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受験生を抱えるお母さん方に起こりやすい体の不調の理由とのセルフケアの方法

2026.02.16 | Category: 肩こり

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

2月3月の受験期は、お子さん本人だけでなく、それを支えるご家族、特に、お母さん方にとっても心身の負担が大きくなる時期です。

先日、当院に来院された40歳代の受験生を抱えておられるお母さんも、

・胃がつかえる感じが続く

・首や肩こりをひどく感じる

・寝ても疲れが取れない

といった症状から、病院の検査に行っても、特に異常がないと言われたが、つらさが改善しないというお悩みをお聞きしました。

受験のラストスパートに、体の不調で支えることができなくなるのは困るとのことでした。

毎年、受験シーズンに、そういったお悩みをお持ちのお母さん方は少なくありません。

そこで今回は、受験シーズンに、受験生を見守るお母さん方が、いろいろな体調不良が発生する理由とその対処法について伝えさせていただきます。

 

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お子さんの受験に合わせたスケジュール

受験生を抱えておられるお母さん方のお話をお聞きしていると、多くの方に共通しているのは、

・日中は長時間のお仕事をしている

・夜は塾から帰宅するお子さんを待っているため寝る時間が遅くなる

・早朝からの家族の弁当作りや家事

・ご主人が多忙で、家事・育児を一人で担っている

などといった、毎日、人に合わせての生活リズムで、休息が取りにくく、自分のための時間が取れないという生活の環境です。

このような状況が続くと、体力的な疲労だけでなく、精神的な緊張や不安が慢性的に蓄積しやすくなります。

つまり、「ストレス」が、心身にかかっていること続きます。

このストレスへの対応は、自律神経の働きによって対応されています。

人の体は、交感神経と副交感神経から成る自律神経系によって、内臓の働きや血流、筋肉の緊張状態などが、無意識に調節されて、生命が維持されています。

通常は、日中は交感神経が優位になって、体が動きやすいモードになります。

また、夜間や休息時には、副交感神経が優位になることで、体の回復が促されます。

しかし、精神的な緊張や不安、睡眠不足、生活リズムの乱れなど、長期間、ストレスがかかった状態が続くと、交感神経と副交感神経の切り替えが円滑に行われにくくなります。

具体的には、ストレスがかかると体は活動モードとなる交感神経が優位な状態となるため、体を休め回復させるための副交感神経モードへの切り替えが悪くなる傾向になります。

その結果、

・胃腸の機能が低下による胃や腸の不快感の発生

・筋肉の緊張が続くことで首や肩がこりやすくなる

・睡眠の質の低下による疲労の回復が停滞する

などが起こり、検査をしても異常がないのに、体に不調を感じる症状が起こるリスクが高まります。

 

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ストレスへのセルフケアの方法

ストレスを解消するための方法の一つに、1日の中で自分のためだけに使う時間を2時間は設けて過ごすことが効果的だとされています。

しかし、受験生を抱えておられるお母さん方は、なかなかそういった時間を取るのは難しいかと思われます。

そこで、日常のちょっとした隙間時間で、簡単に短時間ですぐできるで心身を緩める方法を、以下で紹介させていただきます。

 

軽く皮ふを刺激する

指先で軽く体のいろいろな部位を叩くことで、ストレスの緩和に効果ができるとされています。

タッピングは、

・眉毛の内側

・目元

・鼻の下

・あご先

・鎖骨

・脇の下

・頭皮

の体の部位を、各5回程度、優しく気持ちいい程度の強度で叩くのを、3セット行ってみてください。

また、腕や足などの皮ふをゆっくりさすることも有効です。

スピードとしては、

「10センチを3秒程度のスピード」

で、体の皮ふをさすってください。

あまり皮ふ早くさすると、かえって体は緊張してしまいますので、気をつけてさすってみてください。

 

呼吸を深くおこなう

腕を伸ばしたり曲げたりするのは意識して行えますが、自律神経は、基本的には意識してコントロールすることは難しいです。

しかし、唯一、自律神経に干渉できる方法が、「呼吸」です。

息をはく時間をやや長く意識した呼吸は、ストレスによって低下した副交感神経の活動を高めるとされています。

ですので、まずは、息をゆっくりはくことを意識して、深く呼吸をするようにしてください。

ため息をつくのは、あまり良くないことのように思えますが、ため息は息をはくことになりますので、積極的にため息をつくのもいいかと思われます。

無理のない範囲で、しっかり呼吸するだけでも、ストレスによって起こる心身の緊張の緩和につながることがあります。

 

体を温める

冬場の受験シーズンは寒い上に、ストレスで交感神経が優位になると血管が縮まりやすくなるので、体は冷えやすくなります。

冷えないように血流が悪くならないように、体を温めることで、副交感神経の活動が高まり、体の回復が促されます。

体を温めることで最も有効なのが、湯船につかる入浴です。

39~41度程度のお湯を張った湯船の中に、15分ほど入るのが理想です。

他には、首にホットパックを当てたり、背中の肩甲骨の間や下腹にカイロを貼るなどして、体を温めることも有効です。

 

