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ストレス・自律神経障害 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧

夜になると足がムズムズして眠れない…、それは「むずむず脚症候群」かも?

2025.12.25 | Category: ストレス・自律神経障害,ふくらはぎ,予防,栄養・食事・飲み物,治療について,生活習慣,疲労,睡眠

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

・夜、布団に入ると足がムズムズして落ち着かない
・じっとしていられず、足を動かしたくて仕方がない
・やっと眠れても眠りが浅く、朝、起きたときからだるい

という足に違和感を感じる症状が出ていることはないですか?その症状は、
“むずむず脚症候群”

かもしれません。別名を、

“レストレスレッグス症候群”

とも呼ばれている病気です。この病気は足の違和感の発生の原因がよくわからず、苦しまれている方が少なくありません。

そこで今回は、日常生活で感じる足の違和感が、むずむず脚症候群と気づき、適切な医療を受けられることを目的に書かせていただきます。

 

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むずむず脚症候群はなぜ見逃されるのか?

むずむず脚症候群は、決して珍しい病気ではありませんが、見逃されやすい病気です。

統計によると、むずむず脚症候群は、日本でも数%の人が症状を持つとされ、特に、中高年に多いことが報告されています。

それにもかかわらず、むずむず脚症候群が、なぜ見逃されやすい理由は、

・症状に痛みがでない

・見た目に異常がない

・レントゲンやMRIで異常が出ないことが多い

ために、ご自身や周囲から、気のせいや疲れや加齢のせいと片付けてしまいやすいのです。

 

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むずむず脚症候群の症状

むずむず脚症候群の4つの基本症状として、

・ムズムズ、ゾワゾワ、虫がはうような感じなど足に強い不快感がある
・じっとしていると症状が強くなる

・足を動かすと一時的には楽になる

・夕方から夜にかけて悪化する

があります。特に、重要なのが、「夜に悪化する」「動かすと楽になる」という点です。

これらは症状は、単なる疲労や血行の不良で起きるものではないため、むずむず脚症候群の可能性を疑う大切なサインになります。

 

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むずむず脚症候群が発症するメカニズム

むずむず脚症候群は、足の病気や筋肉の病気」ではなく、その原因の中心は、

“脳と神経の働き”

にあります。以下でそのメカニズムを紹介させていただきます。

 

ドパミンの乱れ

むずむず脚症候群の研究で、最も深く発症に関わっていると考えられているのが、

 

「ドパミン」

 

という脳の中で分泌される神経伝達物質の乱れです。

脳の中にある神経の細胞は、1000億個以上あると言われています。

脳の中の多くの細胞同士の間には隙間があり、直接はつながっていません。

脳の神経細胞同士が情報の連絡をするためには、細胞から細胞に役割に応じていろいろな伝達物質が分泌されます。

その神経の伝達物質の一つに、ドパミンがあります。ドパミンは、

 

・体をスムーズに動かすための指令を出す

・ブレーキをかけて不要な体の動きや衝動を抑える

・感覚の過剰な刺激を抑えて落ち着かせる

・動かない状態をを保つ

・やる気、意欲、集中力を保つ

・心地よい状態や不快な状態のバランスを調整する

・睡眠と覚醒のリズムに関わる

・夜に体を休ませる準備を助ける

 

といった多様な役割を担います。

このドパミンが、脳内の神経からの分泌が不足すると、それまでドパミンが促していた体の状態が保てず、足を動かしたい衝動やムズムズ感が出やすくなる。

また、ドパミンは睡眠のリズムを整える役割から、昼間に分泌されやすく、夜間に分泌が低下する傾向にあります。

そのため、むずむず脚症候群の発症は、昼間は我慢できるが、夜、座っていたり横になると一気につらくなる症状が起こります。

 

鉄分の不足

むずむず脚症候群は、鉄分の不足でも起こるとされています。

鉄分は、

 

・血液中で酸素を全身に運ぶ

・脳や筋肉に酸素を届けて正常に働かせる

・エネルギーを作る材料

・疲れにくい体を保つ

・集中力や思考力を支える

・ドパミンなどの神経の伝達物質を作る材料

・脳の働きを安定させる

・睡眠の質に関わる

・自律神経のバランスを保つ

・筋肉が正常に働くのを助ける

 

などといった役割を担います。

体にこれらの役割を担う鉄分が不足することで、ドパミンがうまく作れず、足のムズムズ感が出やすくなります。

注意点として、鉄分の不足というと、貧血のイメージですが、血液検査で貧血と診断されない場合でも、むずむず脚症候群は起こるとされています。

これは、血液中の鉄は正常でも、脳の中で使える鉄が不足しているためです。

これが起きるのは、脳に血液が運ばれる際に、脳にダメージになる異物が侵入するのを防ぐ「血液脳関門」という関所が要因になります。

さまざまな理由で、脳の関所で、鉄分の通過の許可が降りないことが発生することがあります。

そうすると、血液検査では鉄分不足は見られないのに、脳内だけ鉄分の不足が発生して、むずむず脚症候群が発症すると考えられています。

 

