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栄養・食事・飲み物 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

睡眠時間は足りてるのに朝スッキリしない…その原因は「睡眠の質」かも?

2026.02.12 | Category: いびき,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,免疫,入浴,呼吸,寝起き,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,睡眠,睡眠時無呼吸症候群,胃腸,飲酒

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

健康を保つために、重要なピースの一つに、「睡眠」があげられます。

当院でも、睡眠に関して、

「7時間ぐらいは寝ているのに、朝、すっきり起きられない・・・」

「寝てるはずやけど、疲れが抜けない・・・」

などといったお悩みをお聞きすることが少なくありません。

個人差がはありますが、一般的に、睡眠の時間は、6〜7時間程度が適切とされています。

それぐらいの睡眠時間は確保しているのに、こういったお悩みが出るのは、

「睡眠の質」

にその要因の一つがあると考えられます。

そこで今回は、「睡眠の質」が悪くなる理由や改善するための方法について紹介させていただきます。

 

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睡眠の役割

 

睡眠は、単なる休息ではなく、体と脳を修復するための貴重な時間です。

睡眠中に、脳では、日中に得た情報を整理し、必要なものは記憶として定着させ、不要なものは消去する作業が行われています。

また、睡眠中に肉体では、いろいろなホルモンが体内で分泌されることで、筋肉・内臓・骨・皮膚が修復され、また、ストレスや血糖なども調整されます。

さらに、睡眠をとることで、免疫の細胞の働きが活発化するので、感染症や炎症への防御力が上がります。

つまり、睡眠の時間帯は、人間の体は、肉体と心を整える治療の時間であります。

反対に言えば、この睡眠の質が低下すると、心身の状態が悪くなることに直結します。

 

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睡眠の質とは

「睡眠の質」とは、何を指しているのか?

それは、睡眠のリズムをさすことが多い。

睡眠には大きく分けて、以下の二つの状態があります。

ノンレム睡眠(深い眠り):
脳が休息し、体の修復が中心に行われ、心拍数・呼吸数が落ち着き、成長ホルモンの分泌がピークになる。

レム睡眠(浅い眠り):
脳が活動状態になり、夢を見やすく、感情の整理、記憶の定着を行う。

この2つの睡眠の状態が、約90分サイクルで入れ替わり、それが一晩に4~6回繰り返されます。

具体的には、1サイクルである約90分の中では、深い眠りであり脳が休まるノンレム睡眠が60~80分、浅い眠りである脳が活動するレム睡眠は10~30分程度で入れ替わります。

また、睡眠の寝入り〜夜中は、ノンレム睡眠の時間が長くなり、明け方はレム睡眠の時間が長くなるといった睡眠のリズムの変化が見られます。

つまり、深い眠りであるノンレム睡眠がしっかりとれた上でレム睡眠へ移れるといった睡眠のリズムがいい状態が、高品質な睡眠と言えます。

睡眠時間が長くても、この睡眠のリズムが乱れていれば、睡眠の質が低下していることで、脳や肉体が回復しないまま、朝、起きた際に、起きにくさや疲労感が残る現象が起きます。

 

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睡眠の質を低下させる主な日常の習慣

睡眠の質の低下は、以下のような生活習慣によってひき起こされやすいと考えられています。

スマホやパソコンによる強い光

寝る前までに、スマホやパソコンを見続けることで、強い光が目に入ります。

人間は、太古の昔は、日の出と共に起きて太陽の光を感じ、太陽が沈んで暗くなるとともに寝るといった生活を送っていました。

光を浴びて活動し、暗くなると寝るといった習慣が、体のシステムとして刻み込まれています。

寝る前まで、強い光を浴びていると、体はまだ昼間だと勘違いして、体を睡眠モードに切り替えないまま、睡眠に入ることになります。

その結果、浅い睡眠の時間帯が多くなり、睡眠のリズムが崩れて、睡眠の質が低下します。

就寝前の食事・飲酒・カフェインなどの摂取

辛いものやカフェインを含む飲み物や食べ物は、体を興奮させる作用があり、晩ご飯に多く摂取することで、体がリラックスモードになかなか切り替わらず、睡眠の妨げになります。

また、アルコールを含んだ食べ物や飲み物は、脳の機能を低下させ、それが脳が行う睡眠のコントロールを乱し、睡眠の質を下げてしまいます。

不規則な睡眠スケジュール

人間の体は、朝、起きて活動して、夜、暗くなったら寝る、と言った一定のリズムを刻むことで、体がそのリズムに合わせて自動的にそうしやすいように体を調整します。

しかし夜勤や夜更かし・休日など、寝る時間と起きる時間がバラバラになると、体内のリズムが乱れて、寝るときに体を睡眠モードにうまく切り替えることができないことがでて、その結果、睡眠の質の低下につながる場合がある。

寝る環境の質

寝る際の環境も、睡眠の質に大きく関わります。

具体的には、

・睡眠をとる部屋の照明が明るすぎる

・睡眠をとる部屋の気温・湿度に不快さを感じる

・寝た時のベッドや枕など寝具への違和感

・寝る時の服装が生地やサイズが合っていない

と言った要因も睡眠の妨げになります。

 

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睡眠の質が悪いときに疑うべき病気

生活を改善しても睡眠の状態が良くならない場合、以下のような病気の可能性もあります。

あまりにも、毎朝、起きた時に疲労感が残っていたり、日中に急激な眠気を感じるような場合は、まずは早急に睡眠外来や内科での精密検査をおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群

車や電車の運転手が、運転中に眠気で意識を失い事故につながったというニュースを聞いたことがあるかと思います。

この原因として、よく聞くのが、「睡眠時無呼吸症候群」です。

特徴として、寝ている間に呼吸が止まる時間帯が長く、熟睡できておらず、日中の強い眠気を訴えます。

いびきが大きいと指摘される方は、睡眠時無呼吸症候群である可能性も高いので注意をしてください。

レストレスレッグス症候群

レストレスレッグス症候群とは、むずむず病とも言われ、その名の通り、足がむずむずと感じることで、寝つきが悪くなったり途中で目覚めやすくなる病気です。

これは、体の鉄分の不足や神経同士が連絡するために分泌する物質の異常などによって起こります。

ですので、頻繁に寝るときにむずむず感を感じる場合は、医療機関での検査を受けてください。

うつ病

うつ病は、一日中、気分が落ち込んだり、何事にも興味が持てなくなったり、眠れない、疲れやすいといった心身の症状が継続して起こることで、日常生活に支障をきたす病気です。

