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天気 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

暑い場所から帰っても体の火照りが取れないのはなぜ?熱中症との違いと正しい対処法

2026.08.03 | Category: 予防,体温,,天気,栄養・食事・飲み物,水分,熱中症,生活習慣,疲労,睡眠,筋肉疲労,職業病,脱水症,血流

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

今年も、厳しい暑さが続いていますね。

高温多湿な環境で仕事をされている方から、

「仕事から帰っても、体が火照って熱くて・・・」

「冷たい飲み物を飲んでも、なかなか体の熱がおさまらないんです・・・」

「体の熱を早く下げるには、どうしたらいいんですか?」

というご相談を受けました。

このように、暑い環境から離れた後も体の火照りが続く場合は、熱中症を含めた暑熱による体調不良の可能性があります。

熱中症は重症化すると命に関わることもあるため、頭痛や吐き気、強いだるさ、意識がぼんやりするなど、いつもと違うと感じる症状があれば、まずは、すみやかに医療機関を受診してください。

そういった行動をしていただくことを前提に、今回は、自宅でもできる体の熱を効率よく下げる方法について、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

体の熱を効率よく下げるには

長時間、暑い環境で働くと、筋肉の活動によって多くの熱が体の中で作られます。

また、外気温が高いと、体の熱を十分に外へ逃がすことができず、体の中心部の体温が上昇していきます。

そうして体内で生じた熱が十分に放散できないため、血液にのって全身へ運ばれ、体が火照ると感じる要因となります。

そのため、火照った体を効率よく冷やすためのポイントを結論から言えば、

「血液から熱を逃がすこと」

が重要になります。

 

今すぐできる体の熱を下げる方法

体の火照りを感じたら、まず試していただきたい方法があります。それは、

「首・脇・足の付け根(股関節の前面)を氷嚢やアイスパックで冷やす」

という方法です。

首、脇、足の付け根には、比較的太い血管が、皮膚の近くを通っています。

これらの部位を冷やすと、血管の中を流れる血液が、効率よく熱を放出します。

そして、温度が下がった血液が体内を巡ることで、体の中心部にたまった熱を少しずつ下げる手助けとなり、火照りの改善が期待できます。

この方法は、日本救急医学会の熱中症診療ガイドラインなどでも、熱中症の応急処置として推奨されている冷却方法の一つです。

この方法に対する注意点は、氷嚢やアイスパックを直接肌に当てると、凍傷を起こす可能性があるため、必ずタオルなどで包んで使用するようにしてください。

また、冷やしても症状が改善しない場合や、吐き気、意識障害、まっすぐ歩けないなどの症状がある場合は、すみやかに医療機関を受診するか、救急車を呼んでください。

 

体に熱がこもると何が起こるの?

私たちの体は、常に体温を約37℃前後に保つように、暑かったら汗をかき、寒かったら体を震わせるなどして、無意識下で自動的に体温を調整する機能が働いています。

気候や活動量がほどほどなら、こういった体温の自動調節機能が働いて、健康に過ごせます。

しかし、気温や湿度が高い環境で長時間過ごしたり、激しい運動や仕事を続けたりすると、体の中で作られた熱が大きくなりすぎることて、処理が追いつかず、十分に体外へ熱を逃がせなくなります。