妊娠や持病との関係

むずむず脚症候群が発症しやすい条件として、

・妊娠中の特に後期

・慢性腎臓病

・抗うつ薬、抗精神病薬、一部の睡眠薬の服用

があげられます。これらはいずれも、ドパミンや鉄分の働きや利用に影響を与える共通点があります。

また、むずむず脚症候群は、家族に同じ症状の人がいることも多く、遺伝的な体質が関与しているタイプもあります。

 

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むずむず脚症候群に対応する医療機関

足に起きる違和感に対して、これは筋肉や関節の問題だけではない、または、むずむず脚症候群ではないかと考えた場合は、専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

冒頭にもあげましたが、むずむず脚症候群は、足の筋肉や関節の病気ではなく脳や神経の病気であるので、対応する医療機関として、

 

「神経内科(脳神経内科)」

「睡眠外来・睡眠クリニック」

 

が有効です。

睡眠外来でしたら、日本睡眠学会の公式ホームページ(https://jssr.jp/list)から専門医や病院を探すことができます。

 

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病院での診断や検査内容

むずむず脚症候群に対しての病院での診断の方法や検査、治療法などについて以下で紹介させていただきます。

 

最も重要なのは問診

むずむず脚症候群は、MRIやレントゲンなどの画像検査で異常が出ない場合もあるので、ご自身の症状を、お医者さんとの問診時に伝えることが重要になります。

例えば、

 

・夜や夕方に足の不快感が出る

・じっとしていると悪化する

・足を動かすと楽になる

・眠れない状態が続いている

・症状が〇〇からでている

 

などといったご自身が感じている症状を、しっかりと伝え、その情報から医師が診断や検査の方法の選択をすることができます。

つまり、体の状況をどう感じているかを正確に伝えることが、最大の検査となります。

 

他の病気を除外するための検査

むずむず脚症候群と似た症状を起こす病気もあるため、他の病気の可能性を消すための検査をする場合があります。

例えば、

 

・血液検査

・神経伝導検査

・背骨の腰部分のMRIなどの画像検査

 

が行われることもあります。

 

睡眠に関する検査

むずむず脚症候群は、睡眠と深く関係するため、症状が強い方では睡眠の評価がおこなわれることがある。

例えば、

 

・睡眠の質に関する質問票

・睡眠時無呼吸症候群のチェック

・睡眠中の脚の動きを調べる検査

 

などがあります。

 

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医療機関での治療の方針

むずむず脚症候群の治療は、原因、重症度、生活への影響に応じて、以下のようなことがおこなわれます。

 

軽症の場合は生活の指導

症状が軽い場合、まずおこなわれるのが日常生活の見直しです。

その内容は、

 

・寝る前のカフェインやアルコールを控える

・就寝前のスマホやパソコンの使用を減らす

・規則正しい睡眠リズムを作る

・過度な疲労を避ける

 

などがあり、これだけで症状が軽くなる方もいます。

 

中~重症の場合は薬による治療

むずむず脚症候群が中~重症の場合は、生活の指導に加えて、薬による治療がおこなわれます。

処方される薬は、従来はドパミンを作動させる薬が中心でした。

しかし、最近のむずむず脚症候群のガイドラインによると、神経の興奮を抑える薬や鉄分の補充のための鉄剤を優先して処方する考え方が推奨されています。

 

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むずむず脚症候群の治療を受けたときの経過

むずむず脚症候群は、自然と完全に治ることが少ない慢性的な病気ではあります。

しかし、治療してもどうにもならない病気ではありません。

治療によって、日常生活や睡眠に支障が出ないレベルまで症状をコントロールできるケースが非常に多いのが特徴です。

ですので、まずは、医療機関に受診して、診断を受けることが重要です。

むずむず脚症候群の治療の内容は、症状の程度や原因によって異なりますが、治療を受けることで数日から数週間のうちに変化を感じる方が多いと研究報告されています。

すべての人が完全に症状ゼロになるわけではありませんが、治療によって我慢し続けなければならない状態から抜け出せる可能性は十分にあります。

 

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むずむず脚症候群を放置することのリスク

専門の医療機関を受診せず、長年、むずむず脚症候群の症状を放置した場合、夜間の不眠が慢性化し、日中の強い疲労感や集中力の低下、さらには気分の落ち込みにつながることがあります。

むずむず脚症候群は、命に関わる病気ではありませんが、生活の質を確実に下げてしまう病気でもあります。

受診して適切な治療を受けることで、症状と向き合いながらも対処できる病気としてコントロールするかしないかで、数年後に大きな違いとなって表れる可能性があります。

 

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まとめ

むずむず脚症候群は、足の違和感から、整形外科や整骨院に受診される方が少なくありません。

しかし、むずむず脚症候群は、脳や神経が要因の病気であるので、まずは、専門の医療機関に診断と治療を受けることをおすすめします。

その判断をするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

治療を受けて症状が落ちつき始めた後、むずむず脚症候群によて睡眠の不足やストレスでこわばったお体をケアする際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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仕事の疲れで眠れない…その原因と質の高い睡眠のための生活習慣

夏の明け方に起こるふくらはぎのけいれんの主な原因と予防ポイント

デスクワークの疲れでぶつかりやすくなる本当の理由と簡単にできる対処法

2025.12.22 | Category: ストレス・自律神経障害,デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,目の疲れ,筋肉疲労,職業病,血流,運動,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、デスクワークをされておられる30歳代女性の方が、お体のメンテナンスで来院されました。お体の調子をお聞きすると、

