





- Blog記事一覧 -ストレス・自律神経障害 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
ストレス・自律神経障害 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院、院長の久木崇広です。
10月下旬に差し掛かると、朝晩は肌寒く、昼間は暖かいといった寒暖差のある日が多くなります。
体は、暑いときには汗をかいて熱を逃がし、寒いときには皮膚の血管を収縮させたり、筋肉を震わせたりして熱を保とうとします。
このように、私たちの体には、気温が変化しても体温を一定の範囲に保つ仕組みが備わっています。
しかし、1日の中で気温が大きく変化すると、体温を調節するための反応を繰り返す必要があります。
また、寒暖差に加えて、睡眠不足や疲労、活動量の低下などが重なると、肩こりや倦怠感などの不調が気になりやすくなることがあります。
そこで今回は、秋の寒暖差がある時期に健康を保つためのコツを紹介します。

秋に朝晩と昼間の気温差が大きくなることで、体に不調を引き起こさないための方法を結論から述べると、
「服装で体温を調節し、適度な運動や規則正しい睡眠・バランスのよい食事を心がけ、体の調節機能を保つこと」
です。

私たちの体は、暑さや寒さに合わせて血管の太さや発汗などを調節し、体温を一定の範囲に保っています。
一方、寒暖差が大きい時期には、服装による温度調節が難しくなったり、冷えを感じて体を縮める姿勢が続いたりすることがあります。
そのため、気温の変化に無理に耐えるのではなく、衣服や生活習慣を工夫して、体への負担を減らすことが大切です。
以下で、そのためにできる生活習慣で押さえておきたいポイントを紹介させていただきます。

秋は、朝晩には肌寒く感じても、昼間には汗ばむほど暖かくなることがあります。
例えば、朝の気温が12℃で、昼間には22℃まで上がる日には、朝の寒さに合わせて厚手の服を着ると、昼間には暑くなり、汗をかいてしまうことがあります。
反対に、昼間の暖かさに合わせて薄着で出かけると、朝晩に体が冷えてしまうこともあります。
そこでおすすめなのが、気温に合わせて脱ぎ着できる服を組み合わせることです。
あらかじめ天気予報を確認して、着ていく服を用意することが重要になります。
気温別で服装を決めるための目安として、
・25℃以上:半袖などの涼しい服装
・20~25℃:長袖シャツ、薄手のトップス
・15~20℃:長袖シャツ+カーディガンや薄手の上着
・10~15℃:セーターや厚手の長袖+ジャケット
・10℃未満:コートなどの防寒着+重ね着
これは秋から冬にかけての普段着を選ぶ際の大まかな目安ですが、実際の体感温度は、風の強さ、日差し、湿度、個人の体質、活動量などによって変わりますので、そこも考慮して服装を使い分けてください。

体を動かす習慣は、筋力や持久力を維持し、スムーズな体温調整の訓練にもなり、健康的な生活を送るうえで役立ちます。
特に、デスクワークなどで、長時間、座り続ける方は、同じ姿勢が続かないように注意しましょう。
例えば、
・10~20分程度の散歩をする
・仕事の合間に立ち上がり、軽く体を動かす
・肩をゆっくり回したり、足首を動かしたりする
など、運動する時間がなかなか取れない場合でも、日常生活の中でこまめに体を動かすことをおすすめします。
体調が悪いときや疲れすぎているときには、無理をして運動する必要はありませんので、体力や体調に合わせて、少しずつ活動量を増やしてください。

寒暖差のある時期には、睡眠のリズムを整えることも大切です。
睡眠が不足したり睡眠の質が下がると、日中の眠気や疲労感が強くなり、体温をはじめ体を健康に保つために自動的に体が環境に順応する活動にも影響します。
睡眠環境を整えるためには、
・毎朝、なるべく同じ時刻に起きる
・起床後はカーテンを開けて朝の光を浴びる
・夜更かしを避け、十分な睡眠時間を確保する
・就寝前は強い光や刺激を減らし、リラックスする時間をつくる
休日は寝床でゆっくりしたいところですが、なるべく平日との起床時刻の差が大きくなりすぎないようにすると、睡眠リズムは保ちやすくなります。

体温を維持するには、そのエネルギー源として、栄養と水分が必要になります。
秋になり涼しくなると、夏場に比べて喉の渇きを感じにくくなり、水分をとる回数が減ることがあります。
しかし、涼しい日でも、呼吸や発汗などによって水分は失われています。
起床後や食事の際、外出の前後など、生活の区切りには、水分を意識的にとる習慣をつけてください。
そして水分とともに、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどを食事からバランスよく摂取することも大切です。
特定の食品だけを食べたり、特定の栄養素を大量に摂取したりするのではなく、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を基本にしてください。

