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睡眠時無呼吸症候群 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

「寝落ち」は脳のSOS信号?寝落ちゼロは無理でも疲れを取る現実的な4つの習慣

2026.02.23 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,生活習慣,疲労,睡眠,睡眠時無呼吸症候群

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、30歳代の女性の方が、「寝落ち」の習慣を繰り返したことで、疲労感が抜けないというお悩みで来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、毎日、仕事が終わってから、娘を幼稚園にお迎えに行き、夕飯の準備し、食べさせて、一緒にお風呂に入って、寝かしつけ、その後、やっと自分のための時間が取れる生活を送っていると。

その時間帯に、まだ片付けが残っているけど、ちょっとだけ休憩しようと思って、ソファに座ってスマホを触っていると、急激な眠気でそのまま「寝落ち」してしまい、次に目覚めたら深夜3時。

そこから、気づいて起きて、残りの片付けをしてから布団に入って、2度寝をしたら、朝は起きられず、遅刻しそうになってバタバタして、娘を急かして幼稚園に進み、そのまま仕事へ。

そんな生活を続けているうちに、疲れが取れない体になってしまったそうです。

このように、毎日、忙しく疲れ切っている方が「寝落ち」をしてしまうのは、だらしなさや怠け癖ではなく、“脳の活動が限界にきている”ことによりおこっている現象です。

そこで今回は、「寝落ち」が起きるメカニズムや体に起きる影響とその対策について紹介させていただきます。

 

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寝落ちのメカニズム

「寝落ち」とは、意識して寝ようと思ってなくても、限界までたまった眠気や疲労によって、座ったままやスマホを見ながらなどの状態でも、その場で、突然、気を失ったように眠ってしまうことを指します。

以下で「寝落ち」が起きるメカニズムについて説明させていただきます。

 

脳の機能が強制終了される

この睡眠状態は、医学的には、「マイクロスリープ」とも呼ばれる現象に近い状態で、脳がオーバーヒートしているため、“これ以上は危ない”・“休めないと壊れる”と脳が判断して、一部の機能を強制的に休ませようと瞬間に意識が落ちる現象です。

特に、育児や仕事・家事に追われている女性の方は、一日の中、時間に追われ、次に何をするかを常に考え続けているため、脳がほとんど休まず働き続けているので、こういった現象が起こりやすいこともあります。

 

睡眠圧と体内時計のズレ

睡眠には、主に、起きている時間が長いほど眠くなる「睡眠圧」と夜になると眠くなり朝に目覚めるように働く「体内時計」の2つの仕組みがあります。

日中フル稼働で働き、帰宅後も家事と育児で動き続けると、夜には体内に睡眠を促す物質が溜まり切り、睡眠圧が限界に達します。

それと同時に、夜でも明るい照明のリビングで、スマホを見ながら過ごしていると、脳の体内時計は、夜なのに日中のまだ起きている時間と誤解してしまいます。その結果、

・体は今すぐ寝たいと感じている

・脳はまだ起きているべきだと感じている

といったアンバランスな状態になります。

その2つの睡眠の働きのせめぎ合いが、限界に達して、睡眠圧が勝ることで、急に意識を強制終了されるような「寝落ち」が起こります。

 

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寝落ちが体に与える影響

「寝落ち」をしてしまうと、睡眠はとっているはずなのに、疲れが取れないと感じる理由として、以下のことが考えられます。

 

深い睡眠が遮られることで疲労回復が遅れる

夜にほっとして、ソファや床でゆっくりした際に、そのまま寝落ちをしてしまうと、寝心地が悪さや体に痛みが起きて、途中で目が覚めてしまうことがあります。

目が覚めて、布団に移動して、2度寝をすることで、「寝落ち」の睡眠時間と2度寝の睡眠時間を合わせれば、総合の睡眠時間は足りているように思えます。

しかし、医学的には、睡眠が細切れになると、脳や肉体を回復するための深い睡眠が十分に確保されないということが研究で報告されています。

特に、入眠して、最初の90分~2時間は「深い睡眠」が集中的に行われ、体の回復のための内臓の働きやホルモン分泌、脳の老廃物の排出、などが活発に行われるます。

その最中に、寝落ちによって睡眠の途中で目が覚めてその働きを遮られると、体が十分に回復しないまま、翌日に疲労を持ち越すことになります。

また、「寝落ち」によってホルモンや自律神経の働きの乱れが引き起こされることで、疲れが取れにくい状況が起きやすくなる。

「寝落ち」をして、深夜に目が覚めて、2度寝をする前に、ちょっと片付けや朝の用意など動いてしまうと、脳は「睡眠モード」から再び「活動モード」に切り替わります。

これは、体が活動することで、ストレスにかかわるホルモンが分泌されやすくなるためであり、再び深い睡眠に戻るのが困難になって、朝にスッキリ起きることが困難になる傾向が高まります。

また、質のよい睡眠に入るためには、体を自動調整する2つの自律神経である「交感神経(活動モード)→副交感神経(お休みモード)」への切り替えが必要です。

この切り替えがうまくいかない場合、体は活動モードのまま睡眠に入り、体はリラックスしきれず、深い眠りに入りにくくなります。

そういった生活習慣の例として、朝から晩まで忙しくしていて、夜にやっと自分の時間ができて、スマホでSNSや動画を見たまま寝落ちをするとそのようなことが起こりやすくなります。

その結果、「寝落ちする」ことが、眠っている時間のわりに疲れが取れないという現象が起こりやすくなる。

 

