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天候 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
4月は花粉が飛び交う時期ですが、同時期に「黄砂」も飛来する時期でもあります。
黄砂が飛んでくると、車がひどく汚れたり、洗濯物が外に干せなくなるなど、生活にいろいろと影響がでます。
それだけではなく、黄砂が大気中を浮遊することによって、ノドの痛みや目のかゆみなど、体に不調をでる方が少なくありません。
そこで今回は、黄砂がおよぼす健康への影響とその対処法について紹介させてただきます。
このブログを読んでいただくことで、黄砂によって起きる健康への影響を軽減できます。
黄砂は年間を通して、日本列島に飛来していますが、年間の9割が2月から5月にかけて運ばれて、その中でも4月がピークです。
また、日本列島上空に年間、500万トンの黄砂が飛来して、180万トンの黄砂が地表付近にふりそそいでいると推測されています。
黄砂の大きさは、日本に到着する黄砂の大きさは、4μmと非常に細かな粒子です(通常の砂粒の大きさは20〜200μm)。
それほど大量に細かな黄砂が、日本の大気中に飛散することで、健康へどのような影響が出るかを以下で紹介していきます。
黄砂が飛来すると、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみ、皮ふのかゆみなどのアレルギー症状を引き起こすことが報告されています。
また、黄砂の飛来する濃度が高い日ほど、それらの症状を発症する方が多くなるとも報告がされています。
黄砂は金属成分が含まれているため、皮ふに関する症状を示す方は、金属アレルギーの傾向があると言われています。
黄砂が飛来すると、子供、成人ともに、喘息や慢性閉鎖性肺疾患、肺炎など呼吸に関わる病気が発症しやすくなり、受診数や入院数が増える傾向がある。
黄砂の飛来によって、心筋梗塞や不整脈などの心臓に関連する病気が発症しやすくなり、救急搬送が増加し、死亡率も上昇すると報告されています。
黄砂が飛来すると、健康に影響するため、黄砂の状況をまずは把握する必要があります。
黄砂に関する情報は、
「環境省呼応さ飛来情報 黄砂ライダー(http://www2.env.go.jp/dss/kosa/)」
「気象庁黄砂情報(https://www.data.jma.go.jp/env/kosa/fcst/)」
から確認することができます。
黄砂の飛来情報を見ながら、以下のような対策をおこなってください。
黄砂が飛来しているときは、不要不急の外出をひかえることで、黄砂を体の中に取り込んだり、体に付着する量を減らすことができます。
また、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外で、ジョギングやテニスなど、長時間、呼吸や心臓に負担をかける激しい運動は、避けるようにしてください。
特に、呼吸や心臓の持病がある方、子供、高齢者の方は、黄砂が飛来する日は、外出をするかどうかは、体調に応じてより慎重に行動することをおすすめします。
黄砂が飛来しているときは、マスクを着用することで、大気中の黄砂を吸ってしまうのを予防できる効果が期待できます。
ただし、マスクによってその効果が変わります。
一般的な、花粉症対策の使い捨て不識マスクは、大きさが30~40μmであるスギやヒノキ花粉は防げます。
しかし、黄砂の大きさは4μmととても小さいため、体への吸引を防ぐためには、微粒子の侵入を防げる医療用や産業用のマスクが有効です。
黄砂への対応マスクの販売リンクを以下に貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
もう一つマスクを着用する場合の注意点としては、マスクを顔の大きさに合ったものを選び、隙間から空気が漏れないようにしてください。
医療用や産業用のマスクのデメリットとしては、着用すると少し息が苦しい感じがあ離ますので、長時間の使用は困難な場合があります。
季節を通じて、屋内の換気は大事ですが、 高濃度の黄砂が飛来をしているときには、窓の開閉や換気を必要最小限にしてください。
また、屋内の換気するために、空気清浄機が有効です。
ただし、これもマスクのときと同様に、空気清浄機の性能や使っているフィルターの性能によって、効果が変わってきます。