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まとめ

受験期という特殊な生活環境の中では、お子さんはもちろん、支えるお母さん方も心身の不調を感じることは決して珍しいことではありません。

体調を維持してお母さん方が受験シーズンを乗り切るためにも、ストレスの緩和は欠かせません。

そのためにも、今回、ブログで紹介させていただいたことが、お母さん方のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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座りっぱなしで起きる受験生の腰痛を改善するためのストレッチ3選

冬の厚着で肩こりが増える理由と寒さと厚着で固まる肩を楽にするストレッチ3選は

睡眠時間は足りてるのに朝スッキリしない…その原因は「睡眠の質」かも?

2026.02.12 | Category: いびき,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,免疫,入浴,呼吸,寝起き,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,睡眠,睡眠時無呼吸症候群,胃腸,飲酒

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

健康を保つために、重要なピースの一つに、「睡眠」があげられます。

当院でも、睡眠に関して、

「7時間ぐらいは寝ているのに、朝、すっきり起きられない・・・」

「寝てるはずやけど、疲れが抜けない・・・」

などといったお悩みをお聞きすることが少なくありません。

個人差がはありますが、一般的に、睡眠の時間は、6〜7時間程度が適切とされています。

それぐらいの睡眠時間は確保しているのに、こういったお悩みが出るのは、

「睡眠の質」

にその要因の一つがあると考えられます。

そこで今回は、「睡眠の質」が悪くなる理由や改善するための方法について紹介させていただきます。

 

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睡眠の役割

 

睡眠は、単なる休息ではなく、体と脳を修復するための貴重な時間です。

睡眠中に、脳では、日中に得た情報を整理し、必要なものは記憶として定着させ、不要なものは消去する作業が行われています。

また、睡眠中に肉体では、いろいろなホルモンが体内で分泌されることで、筋肉・内臓・骨・皮膚が修復され、また、ストレスや血糖なども調整されます。

さらに、睡眠をとることで、免疫の細胞の働きが活発化するので、感染症や炎症への防御力が上がります。

つまり、睡眠の時間帯は、人間の体は、肉体と心を整える治療の時間であります。

反対に言えば、この睡眠の質が低下すると、心身の状態が悪くなることに直結します。

 

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睡眠の質とは

「睡眠の質」とは、何を指しているのか?

それは、睡眠のリズムをさすことが多い。

睡眠には大きく分けて、以下の二つの状態があります。

ノンレム睡眠(深い眠り):
脳が休息し、体の修復が中心に行われ、心拍数・呼吸数が落ち着き、成長ホルモンの分泌がピークになる。

レム睡眠(浅い眠り):
脳が活動状態になり、夢を見やすく、感情の整理、記憶の定着を行う。

この2つの睡眠の状態が、約90分サイクルで入れ替わり、それが一晩に4~6回繰り返されます。

具体的には、1サイクルである約90分の中では、深い眠りであり脳が休まるノンレム睡眠が60~80分、浅い眠りである脳が活動するレム睡眠は10~30分程度で入れ替わります。

また、睡眠の寝入り〜夜中は、ノンレム睡眠の時間が長くなり、明け方はレム睡眠の時間が長くなるといった睡眠のリズムの変化が見られます。

つまり、深い眠りであるノンレム睡眠がしっかりとれた上でレム睡眠へ移れるといった睡眠のリズムがいい状態が、高品質な睡眠と言えます。

睡眠時間が長くても、この睡眠のリズムが乱れていれば、睡眠の質が低下していることで、脳や肉体が回復しないまま、朝、起きた際に、起きにくさや疲労感が残る現象が起きます。

 

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睡眠の質を低下させる主な日常の習慣

睡眠の質の低下は、以下のような生活習慣によってひき起こされやすいと考えられています。

スマホやパソコンによる強い光

寝る前までに、スマホやパソコンを見続けることで、強い光が目に入ります。

人間は、太古の昔は、日の出と共に起きて太陽の光を感じ、太陽が沈んで暗くなるとともに寝るといった生活を送っていました。

光を浴びて活動し、暗くなると寝るといった習慣が、体のシステムとして刻み込まれています。

寝る前まで、強い光を浴びていると、体はまだ昼間だと勘違いして、体を睡眠モードに切り替えないまま、睡眠に入ることになります。

その結果、浅い睡眠の時間帯が多くなり、睡眠のリズムが崩れて、睡眠の質が低下します。

就寝前の食事・飲酒・カフェインなどの摂取

辛いものやカフェインを含む飲み物や食べ物は、体を興奮させる作用があり、晩ご飯に多く摂取することで、体がリラックスモードになかなか切り替わらず、睡眠の妨げになります。