要因としては、脳内の神経の機能低下や、ストレス、遺伝的な要因、性格的な要因などが複雑に関係して発症します。

 

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睡眠の質を高めるためにできるセルフケア

睡眠の時間をしっかり確保しているにもかかわらず、朝、起きにくいことや疲労感が取れないなどが続けて起きている場合は、まずは、リスク管理のために、病気の可能性を考えて、専門の医療機関を受診してください。

その上で、睡眠の質を上げるための方法として、以下の日常生活でもできる生活習慣のポイントを紹介させていただきます。

起床と就寝時間を整える

睡眠の質を上げるには、睡眠のリズムを整える、つまり毎日、

・決まった時間に寝る

・決まった時間に起きる

ことが最も重要です。

休日でもなるべく、特に、起きる時間を普段と変わらずにすることが望ましいです。

また、起床後に、意識して太陽の光を体に浴びるようにしてください。

そうすることで、体内時計がリセットするためのホルモンの分泌が促され、それが睡眠の質の向上に繋がります。

寝る前1時間に目に強い光を入れるのを避ける

就寝1時間前には、スマートフォン・パソコン・テレビなど使用をやめて、目に強い光が入るのことで脳に過度の刺激が入ることを避けてください。

また、スマホは、ベッドに持ち込まずに、体から遠ざけることも有効です。

もし、どうしても見ることを避けるのが難しい場合は、ナイトモードや暖色設定などを使い、デバイスから放たれる光の照度を下げて使用してください。

寝室の環境を整える

睡眠の深さには、温度・湿度・照明の3つ条件が大きく関わります。

具体的には、

・室温:18~22℃前後

・湿度:40~60%

・照明:入眠前は暖色系、就寝時は完全に暗くするもしくは間接照明

の状態を保つように、エアコンや加湿器・照明器具を設定してください。

また、寝返りが打ちやすくするのも、睡眠の質を上げる助けになります。

寝具の幅や硬さ、一緒に寝ているお子さんやペット・ぬいぐるみから離れるなどの見直しをしてみてください。

適切な食事・水分・カフェイン管理

睡眠の質を上げるには、就寝前の飲食の状態を整えることも需要です。

夕食は、寝る3時間前までに済ませることがおすすめです。

また、過度の脂っこい食事やアルコール飲料は、胃腸の負荷をかけるため、睡眠中に体が休めなくなります。

コーヒーや紅茶などカフェイン入りの飲料を飲むのでしたら、寝るおよそ5〜7時間前、だいたい、午後3時以降には控えることがベターです。

就寝前の入浴法

寝る直前に、熱いお風呂に入ってしまうと、かえって入眠が悪くなります。

理想的なのは、寝る時間1〜2時間前に、38〜41℃程度のぬるめのお湯設定した湯船に、10〜15分ほどつかってください。

入浴後1〜2時間かけて、入浴によって上がった体温が、ゆっくりと下がっていくことで、自然な眠気が訪れ、それが質の高い睡眠を生みます。

湯船につかる入浴がベストですが、シャワーのみの入浴の場合は、シャワーから出るお湯を首筋や背中を集中的に当てるようにしてください。

適度な運動の習慣

余裕があれば、日中に、1日20〜30分程度のウォーキング、ストレッチ、軽い筋トレをすることで、深い睡眠を促します。

ただし、就寝直前の激しい運動をすると、体を活動モードにするので、遅くても寝る2時間前には終えるようにしてください。

また、寝る前には、深呼吸を意識的に行うと、体がリラックス状態に促しやすくなります。

 

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まとめ

 

睡眠は、1日の疲れを癒すだけでなく、ホルモンのバランスや免疫・ストレスの緩和・記憶の整理など多岐にわたって、体を整えてくれます。

睡眠を取らなければと時間だけ確保しても、睡眠の質が伴わなければ、その効果は減少してしまいます。

ですので、睡眠の質を上げて、日常生活をより充実したものにするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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胃腸が原因かもしれない背中・腰の痛みが起きる原因と日常でできるセルフケア

2026.01.29 | Category: ぎっくり腰,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,便秘,免疫,呼吸,日常生活の動作,栄養・食事・飲み物,生活習慣,胃痛,胃腸,背中の痛み,腰痛,運動

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、50歳代女性の方が、背中から腰にかけての痛みを訴えて来院されました。

検査をしていると、お腹の左側に強い張りを感じたため、胃腸の調子を聞かせていただくと、

「最近はあまり調子が良くなくて、揚げ物とかしんどくて・・・」

「逆流性胃腸炎は元々持ってて、薬は飲んでるんですけど・・・」

「でもこの前、飲み会があって、結構、お酒を飲んでしまって・・・」

とのことでした。

腰痛は、腰周辺に筋肉の過緊張や関節のゆがみなどで引き起こされるだけでなく、こういった胃腸に機能障害のサインとして起きる場合があります。

そこで今回は、胃腸の機能障害と腰痛との関係とその対処法について紹介させていただきます。

 

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胃腸の不調が背中・腰に痛みを引き起こす理由

胃腸の調子が悪いとき、背中や腰まで痛くなることがあります。これは、以下のような体の中の神経の仕組みによって起きていると考えられています。

 

神経の通り道が共通している

背骨は、首の部分が7個・胸の部分が12個・腰の部分が5個と、合計24個の骨が重なってできています。

背骨の中には「脊髄」という太い神経があり、脳と体をつなげています。

24個の骨からなる背骨の骨と骨の間から、脊髄から枝分かれた神経が左右に出ています。

その枝分かれした神経が、内臓や皮ふ・筋肉などの組織につながっています。

イメージとしては、体の中心部は24階建てのビル(背骨)で、その中に24階の各階につながるエレベーター(脊髄)があり、ビルの各階のエレベーター(脊髄)の出入り口から左右に伸びていく廊下(枝分かれした神経)があり、廊下にそってつながっている部屋(内臓や筋肉・皮ふ)になっていると思ってください。

