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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
3人の幼児を育児中の30歳代女性の方が、腰痛を訴えて来院されました。
治療の会話の中で、
「腰が痛いのはしんどいです・・・」
「腰痛をなくすために、運動した方がいいんですか?」
「ランニングとか縄跳びとかはどうですかね」
という腰痛予防のための運動についての相談を受けました。
乳児の育児中は、抱っこや屈む姿勢が多くなり、特に、お母さん方の腰に負担がかかる時期です。
それをなんとか自分で改善したいと、おっしゃるお母さん方も少なくありません。
そこで、今回は、育児中のお母さん方の腰痛予防のための運動について、わかりやすく伝えさせていただきます。

育児中のお母さん方が、出産後初めて運動を始めようとする際のポイントを、結論からお伝えすると、
“運動を始めてから2~3ヶ月は、物足りない程度の運動を続ける”
ことが重要です。
実は、運動は、頑張れば頑張るほど腰に良いというわけではありません。
始め方を間違えると、かえって腰痛を悪化させてしまうこともあります。
腰痛予防のためには、まずは、少し物足りないと感じるくらいの軽い運動を続け、基礎体力や体幹を整えてから、徐々に運動の強度を上げていくことが大切です。

まずは、今すぐできる腰痛予防の初動の運動として、
・口から6秒間息をゆっくり吐いて、鼻から息を4秒吸う、腹式呼吸を7回行う
・お尻を締めたり緩めたりする意識を持ってバランスボールに10分座る
・イスに座って骨盤を前後にゆっくり動かすのを10回繰り返す
・上向きで寝て膝を曲げて、左右へゆっくり倒すのを10回繰り返す
・壁の前に立ち、壁に軽く手を添えて、かかとをゆっくりあげて、ゆっくり下すのを10回繰り返す
なとといった運動を、一日数回することから試してみてください。
これだけでも、腰痛予防として効果的です。
もし、ウォーキングが可能であれば、30分以内で、無理のない歩幅で行うことも有効です。
また、運動する際や家事・育児をする際に、骨盤ベルトや腰のコルセットを使用することで、骨盤周囲の安定感が高まり、動作時の痛みが軽減される場合があります。

出産後に腰痛を訴える女性の方から、よく「骨盤がゆがんでいるからですか?」という質問を受けます。
それも一つの理由となりますが、他に様々な複数の理由が重なり、発生していることが多いです。
その複数の理由を、以下で紹介させていただいきます。
妊娠して、どんどんがお腹が大きくなると、その重みで重心が前方へ移動します。
それに対して、倒れないようにするため、腰を反らせる姿勢をとるようになります。
その状態を維持するために、腰や背中・股関節・お尻の緊張させる状態が続きます。
出産後、お腹の膨らみがなくなっても、妊娠中を反る姿勢のクセや疲労が残り、その生活を続けることで、腰に痛みが発生しやすくなる。
妊娠中は、女性ホルモンの影響で、骨盤周囲の靱帯が柔らかくなります。
これは、出産時に赤ちゃんが産道を通りやすくするために必要な変化です。
しかし、その結果、靭帯で骨盤を支える力が弱くなり、それを代償するために、腰周辺の筋肉が頑張って支えるようになる。
それによって、腰が疲労し痛みが生じやすくなる。
妊娠中は、お腹がお大きくなるため、お腹の筋肉が引き伸ばされます。
そして、出産後は、伸びたお腹の筋肉が元の出産前の状態に戻るためには、数ヶ月かかることがあります。
お腹の筋肉は、腰や脇腹・背中の筋肉と共に、背骨を支える役割を担います。
お腹の筋肉が、妊娠によって機能低下すると、背骨を支える役割を腰がより担うこととなり、それが腰に疲労を呼び込み痛みが発生することもあります。
出産で赤ちゃんが産道を通る際に、出口の部分の筋肉(骨盤底筋群)が大きく引き伸ばされます。
この骨盤底筋群は、普段は、お腹の上下左右前後を構成している筋肉と一緒に、お腹の圧力を保ちながら、腰も安定させる重要な筋肉です。
この働きが低下すると、腰が不安定になり、痛みも起きやすくなります。
妊娠からの出産は、とてもエネルギーを使うため、出産後は体を休ませたい時期です。
しかし、すぐに育児のため、抱っこ・授乳・おむつ交換・入浴・寝不足の毎日続きます。
特に、前かがみ姿勢での行動が多くなります。
前屈みの姿勢は、腰への負担が非常に大きい動作です。
出産の過程で機能低下を起こした腰周辺の組織の回復途中の腰に、毎日、何回もの前屈み姿勢の負荷が腰に加わることで、痛みが慢性化しやすくなります。

