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救急 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
6月はまだ真夏ではないため油断しがちですが、実は、熱中症の発症が増え始める時期です。
特に、農作業や庭の手入れが盛んになるシーズンでもあるので、長時間、屋外で過ごされる方は注意が必要です。
そこで今回は、屋外で過ごす際の熱中症への対策と春から夏の季節の変わり目に熱中症が起こりやすい理由について、分かちやすく伝えさせていただきます。

まず、屋外で過ごす時間が長い場合の熱中症への対策を、結論からお伝えすると、
・こまめな水分と塩分補給
・無理をしない作業管理
が6月の熱中症予防の基本です。
すぐに実践できる屋外で起こる熱中症への対策は、以下のことが考えられます。
・作業を30分~1時間するごとに、必ず休憩をとり、汗をふいたり着替えたり、水分・塩分を補給する

・屋外での作業は、朝は5:00~9:00頃、夕方は17:00~19:30頃の涼しい時間帯に行う

どれもシンプルですが、実際には、作業に集中するとこれらのことが、つい疎かになり、熱中症の発症リスクが一気に高まります。

熱中症とは、高い気温や湿度の環境の中で、体温の調節がうまくできなくなり、体の中に熱がこもってしまう状態です。
本来、人の体は汗をかき、その汗が皮膚から蒸発する際の放熱で、体温を下げます。
しかし、湿度が高いと汗が皮膚の表面から蒸発しにくくなり、体温が下がりません。
体内の体温が上がりすぎると、細胞の機能が低下して、めまいや頭痛、吐き気などの症状が出ます。
そして、重症となると生命の危険にもさらされます。

6月特有の環境が、熱中症のリスクを高めます。その理由として、
・暑熱順化ができていないため
→体がまだ暑さに慣れておらず、汗をかく機能が未熟な状態
・雨が降る日が多くなり湿度が高くなるため
→湿気で汗がベタつき、皮膚から蒸発せず、体温が下がりにくい
・急な気温の上昇
→朝晩の涼しい時間帯から昼間に一気に暑くなることで、体温調節がうまく対応できない
などといった理由で、発症することが多くなります。

6月に入り、急に農作業・庭仕事をする機会が多くなった方は、以下を意識してください。
・作業前にコップ1杯の水を飲む
・帽子や通気性の良い服装を選ぶ
・日陰を確保して休憩する
・長時間の連続作業を避ける
・アルコール摂取後の作業は控える
・前日の睡眠の不足を避ける
よくお聞きするのが、この作業があと少しだからと思って、無理をしたことで熱中症が発症してしまったという話です。
その一歩手前で休めるかどうかが、熱中症予防では重要です。

熱中症の最も怖いところは、自分では軽症と思っていても、脳や臓器へのダメージが静かに進み、短時間で重症化することがある点です。
そして、熱中症を、いったん発症すると、その後遺症でしばらくは体の不調が続くことも少なくありません。
ですので、以下の症状がある場合は、すぐに、内科や救急外来などの専門の医療機関を受診してください。
・意識がぼんやりする
・呼びかけに反応が鈍い
・まっすぐ歩けない、ふらつく
・吐き気や嘔吐がある
・頭痛が強い、または悪化している
・体が異常に熱い、または汗が出ていない

今年の6月は、梅雨の期間は例年より短いが、降雨量は同じという予報が出ています。
つまり、湿気が高い日が多くなるということで、熱中症の発症リスクも高まります。
熱中症は、一つ間違えると、生命に関わる非業に怖い病気です。
日常生活の中で、事前に備えておくことで、そのリスクを下げるようにしておくことをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、農家の50歳代男性の方が、体のあちこちが筋肉に痛みがでてしんどいと訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、数日前、脚立に登って青梅を収穫していた際に、脚立から降りようとしてバランスを崩して転落したことがきっかけとのこと。
低い位置で転落したこともあったので、直後は、骨折とか捻挫の症状がなく、体の痛みもそれほどなかったそうです。
しかし、転落から3日ほど後から、「全身が筋肉痛のように痛い」「体のあちこちが重だるい」といった症状が、時間差で出てきたと。
これから農繁期に入るのに、体が痛くてうまく動かせないのは、農作業に支障が出てしまうとのことでした。
今回、ご相談いただいた方のように、脚立から転落した直後は体に支障がなくてほっとしていても、数日後に、体のあちこちに痛みが発生される方は少なくありません。
そこで今回は、転倒して、数日、たってから、体のあちこちの筋肉に痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、脚立から転落して数日後に起きる体の不具合に対して、適切に対応して、日常生活を素早く支障がなくすごすことができます。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

