- Blog記事一覧 -1月, 2024 | 加古川市新神野 ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
1月, 2024 | 加古川市新神野 ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
50歳代女性の方が、肩こりを訴え、ご来院いただきまました。
派遣のお仕事で、新たな職場に行かれたとき、緊張と不慣れな作業で、肩がこりきって、吐き気がするほど気分が悪くなったとのことでした。
この患者様のように、新しい環境に出向くことで、そのストレスから、きつい肩こりを発症されるかたは少なくありません。
そこで今回は、緊張やストレスから肩こりが発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、新たな環境に赴いても、肩こりに悩まされずに、すごすことができます。
緊張やストレスを感じることで、肩こりが発症するポイントは、実は、
「アゴ」
にあります。
人間は緊張やストレスを受けると、無意識に、奥歯をかみしめます。
運動や労働で筋肉を激しく使うときだけでなく、何かほかのことに夢中になっているときも、集中力をあげるために無意識のうちに歯を食いしばります。
人間が思いっきり噛みしめるときのかみしめる力は、およそ70kgといわれています。
それほどの強い力で、歯を食いしばることを続けることで、口が開けにくくなったり、アゴや奥歯を痛めたりする場合があります。
この奥歯をかみしめるために使う筋肉は、アゴにだけではなく、首の前面・肩甲骨まで伸びています。
つまり、緊張やストレスから奥歯をかみしめる事で起こるアゴへの負荷は、アゴに加えて、首や肩にまで負荷をかけることになります。
結果、アゴへの負荷が、肩こりを引き起こしてしまうのです。
肩こりは、いろいろな肩の痛みだけではなく、いろいろな症状を引き起こします。
その中の一つに「吐き気」があります。
肩こりによってなぜ吐き気を発症するのか?
その理由はいくつかの要因がありますんで、以下で紹介していきます。
肩こりによって、首や肩の筋肉の緊張がキツくなると、その痛みから周辺の神経が過敏になります。
首に分布する神経は、胃腸につながっています。
肩こりによって首の神経が過敏になると、胃腸へ伝わり、吐き気や胃の痛み、食欲低下などの消化器系の症状を引き起こします。
肩こりによって筋肉が硬くなることで、肩や首の血液の流れが悪くなります。
首や肩を通る血管は、脳へとつながっています。それが制限されるということは、脳に十分な血液が供給されなくなります。
脳は、全体の約20パーセントもの血液が必要となる臓器です。
その脳に、血液が運ぶ酸素や栄養素が供給されないことで、吐き気を発症します。
肩こりが首の骨に負荷をかけることで、首の骨の間を通過する神経や血管への圧迫します。
首には、血圧や呼吸を感知するセンサーがたくさん存在します。
首の不調は、それらのセンサーに影響して、結果、吐き気を発症します。
肩の筋肉は、脳とのつながりが強い。肩こりが続くことで、脳に負荷をかけます。
脳が疲労すると、体を自動的に制御が低下して、胃腸症状を引き起こす場合があります。
以上のような要因が、単独もしくは、複合的に合わさることで、肩こりによる吐き気を発症させています。
緊張やストレスによって、アゴへの負荷から肩こりが起こります。
ということは、アゴの機能を回復させることで、肩こりが解消されます。
その方法を以下で紹介させていただきます。
耳の穴の下のくぼみに人差し指を入れて、耳たぶの後ろに親指を当てて耳を軽くつまみます。
上下前後左右やくるくると耳を優しく、10秒ほど動かしてください。
両手のひらをほっぺたに当てて、軽く揺らすように、五回、さすってください。
手のひらを首の前に当てて、首の前面と鎖骨の上を、左右、五回ずつ、なぜてください。
舌で上の歯の前面を端から端まで、五回、なぞってください。
それが終われば、舌で下の歯の前面を端から端まで、五回、なぞってください。
肩こりがひどくなると、肩の痛みや吐き気だけではなく、集中力ややる気の低下が起こり、仕事に支障がでてきます。
なるべく早めに、手当しておく必要がある症状ですので、そのために、今回紹介させていただいたことが、みなさまのお役に立てれば幸いです。