体の構造として、胃腸の痛みを伝える神経と、背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経は、24階建てのビル(背骨)のなかの同じ階にあります。

胃腸の痛みを伝える神経と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経が、その脳に情報を伝える際には、ビル(背骨)の同じ階からエレベーター(脊髄)につながり、胃腸の痛みの情報と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みの情報は、一緒にエレベーター(脊髄)に乗り込むことになります。

 

ずれて感じる痛み

胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が、共通しているため、その情報が脊髄の同じ部分に集まります。

そのため、脳は「胃腸が痛い」という信号を、「背中や腰が痛い」と感じることがあります。

これは「関連痛」と呼ばれています。

関連痛の特徴としては、「ずれて感じる痛み」です。

たとえば、胃や十二指腸の病気では、胃や十二指腸の位置に近いみぞおちだけでなく、肩甲骨の内側あたりの背中に鈍い痛みや重さとして感じられることがあります。

これは、胃腸の痛みが、同じ神経の通り道に支配される背中の領域に「ずれて」感じられているためです。

 

筋肉が反射的に緊張する

胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が共通しているため、胃腸の不調の情報が脊髄に伝わると、その情報が脊髄で跳ね返る感じで反射的に背中や腰の筋肉や皮ふに伝わります。

これにより、背中や腰の筋肉が過緊張し、張りや痛みとして感じられることがあります。

これは、「内臓-体性反射」と呼ばれる仕組みで、筋肉が反射的に緊張することで起きる現象です。

 

膜の炎症が広がる場合

内臓は一部を除いて、「腹膜」という膜に包まれています。

この腹膜は、体の内側の背中や腰にあたる部分に付着して、内臓を吊るして支えています。

胃や十二指腸の不調による炎症が、それらを包む腹膜にまで広がる場合があります。そうすると、腹膜に分布する神経が刺激され、腹膜が付着している背中や腰に痛みが広がることがあります。

これは「腹膜炎」と呼ばれる状態の一部で、多くの場合、発熱や強い腹痛を伴い、胃腸の調子が重症である場合が多いです。

 

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危険な背中や腰の痛みを伴う胃腸の不調

胃腸の不調に伴う背中や腰の痛みの中には、「レッドフラッグ(危険なサイン)」となる症状があります。

放置すると重い病気や生命の危機ににつながることもあります。

以下のような特徴がある場合は、できるだけ早く内科や消化器科などの専門の医療機に受診してください。

 

急に激しい痛みが発症している場合

みぞおちや背中・腰に、

「今まで感じたことのないほど激しい痛み」

「痛みが波のように襲ってきて、じっとしていられない」

といった症状が出ている場合は、膵炎(すいえん)、胆石、胃・十二指腸に穴が空いているなどの重い病気の可能性があります。

 

発熱や寒気を伴う場合

胃腸の調子が悪いのに、

「38℃以上の発熱」

「ふるえるほど寒気を感じる」

「体がだるい」

「食欲がまったくない」

といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こっている場合、腹膜炎、膵炎、胆嚢炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)など、内臓で感染や炎症が広がっている可能性があります。

 

夜間や安静時に痛みがひどくなる場合

背中や腰の痛みが、

「夜、寝ているとき」

「じっとしているとき」

に強くなる場合、内臓の炎症や腫瘍が関係している可能性があります。

 

体重が急に減っている場合

「食欲がない」

「食べても体重が減っている(1~2か月で3~5kg以上)」

「お腹が張る」

「お腹の違和感が長く続いている」

といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こってい流場合、胃がん、膵がん、大腸がんなどの消化器がんの可能性があります。

 

黒い便や吐血がある場合

背中や腰の痛みが起きているとともに、

「大便が黒く、ねばねばしていて、悪臭が強い」

「吐いたときに血が混じっている」

といった症状が伴っている場合は、胃や十二指腸の潰瘍やがんなどによる出血のサインである可能性が高い。

 

腹部が張って硬く、押すととても痛い場合

「お腹全体が張っている」

「お腹を押すとお腹が強烈に痛い」

「お腹を押すと背中や腰の痛みも強くなる」

などの場合は、胃・十二指腸に穴があいていたり、内臓を包んでいる膜に炎症を起こして可能性があり、この場合はすぐに病院に行く必要があります。

 

足のしびれや力が入らない場合

背中や腰の痛みに加えて、

「足がしびれる」

「足に力が入らない」

「歩きににくい」

「尿や便が漏れやすくなる」

などの場合は、脊髄や神経に病気が隠れている可能性があります。

 

脂っこい食事やアルコールで痛みが強くなる場合

脂っこい食事やお酒を飲んだあとに、

「みぞおちや背中・腰の痛みが急に強くなる」

「吐き気や嘔吐(おうと)が起きる」

などの場合は、膵炎や胆石の可能性が高い。

 

みぞおちの痛みが背中に広がる場合

「みぞおちの痛みが、肩甲骨の内側あたりに広がって、何日も続く」

「空腹時や食後のタイミングで痛みが発生する」

などが起こっている場合は、胃・十二指腸に穴が空いていたり、膵炎の可能性があります。

 

持病や薬の使用で起こる場合

「過去にがんを発症したことがある」

「長期間、ステロイドや免疫抑制剤を飲んでいる」

などの方が、背中・腰の痛みの症状を伴い長引いている際には、内臓や骨に異常が起きている場合があるので、医療機関での相談や検査を受けてください。

 

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胃腸の不調による背中から腰の痛みを緩和させるための生活習慣

医療機関で、内臓や骨の検査をしても異常がない場合、生活習慣を整えて、胃腸の痛みを緩和させて、それに伴って、背中や腰の痛みが緩和されることが期待できます。

以下のような日常生活でできるセルフケアを取り入れてみてください。

 

