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腰痛 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

引っ越し作業の腰痛リスク大!その原因と予防・セルフケア方法

2026.03.16 | Category: 予防,体操・ストレッチ,入浴,姿勢,掃除,日常生活の動作,,椎間板ヘルニア,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,背骨,腰痛,血流

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

3月は、卒業・入学・就職・転勤など、生活の節目となることが多い季節で、引越しをされる方も多いかと思われます。

引越しの作業は、荷物を整理して箱に詰めて運び、引越し先では荷解きをするなど、集中的に慣れない動きをするため、非常に疲れて体のあちこちに不調が出ることもあります。

そのうちの一つに、引越し作業による腰痛があります。

腰は「体の要」と言われるように、生活のあらゆる動きの中心になる大切なものです。

ここを痛めてしまうと、新しい生活のスタートが思うように切れなかったり、仕事や家事に支障が出たりしてしまいます。

そこで今回は、引越しで腰痛が起こりやすい理由と、引越しの作業の過程でできる予防やセルフケア方法を紹介させていただきます。

 

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引越し作業で腰痛が起きる理由

引越しは、さまざまな手続きや作業を、集中的にこなしていかなければならない大変なイベントですが、その特徴を以下で詳しく解説させていただきます。

 

前かがみやひねる動作が多い

引越しをするための作業の中では、

・重い段ボールを床から持ち上げる

・前かがみで荷物を詰める

・体をねじるような動きで荷物を棚に入れる

などといった動作が何度も行われます。

このとき、腰や骨盤まわりの筋肉が、普段以上のストレスがかかります。

特に、中腰で荷物を持つと、腰にかかる負担は、立っている時より1.4~2.2倍の負荷がかかるということが研究で報告されています。

それによって、腰周辺の筋肉やじん帯に細かい損傷や椎間板への過剰な圧力によって、腰痛が引き起こされることが考えられます。

 

作業が長時間・長期になるため

引越しは、ある程度は業者に頼めますが、それでも、荷造り・掃除・荷物の移動・荷解き・整理など、考えながら前かがみや中腰の姿勢で長時間の作業を続けることになります。

また、一連の引越しの作業が全て落ち着くまでは、普段の生活と並行して行うため、数日から数週間とかかり、長期戦になる場合が多いです。

それに加えて、引越し前後は、手続きやスケジュール調整でバタバタしやすく、寝不足や食事の乱れが重なりがちです。

引越しによるこういった疲労を回復させないまま作業を行うと、筋肉のエネルギー不足や集中力の低下が起こりやすく、その結果、ケガをしやすい状況に陥りやすくなる。

特に、引越し作業で負荷がかかりやすい腰を痛める危険が高まります。

 

季節特有の寒暖差による動作能力の低下

3月は、日中と朝晩の気温差が大きい時期です。

こういった寒暖差のある時期は、気候に体がついていかず、体の動きのコントロールの精度が低下します。

イメージと体の動きが一致しない状態で、引越し作業を続けると、同じ作業をしていても普段より体にかかる負荷は増加します。

特に、体幹のコントロールの乱れは、腰への負荷が大きくなるため、腰痛が発生するリスクを高めます。

 

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腰を痛めないための準備と動作と休憩のコツ

引越しの一連の作業の中で、腰痛を引き起こさないためのコツを以下で紹介させていただきます。

 

服装と装備の準備

引越し作業をするときは、あらかじめ服装や装備をしっかり整えてから開始することをおすすめします。

そのポイントとしては、

・滑りにくい靴下や運動靴を履き、スリッパやサンダルは避ける

・コルセットを骨盤の周りにしっかり締める

・通気性の良い作業着を着て、汗冷えによる筋肉の冷えを防ぐ

・滑り止め付きの手袋でグリップ力を上げて、余計な力を使うことを防ぐ

などといったものを装着してください。

引越し作業は、長時間で長期に渡りますので、なるべく負荷や体に入れる力が軽減できる工夫が必要と思われます。

 

腰を守る荷物の持ち方

引越し作業中、箱に詰めた荷物の上げ下ろしの動作が多くなります。

一つや二つの荷物は、何気なく持ち上げても、腰への負荷はそれほどでもありませんが、何回も繰り返すほど腰痛のリスクは高まります。

ですので、腰への負荷を軽減できる荷物の持ち方を意識しておこなうことが重要です。

具体的には、

・引き上げる前に、必ず体の近くまで荷物を引き寄せる

・腰だけ曲げるのではなく、ひざをしっかり曲げてしゃがむ

・背中を丸めず、胸を軽く張って持ち上げる

・荷物は体に近づけた状態のまま持ち上げる

・荷物を持って体の向きを変えるときは、足を動かして体ごと向きを変える

などを注意して行ってください。

できれば、大きくて重い家具・家電は、必ず2人以上で運ぶか、業者にお任せしてください。

 

作業中の休憩とこまめなリセット

長時間、ぶっ通しで引越しの作業するより、短い休憩をこまめに入った方が、腰への負担は少なくなります。

休憩する目安としては、30~40分作業したら、5分ほど休憩することをおすすめします。

休憩中には、

・腰に手を当てて、ゆっくりと上体を反らす

・足を開いて伸脚をする

・肩に指先を置いて、肩甲骨を意識して肩を大きく回す

・深く深呼吸をして全身をリラックスさせる

といった体操をしてみてください。

引越し作業では、しゃがんで背中が丸まりやすい姿勢を取るため、足を伸ばしす・胸を開く・体を反らすといった動きを意識的に入れることで、姿勢をリセットできて、腰痛の発生のリスクを減らすことができます。