朝晩の冷え込みが強くなってくると、肩や首、腰などの筋肉がこわばったように感じることがあります。
筋肉の緊張は、血流の低下を伴うことが多いです。
血液は、36度程度の液体なので、酸素や栄養とともに細胞が活動しやすい温かさも届けています。
寒暖差による筋肉の緊張によって、血液の流れが悪くなると、体の細胞の働きも低下し、ますます体調に不調を促しかねません。
ですので、体を温める生活習慣が必要で、そのために、
・入浴は熱すぎないお湯に設定した湯船に無理のない時間だけ浸かる
・入浴後は体を冷やさないようにする
・汗をかいたらこまめにふく
・肌寒い時は、皮膚が外気に触れないように(特に首・足首)服で覆う
ようにしてください。
体の体温調節機能のメカニズム

私たちの体温調節には、脳の視床下部という部分が重要な役割を果たしています。
皮膚や体の内部にある温度を感じ取る仕組みが、暑さや寒さの情報を脳に伝えると、視床下部などがその情報をもとに体温を調節する反応を起こします。
例えば、気温が高くなった場合には、皮膚の血管を広げ体の熱を外へ逃がし、汗をかくことでその汗が蒸発するときに熱を奪い体を冷やすようなメカニズムになっています。
また、気温が低くなった場合には、皮膚の血管を収縮させ、体の熱が外へ逃げるのを抑え、筋肉を震えさせることで熱を発生させ、体温を維持するメカニズムになっています。
こういった働きは、自律神経によって調整されおり、寒暖差によってその自動調節機能が乱れると、体調不良の一因となります。
寒暖差による体調不良の発生の要因は、自律神経の乱れによることもありますが、それ単独ではなく、睡眠不足、疲労、ストレス、活動量、もともとの健康状態など、さまざまな要因の影響を受けます。
そのため、寒暖差に対応しやすい体づくりを考える際には、そういった要因を軽減するために、日々の生活習慣を整えることが重要です。
.jpeg)
寒暖差がある時期に、疲労感が抜けない、肩こりや腰痛、首のこわばりなどが気になることも多くなります。
ある程度の状態でしたら、ご自身の治癒能力で回復できることが可能です。
しかし、お仕事や家事など、お疲れが大きい場合には、ご自身の治癒能力が発動しやすいようにきっかけを作る必要もあります。
そのための方法の一つとして、当院では、お身体のメンテナンスをさせていただいております。
当院ではお身体の今現在のお悩みや、普段どのような姿勢で過ごしているのか、どのような動作でつらさが出るのか、仕事や家事でどのような負担がかかっているのかを丁寧にお聞きします。
そのうえで、体の状態に応じて、筋肉や関節の動きを検査し、バランスの取れた動きになるような施術をさせていただきます。
それによって、寒暖差があっても、普段、なるべく負担が減る活動しやすい体や回復しやすい体となるように、お手伝いさせていただきます。

秋の寒暖差が大きい時期に、頭痛やめまい、倦怠感、肩こりなどが起こると、気温の変化が原因だろうと考える方もいらっしゃると思います。
しかし、これらの症状は、気候の変化だけで起こるとは限りらず、別の病気が関係している場合もあるため、症状の種類や程度、続いている期間に注意することが大切です。
以下のような場合は、内科や脳外科など専門の医療機関で相談されることをおすすめします。
・頭痛やめまい、倦怠感などが繰り返し起こる
・休息を取っても症状が改善しない、または徐々に悪化している
・動悸や息切れが続く
・発熱や食欲不振がある
・肩や腰の痛みが強く、動作や睡眠に支障が出ている
・片側の手足の麻痺や言葉の出にくさなどがある

10月下旬は、美味しいものも出回りますし、外出もしやすい一年の中でも過ごしやすい季節であります。
しかし、同時に朝晩と昼間の気温差が大きく、体調管理が難しく感じられる時期でもあります。
せっかくのいい季節なので、健康で過ごすためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。その際には、当院にご相談ください。当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
.jpeg)
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
(写真)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院、院長の久木崇広です。
秋の彼岸もすぎたこともあり、少しずつ秋らしくなってきました。
一方で、この時期は、台風が接近しやすい時期にもなってきます。
台風が近づくと、「頭が痛くなる」「頭が重くなる」という方も少なくありません。
実際に、台風による急激な気圧の変化と頭痛には関係があることが、医学研究でも報告されています。
台風によって頭痛が起きると、集中力や注意力も低下して、仕事や家事・勉学などに大きな影響が出てしまいます。
そこで今回は、なぜ台風が近づくと頭痛が起こるのか、その医学的な理由と、台風による頭痛を和らげるための対処法について、分かりやすく解説していきます。

