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デスクワーク | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

オフィスの冷房で体調を崩さないためには?冷えから身を守るポイントとは?

2026.06.18 | Category: ストレス・自律神経障害,デスクワーク,テレワーク,予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,冷え,冷え性,日常生活の動作,栄養・食事・飲み物,梅雨,熱中症,生活習慣,疲労,睡眠,職業病,肩こり,胃痛,胃腸,腰痛,血流,運動,首の痛み

梅雨は、気温と湿度の上昇により、暑さを感じる時期です。

それを解消するために、冷房を利用し始める時期でもあり、特に、室内でお仕事をされている方は、1日の大半を冷房の効いた部屋で過ごすことが多くなります。

それによって、暑さによる不快感が解消して仕事の効率も上がる反面、冷えることによって首や肩の痛み、だるさ、疲労感などの体の不調が現れる方も少なくありません。

そこで今回は、屋内で仕事をされている方が、冷房の冷えから体調を守る方法や、冷房が健康に与える影響などについて、わかりやすくお伝えします。

仕事中の冷房への対応ポイント

冷房によって体が冷えることで、体調への影響を軽減することの結論は、

「体を冷やし過ぎないよう保温に努めること」

です。

冷房によって体表面の温度が下がると、血管が収縮して血流が悪くなります。

その結果、筋肉が硬くなり、首こりや肩こり、腰痛、疲労感などが起こりやすくなります。

梅雨から夏にかけては、冷房を避けることは難しいため、冷房を使いながら上手に保温するという考え方が大切になります。

 

今すぐできる職場での冷房対策

冷房の効いた部屋での仕事中は、体温が奪われないようにと体温を上げるために、次のような工夫が効果的です。

・首にタオルやスカーフを巻く

・カーディガンや膝掛け、長めの靴下やレギンスを使用する

・意識して温かい飲み物を選んで飲む

・1時間に1回は立ち上がり、軽く歩いたり背伸びをする

・手や足の指を伸ばしたり曲げたりしてこまめに動かす

・深い深呼吸をおこなう

小さな対策の積み重ねが、冷房による冷えの予防につながります。

 

日常生活における冷房を使うことのメリットとデメリット

冷房と適切に向かい合えば、

・熱中症を予防できる

・睡眠の質を保てる

・集中力や作業効率を維持できる

健康を守るための重要な役割を担ってくれます。

しかし、冷房に無防備であたりすぎると、

・血流が悪くなることで、首こり、肩こり、腰痛、手足の冷えが発生しやすくなる

・屋外と室内の温度差が大きいために、自律神経が乱れやすくなり、疲労感や倦怠感がなど発生しやすくなる

・体が冷えることで胃腸の働きが低下し、食欲不振、胃もたれ、下痢などが起こることもある

 

理想的な梅雨の時期の室内の温度と湿度

一般的には、

室温:25~28℃

湿度:50~60%程度

が快適な環境とされています。

温度だけではなく湿度管理も重要です。

湿度が高すぎると蒸し暑さを感じやすくなり、低すぎると喉や鼻の粘膜が乾燥しやすくなります。

自分の感覚だけではわかりづらいので、温度計や湿度計を見ながら、室温や湿度を管理されることをおすすめします。

 

仕事から帰って自宅でできる冷えのケア方法

職場の冷房で冷え切った体を改善するために、自宅に帰ってきた後のケアも重要になります。

具体的な方法として、

湯船に浸かる

・入浴はシャワーだけで済まず、38~41℃程度に設定したお湯をはった湯船に10~15分程度浸かる

・お風呂に入った後は、首、肩、背中、股関節を曲げたり伸ばしたりして、筋肉の緊張を和らげる

・スープや味噌汁など温かい食事を意識して摂るようにする。

・自律神経の回復するために十分な睡眠を確保する

といったことを心がけるようにしてください。

また、寝室の冷房設定も冷やし過ぎないように注意してください。

 

体の冷えで病院を受診すべき状態

体を温めても、体の冷えがなかなか解消されない場合、病気が隠れていることもあります。

次のような症状が続く場合は、専門の医療機関への相談をおすすめします。

・一年中強い冷えを感じる

・手足の色が白色や紫色になる

・動悸や息切れがある

・強い疲労感が続く

・急激な体重変化がある

・めまいや立ちくらみが頻繁に起こる

・手足のしびれがある

などのような症状があれば、貧血や甲状腺疾患、循環器疾患などが関係している可能性もあります。

 

体の冷えに対して整骨院ができること

整骨院では、冷えによって起こる体の不調に対してサポートを行うことができます。

例えば、

・首肩や腰周囲の筋緊張の改善

・疲労や呼吸の改善

・血流改善を目的とした手技療法

・姿勢バランスの調整

・自宅でできるストレッチ指導

などを行います。

冷房による冷えは、早めに体の状態を整えることが、不調の長期化を防ぐことにつながります。

 

まとめ

職場では暑がりの方や寒がりの方がいらっしゃるので、自分の基準で空調を管理するのは難しいと思われます。

ですので、冷房による室内の冷えが体調に影響することに対しては、自衛する必要があります。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、みなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

 

長時間のデスクワークでイスから立つときに起きる腰の痛みを予防する方法は?