 

「仕事がありえんぐらい忙しくて疲れがとれなくて・・・」

「そしたらやたらとドアとか机とかぶつかることが多くなって・・・」

「そしたら青あざができるほど転んでしまって・・・」

 

とのことでした。

転んだ影響か、検査させていただくと、お体が今年一番ぐらいゆがんで、呼吸も浅く、体が自動的に回復する能力が低下している状態でした。

年末に近づくにつれて、お仕事が忙しく疲れを訴える方も多くなります。

それに伴って、今回の患者様のように、やたらと物や人にぶつかりやすくなったという方が少なくありません。

そこで今回は、長時間のデスクワークによって、物や人にぶつかりやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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デスクワークの疲れでぶつかりやすくなる理由

 

長時間のデスクワークで疲れることによって、ドアや机や人とすれ違うときに、普段は避けれているのに、なぜか頻繁にぶつかってしまう現象が起きる理由を、以下で紹介させていただきます。

 

脳の疲労でぶつかりやすくなる

長時間のデスクワークでは、脳の中でも司令塔の役割を果たす前頭部の脳を中心に、強い負荷をかけます。

前頭部の脳は、

・注意

・判断

・空間の把握

・行動の抑制

などを司る部位です。

デスクワークによって前頭部の脳に疲労が蓄積すると以下のような影響から、ぶつかりやすくなります。そのメカニズムを以下で紹介させていただきます。

 

▶︎注意力の範囲の低下

人間の脳が処理する注意力の範囲には限界があります。

PC作業や書類作成、電話対応などデスクワークで同時進行で作業をすることが多くなると、脳が作業のみに集中して、周囲の環境に注意を向ける余裕がなくなります。

そうすると、

・通路にある机の情報が入っているが意識できない

・ドアの開閉の幅や角度を予測できない

・歩行のいく先で起きることの先読みができない

などといった、目で見えているのに脳が処理したり反応できない状態になります。

その結果、ぶつかりやすくなる状況が引き起こされます。

 

▶︎空間の距離感の把握力が低下

疲労した脳では、自分の体と周囲の環境との距離感を正確に把握する力が落ちます。

人間の脳には、

「身体図式(ボディスキーマ)」

と呼ばれる体の地図があります。

これは脳が無意識に持っている機能で、自分の体の各部位の位置や姿勢、動きの可能性を把握し、姿勢の維持やスムーズな動作を調整するための感覚と運動のシステムです。

脳にある体の各部位の位置の地図は、目で見たり耳で音を聞いたり、皮ふや筋肉が感じる刺激などの情報が脳に送られることで、常に更新されます。

デスクワークをしていると、パソコン画面を見つめてじっとしていることが多く、脳に送られる情報が限定されます。

それによって、脳にある体の各部位の位置の地図が更新されず、机やドアの幅に対して体の幅が通れるかの把握ができず、ぶつかるミスが増えます。

 

▶︎行動に対する微調整の低下

前頭部の脳が疲れると、その働きの一つである行動に対する微調整の能力が弱まります。

この能力が弱まると、「見えた → 判断 → 動作」という一連の流れが遅れ、見えてから避けるまでに間に合わずぶつかるという現象が起こります。

 

視覚の機能の低下によってぶつかりやすくなる

人間の外部から脳に伝わる情報は、その60%は目で見たものから得られているとされています。

デスクワークが、視覚に影響することで、物や人にぶつかりやすい状況が生じます。

以下でそのメカニズムを紹介させていただきます。

 

▶︎自律神経のバランスの乱れ

人間は、戦ったり逃げたりストレスがかかると、それに対応するために自動的に体を活動モードにします。

これは自律神経の働きによっておこなわれます。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つが存在して、体を活動モードに働くのが交感神経です。

ちなみに、副交感神経は、体をリラックスさせたり回復させるモードに働きます。

デスクワークが続くと、自律神経の交感神経の働きが優位になり、

・瞳孔が固定的に開く

・目のピントを調節する筋肉が緊張

することによって、目の疲れが進行します。

目の疲れが進行することで、外部の情報が取り込めず、ぶつかりやすいリスクが高まります。

 

▶︎周辺の視野が狭くなる

視覚は、状況や環境に応じて、

「中心重視視野モード」

「周辺重視視野モード」

に脳が切り替えます。

中心重視視野モードは、一点に集中して見て考えるための視覚であり、視線が一点に固定されます。この視覚のモードは、

・文字、画面、細かい作業に強い

・脳が目の前の対象の意味や内容などを考える

・周囲への注意は後回しになる

などという「集中して見るモード」が特徴です。それに対して、周辺重視視野モードは、周り全体を感じながら動くための視覚であり、

・視線が自然に動く

・横や下の動きに気づきやすい

・どこにあるか、どう避けるかを優先

・体の動きと連動する

などという「安全に動くモード」が特徴です。

デスクワークでのパソコンや書類作業は、

・画面を凝視する時間が長い

・視線移動が極端に少ない

という状態が続きます。

それによって脳は「中心視野重視モード」になります。

視覚や脳が「中心視野重視モード」のまま動き出すと、周りの環境や状態を把握しきれず、行動する際に障害物にぶつかることが起きます。

 