その状況になった際の、体への影響は以下のようなことが起きます。

大量の汗と湿度により体が冷やせなくなる

体温が上がると、脳の視床下部という体温調節を行う部位が働き、汗をたくさん出します。

汗が皮膚の上で蒸発するときに、体の熱が奪われることで、体温が下がっていきます。

しかし、湿度が高い日は、皮膚の上にある汗が蒸発しにくくなるため、十分に体を冷やすことができず、体内に熱がこもってしまう要因ともなります。

心臓の負担が大きくなる

体の熱を外へ逃がすため、皮膚の血管が広がり、皮膚へ多くの血液が送られます。

体の熱が移った血液が、皮膚の表面を走ることで、体外に血液に移った熱が放散する作用があります。

ですので、体内の熱が大きくなると、それを逃そうと、心臓は全身へ十分な血液を送り出そうとして、普段より速く拍動します。

その結果、動悸や息切れを感じたり、心臓への負担が大きくなります。

脱水が進み筋肉がつりやすくなる

汗は血液の水分から放出されます。

汗を多くかくと、血液量が減って血液が流れにくくなり、体の熱を運ぶ力も弱くなります。

そのため、さらに体温が上がりやすくなるという悪循環に陥ります。

また、大量の汗によって、水分やナトリウム、カリウムなどの電解質が失われます。

電解質は、筋肉や神経が働くための必要な成分であるため、それが不足すると、筋肉がつりやすくなります。

脳の働きが低下する

脳は、体の司令塔ですが、熱にとても弱い臓器です。

暑い環境下や激しい活動で、高熱と脱水が重なると、脳細胞は正常に働けなくなります。

さらに、発汗による脱水で血液量が減ると、脳へ送られる酸素やブドウ糖が十分に届きにくくなり、脳の働きはさらに低下します。

その結果、集中力や判断力が落ち、ぼんやりしたり、頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れます。

重症になると脳細胞が障害され、意識障害やけいれん、昏睡を引き起こすことがあり、命に関わる危険な状態となります。

 

そのほかに体内から体温を下げる方法

体が熱いから、とにかく冷たい飲み物をたくさん飲んで体を冷やそうと思われる方もいらっしゃるかと思われます。

もちろん、十分な水分補給は、熱中症の予防や回復に欠かせません。

しかし、冷たい飲み物を飲むだけでは、上昇した体温を十分に下げられないことがあります。

その理由は、飲み物で直接冷やせるのは、胃や腸など消化管の一部だからです。

飲み物が胃に入ると、その冷たさによって胃の周囲は一時的に冷えます。

しかし、胃や小腸には、全身から約37℃の血液が絶えず流れているため、飲み物は短時間で体温に近い温度まで温められてしまいます。

つまり、冷たい飲み物を飲むことは大切ですが、それだけでは体の熱を十分に下げられるわけではありません。

ということで、効率的に水分を摂取して、体温を下げるように体を改善するための方法を以下で紹介させていただきます。

アイススラリー


近年、スポーツ医学や熱中症対策の分野で注目されているのが、

「アイススラリー」

です。

アイススラリーとは、細かい氷の粒と液体が混ざったシャーベット状の飲み物です。

通常の冷たい水との大きな違いは、氷が溶ける際に多くの熱を吸収することです。

氷は溶けるときに、融解熱と呼ばれるエネルギーを周囲から奪います。

そのため、同じ温度の冷たい飲み物よりも、体内から多くの熱を奪うことができます。

実際に、スポーツ選手や消防隊員、自衛隊員などを対象とした研究では、運動前や高温環境でアイススラリーを摂取すると、深部体温の上昇を抑えたり、暑さの中での作業能力を維持しやすくなることが報告されています。

市販で売られているアイススラリーの商品として、代表的な市販のアイススラリー飲料は以下の通りです。

大塚製薬 ポカリスエット アイススラリー

大正製薬 リポビタン アイススラリー Sports

伊藤園 健康ミネラルむぎ茶 アイススラリー

イオン トップバリュ アイススラリー

赤穂化成 熱中対策水 アイススラリー

 

経口補水液


熱中症による体が火照る症状だけであれば、休息や冷却のほかに、効率よく水分と電解質などを補給することで、体温調節機能を助けることができます。

効率よく水分と電解質などを補給するためには、

「経口補水液」

を飲むことです。

その理由は、経口補水液には、ナトリウムとブドウ糖が適切な割合で含まれており、それによって小腸でナトリウムとブドウ糖が一緒に吸収されやすく、それに伴って水分も効率よく体内へ取り込まれるためです。

経口補水液を飲む際の注意点としては、経口補水液は脱水状態の改善を目的として作られた飲み物なので、日常的に喉が渇くたびに飲むものではなく、汗を大量にかいた後や熱中症が疑われる場合などに利用することがすすめられます。

