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手首の痛み | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
先日、個人経営でパンの製造をされておられる50歳代の女性の方が、お体のメンテナンスに来院されました。
その際に、お体で気になることがありますか?という質問をさせていただいたたところ、
「夕方になると指がむくんで握りにくくなるんです」
というお悩みをいただきました。
それによって、細かい作業や重たいものを持つときに支障が出るとのこと。
仕事の内容をお聞きすると、パンの生地を練ったり、形成したりするので、手は朝から晩まで使い込んでいるとのことでした。
今回ご相談いただいた患者様のように、調理系の手をよく使うお仕事の方は、1日の仕事時間の終盤になってくると、指にむくみがでる方が少なくありません。
そこで今回は、お仕事で手を使いすぎることで指にむくみがでる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、仕事の終わり時間に近づくにつれて起こる手のむくみを解消できます。
特に持病もなく、仕事時間の終盤に指にむくみがでるのは、手から心臓にまで帰る血液の通路のどこかがせき止められるためです。
それによって、血液が流れなくなり、血管に止まる血液量が増えます。
そうすると、血管がパンパンに膨らみ、血管の内側から外に向けての圧が高まります。
この圧が高まりすぎると、血管から粒子の細かい水分がしみだしてきます。
結果、血液が流れる最終の末端である手にむくみが派生します。
手のむくみの原因となる手から心臓にまで帰る血液の通路をせきとめる要因は、以下のようなことがあげられます。
パンをこねたり包丁で野菜を刻んだりするとき、頭を前にかたむけてうつむく姿勢や、肩や腕を内側にねじる動作が多くなります。
これによって、首や肩の筋肉が硬くなったり、関節がねじれることで、手から心臓にまで帰る血液の通路をふさぎます。
その結果、手や腕の血液の循環がとどこおり、指にむくみを引き起こします。
調理系のお仕事で、パンを形成したりフライパンを動かしたり、腕を下におろしての作業が多くなります。
そうすると、腕にかかる重力の影響で、血液の流れは、指先方向に流れやすくなり、心臓方向へ戻る流れが悪くなります。
結果、手の方に血液が滞留しやすくなり、むくみを引き起こします。
パンをこねたり、包丁で物を切るなどの手の動作は、指や手、腕の筋肉を長時間、使用します。
仕事時間が進むにつれて、筋肉の疲労が積み重なり、硬くなっていきます。
筋肉が動いて血管に圧をかけることで血液の流れが促進されます。
手や腕の筋肉が疲労することで、血液の流れを作る機能が低下して、血液が止まり、結果、手にむくみが発生します。
調理系の仕事場は、水を使うことが多いです。
そういった水が回っている場所は、冷えやすい環境です。
体が冷えを感じると、体温を外に放出しないために、筋肉を硬くしめます。
そのことで、特に血管が細い手の血液の循環が悪くなり、むくみを引き起こします。
こういった要因が重なることで、調理系のお仕事の方が、仕事時間の終盤になると、手にむくみが生じます。
調理系のお仕事の方の特性により、仕事終盤に、腕から手にかけての血液に循環が悪くなりやすく、指にむくみがでてしまいます。
特に、手や腕から心臓に戻るの血液の流れをふさぐ場所は、「手首」、「肘」、「胸」、です。
これらの部分を緩めて血液の流れを良くするための仕事中でもできるセルフケアの方法を以下で紹介していきます。
鎖骨と脇の内側は、血液の流れの大きな通路です。
ここをまず刺激して緩めることで、血液の流れる門が開き、この後におこなってほしいストレッチの効果が上がります。
やり方は簡単です。
鎖骨に手を当てて、左右に10回、優しくさすってください。
それを左右の鎖骨におこなってください。
それが終われば、腕を頭の上に上げて、上げた腕の反対側の手の親指以外の4本の指を、脇の内側に入れて、胸にあてた親指とで優しくはさんでください。
はさんだ上下左右に優しく10秒ほど揺らしてください。
それを左右の脇でおこなってください。
手のひら天井に向けて、腕を伸ばしてください。
伸ばした腕の反対側の手で、伸ばした腕の指先に当てて、手首をそらすように伸ばします。
この状態を10秒キープしてください。終わったら反対側の腕も同じようにおこなってください。
これを3セットおこなってください。
手の甲と手の甲を合わせるように、両方の腕も前に伸ばします。
手のひらを天井に向けながら、肘を曲げて、肩甲骨同士を寄せて、胸を開きます。
この状態を10秒間、キープします。これを3セットおこなってください。