感覚のセンサーの機能低下によってぶつかりやすくなる

筋肉、腱、関節、皮ふには、固有受容器が存在し、それらに刺激が加わることで、

「固有受容感覚」を獲得することができます。

「固有受容感覚」とは、関節の角度や筋肉の張力、体の位置や動きを感じる感覚で、例えば、

・腕がどの高さにあるか

・肘や膝がどれくらい曲がっているか

・体が傾いているか、まっすぐか

・今、どこに力が入っているか

などがわかるの感覚で、また、歩く・曲がる・避けるといった動作は、この感覚に大きく依存しています。固有受容感覚をわかりやすく言えば、

「目をつむっていても体の場所や動きが自然にわかる感覚」

というものです。

この固有受容感覚の機能が低下することで、体の動きや位置が把握できず、何かとぶつかりやすくなります。

デスクワークで固有受容感覚の機能が低下が起こるメカニズムを以下で紹介させていただきます。

 

▶︎体への刺激の低下

デスクワークは、長時間、同じ姿勢で座り続けることが多い職種です。

そうすると、筋肉、腱、関節、皮ふを伸ばしたり縮めたりするなどの刺激が減ります。

それによって、体が今どのような動きをしいるのか?どんな位置にあるのか?などといった情報が脳に伝わらなくなります。

その結果、自分の体が今どこにあるかの情報が曖昧となり、ぶつかりやすくなる危険性が上がります。

 

▶︎体の動きを制御のエラー

デスクワークは、長時間、同じ姿勢でいることで、筋肉、腱、関節、皮ふをの刺激が減り、固有受容感覚が鈍ります。

そうすると、脳への情報不足で、脳か筋肉、腱、関節に対しての動きや力の入れ方などを指令する際に、加減や制御がコントロールできなくなります。

そうすると、歩いていて角を曲がるときに体を内側に寄せられない、肩や肘の位置が予測とズレる、足運びが雑になるといった動作の制御エラーが生じます。

体の動きがコントロールできなくなることで、動作中にぶつかってしまうことが起きます。

 

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デスクワークで低下する機能を整えるアプローチ

長時間、忙しくデスクワークをすることで、脳と視覚と感覚の機能が疲労し、それが障害物にぶつかりやすくなる要因となります。

ということで、以下で、脳と視覚と感覚の機能を回復させるための方法を紹介させていただきます。

 

脳の疲労への対策

デスクワークでは、脳の前頭部が使われることが多いため、脳の使われる部分を切り替えることで、脳の前頭部の回復が促されます。

そのための方法として、以下の3つのことを意識して仕事中におこなってみてください。

 

▶︎小休憩を入れる


仕事をしている際に、30~60分に1回、1~3分の短い休憩を入れてください。小休憩中は、

・席を立つ

・窓の外を見る

・立ったまま軽く背伸びをする

といった動作をおこなってください。

 

▶︎深呼吸をする

浅い呼吸が続くと、脳の前頭部は過緊張状態になりやすい。

ですので、深呼吸を意識的におこなうことが重要です。

深呼吸は、「4秒間で鼻から吸い6秒間で口からはく」といった方法を5回繰り返しおこなうことで、脳疲労の回復が期待できます。

 

▶︎動きながら考えない時間をつくる

歩行などの単純な運動は、脳の前頭部の過剰な活動を一時的に抑えます。ですので、

・トイレに行く

・コピーを取りに行く

・廊下を少し歩く

など歩く機会を増やすことで、脳の疲労がリセットできます。

 

視覚の疲労への対策

デスクワークで問題になるのは、一点を集中的に見るといった視覚の使い方が偏ることです。

それを解除して、周辺を見るモードに視覚にすることです。以下の3つのことを意識して仕事中におこなってみてください。

 

▶︎目を動かす

デスクワーク中は、一点を見つめて眼球の動きが少なくなります。

眼球を大きく動かすことで、周辺視野の感度が回復します。そのためには、意識して、

「眼球を動かしてだけで右・左・上・下を見る」

ことをゆっくり5回繰り返しおこなってください。

 

▶︎遠くを見る

長時間、デスクワークのため、近くを見ることで、目の筋肉が固まります。

ですので、仕事をしている際には、20分に一回は遠くを見ることをおすすめします。

遠くを見る際のポイントは、

・最低でも5~10m先を見る

・焦点を合わせずぼんやりと見る

・遠くを見る状態を20秒間キープする

といったことを意識しておこなってください。

 

▶︎周りを見る

デスクワーク中、机から立ち上がる前に、

「顔を上げてうゆっくり部屋全体を見渡す」

行動をしてください。そうすると、デスクワークで、視覚が一点に集中してみるモードから、周囲をみながら動くモードに切り替わり、ぶつかるリスクを下げる効果が期待できます。

 

感覚センサーの機能低下への対策

筋肉や関節などから感じる固有受容感覚は、デスクワークで動きが少ないことで、機能が低下します。

その低下した固有受容感覚を回復させるために、以下の3つのことを意識して仕事中におこなってみてください。

 