 

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作業後にできる腰へのセルフケア

引越し作業中に腰に痛みを感じる場合と、引越し作業をした当日の夜や、翌日は朝などのタイミングで起こることもあります。

ですので、引越し作業していた時間から、少し後の時間帯に、腰をケアすることも腰痛を予防するためには重要になってきます。

 

湯船につかる入浴を行う

引越し作業による筋肉疲労を、軽減させるには、入浴で腰を温めることが効果的です。

それも、湯船につかる入浴を行うかどうかで、翌日の疲労からの回復が大きく違ってきます。

湯船の温度設定は、38~41℃くらいのぬるめのお湯にして、15~20分間はつかることが理想的です。

それによって、全身の血流が良くなり、腰周辺の発生した疲労物質の排出を助けます。

 

入浴後に行ってほしい体操

入浴後に、簡単にできる腰痛改善の体操は、以下の通りです。

① 床やマットの上で、足は肩幅程度に開き、おでこは床につけ下向きで寝ます。

② 肘を曲げて、手のひらを胸の横に置き、腕立て伏せのような姿勢を取ります。

③ 手のひらで床を押すように腕をゆっくり伸ばし、上体だけを反らす。

④ 腰が気持ちよく伸びる位置で、10秒間キープしてください。

⑤10秒たったら、肘を曲げて、ゆっくり元のうつ伏せに戻る

といった一連の流れを、5回繰り返し行ってみてください。

足のしびれが強くなったり、腰に鋭い痛みが出る場合は、無理せずに中止してください。

 

深い深呼吸をする

背骨の腰の部分は、腰とお腹で挟まれています。

腰の痛みを軽減するためには、腰周辺とお腹の筋肉のバランスを整えることも重要です。

お腹の筋肉を整えるためには、

①上向きで寝て、両脚をそろえて伸ばし、膝を軽く立て、両手のひらをおへその下に軽く乗せる

②4秒間、鼻からゆっくり息を吸い、お腹を風船のように膨らませる。

③6秒間、口からフーッと細く長く吐き、お腹をへこませる。

この一連の流れを、5回、繰り返し行ってください。

 

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まとめ

引越し作業は、見た目以上に体への負担が大きいイベントです。

しかも、重い荷物の持ち運び、不自然な前かがみやねじり姿勢、長時間の作業、季節特有の暖寒差や睡眠不足など、腰痛が発生するを条件が複合的に重なりやすくもあります。

引越し後に、新しい生活を快適にスタートさせるためには、引越し作業が完了されるまでは、腰痛の予防やケアを意識して行われることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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春の朝に突然襲う首の寝違えの原因とツボの刺激による対処法

春から始めたウォーキングでスネが痛くなる原因と3つの対処法

収穫シーズンで急に背中が痛くなった農家さんに知ってほしいその理由と予防法

2026.03.05 | Category: 予防,体操・ストレッチ,姿勢,寝起き,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉疲労,職業病,背中の痛み,背骨,胸の痛み,腰痛,血流,農作業,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、イチゴ農家の方が、朝、起きたら背中の痛みを感じるようになったと訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、収穫作業をするときは、空気圧で人工筋肉を動かすタイプのマッスルスーツをきているので、腰や背中を強力にサポートしてくれているせいか、それほど痛みがないそうです。

しかし、マッスルスーツを脱ぐと、背中に痛みを感じて、それから歩くのも横になるのもつらい状態が続いていると。

今は、イチゴの収穫シーズンで、すごく忙しいので、なんとかしたいとのことでした。

このように、農家にとって、冬から春に変わるこの時期は、果物や野菜などの収穫作業が多くなり、それに伴って背中に痛みを訴えられる方が少なくありません。

そこで今回は、収穫作業をすることで、背中に痛みが発生する理由とその予防法について伝えさせていただきます。

 

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収穫作業で背中の痛みが生じる理由

農業従事者は、他の産業に比べ、3倍以上も疲労症状の訴えがあるとの調査報告があります。

その疲労症状の一つとして、野菜や果物の収穫作業によって起きる背中の痛みメカニズムについて、以下で説明させていただきます。

 

筋肉を動かすエネルギーが枯渇するため

筋肉は、「能動組織」、つまり、神経の指令でエネルギーを消費しながら、意識的に伸びたり縮んだりできる組織です。

そしてその筋肉は使いすぎると、エネルギー切れを起こして、だるさや震え・力が入らない症状を起こします。

筋肉がその状態のまま無理に使うと、筋肉の線維に微細な損傷が入り始め、それが蓄積することで、痛みを発生しやすくなる。

特殊なものは別として、一般的に、野菜や果物を収穫する際には、長時間、前屈みの姿勢となり、その姿勢をキープするためには、背骨周辺にある背中の筋肉が過度に使うことなります。

その結果、背中の筋肉がエネルギー不足が起り、背中に痛みが発生する場合があります。

 

クリープ現象が起きるため

野菜や果物を収穫するために体が前屈みの姿勢と際に、その姿勢をキープする筋肉が疲労しやすくなります。

そうすると、その姿勢を支える割合が増えるのが背骨にあるじん帯や椎間板といった組織です。

筋肉が「能動組織」であることに対して、背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」です。

背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」の特性は、“ねばねばした粘性”と“ゴムのような弾性”の両方を持つ負荷に対して抵抗できる組織です。