精神的・食欲への影響

「寝落ち」による睡眠の質の低下が続くと、日常生活で、

・イライラする

・不安感が強くなる

・落ち込みが強くなる

といった精神的な影響を引き起こしやすいことが研究でわかっています。

また、睡眠の質の低下は、食欲に関するホルモンと満腹を感じるホルモンの分泌のバランスを崩し、甘いものやジャンクフードがやたらと欲しくなる状態を作りやすいことも知られており、それが体重が増えたり痩せにくくなることを引き起こすこともあります。

つまり、「寝落ち」による睡眠の質の低下は、心身ともに回復しづらくなる方向へ行きやすくなる。

 

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睡眠の質を上げて疲れを取るためのセルフケア

「寝落ち」はダメだとわかっていても、なかなか、現実問題、難しいと思えます。

それは、一日、忙しくすごして、やっと、夜中にほっとして自分のために過ごせる時間は、すごく大切なものです。

ですので、無理に完全に「寝落ち」をゼロにしよういう制約をかけてストレスを感じるより、寝落ちしても、そのまま良い睡眠につなげるという対策を、以下で紹介させていただきます。

 

寝落ちをその日の睡眠のスタートにしてしまう

「寝落ち=仮眠」ではなく、「寝落ちした瞬間=その日の睡眠スタート」とみなすようにすればいいかと思われます。

そのためには、寝落ちして、それに気づいて起きたら、なるべく早く横になれる布団・ベッドに移動してください。

家の片付けや明日の用意が途中でも、それをせずに、そのまま寝床に移動して本気で寝るようにしてください。

夜中に起きて活動を挟むことで、睡眠が細切れになり、深い睡眠ができず、疲労の回復が落ちることが研究で示されています。

ですので、寝落ちに気づいた時点で、やることがあっても、割り切って寝てしまうことは、医学的には理にかなっています。

 

寝落ちしやすい場所を寝てもいい環境に整える

現実問題として、多くの方は、リビングのソファや床で寝落ちされることが多いです。

そこで、寝落ちしやすい場所の環境を、なるべく睡眠に適した状態に寄せておくのも有効です。具体的には、

・リビングの照明を、間接照明や暗めのスタンドライトにしておく

・室温を8~20℃前後のやや涼しめの環境にしておく

・ソファや床に薄手のブランケットや小さめの枕クッションを常備しておく

などをしてみてください。

寝落ちしやすいリビングを、くつろぐ場所だけでなく、寝落ちしてもまあまあ寝やすい場所にしておくことで、寝落ちが起きても、そのままある程度質のよい睡眠に近づけることができます。

 

スマホとの付き合い方

 

夜に、くつろいでスマホを触っていると、そのまま寝落ちすることがあります。

そのスマホの光自体が、脳を日中と勘違いさせて、活動モードに促すため、睡眠の質を下げてしまいます。

スマホを全くみないようにするのは、なかなか難しい方が多いと思われますので、スマホを触る前提で、睡眠の質へのダメージを最小限にする工夫として、

・スマホの画面の明るさをできる限り暗く設定する。

・激しい動画やニュースなど避け、漫画やゆるい動画など感情の揺さぶりが少ない動画を見る

・スマホを30~60分で画面がオフになるタイマーをセットして区切りをつける

などがおすすめです。

日本の厚労省の睡眠ガイドラインでは、

・寝室にスマホを持ち込まない

・就床前のスマホ使用を控える

といったことを推奨していますが、難しい場合は、光や時間や内容のコントロールなどをを優先してみてください。

 

日中の生活のリズムを整える

 

日中の生活リズムを少し整えるだけでも、「寝落ち」をしても、その後、スムーズに眠れる体に近づきます。

具体的には、

・朝の太陽光をしっかり浴びる

・「23~24時の間に寝る」「6~7時の間に起きる」など大雑把でいいので範囲を決める

・カフェイン・アルコールを寝落ち時間に入る4~6時間前には控える

などをすることで、寝落ちを減らすのではなく、寝落ちしても、2度寝の時点で深い睡眠を取り戻しやすい体内時計と生活リズムをつくることが期待できます。

 

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寝落ちに関する注意点

寝落ちは、疲労がピークに達することで起こることが多いとされています。

ただし、日中に強い眠気が起こったり、居眠りが頻繁になったり、意識が何度も瞬間的に飛ぶことが起こる場合は、睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーなどの病気が隠れていることがあります。

そういったことが、車の運転中や製造の仕事中に起これば、重大な事故につながる可能性もあります。

ですので、そういった症状が起きている際には、睡眠外来や内科などの専門の医療機関で相談されることを強くおすすめします。

 

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まとめ

「寝落ち」することは、だらしがないのではなく、脳がこれ以上は危ないから守ってくれているサインと捉えてください。

つまり、今日はここで電池切れするほど頑張ったんだということだと思われます。

日々、忙しい中で、「寝落ち」はゼロにすることが難しいと思われますので、その中で、少しでも睡眠の質を上げて、心身の疲れが軽減できるよう、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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仕事の疲れで眠れない…その原因と質の高い睡眠のための生活習慣

睡眠時間は足りてるのに朝スッキリしない…その原因は「睡眠の質」かも?

睡眠時間は足りてるのに朝スッキリしない…その原因は「睡眠の質」かも?