ですので、空気清浄機やフィルターの製品の表示を確認してください。
また、定期的に空気清浄機のフィルターの清掃や交換をおこなうことをおすすめします。
黄砂が海に落ちることで、鉄分やミネラルなどの栄養が供給されて、プランクトンが増えるというメリットがあるとも言われています。
しかし、過剰な黄砂は、日本だけでなくアジア全体の諸国に、健康に大きな影響を与えていることが報告されています。
黄砂による健康への影響を少しでもおさえて、黄砂が飛来するピークを乗り越えるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
高濃度の黄砂が飛来するた日に、特に体調が崩れるようでしたら、お近くの病院で、対処されることをおすすめします。
病院で黄砂への対処をしても、体調が整わない場合は、お近くの治療院や当院にご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、黄砂とともにこの時期に起こる花粉症のブログも書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
3月の下旬から4月の上旬にかけて、「菜種梅雨」と呼ばれるほど、長雨が多くなる時期があります。
これは冬から春に季節が変わっていくときに起こる天気の減少です。
寒い冬が終わり、暖かい春が到来するのは、うれしいものです。
その反面、雨が降り続く天気が続くと、体にだるさを訴える方が少なくありません。
春は年度末や年度はじめで、何かとお仕事が忙しいくなる時期でもあります。
そのような時期に、春先の長雨によって、体のだるさが起こることは、集中力や注意力が低下して、お仕事に影響がでてしまいます。
そこで今回は、春の長雨の時期に、体にけん怠感を感じる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、菜種梅雨の時期に起こる体の不調によってお仕事に支障が出ることを防げます。
雨に対する天気予報で、「低気圧の影響で西日本は雨となります」というような説明をよく聞きます。
「低気圧=雨」ということなんですが、そもそも「気圧」とは、ある場所の上空にある空気が地面にかかっている重さを表しています。
つまり、この気圧の定義から言えば、
「低気圧=空気が軽い」
ということです。
人間が地球上に住んでいる以上、常に空気の重さによって、体の外側から内側に向かって圧力がかかっています。
雨が降ることで、低気圧となり空気が軽くなれば、体にかかる空気の重さも軽くなり、外側からの圧力が減ります。
そうなれば、雨が降っている間は、体は空気による締め付けがなくなるので楽になるのでは?と思いますよね。
でも、実際は、雨の日は、だるさを感じることが多いです。
その理由は、低気圧によって外部からの圧力が減ることで、かえって体が緩みすぎてしまうからです。
足の加圧スパッツを脱いだときに脱力感を感じるように、体に適度な空気の重さがかかっていないと、体の筋肉や血管が緊張を保てないことで、雨の日はけん怠感を感じやすくなります。
また、「低気圧=空気が軽い」ということは、大気中の酸素の量も低下します。
雨の日に、普通に呼吸をしているのに、なぜか息苦しく感じるのは、大気中の酸素濃度が低下しているためです。
人間が生命を維持するためには、酸素を体に取り込むことは必須です。
体が酸素を必要とする理由は、体を動かすために必要なエネルギーを細胞で作る過程で、酸素はその材料になります。
酸素が不足すると、エネルギーが作れず、体の各機能が低下します。
つまり、雨が降って低気圧になると、体が酸素不足になり、体がだるさを感じやすくなります。
春の長雨を引き起こす低気圧によって、体が緩みすぎることで引き起こされる体のだるさへの対策を以下で紹介していきます。
朝、目覚めて出勤する前に、41度以上の熱めのお湯の温度で、お風呂かシャワーに入ってください。
そうすることで、体が活動モードに切り替わり、適度に緊張した状態になります。
薬指の爪の根本を指ではさんで、軽くもんでください。そうすることで、体の緩みを抑制されます。
だるさを感じたら、 外に出て太陽の光を浴びてください。
太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされて、体が活動モードに入ります。
気圧の変化に体を対応させるには、崩れた体を調整・回復させる時間帯である睡眠を十分に取る必要があります。