また、アルコールを含んだ食べ物や飲み物は、脳の機能を低下させ、それが脳が行う睡眠のコントロールを乱し、睡眠の質を下げてしまいます。

不規則な睡眠スケジュール

人間の体は、朝、起きて活動して、夜、暗くなったら寝る、と言った一定のリズムを刻むことで、体がそのリズムに合わせて自動的にそうしやすいように体を調整します。

しかし夜勤や夜更かし・休日など、寝る時間と起きる時間がバラバラになると、体内のリズムが乱れて、寝るときに体を睡眠モードにうまく切り替えることができないことがでて、その結果、睡眠の質の低下につながる場合がある。

寝る環境の質

寝る際の環境も、睡眠の質に大きく関わります。

具体的には、

・睡眠をとる部屋の照明が明るすぎる

・睡眠をとる部屋の気温・湿度に不快さを感じる

・寝た時のベッドや枕など寝具への違和感

・寝る時の服装が生地やサイズが合っていない

と言った要因も睡眠の妨げになります。

 

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睡眠の質が悪いときに疑うべき病気

生活を改善しても睡眠の状態が良くならない場合、以下のような病気の可能性もあります。

あまりにも、毎朝、起きた時に疲労感が残っていたり、日中に急激な眠気を感じるような場合は、まずは早急に睡眠外来や内科での精密検査をおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群

車や電車の運転手が、運転中に眠気で意識を失い事故につながったというニュースを聞いたことがあるかと思います。

この原因として、よく聞くのが、「睡眠時無呼吸症候群」です。

特徴として、寝ている間に呼吸が止まる時間帯が長く、熟睡できておらず、日中の強い眠気を訴えます。

いびきが大きいと指摘される方は、睡眠時無呼吸症候群である可能性も高いので注意をしてください。

レストレスレッグス症候群

レストレスレッグス症候群とは、むずむず病とも言われ、その名の通り、足がむずむずと感じることで、寝つきが悪くなったり途中で目覚めやすくなる病気です。

これは、体の鉄分の不足や神経同士が連絡するために分泌する物質の異常などによって起こります。

ですので、頻繁に寝るときにむずむず感を感じる場合は、医療機関での検査を受けてください。

うつ病

うつ病は、一日中、気分が落ち込んだり、何事にも興味が持てなくなったり、眠れない、疲れやすいといった心身の症状が継続して起こることで、日常生活に支障をきたす病気です。

要因としては、脳内の神経の機能低下や、ストレス、遺伝的な要因、性格的な要因などが複雑に関係して発症します。

 

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睡眠の質を高めるためにできるセルフケア

睡眠の時間をしっかり確保しているにもかかわらず、朝、起きにくいことや疲労感が取れないなどが続けて起きている場合は、まずは、リスク管理のために、病気の可能性を考えて、専門の医療機関を受診してください。