出産後は、骨盤を支える靱帯や筋肉がすぐに元の状態へ戻るわけではありません。
一般的には、出産で緩んだり痛めた骨盤周囲の組織の安定性が戻り始めるまでには、約2~3か月、そして、日常生活で安定して動けるようになるまでには、3~6か月程度はかかるとされています。
そのため、この回復の期間には、腰にダメージを与える強い運動ではなく、まずは軽い運動で体を慣らし、腰や骨盤を支える筋肉を少しずつ回復させることが大切です。
加えて、単純に運動をすることで、筋肉がつくまでには、一般的に2~3ヶ月の継続が必要とされています。
具体的には、最初の2週間はまず神経系が発達して筋力が向上し、その後、8~12週間ほどかけて細胞レベルでの成長が起こり、目に見える変化として現れ始めます。
ということから見ても、出産後は、基礎体力作りとして、軽い運動を2~3ヶ月することから始め、それができてからはじめて、強度の強い運動に移行することをおすすめします。

出産後、体力や筋力が十分に戻るまでは、次のような運動は控えめにすることをおすすめします。
ランニング、縄跳び、バレーボール、バスケットボール、エアロビクスなどジャンプを繰り返す運動は、控えられることをおすすめします。
というのも、ジャンプして地面に着地するさに、体重の2~3倍程度の力が足から腰へ伝わるとされています。
骨盤や体幹の安定性が十分でない時期では、その衝撃をうまく吸収できず、腰への負担が大きくなるためです。
スクワットやデッドリフトなど、重い負荷をかけて行うと、踏ん張るために、お腹の圧力が大きく上昇します。
体幹や骨盤底筋群が十分に回復していない時期では、腹圧の増加は、腰へ過度な負担がかかる可能性があります。
テニスやバドミントン、サッカーなどは、急停止や急発進・急な方向転換を繰り返します。
このような動作では、体幹を支えるために腰や骨盤を支える筋肉へ大きな負荷がかかります。
腰痛予防の健康情報の本や番組で、階段の上り下りを繰り返し行うトレーニングや、大股でウォーキングを行うことをよく取り上げられます。
階段の特に下りは、体重を階段の床にかかることで、その何倍もの衝撃が床から跳ね返ってきます。
また、大股で歩くことは、勢いをつけて体重をかけて地面に着地することで、大きな衝撃が地面から返ってきます。
この衝撃は、出産で機能低下している腰周辺の組織で受けきれないと、腰痛の要因となります。
階段の上り下りを繰り返し行うトレーニングや、大股でウォーキングは、いい運動ではあるのですが、基礎体力がついた上で行うことをおすすめします。
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よく「産後骨盤矯正って、どうなんですか?」というご質問を受けます。
実際のところ、「産後骨盤矯正」という名称だけでは判断できず、治療として何をしているかが重要です。
ただ、産後骨盤矯正をされているところの広告やWEBで、「開いた骨盤を閉じる」「ゆがんだ骨盤を元に戻す」「一度の施術で骨盤が締まる」といった説明がされることがあります。
しかし、現在の医学では、出産後の骨盤は、女性ホルモンの影響で靱帯が緩みますが、その後は時間の経過とともに自然に安定していきますし、骨盤そのものを手で押したり動かしたりして、骨の位置を大きく変えられるません。
そして、「産後骨盤矯正」という施術そのものの有効性を裏付ける強いエビデンスはありません。
ですので、当院でも、骨盤だけではなく、背骨や股関節・膝・足首などの調整や、筋肉や姿勢のバランスなど体全体を整えることで、産後の腰痛改善し育児をしやすい体をつくることを取り組んでおります。

一般的な産後の腰痛であれば、セルフケアや適切な運動によって、徐々に改善していくことが多いです。
しかし、まれに重い病気が隠れていることもあるため、以下のような症状がある場合は、整形外科や内科などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
・2~4週間ほどセルフケアを続けても改善しない、または悪化している
・安静にしていても強い痛みが続く、夜中に痛みで目が覚める
・38℃以上の発熱や寒気を伴う
・足のしびれや筋力低下が強く、歩きにくい
・排尿や排便がしにくい、尿漏れや便失禁が急に起こった
・股の間にしびれや感覚の低下がある
・がんや骨粗しょう症、ステロイド薬の長期使用などの既往がある