もしそれでも肩こりが解消さえないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをお勧めします。
当院でも、今回のお悩みについての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に肩こりに関してのブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
ご高齢の方の中で、冬でも冷たい飲料を好む方がいらっしゃいます。
そうすると、冷たい飲み物を摂取することは、体に悪いんではないかと、周囲のご家族の方が心配されるお声をときどきお聞きします。
しかし、水分をとってもらう必要もあります。
そこで今回は、冬でもご高齢の方が冷たい水分をとりたがる理由と、その習慣を軽減するための方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ご家族が、冷たい飲料を摂取するご高齢の方の健康についての心配を緩和できます。
ご高齢の方が、冬でも冷たい飲料を好む理由は、いろいろとあります。それを以下で紹介していきます。
冬は、室内の暖房や外の寒さにより、空気が乾燥して、のどが渇きやすなります。
そうすると、のどに潤いを感じたくなるため、冷たい飲料を飲むようになる可能性があります。
ご高齢の方は、体温の調節能力が低下しやすくなります。
体温を下げて暑さを感じにくくするために、冷たい飲み物を好まれる可能性があります。
冷たい飲料は、温かい飲料に比べて、胃にとどまる時間が短くなり、次の腸へ移動します。
水分は主に腸で吸収されますので、つまり、冷たい飲料は、より早く渇きが満たされる感覚があるため、冷たい飲み物を好まれる可能性があります。
若い頃から冷たい飲み物を好んでいた習慣があるため、その好みが続いていることがあります。
寒冷な環境にいると、体は自動的に生命の危機を感じます。
そうすると、生命を維持するのに必要な脳や心臓などがある、体の中心部に血液を集めます。
そのためには、手足や体の表面の血管を縮めて、体の奥の方に血液が集まるように体が機能します。
中心部に温かい血液が集まるので、体の上の方を熱く感じ、血液の流れが悪くなった手足などの末端は冷えを感じます。
この状態が、「冷えのぼせ」です。
ご高齢の方は、基礎体温が低いため、ちょっとした寒い環境でも、自動的に「冷えのぼせ」の状態になる傾向にあります。
中心部に血液が集まることで、体を熱く感じるため、口やノドに渇きを覚えて、冷たさや清涼感を求めるために、冷たい水分をとりたくなる可能性があります。
冷たい飲み物は、体への水分の吸収を早めるメリットもあります。
しかし、体にいくつかの不具合が起こる可能性もあります。以下でその主な点を紹介していきます。
冷たい飲料を摂取し続けると、のどが冷え、神経が過敏となり、不快感や痛みが生じる場合があります。
それによって、のどの炎症や風邪を発症するリスクが高まります。
摂取する食べ物や飲み物の温度が体温より低い場合、胃腸の動きが悪くなります。
そうすると、食べ物の消化や吸収が悪くなり、体が疲れやすくなったり冷えやすくなります。
冷たい飲料は歯の感覚を刺激します。
そうすると、歯の知覚の過敏となり、痛みを感じやすくなります。
体温は、体が自動的に調整します。
冷たい飲み物をとり続けると、体温を下げつづけることとなるため、体温の自動調整機能の活動が低下します。
そうなると、環境に合わせて、体温が調整できず、熱中症や低体温症を発症しやすくなります。
冷たい飲み物をとりすぎると、体内の代謝が低下しやすくなります。
そうなると、太りやすくなったり、体が冷えやすくなります。
ご高齢の方が冬でも冷たい飲料を摂取し続けることは、ご家族にとっても心配ですが、まず、優先すべきことは、
「水分の摂取」
です。人間の体は、約60~65パーセントが水分で占めています。
高齢となると、体のを構成する水分量は、約50~55パーセントに低下します。
ですので、ご高齢の方が、少しでも水分が不足すると、脱水症状や熱中症、意識障害など、生命に関わる症状を引き起こします。
ですので、摂取する水分が、冷たくても熱くても、ご高齢の方に十分な水分を摂取してもらう必要があります。