デスクワークのパソコン作業中に肩こりで仕事に集中できない方におすすめ解消法

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

肩こりを自覚できないことはある?隠れ肩こりが起こる理由とは

2026.05.25 | Category: スマホ首,デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,五十肩,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉疲労,職業病,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,背骨,血流,関節,首の痛み,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院、院長の久木崇広です。

先日、最近、お仕事を退職された40代女性の方が、肩こりを訴えて来院されました。

詳しくお話をうかがうと、
「仕事をやっているときは肩こりなんて全く感じなかったのに、仕事を辞めて家にいるようになってから、急に肩がこってきて、気分まで悪くなってしんどいんです」
とのことでした。

実はこのようなケースは珍しくありません。

私の10年以上の臨床経験では、「肩こりがない」のではなく、肩の負担があってもそれを肩こりとして自覚できていない方が少なくありません。

こうした“隠れ肩こり”をそのままにしていると、肩こりだけでなく、睡眠の質の低下、疲労の回復の遅れ、やる気の低下など、さまざまな不調につながることがあります。

そこで今回は、なぜ肩こりを感じにくくなる現象が起きるのか、隠れ肩こりのチェック方法、そして今すぐできる対処法について、わかりやすくお伝えします。

 

肩こりが自覚できない理由

肩こりが起きているのに、それを自覚しにくくなる理由を結論から言えば、

“脳や神経が痛みや不快感の情報を調整しているため”

だと考えられます。

たとえば、足で尖ったものを踏むと、その痛みをきっかけに瞬時に足を引っ込めます。

痛みは、体を守るための警告ブザーの役割を果たしています。

その一方で、私たちは仕事や家事など、日常生活のなかで常にさまざまな刺激を受けています。

もし痛みや不快感を感じるたびに動きを止めてしまえば、日常生活を続けることが難しくなります。

そのため脳や神経は、そのときの状況に応じて感覚の伝わり方を調整し、不快感を感じにくくすることがあります。

肩こりも同じです。

肩や首に負担がかかっていても、仕事に集中している間は作業が優先されるため、肩の重だるさや張り感が意識にのぼりにくくなり、肩こりを感じにくい状態が起こります。

そして、仕事を辞めて生活の緊張が少しゆるんだとき、それまで感じにくかった肩の負担を、急に強く自覚することがあります。

これが、いわゆる「隠れ肩こり」の発症と表面化する背景の一つと考えられます。

 

肩こりのセルフチェック

「肩こりはない」と思っていても、実際には体が小さなサインを出していることがあります。

ご自身に隠れ肩こりの可能性があるかどうか、簡単に確認できるセルフチェックとして、

・午後になると頭が重くなりやすい

・目が疲れやすく、光がまぶしく感じる

・手先の冷え、むくみ、しびれが気になる

が起きているかどうかを確認してみてください。

3つのうち、1つでも当てはまる場合は、隠れ肩こりの可能性があります。

当てはまる場合は、すみやかに肩こりへの対策を行うことをおすすめします。

隠れ肩こりへの対策

セルフチェックで1つでも当てはまった方は、肩や首まわりに気づかないうちに負担がたまっている可能性があります。

こうした場合は、日常生活の隙間時間でもできる体操をおこない、それを積み重ねることで、隠れ肩こりを改善することが期待できます。

そのための方法を、以下で紹介させていただきます。

肩をすくめて、ゆっくり下ろす

①両肩を耳に近づけるようにゆっくり持ち上げ、そのまま3秒ほど保ちます。

②その後、息を吐きながら力を抜いて、ストンと肩を下ろしてください。

これを5回ほど繰り返します。

 

肩甲骨を軽く寄せる

①背筋を軽く伸ばし、左右の肩甲骨を背中の中央に寄せるようにゆっくり動かします。

②そのまま3秒ほど保ち、ゆっくり元の姿勢に戻します。

これを5回ほど行います。

 

背伸びをする


①両腕を上に上げて、背中が伸びるように、背伸びをします。

②そのまま3秒ほど保ち、ゆっくり両腕を下ろします。

これを5回ほど行います。

 