腰が痛くなると、早く良くなるために、強めの運動をしたくなります。
しかし、特に、産後の女性は、腰周辺の組織の回復には時間がかかり、さらに、育児で腰の負担も大きい。
ですので、もどかしいと思いますが、軽い運動を続けて、まずは体幹や体力の基礎を作っていき、腰痛を改善していくことをおすすめします。
そのための方法や情報を、今回のブログで知っていただけると幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
夏になると、長期休暇やイベントなどで外出する機会が増えます。
外出時は、暑いということもあって、サンダルを履いて歩き回ることも多くなります。
そうすると、太ももやふくらはぎがだるくなったり、ひざの裏が張るなど、足に疲れを感じやすくなる方も少なくありません。
そこで今回は、サンダルを履いて歩き回ることで足に疲労が起こりやすい理由と対処法について紹介させていただきます。

サンダルで歩き回ることで、足に疲労を感じやすくなる理由を結論からお伝えすると、
“足をしっかり固定しない構造のため、歩くたびに足の筋肉や関節が、普段以上に働かされる”
ためです。
サンダルは、涼しく快適な履物ですが、長時間・長距離の歩行するにはエネルギー効率が落ちる履き物のため、足が疲れやすくなります。

長距離・長時間の歩行をする場合は、ウォーキングやジョギング用のヒモ靴が、足にとっては最適です。
ただ、暑い夏においては、通気性や履きやすさから、やっぱりサンダルが履きたくなります。
その場合は、以下のようなサンダルを選んで履くようにしてください。
・かかとを固定できるストラップ付きのサンダルを選ぶ
・サンダル底が分厚くクッション性の高いサンダルを選ぶ
・足底の土踏まずを支える形状のサンダルを選ぶ
・足底に滑り止め加工がついたサンダルを選ぶ
こうしたサンダルは足の安定性を高め、歩行中の余分な筋肉や関節の働きを減らすため、長時間歩いた際の疲労を軽減できることが期待できます。

足を十分に固定しないサンダルで歩いているとき、足ではさまざまな働きが起こっています。
ヒモ靴は、靴ひもによって足全体を包み込むように固定されるため、歩行中に足が靴の中で動きにくく、地面を蹴る力を効率よく伝えやすい。
一方、ビーチサンダルやかかとを固定しないタイプのサンダルでは、歩くたびに足が靴の中で前後左右に動きやすくなります。
その結果、サンダルが脱げないように、無意識のうちに足指を曲げる筋肉や足裏の筋肉を、ヒモ靴を履いている時に比べて、持続的に使う必要があります。
また、このようなサンダルは、足首の自由度が高いため、歩行中は足首が通常よりも細かく動きを調整しながらバランスを保つことを強いられます。
歩行は、足首・ひざ・股関節・骨盤・背骨の関節が連動して行われる動作です。
そのため、足を十分に固定しないサンダルで歩いくことで足首の安定性が低下すると、その影響を補うために、ひざ・股関節・骨盤・背骨も普段以上に細かな調整をする必要に迫られます。
その結果、それらの足の関節を支える筋肉や靭帯への負担が増え、疲労が蓄積しやすくなります。
このようなことから、ビーチサンダルやかかとを固定しないタイプのサンダルで長時間・長距離を歩くと、ヒモ靴で歩く場合に比べて足の筋肉が疲れやすくなります。
その結果、太ももやふくらはぎの張り、足裏の疲労、足首やひざの痛みなどが起こりやすくなるのです。
かかとを固定しないタイプサンダルで長時間歩いた日は、その日のうちに疲労を回復させることが大切です。
そのための方法として、以下のことを紹介させていただきます。
長時間歩くと、特に、ふくらはぎや太もも裏の筋肉に、疲労がたまりやすくなります。
そのままにすると、翌日に張りや痛みが残ったり、夜間や明け方に足がつりやすくなったりすることがあります。
それを防ぐために、ゆっくりふくらはぎや太もも裏をストレッチする方法として、

①イスに座って、右の足を外に伸ばして、足首を90度に曲げます。
②伸ばした右の足の方に、体を曲げて、右のふくらはぎや太もも裏が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
③10秒たったら、体を起こして元の姿勢に戻します。
④次に、左の足を伸ばして、足首を90度に曲げます。
⑤伸ばした左の足の方に、体を曲げて、左のふくらはぎや太もも裏が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
⑥10秒たったら、体を起こして元の姿勢に戻します。
①~⑥の動作を、3回、行ってください。