脚立からの転落は、建設現場や家庭内の作業など、日常生活のさまざまな場面で発生します。
運よく骨折や捻挫などの明らかな重傷を負わなかった場合でも、数日後に、体のあちこちに痛みが発生することが起きる理由を、以下で紹介させていただきす。
脚立からの転落したときに、体は瞬間に大きな衝撃を受けます。
転落して体が地面に着地の際には、全身の筋肉が反射的に緊張し、衝撃を吸収しようとします。
このときに、全身の筋肉が伸ばされたり縮んだりと、過度で急激の力が加わります。
それによって、体の各所の筋肉に微細な損傷が生じます。
この微細な筋肉の損傷による炎症が、時間がたつことで、じわじわと広がり、全身の筋肉に痛みが発生します。
これは、スポーツなどをした際に、運動直後ではなく、運動をして、数時間から数日、たってから発生する
「遅発性筋肉痛」
と呼ばれる筋肉の痛みが起きるメカニズムに似た状態でもあります。
(参考文献:「遅発性筋肉痛および運動に伴う 筋損傷研究における文献的知見 被験者特性の違いに着目して 」)
脚立からの転落時に、体の一部を強く打ち付けると、筋肉やじん帯などの組織が損傷し、内出血や炎症が起こります。
これは、「打撲」と呼ばれる状態で、局所的な損傷によって、体の一部の動きが低下して、それをカバーするために他の組織が過剰に働くことになります。
そうすると、体のゆがみが起こり、体の活動が不効率となり、全身のだるさや筋肉痛のような症状を引き起こします。
脚立からの落下により、体に強い衝撃や痛みを感じると、体は生命の危機を感じて、それから逃れようと、神経を敏感にして、体をフル稼働させる状態にします。
そうすると、普段、反応しないような刺激にも、痛みと感じるようになります。
また、転倒の心理的ショックによって、活動することに対する不安から、無意識のうちに活動量が低下することがあります。これは、
「転倒後症候群」
とも呼ばれて、活動の低下が、損傷した筋肉の回復の遅れや神経の過敏性を引き起こし、全身の筋肉の痛みを引き起こす場合もあります。
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脚立から転落した後に起こりやすい具体的な症状として、
・全身の筋肉痛やだるさ
・打撲した部位の腫れや圧痛
・動作をしようとする際の痛み
・腰や肩などの関節の可動域の制限
・軽いしびれや違和感
などといったことが起こります。
転落や転倒した際、なんとか動けるから大丈夫だと思っても、
・痛みが激しい
・数日たっても痛みの程度が変わらない
・しびれや麻痺がある
・息をするのも苦しい
・内出血や腫れがひどい
などの症状がある場合は、背骨やろっ骨の骨折や、神経の損傷など、重篤な疾患が隠れていることもあります。
そういったときは、必ず、専門の医療機関で精密な検査を受けるために受診してください。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

脚立から転落して、数日後に起きる体の痛みに対して、重篤な疾患がない場合は、その状態から回復を促すための対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

脚立からの転落や転倒によって体を打撲してから、「48時間以降」は、打撲によって起きる炎症のが落ち着いてくる時期です。
この段階で、体に温熱を加えることで、痛めた部分の血流が促進され、血液を通して、損傷した組織への酸素・栄養の供給が高まります。
これにより、筋肉の緊張がほぐれ、痛みやこわばりの軽減、回復の促進が期待できます。
体を温める方法としては、体の痛みの部位が特定されている場合は、蒸しタオルやホットパックなどを、痛みのある部分にあてて、温めるようにしてください。
全身に痛みがある場合は、38~41℃程度のぬるめのお湯で10~20分程度を目安に、湯船につかるようにしてください。
ただし、腫れや熱感が残っている場合や温めるとかえって痛みがます場合は、温めるのをやめて、痛めたところを冷やしたり、保温を心がけてください。
温めや冷やすことの判断に迷う場合は、専門の医療機関にご相談ください。

