適切な照明を確保し、モニターの輝度も調整してください。

また、クーラーによる冷気への対策として、直接冷気が当たらないよう、エアコンの風向きを調整したり、薄手のカーディガンや腹巻などを着用して腰の保温に努めてください。

 

 

 

まとめ

 

デスクワークで腰の痛みが積み重なると、ひどい場合は、ぎっくり腰に発展する可能性もあります。

夏から秋にかけては、夏の疲れや気温の変化によって、ぎっくり腰が起こりやすいシーズンでもあるので、特に、この時期、腰痛を感じておられるデスクワークの方は、腰痛対策を積極的におこなうことをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介した方法が、皆さまのお役に立てれば幸いです。

もし。デスクワークによる腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、デスクワークによる腰痛への対応をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他にデスクワークによる体の不調対策についてのブログ記事もありますので、参考にしていただければ幸いです。

デスクワークのパソコン作業中に肩こりで仕事に集中できない方におすすめ解消法

睡眠を取ってもで疲労が取れないデスクワークの方に知ってほしい回復法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

中腰で倉庫作業することで起きる腰がぬけそうな腰の痛みを予防ストレッチ3選

2024.09.24 | Category: ぎっくり腰,予防,体操・ストレッチ,,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,,立ち仕事,立ち方,筋肉疲労,職業病,腰痛,血流,関節

 

皆さんこんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

倉庫での荷物の搬入のお仕事をされていて方の中で、その作業で中腰姿勢をとると、腰にぬけそうな痛みを感じることはないでしょうか?

中腰姿勢は作業スピードを上げるためには必要ですが、この姿勢が腰痛を引き起こす原因となる場合があります。

先日、当院でも、倉庫作業をされておられる50代男性の方から、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じて、また、ぎっくり腰になるのでないか不安だというお悩みをお聞きしたところです。

腰痛は、日本人の約8割が、生涯で一度は経験するというデータがあるほど、メジャーな症状ですが、適切な対策を取ること予防できます。

中腰姿勢で感じる腰痛は、日常生活に大きな影響を及ぼします。

特に、倉庫で荷物の運搬や仕分けの作業されている方にとって、深刻な問題となってきます。

具体的には、荷物の持ち上げや運搬が困難になる、長時間の立ち仕事がつらくなる、休憩を頻繁に取らざるを得なくなるなどの問題があげられます。

これらの症状は、仕事の効率の低下だけでなく、精神的なストレスにもつながりかねません。

そこで今回は、中腰姿勢による腰痛が引き起こされる原因と、自宅でもできる予防法について触れていきます。

このブログを最後まで読んでいただけることで、50代男性の倉庫作業における腰痛を予防し、快適に仕事やプライベートの時間を送ることができます。

 

 

 

50代の倉庫作業者の中腰姿勢による腰痛の注意すべき5つの原因

 

倉庫での作業の過程で、中腰姿勢をとると、腰が抜けそうな痛みを感じる原因として、以下のことが考えられます。

 

偏った筋力の使う作業のため

倉庫で作業して過ごす時間が長い方は、日常的な重労働にもかかわらず、物を持ち上げたり、下ろしたり、運んだりといったときに使う特定の筋肉群のみを使用します。

そうすると、使っている筋肉ばかりが発達して、他の筋肉とのバランスが崩れる可能性があります。

これは、上半身と下半身のつなぎめであり、体の土台の働きをする腰にかかる負担を増加させます。

そのため、中腰姿勢での作業中に、腰に過度な負担がかかり、腰が抜けそうな痛みを感じる原因となる。

 

反復作業による疲労の蓄積

倉庫作業での長時間の立ち仕事や繰り返しの動作により、腰部の筋肉に疲労が蓄積します。

特に、休憩を十分に取らずに作業を続けると、筋肉が常に緊張状態になり、柔軟性が失われます。

これは、筋肉が硬くなり、急な動きや姿勢の変化に対応できなくなることを意味します。

その結果、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じる症状が引き起こされます。

 

不適切な姿勢による腰への過度な負担

中腰姿勢は、腰椎に大きな負担をかけます。特に、倉庫作業で重い荷物を扱う際に、忙しいあまり、正しい姿勢を意識せずに作業を行うと、腰に過度な圧力がかかります。

荷物を持って中腰の姿勢は、腰への負担が、立っているときより、2.2倍もかかると研究報告がされています。

つまり、中腰の姿勢をとるそのことが、腰が抜けそうな痛みを感じる症状が発生する原因となる。

 