長時間歩くと、重力の影響で、足の方に血液やリンパ液が下がってたまり、むくみやだるさが起こりやすくなります。
それを改善するためには、足を心臓より高く上げることが有効です。
具体的には、上向けに寝て、クッションや座布団を足元に置いて、ふくらはぎからかかとまでを乗せ、足を心臓より少し高い位置で、10~20分ほど保ってください。
その際にときどき、足首を曲げたり伸ばしたりすると、より効果的です。

疲労した筋肉は、筋肉で血管を押し出す機能が低下するため、血流が低下しやすくなります。
それを緩和するためには、ぬるめのお湯で足を温めることで、疲労で硬くなった足の筋肉を緩和し、水圧も手伝って、血液の循環が促されます。
具体的な方法として、バケツに38~41℃程度のお湯を入れ、足を10~15分ほどつけるだけでも十分効果があります。
入浴できる場合は、湯船につかって温めるのもおすすめです。
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サンダルで歩行したことで、足が疲れに対して、当院では、状態を詳しくお聞きした上で、
・全身の姿勢のバランス
・歩行に関わる関節の可動域検査
・歩行に関わる筋肉の出力検査
などを行い、
・動きの悪い関節へのアプローチ
・筋肉バランスを整える
・鍼治療
・電気治療
など、患者様のお身体に合わせて、痛い部分だけに焦点を当てるのではなく、上半身も含めた全身に対して、検査と治療を施します。

通常、サンダルによる筋肉疲労は、数日から1週間程度で改善することがほとんどです。
しかし、次のような症状がある場合は、筋肉疲労以外の病気やケガが隠れている可能性がありので、整形外科や内科など専門の医療機関で精密な検査を受けられることをおすすめします。
・足の疲れや痛みが1~2週間経っても改善しない
・歩くたびに足に強い痛みがある
・足首や膝が大きく腫れている
・足を地面につくことができない
・足にしびれや筋力低下がある
・発熱を伴い、片足だけ腫れる

サンダルは、夏に欠かせない快適な履物です。
しかし、長距離・長時間の歩行に、サンダルは靴としての性能が添わない場合もあります。
歩行は、日常生活の中心となる動作ですので、サンダルによって足に支障がでた場合には、速やかにケアする必要があります。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、立ち仕事をされている40歳代の女性の方が、膝のだるさや違和感を訴えて来院されました。
詳しくお話を伺うと、
「毎日、6時間ほど、ほとんど動かずに立ちっぱなしで仕事をしているんですが……」
「最近、膝が固まったような感じがして、特に膝のお皿のあたりがだるくなるんです」
「夕方になると、立っているだけでもしんどくなってきて……」
とのことでした。
実は、このようなお悩みは、立ち仕事をされている方からよくご相談を受けます。
「歩き回っているわけでもないのに、どうして膝が疲れるの?」と思われるかもしれません。
しかし、私たちは立っている間も、倒れないように足首・膝・股関節を絶えず細かく動かしながら、体の重心を調整し続けています。
特に、膝は、体重を支えながら太ももやふくらはぎの筋肉を使って姿勢を維持する働きを担っているため、一見動いていないようでも、実際には休むことなく働き続けています。
その状態が、毎日、何時間も続くことで、膝の前面にある筋肉や腱、関節を支える組織に疲労が蓄積し、だるさや違和感として現れることがあります。
そこで今回は、立ち仕事で、膝の前面がだるくなる理由と対処法について伝えさせていただきます。

長時間、立位姿勢を保持していると、膝の前面に疲労感を感じやすくなる理由を結論からお伝えすると、
「じっと動かず立っているつもりでも、膝はわずかに動き続けている」
ためです。このような膝の小さな動きが繰り返されることで、膝の前側へ負担が蓄積しやすくなります。

立って仕事をしている最中でも、膝の前面の疲労を改善するために、今すぐできる対処法として、
・10秒ごとに左右の足へ交互に体重を移動させる
・ひざを意識して軽く曲げ伸ばしを5回繰り返す
・その場でかかとをゆっくり上げて、ゆっくり下ろすのを5回繰り返す
・その場で10歩ほど足踏みをする
・腰をそらして骨盤を前に倒したり、腰を丸めて骨盤を後に倒すのを5回繰り返す
ことを意識して、膝に疲れを感じたら行うことで、症状の改善が期待できます。