その上で、睡眠の質を上げるための方法として、以下の日常生活でもできる生活習慣のポイントを紹介させていただきます。

起床と就寝時間を整える

睡眠の質を上げるには、睡眠のリズムを整える、つまり毎日、

・決まった時間に寝る

・決まった時間に起きる

ことが最も重要です。

休日でもなるべく、特に、起きる時間を普段と変わらずにすることが望ましいです。

また、起床後に、意識して太陽の光を体に浴びるようにしてください。

そうすることで、体内時計がリセットするためのホルモンの分泌が促され、それが睡眠の質の向上に繋がります。

寝る前1時間に目に強い光を入れるのを避ける

就寝1時間前には、スマートフォン・パソコン・テレビなど使用をやめて、目に強い光が入るのことで脳に過度の刺激が入ることを避けてください。

また、スマホは、ベッドに持ち込まずに、体から遠ざけることも有効です。

もし、どうしても見ることを避けるのが難しい場合は、ナイトモードや暖色設定などを使い、デバイスから放たれる光の照度を下げて使用してください。

寝室の環境を整える

睡眠の深さには、温度・湿度・照明の3つ条件が大きく関わります。

具体的には、

・室温:18~22℃前後

・湿度:40~60%

・照明:入眠前は暖色系、就寝時は完全に暗くするもしくは間接照明

の状態を保つように、エアコンや加湿器・照明器具を設定してください。

また、寝返りが打ちやすくするのも、睡眠の質を上げる助けになります。

寝具の幅や硬さ、一緒に寝ているお子さんやペット・ぬいぐるみから離れるなどの見直しをしてみてください。

適切な食事・水分・カフェイン管理

睡眠の質を上げるには、就寝前の飲食の状態を整えることも需要です。

夕食は、寝る3時間前までに済ませることがおすすめです。

また、過度の脂っこい食事やアルコール飲料は、胃腸の負荷をかけるため、睡眠中に体が休めなくなります。

コーヒーや紅茶などカフェイン入りの飲料を飲むのでしたら、寝るおよそ5〜7時間前、だいたい、午後3時以降には控えることがベターです。

就寝前の入浴法

寝る直前に、熱いお風呂に入ってしまうと、かえって入眠が悪くなります。

理想的なのは、寝る時間1〜2時間前に、38〜41℃程度のぬるめのお湯設定した湯船に、10〜15分ほどつかってください。

入浴後1〜2時間かけて、入浴によって上がった体温が、ゆっくりと下がっていくことで、自然な眠気が訪れ、それが質の高い睡眠を生みます。

湯船につかる入浴がベストですが、シャワーのみの入浴の場合は、シャワーから出るお湯を首筋や背中を集中的に当てるようにしてください。

適度な運動の習慣

余裕があれば、日中に、1日20〜30分程度のウォーキング、ストレッチ、軽い筋トレをすることで、深い睡眠を促します。

ただし、就寝直前の激しい運動をすると、体を活動モードにするので、遅くても寝る2時間前には終えるようにしてください。

また、寝る前には、深呼吸を意識的に行うと、体がリラックス状態に促しやすくなります。

 

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まとめ

 

睡眠は、1日の疲れを癒すだけでなく、ホルモンのバランスや免疫・ストレスの緩和・記憶の整理など多岐にわたって、体を整えてくれます。

睡眠を取らなければと時間だけ確保しても、睡眠の質が伴わなければ、その効果は減少してしまいます。

ですので、睡眠の質を上げて、日常生活をより充実したものにするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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夜になると足がムズムズして眠れない…、それは「むずむず脚症候群」かも?

仕事始めの疲れ、入浴でスッキリ回復!その効果と正しい入浴法

 

受験期の要注意!長時間、同じ姿勢で勉強していると効率が落ちる?

2026.02.09 | Category: スマホ首,予防,体操・ストレッチ,姿勢,生活習慣,疲労,筋肉疲労,肩こり,背中の痛み,血流,,首の痛み

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

2月に入り、本格的な受験シーズンに入りました。

受験をがんばるお子さん本人も大変ですが、その様子を見守る親御さんも、

「体調は大丈夫かな?」

「このままの生活で最後まで走り切れるだろうか?」

と、心配や不安を抱えながら日々を過ごしておられると思います。

その中でも、とくに見落とされやすいのが、「勉強中の体の姿勢」です。

お子さんが長時間、同じ姿勢で机に向かっていると、頑張っている姿に見えますが、実はその姿勢が原因で、脳への血流や呼吸の状態が悪くなり、かえって集中力や勉強の効率を下げてしまうことが分かってきています。

そこで今回は、お子さんが長時間、同じ勉強姿勢でいると集中力が落ちてしまう理由と親御さんが気をつけてみてあげて、受験生の姿勢と集中力を助ける具体的な方法についてお伝えします。

 

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同じ姿勢で勉強を続けると集中力が落ちる理由

入試直前の受験生の勉強に費やす時間の調査によると、平日は5時間以上、休日は10時間以上と報告されています。

それだけ長い時間、机に向かっているということは、体を動かさない、つまり、「同じ姿勢」でいる状態が1日の中で多くなります。

勉強をしようとするモチベーションは素晴らしいですが、その一方で、体の構造上、勉強効率が落ちてしまうというデメリットも発生します。

以下で、そうした事態が起きてしまう理由を紹介させていただきます。

 

筋肉疲労が発生しやすくなる

最近の受験勉強では、ノートや参考書だけではなく、タブレット・スマホを利用することも多いとお聞きします。

そうすると、多くの場合、

「顔を前に突き出して下を向く姿勢」

になりがちです。

この姿勢が続くと、約4~6kgほどもある頭の重さを、首の筋肉が支えることになり、それによってそれらに筋肉が疲労しやすくなります。

さらに言えば、顔を前に突き出す角度が深くなればなるほど、負担が増大すると研究報告がされてします。

具体的には、頭の重さを約5kgとすると、 首を傾ける角度と負荷との関係は、

・0度(直立姿勢):約5kg

・15度傾く: 約12kg

・30度傾く: 約18kg

・45度傾く: 約22kg

・60度傾く: 約27kg

といったように、傾ければ傾けるほど首にかかる負荷が増大します。

こういった受験勉強でなりがちな姿勢によって、首の筋肉が疲労しやすくなります。

首の筋肉の疲労が、それと連結して助け合っている肩の筋肉が疲労し、それがまた連結して助け合っている背中の筋肉が疲労する・・・、と全身の筋肉にその疲労感が広がっていきます。

このように姿勢を変えないまま勉強を頑張り続けていると、少しずつ疲労が積み重なって広がり、ついには、なんとなくしんどい、集中できないといった状態を引き起こします。

 