経口補水液は、一度に大量に飲まず、

・少量(100~200mL程度)ずつ、こまめに飲む

・5~10分おきを目安に、ゆっくり飲む

・吐き気がある場合は、スプーン1杯(5~10mL)ずつ少しずつ飲む

・常温でも冷やしてもよいが、冷やし過ぎない5~15℃程度であると飲みやすい

市販で購入できる主な経口補水液としては、

・OS-1(オーエスワン)(大塚製薬)

・OS-1ゼリー(大塚製薬)

・アクアソリタ経口補水液(味の素)

・アクアソリタゼリー(味の素)

・アクアライトORS(和光堂/乳幼児向け)

・明治アクアサポート(明治)

 

体の火照りと伴う症状で医療機関を受診すべき目安

暑い場所で過ごした後に起きる体の火照りに伴って、以下のような症状が起きている場合は、熱中症が進行している可能性があり、自宅で様子を見るのではなく、早めに医療機関を受診をしてください。

・強い頭痛や吐き気がある

・めまいや立ちくらみが続く

・筋肉が何度もつる

・強いだるさや力が入らない

・水分を飲めない、飲んでも吐いてしまう

・意識がぼんやりする、受け答えがおかしい

 

まとめ

熱中症は命に関わることもある病気で、体の火照りが続く場合は、熱中症の兆候とも言えます。

まずは、医療機関で適切な診察を受けることが最も重要です。

医師から運動や日常生活への復帰が許可され、筋肉や関節の不調が残る場合には、当院での施術やセルフケア指導が回復をサポートできることがありますのでご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

室内での熱中症を防ぐために夏の時期に知っておくべき予防法

大量に汗をかいたときはスポーツドリンクと経口補水液のどちらが適している?

 

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電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

 

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師

所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

夏なのに風邪を引くのはなぜ?2026年の猛暑から体を守る夏風邪予防のポイントとは?

2026.07.13 | Category: 予防,体温,免疫,入浴,冷え,,天気,新型コロナウイルス,梅雨,水分,熱中症,生活習慣,疲労,睡眠,血流,風邪

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

以前は、「風邪は冬にひくもの」というイメージがありました。

しかし、昔から夏の高温多湿に順応する風邪ウイルスも存在しており、夏に風邪を引くことは少なくなかったのです。

特に、最近の夏は、猛暑を超えて高温多湿の酷暑のために、体力を消耗されて、体の免疫防御機能が低下し、風邪をひきやすい状態になることがあります。

そこで今回は、夏に風邪をひくことを予防するためのポイントや夏風邪の特徴などについて、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

夏風邪を予防するためのポイント

夏に風邪を引くことを予防するための方法を結論から言えば、

「暑さに負けない体の状態を作り、免疫が体の中で正常に働ける環境を整える」

ことです。

夏風邪の原因となるウイルスが、完全に体内に入らないようにするのは難しいです。

しかし、体調が整っている人は、ウイルスが侵入しても免疫細胞によって撃退できたり、感染しても症状が軽く済む可能性があります。

そのためには、意識して健康的な日常生活を送り、ちょうど良い体内の免疫環境を整える必要があります。

 

夏に風邪を予防するために今すぐできること

今日からできる夏風邪への予防方法は、以下のことがおすすめです。

・こまめに水分補給をする

・汗をかいたときは塩分やミネラルも補給する

・エアコンの冷たい風を直接体に当てない

・室温25~28℃程度、湿度50~60%程度となるように管理する

・睡眠時間を確保する

・朝食を抜かず、肉・魚・卵・大豆製品などタンパク質を取る

・外出後は手洗いやうがいをする

 

夏風邪の特徴

日本の夏は、気温と湿度が高い環境になりやすい。

そういった環境でも活動できるウイルスに感染することで、夏風邪をひいてしまいます。

夏に流行しやすいウイルス代表的なものとして、エンテロウイルス・アデノウイルス・ライノウイルス・新型コロナウイルスなどがあります。

症状としては、

・のどの痛み

・鼻水

・咳

・発熱

・体のだるさ

・食欲低下

などが起こります。

また、冬の風邪と比べると、夏風邪は、暑さによる単なる疲れだと思って、気づくのが遅れることがあります。

さらに、夏に発症しやすい熱中症は、風邪のような症状も引き起こしますので、風邪と勘違いして対処が遅れると非常に危険です。

風邪症状が出た場合は、自己判断せずに、内科や耳鼻咽喉科など専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