台風の接近に伴って、頭痛が発生しやすくなる理由を結論から言えば、
「台風による急激な気圧の変化が、頭の痛みを感じる神経(三叉神経)を過剰に刺激する」
ことで起きると考えられています。
気圧の変化は、体が外からかかる大気圧が変化するので、自律神経などを働かせて血管が収縮・拡張することで、血流は自動的に調整されます。
特に、台風は急激に気圧の低下を引き起こすので、頭痛を起こしやすい人では、急な血流の変動によって、三叉神経などの痛みを感じる神経を過剰に刺激し、頭痛が起こりやすくなります。

地震や竜巻など他の災害と違って、台風はある程度、台風の発生からその進路・強さ・くる日時などがあらかじめわかります。
ですので、台風が来る前に、気圧の低下を受けても影響を最小限にとどめるための対策をとっておくことが有効です。
そのポイントを、以下で紹介させていただきます。

睡眠は、体を回復させる時間帯です。
十分な質の良い睡眠をとていることで、体が健康体を保ち、多少の環境の変化にも体は無意識下でも自動的に対応します。
ですので、台風が近づいてから慌てて、長時間、寝るのではなく、数日前から就寝・起床時間をなるべく一定にすることが大切です。
睡眠不足だけでなく、普段より長く寝ることも頭痛の誘因になる場合があるので、ご自身のベストな睡眠に費やす時間(一般的には6~7時間程度)をとるようにしてください。

頭痛の発生が誘発される要因の一つに、体の水分量の低下があげられます。
台風が接近すると、気温が下がることがあり、それによって水分の補給がおろそかになることもあります。
水分は喉が渇いてから一気に飲んでも、吸収には時間がかかるため、普段からこまめに水分をとるようにしてください。

空腹や食事抜きも、頭痛を発生のリスクを高めることがあります。
そのため、台風が接近する日も、朝・昼・夕の食事をできるだけ普段どおりの時間にとることを意識してください。

疲労やストレスが積み重なると、環境の変化に体が対応しにくくなります。
台風接近前は、できるだけ長時間の外出や激しい運動など、必要以上に体へ負担をかける予定を減らしておくことをおすすめします。

台風が来ると、毎回、頭痛がするという方は、天気予報や台風情報を確認し、食料や頭痛薬など必要なものを事前に準備しておくことも対策になります。
バタバタしないように、余裕を持って台風による天気の変化を迎えるようにしてください。

気圧とは、ざっくり言えば、「空気の重さによってかかる圧力」のことです。
目には見えませんが、地球を包んでいる空気には重さがあります。
私たちは常に、大量の空気からギュッと押されている状態にあります。
標準的な地上の気圧では、私たちの体は1平方センチメートルあたり、約1キログラムの力を外から受けています。
標準的な気圧では、成人男性の体表面には、合計すると約18トンもの力が外側から加わっています。
ただし、体内にも同程度の圧力があるため、普段はその力で押しつぶされることはありません。
外からの気圧と、内からの圧力がちょうど同じため、普段はその重さを感じずに過ごせています。
台風は巨大な低気圧の塊でもあります。
台風が近づくと、周りの空気の重さが軽くなり、外から体をギューギュー押す気圧が急激に弱まります。
すると、体の中から外へ押し返す力のほうが一時的に強くなってしまうため、血管が拡張したり、耳の奥にあるセンサー(内耳)が混乱したりして、頭痛を引き起こす原因になります。
-2.jpeg)
台風は急激な気圧の低下をもたらすため、それに素早く順応する必要があります。
そのためには、睡眠・血流・呼吸などが良い状態であることが必須です。
体に特に痛みを感じておられなくとも、台風が来るたびに体の不調を感じておられるなら、お近くの治療院にご相談されることをおすすめします。
もちろん、当院でも、そういった体づくりのためのメンテナンスのお手伝いを行っております。
姿勢や関節の動き、筋肉のバランス、呼吸状態、むくみや冷えなど、体の状態を検査し、それに対して改善するための施術をさせていただきます。

台風の接近に伴って頭痛が発生しても、すべての方が脳の精密検査を受ける必要があるわけではありません。
ただし、頭痛とともに、
・突然、今まで経験したことがないほど激しい頭痛
・手足の麻痺やしびれ
・ろれつが回らない
・意識を失う
・視覚の異常
などの症状が起きている場合は、脳や血管の病気が隠れている可能性があります。
その際には、気圧による頭痛だと自己判断せず、早急に内科や脳外科などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。