隠れ肩こりに対して当院でご協力できること

当院では、特にお身体に痛みがなくとも、健康維持のために、お身体のメンテナンスのための施術もおこなっております。

実際、受けておられる患者様の中にも、自分では感じていなかったけれども、体の歪みや動きの悪さなど気づいていただけることも多いです。

そのなかには、お身体のメンテナンスを受けることで、肩こりに気づかれる方もいらっしゃいます。

お身体のメンテナンスでは、まずは、お仕事や趣味・家事など、患者様の日常生活の状況をお聞きします。

また、お身体に対するお悩みや希望なども同時に伺います。そういった上で、

・姿勢バランス
・関節の動き
・筋肉の状態

などを検査します。その結果を受けて、

・骨盤、背骨、股関節などの調整
・筋肉のバランスの調整
・鍼灸治療

・電気治療
・日常動作のアドバイス

など患者様の状態に合わせて施術を行います。

急に肩こりを感じた際に医療機関への受診が必要な場合

今まで肩こりを感じていなかったのに、急に肩こりを激しく感じるとともに、以下の症状がある場合は、重篤な心臓や脳などの病気が発症している可能性があります。

・これまでにない突然の強い痛み

・胸痛、息苦しさ、冷や汗

・強いしびれ、力が入りにくい

・ろれつが回りにくい、歩きにくい

・発熱や強い頭痛を伴う

などの場合は、すぐに内科や脳外科・循環器などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

 

まとめ

肩こりの発症は、頭痛や集中力の低下など、心身にいろいろな不調を伴います。

肩こりが起きるということは、ある意味、心身の不調が連鎖的に起きていくサインでもあります。

そんな肩こりからのお知らせを見逃さず、健康に日小生活を過ごすためにも、早めにケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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デスクワークでの肩こりは巻き肩が原因かも?そのセルフケアの方法は?

座りっぱなしのデスクワークで腰痛のお困りの方に知ってほしい原因とその解消テクニック

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

新年度からの環境の変化で睡眠の質が低下するのはなぜ?

2026.05.14 | Category: いびき,デスクワーク,予防,体温,入浴,呼吸,寝起き,生活習慣,疲労,睡眠,睡眠時無呼吸症候群,職業病,肩こり,肩の痛み,背骨,血流,,首の痛み

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

新年度に入って、職場のお仕事の内容が変わったり人間関係の変化など、新たな環境になって2ヶ月が過ぎようとしてます。

しかし、まだまだその環境の変化に慣れない方も少なくないと思われます。

5月は、それによって、お体に不調が引き起こされやすい時期でもあり、特に、入眠の障害・途中覚醒・寝起きの不快感など、

「睡眠の質の低下」

を訴える方が少なくありません。

このブログでは、職場の変化で睡眠の不調が出ていることへの対策と、睡眠の不調が起きる理由などについてわかりやすく伝えさせていただきます。

 

結論:睡眠の質の低下への今すぐできる3つの対処法

睡眠の質の低下を解消するための方法を、結論からお伝えすると、

・寝室の環境を、暗く(ろうそくの光程度の30ルクルス以下)、静かに(図書館内で発生している音程度の40デジベル以下)、温度と湿度(5月は温度「20~24℃」湿度「40~60%」)に整える

・入浴は就寝の2時間前に済ませるか、就寝直前ならぬるま湯のお湯につかるようにする

・就寝の2時間前にはスマホやタブレットを見ることを控え、どうしても見ないといけない場合は、画面の光をないとモードなどにして落としたり、ブルーライトカットのメガネをかけて見る

などを心がけることで、症状が軽くなるケースがあります。

 

睡眠の質を上げるために控えてほしい習慣

次のような行動は、睡眠の質を悪化させる可能性があります。

・昼寝や仮眠を20分以上する(1日の睡眠のリズムが崩れるため)

・アルコールやカフェインが含まれる飲料を大量に飲んでから睡眠に入る(睡眠を障害する物質が含まれているため)

・布団に入ってから、考え事や悩み事を考えてしまう(布団は眠るところではなく、布団=考える場所と脳が学習してしまうため)

 

睡眠のサイクル

睡眠中は、

・ノンレム睡眠

・レム睡眠

という2つの睡眠状態が交互に入れ替わって繰り返され、それぞれ全く異なる役割を担っています。

ノンレム睡眠は、脳と体をぐっすり休ませる深い睡眠状態で、

・脳の活動を低下させ、脳をクールダウンさせて休ませ体も休息させる

・成長ホルモンの分泌させて、体の組織を修復し、成長や代謝を促す

・病気に強い体を作るために免疫力の向上させる

・精神的な疲労を回復させストレスの緩和する

などといったことが、ノンレム睡眠におこなわれます。

また、レム睡眠は、体はぐったりと弛緩していますが、脳は活発に動いている浅い睡眠状態で、

・ その日にあった出来事や学習した内容を整理し、必要な情報を保存しするといった記憶の整理と記憶を定着させる

・不安や嫌な記憶を処理し、メンタルを安定させるなど感情を整理する

・楽器の練習やスポーツの動きなど、体で覚える技術を脳に刻み込みスキルを定着させる
などといったことが、レム睡眠におこなわれます。

ノンレム睡眠とレム睡眠が1セットで、約90分のサイクルで繰り返されます。

ノンレム睡眠は、さらに3つのステージ睡眠の深さが分かれます。

この睡眠のサイクルが、うまく周り、レム睡眠の状態から目覚める時、爽快に起きることができます。

反対に、ノンレム睡眠の一番深い睡眠のステージで起こされると、不快感を感じやすくなります。

また、睡眠時間の不足で、ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクル数が減ると、脳が睡眠中に行わなうべき記憶や感情を整理する時間が減るため、物忘れやイライラしやすくなるなどの原因となります。