脳が酸欠を起こす

机に向かって勉強する姿勢は、体を丸める姿勢、いわゆる「猫背」の姿勢になります。

人間は、胸やお腹が膨らんだり縮めたりすることで、呼吸することができますが、猫背は、胸やお腹がつぶれたような形になります。

そうすると、深い呼吸ができず、呼吸が浅く短くなり、その結果、取り込める酸素の量が減ります。

猫背によって、呼吸が浅くなる状態が長く続くと、全身や脳への酸素の供給も少なくなります。

体の司令塔である脳は、体重の約2%ほどしか重さがありませんが、1日に使うエネルギーの20%ものエネルギーを消費します。

エネルギーの消費には、酸素は欠かせない材料であり、特に、受験勉強では激しくなる脳の活動には、酸素は必要不可欠なものです。

その酸素が、脳への供給が滞ると、脳の機能が低下傾向となり、その結果、ぼーっとする・頭が働きにくい・ミスが増えるといった状態になりやすくなる。

 

血流が低下する

勉強する際にとってしまいがちな姿勢そのものだけでなく、同じ姿勢でじっとし続けることも問題になります。

長時間、座りっぱなしでいると、体に流れる血液の量、いわゆる「血流」が明らかに減ることが、いくつかの研究で示されています。

血流が悪くなると、筋肉や脳・内臓に、血液の中にある栄養や酸素が届きにくくなり、疲労がたまり回復が遅れる傾向が見られます。

そうすると、筋肉では頭の重さを支え続ける首や肩、背中にどんどん疲れが溜まり、集中力が持たなくなっていきます。

また、脳の血流が不十分になると、計算や問題解決、記憶の定着といった認知の機能が落ちることが、さまざまな研究で報告されています。

 

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受験生を親御さんはどう見てあげればいいか?

受験期のお子さんを見守っておられる親御さんは、お子さんの勉強への集中力の現在の状況は、なかなかわかりにくいかと思われます。

勉強中のお子さんが、

・机に覆いかぶさるように、背中が丸くなっている

・顔がノートに近づきすぎている

・首を前に突き出して、あごを前に出している

・肩に力が入りすぎている

・勉強後に頭が重い・首や肩がこる・目がしんどいと言う

・何度もあくびをする

・何度も読み直している

などといった様子が見られる場合、すでに勉強で同じ姿勢でいることによる負担がかなりかかって、集中力が落ちてきているサインとも考えられます。

このようなときは、一度しっかりとリセットしてもらう必要があります。

その具体的な方法を、以下で紹介させていただきます。

 

勉強時間の区切りの声かけ

勉強に集中する効率を上げるためには、勉強する時間の長さではなく、メリハリをつけた勉強時間がポイントになります。

メリハリをつけた勉強となる時間のおすすめの目安は、

「25~40分ぐらいの勉強→5分前後の休憩」

という1サイクルを繰り返す方法です。

5分前後の休憩の際には、必ず、立ち上がる・伸びをする・トイレに行くなど、姿勢を動かすことをしてください。

これは「ポモドーロ・テクニック」とも呼ばれ、集中力を保つために世界中で用いられている時間の管理法の一つです。

ですので、親御さんができることは、

「30分たったら一度、立ってお茶を飲もうか」

「このページが終わったら、いったん背伸びしよう」

など、勉強時間の区切りの声かけをしてあげてみてください。

 

姿勢リセット体操

勉強中、少しでも体を動かすことが、勉強の効率アップにつながります。

勉強中のお子さんが疲れたり、集中できていないような仕草をした際には、お子さんと一緒に以下のような体操をいてみてください。

胸を開く体操

①イスに座ったまま、背筋を軽く伸ばし、手は体の横に置く

②両手を体の横に広げて、鼻で息を深く吸いながら、ゆっくり胸を広げて肩甲骨同士を寄せる

③口で息をゆっくり吐きながら元の姿勢に戻る

これを2~3回繰り返してください。

肩の脱力体操

①イスに座ったまま、背筋を軽く伸ばし、手は体の横に置く

②両肩をすくめるようにしてギューッと肩を上に持ち上げ、5秒間キープ

③5秒たったら一気に肩の力を抜いてストンと下に落とす

これを2~3回繰り返してください。

足首回し体操

①イスに座ったまま、背筋を軽く伸ばす

②イスに座ったまま、足首をぐるぐる回す

③イスに座ったまま、足首を前後に曲げ伸ばしをする

これを2~3回繰り返してください。

勉強する環境を整える

お子さんが勉強をする机やイスといった環境を整えることも大切です。

親御さんがチェックしてほしいポイントは、

・イスに深く座れているか(浅く腰かけていないか)

・足の裏が床についているか(足がブラブラ宙に浮いていないか)

・テーブルの高さとイスの高さが合っているか(肩がすくむほど高すぎないか)

などをチェックして、改善できそうなところがあれば整えてください。

すぐに全部整えることが難しくても、

・イスの座面にクッションを敷いて高さを調整する

・床から足が浮いてしまう場合は、古本や段ボールなどほ敷いて足置きにする

・勉強に使うタブレットを三脚や重ねた本の上などで固定して目線を上げさせる

といったような工夫するだけでも、猫背の程度が変わり、勉強の効率が上がることが期待できます。

 

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まとめ

勉強時間は、時間の長さだけでなく、勉強の姿勢を変化させることも大切です。

お子さんご本人が頑張られることはもちろん重要ですが、サポートされる親御さんのちょっとしたお声かけや工夫もお子さんを大きく助けます。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