指同士を組んで、手のひらを返しながら、顔を上に向けて、背中が伸びているのを感じながら、体を伸ばします。
この状態を10秒間、キープします。
これを3セットおこなってください。
パンや料理を作るお仕事の方は、どうしてもお体に負荷をかける姿勢で、長時間、作業することは避けられません。
そのことで、指にむくみがでて、お仕事に支障が出ることを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことが、調理系のお仕事をされているみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもむくみが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にむくみへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
40歳女性の方が、手首の痛みで来院されました。
飲食業にお勤めの方で、スープをレードルですくったり、しゃもじでご飯をよそったりするたびに、手首の親指側に痛みが発しているするのでお困りだと。
最初は、利き手の右手首が痛んで作業がしにくかったんで、左手でかばいながらやっていたら、今度は左手まで痛くなってきたそうです。
病院に行くと、腱鞘炎だと言われ、なるべく使わないようにと言われたが、仕事なのでそうもいかなくて困っているとのことでした。
今回、ご相談いただいた患者様のように、料理をよそったり盛り付けたりと繰り返し手を使う作業をされる方は、親指側の手首の痛みを訴えられる方が多いです。
そこで、今回は、飲食業の盛り付け作業によって親指側の手首の痛む理由とその対処法について紹介させていただきます。このブログを読んでいただけることで、手首の痛みを解決できます。
スープをレードルですくったり、しゃもじでご飯をよそう作業は、親指を中心に道具を握り込み、手首を手のひら側と小指側の方向に曲げます。
そうすると、肘や前腕から親指へとつながっている筋肉を骨に付着させるための腱が、手首の骨の上を滑りながら押し付けられるように引き伸ばされます。
料理の盛り付け作業をなん度も繰り返しおこなううちに、前腕を回旋させる動きが悪くなることと手のひらの筋肉が硬くなることがあります。
そうすると、前腕から親指へとつながっている筋肉を骨に付着させるための腱が、手首の骨の上を滑る際の摩擦力や圧迫力が増加して、炎症が発生して痛みが生じまいます。
炎症を起こした手首の部分へアイシングをすることで、短期的には軽減できますし、安静にしていれば治ってきます。
しかし、仕事で使わざる得ない場合は、使いながら治していく必要があり、手首のサポーターなどしてもなかなか治癒できない場合が多いです。
ですので、手首のみのアプローチだけではなくて、前腕の動きのや手のひらの筋肉への改善するためのアプローチが必要です。
親指側の手首の痛みを改善するためには、前腕と手のひらの筋肉へのアプローチが必要です。その方法を以下で紹介させていただきます。
前腕にある筋肉が働き、手のひらを下にしたり上に向けるような、回転する動きができます。
この動きに制限があると、親指側の手首に負荷がかかりすぎることで痛みが発症します。
ですので、この前腕の動きを解消するためには、前腕の皮膚の動きをよくする必要があります。
皮膚は皮膚の下にある筋肉につながっており、皮膚を刺激することで、筋肉の柔軟性が上がります。
その際には、皮膚を動かす方向が重要になります。
前腕の皮膚を動かすことで、前腕の筋肉の柔軟性を上げて、前腕がスムーズに回転して手首への負担を減らすことができます、
その方法は以下の通りです。
手のひらを下に向けて、ひじの下あたりに手を当てます。
当てた手で小指側から親指側に向けて皮膚を伸ばすようにスライドします。
その操作を5回おこなってください。この同じ操作を、前腕全体におこなってください。
手のひらを前に向けて、ひじの下あたりに手を当てます。
当てた手で親指側から小指側に向けて皮膚を伸ばすようにスライドします。
その操作を5回おこなってください。この同じ操作を、前腕全体におこなってください。
手のひらの筋肉が硬いと、前腕から親指へとつながっている筋肉を引っ張り、結果、手首に負荷をかけてしまいます。
手のひらの筋肉を緩める方法も、手のひらの皮膚を伸ばすことでおこなえます。
手のひらの親指側にあるふくらみに、反対の手の親指を当てます。
当てた反対の手の指を、親指の付け根に向かって、皮膚を伸ばすようにスライドします。
その操作を5回おこなってください。
手首をテーピングでサポートすることで、手を使う作業する際に疲れにくくなり、結果、手首の痛みがおこりにくくなります。
その方法は、以下の通りです。
伸縮性の幅5センチのテーピングを12から15センチの長さで切ります。