食事の見直し

胃腸に負担をかけない食事にすることで、胃腸で起きる炎症や過緊張を減らし、その結果、背中・腰の痛みも軽くなりやすくなる。

特に、不調があるうちは、脂っこいもの・辛い刺激物・お酒を控え、おかゆ・蒸し野菜など、胃にやさしいものを中心にとることをおすすめします。

また、早食いやドカ食いは胃に大きな負担をかけますので、

・口に入れた食べ物は30回程度よく噛む

・食事の時間を15~20分以上かける

・夕食は寝る2~3時間前までに済ませる

と言うことで、消化がスムーズになり、胃もたれや背中・腰の張りが減りやすくなります。

また、唐辛子、酢、レモン、コーヒー、炭酸飲料などは胃粘膜を刺激するものを過度に飲み食いするのは避けてください。

さらに、便が腸にたまると、お腹が張り、腰への負担が増えることがあります。

ですので、野菜、果物、全粒穀物食物繊維と水分をこまめに摂るようにしてください。

お腹が冷えることと、胃腸の動きが悪くなり、腰や背中の張りや痛みが強くなることがあります。

冷たい飲み物やアイスを控え、温かい飲食を心がけ、腹巻きやカイロでお腹や背中腰を温めるようにすると、胃腸の調子と背中・腰の違和感が和らぎやすくなります。

 

姿勢と体の使い方

胃腸の不調によりみぞおちあたりが痛いと、無意識に背中を丸めがちになります。

その姿勢が長く続くと、背中・腰の筋肉が過緊張し、痛みや張りが強くなります。

座っているときや立っているときに、長時間、同じ姿勢になることを避けるために、

・背筋を伸ばす

・肩甲骨を軽く寄せる

・足踏みをする

など、30分から1時間に1回程度は、意識的に体を動かしてください。

 

ストレスを緩和させる

胃腸はストレスにとても敏感で、ストレスが強いと胃腸の動きが乱れたりします。その影響で、背中・腰の筋肉も緊張しやすくなります。

ですので、ストレスをうまく緩和させるためには、

・毎日、深呼吸や腹式呼吸を1日5~10分程度行う
・就寝の1時間前からスマホやテレビなどの明るい光が目に入るのを避ける

・頭を指先きで軽くリズムよく叩いて脳に刺激を入れる

・軽いストレッチや散歩など運動をする

ということを行なってみてください。

 

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まとめ

胃腸は、免疫機能にも大きく関わっています。

胃腸を整えることは、腰や背中の痛みの緩和だけではなく、感染症が増える冬場は、感染症予防につながっていきます。

ですので、胃腸の不調は、いずれ治るだろうと放置するのではなく、リスク管理もしつつ、胃腸を意識してケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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冬の肩こり・めまいは脳の血流障害のサインかも?見分け方と防ぐための生活習慣

2026.01.22 | Category: 予防,体温,入浴,,冷え,冷え性,,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,肩こり,肩の痛み,血圧,血流,,頭痛,首の痛み

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

冬の寒さが本格的になるこの時期は、肩こりや首こりからくるだるさや気分の悪さ・めまい・ふらつきなどの症状で来院される方が多くなります。

これらの症状は、筋肉の過緊張や関節のゆがみが原因で起こることもありますが、

「脳の血流障害による病気」

の発生した場合、もしくは発生前の予兆としてこれらの症状が伴う可能性があります。

特に、寒い冬季の間は、脳梗塞やくも膜下出血など脳の血流障害による病気の発生リスクは高まると統計でも報告されています。

脳の血流障害による病気が発生すると、生命の危機に関わることが多く、また、手当が遅れると後遺症が残り、日常生活に大きな影響が出ます。

そこで今回は、冬に起こりやすい脳の血流障害による病気の概要や注意点・予防方法などについて紹介させていただきます。

 

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冬に脳の血流障害による病気が増える理由

冬に脳の血流障害の発生による病気が起こりやすくなる理由を、以下で紹介させていただきます。

 

寒さにより血管への負荷が上昇するため

血液は、酸素や栄養を含んだ36~37℃程度の温かい液体です。

その血液が全身に巡ることで、体の各組織の細胞が機能して、体温も保たれます。

冬に寒くなると、体は熱を逃がさないために、血管を狭めて血流の流れを減らします。

そうすると、血圧が上昇しやすくなり、血管に大きな負荷が内側からかかります。

その負荷に耐えれず血管が損傷する場合があります。

その血管の破綻が脳内で起こることで、脳細胞の圧迫や機能低下を引き起こし、病気が発生します。

 

乾燥による体の水分の不足するため

冬は、空気が乾燥し、それによって皮ふや呼吸から体の水分が失われやすくなります。

また、冬は汗をかくことも少なく、のどの渇きを感じる感覚が少なくなったり、飲み物を取る機会が減ることで、体の水分は不足しがちになります。

体の水分が減り、脱水の状態になると、血液の濃度が上がり、液体として粘りの強まります。

そうすると、血栓とも呼ばれる血のかたまりができやすくなり、それが脳の血管で詰まることで、脳の病気の発生リスクが高まる場合もあります。

 

寒暖差によって血圧が急変するため

冬は、暖かい場所と寒い場所の出入りが多くなります。

例えば、暖房の効いた部屋から寒い入浴時の脱衣所そして温かい浴室への入室など、冬はかなり体が寒暖差にさらされやすい。

このような急激な温度変化は、体が無意識下で自動的に血管を広げたり縮めたりします。

そうすると血圧の上げ下げの変動が大きくなり、それが血管の損傷や血栓の詰まりを引き起こし、場合によっては脳で起こったことで病気を引き起こすこともあります。

 

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脳の血流障害が起こりやすいタイプ

脳の血流障害を引き起こしやすいタイプの方は、以下の特徴があります。

・高血圧、糖尿病、脂質異常症の症状がある

・心房細動や不整脈など心臓の持病を持っている

・タバコをよく吸っている

・運動の不足や太っている

・普段から水分をとる量が少ない

・高齢者

・過去に脳梗塞や一過性脳虚血発作など脳の病気を起こした事がある

 