2026年の台風の発生件数は、9月の時点で去年を上回っています。
まだまだ、台風の発生は続くを思われますので、台風によって体調不良が起こりやすい方は、事前の準備やケアが必要かと思われます。
そのための一助として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
-2.jpeg)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、デスクワークをされている50歳代の女性の方が、お身体のメンテナンスのために来院されました。
お身体の状態についてお聞きすると、
「職場の冷房がとても強くて……」
「寒いけど、周りの人のことを考えると、我慢するしかなくて……」
「そのせいかもしれないんですけど、体がだるくて、肩や首までガチガチになってしまうんです……」
とのことでした。
この方のように、職場の冷房が効きすぎて寒いと感じても、自分の意見だけでは室温を調整できず、我慢しながら仕事を続けている方は少なくありません。
その結果、頭痛や肩こり、疲労感などの不調が現れ、仕事や日常生活に支障をきたすこともあります。
そこで今回は、冷房が効きすぎた職場で体調を崩しやすくなる理由と、職場の冷房設定を変えられない環境でも実践できる予防法について、わかりやすく伝えさせていただきます。

職場の冷房設定を自分で変えられない場合でも、体調不良を防ぐためのポイントを結論からお伝えすると、
「体を冷やしすぎない」
「血流を保つ」
「乾燥を防ぐ」
といったことを意識するだけでも、体調不良を予防しやすくなります。

冷房の効いた職場で今すぐできる対策としては、以下のようなことがあげられます。
・カーディガンやストールを着用し、首や肩を冷やさないようにする
・ひざ掛けを使用し、お腹や太ももを保温する
・靴下やレッグウォーマーを着用し、足元の冷えを防ぐ
・1時間に1回を目安に立ち上がり、軽く歩いたり、肩や足首を動かす
・のどや鼻の乾燥を防ぐため、こまめに水分を補給する
・温かい飲み物や常温の飲み物を適度に取り入れる
カーディガンやひざ掛けで体を温めるだけでなく、適度に体を動かして血流を保ち、こまめに水分を補給して乾燥を防ぐことも、冷房による体調不良を予防するためには大切です。
どれか一つではなく、これらを組み合わせて行うことで、より高い予防効果が期待できます。

職場のクーラーがガンガンに効いている環境で、長時間、仕事をすると、体調を崩しやすくなるのは、単に「冷えるから」ではなく、以下のようないくつかの要因が重なるためです。
クーラーの冷たい空気が、肩・首・腰・足に当たり続けると、体温を維持するために、血管の収縮・筋肉が緊張が起こります。
さらに言えば、デスクワークでは、座りっぱなしで筋肉を大きく動かさない時間帯が長いため、血流がさらに悪化しやすくなります。
そうすると、血流が滞り、活動エネルギー生産に必要な酸素や栄養が、細胞に届きにくくなる。
そうすると、デスクワークでは、負担のかかりやすい部分が疲労しやすくなり、肩こり・首こり・腰痛・足のむくみ・足先の冷えなどが起こります。
エアコンは、室内の温度を下げますが、湿度も下げます。
湿度が低くなる、つまり、室内が乾燥することで、鼻・のど・気管の粘膜が乾燥しやすくなる。
空気が通る場所にあるこれらの粘膜は、ウイルス・細菌・ホコリなどを捕まえて、外へ排出する役割を担います。
しかし、冷房のかけ過ぎで空気が乾燥すると、この防御機能が低下し、のどの痛み・咳・鼻づまり・風邪など、呼吸器系の不調が起こりやすくなります。
冷房が効いていると、暑さを感じにくくなるため、汗をかいていない・喉の渇きを感じないと思ってしまいます。
しかし、実際には、呼吸・皮膚からは常に体の水分が失われ、また冷房によって空気の乾燥によっても水分が失われやすくなる。
水分摂取量の低下は、軽い脱水・血液が濃くなる・脳への血流低下などが起こり、頭痛・倦怠感・集中力低下にもつながります。

仕事から帰宅した後の過ごし方を少し工夫するだけでも、冷房による体のだるさや肩こり、疲労感は和らぎやすくなります。
ポイントは、「体を温める」「内側から温める」「しっかり休む」の3つです。
以下で、その具体的な方法をご紹介させていただきます。
冷房の効いた職場に長時間いると、血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉も緊張しやすくなります。
39~41℃程度のぬるめのお湯に10~15分ほどつかることで、全身の血流が促され、肩や首のこり、体のだるさの改善が期待できます。
また、入浴によって軽く汗をかくことで、日中の冷房環境で十分に働かなかった体温の調節機能が刺激され、体が本来持っている体温を一定に保つ働きを維持することにもつながります。
冷房で冷えた体を回復させるためには、体の内側から温めることも大切です。
夕食には、みそ汁やスープ、鍋料理など温かい料理を取り入れたり、飲み物も温かいお茶や白湯などを選んだりすると、胃腸が温まり、深部体温も回復しやすくなります。
一方で、帰宅後すぐに冷たい飲み物やアイスクリームを多くとると、胃腸がさらに冷え、体の回復を妨げることもあります。
冷たい飲み物やアイスクリームを取っていただいてもよいのですが、とりすぎには注意してください。
冷房による疲労を回復するためには、十分な睡眠も欠かせません。
睡眠中は、日中に疲れた筋肉や神経の回復が進み、体温の調節機能も整えられます。
就寝時は、エアコンを必要以上に低い温度に設定せず、首やお腹を冷やさないように薄手の寝具や寝間着を活用するようにしてください。
それによって、睡眠中の冷えを防ぎやすくなります。
.jpeg)
デスクワークというお仕事は、崩れた姿勢で座っている時間が長い。
それによって、血流や呼吸の低下などが起き、肩こりや腰痛・疲労感の出やすい職種です。
それに加えて、冷房の効いた部屋にいることで、その症状の傾向が高まります。
当院では、それを改善するために、まずは、姿勢の状態や関節の動き・筋肉のバランス・呼吸の状態などを検査します。
そして、患者様お一人お一人に合わせて、姿勢・関節の可動性・筋肉のバランス・呼吸などを改善するための治療を施し、冷房の中でデスクワークをしても疲れにくい体づくりになるよう行っていきます。