 

不眠を発症させる要因

睡眠が悪いと感じる内容としては、
・入眠障害:なかなか布団に入っても寝付けない

・中途覚醒:睡眠中に何度も目がさめる

・早朝覚醒:予定より早く目が覚めて、その後、寝れない

・熟眠障害:睡眠時間は十分だが、ぐっすり眠った感覚がない

があります。

こういった不眠障害が起きることで、睡眠の質は低下します。

現在の睡眠の研究では、以下のような3つの不眠に至る要因がの仮説があります。

もともとの不眠の素因

不眠が発症しやすいのは、年齢や性別・性格など、もともと持っている素因によることがあります。

例えば、心配性の人は不眠症になりやすいと言われています。

また、女性は男性より不眠症になりやすい傾向にあります。

そして、歳をとると必要な睡眠時間が短くなるのは普通ですが、若い時と同じぐらい眠らなければいけないと思い込むことで、不眠症になる場合もあります。

不眠素因を促進する出来事

不眠の素因を持つ人に、不眠症を促進させる出来事の発生により、不眠の傾向がさらに高まります。

例えば、災害が起きたり、自分や家族が病気になったり、職場の人間関係などといったストレスが発症の要因になります。

この段階の不眠症は、一過性のものであり、数日から数週間で、自然と治る事が多いのが特徴です。

不眠をこじらせる習慣

不眠の素因を持つ人に、不眠をこじらせる習慣が加わることで、さらにリスクが高まります。

例えば、長い昼寝やカフェインやアルコールの多量の摂取。

他には、長時間、布団に横たわっていると、なぜ眠れないか?とかと思い悩んで、さらに眠れなくなることがあります。

 

睡眠の質の低下への対策

不眠が起きる要因を少しでも緩和して、睡眠の質を向上させるための対策として、以下のことを紹介させていただきます。

睡眠環境を整える

睡眠をとる部屋が、睡眠しやすいと体が感じるように、最適な環境に整えることが重要です。

具体的には、

・寝室の環境を、ろうそくの光程度の明るさ(30ルクルス)以下にする

・入眠時は音楽やラジオなどの音は最低限(40デジベル以下)にする

・室温と湿度をエアコンで調整して、5月は温度「20~24℃」湿度「40~60%」に保つようにする

・ベッドは寝返りが打ちやすいように、幅の広いベッドにする、また、ぬいぐるみやペットなど寝返りの邪魔になるものはなるべく除く

睡眠に適した体温を調整する

体の深部が体温がいったん上がって、そこから下がっていくことで、体の睡眠のスイッチが入りやすくなります。

つまり、体温を体温を上げる行動と体温を下げるために放熱しやすい状態にすることが重要になります。

そのためには、

・入浴は就寝の2時間前に済ませる

・入浴の温度は39~41度にする

・入浴の温度を42度以上にすることを避ける

・入浴が就寝直前にするならぬるま湯のお湯につかる

・布団を電気毛布や湯たんぽで温めすぎない

・靴下は足首周りまでのものにして、手や足先から放熱しやすいようにする

などといったことで体温調整されることをおすすめします。

目から強い光を入れるのを避ける

 

