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しゃがみ姿勢での農作業でひざの内側が痛む理由と3つの対策

2025.04.17 | Category: 予防,体操・ストレッチ,姿勢,座り方,日常生活の動作,,生活習慣,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,職業病,膝の痛み,血流,農作業,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

4月は、夏に向けての種まきや植え付けのために、畑作業が忙しくなる時期です。

当院のある加古川市周辺では、田んぼも畑も多いため、個人で畑を借りて、趣味で野菜作りを楽しまれておられる方が多くいらっしゃいます。

そういったことをされておられる方から、太陽の下で、土を触り野菜や果物を育てることはすごく楽しいというお話をよくお聞きします。

それと同時に、農作業は、長時間、おこなうために、お体に負担をかけて痛めてしまう場合もあります。

その中でも、ひざを曲げて、しゃがむ姿勢での畑作業をしていると、ひざの内側に痛みを生じられる方が少なくありません。

そこで今回は、しゃがみ姿勢で畑作業をしていると、ひざの内側に痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、ひざの内側の痛みを軽減して、この時期から夏秋に向けて続く農作業を、快適に楽しく取り組めます。

 

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しゃがみ姿勢でひざの内側の痛みが発生する理由

長時間、ひざを曲げて、しゃがんで畑の作業をしていると、ひざ関節の少し下の内側で、すねの骨の内側あたりに、痛みが発生しやすくなります。

この部分は、太ももの前面と内側と後面から伸びる3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)が付着します。

付着した際の形が、鳥のがちょうの足の形状に似ていることから、「鵞足(がそく)」と呼ばれる部分でもあります。

この3つの筋肉が協力して、ひざを曲げてしゃがむ姿勢をとり、それをキープできます。

畑作業では、長時間、ひざを曲げてしゃがみ姿勢を取ったり、しゃがんだり立ち上がったりする動作の繰り返したりすることが多くなります。

そのためにひざの内側に負荷がかかります。

ひざの内側の痛みに関する研究(参考文献:「内側型変形性膝関節症に合併した鵞足炎の発生機序」)によると、以下のようなメカニズムで発生すると報告されています。

 

しゃがみ姿勢によるひざの内側への負荷が増加

自身の体重をかけながらひざを曲げてしゃがむと、ひざ関節の太ももの骨が内側に移動します。

その骨の移動により、ひざの内側についている筋肉が引き伸ばされてます。

その状態が、長時間、続くことで、筋肉が微罪な損傷や炎症を起こして、痛みが発生します。

 

しゃがんだり立ち上がったりすることによる内側への摩擦

ひざを曲げてしゃがむことで、ひざの内側に、0.3~0.5MPaの圧力がかかるとされています。

この圧力をわかりやすく言い換えると、「1円玉サイズの面積に9~15キログラムのおもりをのせた圧力」となる。

農作業でしゃがんだり立ち上がったりする繰り返す動作により、このような圧力でひざの内側に摩擦がかかります。

それにより、ひざの内側に炎症が起こり、痛みが発生します。

 

しゃがむ姿勢のフォームによるひざの内側への負荷

ひざを曲げてしゃがむで、前のめりで作業をしていると、足先が外側でひさが内側に向けるフォームになることが多いです。

この足先とひざの方向が違うことで、足関節・ひざ関節・股関節などの関節に不自然なねじれが生じます。

そのねじれによって、筋肉にもねじれや余分な伸びなどのストレスが生じてます。

それによって、ひざの内側に付着している筋肉にも余計な負荷がかかり、痛みが発生します。

 

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農作業によるひざの内側の痛みへの対処法

 

農作業でひざを曲げてしゃがみ姿勢をとることで起きる、ひざの内側の痛みへの対処法を以下で紹介させていただきます。

しゃがみ姿勢のフォーム

長時間、畑作業でしゃがむ際のフォームは、

・足幅を肩幅より広く取ってしゃがむ

・足先とひざの方向を一致させる

ことを意識して行ってください。

また、ひざ関節は、130度程度までしか曲がる構造となっていません。

そのため、それ以上の角度で深くひざを曲げるとひざに負担がかかります。

ですので、しゃがんで畑作業をする際には、30センチ程度の高さがある小型のイスにすわって行うことをおすすめします。

ひざを曲げやすくするためのストレッチ

ひざを曲げてしゃがむ際には、お尻周辺の筋肉の柔軟性を上げることで、ひざの内側の負荷を軽減できます。

イスに座り背筋を伸ばし、右足首を左ひざの上に乗せる

 

背筋を伸ばしたまま上半身を前に倒し、 右のお尻が伸びるのを感じたら、10秒間、保持してください。

 

10秒たったら元の姿勢に戻し、足を組み替えて反対側も同じようにおこなってください。

 

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

ふくらはぎの筋肉のトレーニング

しゃがむ際に、ひざの内側につく3つの筋肉への負荷を軽減するためには、その3つの筋肉と連結しているふくらはぎの筋肉の強化することで補助できます。

壁に向かって立ち、壁に手をつけて体を支え、肩幅に足を開きます。

3秒かけて、かかとをゆっくり上げて、つま先立で立ちます。

 

次に、4秒かけて、ゆっくりとかかとを床におろします。

この一連の動作を、10回、繰り返しおこなってください。

 

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まとめ

農作物は、手をかければかけるほど、それに応えて成長するから楽しいというお話をよくお聞きします。

そのためについつい、夢中になって、長時間、作業することで、ひざに負担をかけてしまうこともあるかと思います。

ですので、畑作業とともに、ひざに負荷を軽減するような習慣やケアをすることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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