冷房の効いた職場での疲労感やだるさの多くは、冷えや血流低下、乾燥などが原因で起こります。
しかし、中には重大な病気が隠れていることもあるため、冷房のせいだけと決めつけないことが大切です。
冷房の中で仕事をすることによる疲労感に伴って、以下のような症状が起きている場合は、内科や脳外科などの専門の医療機関に受診してください。
・十分に休んでも、強い疲労感が1~2週間以上続く
・38℃前後以上の発熱や寒気を伴う
・胸の痛みや圧迫感、息苦しさ、動悸を伴う
・手足のしびれや力が入りにくい、ろれつが回らない、片側の手足が動かしにくい
・意識がもうろうとする、失神する、強いめまいがある
・急激な体重減少、食欲不振、寝汗が続く
・頭痛が急に強くなった、今まで経験したことのない激しい頭痛がある

最近の夏は、過度の暑さとなるため、生命を守るためにも冷房は必須です。
その前提で、デスクワークの方が冷房とうまく付き合って、夏を乗り越えるためにも、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
.jpeg)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
今年の夏も昨年同様に、猛暑日が続いています。
それに伴って、夕立というかスコールに近い、短時間に猛烈な雨を降らすことが度々起こります。
そのような急激な天候の変化で、頭痛やめまい、肩こりや腰痛など体調を崩す方が少なくありません。
そこで今回は、夏の短時間に猛烈な雨を降らす天候の変化により頭痛が起きることへの対策と発生のメカニズムなどについて、わかりやすく伝えさせていただきます。

それまでまぶしいぐらい晴れて暑い状態から、急に、天候が崩れて、猛烈な雨が短時間で降るといった変化に、
「天候の変化に対応できる体の状態を普段から保つ」
ことを普段から心がけることで、体調の崩れを予防しやすくなることが結論として言えます。

まずは、夏の急激な天候変化に対応するために、以下のような今すぐできることから試してみてください。
・毎日の睡眠は、同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにする
・毎日の睡眠は、6~7時間以上、取るようにする
・食事は、3食、しっかり取るようにする
・のどが渇く前から、こまめに水分を補給する
・入浴はぬるま湯でもよいので湯船に浸かるようにする
・ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を習慣にする
これらを続けることで、夏の急な気圧や気温、湿度の変化に体が対応しやすくなります。
以下のように、医学的な根拠を残しながら、患者さんが「自分の体で起きていること」と結びつけやすい構成に修正しました。