体には、どのぐらいの時間に起きて活動して、どのぐらい時間で寝て体を回復させるといったことを自動的に調整してくれる体内時計があります。

夜になって、体内時計が寝るべき時間だとお知らせしてくれる時に、目から強い光が入いると、体内時計が1~2時間巻き戻る場合があります。

そうすると、体はまだ寝るべき時間ではないと感じます。

ですので、目から強い光を入れないためにも、

・就寝の2時間前にはスマホやタブレットを見ることを控える

・どうしても見ないといけない場合は、画面の光をないとモードなどにして落としたり、ブルーライトカットのメガネをかけて見る

・寝室の室内灯をろうそくの光程度の明るさ(30ルクルス)以下にする

などといったことを意識して行なってみてください。

また、布団に入るときは、スマホやタブレットを持ち込まず、デジタル機器がすぐに手に取りにくいようにする工夫も有効です。

昼寝の時間を管理する

睡眠の質が悪くなると、昼に眠たくなることがあります。

その際には、仮眠や昼寝をすることは、午後からの作業効率を上げるためには有効です。

ただし、あまりにもその時間が長くなると、睡眠のリズムや体内時計が崩れて、夜の就寝時に影響が出ます。

ですので、「昼寝や仮眠を20分以内する」

ようにしてください。

また、休日にいつもの時間に起きず、ダラダラ寝ている状態を続け、「寝溜め」をして、普段の不眠のカバーをしようとする方も少なくありません。

それによって、体内時計のリズムが狂ったり、糖尿病の発症リスクが上がるという研究結果も報告されています。

休みにゆっくり布団で転がっていることでストレス解消にもなるかと思いますが、そういったリスクもありますので、寝溜めもほどほどでお願いいたします。

寝る前に飲むものを管理する

お酒に酔うことで、いわゆる「寝酒」をすると、寝付きが良くなるように感じます。

しかし、睡眠の専門家はこれを「気絶に近い状態」と呼び、強く警鐘を鳴らしています。

お酒によって得られる眠りには、お酒を体の中で睡眠中に解毒しないといけないため、睡眠が浅くなったり、夜中に目が覚めやすくなったりします。

ですので、理想は、

「晩酌を楽しむなら寝る3時間前までに済ます」

ようにしてください。

そして、お酒を飲んだ後は、お水などを飲んでアルコールを分解する時間を作ってあげることが、翌朝の体のためには有効です。

また、カフェインは、睡眠を促す物質を阻害する作用があります。

こちらも、飲むなら寝る3時間前までして、その後はノンカフェインの飲料を選んでください。

 

睡眠の質が低下している方に当院ができること


睡眠の質が低下している方は、体の緊張や呼吸力・血流の低下などがみられます。

そういった患者様に対して当院では、睡眠の状態とそれによるお悩みを詳しくお聞きして、

・姿勢バランス状態の検査

・関節の動き(特に首周辺)の検査

・呼吸に関わる肋骨やお腹の動きの確認

などを確認します。その上で、

・背骨と骨盤の調整

・呼吸する筋肉の調整

・首周辺の組織の調整

・鍼灸治療

・電気治療

・日常生活のアドバイス

などを、患者様のお身体に合わせて施術をさせていただきます。

 

睡眠障害で医療機関で精密な受診が必要な場合

睡眠の障害がある場合、精密な受診が必要なケースがあります。

それを判断するためのセルフチェック項目として、

・激しいいびき

・夜間の無呼吸

・日中の耐えがたい眠気

・起床時の頭痛

・夕方~夜に足がムズムズする、火照る、じっとしていられない

・寝ている間に大声で叫ぶ、暴れる、夢の内容に合わせて体が動く

・大事な場面で突然眠り込んでしまう、笑うと力が抜ける

・希望する時間に寝起きができず、社会生活に支障がある

といったことが起きている場合、

・睡眠時無呼吸症候群

・むずむず脚症候群

・レム睡眠行動障害

・ナルコレプシー

などのような病気が破傷している可能性があります。

そういった場合は、速やかに専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

行くべき専門の医療機関は、睡眠の問題は原因が「物理的な呼吸」なのか「脳や神経」なのか「心」なのかによって分かれます。

ですので、迷ったら睡眠外来(睡眠専門クリニック)を受診してください。

日本睡眠学会で、睡眠の専門医や専門病院を紹介しておりますので、そちらを参考にしてください。
(睡眠医療認定一覧 https://jssr.jp/list

 

まとめ

睡眠は、日常の生活で疲れた心身の回復するための大切な時間です。

新年度の環境の変化に慣れるまで、心身を健康に保つためにも、質の高い睡眠が取れるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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夜になると足がムズムズして眠れない…、それは「むずむず脚症候群」かも?

入浴時に体を洗おうと前屈みで感じる腰の痛みを改善する効果的なおすすめの6つの方法

 

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

 

ミシン縫製作業で後頭部の痛みをどうしたら予防することができるのか?

2026.05.04 | Category: デスクワーク,テレワーク,むくみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,目の疲れ,筋肉疲労,職業病,肩こり,血流,関節,,頭痛,首の痛み

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、縫製のお仕事をされておられる50歳代の女性の方が、後頭部に痛みを訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、最近、生地が分厚い服を、大量に作る仕事が回ってきて、その作業工程で、ミシンを通すときに生地を手でかなりしっかり押さえ込まないといけなく、それをしていると後頭部に痛みを感じるようになったそうです。

それに伴って、目の疲れや首の痛みなども感じるようになって、疲労感が抜けず、仕事に集中できないことにお悩みとのこと。

ミシンを使っての縫製のお仕事は、服が完成する達成感がありやりがいがありますが、繊細で集中力が必要な作業のため、体のいろいろな部分に負荷を、長時間、頻繁にかける仕事でもあります。

縫製作業によって起きるいろいろな体の不調の一つとして、後頭部の痛みがあります。

この不調の原因として、「不良姿勢」「神経の圧迫」「目の疲れ」が考えられます。

そこで今回は、扱いにくい生地をミシンを使って縫製する作業によって、後頭部に痛みが発生する理由とその対処法について伝えさせていただきます。

 