背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」に、急な力が加わってもほとんど伸びず、しっかり抵抗します。

しかし、持続的な力がかかると、時間とともに少しずつ伸びて、抵抗度が低下します。

例えると、新しいゴムひもを一瞬引っ張るとピンっと張った抵抗感を感じますが、ゴムをしばらく引っ張り続けるとゴム自体が伸びてしまい抵抗感が低下します。

そして、ゴムにかける力を抜いても、元の長さに完全には戻らない状態が起きます。

このような現象が、背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」に起き、これは「受動組織のクリープ現象」とも呼ばれるものです。

前かがみ姿勢で背骨周辺の組織に起きる具体的な変化として、研究により異なるが、

前かがみ姿勢を開始してから30~60秒経過:筋肉の負担が大きい

前かがみ姿勢を開始してから60~90秒経過:受動組織での負担が大きくなる

前かがみ姿勢を開始してから10~20分経過:クリープ現象が発生する

という報告がされています。

つまり、前屈み姿勢が長くなれば、筋肉で支えきれず、背骨骨にあるじん帯や椎間板にかかる負荷が大きくなり、その結果、クリープ現象発生して、背骨骨にあるじん帯や椎間板でも姿勢を支えきれず、背中に痛みが発生するという悪循環に陥りやすくなります。

 

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マッスルスーツを脱いだら背中に痛みが起きる症例

今回、ご相談いただいたイチゴ農家の方は、腰や背中の動きをサポートしてくれるマッスルスーツを脱ぐと、背中に痛みを感じるとのことでした。

マッスルスーツを装着していることで、背中の筋肉の活動が38%から18%に抑制されたというレポートも報告されています。

つまり、マッスルスーツを着ることで、人工の筋肉が能動負担によって起きる筋疲労を肩代わりしてくれます。

しかし、背骨にあるじん帯や椎間板といった受動組織は、その姿勢により組織が伸びる負荷がかかり続けることが防げないため、クリープ現象のみが進行します。

その結果、マッスルスーツを脱着後、背骨にあるじん帯や椎間板といった受動組織での姿勢を維持する状態が不安定となり、背中に痛みがを感じるようになったと考えられます。

 

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収穫作業による背中痛を防ぐ予防法

収穫作業による筋疲労とクリープ現象が起きることで背中の痛みが発生することを踏まえ、その予防方法に焦点を当てて、以下で紹介させていただいきます。

 

小刻みに姿勢を変える


前屈みの姿勢によって、背骨のじん帯や椎間板にクリープ現象が起き始めるのが、開始から40秒たって以降と研究で報告されています。

ということは、“収穫作業を40秒するたびに姿勢を変える”ことが理想です。

しかし、なかなか、忙しい収穫中、意識して40秒ごとに姿勢に変化させることは難しいかと思われます。

姿勢を変えるといっても、少し背筋を伸ばしたりするだけでもいいので、そのきっかけを無理なく知ることができる仕組みをつくられることをおすすめします。

例えば、いちご農家さんが、40秒で10粒を収穫する平均ペースであるなら、「1-2-3…10!」と数えながらイチゴを摘んで、10粒目で体起こして、息をフーッと一回だけでいいのではき、すぐ次の10粒の収穫に取り掛かる。

このように、40秒の間に、どのペースで収穫作業ができるのかを一度は測ってしまえば、時計を見ずに姿勢を変えることができます。

また、スマホでインターバルタイマーができるアプリをダウンロードして、40秒ごとに振動や音をセットしていれば、毎回とはできなくとも、音や振動を聞いた際に、姿勢を変えるきっかけを作ることができます。

背中をリセットする体操を入れる

収穫中、昼休みやおやつ休憩など、体を休める時間帯に、収穫で負荷がかかった背中の組織をリセットする体操をすることをおすすめします。

本当に簡単な体操で良いので、具体的には、

・両手を腰に当てて、痛くない範囲で少しだけ体を起こし、背中を伸ばす

・両手を広げて胸を軽く開き、鼻から息を吸って口からゆっくり吐く呼吸を3~5回繰り返す

・指先を肩に置いて、両肩を前回し・後ろ回しそれぞれ5回ずつ行う

などのような方法で体に刺激を入れて、背中の組織をリセットしてみてください。

 

朝に背中を起こすウォーミングアップを行う

クリープ現象による背骨のじん帯や椎間板などの受動組織の変形やこわばりは、作業直後よりも、実は、寝ている間を挟んだ朝の起き上がり動作で強く出やすいことが知られています。

そこで、布団から起きて、体がそのままの状態で前かがみ姿勢で作業を始めるのではなく、必ず朝一番のウォーミングアップを行うことが重要です。

具体的には、ベッドや布団の上で、上向きで寝たまま

・ひざを立て、左右にひざを倒す

・両手でひざを抱える

・足を伸ばしたまま、足首を回す

といったように、いきなり寝床から起き上げるのではなく、体に刺激を入れてから動き始めることをおすすめします。

時間があれば、朝に熱めのシャワーやお風呂に入ると、体が動きやすくなります。

こうした準備運動を朝に数分行うだけでも、収穫作業のスタートダッシュをスムーズに、体に無理をさせずおこなうことができます。

 