夏の夕立やスコールのような短時間の激しい雨では、わずかな時間の間に「気圧」「気温」「湿度」が大きく変化します。
最新の研究では、このような急激な天候の変化は、すべての人に症状を起こすわけではありません。
しかし、もともと頭痛やめまい、肩こり、腰痛などの症状が出やすい方にとっては、体調を崩すきっかけになることが報告されています。
特に今年の夏は、猛暑によって体温を調節をする機能が、長時間、働き続けています。
その状態で、急激な天候変化が起こることで、体にかかる負担が大きくなり、症状が現れやすくなると考えられます。
以下で詳しくその理由について、説明させていただきます。
夏の夕立では、短時間で急激に気圧が低下することがあります。
耳の奥には「内耳(ないじ)」という、体のバランスを保つための器官があります。
内耳は、体の傾きや揺れを感じ取るだけではなく、周囲の気圧変化を感じ取ると考えられています。
急激な気圧の変化を内耳が感じ取ると、その情報が脳へ伝わります。
すると、痛みを感じる神経や、めまいに関係する神経の働きが刺激されることがあります。
その結果、
・雨が降る前から頭がズキズキする
・頭が重く感じる
・ふわふわするようなめまいがする
・吐き気を感じる
といった症状が現れることがあります。
特に、片頭痛を持っている方は、気圧の変化が発作のきっかけになることが研究で報告されています。
ただし、気圧だけで症状が決まるわけではなく、睡眠不足、疲労、ストレスなどが重なることで、より症状が出やすくなると考えられています。
真夏の日中は、35℃を超えることもありますが、夕立が始まると短時間で数℃以上気温が低下することがあります。
気温が下がって涼しくなり嬉しいことなのですが、この急な気温の低下に、体温が下がりすぎないように、体が自動的に対応します。
具体的には、気温が急に下がると、体の表面にある血管を収縮させ、熱が外へ逃げすぎないように調整します。
しかし、この反応が急激に起こると、血流の変化によって、筋肉への酸素や栄養の供給が低下して、筋肉がこわばりやすくなります。
特に、
・首や肩の筋肉
・背中の筋肉
・腰まわりの筋肉
は影響を受けやすく、
「急に首や肩が重くなった」
「腰が張って痛く感じる」
「以前痛めた場所がうずく」
といった症状につながることがあります。
また、首や肩周辺の筋肉の緊張は、頭部への血流や神経への刺激にも影響し、頭痛の原因になることがあります。
特に、今年の夏は猛暑日が続いているため、夕立というかスコールに近い雨が降ることが多くなっています。
その度に、気温が急激に低下して、体は常に熱を逃がすために働いています。
その状態で急に気温が変化すると、体温調節の負担がさらに大きくなり、筋肉や血管の反応が強く出やすくなります。
夕立の後は気温が下がっても、湿度が80~90%以上になることがあります。
ちなみに、過ごしやすい湿度は、40~60%程度とされています。
私たちの体は、汗をかくだけではなく、その汗が蒸発するときに、熱を体の外へ逃がすことで、体温を調整しています。
しかし、湿度が高い環境では、皮膚に汗が張り付くようになり、汗自体が蒸発しにくくなります。すると、
「汗をかいているのに体の熱がこもる」
「体が重くだるい」
「頭がぼーっとする」
「疲れが取れない」
といった状態になりやすくなります。
さらに、汗によって水分や塩分が失われると、脱水状態になりやすく、血流の低下によって頭痛や倦怠感が起こることもあります。
特に、猛暑が続く時期は、暑さによって体温の調節をする機会が多くなり、体の体温の調節機能自体が疲れている状態です。
その体の状態で、夕立後の高湿度によって、体がさらに熱を逃がしにくくなることは、体温調節がうまくいかなくなることを増幅させ、、熱中症や夏バテのような症状につながることがあります。

冒頭で、夏の天候の変化に対して今すぐできる対処方法を挙げましたが、具体的には以下のようなことを意識して行ってみてください。
平日だけではなく、休日もできるだけ同じ時間に寝起きて、同じ時間に寝ることで、体内時計が整います。
体内時計が乱れると、体温や血圧、ホルモン分泌のリズムも乱れ、急な気温や気圧の変化への適応力が低下しやすくなります。
毎日、ほぼ同じ生活リズムを保つことは、天候の変化に負けない体づくりの基本です。
睡眠中は、日中に受けた体や脳の疲労を回復させる大切な時間です。
睡眠不足が続くと、痛みを感じやすくなることや、片頭痛の誘因となることが知られています。
また、疲労が十分に回復しないと、急な天候の変化による体への負担も大きくなります。
まずは6~7時間以上の睡眠時間を確保することを心がけてください。
食事を抜くと、エネルギー不足や脱水傾向になりやすく、頭痛を誘発することがあります。
また、夏は汗とともにナトリウムやカリウムなどの電解質も失われます。
また、夏は他の季節に比べて、体の体温調節機能を使う機会が多くなりますが、体が自動的に行う体温調節機能は、大変、エネルギーを使います。
ですので、3食をバランスよく食べることで、体温調節に必要なエネルギーや栄養素を補給し、環境の変化に対応しやすい体を維持するように心がけてください。
のどの渇きを感じた時には、すでに体の水分は不足し始めています。
脱水になると血液が濃くなって血流が低下し、脳へ十分な酸素や栄養が届きにくくなるため、頭痛が起こりやすくなります。
特に、夏は汗による水分喪失が多く、また、冷房の中にいると水分の補給が疎かになることもあるので、意識して水分を補給する必要があります。
一度にたくさん飲むのではなく、少量ずつこまめに水分を補給することが大切です。
38~40℃程度のぬるめのお湯に、10~15分程度浸かると、全身の血流が良くなり、日中の筋肉の緊張が和らぎます。
また、深部体温が一時的に上がった後、ゆっくり下がることで、自然な眠気が起こりやすくなり、睡眠の質の向上も期待できます。
結果として、翌日に天候が急変しても体が対応しやすくなります。
軽い運動を続けることで、血液循環が改善し、筋肉や関節が柔軟に保たれます。
また、心肺機能や体温調節機能も維持されやすくなるため、急な気温や湿度の変化にも対応しやすくなります。
激しい運動をする必要はなく、20~30分程度のウォーキングやストレッチを無理のない範囲で続けることがおすすめです。
暑くて運動ができないのでしたら、室内でラジオ体操だけでもしっかりやっていただくだけでも効果的です。
.jpeg)
夏の夕立やスコールによる天候の変化に対して、体調を崩さないようにするには、天候の変化に対応しやすい体づくりが必要です。
そのためには、血流や呼吸の改善が重要になります。
当院では、姿勢バランス・関節の動き・筋肉の状態などを検査します。
そこから、お一人お一人に合わせて、姿勢のバランスを調整、関節の動きの改善、筋肉の適度な柔軟性の促進などをするために、手技や鍼治療、電気治療などの施術を行います。
それによって、夏の天候の変化に適応しやすい体づくりのお手伝いをさせていただきます。