▶︎関節を動かす

関節を動かすことで、固有受容感覚の回復が見込まれます。その際には、速い動きよりも、ゆっくり大きな動きの方が固有受容器を刺激できます。特に動かして欲しい関節は肩甲骨・股関節・背骨です。ですので、

・肩回し

・足の上げ下ろし

・背伸び

といった体操を意識してこまめにおこなってください。

 

▶︎足裏を刺激する

足裏は、固有受容器が多く分布している場所のため、足裏を刺激することで、固有受容感覚の回復につながります。足の裏を刺激するためには、

・その場で足踏み

・かかと・つま先立ちをする

・足の指を曲げたり伸ばしたりする

といった動作をこまめにおこなってください。

 

▶︎目を閉じて動く

視覚に頼りすぎた状態では、固有受容感覚が働きにくくなります。ですので、

・目を閉じて片脚立ち

・目を閉じて肩を上下する

・目をつぶって手や足の指を触る

といったことをおこなってみてください。

 

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まとめ

デスクワークによる疲れがある状態でぶつかりやすくなるのは、注意力や反射神経の反応が悪くなったからではなく、脳・視覚・感覚の使い方が偏ったためです。

この状態のままでいると、障害物にぶつかってケガにつながり、年末に向けて忙しくなる日常生活に影響が出てしまいます。

ですので、それを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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目に太陽の強い光が起きる頭痛の仕組みとケア方法

2025.12.11 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,入浴,生活習慣,疲労,目の疲れ,肩こり,血流,運転,,頭痛

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、60歳女性の方が、頭痛を訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、

「娘が検査入院して、その世話に車で病院に通っていて・・・」

「朝に運転をしていたら、太陽の光がまぶしすぎて・・・」

「何日か通ううちに頭痛が出てきて、しんどいんです」

と、普段は、頭痛の持病はないにも関わらず今回のような症状が発生したそうです。

頭痛が発症した後は、肩や首のこりも感じるようになって、やる気や集中力が落ちて、家事や運転に支障が出ていると。

このように、目に太陽光のような強い光を浴びすぎることで、頭痛が引き起こされる方は少なくありません。

そこで今回は、目に強い光が頻繁に入ったことで頭痛が引き起こされる理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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目に太陽光を浴びて頭痛が生じる理由

偏頭痛などの持病がない場合でも、太陽光のような強い光が頻繁に目に入ることで、

「光過敏性頭痛」

が発生します。

この太陽の光が目に入って頭痛が発生するまでのメカニズムを、以下で紹介させていただきます。

 

目の細胞で光の強度を感知

目から入った太陽光は、眼球の一番奥の内側を覆っている“網膜”に投射されます。

太陽光が網膜に到達すると、網膜に存在する光の強度を検知する細胞が働き、光の刺激の強度を電気信号に変えます。

電子信号に変わった明るさの情報は、脳に伝わります。

光の刺激による体の反応

脳に伝わった光の刺激の情報は、体内時計を司る部分で処理され、昼と夜の体内時計を調整します。

また、 脳の自律神経の中枢にも信号を送り、瞳孔の大きさや血流、心拍などをコントロールします。

さらに、注意力や覚醒を担うという部分にも信号が届き、目が覚めたり、緊張したりする反応を起こします。

強い光刺激

適度な太陽光の光を浴びることは、体を活動や回復をしやすくするように調整してくれます。

しかし、太陽光の強い光を浴びて、目に強い刺激が入り、その信号が脳の深い部分に届くと、顔から頭の周りの神経が活発になります。

これにより、頭を覆う膜の血管を広げる物質が過度に放出されて炎症が起き、それが頭痛を引き起こします。

 

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太陽光による光過敏性頭痛で病院に行くべき主なケース

太陽光による光過敏性頭痛の場合、以下の症状があるときは、早急に専門の医療機関を受診してください。

・頭痛が激しく、通常の鎮痛薬で全く効かない、またははき気を伴う

・目がチカチカする、物が二重に見える、視力が低下するなど視界の異常が起きる

・首の強いこり、手足しびれや力が入らない感覚がある

・頭痛が1日以上続き、食事や睡眠など日常生活が全くできない

・発熱や意識の障害や言葉のもつれなどの症状を伴うとき

以上のような症状が出た場合は、脳の血管障害といった生命の危機につながることもあるので、その可能性を除外するためも、神経内科や頭痛専門外来などに受診してください。

 

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太陽光による頭痛が生じた場合の対処法

太陽による強い光が目に入ることで頭痛が引き起こされた場合の対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

静かで暗い環境で休む

太陽光による強い光に加え大きな音は、さらに脳の興奮を高め、頭の痛みを強く感じます。 カーテンを閉めた暗い部屋で、スマートフォンやテレビを消して静かに休むのが効果的です。 アイマスクを使用し、光を完全に遮断すると、より鎮静の効果が期待できます。