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マッスルスーツを脱いだ後のケアを意識する

最近、農家の方が体をサポートしてくれるマッスルスーツをきて、作業されているお話をよくお聞きします。

マッスルスーツは、背中や腰の筋肉活動を大きく減らし、筋疲労を軽減してくれる優れた道具です。

その一方で、じん帯や椎間板などの受動組織にかかる引き伸ばされる力まではゼロにはできません。

そのため、マッスルスーツを着ている間に、筋肉の疲労は軽減されても、じん帯や椎間板のクリープ現象だけが進行しています。

ですので、マッスルスーツを脱ぐ前後に、必ず前章で紹介させていただいた背中リセット体操をするなど、いわゆる整理体操を入れられることをおすすめします。

また、マッスルスーツ脱いだ直後に重い物を持ち上げたり、急に前かがみになったりしないようにし、5~10分ほどは、意識的に背筋を伸ばした姿勢でゆっくり歩いてみてください。

他には、可能であれば、マッスルスーツを脱いだあとは、座って背中を休めたり、温めたりして、じん帯・椎間板周りの血流を整えようにしてみてください。

 

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まとめ

収穫時期は、その忙しさで、いくら時間があっても足らないというお話をよくお聞きします。

なかなか、お体のケアまで意識が回らないかと思いますが、まずは一つでも二つでも日々の収穫作業中に、今回、紹介させていただいたことを取り入れてみてください。

それによって、背中の痛みを軽減し、収穫シーズンを乗り切るためのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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春の農繁期に畑のしゃがみ作業で腰が痛くなる原因と予防ストレッチ3選

秋の雑草抜き作業の後に上腕の痛みが起きる原因と簡単ケア方法

冬の転倒を防ぐために──つまずきやすくなる理由とセルフケア法

2026.02.19 | Category: ウォーキング,ふくらはぎ,予防,体操・ストレッチ,体温,,冷え,冷え性,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,運動

みなさん、こんにちは。加古川市の「ひさき鍼灸整骨院」院長の久木崇広です。

冬は、寒さによって体が固まり、動きが鈍くなる方が少なくありません。

それによって、物にぶつかったり、足をくじいたりなどとケガをする方が増えます。

特に怖いのが、歩行時に「転倒」すること。

これにより、打撲や骨折など、生活に支障をきたす大きなケガにつながってしまうケースもあります。

転倒には「前兆」があり、その代表的サインが「足がつまずきやすくなる」ことです。

そこで今回は、冬に歩いているとつまずきやすくなる理由とそのセルフケア方法について、伝えさせていただきます。

 

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歩行の基本メカニズム

実は、歩行は、単に左右の足を交互に前に出す動作ではなく、股関節・膝・足首・腰・骨盤が同時に協調して動くとても高度な全身を使う運動です。

人間の歩行にはサイクルがあり、大きく分けると、歩行の約60%を占める「立脚期」と約40%を占める「遊脚期」に分かれます。

それぞれの期の特徴として、

立脚期:両方の足が地面に接地して体を支える時間

遊脚期:片方の足が地面から離れて前へ動く時間

この遊脚期で、片方の足の裏が地面を離れる瞬間があり、その平均の幅は健康な成人で約10mm~20mm(1~2cm)と研究報告されています。

そして、遊脚期に片方の足の裏が地面を離れる幅が、ほんの数ミリでも上がらないだけで、足が地面にこすれ、つまずきに直結します。

ちなみに、高齢者群や腰痛・股関節疾患の方では、この幅が、7~13mmまで下がることがあり、それによって、転倒リスクが高まるという報告もあります。

 

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なぜ冬につまずきやすくなるのか

歩行は、股関節・膝・足首・腰・骨盤など、特に、下半身のいろいろな関節が同時に協調して動くことで行えます。

その協調した動きに制限がかかることで、歩行時につまずきが起こりやすくなります。

以下で、なぜ冬になると、下半身のいろいろな関節が同時に協調して動くことに制限がかかりやすくなるかを説明させていただきます。

 

冷えによる体の可動の制限のため

冬の低温下では、筋肉の温度が下がり、血流が減少して、筋肉や筋肉によって動かされている関節の柔軟性が低下します。

体全体の筋肉の約70%は、下半身に集まっているため、寒さによる下半身の筋肉や関節の柔軟性の低下は、特に、歩行時に大きく影響します。

歩行するために片方の足を地面から引き上げる股関節・膝・足首・腰・骨盤の動きが悪くなると、最終的に、つま先を上げる動きが小さくなります。

わずか数ミリのつま先を上げる動きが悪くなることで、歩行時に足がつまずくきっかけになります。

 

寒さで体を丸める姿勢になるため

冬場は自然に背中を丸めて、寒さに対する防御姿勢、いわゆる「猫背」で歩いてしまいます。

この猫背の姿勢は、骨盤を後ろに倒し腰部分の背骨のたわみを減少させることで、歩行時に背骨・骨盤・股関節の動きを制限してしまいます。

ざっくり言えば、歩行時に使う大きな5つの関節のうち、3つの関節に制限がかかることで、歩く際に前に足の振り出す幅や地面から足の裏が上がる高さが減少し、それがつまずきやすくなる要因となる。

重心の変化のため

姿勢よく歩く際は、人間の重心は、だいたいヘソのあたりにあります。

寒さによって猫背の姿勢で歩くと、重心が自然と低くなります。

そうすると、歩行時に地面から足の裏が上がる距離が低下します。

また、猫背姿勢は、視線が下がって首や背中が前傾し、足が前方に振り出す距離も制限がかかります。

それによって、歩行のリズムに影響がでて、つまずくという症状が引き起こされやすくなる場合がある。

 