夏の急激な天候の変化による頭痛やめまい、肩こりなどは、一時的な体調不良として改善することも少なくありません。
しかし、場合によっては、脳や心臓、耳などの病気が隠れている場合もあります。
以下のような症状がある場合は、天候のせいだろうと自己判断せず、早めに医療機関を受診してください。
・突然激しい頭痛が始まった
・意識がぼんやりする
・ろれつが回らない
・手足に力が入らない
・手足がしびれる
・激しい吐き気や嘔吐を繰り返す
・耳鳴りや聞こえにくさが急に現れた
・38℃以上の発熱・水分が飲めない
・何度も吐いてしまう
・けいれんがある
・数日たっても頭痛やめまいが改善しない
・痛みが日ごとに強くなっている
・日常生活に支障が出ている
という場合は、天候以外の病気が原因となっている可能性もあるため、一度、内科や脳外科などの専門の医療機関で原因を調べてもらうことをおすすめします。

夏は、体調を整えておくことで、気圧や気温、湿度が急激に変化した際の体への負担を軽減し、頭痛やめまい、肩こりなどの症状が現れにくくなることが期待できます。
そのためのポイントとして、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
.jpeg)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
デスクワークをされておられる方が座っている時間は、1日平均約8時間に及ぶと統計で報告されています。
このような長時間の座位の姿勢を、毎日、続けていると、肩こりやエコノミー症候群・肥満・朝尿病などさまざまな健康のリスクが高まります。
その中の一つで、当院でもよくご相談を受けるのが、“腰痛”です。
デスクワークで座っていることで腰痛を感じると、
「腰がだるくて仕事に集中できない」
「横のモニターを見ようと座ったまま腰を捻るとビリッと痛みが走って嫌になる」
「イスから立ち上がるときに腰が抜けそうにって怖い」
など、仕事に支障が出てしまうことも少なくありません。
そこで今回は、デスクワークの方が、長時間、座っていると感じる腰痛への対策とそのメカニズムについてわかりやすく伝えさせていただきます。
長時間のデスクワークで腰痛を感じることへの対策として、結論からお伝えすると、
“「正しい姿勢で座り続ける」よりも「頻繁に姿勢を変える」” ことが重要になります。
確かに、猫背より背筋を伸ばして座る方が、腰に負担をかけにくい。
しかし、現実的に、長時間、ずっと背筋を伸ばした状態で座り続けることは、難しいものです。
また、いい姿勢でも悪い姿勢でも、同じ姿勢の状態で座り続けると、同じ腰周辺の組織に部分に負担がかかり続けて、そこから腰痛を感じやすくもなります。
ですので、座っている状態でも、こまめに体を動かすことで、一部に負担をかけることが避けられ、腰痛予防が期待できます。

本当は、座りっぱなしではなく、30分に一度は立ち上がって、腰を回したり伸ばしたり、少し歩き回ったりする方が、腰痛対策としては効果が高いです。
しかし、仕事中に、うろうろと頻繁に動き回るのは、周囲の目もあることから、やりにくいと思われます。
ですので、座りっぱなしでもできる腰痛予防方法として、
・骨盤を前に倒したり、後ろ倒したりするのを繰り返す
・イスの座面に座り位置を前よりにしたり、後ろに引いたり移動させる
・深く深呼吸をして、お腹を凹ませたり膨らませたりする
・座ったまま膝を上げて足踏みをする
などといったことをすることで、腰にかかる負担が軽減できるケースがあります。