脚立からの転落による打撲で、神経が興奮して、いつもは感じない刺激程度でも、痛みを感じるほど敏感になっています。
その神経の興奮をおさめるために、「皮ふをさする」ことが有効だとされています。
よく、タンスや柱に足の指や肘をぶつけた際に、ぶつけた部分をさすると、痛みが早くおさまる経験があるかと思われます。
その原理と同じように、手が届く範囲で、肩や首、おなかや腰、太ももやふくらはぎなど、お風呂に入っているときやテレビを見ながらでもいいので、全身をさすってみてください。
皮ふへの接触の研究によると、「1秒間に3~5センチ」
のスピードで皮ふをさすると、体が心地よさを感じて、リラックスして、神経の過剰な興奮を軽減すると報告されています。
皮ふに当てる手の圧力も、皮ふに手を置く程度で、軽くやさしく、ゆっくりとさすってみてください。
(参考文献:「身体接触の速度が心身に及ぼす影響」)

脚立からの転落の数日後から起きる体の痛みのメカニズムは、運動して数日後に起きる筋肉の痛み「遅発性筋肉痛」のメカニズムと似ていることを前章では述べました。
この「遅発性筋肉痛」の研究では、無理のない範囲で、ゆっくり体を動かすことが、血流が促進して回復が早まることに有効だと報告されています。
痛みがあるので安静にしていると、かえって回復が遅れることも報告されています。
筋肉痛を回復させるための軽い運動の方法として、全身運動となるウォーキングが最も有効とされています。
普段よりもゆっくりのペースで、10~30分程度歩いてください。
また、ラジオ体操も全身運動となるので、こちらもゆっくりと、無理のない範囲で、おこなってください。

体を強く打ち付けた後のお体をみさせていただくと、体のバランスが大きく崩れておられる方が多いです。
それによって、打ちつけた部分だけでなく、その部分をカバーして動くことで、2次的、3次的に痛みが発生しやすくなります。
ですので、転落や転倒後は、できるだけ早くリカバーするために、ケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

皆さん、こんにちは。
加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
秋の訪れとともに、急に寒くなってきましたが、こういった時期は、体調の不良が起こりやすいです。
その体調の不良の中に、脳梗塞やクモ膜下出血など、脳に関する生命に関わる病気があります。
テレビで注意喚起の放送がされたり、ご近所のかたが発症されたというお話を聞いて、他人ごとではないと、不安に思われる方も多いのではないでしょうか?
当院でも、そういったことに不安を感じておられるお話をよくお聞きします。
私自身も、身内が脳梗塞の発症直後に現場に、3度、居合わせたことがあり、そのときは、病院で救急の対応をしていただいたおかげで大丈夫でしたが、素早く的確な判断と対処が必要なことを実感しました。
そこで今回は、秋の気温低下に起こりやすい脳の疾患の特徴とその際の対応方法について、紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、秋に起こりやすい脳の病気を理解して、適切な判断を下すためのヒントを得ることができます。

秋の寒さによって引き起こされる脳の病気として、以下のものが代表的なものと考えられますので、病名とその症状の特徴を説明させていただきます。
脳梗塞(のうこうそく)
・脳の血管が、何らかの影響で詰まり、血流が途絶えることによって発生する
・突然の片側のマヒやしゃべることの障害が起こる
・ご高齢の方や高血圧、糖尿病の方は、発症のリスクが高い
・朝方に発症しやすいとされている
脳出血(のうしゅっけつ)
・脳内の血管が破れて出血する状態
・突然の激しい頭痛、はき気やおうと、意識の障害が特徴
・主な原因は高血圧で、活動時に起こりやすいとされている
くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)
・脳動脈のこぶになっている部分が破裂して出血する病気
・「頭を殴られたような」激しい頭痛が突然起こる
・女性に多く見られ、季節や時間帯に関係なく発症する可能性がある
一過性脳虚血発作(TIA)
・一時的に脳への血流が不足する状態で起きる
・症状は24時間以内に消失するが、その後に脳梗塞を発症するリスクが高い
– 高齢者や心疾患患者にリスクがあります。