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ミシンで縫製作業をしていると後頭部痛が起きる理由

ミシンでの縫製の作業を、長時間、行っていると、ちょうど首と頭の境目で、髪の毛の生え際あたりから後頭部にかけて、痛みが発生されることが少なくありません。

ミシンを使った縫製作業によって、なぜ後頭部の痛みが乗じるかを、以下で説明させていただきます。

 

長時間の前かがみ姿勢をとるため

ミシンを使った縫製作業では、ミシンのはりが布を縫っている部分を凝視します。

その作業時間が長くなってくると、手元を見つめるために、だんだんと、頭を前と下方にさげる姿勢になります。

成人の頭の重さは、約4~5kgはあります。

頭を前と下方にさげる姿勢を続けると、頭の重さを支えるために。

頭の付け根から首や肩の後ろにある筋肉に負荷をかけ、筋肉を過緊張させます。

その結果、後頭部から首肩にかけての筋肉が硬くなって、血流も悪くなり、後頭部周辺の組織が疲労し、頭痛や後頭部の重だるさが生じやすくなります。

 

後頭部の神経を圧迫するため

後頭部に痛みがある場合は、「後頭神経痛」の可能性があります。

髪の生え際から後頭部には、「大後頭神経」「小後頭神経 」という神経が通っています。

これらの神経は、後頭部と首の後ろの境目にある筋肉の間を走っています。

ミシン作業で前に突き出したことで頭の重みに対して、それを支えるために、後頭部と首の後ろの境目にある筋肉が大きな役割をはたします。

長時間のミシンでの縫製作業で、頭の重みをこれたの筋肉が支え続けていると、やがて疲労して、筋肉が硬くなり、血流が悪くなると、後頭部の神経が圧迫や牽引されるます。

その結果、後頭部の神経の感度が過敏となり、普段は感じないような刺激でも、痛みとして感じるようになります。

目の疲れが影響するため

縫製作業では、ミシンの針先が、生地のズレや縫い目の乱れがないように、細かい箇所を、長時間・一点に集中して見続けなければなりません。

この近くの一点を見つめる状態は、眼球の筋肉に過緊張を及ぼし、眼精疲労を誘発させます。

眼やおでこ・こめかみ・頭の異変の情報は、主に「三叉神経」と呼ばれる多数の枝をもつ神経で処理されます。

そして、さらに、三叉神経と首の感覚情報を伝える神経が、脳幹と呼ばれる部分で収束されます。

それによって、眼やおでこ・こめかみ・頭と首の情報が脳で混在して曖昧となり、目の疲れが頭や首の疲れだとして広く感じられるようになることもあります。

その結果、目が疲れると後頭部も痛みを感じるようになる循環が起きる可能性も考えられます。

 

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ミシンによる縫製作業での後頭部痛へのセルフケア

後頭部に痛みが起きると、気力や集中力が低下し、ミシン作業といった細かいお仕事の場合は、大きな影響が出ます。

ですので、後頭部の痛みを少しでも緩和させるために、以下のような日常で取り入れやすいセルフケアを紹介させていただきます。

 

姿勢をリセットする習慣をつける

ミシンでの縫製作業は、長時間、集中すればするほど、姿勢が崩れ、それが後頭部の痛みにつながりがちです。

ですので、定期的に姿勢を正しい状態にリセットすることをおすすめします。

理想は、ミシン作業を30分するごとに、一回は立ち上がることをおすすめします。

立った際には、深く深呼吸をしたり、背伸びをしたり、少し歩いたりするとより効果的です。

仕事中、周囲の環境から、あまりこまめに動くと、目立ってしまうために、こういったことができない場合もあるかと思われます。

その際には、座ったままでいいので、

・イスに座面にお尻の骨の尖った部分(坐骨)が当たるように座り直す

・イスに座ったまま足踏みをする

・イスに座ったまま下腹を出しように骨盤を前に倒す

・目線をいったん上に向けてアゴをひき背中を伸ばす

などといったように、ちょっとでいいので、姿勢を変えて、体にミシン作業とは別の刺激を入れてあげてください。

 

頭の重みを支えて背中を伸ばす

頭を前に倒す角度が深いほど、後頭部から首にかかる負荷が大きくなります。

私仕事中でも日常生活でも、ときどき、頭の重さを手で支えて、首にかかる負荷を軽くしてみてください。

具体的な方法としては、

①イスに背筋を伸ばした状態で座ります。

②目線を正面に向けたまま、両手を頭の後ろに軽く組み、首と頭の境あたりにおき、頭の重みを支えます。

③頭の後ろで組んだ手は頭を上方に持ち上げるように支えながら、10秒間、背中をそらしてください(イスに背もたれがあれば、背もたれにもたれかかるようにしてみてください)。