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つまずきを引き起こす代表的な病気

歩いている際に、つまずきやすい症状が起きるのは、単に、運動の不足や寒さだけの問題ではなく、病気によってひき起こる場合があります。

つまずきを引き起こす代表的な病気として、

・腰部脊柱管狭窄症:歩くと足のしびれやの足に力が入りづらく、休憩すると回復する

・変形性ひざ関節症:歩くとひざに痛みが起こり、ひざが曲げにくい

・変形性股関節症:歩くと股関節に痛みが起こり、股関節が曲げにくい

・脳梗塞:片方の足が持ち上がりにくい

・パーキンソン病:小幅でしか歩けず、歩いていると止まれず転倒しやすい

・糖尿病性末梢神経障害:足裏の感覚が鈍く、段差を感じにくい

などがあります。

歩いていると、頻繁につまずく、または床で足が引っかかる感覚、足の裏に感覚がないなどがある場合、整形外科や脳外科・内科などの専門の医療機関での精査をおすすめします。

 

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冬のつまずきを防ぐためのストレッチ

冬の寒さによって、猫背姿勢になることで、歩行に使うための筋肉や関節が硬くなり、それがつまずきやすさにつながります。

ということは、下半身の動きを良くすることで、冬に起こりやすい歩行リスクを防ぐことができます。

そのために、誰でも簡単にできるストレッチを以下で紹介させていただきます。

腰のストレッチ

①腕は肩関節の真下、足は股関節の真下になるように、四つんばいになります。

②頭を両腕の間に入れるように曲げて、それと同時に背中を丸めます

③次に、顔を挙げて上を見て、それと同時に腰をそらします。

この一連の動作の流れを5回繰り返し行ってください。

 

お尻のストレッチ

①イスに座り背筋を伸ばして、片方のひざを曲げて、反対側の太ももの上に足を乗せる

②背筋を伸ばしたまま、体を前に倒し、太ももの足を乗せた側のお尻が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

③10秒たったら、姿勢を元の位置に戻して、次に、足を反対に組み替えて、同じように体前に倒し、10秒間、キープしてください。

この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

 

股関節のストレッチ

①背筋を伸ばして、片方の足を後ろに引いてひざを曲げて床につけ、もう片方の足を前に出してを膝を曲げて、片ひざ立ちになります。

②前に出した足のひざをさらに曲げて、背筋を伸ばしたまま体を前に押し出した際に、後ろに引いた足の股関節の前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

③10秒たったら、姿勢を元の位置に戻して、次に、足を反対に組み替えて、同じように体前に倒し、10秒間、キープしてください。

この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

 

太もも裏のストレッチ

①背筋を伸ばしてイスに座り、片方の足を前に出してひざを伸ばし、つま先をあげます。

②背筋を伸ばしたまま、体を前に倒して、太もも裏からひざ裏あたりが伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

③10秒たったら、姿勢を元の位置に戻して、次に、足を反対に組み替えて、同じように体前に倒し、10秒間、キープしてください。

この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

 

足首のストレッチ

①足を伸ばして上むきですわります。

②つま先を前後にゆっくりと倒して、ふくらはぎやすねが伸びるのを感じながら足首を動かします。

③次に、つま先をゆっくり内回し・外まわしして足首を動かします。

この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

 

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まとめ

日常生活の中で、歩くという動作は欠かせないものです。

歩く際に、つまずきやすい症状が起きて放置していると、転倒による大きなケガを引き起こすリスクが高まります。

当院でも、転倒することで、体のバランスを崩して、腰痛や首の痛みなどを引き起こして、辛い思いをされている方を多く見てきました。

そういったことを予防するためにも、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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お腹が硬い人は要注意!冬に下半身が冷える理由と予防法

冬の 寒さと共にやってくる気象病の「頭痛」がおきるメカニズムと4つの対策

寒暖差で急増!ぎっくり腰の原因と正しい初期対応・予防法

2026.02.02 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,,冷え,冷え性,姿勢,寝起き,座り方,日常生活の動作,水分,生活習慣,筋肉の損傷,職業病,腰痛,血流,関節

 

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

今年は、1月からぎっくり腰で来院される方が、例年より多くみられます。

この理由として、兵庫県の瀬戸内側の地域は、例年より朝晩と昼間との気温差、つまり、寒暖差が激しいことが一因として考えられます。

そこで今回は、寒暖差が激しいことで、ぎっくり腰が発症しやすくなる理由と発症した際の初期の対応方法、そしてぎっくり腰の発症を予防するための方法を紹介させていただきます。

 

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寒暖差でぎっくり腰が発生しやすくなる理由

冬期に、ぎっくり腰が多発するのは、気温の低下によって筋肉や関節に変化が起こることが原因です。

人間の体温は、おおむね36~37度の間をキープしています。

この体温でいることで、体の筋肉や脳・内臓などの細胞の活動がスムーズに生命活動が行われます。

そして、人間の生命を維持するための生理的な構造上、寒さで体温が下がってしまうことを、無意識下で防ぐための機能が発動されます。

その一つとして、寒さを感じると、体温を体外に放出したり冷えることを防ぐために、筋肉や血管が収縮します。

そうすると、筋肉の柔軟性が低下したり、血流が悪くなることで血液を通して筋肉への酸素や栄養などのエネルギー供給が低下します。

その結果、筋肉やその周辺組織である関節やじん帯などの動きに制限がかかり、その状態で機能性以上に動こうとすると、微細な損傷が発生します。

特に、腰は体の他の部位よりも、座っていても立っていても、常に活動し続ける部分であり、中腰や座位の姿勢を保つだけで、立ってときより1.4~2.2倍の負荷が増大するなど、負荷がかかりやすい部分です。