 

夏風邪を予防するための具体的な方法

免疫に関わる細胞は、活動の低下は感染症の拡大につながりますが、過剰な免疫活動は正常な組織まで攻撃することもあります。

ですので、風邪を引き起こすウイルスが体内に侵入し増殖を防ぐためには、体内の免疫細胞が正常に働くことが必要になります。

以下で、そのための日常生活でのポイントを具体的に紹介させていただきます。

 

睡眠の質の低下を防ぐ

免疫の調整は、特に、睡眠中に高まります。

つまり、睡眠の質が高ければ、免疫が整いやすく、睡眠不足や途中覚醒などの睡眠の質が悪いと、免疫機能の不調につながりやすい。

睡眠の質を上げるには、

・エアコンや空気清浄機などで、寝室を室温25~28℃程度、湿度50~60%程度に保つ

・寝る時間と起きる時間を同じ時間にする

・就寝の2時間前にはスマホやパソコンなどのデジタル機器の使用を控える

・夕食にアルコールやカフェインを含む飲料を控える

・朝、起きた時に15分ほど朝日を浴びる

・昼寝は20分ほどに止める

・入浴はシャワーで済まさずに湯船に浸かる

などの生活習慣を意識して過ごしてみてください。

 

冷房による体の冷えを防ぐ

夏の暑さの中、冷房をかけずにいると、熱中症や脱水症になり、命に関わることもあります。

ですので、夏に室内にいるときは、冷房をかけるべきだと思います。

そして、冷房そのものが、夏風邪を起こすわけではありません。

しかし、長時間、薄着で冷えた環境にいることで、血流が悪くなり、免疫細胞をはじめ体の組織の活動に影響します。

ですので、冷房の効いた部屋で過ごす時には、血流が悪くならないように、

・薄手の上着を羽織る

・首やお腹や足首に冷たい空気が触れないようにタオルや腹巻きやサポーターなど装着する

・室内で同じ姿勢を長時間続けず、背伸びや深呼吸や足踏みなど体をこまめに動かす

・冷たいものばかり摂取せずに、温かい飲み物や食べ物も意識してとる

・汗をかいたらこまめに着替えたりタオルで汗を拭く

ことが大切です。

 

栄養不足を防ぐ

夏は暑さによって、食欲が落ちたり、発汗による体内の水分が減少しがちです。

免疫細胞が正常に活動するためには、主に、酸素・水・酵素、そして、栄養が必要になります。

免疫機能を維持するためには、特に以下の栄養素を意識してください。

タンパク質

免疫をはじめとした細胞は、主にタンパク質から作られます。

夏は食欲が低下して、タンパク質不足になりがちです。

ですので、タンパク質が多く含まれるおすすめの食品は、鶏肉・豚肉・魚・卵・豆腐・納豆・ヨーグルトなどです。

特に、豚肉は、夏に不足しやすいビタミンB1も含むため、夏の疲労対策にも役立ちます。

ビタミンA

鼻やのどの粘膜は、ウイルスなどの侵入を防ぐ最初の防御になります。

ビタミンAは、粘膜の健康維持に関わります。

ビタミンAが多く含まれるおすすめの食品は、卵黄・レバー・にんじん・かぼちゃ・ほうれん草などです。

ビタミンC

ビタミンCは、抗酸化作用があり、体の防御機能を支える栄養素です。

ビタミンCが多く含まれるおすすめの食品は、ピーマン・ブロッコリー・キウイ・柑橘類などです。

ビタミンD

ビタミンDは、免疫機能の調整に関係しています。

ビタミンDが多く含まれるおすすめの食品は、鮭・サバ・イワシ・きのこ類などです。

水分・ミネラル

水分不足になると血流が低下し、細胞や筋肉など体のさまざまな機能が低下します。

汗を大量にかく夏は、水分・ナトリウム・カリウムなどの補給も重要です。

水分・ミネラルが多く含まれるおすすめの食品は、味噌汁・果物・野菜・海藻類などです。

 