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脳の血流障害のサイン

以下のような症状が、突然、体に現れた場合は、脳に血流障害が起こっている可能性が高いため、すぐに内科や脳外科など専門の医療機関に受診してください。

・顔の表情や口がゆがむ

・体の片側手足が動きにくい、脱力する、しびれる

・舌が回らずしゃべりにくい

・人の言っていることが理解できない

・片目または両目が見えにくい

・視野が欠ける

・ふらついて立てない、まっすぐ歩けない

・今まで験したことがないほどの激しい頭痛、吐き気

・意識が一時的になくなる

以上の症状が起こって、その後その症状が治まっても、それは後日に起こる脳梗塞の前に起こる予兆である可能性があるため、絶対に様子を見ず、すぐに病院で診療を受けてください。

 

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脳の血流障害が起こった後の後遺症

脳の血流障害による病気は、発症から医療的な処置が早いほど、命を繋ぎ止めることができますし、また、脳の血流障害による後遺症を軽くすることができます。

脳の血流障害による後遺症は、

・手足の麻痺による手の細かい作業や歩行の困難

・話せない、理解できないといった言語の障害

・食べ物が飲み込みにくい

・記憶力や判断力の低下

・認知症

・感情のコントロールができなくなる

といったことが起こり、日常生活に大きな影響を引き起こす可能性があります。

 

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脳の血流障害ではないかと判断したときの対応

体に起きている症状から、脳の血流障害が発症しているのではないかと疑われる場合は、以下の対応を心がけてください。

 

時間をおいて様子をみようしない

めまいや脱力、うまく喋れないなどの脳の血流障害が疑われる症状が一時的に治っても、一過性脳虚血や脳梗塞の前に起こる予兆の可能性があるため、絶対に様子をみようとそのまま放置するのは危険です。

 

すぐに119番通報

症状と脳の血流障害の可能性があることを伝え、救急車を要請し、救急の電話先の指令に従ってください。

 

発症した時刻を確認し記録して救急隊員や医師に伝える

脳梗塞の治療には、発症から処置まで有効な時間制限があるため、発症時刻を正確に記録することが命や予後を左右します。

 

病院に運ばれるまで安静にして、吐き気があれば横向きに寝る

脳の血流障害で意識が低下している場合は、横に寝て気道を確保し、嘔吐物で窒息状態にならないようにします。

 

自分の判断で薬を飲まない

脳の血流障害が起こってから、血圧を下げる薬などを勝手に飲むと、さらに脳内の出血を高めるリスクがあります。

 

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冬に脳の血流障害を予防するための生活習慣

冬に脳の血流障害が起きるリスクを下げるためには、普段の生活で以下のような点が特に大切となります。

室内外の温度差を小さくする

脱衣所、トイレ、玄関など、温度差の大きい場所を暖房で暖める、または、服をしっかり着込んで移動することを心がけてください。

特に、入浴時は、脱衣所と浴室を事前に温めて、お風呂のお湯の温度を熱すぎる状態にはせず、39から41℃程度のぬるめのお風呂に入るようにしてください。

 

起床時・外出前はゆっくり行動する

朝、起きたら、まず布団の中で軽く手足や腰を動かして、それからゆっくりと体を起こし布団から出てください。

外出をする際は、マスク、コート、帽子、マフラー、手袋をしっかり着用し、皮ふが直接に冷たい空気に触れないように、装備をしてください。

 

こまめな水分の補給を心がける

のどの渇きを感じなくても、1日の総飲料として1.5~2L程度、一回につき200ml程度の水分を、こまめに摂取してください。

朝に起きた時間、食事や休憩時間、入浴の前後、就寝前など、決めたタイミングで水分を意識してとる習慣を心がけてください。

 

無理のない運動を継続する

室内でもいいので、ウォーキング、軽いストレッチなどの軽い運動を、無理のない範囲で行なってください。

そうすることで、血流が良くなり体温も保てるため、予防につながります。

 

持病の管理をする

高血圧、糖尿病、脂質異常症、心房細動などは、冬に脳の血流障害が起こる要因の一つとなるため、定期的な病院の診察や服薬などをおこなってください。

また、家で朝夜に血圧計で血圧を測定し、異常があれば速やかに専門の医療機関に受診をしてください。

 

タバコや飲酒を控える

タバコを吸ったり、過度に飲酒をすることで、血管が硬くなったり負荷がかかります。

そうすると、脳梗塞や脳出血などの脳の病気が発生するリスクが高まります。

タバコはなるべく控えて、お酒の飲む量はビールなら350ml・日本酒なら1合程度に抑えることをおすすめします。

 

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まとめ

私自身、3度、身内が脳梗塞の予兆の症状が起きている現場に居合わせて、すぐに脳外科に連れて行きことなきを得た経験があります。

そのような経験から、脳の血流障害の発生は、ご自身やご家族など誰にでも起こりうることと考えております。

脳の血流障害は、発生から処置まで、いかに素早く対応できるかが肝です。

ですので、脳の血流障害に関する情報を事前に持っておいて判断するためにも、今回のブログがみなさまのお役に立てれば幸いです。

病院で検査をして、脳の血流障害の可能性がないことがわかり、肩こりや首こりが筋肉の緊張や関節のゆがみで起こっている場合でしたら、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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冬の指先の冷えがスッキリ改善するための簡単にできるカイロを効果的な対処法

厚着していても起こる冬の足の冷えの要因とデメリットを解消するための3つの運動方法

1年間健康を維持するために“代謝”を整えることの重要性と簡単にできる対策

2026.01.01 | Category: ウォーキング,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,免疫,寝起き,日常生活の動作,,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,睡眠,血圧,血流,運動

みなさん、明けましておめでとうございます。

加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

本年もよろしくお願いいたします。

正月は、新たに一年が始まるということで、どういった年にしたいかと考えられる方も少なくないかと思われます。

その考えられることの一つとして、

「運動不足を解消したい」

「疲れにくい体になりたい」

「ダイエットをしたい」

など健康に関することもあるかと思われます。

こうしたすべての健康への思いに共通して関わっているキーワードが、実は、

“代謝”