2026.02.12 | Category: いびき,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,免疫,入浴,呼吸,寝起き,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,睡眠,睡眠時無呼吸症候群,胃腸,飲酒

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

健康を保つために、重要なピースの一つに、「睡眠」があげられます。

当院でも、睡眠に関して、

「7時間ぐらいは寝ているのに、朝、すっきり起きられない・・・」

「寝てるはずやけど、疲れが抜けない・・・」

などといったお悩みをお聞きすることが少なくありません。

個人差がはありますが、一般的に、睡眠の時間は、6〜7時間程度が適切とされています。

それぐらいの睡眠時間は確保しているのに、こういったお悩みが出るのは、

「睡眠の質」

にその要因の一つがあると考えられます。

そこで今回は、「睡眠の質」が悪くなる理由や改善するための方法について紹介させていただきます。

 

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睡眠の役割

 

睡眠は、単なる休息ではなく、体と脳を修復するための貴重な時間です。

睡眠中に、脳では、日中に得た情報を整理し、必要なものは記憶として定着させ、不要なものは消去する作業が行われています。

また、睡眠中に肉体では、いろいろなホルモンが体内で分泌されることで、筋肉・内臓・骨・皮膚が修復され、また、ストレスや血糖なども調整されます。

さらに、睡眠をとることで、免疫の細胞の働きが活発化するので、感染症や炎症への防御力が上がります。

つまり、睡眠の時間帯は、人間の体は、肉体と心を整える治療の時間であります。

反対に言えば、この睡眠の質が低下すると、心身の状態が悪くなることに直結します。

 

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睡眠の質とは

「睡眠の質」とは、何を指しているのか?

それは、睡眠のリズムをさすことが多い。

睡眠には大きく分けて、以下の二つの状態があります。

ノンレム睡眠(深い眠り):
脳が休息し、体の修復が中心に行われ、心拍数・呼吸数が落ち着き、成長ホルモンの分泌がピークになる。

レム睡眠(浅い眠り):
脳が活動状態になり、夢を見やすく、感情の整理、記憶の定着を行う。

この2つの睡眠の状態が、約90分サイクルで入れ替わり、それが一晩に4~6回繰り返されます。

具体的には、1サイクルである約90分の中では、深い眠りであり脳が休まるノンレム睡眠が60~80分、浅い眠りである脳が活動するレム睡眠は10~30分程度で入れ替わります。

また、睡眠の寝入り〜夜中は、ノンレム睡眠の時間が長くなり、明け方はレム睡眠の時間が長くなるといった睡眠のリズムの変化が見られます。

つまり、深い眠りであるノンレム睡眠がしっかりとれた上でレム睡眠へ移れるといった睡眠のリズムがいい状態が、高品質な睡眠と言えます。

睡眠時間が長くても、この睡眠のリズムが乱れていれば、睡眠の質が低下していることで、脳や肉体が回復しないまま、朝、起きた際に、起きにくさや疲労感が残る現象が起きます。

 

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睡眠の質を低下させる主な日常の習慣

睡眠の質の低下は、以下のような生活習慣によってひき起こされやすいと考えられています。

スマホやパソコンによる強い光

寝る前までに、スマホやパソコンを見続けることで、強い光が目に入ります。

人間は、太古の昔は、日の出と共に起きて太陽の光を感じ、太陽が沈んで暗くなるとともに寝るといった生活を送っていました。

光を浴びて活動し、暗くなると寝るといった習慣が、体のシステムとして刻み込まれています。

寝る前まで、強い光を浴びていると、体はまだ昼間だと勘違いして、体を睡眠モードに切り替えないまま、睡眠に入ることになります。

その結果、浅い睡眠の時間帯が多くなり、睡眠のリズムが崩れて、睡眠の質が低下します。

就寝前の食事・飲酒・カフェインなどの摂取

辛いものやカフェインを含む飲み物や食べ物は、体を興奮させる作用があり、晩ご飯に多く摂取することで、体がリラックスモードになかなか切り替わらず、睡眠の妨げになります。

また、アルコールを含んだ食べ物や飲み物は、脳の機能を低下させ、それが脳が行う睡眠のコントロールを乱し、睡眠の質を下げてしまいます。

不規則な睡眠スケジュール

人間の体は、朝、起きて活動して、夜、暗くなったら寝る、と言った一定のリズムを刻むことで、体がそのリズムに合わせて自動的にそうしやすいように体を調整します。

しかし夜勤や夜更かし・休日など、寝る時間と起きる時間がバラバラになると、体内のリズムが乱れて、寝るときに体を睡眠モードにうまく切り替えることができないことがでて、その結果、睡眠の質の低下につながる場合がある。

寝る環境の質

寝る際の環境も、睡眠の質に大きく関わります。

具体的には、

・睡眠をとる部屋の照明が明るすぎる

・睡眠をとる部屋の気温・湿度に不快さを感じる

・寝た時のベッドや枕など寝具への違和感

・寝る時の服装が生地やサイズが合っていない

と言った要因も睡眠の妨げになります。

 

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睡眠の質が悪いときに疑うべき病気

生活を改善しても睡眠の状態が良くならない場合、以下のような病気の可能性もあります。

あまりにも、毎朝、起きた時に疲労感が残っていたり、日中に急激な眠気を感じるような場合は、まずは早急に睡眠外来や内科での精密検査をおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群

車や電車の運転手が、運転中に眠気で意識を失い事故につながったというニュースを聞いたことがあるかと思います。

この原因として、よく聞くのが、「睡眠時無呼吸症候群」です。

特徴として、寝ている間に呼吸が止まる時間帯が長く、熟睡できておらず、日中の強い眠気を訴えます。

いびきが大きいと指摘される方は、睡眠時無呼吸症候群である可能性も高いので注意をしてください。

レストレスレッグス症候群

レストレスレッグス症候群とは、むずむず病とも言われ、その名の通り、足がむずむずと感じることで、寝つきが悪くなったり途中で目覚めやすくなる病気です。

これは、体の鉄分の不足や神経同士が連絡するために分泌する物質の異常などによって起こります。

ですので、頻繁に寝るときにむずむず感を感じる場合は、医療機関での検査を受けてください。

うつ病

うつ病は、一日中、気分が落ち込んだり、何事にも興味が持てなくなったり、眠れない、疲れやすいといった心身の症状が継続して起こることで、日常生活に支障をきたす病気です。