深呼吸・瞑想・ヨガなどを取り入れる

光刺激による頭痛は、神経の興奮している状態です。

ですので、深くゆっくりとした呼吸、瞑想、穏やかなヨガポーズなどで、リラックスさせることで、血管の過剰な拡張や筋緊張を軽減できます。

特に深呼吸は、「息を長くはく」ことに意識をおいてすることで、効果が高まります。

アイスパックをあてる

太陽光が強く目に入ることで、血管の拡張や周囲の炎症が発生している頭痛では、冷す刺激によって痛みが緩和されやすくなります。

氷を直接肌に当てず、タオルに包んで5~10分程度を目安に、額や頭・首などを冷やしてください。

カフェインを少量摂取する

カフェインには、一時的に血管を収縮させる効果があり、血管拡張型の頭痛には有効に働けます。

緑茶や紅茶、コーヒーなどを1杯程度を目安に取ってください。

38~40℃のぬるめの足湯を行う

太陽光で過剰に流れた頭部の血流を分散させるため、足湯をして、頭から離れた足に血流を誘導します。

38~40℃程度の熱くない温度で、10~15分ほどを目安に足湯を行ってください。

 

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まとめ

太陽の光を体に浴びることは、体の活動リズムを維持するためには必要です。

しかし、過度に浴びると、目から脳に刺激が入りすぎ、頭痛を引き起こすリスクもあります。

しかも頭痛は、生命にも関わる脳血管障害でも起こる症状なので、判断は慎重に行うことをおすすめします。

専門の医療機関で受診・検査をしても問題ない場合は、今回、紹介した対処法をお試しください。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性がありますので、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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寒暖差で体がだるい…冬バテを防ぐ5つの生活習慣

2025.12.08 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,,冷え,呼吸,,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,睡眠,肩こり,血流,運動,風邪

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

12月に入り、朝晩が寒く昼間が暖かい、という日が続いています。

こういった冬の寒暖の差が大きい時期は、特にしんどいことをしたわけでもないのに、やたら疲れや体がだるいなど体調不良を感じる方が少なくありません。

こういった症状は、

“冬バテ”

と呼ばれるものです。

そこで今回は、冬バテが起きるメカニズムとその予防の方法について紹介させていただきます。

 

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冬バテが起きる理由

秋から冬にかけて起こりやすい“冬バテ”は、体にどのような変化が起こり起こるのかを、以下で紹介させていただきます。

冬バテが起こる条件

冬バテになりやすいのは、寒暖差が大きい時期です。

屋外での寒暖差は、一般的に、1日の最高気温と最低気温の気温差が、約7度以上である場合が指摘されています。

また、屋内と屋外の温度差は、10度程度の差で、冬バテの症状を誘発しやすいとされています。

冬バテが起こる体のメカニズム

冬の気温の寒暖差により、自律神経系の乱れに起きます。

自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、体温の調節や内臓の機能を無意識下で制御しています。

体温の調節における自律神経の働きは、交感神経と副交感神経とでは、それぞれ違った活動をします。

交感神経は、寒さを感じたときに、皮ふの血管を縮めて体の熱が外に逃げるのを避け、脂肪細胞を刺激して体内に熱を発生させて、寒さに対抗します。

これによって体は冷えから身を守り、体温を確実に保てるようにしています。

副交感神経は、体がリラックスしているときや暖かいまたは暑い環境にいるときに働きます。

副交感神経がそのような環境にいるとき、血管を広げて血液の流れを良くし、体の熱を適度に放散させます。

これにより、体温が上がりすぎるのを防ぎ、心身を安定した状態に保っています。

つまり、寒いと交感神経が「体を温めろ!」と指令を出し、暖かいと副交感神経が「体を冷やして快適にしよう」と働き、2つの神経がバランスをとって体温を正しく調整しています。

これを無意識に行っているため、体温は常に安定している。

寒暖差が大きいと、その変化に対応するために、交感神経が過剰に活動します。

交感神経が過剰に働き続けるため、血管を収縮させることで、血圧の上昇や血流障害を引き起こし、これが筋肉の緊張や血液の循環の不良を招きます。

そうすると、体の筋肉や内臓に、血液を通しての栄養や酸素が行き渡らず、疲労を感じやすくなる。

また、交感神経が興奮することで、副感神経の活動が低下して、消化機能や睡眠の質が低下し、これも疲労を引き起こす一因となる。

このように交感神経が優位に活動し、副交感神経の活動が抑制されるという自律神経のバランス乱れが、心身の疲労感を促進させ、冬バテを起こす原因となる。

さらに、冬の短い日照時間によって、太陽の光を浴びることによって分泌される脳内のセロトニンやビタミンDの合成が減少します。

セロトニンは、気分の安定や睡眠のリズム調整に関与し、ビタミンDは神経の伝達や免疫の機能に影響します。

これらの不足は、脳の機能が低下して、疲労感や気分の落ち込みを助長し、冬バテを感じる要因となる。

冬バテの症状

冬バテの症状には、

・だるさ

・けん怠感

・疲れやすさ

・食欲不振

・イライラや気分の落ち込み

・不眠

・頭痛

・肩こり

・冷え

・風邪をひきやすくなる

などさまざまな状態が発生します。

冬バテの症状が続けば、生活の質が大きく低下し、重症化すると心身の疾患に発展する可能性も指摘されています。

 