です。

“代謝”は、日常生活においては目には見えず意識しにくい働きですが、私たちが生きている限り一瞬も止まらない体の中で起きている活動です。

1年間を健康に過ごせるかどうかは、この“代謝”の状態によって大きく影響を受けます。

そこで今回は、新しい1年がスタートすることを踏まえて、「代謝」を中心テーマに、その働きや日常生活でできる具体的な整え方までを紹介させていただきます。

 

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代謝とは

代謝とは、体の中で起こるすべての化学反応の総称で、

・食べたものを分解してエネルギーに変える

・古くなった細胞を壊し、新しい細胞を作る

・体温を保つ

・内臓や筋肉、脳を働かせ続ける

などといったように、生きるための作業を休みなく続ける仕組みが代謝です。

代謝の働きは大きく2つに分けられます。

一つは、「異化」と呼ばれる食べ物や体に蓄えた栄養を分解し、エネルギーを取り出す働きです。

もう一つは「同化」と呼ばれる分解して得た材料やエネルギーを使い、筋肉・骨・皮膚・ホルモンなど体を作り直す働きです。

代謝の「異化」と「同化」の2つが、バランスよく回っている状態が、代謝が良い状態と言えます。

 

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代謝が良いとなぜ健康につながるのか

代謝が良いことで、それが健康につながる理由について、以下で紹介させていただきます。

疲れにくく、回復しやすい

代謝の働きは、エネルギーの生産と体の組織の構築です。

この2つが整っている体は、筋肉や脳や内臓など、体の組織を動かすエネルギーが十分に補充されている状態です。

また、日常の活動で傷ついた筋肉や脳や内臓など、体の組織を修復されやすい状態です。

そのことで、体に疲れがたまりにくく、疲れても回復が比較的スムーズになりやすいと考えられます。

 

太りにくく、体重が安定しやすい

代謝が活発だと、食べたり飲んだりして摂取したものが、スムーズに吸収分解されてエネルギーに変換され、日常生活の活動や体の維持に効率よく使われます。

そうすると、食事でとったものが余らずエネルギーに変換されるので、余分な脂肪として蓄積しにくくなります。

その結果、過剰な体重の増加が予防でき、安定した体重を維持することができます。

 

冷え・むくみが起きにくい

代謝によって、エネルギーが生産されると、その過程で熱が発生します。

そうすると、体温が適正な状態が保たれて、血流や体温調節もスムーズにおこなえます。

血流が良くなると、栄養や酸素や熱を、体の末端まで届きやすくなります。

その結果として、冷えやむくみの予防の効果が期待できます。

 

免疫力の維持につながる

代謝による生産活動の一つに、免疫細胞の生産があります。

それによって、免疫細胞が、日々入れ替わりながら体の中で働いています。

代謝の状態が安定していると、免疫細胞が安定して生産されるので、感染症などに対する抵抗力を保つ土台になると考えられています。

 

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代謝を整えるために日常生活ですべきこと

代謝は、体調・体型・回復力・免疫力など健康を支える存在の一つです。

健康に重要な役割を担う代謝を整える方法として、今日から意識できる4つのポイントを以下で紹介させていただきます。

 

酸素を体に取り入れる

代謝はエネルギーの生産を担いますが、その材料として酸素が必要です。

酸素があってこそ代謝がスムーズに進みます。

しかし、現代において、人は過剰なストレスやデジタル機器操作による不良姿勢などの影響で、呼吸が浅くなりがちです。

呼吸が浅く、十分な酸素を体に取り込めない状態が続くと、エネルギー生産が効率的に行われにくくなり、疲れやすさにつながることがあります。

ですので、酸素を十分に体に取り込むための日常でできる工夫として、

・朝、起きたら、ゆっくりと深呼吸を3~5回おこなう

・背伸びなどして背筋を伸ばす時間を増やす

・胸を広げて呼吸しやすい姿勢を意識する

・軽い散歩やウォーキングで、自然と呼吸が深くなる時間をつくる

などといったことを意識して生活をおくってください。

また、呼吸を深くするコツとして、「しっかり息をはく」ことが重要です。

息をしっかりはくことで肺の中のスペースをあき、その空いたスペースに酸素を入れるために、自然と息を深く吸うことができます。

 

水分を体に取り入れる

体の約60%は水分でできており、多くの代謝の反応は、体の細胞の水の中で行われます。

また、水分が不足すると、血液が濃くなりやすく、栄養や酸素の運搬の効率が落ちます。

つまり、その結果として、代謝全体の働きが鈍くなり、疲れやすさやだるさにつながることがあります。

代謝を活発にするためには、水分が必要であることから、十分な水分を体に確保するための日常でできる工夫として、

・朝、起床後、すぐにコップ1杯(200ml程度)の水を飲む

・のどが渇く前に、こまめに少量ずつ水分をとる

・常温~やや温かい飲み物をとる

などがあげられます。

胃腸で水分は吸収するのに、ある程度時間がかかります。

ですので、一気に水分を大量に飲むより、少量を回数多くのほうが、体にとっては負担が少なく、なおかつ代謝の土台となる水分を確保しやすくなる。

 

運動をする

代謝を整える上で、運動による身体の活動は欠かせません。

運動によって筋肉をつかうことで、体のエネルギーが消費されます。

筋肉の活動によって消費されたエネルギー分を補充するために、エネルギーの生産活動が活発化、つまり代謝の活動が上がります。

また、筋肉を動かさない状態でも、筋肉量が多いほど、安静時でも消費されるエネルギー=代謝量がわずかに増えます。

他にも、運動によって、筋肉の中や周辺を通っている血管を刺激して、血流が促進され、全身に酸素や栄養が行き渡り、代謝活動がスムーズに進みやすくなります。

代謝を整えるために日常でできる運動の工夫として、

・エレベーターやエスカレーターより、無理のない程度に階段を使ってみる

・1日10~20分のウォーキングを、できる日から少しずつ始める

・寝る前に、痛くない範囲での軽いストレッチを行う

など体を少しでも動かす意識を持って過ごしてみてください。

また、きつい運動を短期間だけ頑張るより、無理なく続けられる運動を習慣にするほうが、代謝を長期的に整えるのに効率的です。

 