質の高い睡眠をとる方法を、当院のブログで書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
体のエネルギーを作る材料は、酸素とともに水分が必要です。
春先は、まだ気温が低いため、のどの渇きが感じにくく、水分を取る量が低下しがちです。
水分を積極的にとって、活動のためのエネルギーを作りやすい体にしてください。
水分の取り方についても、当院のブログで書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
これらの方法を組み合わせることで、春の長雨による体のだるさを軽減し、体調を整えることができます。
春は年度はじめで、お仕事をされている方にとっては、何かと忙しくなる時期です。
天候の変化によって、体調が左右されてお仕事に影響が出ないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも春の長雨によって体のだるさが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に天候の変化による体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
道端の草も、青々とし始めて、春が到来しつつあるのを感じます。
冬から春に季節が移る時期は、寒暖差や気圧差が激しい時期でもあります。
そういった季節は、外部の環境の変化に、体をついていけず、疲労を感じやすくなります。
今年は特に、雨が多く、日中と夜の寒暖差が激しいため、当院の患者様も、ふらつきやだるさなどを訴えられる方が増えております。
そこで今回は、冬から春の季節の変わり目で、体に不調が起こりやすい理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、季節が変化しても体が順応しやすくなります。
冬から春にかけて、外部の環境がいろいろと変化していきます。それによっておこる体への影響を以下で紹介していきます。
春になると、花粉や黄砂が飛び始めます。
また、動植物が冬眠から目覚め活動し始めるように、ウィルスや細菌も活動が促進します。
春になるとこれらが盛んに体へ侵入するため、それを阻止する免疫が体の各所で戦いを始めます。
そのため、体のあちこちで炎症を起こしやすくなり、体に不調を引き起こしやすくなります。
冬から春の季節は、日中は暖かく、日没後はグッと気温が下がります。
また、菜種梅雨という言葉があるように、雨の日が多くなり、気圧の変化が激しくなります。
体にとって、寒暖差は体温の調整、気圧差は酸素量の調整をするため、他の季節よりエネルギーが必要となり、疲労を引き起こしやすくなります。
人間の体は、太陽に照らされると活動モードとなり、春先は、冬に比べて、日の出・日の入りの時間が変化して、日照時間が長くなります。
それに合わせて、体の機能をオンオフに切り替える時間、つまり体内時計を調整する必要があります。
春先は、気温や天候の変化も激しいこともあり、体内時計の調整が難しくなります。
そのため、体内時計に狂いが生じ、睡眠の質の低下を招き、体に不調を呼び込みます。
体の機能の調整は、自律神経でおこなわれます。
自律神経とは、意識をせずに自動的に体を調整してくれる神経です。
この自律神経は、体を活動モードにさせる交感神経と、回復やリラックスモードにしてくれる副交感神経に分かれます。
この二つの神経が、バランスよく働くことで、体は正常に機能します。
自律神経にアプローチすることで、冬から春の季節の変わり目でも、健康を維持できます。その方法を以下で紹介していきます。
皮ふに直接、タオルや手で、全身をゆっくりを優しくタッチして、5分間、さすってください。
皮ふに直接、刺激を加えることで、自律神経の調整され、血流の向上や体温の上昇、細胞がエネルギーを作る機能が促進などの効果がでます。
湯船につかって皮ふをさすると、より効果が高まります。
息を吸い込むときは交感神経が働きが促進し、息をはくときは副交感神経の機能が促進されます。
このように、呼吸と自律神経は、深い関係性があります。
自律神経を整えるための深呼吸のコツは、まず息をはく方に重点を置いてください。
それも深々とため息をつくように、息をゆっくりはき切ってください。
そうすると、息を吸い込みやすくなり、二つの自律神経の調整がうまくいきます。
活動モードの交感神経と回復モード副交感神経の切り替えが、しっかり必要な時間帯は睡眠です。