まず、それを大前提ですが、ご高齢の方が冷たい水分をとることを避け、のどが渇くことを軽減するためのアプローチを以下で紹介させていただきます。
のどの渇く感覚が起きないようい、こまめに、冷たい水の代わりに、温かい飲み物を提供する。
せめて、常温の飲料をすすめてください。
飲む際は、少量でいいので、それによって、体温を下げずにのどを潤せます。
冷たい飲み物をどうしても飲みたい場合は、ゆっくり含むように飲んでください。
そうすることで、体が潤いを感じ、冷たい水分をとり過ぎなくなります。
食事からでも水分をとることができます。
水分を多く含む果物や野菜、スープ、などをとることで、のどの渇きを感じにくくなります。
冬は暖房をかけるので、室内は乾燥します。
そのような環境に長くいることで、のどが渇きやすくなり、冷たい水分を欲します。
ですので、加湿器やぬれたタオルをかけることで、室内の湿度を維持してください。
ちなみに、冬の室内の適切な湿度は、30〜50パーセントです。
冷たい水分を欲することを予防するには、口やのどへのケアが大切です。
ご高齢の方は、口やのどからでる粘液が少なくなり、乾燥しやすくなります。
歯磨きやうがいなどでケアをおこい、口やのどの乾燥を防ぎましょう。
糖尿病や腎臓の病気などで、のどの渇きを覚えて、冷たい水分を欲する場合があります。
また、持病の薬の副反応により、のどの渇きを覚える場合もあります。
のどの渇きがひどく、冷たい飲み物が飲みたくなることが続くようでしたら、医師に相談することが重要です。
水分はとってほしいけれども、冬でも冷たいものを飲まれると、ご家族は心配になります。
健康のためにも、ご高齢の方の水分の取り方の習慣を、少しでも変化させるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もしそれでも解消しないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みに関しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他のブログで冬の生活習慣に関して書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
この冬、周囲でインフルエンザに感染されたお話をよくお聞きします。
しかし、インフルエンザは、効果の高い薬が、近年、開発されたので、早めに対処することで、重症は抑えることが多くなりました。
それでも、数日、熱をだすことで、体を消耗させます。
そのことによって、いろいろな後遺症が発症しますが、よく見られるのが、
「呼吸機能の低下」
です。
呼吸機能が低下する状態が長引くと、インフルエンザの感染によって落ちた体力や免疫力が回復せず、風邪やコロナなど、別の感染症にかかる心配がでてきます。
そこで今回は、インフルエンザの完治後も続く呼吸機能の低下の影響と呼吸機能を上げるための方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、インフルエンザの感染後に出る体の不調を解決できます。
呼吸機能の低下による体への影響
呼吸によって体に取り込まれる酸素の役割は、
・エネルギー産生
酸素は細胞内でのエネルギーを作るための重要な材料です。
・解毒作用
酸素は、肝臓の働きを助けて、有害な物質を解毒します。
・免疫システムの支援
酸素は白血球などの免疫細胞が、異物と戦うために使用されます。
・細胞の修復
酸素は、細胞の修復にも不可欠な材料です。
このように、酸素は体内のさまざまな生命維持機能に不可欠な役割を果たしています。
インフルエンザウイルスは、呼吸する際に機能する筋肉や関節を攻撃します。
それによって、呼吸機能がダメージがを受けます。
インフルエンザ完治後も、その損傷が残り、呼吸がしづらい状況が続くと、体に酸素が不足して、
・めまい
・息切れ
・集中力の低下
・筋肉の疲労
・内臓の不調
・免疫の低下
などの症状をひきおこします。
月に一度、お体のメンテナンスに来られている40歳代の女性の方が、ご来院されました。
今のお体の状況をお聞きすると、年末にインフルエンザに感染したとのこと。