睡眠をとる

睡眠は、1日の代謝を立て直す、とても重要な時間です。

睡眠中に、成長ホルモンなどが分泌され、日中に傷んだ細胞の修復や再生が進みます。

つまり、しっかり睡眠をとることで、成長ホルモンが十分に分泌されている状態が続くと、長期的に体の代謝がうまく回りやすくなります。

反対に、慢性的な睡眠の不足や睡眠の質の低下は、ホルモンバランスに乱れを通じて、太りやすさや疲れやすさ、血糖コントロールの不調などのリスクが上がることが研究で報告されています。

代謝と深い関わりのある睡眠をとるのために日常でできる工夫として、

・寝る約90分前を目安に入浴を済ませ、体温の自然な低下を睡眠につなげる

・就寝前のスマホ・タブレット時間をできるだけ減らし、強い光や刺激を避ける

・平日・休日に関わらず、毎日、できるだけ同じ時間に起床や就寝をする

ことが重要になります。

睡眠は、寝る時間の長さだけでなく、質も大切です。

寝入りのスムーズであったり、途中であまり目が覚めない、朝の目覚めがスッキリしている、寝起きに疲労感を感じない、といったことを感じているならば、睡眠の質が良いと言えますので、ご自身の睡眠の状態を意識して観察してみてください。

 

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まとめ

代謝を整えるためには、特別な健康法をする必要はなく、日常生活でちょっとした意識を持つことで可能になります。

この小さな習慣が、1年後の疲れにくく、調子の良い体をつくる基礎になります。

今年1年を代謝を大切にする生活として過ごすために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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ウォーキングをしすぎたことで太ももの前面が痛くなる理由とその対処法

ご高齢者の方の睡眠改善: 中途覚醒の理由と効果的な対策

せっかくの正月休みなのに体調不調の方が増える理由とその予防の方法

2025.12.29 | Category: ストレス・自律神経障害,めまい,予防,体操・ストレッチ,体温,,冷え,寝起き,心臓,感染症,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,睡眠,胃痛,胃腸,脱水症,血圧,血流,運動,頭痛,風邪,飲酒

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

12月も終盤に入り、そろそろ、正月休みに入られた方も多いかと思われます。

年間の休みの中でも、年末年始のお休みは、長期にゆっくりと過ごせるので、心身が癒されます。

その一方で、年末年始は急病の受診が増える時期であることが、救急の外来や休日の診療所のデータからみてとれます。

そこで今回は、年末年始に起こりやすい具体的な症状を整理しながら、この時期に体調不良が増える理由とその予防法について紹介させていただきます。

 

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年末年始に起こりやすい具体的な症状

救急の医療機関の統計では、12~1月は救急搬送件数が増加します。

特に、年末年始は通常診療が休診となる医療機関が多いため、軽症から重症まで幅広い患者が救急外来に集中します。

以下で、年末年始に多い体調不良の症状とその症状が発生する要因について紹介させていただきます。

胃腸症状

年末年始の体調不良で特に多いのが、胃腸のトラブルです。代表的な症状として、

・胃もたれ

・胃痛

・吐き気

・嘔吐(おうと)

・下痢

・便秘

・逆流性食道炎

などがあげられます。

年末年始は、お鍋や焼き肉、おせち料理やお餅、お酒やジュースなど、高脂肪で高糖質の飲食が増え、つい食べ過ぎ・飲み過ぎになりがちです。

そうすると、胃腸が本来の消化や吸収能力を超える量を処理することとなります。

その結果、胃腸の動きが低下したり、アルコールの刺激によって胃腸の粘膜が障害され、炎症やけいれんを起こす一因となる。

また、正月休み中は、普段は決まった時間にとっている朝・昼・夕の食事時間が乱れやすくなります。

胃腸は自律神経の影響を強く受ける臓器であり、正月休みで食事リズムが急に変化すると、自律神経がその変化にうまく対応できず、胃腸の働きが乱れて不調を起こしやすくなると考えられています。

 

頭痛・めまい・ふらつき

仕事中は大きな不調を感じなかったのに、年末年始には、次のような症状が目立ちやすくなります。

・緊張型頭痛

・片頭痛

・立ちくらみ

・めまい

・頭が重い感じ

これらは、いわゆる「余暇病」と呼ばれる状態の代表例とされています。

「余暇病」が発症する要因のひとつとして、寝だめや夜更かしなどにより体内時計が乱れ、それに伴って自律神経のバランスがくずれることがあげられます。

自律神経は、血流や血圧の調節にも関わっており、生活リズムが乱れることで脳の血流が不安定になり、片頭痛や緊張型頭痛、立ちくらみ・めまい、頭の重さといった症状が起こりやすくなると考えられています。

さらに、正月にアルコールやカフェインの摂取量が増えると、血管の収縮や脱水を引き起こし、これらの症状の発症が増える要因にもなる。

 

睡眠の障害

年末年始の長期休暇では、睡眠に関するトラブルも増えがちです。

具体的には、

・寝つきが悪い

・夜中に何度も目が覚める

・朝、なかなか起きられない

などといったことが起こります。

休みに入ると、朝、起床する時間が遅くなりやすく、それに伴って睡眠に関わるホルモンの分泌リズムが乱れやすくなります。

また、日中の活動量が減ったり、夜にお酒を飲む機会が増えることで、深い睡眠が減り、全体として「睡眠の質」が低下しやすくなります。

こうした、起床時間・活動量・飲酒習慣などの変化が重なることで、睡眠リズムが乱れ、入眠障害や中途覚醒、起床困難といった睡眠の問題が起こりやすくなると考えられています。

 