これらの脳の血管の病気で、共通して現れる主な症状には以下のようなものがある。
1. 突然の頭痛
特に、くも膜下出血では「バットで殴られたような」激しい頭痛が特徴。
2. 意識の障害
軽度の意識がもうろうとすることや意識がなくなるなど、意識の障害の程度はさまざまです。
3. マヒ
片側の手足や顔面のマヒが、突然、現れることが多い。
4. 言語の障害
しゃべろうとしても言葉が出にくい、ろれつが回らないなどの症状が現れる。
5. 視覚の異常
視野が欠ける、物が二重に見えるなどの症状が起こることがある。
6. めまいや平衡感覚の障害
立ったり歩いたりしようとしても、めまいが起こったり、バランスが取れなかったりと、動作に障害が出ることがある。
7. はき気やおうと
突然、頭痛や意識の障害に伴って、はき気やおうとが起きることがある。
8. 感覚障害
手足のしびれや感覚が鈍くなる症状が現れることがある。
共通した症状の中でも特に、
・顔のゆがみ
・腕のマヒ
・言語の障害
が突然現れた場合は、速やかに、専門の医療機関を受診することが重要です。
ただし、症状の現れ方や程度は、障害を受けた脳の部位や範囲によって異なります。
また、これらの症状が全て同時に現れるわけではなく、個人差があることに注意が必要です。
寒暖差が大きいと脳の病気のリスクが高まることが確認されています。
以下に、そのメカニズムと影響について説明します。
寒暖差が激しい環境では、体が気温の変化に対応しようとして血管が収縮し、血圧が急上昇することがあります。
特に、朝方の寒さから昼間の気温上昇にかけて、その日の気温の差が、8〜10度以上になると、脳梗塞や脳出血などが発症するリスクが高まります。
脳の病気が発症しやすい時間帯は、特に、午前6時から午前10時頃です。
この時間帯は、「モーニングサージ」と呼ばれる時間帯であり、この時間帯に血圧が急上昇しやすいことから、脳卒中や脳梗塞などの発症リスクが高まります。
このため、ご高齢の方や高血圧の方は、この時間帯の活動を控えたり、適切な室温や体温の管理をおこなうことが推奨されています。

脳梗塞や脳出血などが疑われる場合、迅速な対応が生命を救うカギです。
以下に、具体的な対処法を説明させていただきます。
脳梗塞や脳出血などの疑いがある場合、まず、最初に行うべきことは、冷静に「119番」に電話して、救急車を呼ぶことです。
電話をした以降は、電話先のオペレーターの指示を受けて、動いてください。
脳の病気の症状がそれほど出ていなくて、救急車を呼ぶと大ごとになると思われ、迷われる方もいらっしゃると思われます。
その際には、「♯7119」に電話をしてください。
7119は、急な病気やケガで救急車を呼ぶべきかどうか迷ったときに、医師や看護師、専門の相談員に電話相談できるサービスです。
しかし、「♯7119」のサービスを受けられる地域は限られています。
7119のサービスを受けられる地域は、
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/items/appropriate006_01_kyukyu_anshin_01.pdf
からご確認ください。
7119のサービスを受けることができない地域にお住まいの方は、各市町村が設置している救急医療相談を、ネット調べたり役場に電話をしていただき、適切なアドバイスを受けてください。
例えば、兵庫県加古川市の場合は、
兵庫県全体でしたら、
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf15/hw11_000000003.html
に救急医療相談への電話番号が書かれています。
脳梗塞や脳出血は、早く対応する必要があります。
少しでも脳の疾患の疑いがある場合は、救急車を呼ぶ以外の対応として、すぐに、かかりつけの医師への相談するか、脳外科へ受診されることをおすすめします。
脳の病気で救急車を呼ぶべきか、医療機関に受診すべきかの判断に迷ったときに、全国版救急受診アプリ「Q助」を利用してください。
アプリ内で、質問に回答し、病気への救急対応のアドバイスを提供してもらえます。
詳しくは、
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/items/appropriate003_01_qsuke_chirasi.pdf
に書かれています。
スマホに無料でダウンロードできますので、あらかじめダウンロードされておくことをおすすめします。