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お腹が硬い人は要注意!冬に下半身が冷える理由と予防法

2026.02.05 | Category: 予防,体温,,冷え,冷え性,呼吸,姿勢,生活習慣,胃腸,血圧,血流

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

冬になると、下半身に冷えを訴える方が増えます。

冬季の冷え症状は、単に、寒さだけが原因ではなく、複数の要因が重なり合って引き起こされるケースが少なくありません。そのいくつかの要因の一つとして、

「腹圧の上昇」

があげられます。

これは、実際に、当院で治療をしている中で、冬場に下半身の冷えを強く訴える方ほど、お腹を触診すると、非常に硬く緊張していることが多いです。

そこで今回は、腹圧の上昇が下半身の冷えに関係する理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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腹圧と下半身の冷えの関係性

お腹の中の空間は、円柱型で、その壁は、

上方部:横隔膜

下方部:骨盤底筋群

前方・側方部:腹直筋・腹斜筋・腹横筋

後方部:腰椎・多裂筋・大腰筋


という
筋肉と骨で構成されています。

これらの筋肉や骨が協調して働くことで、お腹の内部に向けての圧、つまり「腹圧」が発生します。腹圧は、

・排便、排尿、分娩時に内臓を押し出す力を助ける

・日常動作や運動では、体幹を内側から安定させ、姿勢を保つ

などといった日常生活を送る上で欠かせない働きをします。

その一方で、腹圧が上がりすぎると、血流が滞る事態も引き起こします。

お腹の中には、太く大きな動脈(腹腔大動脈)と静脈(下大静脈)が存在します。

この太い動脈と静脈が何らかの理由で、障害されると、下半身への血流を悪くしてしまいます。

動脈は、血液を押し出すために、ゴムのように弾力があり、静脈は、血液を回収して心臓に運ぶ量を多くするために、血管が伸びるように薄く柔らかい性質があります。

そういった血管の特性があるため、特に、太く大きな静脈(下大静脈)は、何らかの理由で腹圧が上がると、圧迫を受けて血流が悪くなりやすい。

下大静脈という血管は、

「下半身から心臓への高速道路」

であり、足・骨盤・お腹からの血液を集めて心臓へ戻す、非常に重要な静脈です。

静脈から戻る心臓に血液量に応じて、心臓は血液を排出します。

ですので、腹圧の上昇によって太く大きな静脈(下大静脈)という血液の高速道路が渋滞を起こすと、下半身から血流の回収が低下します。

そうすると、心臓から動脈に、栄養や酸素を含んだ温かい血液の排出が減り、結果、心臓から遠い下半身が、ますます、冷えが増すことが起こりやすい。

 

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冬に腹圧が上がりやすくなる理由

気温が低下する冬になると、腹圧が上がり、それが下半身の冷えにつながります。

なぜ、冬に腹圧が上がりやすくなるかを、以下で紹介させてただきます。

 

寒さによる猫背姿勢のため

寒さを感じると、人の体は無意識に身を守る姿勢をとります。

身を守る代表的な姿勢は、背中を丸めた前傾した姿勢、いわゆる「猫背」です。

猫背状態では、一見、お腹がたるんでいるように見えますが、実際には腹筋は縮みっぱなしで硬くなります。

また、猫背は腰から背部にかけての筋肉を持続して引き伸ばす状態にもなり、それも硬さにつながります。

このように猫背になることで起きるお腹の中の空間を構成している筋肉の緊張は、お腹の中の空間を狭めることになり、その結果、腹圧が高い状態で固定されやすくなります。

 

寒さにより呼吸が浅くなるため

冬の寒さの影響で、呼吸が浅くなります。

これは、寒さから身を守るために無意識でしてしまう防御姿勢の猫背になることで、胸を閉じて、胸の中の空間を狭めてしまいます。

そうすると、肺を伸ばしたり縮めたする筋肉や関節、そして横隔膜の動きに制限が起きて、呼吸が浅くなります。

特に、呼吸が浅くなることで、お腹の中の空間の上方部を作っている横隔膜の動きに制限が出ることが、腹圧の上昇の一助になってしまいます。

本来、横隔膜は呼吸に合わせて上下に動き、

・息を吸う時に圧を一時的に高めて血液を押し出す

・息を吐く時に腹圧を下げて下大静脈の圧迫を緩める

というポンプ作用を担っています。

しかし、寒さによって横隔膜の動きが損なわれて。呼吸が浅くなることで、横隔膜による血流のリズムが失われ、腹圧が下がりきらない状態が起こります。

 

衣服・生活習慣による外的圧迫

冬は、厚着をしたり、体に密着したコンプレッションウエアやタイツなど、腹部を締め付ける要素のある服装が多くなります。

これらの服装が、外側から腹圧を上げる要因となります。

また、冬季は寒さにより、外出する機会も減り、この服装で、長時間、座っていることが組み合わさると、腹部の圧迫が持続しやすくなります。

その結果、腹圧も上昇し訳すなる。

 