膝は、まっすぐ伸びた状態が最も安定しています。
しかし、長時間立っていると、体は倒れないように、無意識のうちに重心を少しずつ動かしてバランスを保っています。
そのため、膝は一見じっとしているようでも、実際にはほんのわずかに曲げたり伸ばしたりを繰り返しています。
そのたびに、太ももの前側の筋肉が体重を支え、膝が曲がってしまわないように働き続けます。
この状態が何時間も続くと、筋肉は少しずつ疲れがたまり、さらに膝のお皿や、その周囲を支える組織にも負担が積み重なります。
その結果、膝の前側に「だるい」「重たい」「固まった感じがする」といった違和感が現れたり、さらに負担が続くと痛みへとつながることがあります。
長時間の立ち仕事の帰宅後、疲れた膝周辺の組織をケアするために、以下のようなストレッチを紹介させていただきます。

① 床に座り、片方の足をまっすぐ前へ伸ばし、もう一方の足は、無理のない位置で軽く曲げます。
② 背中を丸めないように注意しながら、息をゆっくり吐きつつ、両手を伸ばした足先へ近づけるように上体を前へ倒します。
③ 太ももの裏側が心地よく伸びているところで、10秒間キープします。
④10秒たったら、ゆっくり体を起こします。
⑤ 次に、足を入れ替えて、反対側も同じように行います。
この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

①上向けに寝て、片方の膝を軽く曲げます。
②曲げた膝を両手で抱え、息を吐きながら、膝をゆっくり胸へ近づけます。
③お尻から太ももの後ろが心地よく伸びる位置で、10秒間キープします。
④ 10秒たったら、膝を離し、元の位置に戻します。
⑤次に、足を入れ替えて、反対側も同じように行います。
この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

① 壁や椅子に片手を添えて体を支え、片方の膝を曲げ、同じ側の手で足首を持ちます。
② 足首を持った手で、太ももをゆっくり後ろへ引きます。
③ 太ももの前側が心地よく伸びたところで、10秒間キープします。
④10秒たったら、手を離し、元の位置に戻します。
⑤次に、足を入れ替えて、反対側も同じように行います。
この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。
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立位を維持するためには、膝だけではなく、足首や股関節・骨盤・背骨などが協調して姿勢が維持されます。
また、平衡感覚は、耳の奥にあるバランスセンサーや視覚なども合わせて働きます。
ですので、膝を治療するだけではなく、足首・股関節・骨盤・背骨の状態を検査し、体全体を見て治療をさせていただきます。
また、耳の奥にあるバランスセンサーや視覚に関しては、それらの感覚器が働きやすいように、血流を促すために、肩首・頭部への治療を施します。

立ち仕事による膝の疲労であれば、休憩や睡眠を取ることで症状が軽くなることが多いです。
しかし、次のような症状がある場合は、膝の病気やケガが隠れている可能性がありますので、整形外科など専門の医療機関への受診をおすすめします。
・膝が腫れて熱を持っている場合
・何もしていなくても強い痛みが続く場合
・膝を曲げたり伸ばしたりすると引っかかる、途中で動かなくなる場合
・膝がガクッと崩れるような感じや、力が入らない場合
・歩くのも困難なほど痛みが強い場合
・安静にしていても1~2週間以上改善しない場合や、徐々に悪化している場合

立ている時間が長いことで、膝に疲労感は発生すると、ちょっとしたところでつまずいたり転倒して、怪我をするリスクが高まります。
また、膝への負荷が重なることは、将来的に膝の骨の変形などにも影響します。
ですので、膝に違和感を感じられたら、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、デスクワークをされておられる40歳代の女性の方が、お身体のメンテナンスに来院されました。
仕事に加えて、ご家庭の事情で、毎日、忙しくてとにかく疲れているとのことでした。
お身体のメンテナンスをするにあたって、検査の一環として、呼吸を診させていただくと、とても呼吸が浅い状態でした。
デスクワークで疲労が困憊されている方は、このような状態である方が少なくありません。
そこで、今回は、疲労がキツくなっているデスクワークの方と呼吸の関係性と影響について、わかりやすく伝えさせていただきます。