要因としては、脳内の神経の機能低下や、ストレス、遺伝的な要因、性格的な要因などが複雑に関係して発症します。

 

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睡眠の質を高めるためにできるセルフケア

睡眠の時間をしっかり確保しているにもかかわらず、朝、起きにくいことや疲労感が取れないなどが続けて起きている場合は、まずは、リスク管理のために、病気の可能性を考えて、専門の医療機関を受診してください。

その上で、睡眠の質を上げるための方法として、以下の日常生活でもできる生活習慣のポイントを紹介させていただきます。

起床と就寝時間を整える

睡眠の質を上げるには、睡眠のリズムを整える、つまり毎日、

・決まった時間に寝る

・決まった時間に起きる

ことが最も重要です。

休日でもなるべく、特に、起きる時間を普段と変わらずにすることが望ましいです。

また、起床後に、意識して太陽の光を体に浴びるようにしてください。

そうすることで、体内時計がリセットするためのホルモンの分泌が促され、それが睡眠の質の向上に繋がります。

寝る前1時間に目に強い光を入れるのを避ける

就寝1時間前には、スマートフォン・パソコン・テレビなど使用をやめて、目に強い光が入るのことで脳に過度の刺激が入ることを避けてください。

また、スマホは、ベッドに持ち込まずに、体から遠ざけることも有効です。

もし、どうしても見ることを避けるのが難しい場合は、ナイトモードや暖色設定などを使い、デバイスから放たれる光の照度を下げて使用してください。

寝室の環境を整える

睡眠の深さには、温度・湿度・照明の3つ条件が大きく関わります。

具体的には、

・室温:18~22℃前後

・湿度:40~60%

・照明:入眠前は暖色系、就寝時は完全に暗くするもしくは間接照明

の状態を保つように、エアコンや加湿器・照明器具を設定してください。

また、寝返りが打ちやすくするのも、睡眠の質を上げる助けになります。

寝具の幅や硬さ、一緒に寝ているお子さんやペット・ぬいぐるみから離れるなどの見直しをしてみてください。

適切な食事・水分・カフェイン管理

睡眠の質を上げるには、就寝前の飲食の状態を整えることも需要です。

夕食は、寝る3時間前までに済ませることがおすすめです。

また、過度の脂っこい食事やアルコール飲料は、胃腸の負荷をかけるため、睡眠中に体が休めなくなります。

コーヒーや紅茶などカフェイン入りの飲料を飲むのでしたら、寝るおよそ5〜7時間前、だいたい、午後3時以降には控えることがベターです。

就寝前の入浴法

寝る直前に、熱いお風呂に入ってしまうと、かえって入眠が悪くなります。

理想的なのは、寝る時間1〜2時間前に、38〜41℃程度のぬるめのお湯設定した湯船に、10〜15分ほどつかってください。

入浴後1〜2時間かけて、入浴によって上がった体温が、ゆっくりと下がっていくことで、自然な眠気が訪れ、それが質の高い睡眠を生みます。

湯船につかる入浴がベストですが、シャワーのみの入浴の場合は、シャワーから出るお湯を首筋や背中を集中的に当てるようにしてください。

適度な運動の習慣

余裕があれば、日中に、1日20〜30分程度のウォーキング、ストレッチ、軽い筋トレをすることで、深い睡眠を促します。

ただし、就寝直前の激しい運動をすると、体を活動モードにするので、遅くても寝る2時間前には終えるようにしてください。

また、寝る前には、深呼吸を意識的に行うと、体がリラックス状態に促しやすくなります。

 

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まとめ

 

睡眠は、1日の疲れを癒すだけでなく、ホルモンのバランスや免疫・ストレスの緩和・記憶の整理など多岐にわたって、体を整えてくれます。

睡眠を取らなければと時間だけ確保しても、睡眠の質が伴わなければ、その効果は減少してしまいます。

ですので、睡眠の質を上げて、日常生活をより充実したものにするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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夜になると足がムズムズして眠れない…、それは「むずむず脚症候群」かも?

仕事始めの疲れ、入浴でスッキリ回復!その効果と正しい入浴法

 

脳梗塞の前兆を見逃さないために知っておきたい症状と家族でできる簡単チェック法

2025.02.10 | Category: 予防,,冷え,心臓,日常生活の動作,生活習慣,睡眠時無呼吸症候群,肥満,血圧,血流,,頭痛

みなさん、こんにちは。

加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

2月に入り、比較的温暖な加古川市でも、寒波のために非常に寒い日が続いています。

当院でも、寒波が来た翌日の朝、水道管が凍ってしまい、水が出ないのが昼まで続いたのには困りました。

さて、気温が低い日が続くと、いろいろと体の不調が起こりやすくなります。

その中でも怖いのが、脳梗塞や脳出血といった生命に関わる脳の病気です。

寒いときに脳の病気は増えるイメージですが、国立循環器研究センターの統計によると、実は、秋がやや減るけれども、季節を通じてそれほど発生件数自体は変わらないそうです。

ただ、脳梗塞の重症度で見ると、冬に起きる脳梗塞の重症度が高いという統計報告がされています。

脳梗塞は、早期発見・早期治療が原則です。

しかし、脳梗塞になっているかどうかは、パッと見ただけではわからないこともあります。

実際、私も、脳梗塞になった3人の方に遭遇しましたが、会話ができる程度のろれつの乱れや、軽い手のしびれ、一時的にふっと意識が飛ぶように眠ってしまうとそれぞれの方に症状がありましたが、それ以外は、普通に生活できる状態でした。

おや?と思い、検査をしてみると、異常な反応が出たので、すぐに救急で脳外科病院にかかっていただいて、ことなきを得た経験があります。

そういった脳梗塞を発症しているかどうか経験からも、脳梗塞の疑いがあることを、ご自身やご家族がパッと見てわかる方法や基準を、今回のブログでお伝えしていきます。

 