今回のブログでは、秋の寒暖差で起こりやすい脳の病気とその特徴、そして、その対処法について紹介させていただきました。
脳梗塞やくも膜下出血などの脳の病気は、生命に関わる病気であり、迅速な対応が鍵です。
また、一過性脳虚血のように、一時は脳の病気の症状が出るが、24時間以内に消えて、その後、再び脳梗塞が起きる可能性が高い脳の病気もあります。
救急車を呼んだり脳外科に受診するのは、たいそうだと思いがちですが、少しでも疑いがある場合は、今回、紹介させていただいた対応を適切におこなってください。
また、秋になって、今回のケース以外でも、他のお体の不調を感じられる場合は、お近くの病院や治療院など専門の医療機関を受診されることをおすすめします。
当院でも、秋のお体の不調に対する施術をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
当院のブログでは、他に、以下のような秋に起こりやすいお体の不調への対策を書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

お盆が明けて夏の終盤、暑さも和らぎ始めるこの時期。
実は、ぎっくり腰の症状でお悩みの方が増える季節でもあります。
過去にぎっくり腰を経験された方なら、「あの痛みだ」とすぐにわかるかもしれません。
しかし、60歳以上の方は、ぎっくり腰だと自己判断する前に、少し発生している症状を見直してください。
というのも、ぎっくり腰の症状と似た、命に関わる重大な病気の兆候が隠れている可能性があるからです。
「まさか自分が…」と思われるかもしれません。
確かに、その可能性は5%程度と低いのですが、見逃すと生命の危機につながる可能性があるため、注意が必要なのです。
このブログでは、ぎっくり腰の症状に似た重篤な病気について紹介します。
少しでも当てはまることがあれば、まずは専門の医療機関を受診することをおすすめします。
このブログを読むことで、その判断材料を得ていただければ幸いです。

体に起こる症状は、健康状態に関する重要な警告のサイン、つまり、生命に関わる重篤な病気の前兆の可能性があります。
これは、
「レッドフラッグ」
と呼ばれるもので、医療において重要な概念で、見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状を意味します。
レッドフラッグに気づくことは、潜在的に深刻な健康の問題を早期に発見し、適切な治療につなげるために非常に重要なことです。
ぎっくり腰の症状に関しても、特に、60歳代以上の方は、ぎっくり腰だとすぐに判断せずに、レッドフラッグである可能性も考慮する必要があります。
その考慮をする材料として、以下で、ぎっくり腰の症状とぎっくり腰の症状に似た代表的な重篤な病気について、説明させていただきます。
・急な動作で、腰に強い痛みが走る
・腰を動かすと、痛みが増す
・腰が硬くなり、動きが制限される
ぎっくり腰に似た症状をもつ代表的な重篤な病気について、その症状と受診すべき医療機関の科と検査法について紹介させていただきます。
症状:腰の痛みが徐々に強くなる、発熱がある、体重が減る
受診すべき科:整形外科
必要な検査:血液検査、MRI
症状:突然の強い腰痛、立ったり座ったりするのがつらい:痛みが長く続く
受診すべき科:整形外科
必要な検査:レントゲン、CT、MRI
症状:おなかや背中に強い痛み、冷や汗が出る、めまいがする
受診すべき科:循環器内科または救急外来
必要な検査:CT、超音波検査
症状:腰から脇腹にかけての激しい痛み、はき気やおうと、尿をするときの痛み
受診すべき科:泌尿器科
必要な検査:尿検査、CT
症状:じわじわと強くなる腰痛、夜間に痛みが強くなる、原因不明の体重の急激な減少
受診すべき科:内科または整形外科
必要な検査:血液検査、MRI、PET-CT

レッドフラッグは、生命に関わる重大な病気の可能性を提示するため、早期発見と適切な対応が極めて重要です。
今回、紹介させてもらった代表的な病気の症状があてはまる場合は、すぐに病院を受診しましょう。
また、ぎっくり腰は、一般的に、発症してから3〜4日が痛みがピークで、2週間ほどで治るとされています。
このぎっくり腰のこの治癒過程に比べて、きつい腰の痛みがいつまでも同じレベルで緩和しないようでしたら、特に注意が必要です。
ぎっくり腰の症状とともにレッドフラッグが認められた場合、
・迅速に専門の医療機関に受診する
・X線、CT、MRIなど適切な画像検査を実施してもらう
・必要に応じた血液の検査を実施してもらう
といったことを医療機関で対応してもらうことをおすすめします。