夏風邪を予防するために整骨院でできること

整骨院では、風邪やウイルス感染そのものを治療することはできません。

しかし、筋肉の緊張の緩和や関節の調整によって、血流の改善し、体が疲労の回復や免疫細胞が正常に活動しやすい体調につなげることができます。

当院では、特に、腰痛や肩こりなどの自覚症状がなくとも、お身体全体のメンテナンスもさせていただいたおります。

各筋肉や関節の動きや姿勢の状態などを検査し、それに対して、お一人お一人に合わせた治療を行って、夏風邪を予防しやすい体づくりのお手伝いをさせていただきます。

 

まとめ

昨年に引き続き今年の夏も暑くなり、それによって体力が削られて、風邪がひきやすい状態に繋がる可能性もあります。

風邪を引くと、本人もつらいですが、家族に感染してしまうというリスクもあります。

それを事前に防ぐためにも、今回、紹介させていいただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

大量に汗をかいたときはスポーツドリンクと経口補水液のどちらが適している?

2026.06.29 | Category: 予防,体温,,天気,救急,栄養・食事・飲み物,水分,熱中症,生活習慣,疲労,脱水症,農作業,飲酒

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

いよいよ、夏も本番に近づいて、暑い日が多くなってきました。

この時期に、庭で作業をしたり、買い物のために歩いて外出したりすると、汗を大量にかくこともあります。

このときに怖いのが、熱中症や脱水症です。

その予防の一つとして、「意識してこまめに水分をとる」ことが重要です。

そのために摂る飲料の種類の代表例が、スポーツドリンクや経口補水液なのですが、これらをどのように飲んだら適切なのか?というご相談をよく受けます。

そこで今回は、熱中症や脱水症予防として摂るスポーツドリンクや経口補水液について、わかりやすく説明させていただきます。

スポーツドリンクや経口補水液を飲むタイミング

結論から言えば、

“活動するシーンや体調に合わせてスポーツドリンクや経口補水液を飲み分ける”

ことが重要になります。

夏場の熱中症や脱水症の予防として、とにかくたくさん水分を飲めば良いというわけではありません。

実は、外出前なのか、汗をかいている最中なのか、活動中や帰宅後に体調不良を感じているのかによって、適した飲み物は異なります。

スポーツドリンクは、運動や屋外活動時の水分やエネルギー補給を目的として作られています。

一方で、経口補水液は、脱水状態になった体へ、水分と電解質を効率よく補給することを目的として作られています。

そのため、

・外出前→アイソトニックのスポーツドリンク

・外出中→ハイポトニックのスポーツドリンク

・脱水症状が疑われる場合→経口補水液

といったように、その時の状況や体調に合わせて飲み分けることが、熱中症や脱水症の予防につながります。

スポーツドリンクと経口補水液の特徴

スポーツドリンクには、飲料に含まれる成分によって、大きく分けると「アイソトニック飲料」と「ハイポトニック飲料」があります。

この2種類と経口補水液の特徴について、以下で説明させていただきます。

アイソトニックのスポーツドリンクの特徴

アイソトニックのスポーツドリンクとは、人の細胞や血液などの体液に近い成分バランスで作られた飲料です。

水分だけでなく糖分やミネラルも比較的多く含まれているため、水分補給とエネルギー補給を同時に行うことができます。

代表的な商品には、

・ポカリスエット

・アクエリアス

などがあります。

ハイポトニックのスポーツドリンクの特徴

ハイポトニックのスポーツドリンクとは、汗をたくさんかいて水分が不足した体に、水分が素早く吸収されやすいよう作られた飲料です。

糖分やミネラルの量をやや控えめにすることで、水分補給を優先した設計になっています。

代表的な商品には、

・ポカリスエット イオンウォーター

・アクエリアス NEWATER

などがあります。

経口補水液の特徴

1960~1970年度のアジアやアフリカでは、コレラによる激しい下痢で多くの人が脱水症を起こし、命を落としていました。

当時は、点滴が十分に使えない地域も多く、「口から飲むだけで脱水を改善できないか」という研究が進められました。

そのときに開発されたのが経口補水液です。

経口補水液には、水・ナトリウム(塩分)・カリウム・ブドウ糖・電解質がバランスよく含まれて、小腸で水分を効率よく吸収できるようになっています。

その優れた水分・電解質補給能力を活かして、現在では、熱中症や発熱時の脱水対策にも活用されています。

スポーツドリンクより塩分が多く、糖分は控えめであることが特徴で、代表的な商品には、

・OS-1

・アクアソリタ

などがあります。

スポーツドリンクと経口補水液の具体的な飲み方

 