体を動かしたり、疲労を回復させるためのエネルギーを作るには、酸素は欠かせない材料です。
その酸素は、呼吸によって体に取り込まれます。
つまり、呼吸がしやすくなることで、酸素を取り込みやすい状態が保たれ、体の活動や疲労からの回復を支えることにつながります。
そのポイントを結論からお伝えすると、
“背骨や肋骨を積極的に動かし、胸郭(きょうかく)を柔らかく保つ”
ことが大切です。
胸郭とは、肺や心臓を囲む胸骨・肋骨・背骨と、それらを動かす筋肉によって作られる体の構造です。
肺には自分で動く筋肉がないため、横隔膜や肋間筋などの呼吸筋が、胸郭の大きさを変化させることで、肺に空気が出入りしやすくなります。

胸郭が動きやすい状態を保ち、呼吸がしやすいように今すぐできることは、
・上向きで寝て、手足を広げて大の字になり、ゆっくり呼吸をする
・上向きで寝て、「後頭部→首のうなじ(後面)→肩→背中→腰→お尻→足」の順に床に押し当てる
・上向きで寝て、両方のひざを曲げて、左右に倒す
・立った状態で、背伸びしてから左右に側屈をする
・立った状態で、頭の後ろで手を組み、肘を広げたり緩めたりする
といった体操をすることで、背骨や肋骨が動かすことになり、それに伴って、呼吸の改善できることが期待できます。

デスクワークでは、書類やパソコン作業に集中する時間が長くなるため、気づかないうちに猫背や前かがみ姿勢になりやすくなります。
この姿勢では、肩が内側に入り、胸が縮こまった状態になることで、肺を包む胸郭の動きが制限されやすくなります。
胸郭が十分に広がりにくくなると、呼吸が浅くなり、呼吸をするために胸郭を動かす筋肉への負担も増えていきます。
さらに、このような姿勢が毎日の習慣になると、仕事中だけでなく普段の生活でも胸郭が動きにくい不良姿勢の状態が続き、呼吸のしづらさを感じる原因になることがあります。
呼吸が浅い状態では、酸素を取り込むための呼吸効率に影響し、体が疲れやすいと感じることがあります。
また、呼吸を補助する首や肩周囲の筋肉にも負担がかかり続けるため、その筋肉の緊張が高まり、首こりや肩こりにつながる場合があります。
ですので、普段から背骨や肋骨を動かし、「胸郭」を柔らかく保ち、スムーズな呼吸ができる状態を維持することがポイントになります。
冒頭に記述させていただいた、胸郭が動きやすい状態を保ち呼吸がしやすくするための体操を、具体的に紹介させていただきます。

①枕やクッションをお腹に乗せた状態で上向きで寝て、足を楽な状態になる広げ、手のひらを上に向けて腕は肩の高さに広げ、いわゆる、「大の字」の状態になる
②お腹の乗せた枕やクッションが動くように、ゆっくりお腹を凹ますように息を吸って、ゆっくりお腹を膨らますように息を吐きます。
これを毎日、2分間、行ってみてください。

①上向きで、リラックスできる自然体で寝ます。
②その状態で、「後頭部→首のうなじ(後面)→肩→背中→腰→お尻→太もも裏→ひざ裏→ふくらはぎ→かかと」の順に床に押し当てる。
これを毎日、五回、行ってみてください。

①上向きで寝て、両ひざを曲げる。
②息を吐きながら、ひざを右に倒して、5秒間キープする。
③5秒たったら、元の姿勢に戻す。
④次に、息を吐きながら、ひざを左に倒して、5秒間キープする。
⑤5秒たったら、元の姿勢に戻す。
これを毎日、五回、行ってみてください。

①体の右側を壁に向かって横に立ち、壁に右腕を下に下ろした状態で、右腕全体を壁につけるように体をもたれさせ、足は壁から少し離す、つまり、壁に体が斜めにもたれかかっている状態にする。
②反対側の左腕をあげて、右側に側屈するように倒し、壁に右腕ごしに右胸を軽く押し付けるように、5秒間、キープする。
③5秒たったら、元の姿勢に戻す。
④次に、体の左側を壁に向かって横に立ち、壁に左腕を下に下ろした状態で、壁に左腕全体を壁につけるように体をもたれさせ、足は壁から少し離す、つまり、これも壁に体が斜めにもたれかかっている状態にする。
⑤反対側の右腕をあげて、左側に側屈するように倒し、壁に左腕ごしに左胸を軽く押し付けるように、5秒間、キープする。
⑥5秒たったら、元の姿勢に戻す。
これを毎日、五回、行ってみてください。