毎日、長時間、イスに座って仕事をしていると、腰に痛みを感じやすくなる理由として、以下のことが考えられます。
背骨は、円柱の骨が積み重なってできています。
背骨の骨と骨の間には、“椎間板(ついかんばん)”というゼリー状の組織が挟まっています。
椎間板は、上半身や下半身から腰にくる衝撃を、クッションのように吸収する役割を担います。
座っていると、立っている時より、椎間板にかかる負担は、約1.4倍となり、さらに、姿勢が前屈みで座っていると、約1.8~1.9倍まで増加すると研究で報告されています。
座り続け、椎間板の負担が増加すれば、椎間板自体が圧縮されたり傷が入ったりします。
それによってクッション作用の低下や炎症により、腰に痛みを感じやすくなる。
座っている姿勢をキープするためには、腰周辺の筋肉は長期の緊張を強いられます。
そうすると、筋肉が疲労し固くなることで、筋肉が動くことで促進されていた血流が停滞しやすくなります。
それは、腰周辺の筋肉への酸素や栄養の供給、疲労物質の回収などが滞り、腰を支える筋肉の機能が低下につながります。
その結果、座っている姿勢を腰周辺の筋肉が支えきれなくなり、腰の痛みを発生させやすくなります。
人間は、筋肉や関節が刺激されると、その情報を脳や脊髄に届け、その情報に基づいて脳が体の各部位に指令を発します。
同じ姿勢で座って動きが少ないと、脳や脊髄への情報供給が減ります。
そうすると、体の司令塔を担っている脳や脊髄は、体に起きている状況を知りたいため、筋肉や関節につながっている神経の感度が高まります。
そうすると、普段、痛みとして感じていないような刺激でも、痛みを感じやすくなる。
座っている時は、特に、腰に負担をかけることが多いため、腰周辺の組織に繋がっている神経が過敏となると、腰痛として認識しやすくなる。
長時間、毎日、座ってお仕事をされており、なおかつ、立ち上がって腰を伸ばしたり歩き回ったりと休憩をこまめに取れない方も多いかと思います。
そういった方向けの腰痛予防方法として、以下のことを紹介させていただきます。

骨盤には、腰を支える多くの筋肉が付着しています。
座ったままで、骨盤を意識して動かすことは、腰周辺の筋肉を刺激し、血流も促進することにつながります。
その方法としては、イスに座ったまま、
・腰をそらすように骨盤を前に倒す
・お腹を凹ますように骨盤を後ろに倒す
・右のお尻を座面から持ち上げ骨盤を左に倒す
・左のお尻を座面から持ち上げ骨盤を右に倒す をゆっくり10回繰り返してください。

正しい姿勢で座り続けることより、少しずつでもいいので座っている姿勢を変える方が、腰に優しく、現実的に実行しやすい。
ですので、例えば、
・少し前よりにイスに座る
・背もたれに寄りかかって座る
・お尻を軽く持ち上げて座り直す
・座面に対して左右に体重を移す などすることで、腰の一部に負担がかかり続けることが避けれます。
それによって、腰痛の発生の予防を期待できます。

座ったままで、
・お腹を凹ましながら鼻から4秒間息を吸う
・お腹を膨らましながら口から6秒間息を吐く
といういわゆる、“腹式呼吸”を行ってみてください。
腹式呼吸することで、お腹や横隔膜が大きく動きます。
そうすると腰を支える横隔膜についている大きな筋肉や、お腹周りの筋肉が刺激されてます。
それによって、腰の筋肉だけでなく、他の体幹を安定させる筋肉の活動が上がり、腰への負担が軽減できることが期待できます。

座ったまま、左右の膝を交互に上げたり下げたりして、その場で足踏みをする。
もしくは、座ったまま、左右のつま先を交互に上げたり下げたりする。
そうすることで、座ったままでも、足を動かすことで下半身の血流が改善し、腰痛予防につながる場合もあります。
-1.jpeg)
長時間、毎日、座ってお仕事をしていると、姿勢や筋肉・関節の動きなどがアンバランスな状態になりがちです。
それが腰痛の要因の一つにもなるため、当院では、日常生活の状態をお聞きした上で、
・姿勢バランス
・関節の動き
・筋肉の緊張や出力
などを検査させていただいた上で、
・背骨や骨盤の調整
・腰に関わる関節の可動性を整える
・筋肉の緊張バランスを整える
・鍼治療
・電気治療
・日常生活での腰痛予防のためのアドバイス
など、患者様の状態に合わせて治療を行なっていきます。

デスクワークによる腰痛であっても、以下の症状があれば精密検査を検討する目安になります。
・足のしびれや筋力低下
・排尿
・排便の障害
・夜間痛
・発熱や急激な体重減少
・安静にしても改善しない
・腰痛が2~4週間以上続く
・足へ痛みが広がる
・徐々に悪化する
などの症状が起きている場合は、自己判断で長期間我慢せず、整形外科や内科などの専門の医療機関に受診し、精密な検査を受けることをおすすめします。

腰痛が起きると、デスクワークだけでなく、家事や趣味などするにしても支障が出ることが多いです。
また、お仕事をこれから続けていくためにも、早めにケアされることをお勧めします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
.jpeg)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。