④10秒たったら、元の姿勢に戻り、これを3回、繰り返しください。

注意点は、体を逸らす際に、頭を後方にそらしすぎないようにしてください。

頭が後方にそらしすぎると、頭の重みで、首の神経や椎間板に余計な圧迫が加わる可能性があります。

あくまでも、気持ちがいい程度で、背中から首と頭の境あたりが少し伸びる程度で行ってください。

目を休ませる

ミシン作業で起きる目の疲れは、後頭部の痛みの発生に深い関わりがあります。

ですので、こまめに目の疲労を取るケアをすることをおすすめします。

ご自宅に帰られてからは、ホットアイマスクや蒸しタオルなどを、まぶたの上にのせて眼球を温めたり、湯船にゆっくりつかることが有効です。

また、お仕事中にできる目のケアの仕方として、「パームアイ」と呼ばれる手の熱で目を温めるやり方がです。

具体的には、

①両手の手のひらを、軽くこすり合わせて温める

目を閉じた状態で、温めた手のひらを軽く押さえすぎないように目の上に当てます(その際に手のひらと目との間に少し空間開けて、目を圧迫せずに目を覆うイメージで)。

1~2分ほど、そのまま静かに目を閉じて休む


といったことをすることで、
手の温かさが目の周囲の血流をやや良くし、緊張した眼筋を緩めて眼精疲労と頭の重さを軽減する効果が期待できます。

他には、目を1~2分だけ完全に閉じて休ませる時間を作ることも有効です。

理想は、1時間に1回程度、作業を中断して、光をなるべく遮った場所で目を閉じて休むことで、眼の筋肉の緊張と脳への視覚情報を伝える負荷が軽減されます。

 

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まとめ

ミシンで縫製作業をされている方からお話をお聞きすると、布の材質や色によっては、縫製作業の難易度が上がって大変だということをお聞きします。

また、納入先によっては、厳格な規定もあって、仕上がりに細心の注意が必要になってくることも。

お聞きすればするほど、大変なお仕事であることがわかります。

そういったお仕事であるからこそ、後頭部の痛みによって、作業に支障が出るのを避けたいと思われますので、今回、紹介させていただいたことがお役にたてれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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春に雨が降ると起きる頭痛を解消するためにはどうしたらいいのか?

2026.04.30 | Category: ストレス・自律神経障害,デスクワーク,めまい,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,天候,天気,姿勢,日常生活の動作,,栄養・食事・飲み物,梅雨,水分,生活習慣,疲労,睡眠,肩こり,肩の痛み,血流,運動,関節,,頭痛,首の痛み

雨が降るたびに頭がズキズキしたり、吐き気が出たりして、「またか…」と憂うつになっていませんか?

実は、こうした雨の日の頭痛は「自律神経の乱れ」が大きく関係しています。

結論からお伝えすると、雨の日の頭痛を和らげるためには

「自律神経を安定させること」

がとても重要です。

そのために今すぐできるセルフケアは、

・起床時間を一定にして規則正しい生活を送る

・鼻から4秒間息を吸い、口から6秒間息を吐くの深い呼吸を7回行う

・お風呂で首や肩を温めて血流を良くする

などといったシンプルなことをすることで改善が期待できます。

このブログでは、雨が降るたびに、

・頭がズキズキして吐き気がして気分が悪い

・頭の痛みで仕事に集中できない

・頭が重だるくてやる気が出ない

などといった経験がある方に向けて、春の雨の日に起こる頭痛に対して、すぐにできる対処法と降雨で頭痛が起こりやすい理由について、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

降雨で乱れた自律神経の整える方法

雨が降るたびに頭痛が起きるのは、自律神経の乱れのためです。

その自律神経を安定させるための方法は、

・生活

・呼吸

・血流と神経の感度

の3つを整えることが重要です。以下で、その方法について紹介させていただきます。

 

生活を整える

自律神経は、規則正しい生活のリズムによって整いやすくなります。

そのための方法として、

・朝、起きたら太陽の光を15分は浴びる

・起床と就寝時間をできるだけ固定する

・寝る前にスマホを見すぎない

これだけでも、自律神経が安定し、雨が降り外部環境が変わっても、体が柔軟に対応することで、頭痛を減らすことができます。

忙しい方は、規則正しい生活を送るといっても、なかなか難しいところもあるかもしれません。

まずは、起床時間を一定にすることだけでも挑戦してみてください。

 