①壁に背中をつけるように立った状態で、腕を頭の後ろで組みます。
②ゆっくり息を吸いながら、肘を壁側に広げて、肩甲骨同士を寄せ、胸を広げた状態を、5秒間、キープします。
③5秒たったら、ゆっくり息を吐きながら、広げた肘を緩めて、元の姿勢に戻ります。
これを毎日、五回、繰り返し行ってください。
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デスクワークによって起こった疲労から素早く回復させるためには、スムーズな呼吸が鍵になります。当院では、
・パルスオキシメーター(血中の酸素飽和度や脈拍を確認できる機械)で検査
・肋骨の動きを触診
・腹部の張りを触診
・背骨と骨盤の動きを検査
・肩、首、股関節の可動性を検査
・呼吸に関わる筋肉のバランス検査
を行った上で、
・肋骨の可動性を調整
・腹部の緊張緩和
・背骨と骨盤の可動性を調整
・肩、首、股関節の可動性を調整
・呼吸に関わる筋肉のバランスの調整
・鍼治療
・電気治療
などを、お一人お一人のお体に合わせて治療させていただきます。

デスクワークによる呼吸の浅さの多くは、猫背や前かがみ姿勢による胸郭の動きの低下や呼吸筋への負担が関係しています。
しかし、気管支喘息、無呼吸症候群、心臓の病気、貧血など、重篤な病気がが隠れている可能性もあります。
特に、以下のような症状がある場合は、吸器内科や内科などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
・少し歩いただけでも息切れする、以前より息切れしやすくなった
・安静にしていても息苦しさを感じる
・胸の痛み、圧迫感、締め付けられる感じがある
・咳が長期間続く、特に3週間以上
・痰が増えた、血の混じった痰が出る
・発熱や体重減少など、全身の変化がある
・夜間や横になると息苦しくなる
・動悸、めまい、強い疲労感を伴う

呼吸をするために、毎日、約2万回も胸郭が膨らんだり縮んだりしています。
それだけ、呼吸は、生きていくために重要な役割をになっています。
デスクワークというお仕事は、職業の特性がら、呼吸を阻害されやすい状態になりやすい。
呼吸が悪いと、肩こりや集中力の低下が起こり、仕事に支障が出てしまいます。
それを少しでも改善するためにも、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

夏になると、
“寝ているときに突然ふくらはぎがつってしまう、特に、明け方に”
というご相談が当院でも増えています。
いったん、ふくらはぎをつったとき、グッと縮んだまま戻らず、しばらく痛みでもだえます。
また、つりがおさまった後も、しばらく筋肉痛のような痛みが残って、歩くのがつらくなったりたり、今晩も寝ているときにつるのではないかと不安を感じてしまう方も少なくありません。
そこで今回は、夏になると睡眠中にふくらはぎがつりやすくなる理由と対策について、わかりやすく伝えさせていただきます。

就寝中にふくらはぎがつるのを予防するには、結論からお伝えすると、
「水分」
「ミネラル」
「血流」
「筋肉の柔軟性」
「冷え対策」
の5つを意識することが大切です。

夏の睡眠中に、ふくらはぎがつってしまうことにたいして、今すぐできる予防方法として、
・寝る前にコップ1杯(約200ml程度)の水分を補給する
→ 夏は汗によって体内の水分が不足しやすいため、寝る前に水分を補うことで脱水による筋肉の興奮を防ぎます。
・汗を多くかいた日は、水分と一緒にミネラルを含む食品を補給する
→ バナナ(カリウム)、豆乳(マグネシウムなど)、ナッツ類(マグネシウム)などは、筋肉や神経の働きを支える栄養素を補えます。
・寝る前にふくらはぎを温める
→ 湯船に入って足元を温めて、冷房や明け方の体温低下による血流低下を防ぎ、筋肉が緊張しにくい状態を作ります。
・ふくらはぎを軽くさすったり、足首をゆっくり動かす
→ ふくらはぎを刺激することで、筋肉の血流を促し、寝ている間に筋肉が急激に収縮しにくい状態に整えます。
・冷房の風が足に直接当たらないように、ふくらはぎや足首を覆う薄手のサポーターを装着する
→ 足元が冷えることで筋肉の血流が低下し、神経が過敏になることを防ぎます。