 

 

 

脳梗塞の典型的な症状

脳に巡っている血管にトラブルが起きることで、脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血などが発生します。

そういった脳の血管の病気が発生するリスクとなる持病として、

・高血圧

・糖尿病

・高コレステロール血症

・心房細動

・肥満

・睡眠時無呼吸症候群

・慢性腎臓病

などがあり、こういった持病がある方は、特に、注意が必要です。

脳梗塞をはじめとする脳の血管障害によって共通して起きる症状は、以下の通りです。

 

手足や顔の機能が低下

右または左の体の半身が、急に動かしにくくなったり、片方の手足の力が力が入りにくくなる。

また、口元など顔の片側が垂れ下がる。

 

うまく話せない

しゃべろうとしても、ろれつがうまく回らないことや言葉が出てこない。

また、相手のしゃべっている言葉の意味が理解できない。

 

視野に支障が出る

ものを見ても、片方の視野が欠けたり、物が二重に見えるようになる

 

バランスの障害

急に立てなくなったり、歩行時にまっすぐに歩けなくなる。

また、物をつかもうとしても、ズレてうまくできなくなる。

 

強い頭痛

バットで殴られたような激しい頭痛や突然の強烈な頭痛で意識が遠のく。

その際に、おうとやはきけ、意識の障害を伴うこともある

 

意識の障害

突然ぼーっとしてしまったり、反応が鈍くなる。

また、突然、意識を失うことが起きる。

 

物が飲み込みにくい

水や食べ物を飲み込もうとしたら、むせたりつかえる感じがする。

また、唾液を飲み込めず、口の中によだれがたまる。

これらの症状が、突然、現れたら要注意です。

できるだけ早く脳神経外科や救急病院を受診してください。

 

 

 

 

脳梗塞を発見するためのセルフチェック

脳梗塞を発見するための簡単なセルフチェック方法として、

FASTテスト」

が、アメリカ心臓協会(AHA)や日本脳卒中学会などでも推奨されています。

その方法を、以下で紹介させていただきます。

 

FASTの「FFace:顔)」

「笑ってみてください」と言ってもらい、笑顔を作った時に、
・口角が左右均等に上がる
・片側の口元が垂れ下がっていない

ことをチェックしてもらう。

笑顔がうまくできない場合は、要注意です。

 

FASTの「AArm:腕)」

「両腕を前にまっすぐ伸ばして、目を閉じてください」と言ってもらい、

・両腕を前に伸ばした状態が、目を閉じたまま10秒間キープできる
・片方の腕が下がってしまう
・片方の腕に力が入らない

ことをチェックしてもらう。

片方の腕が勝手に下がる、または動かせない場合、要注意です。

FASTの「SSpeech:言葉)」

「今日は何月何日ですか?」や「名前を言ってください」と聞いてもらい、返答する際に、

・はっきりと話すことができる
・ろれつが回っている
・意味のある言葉を話すことができる

かをチェックしてもらう。

ろれつが回らない、意味不明な言葉を話す、言葉が出ない場合は、要注意です。

 

FASTの「TTime:時間)」

FASTの「TTime:時間)」は、

・症状が現れた時間を確認
・できるだけ早く救急車を呼ぶもしくは医療機関への受診させる

ことを意味しています。

体の不調の症状が出始めた時間をメモしておくことです。

「〇時〇分から症状が出始めた」と伝えると、病院での治療に役立ちます。

また、FASTテストのFFace:顔)」AArm:腕)」「SSpeech:言葉)」

TTime:時間)」のどれか一つでもできていないようでしたら、脳血管障害が起きている可能性があるため、すぐに専門の医療機関に受診することが必要です。

脳の血管障害は、時間との勝負です。

「様子を見る」ことは、絶対に避けてください。

というのも、例えば、一過性脳虚血発作(TIA)という脳血管障害の病気は、脳梗塞の症状が発生しても一時的に消失した後、48時間以内に再び脳梗塞を引き起こします。

ですので、少しでも体に異変を感じたり、FASTテストで異常が見られたら、すぐに救急車を呼んだり、救急病院に駆け込んでください。

 

 

 

 

まとめ

今回、脳梗塞が発症しているかの見極めについて紹介しました。

しかし、これはあくまでも、基本的な基準なので、例外もあります。

前章でも述べましたが、ご自身やご家族が少しでもおかしいと思われた場合は、ためらわずに専門の医療機関を受診してください。

今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。

それ以外でも、冬の気温の低下が続く日常で、何かしらお体に不調が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関にかかられることをおすすめします。

当院でも、冬に起きるお体の不調に対しても対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、当院の他のブログでも、冬のお体の不調への対策を書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

冬の 寒さと共にやってくる気象病の「頭痛」がおきるメカニズムと4つの対策

寒い冬の日常生活でもできる!高血圧予防のための簡単な方法

 

 

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:

国立循環器研研究センター「脳梗塞は冬の病気?夏の病気?」

https://www.ncvc.go.jp/pr/release/20180425_press/

「脳卒中治療ガイドライン2021」

https://www.jsts.gr.jp/img/guideline2021_kaitei2023.pdf

金縛りで睡眠を妨げられている方に知ってほしいその要因と予防法

2024.05.18 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,生活習慣,疲労,睡眠,睡眠時無呼吸症候群,金縛り

 