循環器のトラブル

年末年始は、特に、ご高齢の方や循環器系の持病をお持ちの方にとって、心臓や血管のトラブルが起こりやすい時期です。

代表的な症状・病態として、

・血圧の上昇

・不整脈

・心筋梗塞

・狭心症

・脳梗塞

などがあげられます。

その要因として、まず気温の低下による「寒さの刺激」があります。

寒冷刺激を受けると、体温を保とうとして血管が収縮し、血圧が上昇しやすくなります。

さらに、暖房の効いた居間から、冷えた脱衣所・浴室・トイレなどに移動すると、血管が急激に収縮・拡張を繰り返し、血圧や心拍数が大きく変動しやすくなり、ヒートショックも起こりやすくなります。

こうした寒暖差による血圧変動は、心筋梗塞や脳梗塞など、生死にも関わる循環器の病気の発症リスク要因になる。

また、正月休み中に大量の飲酒をすると、心臓に持病がある場合には、心臓の働きの悪化や不整脈を誘発する危険性が高まります。

このような過度な飲酒がきっかけとなって、不整脈や心房細動が出現する状態は、「ホリデーハート症候群」と呼ばれています。

 

感染症

年末年始は、インフルエンザや感染性胃腸炎などの感染症が流行しやすい時期でもあります。

正月休みに入る前は、仕事や大掃除などで忙しくなり、疲労がたまったり睡眠の不足におちいりやすく、これらは免疫機能を低下させる要因となります。

さらに、年末は帰省や会食、初詣などで人と接する機会が増えるため、他者の咳や会話で飛沫するウイルスや細菌に接触する機会も多くなります。

このように免疫力の低下と他人との接触する機会の増加が重なることで、インフルエンザや胃腸炎などの感染症にかかるリスクが高まりやすくなります。

 

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年末年始の体調不良を防ぐためのポイント

年末年始の体調不良を防ぐためには、乱れがちな生活習慣を最小限に抑えることが重要になります。

以下でそのポイントを紹介させていただきます。

 

起床する時間を一定にする

生活のリズムを維持するためには、

「起床時刻を大きく変えない」

ことが最も重要になります。

1日が24時間ですが、人間が持つ体内時計は24時間よりはわずかに長いため、毎日、リセットする必要があります。

そのリセットは、毎朝、太陽の光を浴びることによっておこなわれます。

仕事や学校があるときは、毎日、同じ時間に起きるため、同じ時間に体内時計がリセットされます。

これが、起床時間が2~3時間ずれるだけで、リセットが遅れ、その影響で、

・自律神経の切り替えが遅れる

・胃腸の機能のリズムが乱れる

・睡眠に関わるホルモンの分泌低下

といった影響が出ます。

休日であっても平日との差は、

「±1時間以内」

を目安にしてください。

また、朝、起床後は、すぐにカーテンを開けて太陽の光を15分程度は浴びることが重要です。

 

食事を整える

年末年始に最も起こりやすい胃腸の不調への対策では、何を食べるか以上に、

「いつ・どれだけ食べるか」

が重要となります。

そのポイントとしては、

・一度に大量に食べず、腹八分目を心がける

・夜、遅い時間帯の高脂肪食を避ける

・朝食を抜かず、1日のスタートから消化管のリズムを作る

ことを心がけることをおすすめします。

消化管は自律神経と密接に連動しており、規則的な食事は、自律神経の安定し、胃腸の機能が整いやすくなります。

アルコールについても、飲みすぎることで、胃粘膜の障害や利尿による脱水・不整脈の誘発などといった医学的リスクがあります。ですので、

・飲む量を決める

・アルコールと同等の水を一緒に飲む

・休肝日を作る

ことが、循環器や胃腸の障害や感染症の発生を効果的に予防できます。

 

睡眠の質とリズムを維持する

年末年始は、睡眠の時間が確保しやすい。

その一方で、自由に過ごせるため、夜更かしや起床時間が遅くなり、睡眠のリズムが崩れて、睡眠の質が低下しやすい時期でもあります。

睡眠の質を確保するためには、

・朝の起床時刻を一定にする

・寝酒をしない

・日中の活動量を確保すること

が重要になります。

アルコールは、寝やすさを助けるように感じますが、飲み過ぎるとかえって深い睡眠を減少させ、夜間覚醒を増やすことが研究で報告されています。

また、昼寝をする場合は、20分以内で15時までに制限することで、夜間の睡眠への影響を最小限に抑えられます。

 

自律神経を安定させる

自律神経は、意識下で直接コントロールできない神経です。

その代わりに、呼吸・運動・温度刺激を通して、間接的には整えることができます。

その方法として、

・20~30分程度の散歩

・首・背中・股関節を伸ばしたり曲げたりする軽いストレッチ

・4秒間息を吸って、6秒間息をはく腹式呼吸を1日5分はする

ということをおこなうことで、自律神経のバランスを整いやすくなり、体調の不良を予防できます。

 

持病への対策

年末年始に注意が必要なのは、

・高血圧

・糖尿病

・心疾患

などの持病がある方です。

持病への対策として、

・薬は必ず年末前に余裕をもって処方してもらう

・入浴前後の温度差を小さくする

・起きたら体が目覚めるまですぐ動かない

・トイレや脱衣所、お風呂の部屋自体を温める

といったことに注意してください。

特に、寒さによる刺激は、血圧を急上昇させるので、こういった工夫が脳梗塞や心筋梗塞などの発生を未然に防ぐことにつながります。

 

休みこそ動く

「休む=何もしない」ではなく、立ったり座ったり歩いたりと、意識して、ちょこちょことこまめに動いて、体に刺激を入れてください。

医学的にみても、完全に活動を停止してしまうと、

・筋力の低下

・血流の低下

・睡眠の質低下

を招きやすくなり、体調の不良の発生原因になります。

年末年始こそ、軽く体を動かし、リズムを保つことで、最良の休養になるように心がけることをおすすめします。

 

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まとめ

年末年始の長期のお休みに、体調の不良が増えるのは、決して珍しいことでありません。

休みに入ったことで、生活リズムの急激な変化・自律神経の乱れ・免疫機能の低下・寒冷刺激といった、医学的に説明できる要因が重なった結果です。

年末年始を本当に健康的な休養期間にするために、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

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