整形外科学会「腰痛ガイドライン」でも、腰痛から発する危険信号を見逃さないことの重要性が述べられています(https://ssl.jssr.gr.jp/assets/file/member/topics/guideline.pdf)。
どんな病気でもですが、早期発見・早期治療が大切です。
ぎっくり腰の症状だと思っても、自己判断せずに、専門の医療機関で、適切な検査を受けることをおすすめします。
そのための判断材料として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
検査の結果、重篤な病気ではなく、一般的なぎっくり腰であった場合は、ぎっくり腰からの早期回復を促すためにも、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますので、ご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像を、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

当院では、胃の痛みを訴えた患者様への施術をおこなうことがありますが、初期症状が胃痛とまちがいやすい病気として、“虫垂炎”があります。
「おなかが痛くて、最初は胃が痛いかと思っていたら、盲腸だったんですよ」
というご経験をされたお話をお聞きすることは少なくありません。
ここで言われる「盲腸」というのは、いわゆる「虫垂炎(ちゅうすいえん)と呼ばれる病気で、急におなかが激しく痛くなることが主な症状です。
虫垂炎を生涯で発症する確率は、7〜12パーセントとされ、発症する確率としては高い病気です。
最近は、虫垂炎になっても抗生物質で対処することが多くなりましたが、発見が遅れるとおなかを開いての手術が選択される場合がありますので、早めの対処が必要です。
そこで今回は、虫垂炎を胃痛と間違えないためのポイントを紹介します。
このブログを読んでいただくことで、虫垂炎の発症に早めに気づくことができます。

「虫垂炎」、一般的には略して「盲腸」と呼ばれることが多いおなかの病気ですが、この「盲腸」と「虫垂」は、別々の器官です。
「盲腸」「虫垂」は、人間のおなかの中にある器官で、おなかの右下の方に位置します。
また、虫垂もおなかの右下にあり、盲腸の先について、小さな袋のような形をしています。
盲腸や虫垂の役割は、まだまだ不明なことが多いのですが、免疫に関わる役割があるとされています。

虫垂の中に、硬くなった便などがつまると、その中で細菌がたまり、虫垂の内部が膨れ上がり始めます。
つまった虫垂の中で細菌が増えることで、細菌に対する免疫反応が起こり炎症を引き起こします。
虫垂の炎症が進行すると、周囲のおなかの組織に炎症が広がり、痛みが発生します。
虫垂が炎症で腫れ上がり、圧力が増すと、最悪の場合には虫垂が破裂して、おなか全体に細菌が流れ出して、腹膜炎などの命に関わる深刻な合併症を引き起こすことがあります。

虫垂炎の初期症状として、最初はおなかの上部の“みぞおち”周辺に痛みを感じることがあります。
これは虫垂に炎症が始まったことを示す初期的な兆候ですが、この痛みを胃痛と誤解しやすいのです。
また、胃痛と虫垂炎の初期症状には、食欲不振や軽度の発熱などの一般的な症状が共通して現れることがあります。
これも、虫垂炎を胃痛と間違える要因となる。

虫垂炎を胃痛と勘違いしないように、以下ののポイントに気をつけて、虫垂炎を見逃さないようにしてください。
最初は、おへそやみぞおちで鈍い痛みがあり、その後、右下腹部に強い痛みが移動します。
この痛みの移動が、虫垂炎の典型的な症状です。
おなかの痛みはだんだん強くなり、動くと痛みが増したり、セキや深呼吸をしたりすると痛みが増すことがある。
食欲が低下することが多く、これは虫垂炎によっておなかの痛みが始まる初期の兆候です。
おなかが痛くなってから、はき気やおうとが起こることがあります。
特に、食後にこれらの症状が出ることが多い。
虫垂炎を発症すると、初期には微熱がでて、重症になると高熱になることもある。
おなかを軽く押して、手を急に離したときに、おなかの痛みが増す兆候が発現します。
これは、反跳痛と言われるもので、虫垂炎が発症したときに見られるものです。

虫垂炎になると、左下腹部を押すと、右下腹部に痛みが広がる兆候が出ます。
これはロブシング徴候と呼ばれるもので、虫垂炎の診断に使われる検査の一つです。
以上のような症状が、複数、重なってでている場合や自分で判断するのは難しいと思われた場合は、すぐに病院を受診して、適切な検査と処置を受けることが大切です。

虫垂炎を胃痛と間違えないように、典型的な症状を知って、早く治療して受けることで、重症になることを防ぎ、回復を助けることができます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
また、他に、胃の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広