睡眠時は、回復モードの副交感神経が優位な状態にする必要があります。
就寝するときに、その切り替えをスムーズにおこなうには、湯船につかって体温をいったんあげる必要があります。
お風呂を出て、上がった体温が1時間ほどかけて、ゆっくり下がってくると、体が睡眠モードに切り替わってきます。
その結果、自律神経の切り替えにメリハリが出て、睡眠のしつも上がり、体調が整いやすくなります。
湯船の温度は、39度〜41度で、10分を目安に使ってください。
春が来ると、植物も芽吹き、日中も明るくなるので、新しいことが始まりそうでワクワクします。
それと同時に、冬との切り替わりで、体を合わせるのにエネルギーを使う時期でもあります。
そんな春先に、スムーズに順応できるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも春先になんとなく体に不調をお覚えるようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に自律神経の調整に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
寒い時期に外で、販売や受付、警備など、じっと立って動きの少ないお仕事中、頭痛を伴う肩や首のこりを発症する方が少なくありません。
その理由として、寒さにより体が冷えることで、血流の悪化や筋肉が硬くなりそのような症状を引き起こしてしまいます。
これに対する対処法については、当院のブログでも紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。
また、そのほかに考えられる要因として、「排尿の我慢」です。
仕事中、尿意を感じても持ち場を離れることができず、これらの症状を引き起こす場合があります。
そこで今回は、尿意を感じても我慢することで、頭痛を伴う肩や首のこりが発症する理由と体への影響、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、寒い外でのお仕事をすることで、頭痛を伴う肩や首のこりを発症させるを予防できます。
寒い環境にいることで、体温の調節とぼうこうの反応によって、尿意が促進されます。
尿は、腎臓で血液から余分な水分と老廃物を取り除かれたもので作られています。
尿の元となる血液は37度前後の、いわば酸素や栄養の入った温かいお湯であり、それが全身に巡ることで、体温を保ち体の筋肉や内臓が機能します。
寒冷な環境では、血液を冷やさないように、皮膚表面に流れる血液の量を減らし、体の内側に血液を集めます。
内臓に血液が集まることにより、腎臓を通る血液も増えます。
結果、尿の精製量も増えることで、ぼうこうにたまる尿がたまりやすくなり、尿意を感じやすくなります。
尿をぼうこうにためたり、排出したりるるのは、脳からの司令によって制御されています。
しかし、人の体は、寒さの刺激を感じると、その刺激の情報を脳に伝えるのと同時に、ぼうこうを支配している神経が独自で反応して、ぼうこうを収縮させる命令を発します。
そのことによって、寒さを感じると尿意が発生しやすくなります。
尿を排出することを我慢すると、頭痛を伴う首や肩のこりが発症する理由を以下で紹介していきます。
尿意を我慢すると、排尿しないためにぼうこうに尿がたまり膨らみます。
膨らんだぼうこうが、おなかの空間を圧迫して、腹圧が上昇させます。
腹圧が上昇すると、おなかが膨らみ、腰がそるような姿勢となる。
その姿勢の崩れを調整するために、首や肩の筋肉が過剰に働くことで疲労して、首や肩のこりを引き起こしやすくなります。
尿意を我慢することは、脳はストレスを感じます。脳と首や肩の筋肉は、極めて密接な関係にあります。
脳がストレスを感じると、同時に首や肩の筋肉も反応して、こりや痛みが発生しやすくなります。
排尿を我慢すると頭痛を引き起こす理由は以下のことが考えられます。
排尿を我慢するには、息を止めて力むという動作をとります。
便が出ない時に踏ん張ったり、高い場所で耳が詰まったときに耳抜きする動作でもあります。
これは、排尿を抑制するために腹圧を上げる動作であり、これによって胸の圧が上昇します。
心臓や肺がある胸の圧が上昇すると、血圧が上昇します。
それによって、頭部の血流に影響を与え、頭痛を引き起こす可能性があります。
排尿を我慢することで、腹圧の上がり、首、肩の筋肉が緊張します。
これによって、頭部への血流が不足したり、神経が圧迫されることで、頭痛が生じる可能性があります。