テーピングを左右に引っ張りながら、手首の下(手のひら側)から押し上げるようにあてて貼ります。
同じ方法で、1センチほど下にずらしてもう一枚のテーピングを重ねて貼ってください。
通常、テーピングは引っ張って貼らないのですが、この場合のみ張力が必要なため引っ張って貼ります。
テーピングを貼る圧迫力で、血流が制限されないように、手首の上(手の甲側)に隙間が開くように貼ってください。
仕事でなくとも、服を着たりコップを持ったりと、日常生活において手首は使います。
手首が痛いと、一々の動作がスムーズにできずストレスとなります。
今回、紹介させていただいたことが、制限されることがなく手首を使って日常生活を送るための皆様の助けになれば幸いです。
それでも、手首の痛みが取れないようでしたら、一度、お近くの治療院で治療を受けられることをおすすめします。
当院でも、手首への施術をおこなっておりますのでご相談ください、当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
当院のブログでは、他に手首の痛みに関する対策を書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
40歳代女性の方がご来院されて、
「最近、手書きの仕事をずっとしてて」
「手首の親指の辺りが痛くて」
「ペンが握れない時もあるんです」
とご相談いただきました。
このように手を使いすぎて、手首の親指がわに痛みを感じることはないですか?
そこで今回は、そうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、手首の親指がわの痛みを、解決することができます。
手首の親指がわの痛みは、手を繰り返し使う作業を行うことで、親指についている腱が摩擦されて腫れて滑りが悪くなり痛みを発します。
手首の親指側に痛みがでているので、整形外科治療としては、炎症止めの薬やステロイド注射が行われます。
痛みがきつい場合は、局所治療は有効です。
しかし、一時的に痛みを排除しても、また再発することは少なくありません。
再発しないためには、実は手首以外の治療も必要です。
今回の患者様のように、ペンで字を書く作業は、指・手首・前腕・肘などが連動して行います。
この連動がうまくいかないと、どこかの関節が代償する動きをしないといけないために歪みがでます。
手首の親指側に痛みがでる場合は、前腕の動きと指の動きが低下していることが多いです。
つまり、手首の局所治療も行いつつ、前腕や指の治療を行うことで、手首の痛みを長期的に緩和することができます。
手首はとても複雑な構造をしていますので、調整するには専門の治療知識が入ります。
手首自体のセルフケアは難しいので、できることとしては、指や前腕などの手首周辺のバランスを整える運動やストレッチをすることです。
その方法ですが、手のひらを前にして、肘を縦に曲げます。指の腹を手のひらに当てるように曲げます。
手首を前に倒して、そのまま10秒維持します。
これを3回ほどやってみてください。
手のひらを前に向けて、前腕を顔の前に持ってきます。
指の腹を手のひらに当てるように曲げます。手首を前に倒して、そのまま10秒維持します。
これを3回ほどやってみてください。
指先を下に向けるように手を回して、手のひらを壁につけます。
手のひらを壁につけたまま、体を壁と反対側に捻ります。
そのまま10秒維持します。
それを3回ほどやってみてください。
それでも手首の親指側の痛みが取れないようでしたら、肩や首、腰などもう少し広い範囲の治療が必要となる可能性が高いです。
ですので、専門の治療院で診てもらうことをお勧めします。
手首の親指側の痛みで握れない方への当院お治療の流れ
当院もこの手首のに対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、手首の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後は、
「腕が軽くなった、手首のなんかハマった感じがする」
という感想をいただきました。
デスクワークによる手首の痛みは、整形外科や治療院で「手首をなるべく使わずに安静にすること」と言われた方が少なくありません。
確かにそれは正しいことなのですが、仕事をしている方にとっては、安静にすることはなかなか難しい。
使いながら治すということになりますので、総合的にお身体を整えていうのがベストだと思います。
今回のブログが手首の痛み解消に参考となれば幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
剣道で打突したとき、手首の小指側に痛みがでることがないですか?