お腹の硬さをやわらげるためのセルフケア

冬の寒さにより、腹圧の上昇が起こることで、血流が渋滞を起こして、下半身の冷えが発生します。

これを解消するためには、特に、腹部の硬さを緩和して、腹圧を下げるケアをすることが大切です。

そのための方法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

お腹をさする

お腹の筋肉の緊張をとるために、腹部に直接に刺激を与えることが効果的です。

この際の気をつけておくべきルールとして、

・優しくゆっくり行う

・空腹時や食後1.5~2時間以上あけて行う

・皮膚を揺らす程度の痛みが出ない圧で行う

ことを心がけてください。

その上で、

・上向きで寝て両方のひざを曲げて立て、30秒間、手のひらでおへそ周囲を大きく「の」の字にさする

・指の腹をおへそのから6センチほど外側に置き、息を吐きながら軽く指で圧をかける

・下腹部に手を当てて、30秒間、軽くゆする

ということを、1日、3セット行ってみてください。

 

腹式呼吸を行う

お腹で息をする、いわゆる腹式呼吸は、横隔膜を使う呼吸でもあるため、足の静脈を心臓に戻すためには、有効な手段です。

腹式呼吸は、上向きで寝て、両方のひざを曲げた状態で、

①「口から、6秒間、息を吐いてお腹をへこます」

②「鼻から、4秒間、息を吸ってお腹を膨らませる」

という①②を繰り返し、7回、繰り返し行い、これを、1日、3セット行ってみてください。

 

姿勢を整える

猫背から正しい姿勢にリセットすることは、腹圧の低下の鍵となります。

ずっといい姿勢を続けることは、無理がありますので、こまめに姿勢を変化させてみてください。

気がついた時でいいので、

・背伸びをする

・両手を左右に開いて胸を広げる

・上向きで寝て両ひざを抱える

・体を左右にねじる

ということをして、意識的に姿勢を変化させてください。

余裕があれば、姿勢を変える動きをする際には、呼吸を深くしながら行えば、より効果が高まります。

 

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まとめ

冬の下半身の冷えは、いくら外部から温めても、なかなか解消できないというお悩みをよくお聞きします。

これを改善するためには、お腹の柔らかくしてお腹の中の血流を改善するという、内部からのアプローチが必要です。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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寒暖差で急増!ぎっくり腰の原因と正しい初期対応・予防法

2026.02.02 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,,冷え,冷え性,姿勢,寝起き,座り方,日常生活の動作,水分,生活習慣,筋肉の損傷,職業病,腰痛,血流,関節

 

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

今年は、1月からぎっくり腰で来院される方が、例年より多くみられます。

この理由として、兵庫県の瀬戸内側の地域は、例年より朝晩と昼間との気温差、つまり、寒暖差が激しいことが一因として考えられます。

そこで今回は、寒暖差が激しいことで、ぎっくり腰が発症しやすくなる理由と発症した際の初期の対応方法、そしてぎっくり腰の発症を予防するための方法を紹介させていただきます。

 

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寒暖差でぎっくり腰が発生しやすくなる理由

冬期に、ぎっくり腰が多発するのは、気温の低下によって筋肉や関節に変化が起こることが原因です。

人間の体温は、おおむね36~37度の間をキープしています。

この体温でいることで、体の筋肉や脳・内臓などの細胞の活動がスムーズに生命活動が行われます。

そして、人間の生命を維持するための生理的な構造上、寒さで体温が下がってしまうことを、無意識下で防ぐための機能が発動されます。

その一つとして、寒さを感じると、体温を体外に放出したり冷えることを防ぐために、筋肉や血管が収縮します。

そうすると、筋肉の柔軟性が低下したり、血流が悪くなることで血液を通して筋肉への酸素や栄養などのエネルギー供給が低下します。

その結果、筋肉やその周辺組織である関節やじん帯などの動きに制限がかかり、その状態で機能性以上に動こうとすると、微細な損傷が発生します。

特に、腰は体の他の部位よりも、座っていても立っていても、常に活動し続ける部分であり、中腰や座位の姿勢を保つだけで、立ってときより1.4~2.2倍の負荷が増大するなど、負荷がかかりやすい部分です。

その腰が、寒さによる筋肉の硬直と損傷が積み重なることで、体を支えたり動かすエンジンともなる腰の深部の筋肉にまで影響し、ちょっとした動きのきっかけで、一気に炎症が広がり、ぎっくり腰が発生します。

 