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冬バテを予防するための方法

冬バテを予防するための効果的な生活習慣を、以下で具体的な例とともに紹介させていただきます。

体温の管理する

寒暖差で交感神経を過剰に活動させることを防ぐためには、服装や生活環境で体温を安定させることが重要です。

例えば、外出時には首・手首・足首をマフラーや手袋、靴下でしっかり覆い、冷たい空気を肌に触れさせないようにしてください。

また、副交感神経の活動を促すために、入浴時は、設定温度を39~41度にした湯船にゆっくりつかり、血行の促進を促す「温活」習慣を日課にしましょう。

日常的に適度な運動をする

寒さで体温が逃げないように、筋肉が硬くなります。

そうすると血行不良になり、疲労感が増します。

それを解消するためには、ウォーキングやストレッチ、ヨガのように無理なく続けられる軽い運動がおすすめです。

具体例として、朝夕に10分程度の室内ストレッチや踏み台上昇・ラジオ体操などを行うことが効果的です。

軽い運動によって心拍数をやや上げることで、体全体の血液の循環が良くなり、脳のストレスも軽減され、冬バテの予防や解消につながります。

バランスの良い栄養と水分の補給

冬バテ予防には、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンDが含まれた食材や飲料を意識的にとることが重要です。

例えば、朝食にゆで卵や納豆、昼食に緑黄色野菜の味噌汁、夕食に鮭や鶏肉を取り入れると良いです。

生姜やニンニクのような体を温める食材も鍋物に加え、温かい飲み物を日常的に飲むことも体温の維持に貢献します。

特に寒くなると、のどの渇きを感じにくくなるため、水分の補給がおろそかになりやすいので、意識して飲むようにしてください。

規則正しい生活リズムを送る

毎日、同じ時間に起きて、朝日を浴びることが、セロトニン分泌を促進し、自律神経を整えます。

例えば、朝6時に起きて10分間カーテンをあけて太陽光に当たり、夜はスマホやパソコンの画面を寝る1時間前には控えて、質の良い睡眠をとる工夫をしてください。

また、湯船につかる入浴や寝る前のストレッチや腹式呼吸も睡眠の質を上げて、冬バテの発生を防げます。

リラクゼーションを習慣化する

寒暖差で、知らないうちに心身にストレスがたまり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

それを解消するためには、呼吸法や瞑想をおこなう時間を意識的にとることが有効です。

特に、寒くなると呼吸が浅くなり、体の細胞が酸欠状態になりやすい。

意識して深い呼吸をすることで、細胞が活性化して、細胞が体を活動や回復させるためのエネルギーが作りやすくなるので、それが冬バテ防止にもつながります。

 

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まとめ

今年の冬は、例年より早く冷え込みが始まると、気象庁の方で発表されています。

そのせいもあって、特に思い当たることをしていないのに、当院でも体の疲れを訴える方が多くいらっしゃいます。

インフルエンザやノロウイルスなど感染症も流行る時期でもあるので、体調は万全にしておくべき時期でもあります。

ということで、早めに冬バテを予防し解消するための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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2025.12.01 | Category: ストレス・自律神経障害,ふくらはぎ,予防,体操・ストレッチ,入浴,太ももの痛み,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,職業病,股関節の痛み,腰痛,血流,農作業,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、農家の60歳代男性の方が、全身疲労を訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、脚立にの登って、家や畑周辺の木を剪定して、その後、足も肩も腰も体全体がしんどくなって、なかなか疲れが取れないとのこと。

趣味のゴルフもしたいし、早くこの疲労を取りたいとのことで、来院されたそうです。

ご相談いただいた方のように。脚立を登っての作業をすることで、体全体に過度の疲労を引き起こしてしまう方は少なくありません。

そこで今回は、脚立での作業をする際の体のメカニズムとそれによる疲労の発生理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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脚立での作業をする際の体のメカニズム

脚立に登っている環境は、不安定な状態であり、体全体が安定を保つメカニズムが働きます。

立った状態で体を安定させるには、支持基底面である両足の間の上に、体の重心を維持することです。

具体的に言えば、地面が傾いた状態でも、足関節・ひざ関節・股関節などの下半身の関節が連動して働いて、重心を安定した方に移動させて、踏ん張りや傾きの調整を行うことで達成されます。

特に、足関節は最も速く細かい調整を担い、ひざ関節・股関節は、大きな動作を補いながら姿勢の安定を助けます。

また、これらの足の各関節だけではなく、おなかや背中・腰など体幹にある筋肉も重要です。

体幹にある筋肉は、骨盤やろっ骨・背骨を安定化させ、重心の上下移動や回旋をコントロールし、上半身のバランスを保ちます。

体幹の筋肉による安定は、例えば、脚立に乗っている際に足の筋肉が踏ん張れるように、効果的に力を発揮するための土台を提供します。

さらに、体のバランス感覚センサーから伝わる情報が、脳や脊髄などの中枢神経で統合され指令が下されることでバランスが制御されます。

体のバランス感覚センサーから伝わる情報は、視覚や耳の奥にあるバランスセンサー、皮ふや筋肉・関節への刺激から伝わります。

その情報が、脳や脊髄などの中枢神経に伝わり、統合されて体の位置や動きを把握し、これに基づいて筋肉の自動調節でバランスがとられます。

つまり、脚立のような不安定な場所では、

・足関節・膝関節・股関節が協調して姿勢を微細から大きく調整

・体幹の筋肉がそれを支える骨盤・ろっ骨・背骨の安定化を行う

・視覚・耳・筋肉や関節や皮ふへの刺激感覚を脳や精髄で統合して、筋肉の収縮パターンをリアルタイム調節する

ことで全身の安定が達成されます。

 