夜、就寝すると金縛りをたびたび体験するので、何か霊的なものがご自身や寝室についているのではと、不安か感じるというお話をお聞きすることがあります。

確かに、心霊現象という面もあるかもしれません。

しかし、一方で、金縛りは医療用語で、「睡眠マヒ」と呼ばれる現象とされ、科学的に説明できるものでもあります。

金縛りがたびたび起こると、寝起きのスッキリ感が損なわれて、気持ちの不安感も発生して、日常生活に支障が出ます。

そこで今回は、金縛りの発生のメカニズムや発生を予防するための方法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、金縛りの発生を防ぐことで、不安の解消や睡眠の質が上がります。

 

金縛りの症状

金縛りは、

・体が動かない

・声が出ない

・恐怖感

・体に何かがのっている感覚

・人や物の気配がする

・幻覚や幻聴

・誰かに触られている感覚 などの症状がみられます。

 

睡眠のメカニズム

 

 

金縛りのほとんどが睡眠中に起きるかと思われます。

睡眠のメカニズムは、金縛りと密接な関係があります。

人間は、眠っているときは、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」 と呼ばれる2つの周期が、交互に脳や体で起こっています。

それぞれの睡眠について、以下で紹介させていただきます。

 

ノンレム睡眠

寝始めると、まずはノンレム睡眠から始まります。

眠り始めてから最初の数時間はノンレム睡眠が多いです。

ノンレム睡眠の役割としては、体がしっかりと休む時間です。

筋肉もリラックスして、ホルモンの分泌が増えて、体の回復や修復がされます。

また、脳も休み、それによって脳を使うためのエネルギーが回復します。

体と脳が休み、深い眠りになるため、ノンレム睡眠の時間帯は、夢をあまり見ない時間帯でもあります。

 

レム睡眠

朝方に近づくにつれて、レム睡眠の時間帯が増えます。

一晩に、4〜5回ほど繰り返します。

レム睡眠の時間帯は、脳が活発に働いて、日中に起きたことや記憶を整理します。

脳が活発に活動しているため、眠りが浅くなります。

また、それによって、レム睡眠の時間帯は、夢を見やすくなります。

一方、レム睡眠の時間帯の体の筋肉は、一時的にマヒしたように緩み体が動かない状態になる。

これは、夢の中で起こったことに反応して、体が動かないようにするための仕組みです。

体は動きませんが、レム睡眠中は、目だけはキョロキョロと動きます。

 

ノンレム睡眠とレム睡眠の役割

ノンレム睡眠は、体がしっかり休まることで、成長したり、疲れからの回復を促します。

レム睡眠は、脳が情報を整理することで、記憶をしっかりと定着させます。

 

睡眠のリズム

違った役割のあるノンレム睡眠とレム睡眠ですが、入眠後、90分おきに、交互に入れ替わります。

その順番ですが、

・入眠後、最初はノンレム睡眠となり、深い眠りで体を休めます。

・次にレム睡眠に移行して、浅い眠りで脳が活動し、夢を見ます。

・そして、またのノンレム睡眠に移行するといったように交互にあらわれ、 一晩の間にノンレム睡眠とレム睡眠が何度も交互に現れます。

ノンレム睡眠とレム睡眠が、スムーズに交互におこなわれることで、体も脳も回復して、翌日も元気に過ごすことができます。

 

金縛りが発症しやすい条件

日常生活の習慣や環境から、夜、寝たときに金縛りが起こりやすくなります。

その条件とは、

・ 1時間以上の長い仮眠をとっている

・夜、寝る時間が23時以降である

・疲れている

・生活が不規則である

・ストレスや不安が続いている

・寝るときに、上向きで寝る習慣がある

といったことです。

 

金縛りが発症しやすい条件が与える睡眠への影響

金縛りが起こりやすい条件がそろうことで、ノンレム睡眠の時間が短くなり、レム睡眠に早く入ります。

つまり、深い睡眠ができず、すぐに浅い睡眠に移行し、目を覚ましやすい睡眠の状態です。

浅い眠りで夢をよく見るレム睡眠の特性は、「夢を見たときに、夢に合わせて体を動かさないように、一時的に体の筋肉がゆるみ、マヒして動けないようにしている状態」をです。

この状態で、目を覚ますと、脳は起きたが体が動かないという、いわゆる、「金縛り」の状態が発生します。

 

金縛りが発症しやすい条件がノンレム睡眠を短くする理由

金縛りになりやすい条件が、なぜ、ノンレム睡眠の時間を短くするのかを以下で紹介していきます。

日中に長い仮眠をとる 

日中に長い仮眠を取ることで、夜、入眠する際に、最初に起こる深い眠りとなるノンレム睡眠が、日中ですでにおこなわれています。

そのため、夜に寝始めたときに、ノンレム睡眠の時間帯が短くなり、浅い睡眠状態となるレム睡眠へすぐに移行しやすくなります。

 

就寝する時間が遅い 

人間は、体を動かしたり休めたりする時間帯を自動的に調整する、「体内時計」が備わっています。

体内時計で設定されている時間帯より遅く寝ることで、体は回復のための睡眠に急いで移行しようとします。

その結果、深いノンレム睡眠を飛ばして、より体を休めるレム睡眠への移行が早まります。

これによって、ノンレム睡眠の時間帯が少なくなり、レム睡眠に早く移行します。

 

体が極度に疲労する 

適度な疲労は、深い睡眠を促します。

しかし、極度の疲労は、体の緊張がとれず、覚醒状態が続き、スムーズにノンレム睡眠に入れなくなります。

その結果、体が十分に休まる前に、レム睡眠の時間帯に入ってしまいます。

 

不規則な生活をする 

毎日、異なる時間に、寝たり起きたりすると、体の体内時計のリズムが乱れます。

これにより、体がノンレム睡眠とレム睡眠に入る時間帯を調整するバランスが崩れ、深い眠りのノンレム睡眠が短くなる場合があります。

 