急激な気温変化による筋肉の硬直

加古川地域では、夏から秋に変わる時期は、気温差が大きくなります。

急激な気温の変化は、筋肉を硬直させる原因となる。

例えば、倉庫内で汗をかいて作業をしてから寒い屋外への移動すると、筋肉を急激に冷やすことになり、筋肉が硬直します。

こういった倉庫での気温環境の変化に、筋肉が対応できないと、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じる症状が引き起こされます。

 

ストレスによる筋肉の緊張

仕事のプレッシャーや私生活でのストレスは、知らず知らずのうちに体に影響を与えます。

ストレスにより、腰部の筋肉が常に緊張状態になることがあります。

これは、筋肉の柔軟性を低下させ、通常なら問題ない動作でも痛みを感じやすくなる原因となる。

その結果、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じる症状が発生します。

 

参考文献:

1. 日本整形外科学会:腰痛診療ガイドライン

   URL: https://www.joa.or.jp/public/guideline/pdf/guideline_youtsuu.pdf

2. 厚生労働省:職場における腰痛予防対策指針

   URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034et4-att/2r98520000034pjn_1.pdf

 

 

 

50代倉庫作業者必見!自宅で出来る中腰で感じる腰痛へのケア術

 

 

中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みへの有効な対処法として、自宅で簡単にできるストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。

 

腰のストレッチ

2019年の日本整形外科学会の研究によると、定期的な腰のストレッチを行うことで、慢性腰痛の症状が約30%改善したという結果が報告されています。

 

・床に四つんばいになり、手のひらを肩幅に開き、ひざは腰幅に開き、背中をまっすぐにし、顔は床と平行になるようにする

・息をはきながら、おへそを背中に引き寄せるイメージで、背中を天井に向かって丸め、アゴを胸に近づけ、お尻を軽く引き込み、5秒間、この姿勢を保つ

・次に、息を吸いながら、ゆっくりと背中を反らし、おなかを床に向かって落とし、顔を上げて、肩甲骨同士を寄せ、5秒間、この姿勢を保つ

・この動作を、ゆっくりと丁寧に、10回繰り返す

 

太もも裏のストレッチ

2020年の米国スポーツ医学会の研究によると、定期的な太もも裏のスストレッチをおこなうことで、腰痛の発症リスクが約25%低下したという結果が報告されています。

 

・両足を腰幅程度に開いて、姿勢を正し、肩の力を抜き、リラックスして真っ直ぐに立つ

・片方の足を、反対側の足とクロスするように前にだします。

・その姿勢のまま、ゆっくりと股関節を軸にするイメージで、体を前に倒す

・太ももの裏が伸びるのを感じたら、前に倒した姿勢で、10秒間、息をはきながら保持する

・10秒たったら、ゆっくりと息を吸いながら、上半身を起こす

・反対側の足も同じようにおこなってください。

・この一連の動作を、足を交互に変えて、3回、繰り返えす

 

腰をひねるストレッチ

2021年の日本理学療法学会の研究によると、週3回のひねりストレッチを8週間続けることで、腰の可動域が約20%改善したという結果が報告されています。

 

・上向きに寝て、両ひざを立てて、両腕は体の横に置き、手のひらを床につる

・息をはきながら、ゆっくりと両ひざを右側に倒し、このとき、左肩が床から浮かないように注意する

・この姿勢を、10秒間、息をはきながら保持する

・息を吸いながら、ゆっくりとひざを元の位置に戻す

・次に、息をはきながら、ゆっくりと両ひざを左側に倒し、このとき、右肩が床から浮かないように注意する

・この姿勢を、10秒間、息をはきながら保持する

・息を吸いながら、ゆっくりとひざを元の位置に戻す

・右側と左側を1セットとし、これを、3セット、繰り返えす

 

倉庫作業者の方は、以上のような就寝前や起床後にこのストレッチをおこなうことをおすすめします。

自身の体調と相談しながら、無理のない範囲でこのストレッチを実践してください。

また、ストレッチをしても腰の痛みが続く場合は、専門医への相談をおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

当院の統計ではあるのですが、夏から秋になる季節の変わり目この時期は、腰痛を訴える方が増えます。

ですので、今回、取り上げた腰に負担をかけるお仕事である倉庫作業をされておられる方は、特に、腰へのケアを積極的にこの時期はおこなうことをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも中腰姿勢で作業をするとぬけそうに感じる腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回、取り上げさせていただいた中腰姿勢による腰痛に対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に荷物の持ち下ろしによるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

倉庫作業の腕の痛み解消法!50代男性向け簡単にできるセルフケアの方法

腰や背中の痛みを軽減!正しい重量物の持ち上げる際の注意点とコツ

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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