熱は、38度ほどで、3日で平熱に戻り、それほどきつい思いはしなかったと。
しかし、それ以来、疲労感が抜けず、仕事をするのがつらいとのことでした。
状況をお話ししていただいているとき、肩を上下して息をして、呼吸音も大きく、息苦しいようなお姿。
お体を検査すると、胸や背中が硬くてロッ骨の動きが悪くなっていました。
呼吸に関わる体の部分に施術を施したところ、呼吸が落ち着き、胸周りが楽になって体が軽くなったと喜んでいただけました。
インフルエンザ後に起こる呼吸障害により、日常生活に支障が出てしまうことがわかる症例でした。
当院の実例でも挙げさせていただきましたが、呼吸をうまくおこなうためには、ロッ骨の動きが重要になります。ロッ骨がスムーズに、左右前後に開いたり閉じたりすることで、肺に酸素を取り込めます。
インフルエンザや風邪などの呼吸系の病気は、ロッ骨を動かす筋肉が疲労して硬くなります。
以下で、ロッ骨の動きを改善するための方法を紹介させていただきます。
まっすぐに立ち、顔を正面に向けて、両手の手のひらを体の脇腹に当てます。
脇腹に当てた手を上下前後に回すように1分間、優しくさすってください。
まっすぐに立ち、顔を正面に向けて、右の手のひらを左の鎖骨下の胸に当てます。
当てた手で、1分間、胸を上下左右に幅広く回すようにさすっていきます。
終了したら、反対側もおこなってください。
まっすぐに立ち、顔を正面に向けて、両手の手のひらを、おなかの上の方にに当てます。
おなかに当てた手を上下前後に回すように1分間、優しくさすってください。
このようにインフルエンザによって硬くなったロッ骨へ刺激を与えることで、呼吸の機能が向上します。
注意点としては、ロッ骨は非常に繊細な骨ですので、優しく触ってください。
呼吸は、1日に平均2万〜3万回もおこなわれています。
それだけ、体にとって酸素は重要な要素です。インフルエンザや風邪やコロナなどの感染症は、特に呼吸器にダメージを与えやすい病気です。
ですので、インフルエンザが治癒した後でも、なかなか体が本調子にならない場合は、一度、ご自身の呼吸を整えることをおすすめします。
そのための方法を、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みに関しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に感染症に関してのブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
40歳代女性の方が、胃の不調を訴え、ご来院されました。
1カ月前ほどに、あまりにも胃の痛みが続くので、病院で胃カメラの検査を受けたそうです。
その検査で、胃にピロリ菌がいたことがわかり、洗浄治療を受けたと。
これで胃の痛みがなくなるかと思ったが、不定期で胃に圧迫感や痛みがでている状態。
特に、朝、起きたときから、胃が痛いと、その1日が、ずっと調子が出なくて困っているとお話しいただきました。
仕事も忙しいし、子供も受験なので、このままでは、体も気持ちもつらいので、なんとかしてもらおうと思ったことが、来院する動機となったとのことでした。
ピロリ菌が、長期的に胃に入ると、「萎縮性胃炎」を起こしやすくなり、治療後もしばらく続くとされています。
今回、来院された患者様のおなかを触らせてもらうと、おへその右横とその下あたりが、硬くなっていました。
これは、胃の不調があるときにでる、特有の反応です。
また、背中の真ん中も、筋肉の緊張が出ていました。
これも、ちょうどおなかの中に胃がある位置です。
内臓の不調は、背中の内臓が位置するところに反応が出やすくなります。
また、胃の動きを調整する神経は、首から出ています。
胃の不調があると、その神経を通して、首や肩の筋肉を緊張させて、肩こりや首こりを引き起こしてしまいます。
当院の施療では、その反応している部分に施術をほどします。
治療後は、
「胃が痛くて背中が伸ばせなかったのに、体がそれるようになりました」
と喜びの感想をいただきました。
さて、ピロリ菌による萎縮性胃炎の症状が、数週間から数カ月、治癒に時間がかかります。
当院でもその治癒が早めるように、お手伝いをさせていただきますが、この患者様のように、不定期で胃の痛みが出てお困りになることがあるかと思います。