呼吸を整える

自律神経は、体を活動しやすいように調整する「交感神経」と体をリラックスや回復させやすいように調整する「副交感神経」に分かれます。

呼吸をしっかりすることで、自律神経は整いやすくなります。

その理由として、

・息を吸う=交感神経がやや働く

・息を吐く=副交感神経が働く

ということが呼吸活動の中で起こりますので、しっかり呼吸をすることで、交感神経と副交感神経のどちらにも刺激を与えることができます。

一概に呼吸といっても、呼吸が浅いと、息を吸うことに比重が傾きやすくなるため、交感神経側に偏って刺激が入り、自律神経が整いにくくなります。

ですので、“深い呼吸”をすることを意識して行えば、呼吸による交感神経と副交感神経の2つ自律神経のバランスが整いやすくなります。

深い呼吸をするためには、“腹式呼吸”をすることが最も効果的です。

腹式呼吸は、

・鼻から4秒間、息を吸う

・口から6秒間、息を吐く

のようなリズムで呼吸を、7回、繰り返しおこなってください。

そうすることで、深い呼吸が自律神経を整え、雨の日の頭痛を解消する助けになります。

血流と神経の感度を整える


体の血の巡り、つまり、血流と神経の感度が整うことで、自律神経のバランスが安定しやすくなります。

その具体的な方法として、

・38~40℃程度のぬるめのお風呂や蒸しタオルなどで首・肩を温める

・散歩・ストレッチなど軽い運動をおこなう

・水分をしっかりとる

ことを意識しておこなってみてください。

そうすることで、気圧変化による頭痛の緩和につながります。

春の雨の日に頭痛が起こりやすい理由

地球上で生活している私たちは、常に空気に包まれています。

空気には目に見えませんが重さがあり、気温や湿度によって変化するものの、1立方メートルあたり約1.2kgほどあります。

この空気の重さが、いわゆる「気圧」と呼ばれています。

私たちの体は、日常的にこの気圧によって外側から内側へと押されている状態にあります。

雨が降ると低気圧となり、それによって、体にかかる空気の圧が低下します。

これは、体にぴったりフィットしていたコンプレッションウェアを脱いで、体がゆるむようなイメージです。

このような急な圧の変化は、体にとって一種の刺激となります。

特に、耳の奥にある内耳は、気圧の変化を敏感に感知するセンサーの役割を持っており、その情報が脳へと伝えられます。

その情報が伝わる過程で、顔から頭にかけて分布する神経(三叉神経)が、敏感な状態になりやすくなります。

それによって、普段は感じないような刺激でも反応して、三叉神経の分布している箇所に痛みが発生して、それが頭痛につながります。

また、神経の周囲では炎症に関わる物質も放出され、血管が拡張しやすい状態になります。

血管の拡張で拍動が神経をさらに刺激して、ズキズキとした頭痛として感じやすくなります。

春は、雨が降ったり止んだりを繰り返すことで、気圧の変動が大きくなりやすい季節です。

そのため、このような刺激が繰り返し起こり、頭痛のリスクが高まります。

雨の日の気圧の変化と自律神経の関わり

自律神経は、気候の変化やストレスなど、外部環境の変動に対して、体を無意識に調整する重要な役割を担っています。

この働きによって、心拍数や血管の収縮・拡張、消化機能などがコントロールされ、体の状態が一定に保たれています。

自律神経は、体を活発に動かすモードにする「交感神経」と体をリラックスさせたり回復モードにする「副交感神経」の2つで成り立っており、このバランスによって体の調子が左右されます。

雨の日のように気圧が低下すると、耳の奥にある内耳の気圧センサーからの情報をもとに、交感神経と副交感神経の機能が無意識下で、体にかかる圧の変化に適応するように調整します。

春は、雨が降ったり晴れたりと、天気の変動が激しい時期です。

その激しい変動を繰り返していると、体を最適な状態にするための交感神経と副交感神経の働きのバランスが崩れてしまうことがあります。

自律神経のバランスが乱れることで、

・血管の収縮や拡張のコントロールが不安定になる

・神経が刺激に対して敏感になる

・体の回復と活動の切り替えがうまくいかなくなる

などといった状態が起こりやすくなります。

その結果、前章で述べたようなメカニズムが体に発生して、頭痛が発症しやすくなる。


雨の日以外でも頭痛が続く場合

頭痛が雨の日だけでなく、頻発で激しい場合、特に、

「突然の激しい頭痛+意識障害、麻痺、嘔吐などの神経症状」

がある場合は、

・脳出血

・脳梗塞

・髄膜炎

などといった重症な病気が隠れていることもありますので、速やかに内科や脳外科などの専門の医療機関を受診してください。

当院でのケース

当院では、次のような要素が重なっていることで、雨の日に頭痛が起こりやすいケースを多く見かけます。

・パソコンやスマホなどのデジタルデバイスを見る時間が多い方

・交通事故やスポーツによるケガをした既往歴がある方

・睡眠不足や睡眠の質が低下している方

・職場や学校などストレスがかかることが多い方

このような方は、首周辺の筋肉に過緊張が見られたり、呼吸が浅かったり、姿勢にゆがみがあることが多いです。

そこを治療で、何回かかけて整えていくと、改善していくケースが多いです。

雨の日に頭痛が起きたときに、施術によってある程度は軽減するための対処はできます。

しかし、普段から時間をかけて、専門の医療機関でもセルフケアでもいいので、体をメンテナンスして整えておくことが、雨に日の頭痛を改善する近道になると感じます。

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

まとめ

春は気温的には穏やかな時期なので、心や体を動かして、運動や趣味など新しいことに挑戦するにはいい時期です。

そういった時期に、天候の変化で、頭痛をはじめとする体調の不良を防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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