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脚立での作業後に全身疲労が起きる理由

長時間、脚立のにってバランスをとることで、全身疲労が生じる理由を以下で紹介させていただきます。

筋肉の過緊張のため

脚立の上で剪定などの動作をしていると、揺れては非常に不安定な状態になります。

そうすると、バランスを維持するために、必要以上に足を踏ん張ったり、背中や肩腰に力が入ります。

つまりそれは、体の多くの筋肉を、絶えず緊張状態に保つことにつながります。

この持続的な筋肉の収縮によって、筋肉内の血管が圧迫され血流が制限されます。

それが、脚立ののって動いたりバランスをとるために使っている筋肉への、酸素や栄養の供給を不足させ、老廃物や疲労物質の回収が滞ります。

その結果、筋肉を動かしたり回復させるためのエネルギーが不足して、体の多くの筋肉に疲労感を引き起こします。

それに加えて、持続的な過度の筋肉の緊張は、筋繊維を微細に損傷させることにもつながり、その損傷に回復が追いつかない場合も、全身に疲労感を感じるようになる要因となる。

脳の疲労

バランス保持には、体の各バランスセンサーからの情報が脳に伝わり、脳がその情報を統合して、適正に体の筋肉や関節などを動かすように命令を下すことで保たれます。

長時間、脚立のような不安定な場所でバランスを保とうとすると、それを処理し命令を下す脳に負担をかけ続けることになる。

こういった長時間の脳へのストレスは、脳のエネルギーを過度に消費させたり、脳の中の神経にダメージを与えます。

こういった脳の疲労が起こると、脳の機能が落ちたり回復モードに入るため、たとえ筋肉が疲れていなくても、全身に疲労感を発生させて、活動を強制的に低下させます。

 

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脚立での作業後に起きる全身疲労への対処法

脚立に乗ってバランスをとりながら作業することで、脳や筋肉が疲れて、全身疲労がかきた場合への対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

ストレッチで脳と筋肉をリフレッシュする

ストレッチをすることで、筋肉の緊張を緩和できます。

また、心地よい筋肉への刺激は、脳の疲れが軽減するとの研究報告があります。

以下で、3つのストレッチ方法を具体的に紹介させていただきます。

体幹のストレッチ

 

四つんばいになり、手は肩の真下、ひざは股関節の真下にセットします。

目でおへそを見るように、息をはきながら、ゆっくり背中を丸めます。

次に、目で正面を見るように、息を吸いながら、ゆっくり背中を反らします。

この一連の動作を、5回、繰り返しおこなってください。

お尻のストレッチ

両足を床にあててイスに座り、背筋をまっすぐにします。

片方の足のひざを曲げて、反対の足のひざの上に置きます。

おなかを引き締めながら、ゆっくりと前かがみになり、外側のお尻が伸びているのを感じたら、その姿勢を10秒間保持します。

10秒たったら、ゆっくりと元に戻し、反対側も同様に行います。

この一連の動作を、5回、繰り返しおこなってください。

太もも裏からふくらはぎのストレッチ

立ったまま、片方の足を反対側の足の後ろにクロスさせ、両方の足のかかとはしっかり床についた状態にします。

背筋を伸ばして、ゆっくりと腰から前に体を倒し、太もも裏からふくらはぎにかけて伸びているのを感じたら、その姿勢を10秒間キープします。

10秒たったら、ゆっくりと元に戻し、反対側も同様に行います。

この一連の動作を、5回、繰り返しおこなってください。

 

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脳や筋肉に酸素を供給する

脚立作業で疲れた脳や筋肉を回復させるためには、そのエネルギーの材料となる多くの酸素が必要になります。

それを供給するためには、意識的に深呼吸、特に腹式呼吸をすることが有効です。

腹式呼吸のやり方として、

・上向きで寝て、軽くひざを曲げ、おなかに手を当てます。

・鼻からゆっくり息を、4秒程度、吸い込み、おなが膨らむのを手で感じます

・次に、口を軽くすぼめて、ゆっくりと息を、6秒程度、はき出し、おなかがへこむのを手で感じます

という方法で、一連の動作を5分間、やってみてください。

さらに深呼吸をすることで、酸素の供給促進だけでなく、筋肉や脳へのリラックス効果も期待できます。

 

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温熱で血流を促進する

適度な温熱刺激は、筋肉の血管を拡張して、血流の促進につながり、脚立作業で疲れた筋肉や脳にも良好な循環を促します。

温熱刺激を体に入れる方法として、ぬるめの湯船にゆったりつかる入浴が、最も手軽で効果的です。

39から41度に設定したお湯を注いだ湯船に、理想としては、10~15間程度つかってください。

湯船につかるかつからないかで、疲れからの回復スピードが違ってきますので、少しでもいいので無理のない程度に行うことをおすすめします。

 

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まとめ

脚立に登っての高所での作業は、危険と隣り合わせのため、心身ともに緊張して疲労が発生しやすくなります。

その疲労をそのままにしていると、その他の作業でも体がついていけなかったり、注意力が散漫になり、ケガや失敗する元になるため、早めにケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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