そこで今回は、ピロリ菌によって起こる萎縮性胃炎についてとその対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただけることで、朝、胃の痛みが起こったときに、対処できることで、その日を快適にすごせます。
ピロリ菌による萎縮性胃炎について、以下で紹介させていただきます。
ピロリ菌は、私たちの体の中に住むさまざまな細菌やウイルスなどの一種です。
ピロリ菌の感染経路は、もともとピロリ菌を持っている人の、唾液やくしゃみなど接触や、ピロリ菌が含まれている食べ物や水から感染します。
ピロリ菌は、鉄も溶かせるほど強い消化液である胃酸にも耐えることができます。
これによって、厳しい環境でも生き残り、胃の中に留まることができます。
胃酸を除けば、胃のなかは暖かくて食べ物も入ってくるので、ピロリ菌にとっては、胃のなかは、住みやすい環境です。
ピロリ菌が胃に付着すると、体がピロリ菌を異物と認識して、攻撃することで胃に炎症がおきます。
また、ピロリ菌自体がだす物質により、胃を傷つけます。
こういった活動をするピロリ菌が、胃のなかで増えることで、胃の調子を悪くし、胃がんの原因となったり、「萎縮性胃炎」を引き起こします。
ピロリ菌が胃に感染して、数が増えると、胃の内側に炎症がおきます。
胃の粘膜が傷つき続くと、胃が縮んでしまいます。
萎縮性胃炎の症状としては、
・胃の不快感や痛み
・ 食後の胃もたれや満腹感
・吐き気やおうと
などがが起きます。
病院での治療法としては、胃の洗浄、抗生物質や胃酸を抑制する薬が処方されます。
治癒までの期間は、適切な処置を受けても、完全に治癒するまでには、数週間から数カ月かかる場合があります。
ピロリ菌への処置をした後でも胃の痛みが出る場合に効果的なツボを紹介していきます。
各ツボを押さえる際の注意点があります。
まず、ツボを刺激するときには優しくおこなうことです。
胃が敏感になっているときに、強い刺激を与えるとかえって胃の機能が低下します。
そうすると、胃の内部を守る粘液が減り、ますます胃の痛みが増幅します。
「手当」という言葉があるように、触れているだけでも痛みは、緩んでいきますので、気持ちいの良いぐらいか、指を置いておくだけの圧で刺激してください。
刺激するときに、一緒にやってほしいことが、深呼吸です。
深呼吸をすることで体がリラックスして、ツボの刺激が入りやすくなります。
ただし、深呼吸も、口笛を吹くように、音を立てておこなうのは避けてください。
口笛を吹くように、音を立てて深呼吸をおこなうと、体が緊張してしまいます。
ため息をつくようなイメージで、深呼吸をしてください。
では、以下で胃の痛みに効果のあるツボを紹介させていただきます。
みぞおちとおへそを結んだ線のちょうど真ん中に位置します。
おへそから指の3本分の幅の外側に位置します。
ひざのお皿の下から指4本分下で、スネの骨の外側のくぼんだところに位置します。
胃は、食べ物を消化する働きがあるため、休ませることができません。
そのため、胃を痛めたとしても、回復が遅れます。
胃が不調になると、今回ご来院いただいた患者様のように、体のさまざまな部分に症状を引き起こします。
それを軽減するためにも、今回のブログで紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも解消しないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも、今回のお悩みについての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に胃腸に関するブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
女性のデスクワークの方のお体のお悩みは、肩こり、腰痛、むくみ、頭痛など、多種多様です。
デスクワークをされている女性の方を対象に調査したところ、1日にイスに座っている平均の時間は、平日で約9時間、祝日で約7時間、という報告がされています。
これほど多くの時間を、イスに座ってすごすと、体にさまざまな支障があらわれるのは当然かもしれません。