今回は、手首の小指側に痛みがでる原因と自分でできる治療法を解説していきます。
竹刀を構えるときや打突のとき、手首が小指側に「へ」の字に曲がっています。この状態が手首の小指側の組織を押しつぶし、引っぱり、擦れることで痛みが発生します。
主な原因名をあげるとしたら、三角繊維軟骨複合体(TFCC)損傷。呪文のような長ったらしい名称ですね。三角繊維軟骨複合体とは、手首の小指側にあるクッションであり、骨をつなぎ支えているものです。「へ」の字の反復動作によりここを損傷すると、手首に痛みや不安定性がでます。
ご自身で簡単にできるケアをいくつかあげておきます。
①尺側手根伸筋という筋肉が硬くなっています。この筋肉は。竹刀で打突する際、手首を小指側に「へ」の字の状態に引っ張る筋肉です。
床に手のひらをついて、肘の外側から小指にかけて(写真の黄色いテープライン)優しくさすったり、指圧してください。
②母指内転筋という筋肉が硬くなっています。竹刀を握りこむ筋肉です。この筋肉が伸びることで、小指側の負担が減ります。
手のひらの親指周辺の盛り上がった筋肉(写真の黄色いテープライン)を優しくさすったり、指圧してください。
➂手首の不安定性がでています。不安定なことで手首の組織がより損傷します。伸縮テープをまいて手首を補助してください。
当院における、手首の小指側痛の治療としては、
①手首関節の矯正
手首を構成している骨は多数あります。骨同士のかみ合わせが手首の動きが悪くなりますので、配列を整える必要があります。
②鍼治療
肘から手首にかけて、複数の筋肉にアプローチをおこないます。鍼をさすことで自己治癒能力も引き上げる作用もあります。
➂微弱電流治療
人体に流れる同レベルの生態電流を流すことで、細胞の回復エンジンであるミトコンドリアを活性化させ、傷めた軟部組織の回復を促進させます。
剣道においてキレのある打突をするため、手首の動きはかかせません。手首の痛みでお悩みのかたは、ご来院ください。全力でサポートさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
完全予約制となっております。事前に電話もしくはネットにて、ご予約をお願いいたします。
ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。
治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させて頂きますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守電へお願いいたします。
ネット予約は、ホームページhttps://sekkotsushinkyu-jingyu.com/ よりお取りください。
【診療時間】
月曜日~土曜日 11:00~21:00
日曜日 13:00~19:00
休診日 火曜日
講習会などの為、臨時で休診させていただく場合もございます。お電話にてご確認のほど、よろしくお願いいたします。
【料金】
施術料 6,000円
初診料 2,000円
【アクセス】
〒675-0008
兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A
TEL079-490-5955
JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分
フーディーズ神野、ゴダイドラック神野店にむかって右隣のビル1階
駐車場1台(ビルに向かって右側の駐車場、左列4番目)