その腰が、寒さによる筋肉の硬直と損傷が積み重なることで、体を支えたり動かすエンジンともなる腰の深部の筋肉にまで影響し、ちょっとした動きのきっかけで、一気に炎症が広がり、ぎっくり腰が発生します。

 

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ぎっくり腰が発症したときの初期の対応

ぎっくり腰が発生したら、まずは初期の対応をしっかりすることで、その後の回復するスピードが変わってきます。

まずは、腰に明らかな熱感・発赤がない限り、保温することで血流を維持し、寒い環境下での起こる筋肉の硬直を防ぎます。

保温というのは、具体的には、腹巻きや上着をズボンの中にインするなど 、お腹や腰が冷たい空気に触れるのを防いでください。

痛みがあまりにもきつい場合は、神経の興奮を抑えるために、一時的に痛み止めを飲むのも有効です。

医師や薬剤師との相談の上に、痛み止めを処方してもらってください。

次に、可能な範囲でいいので、軽く体を動かすようにしてください。

動かすといっても、筋トレや体操するのではなく、ずっと寝っぱなしでいるのではなくて、立ち上がったり軽く歩いたりと、「姿勢をこまめに変える」ことを心がけてください。

同じ姿勢でいると、血流が悪くなるため、ぎっくり腰によって痛めた腰周辺の組織の回復が遅れます。

ぎっくり腰になったら安静にすべきだというイメージがあるかもしれませんが、整形外科の腰痛ガイドラインでも、じっとしている人より少しでも動いている人の方が、腰痛が回復にかかる時間が早かったことを研究報告されています。

 

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ぎっくり腰の治癒の経過

ぎっくり腰は、発症してから3~5日ぐらいが痛みのピークとなり、2週間ほどで自然と治癒することが一般的です。

ただ、2週間たっても、ぎっくり腰発症直後から痛みの程度が変わらないようでしたら、内臓の病気や背骨の骨折などの病気が発生している可能性があります。

その場合は、速やかに内科や整形外科などの専門の医療機関を受診してください。

 

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ぎっくり腰を予防するための方法

ぎっくり腰は、2週間程度で自然治癒することがほとんどですが、その間は行動がかなり制限されますし、再発することも多いです。

ですので、寒い時期の間、ぎっくり腰が発症しないように予防することが重要になってきます。

そのための方法を、以下で紹介させていただきます。

 

ぎっくり腰が発生しやすい動作を避ける

ぎっくり腰が起きるきっかけとなる動作は、

・前かがみで物を拾う

・座っている状態から立ち上がる

・重い物を持ち上げる

・長時間、同じ姿勢をキープする

・急に腰を捻ったり横に曲げる

といったこと無意識下、つまり、何気なくすると、発生することが多く見られます。

ですので、こういった姿勢をすることを避けてください。

どうしてもその姿勢を取らないといけない場合は、今からこの姿勢をとるとしっかり腰や足の筋肉に意識を向けてから動かしてください。

また、ぎっくり腰が起きる前には、体には予兆が出ることが多いです。

具体的には、

・何もないところでつまずくことが多い

・腰に一瞬鋭い痛みが走る

・腰に一瞬力ぬけが起きる

・朝、起きた時に体を起こしにくい

などといったことが起こります。

これは体がぎっくり腰がおきると教えてくれるサインでもあるので、放置や無視せずに、すみやかに自力でも他力でも良いので、体のメンテナンスをしてください。

 

体を温める

最近は、薄くて軽くて温かい服が増えて、防寒しやすくなっています。

ただ、治療をしていると、ご自身が思っている以上に、体が冷えてしまっているケースを多く経験します。

ですので、体を意識的により温める行動をされることをおすすめします。

具体的には、

・湯船につかる入浴を毎日おこなう

・温かい飲み物をこまめに摂取する

・カイロを腰だけではなく下腹やお尻に貼る

・腰だけではく首や足首が冷たい空気に触れないように保温する

などといったことを心がけてください。

特に、冬は喉の渇きが感じにくいため、水分の摂取量が減ります。

筋肉の約70~80%は水分でできていますので、体の水分量が2%でも減ると、筋肉の硬直や機能低下が発生します。

ですので、意識してこまめに温かい水分をとってもらって、筋肉の機能を維持し、体の内側から温めることをしてください。

 

体を動かす

冬は、寒さからの防御するための姿勢、猫背になることが多くなります。

また、仕事では、デスクワークなら座りっぱなし、倉庫作業なら中腰姿勢など、仕事特有の姿勢や動きをします。

そうすると、体の同じ筋肉や関節しか動かさないため、それ以外の部分の動きが低下して、体に歪みが発生したり協調性が減少して、それがぎっくり腰の発生につながります。

ですので、普段とは違う動きを、こまめにすることが重要です。

具体的には、

・ラジオ体操

・深呼吸

・背伸び

・軽い散歩

・胸を開く

などというような動きを、毎日、気がついたときに、こまめにしてください。

特に、寒くなると、自然に呼吸が浅くなります。

ですので、深呼吸を意識して行なってください。

特に、口から息を吐いて、鼻から息を吸う、「腹式呼吸」をすると、酸素の供給・血流の上昇・腹圧の調整・リラックス感の増加など、複数の効果が見られ、それが予防にもつながります。

 