排尿を我慢することで、健康に悪影響が出る可能性があります。以下で考えられるデメリットを紹介します。
ぼうこうは尿をためることができる袋です。
その袋から尿が排出されて空っぽのときは、袋の分厚さは1.5センチほどあります。
尿がたまっていくと、水風船のように膨らみ引き伸ばされて、袋は3ミリほどの厚さになります。
長時間にわたって排尿することを我慢していると、ぼうこうが伸びきって、縮まなくなる可能性があります。
そして、将来的に、尿を排出する能力が低下して、健康に影響を与える可能性が出てきます。
排尿を我慢することで、尿が長時間、ぼうこうにたまり、それによって大腸菌などの細菌の増殖しやすくなります。
それによって、ぼうこう炎や尿道炎、腎盂腎炎などの感染症を引き起こすリスクが高まります。
尿を我慢することは、尿の通り道を閉めたり開いたりする筋肉を適切に使わない時間が増えます。
この筋肉が収縮したり弛んだりするバランスが崩れます。
それによって、意識的に排尿をコントロールする機能が低下します。
長時間、排尿を我慢すると、血圧が上昇します。
その血圧が上昇した状態で、トイレにいって排尿を始めると、急激に血圧が下がります。そうすると、脳への適切な血液が供給されず、気を失うこともあります。
これは、「排尿失神」と呼ばれるもので、意識の喪失以外では一般的には無害とされています。
しかし、失神することによっての転倒により、打ちどころによっては、大きな事故につながります。
基本的には、長時間、排尿を抑えるのは、体にとってデメリットしかありません。
しかし、業務上、何度も持ち場を離れるわけにはいかかない方も多いかと思われます。
以下で、外の寒冷な環境下でも、業務中になるべく尿意を感じる頻度を減らすための方法を紹介していきます。
尿意は体に寒さを感じることで起こりやすくなります。
寒さを感じにくくするためには、体温を上げる必要があります。
そのためには、筋肉の活動が不可欠です。
しかし、仕事中に体を派手には動かせないかと思われます。
仕事中でもできる筋肉への刺激として、
「貧乏ゆすり」
をおすすめします。
その効果は、足を細かく5分間、ゆすることで、体温を2度も上がるとされています。
寒冷な気温の環境下で仕事をする際には、体の体温が外部に出ないように、十分に保温できる服装が必要です。
特に腹部や腰回りを、腹巻きやスパッツなどで温かく保つことで、ぼうこうに冷えが入るのを軽減できます。
カイロや電熱ベストなど、温熱グッズを使って体を温めてください。
これによって、外部からの寒冷刺激を防ぎ、排尿への頻度を減らすことができます。
寒冷な環境で働く場合、温かい飲み物をとることも効果的です。
温かい飲み物は体を内側から温め体温を上げて、少し汗をかくことで、排尿の頻度を抑えるのに役立ちます。
寒い環境下では、呼吸が浅くなりがちです。
深呼吸をすることで、呼吸するための筋肉が動き、体が発熱します。
また、体に酸素が取り込まれることで、内臓の働きが活発になり、体温も上昇します。
そのことによって、尿意を感じる頻度を抑えることができます。
長時間、外の寒冷の環境下でのお仕事後に、頭痛や首肩の痛みだけでなく、血尿やめまい、吐き気や発熱といった症状が出た場合は、すみやかに内科や泌尿器科の病院で検査・治療を受けてください。
排尿は体にとって、生命の維持にもかかわる必要不可欠な行為です。
しかし、寒い環境の中でお仕事をしている方にとっては、どうしても我慢を強いられることが多いと思われます。
原則としては、尿意に従ってトイレに行ってほしいのですが、業務に支障が出ないように排尿の頻度を抑える工夫として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
寒い環境下でお仕事をすることで、肩や首のこりでお困りでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に冷える環境への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
その季節のならではの変動と関係する病気や痛みのことを、
「気象病」
と呼ばれます。
冬は、四季の中でも特に外部の環境が厳しくなる季節です。
そんな冬の「気象病」の一つとして、よくみられるのが、
「頭痛」
です。
頭痛が起こると、仕事や家事・学業などに制限がかかったり、不快感による精神的なストレス、睡眠障害など、さまざまな影響がでます。
