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低いイスでのしゃがみ姿勢作業で起きる腰痛の原因と予防ストレッチ

2025.03.24 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,呼吸,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,職業病,背骨,腰痛,血流,足首の痛み,関節,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、金属加工のお仕事をされておられる50歳代の男性の方が、腰の痛みを訴えて来院されました。

症状が発生したお話をお聞きすると、長時間、踏み台のような低いイスに座って、前屈みで作業をしていたら腰痛を感じるようになったそうです。

今回、ご相談いただいた方のように、金属加工の現場では、低いイスに座って前かがみの姿勢でしゃがみ込んで、長時間の手作業をすることが少なくありません。

このような姿勢で、長時間、作業を続けると、腰に痛みを感じる方が少なくありません。

そうなると、腰の痛みによる不快感だけでなく、集中力や注意力が低下して、仕事に多いな支障が出てしまいます。

そこで今回は、長時間のしゃがみ込み姿勢が、腰痛を引き起こす理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、腰に負担を軽減しながら、金属加工のお仕事をスムーズにおこなうことができます。

 

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しゃがみ込みでの作業で腰の痛みが発生する理由

低いイスに座って、前屈みで長時間の手作業をすることで、腰の痛みが生じる理由や条件などを以下で紹介させていただきます。

 

しゃがみ込み姿勢が引き起こす腰への負担

しゃがみ姿勢になると、重心が後方にずれやすくなり、骨盤が後に倒れます。

骨盤が後ろに倒れると、後方にひっくり返らないようにと、腰の背骨は丸まめて、重心を前に戻す代償の動作を起こします。

腰の背骨を丸めた、いわゆる「猫背」状態を続けることは、腰から背中の筋肉が引き伸ばされた状態を続けることになります。

この状態が続くと、腰から背中にかけての筋肉の疲労や血流の低下が起こり、腰痛を引き起こす要因ともなります。

(参考文献:「しゃがみこみ動作のバイオメカニクス 骨盤と下肢関節角度の関係性と腰背部の筋活動パターンについて」)

 

足首関節の動きによる腰への負担

研究によると、足首が足の甲側に曲がる角度が、10度未満の場合、しゃがみ姿勢がスムーズにできない人が多いという報告がされています。

また、足首の関節が曲がりにくいことで、しゃがむ際の体の重心が、より後方によってしまいます。

その結果、骨盤が後方に倒れる角度が大きくなり、後ろに倒れないように姿勢のバランスを取るために、腰の背骨を前に曲げ角度が増大する傾向になる。

つまり、足関節の柔軟性が不足していると、腰への負担が増大し、腰痛が起きやすくなるのです。

(参考文献:「足関節背屈可動域および骨盤可動性がしゃがみこみ動作に及ぼす影響について」)

 

しゃがみ姿勢を保つ腰の筋肉への負担

しゃがみ込み姿勢では、後方に倒れないように、主に、スネの前側の筋肉やおなかの筋肉、腰の筋肉をを活動させて、バランスをとっています。

そういった筋肉の活動があるしゃがみ込みの姿勢を、30分以上、続けたところ、それぞれの筋肉の活動が、

・スネの前側の筋肉の活動:12パーセント増加

・おなかの筋肉の活動:80パーセント増加

・腰の筋肉の活動:150パーセント増加

という研究報告がされています。

この数値を見ても、特に、しゃがみ姿勢では、腰の筋肉の活動が激しくなり、このことが腰痛に繋がりやすくなります。

(参考文献:「しゃがみ込み姿勢のバランスを規定する要因足関節の柔軟性に加えて下肢・体幹の筋活動に着目して」)

 

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しゃがみ姿勢で起きる腰痛を防ぐためのストレッチ

長時間、低いイスに座ってのしゃがみ姿勢で、腰痛が発生するのを予防するための方法として、以下のストレッチを紹介させていただきます。

 

腰の筋肉のストレッチ

肩幅に手と足を広げて、四つんばいん状態になります。

両腕の間に頭を入れて、両足の間にお尻を入れるように、お尻を後方に引きます。

その状態で、腰が伸びるのを感じたら、10秒間、その状態をキープしてください。

10秒たったら、元の四つんばいの状態に戻ります。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

おなかの筋肉のストレッチ

立った状態で、おなかに両手を当てます。

おなかをへこませながら、口から息を、6秒間、はきます。

次に、おなかをふくらませながら、鼻から息を、4秒間、吸います。

この一連の動作を、7回、繰り返しおこなってください。

 

スネの前面の筋肉のストレッチ

片方の足のひざを曲げて、太ももの上にのせます。

太ももの上に乗せた足の指の間に、手の指を入れて、足を握ります。

その状態で、足首を足の裏の方に曲げて、スネの筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

10秒たったら、元の位置に足を戻し、反対側の足のスネを同じようにストレッチします。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

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まとめ

イスに腰掛けることは、一見、楽な姿勢に思えます。

しかし、長時間に及ぶと、腰に大きな負担をかけます。

特に、低いイスに座ることで、腰よりひざが高い位置にくるしゃがみ姿勢は、体の重心が後方に流れるために、より腰に負担をかけることになり、腰痛が引き起こしやすくなります。

今回、ご相談いただいた患者様のように、仕事上、そういった姿勢は避けられないこともあるかと思われます。

ですので、それによって腰の痛みが発生するのを軽減するためにも、今回、紹介させていただいたことを実行していただくことで、その予防にお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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