筋肉には、「筋紡錘」「腱紡錘」と呼ばれるセンサーがあり、筋肉が伸びたり力の入れ具合を感知しています。
このセンサーからの情報が、脳や脊髄に伝わることで、その情報を元にして、意識下でも無意識下でも、自動的に反射的に調整が行われます。
しかし、そのセンサーの感度が、何らかの要因で乱れることがあります。
そうすると神経から筋肉へ「収縮しろ」「緩ませろ」という情報がうまく伝わらず調整が乱れることで、筋肉のけいれんが起こります。
その代表例が、“こむらがえり”とも呼ばれる、ふくらはぎの筋肉のつりです。
筋肉の状態が、
・筋肉量の減少している
・筋肉が疲労している
・筋肉の水分不足
・筋肉の血流不足
・筋肉が冷えている
・筋肉を動かすエネルギー(電解質・ミネラル)不足
などといったことになると、筋肉がけいれんを起こしやすくなる。
こういった状態が夏に起こりやすい要因として、
・外が暑いため外出が減り運動不足になる
・汗をかいて体の中の水分やミネラルが不足する
・暑さで体力が消耗して疲れている
・クーラーの効いた部屋で寝ることで足元が冷える
などが考えられます。
また、就寝中に明け方になるとふくらはぎがつりやすくなる理由としては、
・睡眠中の体温が低下
・明け方の気温の低下
・ふくらはぎを動かさないことで起きる血流の低下
・就寝中は足首が伸びた状態になるのでふくらはぎの筋肉が縮まりやすいため
などの条件が重なることで、寝返りや背伸びといったちょっとしたふくらはぎへの刺激に、ふくらはぎの筋肉が過剰に反応してつりやすくなる。
ふくらはぎがつってしまったときのケアとしては、以下のことを紹介させていただきます。

ふくらはぎがつっている状態は、ふくらはぎの筋肉が強く収縮していますので、伸ばしてあげる必要があります。
そのためは、
「つってる足側のつま先を手で持って、つま先を自分の方へ引くように足首を反らし、ふくらはぎをゆっくり伸ばす」
ことで、筋肉の過剰な収縮が解除されやすくなります。
この際の注意点としては、「ゆっくり、痛みが増えない範囲で伸ばす」ことが大切です。
他には、立ち上がって足の裏を地面につけて膝を伸ばすとか、立ち上がってアキレス腱伸ばすストレッチすることでも有効です。
ふくらはぎのつりには、
“芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)”
という漢方がよく使われます。
これは筋肉の過剰な収縮を抑える目的で用いられます。
ただし、高血圧・心臓病・腎機能低下・むくみが出やすい人などでは注意が必要な場合があります。
頻繁にふくらはぎがつる場合は、医師と相談の上、処方してもらうことも選択肢の一つとしてあります。
また、毎回、ふくらはぎがつったときだけ飲むのか、頻繁な発症予防として寝る前に飲んでおくのかは、医師と相談することをおすすめします。
ふくらはぎを温めることで、血流改善・筋肉の緊張緩和・痛みの軽減が期待できます。
その方法として、湯船に浸かる、お湯を入れたバケツにふくらはぎをつける、といったことでふくらはぎを温めてください。
お湯の温度は、熱すぎるとかえって筋肉に緊張させますので、39~41度程度のぬるま湯にゆっくり浸かるようにしてください。
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就寝中にふくらはぎがつりやすいことに対して、整骨院で治療を通じてご協力させていただくことは、血流の改善・筋肉の緊張緩和・神経の過剰な興奮緩和などです。
そのために、
・姿勢の確認
・筋肉のバランス
・関節の可動性
を検査してから、
・骨盤と背骨の調整
・筋肉の緊張緩和
・関節の可動性向上
・鍼治療
・電気治療
などを、お一人お一人のお体に合わせて治療させていただきます。

ふくらはぎをつることの多くは、筋肉疲労や水分不足などが原因ですが、頻繁に起こる場合は別の原因が隠れていることもあります。
例えば、
・糖尿病による神経障害
・腎機能の問題
・甲状腺機能の異常
・薬の影響
などです。
・週に何度も足がつる
・左右どちらか片方だけ頻繁につる
・しびれや力が入りにくい症状がある
・歩くと痛みが出る
・筋肉痛のような痛みが長期間続く
などの症状がある場合は、内科や整形外科などの専門の医療機関への相談されることをおすすめします。

ふくらはぎは、「第二の心臓」と呼ばれるほど、全身の血流に重要な役割を担います。
そのふくらはぎが、いったん、つってしまうと、苦痛を感じるだけでない。
その痛みがしばらく残って、歩行や立位、さらには全身の血流にも支障が出てしまいます。
ですので、夏のふくらはぎがつりやすくなるこの時期は、その予防策を意識してされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。