そこで今回は、冬に頭痛が発生しやすい理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、冬に起こる頭痛を解消できます。
冬の気象は、寒冷前線は通過 することで、気温や気圧、湿度の変化が起こります。
その急激な気候の変化が、気象病を引き起こします。
そのメカニズムとしては、寒冷前線が通過するときに、体の体温・尿の量・脈のスピードが変化します。
それらを調整するために働く自律神経が、血管に負荷をかけることで、炎症やアレルギー反応がでやすくなり、頭痛も引き起こされます。
自律神経には、交感神経と副交感神経のふたつの働きをする神経に分かれます。
交感神経は、活動するモードに体の機能を調整します。
副交感神経は、回復やリラックスモードに体を調整します。
このふたつの神経のバランスが取れていれば、健康で生活が送れます。
しかし、冬の気候では、寒さから体を守るために、交感神経の働きが優位になります。
寒さを感じると、交感神経は、血液が体の表面に流れることで、体温が放散されないように、血管を縮める働きがあります。
そうのような状態が続くと、血液の流れが悪くなります。
血液は、栄養や酸素、体温を運び、老廃物を回収します。
頭部の重さは4キログラムほどしかないにも関わらず、体全体の約20パーセントも血液を必要とする機関です。
血液の流れが悪くなることで、栄養や酸素が、脳や脳周辺の筋肉に行き渡らず、頭痛を引き起こしてしまうのです。
冬に起きる頭痛を軽減するための対策を以下で詳記させていただきます。
室内や室外の気温差を減らすために、暖房器具の適切な使用が重要です。
ガイドラインでは、冬の室内外の温度差は、20℃をこえないようにすることがすすめられています。
急激な温度変化を避け、寒暖の差を少なくすることが、頭痛の予防となる。
しかし、外出するときには、どうしても寒暖差が避けられない場合があります。
そのときには、しっかりとした防寒着、特に、首が寒い空気に触れないように、マフラーやタートルネックの服などを装着してください。
首に寒い空気が触れると、首にある頭に向かう血管が急激に縮み血流が悪くなることで、頭痛を引き起こします。
ですので、意識して寒さから首を守ってください。
冬は室外や室内の空気が乾燥します。空気が乾燥すると、体の水分が失われやすくなり、血液の量も減ります。
そのことで、脳への血流量も低下して、頭痛を引き起こします。
ですので、乾燥によって起こる頭痛を予防するために、室内に保湿器を使用したり、温かいも飲み物をこまめにとることをおすすめします。
運動することで、筋肉の動きによって血流を促進します。
冬は特に寒さで、活動量が減りますので、血流が悪くなりがちです。
運動としては、軽いウォーキングでもいいのですが、あまりにも外が寒いようでしたら、無理をせずに、
・その場で足踏み
・カカト落とし
・貧乏ゆすり
などをして体に刺激を入れてください。
冬は、寒さに対応をする自律神経を働かすために、脳はフル回転することで疲れて、頭痛が発生しやすくなります。
その脳を回復させるためにも、質の高い睡眠が必要です。睡眠の質を上げるには、39℃〜41℃に設定した湯船に、体に無理のない程度に、首までゆっくりつかってください。
そして、お風呂からでた30分から1時間ぐらい後に、寝床に入ってください。
一度、風呂に入ることで体の体温を上げて、お風呂からでてしばらくすると体温が下がってくるタイミングが、体が睡眠モードになるスイッチが入り、質の高い睡眠がとれます。
そのことで、脳が回復して、頭痛を予防できます。
冬の気象病は、頭痛だけではなく、 リウマチ神経痛、心筋梗塞、気管支ぜん息、風邪、脳出血、精神障害なども引き起こします。
これから、まだまだ、冬が続くのでの、冬の頭痛への対策をすることで、他の冬の気象病の発症も予防できます。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もしそれでも解消できないようでしたら、お近くの治療院に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みに対して施術をおこなっておりますので、ご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に頭痛への対策のブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広