ストレスや不安が続く 

ストレスや不安があると、ストレスに対応するためのホルモンの分泌が増えます。

ストレスに対応するためのホルモンは、血糖値や血圧をあげて、エネルギーを生産して体が覚醒しやすい性質があります。

そのため、このホルモンの分泌が多くなると、眠りの質を低下させて、深いとなるノンレム睡眠に入るのを難しくします。

 

向きで寝る習慣がある

 寝るために寝具に横たわったときに、上向きで寝ると、重力の影響で、舌がのどに落ちて、気道が狭くなり、その結果、呼吸が浅くなります。

そうすると、体は生命の危機を感じて、呼吸をより多くとるために、体が覚醒モードとなる。

そうなることで、深い眠りをすることを妨げ、ノンレム睡眠の時間帯が短くなります。

上記のような条件が発生することで、睡眠のリズムが、深いノンレム睡眠が短くなり、レム睡眠に早く入ります。

レム睡眠中は、脳の活動が活発になり、体の筋肉は動かないようにリラックスしています。

この状態で急に目覚めることで、脳は起きているのに体が動かない、「金縛り」 の状態が発生しやすくなります。

 

金縛りの症状を引き起こす病気

生活習慣や環境によって、金縛りは起こりやすくなります。

しかし、一方で、睡眠や精神に関する病気によっても起こる場合があります。

金縛りが起こりやすい病気として、以下のようなものがあります。

 

ナルコレプシー

ナルコレプシーは、過度の眠気と突然の眠りに襲われる病気です。

この病気は、レム睡眠が異常に早く現れることが特徴で、これにより、金縛りが頻繁に発生する場合があります。

詳しくは、以下のNPO法人ナルコレプシー協会のサイトをご参考にしてください。https://narukokai.or.jp/about_nalco.html

 

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が繰り返し止まってしまう病気です。

呼吸が苦しくなることで、レム睡眠中に目が覚めやすくなり、金縛りを引き起こす症状がでます。

詳しくは、以下の一般法人日本呼吸器学会のサイトをご参考にしてください。https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/i/i-05.html

 

うつ病や不安障害

うつ病や不安障害などにより、睡眠の質に影響が出ることで、睡眠サイクルを乱れ、金縛りの症状が引き起こす場合があります。

 

慢性疲労症候群

慢性疲労症候群は、極度の疲労感が続く病気です。

これにより、ノンレム睡眠が短くなり、レム睡眠の時間帯が増えることで、金縛りが起こる場合があります。

金縛りがあまりにも頻繁に発生し、日常生活に支障をきたしている場合は、一度、医師に相談し、適切な診断と治療を受けることをおすすめします。

 

 

金縛りを予防するための方法

金縛りによって睡眠の質を下げないためにも、その方法を以下で紹介させていただきます。

短い昼寝を心がける 

昼寝をする場合は、15~30分程度の短時間にとどめることをおすすめします。

また、昼寝をする時間帯を、午後の早い時間にして、夕方以降に仮眠をとることを避けるようにしてください。

一定の時間に就寝する 

毎晩、同じ時間に寝る習慣をつけることで、体内時計を整えてください。

就寝する時間は、理想としては、22時~23時の間までに設定するのがベストです。

それによって、金縛りの発生を予防する可能性が高まります。

休息をこまめに取る 

睡眠に影響が出るほどの極度の疲労を防ぐために、日中に適度な休息を取るように心がけることで、体が過度に疲れないようしてください。

それによって、寝ているときに金縛りが起きるのを軽減できます。

規則正しい生活をする 

平日だけでなく休日でも、毎日、同じ時間に寝起きして、体内時計を整えてください。

また、朝、起きたらすぐに日光を浴びてください。

それによって、体内時計がリセットされますので、体が規則正しいリズムで機能しやすくなり、入眠後に金縛りをしにくくなります。

ストレスの管理をおこなう 

ストレスや不安を軽減するために、運動や深呼吸、趣味などをおこなうことで、心身をリラックスやリフレッシュさせる時間帯を作ってください。

また、寝る前に、カフェインやアルコールを過度に摂取することをひかることで、眠りの質を上げ、金縛りを防ぐことができます。

寝る姿勢や環境を見直す 

寝はじめは、上向きで寝るのではなく、横向きで寝ることを試してください。

横向きで寝る際には、左側を下にして寝ると、呼吸がしやすくなります。

また、枕の高さや硬さを調整し、寝返りを打っても横に妨げるものがない状態など、睡眠の環境を改善することで、快適な睡眠が可能となり、金縛りを予防できます。

 

 

まとめ

睡眠は、1日の疲れを回復させるには非常に重要な時間帯です。

実際、当院でも、睡眠の質が良い方は、施術したときの効果が伝わりやすく、回復が早い傾向があります。

科学的に解明されている金縛りの要因を知っていただいて、睡眠の質を上げていただくためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも、金縛りがしばしば起こって寝ても体の疲れが取れないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

また、他に、睡眠に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

 

睡眠に関してお悩みの退職後の男性の方に知ってほしい改善法

 

夜中に何度も目がさめるのはなぜ?睡眠の質をたかめる対策とは

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ご主人のいびきでお困りの奥さんに知って欲しい:いびきの危険とその解決法

2024.03.09 | Category: いびき,予防,睡眠,睡眠時無呼吸症候群,肥満

 

 

女性の方の睡眠の状況をお聞きしているときに、ご主人の“いびき”によって、睡眠の質を下がっている方が少なくありません。

そのため、日中、お仕事や家事などをしているときに、ボーッとしてしまい、集中力や注意力が低下してしまうとのこと。

また、ご主人のいびきによって、寝不足になる奥さんだけでなく、いびきをかいているご主人の睡眠にも問題がでてきます。

健康に保つのに最もだいじなことは、体を回復させる睡眠にかかっています。

そこで今回は、睡眠時にいびきをかく理由とリスク、その対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、いびきによってご夫婦の健康を損なうことを防げます。