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まとめ

ぎっくり腰になると、ご自身がおつらいのはもちろんのこと、職場やご家族にも心配をかけてしまいます。

ぎっくり腰を発症してしまった場合は、初期の対応を正しくして早く回復できるように、また、発症や再発を防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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秋に起きるイスからの立ち上がりで生じるデスクワーク腰痛への対策

低いイスでのしゃがみ姿勢作業で起きる腰痛の原因と予防ストレッチ

胃腸が原因かもしれない背中・腰の痛みが起きる原因と日常でできるセルフケア

2026.01.29 | Category: ぎっくり腰,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,便秘,免疫,呼吸,日常生活の動作,栄養・食事・飲み物,生活習慣,胃痛,胃腸,背中の痛み,腰痛,運動

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、50歳代女性の方が、背中から腰にかけての痛みを訴えて来院されました。

検査をしていると、お腹の左側に強い張りを感じたため、胃腸の調子を聞かせていただくと、

「最近はあまり調子が良くなくて、揚げ物とかしんどくて・・・」

「逆流性胃腸炎は元々持ってて、薬は飲んでるんですけど・・・」

「でもこの前、飲み会があって、結構、お酒を飲んでしまって・・・」

とのことでした。

腰痛は、腰周辺に筋肉の過緊張や関節のゆがみなどで引き起こされるだけでなく、こういった胃腸に機能障害のサインとして起きる場合があります。

そこで今回は、胃腸の機能障害と腰痛との関係とその対処法について紹介させていただきます。

 

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胃腸の不調が背中・腰に痛みを引き起こす理由

胃腸の調子が悪いとき、背中や腰まで痛くなることがあります。これは、以下のような体の中の神経の仕組みによって起きていると考えられています。

 

神経の通り道が共通している

背骨は、首の部分が7個・胸の部分が12個・腰の部分が5個と、合計24個の骨が重なってできています。

背骨の中には「脊髄」という太い神経があり、脳と体をつなげています。

24個の骨からなる背骨の骨と骨の間から、脊髄から枝分かれた神経が左右に出ています。

その枝分かれした神経が、内臓や皮ふ・筋肉などの組織につながっています。

イメージとしては、体の中心部は24階建てのビル(背骨)で、その中に24階の各階につながるエレベーター(脊髄)があり、ビルの各階のエレベーター(脊髄)の出入り口から左右に伸びていく廊下(枝分かれした神経)があり、廊下にそってつながっている部屋(内臓や筋肉・皮ふ)になっていると思ってください。

体の構造として、胃腸の痛みを伝える神経と、背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経は、24階建てのビル(背骨)のなかの同じ階にあります。

胃腸の痛みを伝える神経と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経が、その脳に情報を伝える際には、ビル(背骨)の同じ階からエレベーター(脊髄)につながり、胃腸の痛みの情報と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みの情報は、一緒にエレベーター(脊髄)に乗り込むことになります。

 

ずれて感じる痛み

胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が、共通しているため、その情報が脊髄の同じ部分に集まります。

そのため、脳は「胃腸が痛い」という信号を、「背中や腰が痛い」と感じることがあります。

これは「関連痛」と呼ばれています。

関連痛の特徴としては、「ずれて感じる痛み」です。

たとえば、胃や十二指腸の病気では、胃や十二指腸の位置に近いみぞおちだけでなく、肩甲骨の内側あたりの背中に鈍い痛みや重さとして感じられることがあります。

これは、胃腸の痛みが、同じ神経の通り道に支配される背中の領域に「ずれて」感じられているためです。

 

筋肉が反射的に緊張する

胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が共通しているため、胃腸の不調の情報が脊髄に伝わると、その情報が脊髄で跳ね返る感じで反射的に背中や腰の筋肉や皮ふに伝わります。

これにより、背中や腰の筋肉が過緊張し、張りや痛みとして感じられることがあります。

これは、「内臓-体性反射」と呼ばれる仕組みで、筋肉が反射的に緊張することで起きる現象です。

 

膜の炎症が広がる場合

内臓は一部を除いて、「腹膜」という膜に包まれています。

この腹膜は、体の内側の背中や腰にあたる部分に付着して、内臓を吊るして支えています。

胃や十二指腸の不調による炎症が、それらを包む腹膜にまで広がる場合があります。そうすると、腹膜に分布する神経が刺激され、腹膜が付着している背中や腰に痛みが広がることがあります。

これは「腹膜炎」と呼ばれる状態の一部で、多くの場合、発熱や強い腹痛を伴い、胃腸の調子が重症である場合が多いです。

 

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危険な背中や腰の痛みを伴う胃腸の不調

胃腸の不調に伴う背中や腰の痛みの中には、「レッドフラッグ(危険なサイン)」となる症状があります。

放置すると重い病気や生命の危機ににつながることもあります。

以下のような特徴がある場合は、できるだけ早く内科や消化器科などの専門の医療機に受診してください。

 

急に激しい痛みが発症している場合

みぞおちや背中・腰に、

「今まで感じたことのないほど激しい痛み」

「痛みが波のように襲ってきて、じっとしていられない」

といった症状が出ている場合は、膵炎(すいえん)、胆石、胃・十二指腸に穴が空いているなどの重い病気の可能性があります。

 

発熱や寒気を伴う場合

胃腸の調子が悪いのに、

「38℃以上の発熱」

「ふるえるほど寒気を感じる」

「体がだるい」

「食欲がまったくない」

といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こっている場合、腹膜炎、膵炎、胆嚢炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)など、内臓で感染や炎症が広がっている可能性があります。