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ぎっくり腰が発症したときの初期の対応

ぎっくり腰が発生したら、まずは初期の対応をしっかりすることで、その後の回復するスピードが変わってきます。

まずは、腰に明らかな熱感・発赤がない限り、保温することで血流を維持し、寒い環境下での起こる筋肉の硬直を防ぎます。

保温というのは、具体的には、腹巻きや上着をズボンの中にインするなど 、お腹や腰が冷たい空気に触れるのを防いでください。

痛みがあまりにもきつい場合は、神経の興奮を抑えるために、一時的に痛み止めを飲むのも有効です。

医師や薬剤師との相談の上に、痛み止めを処方してもらってください。

次に、可能な範囲でいいので、軽く体を動かすようにしてください。

動かすといっても、筋トレや体操するのではなく、ずっと寝っぱなしでいるのではなくて、立ち上がったり軽く歩いたりと、「姿勢をこまめに変える」ことを心がけてください。

同じ姿勢でいると、血流が悪くなるため、ぎっくり腰によって痛めた腰周辺の組織の回復が遅れます。

ぎっくり腰になったら安静にすべきだというイメージがあるかもしれませんが、整形外科の腰痛ガイドラインでも、じっとしている人より少しでも動いている人の方が、腰痛が回復にかかる時間が早かったことを研究報告されています。

 

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ぎっくり腰の治癒の経過

ぎっくり腰は、発症してから3~5日ぐらいが痛みのピークとなり、2週間ほどで自然と治癒することが一般的です。

ただ、2週間たっても、ぎっくり腰発症直後から痛みの程度が変わらないようでしたら、内臓の病気や背骨の骨折などの病気が発生している可能性があります。

その場合は、速やかに内科や整形外科などの専門の医療機関を受診してください。

 

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ぎっくり腰を予防するための方法

ぎっくり腰は、2週間程度で自然治癒することがほとんどですが、その間は行動がかなり制限されますし、再発することも多いです。

ですので、寒い時期の間、ぎっくり腰が発症しないように予防することが重要になってきます。

そのための方法を、以下で紹介させていただきます。

 

ぎっくり腰が発生しやすい動作を避ける

ぎっくり腰が起きるきっかけとなる動作は、

・前かがみで物を拾う

・座っている状態から立ち上がる

・重い物を持ち上げる

・長時間、同じ姿勢をキープする

・急に腰を捻ったり横に曲げる

といったこと無意識下、つまり、何気なくすると、発生することが多く見られます。

ですので、こういった姿勢をすることを避けてください。

どうしてもその姿勢を取らないといけない場合は、今からこの姿勢をとるとしっかり腰や足の筋肉に意識を向けてから動かしてください。

また、ぎっくり腰が起きる前には、体には予兆が出ることが多いです。

具体的には、

・何もないところでつまずくことが多い

・腰に一瞬鋭い痛みが走る

・腰に一瞬力ぬけが起きる

・朝、起きた時に体を起こしにくい

などといったことが起こります。

これは体がぎっくり腰がおきると教えてくれるサインでもあるので、放置や無視せずに、すみやかに自力でも他力でも良いので、体のメンテナンスをしてください。

 

体を温める

最近は、薄くて軽くて温かい服が増えて、防寒しやすくなっています。

ただ、治療をしていると、ご自身が思っている以上に、体が冷えてしまっているケースを多く経験します。

ですので、体を意識的により温める行動をされることをおすすめします。

具体的には、

・湯船につかる入浴を毎日おこなう

・温かい飲み物をこまめに摂取する

・カイロを腰だけではなく下腹やお尻に貼る

・腰だけではく首や足首が冷たい空気に触れないように保温する

などといったことを心がけてください。

特に、冬は喉の渇きが感じにくいため、水分の摂取量が減ります。

筋肉の約70~80%は水分でできていますので、体の水分量が2%でも減ると、筋肉の硬直や機能低下が発生します。

ですので、意識してこまめに温かい水分をとってもらって、筋肉の機能を維持し、体の内側から温めることをしてください。

 

体を動かす

冬は、寒さからの防御するための姿勢、猫背になることが多くなります。

また、仕事では、デスクワークなら座りっぱなし、倉庫作業なら中腰姿勢など、仕事特有の姿勢や動きをします。

そうすると、体の同じ筋肉や関節しか動かさないため、それ以外の部分の動きが低下して、体に歪みが発生したり協調性が減少して、それがぎっくり腰の発生につながります。

ですので、普段とは違う動きを、こまめにすることが重要です。

具体的には、

・ラジオ体操

・深呼吸

・背伸び

・軽い散歩

・胸を開く

などというような動きを、毎日、気がついたときに、こまめにしてください。

特に、寒くなると、自然に呼吸が浅くなります。

ですので、深呼吸を意識して行なってください。

特に、口から息を吐いて、鼻から息を吸う、「腹式呼吸」をすると、酸素の供給・血流の上昇・腹圧の調整・リラックス感の増加など、複数の効果が見られ、それが予防にもつながります。

 

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まとめ

ぎっくり腰になると、ご自身がおつらいのはもちろんのこと、職場やご家族にも心配をかけてしまいます。

ぎっくり腰を発症してしまった場合は、初期の対応を正しくして早く回復できるように、また、発症や再発を防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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