そこで今回は、女性のデスクワークの方が、長時間、イスに座ることでおこる体への影響とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、デスクワークによる体の不調を防ぐことができます。
イスに座ることで体に起こる影響の研究では、一日8時間以上座っている人は、一日3時間未満の人に比べて、死亡するリスクが1.2倍になるという報告がされています。
また、1時間座り続けることで、余命が22分短くなるという研究報告もあります。
このように、イスに座り続けることは、寿命にまで影響を与えます。
イスに座り続けることで、なぜ体に影響が出るのかを以下で紹介していきます。
長時間、座りっぱなしの生活が続くと、体の同じ筋肉や関節しか使われず、限定した動きしかしなくなります。
そうすると、使われない関節は動きが悪くなり、使われない筋肉は、その量を減らしていきます。
そうすると、日常生活で、体を正常に支えたり動かしたりできなくなり、健康のリスクが高まります。
運動の不足は、肥満のリスクを増加させます。
肥満は、心血管疾患、糖尿病、高血圧などといった、さまざまな健康の問題を引き起こしてしまいます。
長時間、座ることで、血液の流れが停滞しやすくなります。
血液は、体に酸素や栄養などのエネルギーの元となる物質を運び、老廃物を回収します。
血流が悪くなるということは、その働きが低下するため、疲労しやすい体となる。
長時間、座っていることで、脳への刺激が低下して、脳の疲労しやすくなります。
そうすると、日常生活のストレスをうまく処理できず、精神的に落ち込みやすくなります。
デスクワークでは画面を見続けることが多く、これが目の疲れさせます。
目は、肩や首とリンクしているので、目の疲労は肩こりや首こりを引き起こしやすくなります。
デスクワークで、イスに座り続けることで、健康に影響がでるため、以下のようなガイドラインが提案されています。
①20-8則
20分間、座っていたら、8分間は、立ち上がって活動することが提唱されています。
これは、人間の体は、20分以上座っていると、筋肉が硬直し、血行が悪化するためです。
②1時間のルール
座り仕事を、1時間続ける場合は、その間に5分〜10分間の休憩を挟むことが推奨されています。
③デスクで体を動かす
仕事のデスクで、簡単な体操やストレッチをして、定期的に体を動かすことを提唱されています。
これはあくまでもガイドラインなので、ご自身の仕事の状況や環境に応じて、意識しておこなうことが重要です。
特に、休憩を取るタイミングは、個人差があります。
ですので、今回は、「③デスクで体を動かす」を、イスに座ったままでできる方法を紹介させていただきます。
イスに浅く腰かける。
アゴを軽く上げて顔を上を向いたまま、足の付け根の股関節から体を前に倒す。
上を向き体を倒したまま、お尻を背もたれの近くまで目一杯引く。
お尻を引いた場所で状態を起こし、顔を正面に向けて肩を引く。
イスにやや浅めに座る。
ひざを伸ばして、両足をなるべくまっすぐして、前に伸ばす。
つま先を、できるだけ手前に引き起こすことで、足の後ろ側の筋肉を伸ばす。
イスにリラックスして座る。
2秒かけて、右側のお尻を持ち上げる。
2秒かけて左側のお尻を持ち上げる。
その際に、体を傾けすぎずに、地面につけた足をなるべく浮かさず、頭もなるべく動かさないように意識する。
イスに座ってのデスクワークで健康を保つには、体に刺激を入れることが重要です。
本来は、体に刺激を入れるときは、イスから立ち上がって、少しでも歩くことがベストです。
しかし、仕事中はなかなか立ち上がりにくいこともあると思います。
そんなときは、今回、ブログで紹介させていただいたことをやってみてください。
そのことで、女性のデスクワークをされている方の健康維持や促進のお役に立てれば幸いです。
それでも解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みについての施術をおこなっておりますので、ご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にデスクワークによるお体のお悩みに対しての対策ブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広