 

夜間や安静時に痛みがひどくなる場合

背中や腰の痛みが、

「夜、寝ているとき」

「じっとしているとき」

に強くなる場合、内臓の炎症や腫瘍が関係している可能性があります。

 

体重が急に減っている場合

「食欲がない」

「食べても体重が減っている(1~2か月で3~5kg以上)」

「お腹が張る」

「お腹の違和感が長く続いている」

といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こってい流場合、胃がん、膵がん、大腸がんなどの消化器がんの可能性があります。

 

黒い便や吐血がある場合

背中や腰の痛みが起きているとともに、

「大便が黒く、ねばねばしていて、悪臭が強い」

「吐いたときに血が混じっている」

といった症状が伴っている場合は、胃や十二指腸の潰瘍やがんなどによる出血のサインである可能性が高い。

 

腹部が張って硬く、押すととても痛い場合

「お腹全体が張っている」

「お腹を押すとお腹が強烈に痛い」

「お腹を押すと背中や腰の痛みも強くなる」

などの場合は、胃・十二指腸に穴があいていたり、内臓を包んでいる膜に炎症を起こして可能性があり、この場合はすぐに病院に行く必要があります。

 

足のしびれや力が入らない場合

背中や腰の痛みに加えて、

「足がしびれる」

「足に力が入らない」

「歩きににくい」

「尿や便が漏れやすくなる」

などの場合は、脊髄や神経に病気が隠れている可能性があります。

 

脂っこい食事やアルコールで痛みが強くなる場合

脂っこい食事やお酒を飲んだあとに、

「みぞおちや背中・腰の痛みが急に強くなる」

「吐き気や嘔吐(おうと)が起きる」

などの場合は、膵炎や胆石の可能性が高い。

 

みぞおちの痛みが背中に広がる場合

「みぞおちの痛みが、肩甲骨の内側あたりに広がって、何日も続く」

「空腹時や食後のタイミングで痛みが発生する」

などが起こっている場合は、胃・十二指腸に穴が空いていたり、膵炎の可能性があります。

 

持病や薬の使用で起こる場合

「過去にがんを発症したことがある」

「長期間、ステロイドや免疫抑制剤を飲んでいる」

などの方が、背中・腰の痛みの症状を伴い長引いている際には、内臓や骨に異常が起きている場合があるので、医療機関での相談や検査を受けてください。

 

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胃腸の不調による背中から腰の痛みを緩和させるための生活習慣

医療機関で、内臓や骨の検査をしても異常がない場合、生活習慣を整えて、胃腸の痛みを緩和させて、それに伴って、背中や腰の痛みが緩和されることが期待できます。

以下のような日常生活でできるセルフケアを取り入れてみてください。

 

食事の見直し

胃腸に負担をかけない食事にすることで、胃腸で起きる炎症や過緊張を減らし、その結果、背中・腰の痛みも軽くなりやすくなる。

特に、不調があるうちは、脂っこいもの・辛い刺激物・お酒を控え、おかゆ・蒸し野菜など、胃にやさしいものを中心にとることをおすすめします。

また、早食いやドカ食いは胃に大きな負担をかけますので、

・口に入れた食べ物は30回程度よく噛む

・食事の時間を15~20分以上かける

・夕食は寝る2~3時間前までに済ませる

と言うことで、消化がスムーズになり、胃もたれや背中・腰の張りが減りやすくなります。

また、唐辛子、酢、レモン、コーヒー、炭酸飲料などは胃粘膜を刺激するものを過度に飲み食いするのは避けてください。

さらに、便が腸にたまると、お腹が張り、腰への負担が増えることがあります。

ですので、野菜、果物、全粒穀物食物繊維と水分をこまめに摂るようにしてください。

お腹が冷えることと、胃腸の動きが悪くなり、腰や背中の張りや痛みが強くなることがあります。

冷たい飲み物やアイスを控え、温かい飲食を心がけ、腹巻きやカイロでお腹や背中腰を温めるようにすると、胃腸の調子と背中・腰の違和感が和らぎやすくなります。

 

姿勢と体の使い方

胃腸の不調によりみぞおちあたりが痛いと、無意識に背中を丸めがちになります。

その姿勢が長く続くと、背中・腰の筋肉が過緊張し、痛みや張りが強くなります。

座っているときや立っているときに、長時間、同じ姿勢になることを避けるために、

・背筋を伸ばす

・肩甲骨を軽く寄せる

・足踏みをする

など、30分から1時間に1回程度は、意識的に体を動かしてください。

 

ストレスを緩和させる

胃腸はストレスにとても敏感で、ストレスが強いと胃腸の動きが乱れたりします。その影響で、背中・腰の筋肉も緊張しやすくなります。

ですので、ストレスをうまく緩和させるためには、

・毎日、深呼吸や腹式呼吸を1日5~10分程度行う
・就寝の1時間前からスマホやテレビなどの明るい光が目に入るのを避ける

・頭を指先きで軽くリズムよく叩いて脳に刺激を入れる

・軽いストレッチや散歩など運動をする

ということを行なってみてください。

 

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まとめ

胃腸は、免疫機能にも大きく関わっています。

胃腸を整えることは、腰や背中の痛みの緩和だけではなく、感染症が増える冬場は、感染症予防につながっていきます。

ですので、胃腸の不調は、いずれ治るだろうと放置するのではなく、リスク管理もしつつ、胃腸を意識してケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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