 

睡眠時にいびきをかく理由

 

すやすやと静かに寝ている状態は、起きているときと同じように、鼻や口から空気が肺へスムーズに入っていきます。

一方、いびきをかいている状態は、のどがせばまるなどして、肺へ入っていく空気の流れに抵抗が生じて振動し、いびきという音が生まれます。

睡眠時にのどがせばまる理由としては、

・重力で舌の根もとがのどに下がる

・肥満のためのどの内側に脂肪がついている

・下あごが小さいもしくは引っ込む

・扁桃腺の肥大や鼻炎

などがあげられます。

 

また、いびきをかきやすい人の傾向は、

・肥満の方

・口で呼吸をする方

・扁桃腺の肥大のある方

・疲れやストレスがたまっている方

・夕食や寝る前にお酒を飲む方

・鼻がつまっている方

・下のあごが小さい方

があげられます。

 

いびきをかきながら睡眠することは、何とか呼吸をしながらおこなっている状態です。

この状態が続くと、体に害を及ぼします。

いびきの状態の中でも、大きないびきの後、いったん、いびきが止まり、しばらく後にまた大きないびきをかき始める状態は、特に危険です。

いったん、いびきの音が止まっている間は、のどが閉じて、“無呼吸”になっています。

ひどい人では、1〜2分もの間、無呼吸が続く場合があります。

また、一晩に300〜400回の呼吸を繰り返す方もいるとも。

このようにいびきをかきながらの睡眠で、1時間の睡眠にあたり、10秒以上の無呼吸の状態が5回以上あり、日中に異常な眠気など症状がでる場合は、「睡眠時無呼吸症候群」と診断されます。

睡眠時無呼吸症候群は圧倒的に男性が多いのですが、更年期を過ぎると、ほとんど男女差はなくなります。

国内の患者数は200万人程度がいると推測されています。

睡眠時に無呼吸が続くと、脳が異常を察知して、無意識に脳が覚醒モードに変化します。

そうすると、睡眠中、緩んだのど周りの筋肉の活動が始まりのどが開き、呼吸が再開します。

呼吸が再開してしばらくすると、また脳が睡眠モードに入り、のどが緩みふさぎやすくなり、再び睡眠中に無呼吸になりやすくなります。

このように、一晩のうちに、脳が覚醒モードと睡眠モードが繰り返されると、睡眠時間をとっていても、寝ていないと同じ状態です。

しかし、無呼吸によって、一晩に何度も脳が覚醒モードになっていますが、本人に自覚がないため、起床時は、睡眠を十分に取ったと勘違いしがちです。

そのことに気づかず、運転中や会議中など、突然の強烈な眠気に抵抗できずに、重大な事故を起こしてしまう可能性があります。

そのほかに、睡眠中の無呼吸によって、体に酸素がはいっていない状態が続くと、腎臓や脳への影響が大きく、心筋梗塞や脳卒中を発症するリスクが高まります。

また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病になりやすくなるとの報告もされています。

いびきへの対処法

 

パートナーの方が、睡眠中のいびきをかく状態が続くようなら一度、専門医にかかられることをおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群の認定医のリストは、以下のサイトで分かりますので参考にしていただければ幸いです。

https://659naoso.com/clinics

https://jadsm.jp/ippan/ninteii_shidoui.html 

また家でできるいびきへの対策を以下で紹介していきます。

 

 

横向きで寝る

横向きで寝ただけで、いびきをかく方の約80パーセントが、いびきをかく時間帯が半減したという研究報告があります。

いびきの原因となる、舌の根もとが重力によってのどに落ち込むのを、横向きに寝ることで防げるからです。

下向きで寝ても、それは可能ですが、胸を圧迫するので、呼吸が苦しくなる傾向にあります。

ですので、睡眠時の体勢は、横向きで寝ることをおすすめします。

横向きの状態で寝ることをキープするためには、枕の質が重要です。

枕が低かったり、柔らかかったりすると、横向いでは寝苦しいため、上向きで寝てしまいます。

それを防ぐためには、

・横向きで寝た際に頭から背中まで真っすぐな姿勢が保てる高さの枕にする

・5キログラムはあるとされる頭の重さが沈み込みすぎないように、高反発の硬めの枕にする

・体の右側を下にした状態で、抱き枕を両足にはさんだ状態で寝る

といった工夫をおすすめします。

 

睡眠前の飲酒を控える 

飲酒をして寝ると、のどの筋肉が緩みやすくなります。

また、寝ている間に、アルコールを分解するための酸素が必要となり、呼吸が激しくなります。

夕食や寝る前に飲酒を控えめにすることで、いびきが軽減する可能性があります。

 

マウスピースをする 

マウスピースをすることで、上のあごより、下のあごが突き出て、空気が通るのどの気道が確保されます。

市販もされていますが、専門の医療機関で保険適応で作製してもらえます。

 

鼻テープ・口テープ 

いびき専用の鼻テープ・口テープをすることで、鼻呼吸を誘導したり、鼻の空気の通り道を広げることで、いびきを抑制する可能性があります。

 

 

まとめ

 

 

 

パートナーの方が、いびきをかいて睡眠をされている状態が続く場合は、一度、その状態を伝え、対策を話し合われることをお勧めします。

そのことによって、お互いの健康の向上につながります。

そのためのきっかけとして、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

また、パートナーのいびきによって睡眠の不足で、体調の不調を感じるようでしたら、お近くの治療院にかかられて体を整えることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

また、他に睡眠への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

夜中に何度も目がさめるのはなぜ?睡眠の質をたかめる対策とは

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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