熱中症や脱水症を予防するためには、スポーツドリンクのアイソトニック・ハイポトニックと経口補水液を、以下のように活動の流れに合わせて飲み方を選ぶことが効果的です。

外出前はアイソトニックのスポーツドリンク

「外出の30分ほど前」には、アイソトニックのスポーツドリンクを飲まれることをおすすめします。

これは、屋外で活動することで消費するであろう水分とエネルギーを、同時にあらかじめ補給するためです。

外出中はハイポトニックのスポーツドリンク

庭仕事やウォーキング・スポーツ中など、大量に汗をかいているときは、水分が吸収されやすいハイポトニックのスポーツドリンクを飲まれることをおすすめします。

1回に大量に飲むのではなく、100~200ml程度をこまめに補給するようにしてください。

活動中や帰宅後に体調不良を感じたら経口補水液

活動中や帰宅後に、頭痛・めまい・疲労感・足がつる・尿の色が濃いなどの症状がある場合、脱水症や熱中症が始まっている可能性があります。

このような場合は、経口補水液を5~15分おきに、少量を飲むようにしてください。

ただし、体調の不良がひどい場合は、速やかに内科や救急病院など専門の医療機関を受診してください。

スポーツドリンクや経口補水液を飲み過ぎるデメリット

汗をかいて疲れると、スポーツドリンクや経口補水液が美味しく感じて、飲み過ぎる場合があります。

常時、そのような習慣がある場合、スポーツドリンクや経口補水液に含まれる成分によって、体調に影響が出る場合があります。

スポーツドリンクを飲み過ぎると、糖分が含まれているため、血糖値の上昇・体重増加・虫歯などの原因になることがあります。

また、経口補水液の飲み過ぎると、塩分濃度が高いため、血圧へ影響する可能性もあります。

スポーツドリンクや経口補水液は、健康な人が日常的な飲み物として、飲み続けるものではありません。

ですので、外での活動をして大汗をかいている時以外は、水や麦茶などを交えながら、水分を摂るようにしてください。

熱中症や脱水症の予防で飲むのを控えたい飲料

汗をかくと、いろいろな飲み物が美味しく感じます。

しかし、汗によって失われた水分や電解質などを補給することに焦点を当てた場合、接種を控えたい以下のような飲料があります。

アルコール

ビールやチューハイなどのアルコール飲料は、利尿作用があります。

ですので、飲むほど体から水分が放出される方向に行くため、水分補給路しては向きません。

糖分の多いジュース

炭酸飲料や甘いジュースは、糖分が非常に多いため、水分の吸収効率が低下したり、かえってのどの渇きを強く感じたりすることがあります。

濃いコーヒーや濃いお茶

適量であれば問題ありませんが、大量摂取はカフェインの影響で、利尿作用が強くなる可能性があります。

栄養ドリンク

カフェインや糖分が多く含まれている商品もあり、水分補給を目的とする飲み物としては適していません。

 

熱中症・脱水症とは?

熱中症とは、高温多湿な環境で、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態です。

また、脱水症とは汗や尿などによって、体内の水分や電解質が不足した状態です。

熱中症や脱水症の初期症状は、

・のどの渇き

・めまい

・頭痛

・倦怠感

・足がつる

・立ちくらみ

などがみられます。

熱中症や脱水症が重篤になると、

・意識がもうろうとしている

・呼びかけへの反応が悪い

・まっすぐ歩けない

・けいれんがある

・水分が飲めない

・嘔吐を繰り返す

・体温が異常に高い

などが起こります。

このような場合は、命の危険があるため、必ず速やかに救急車の要請を含めて医療機関を受診してください。

 

まとめ

夏場の熱中症や脱水症を予防するためには、その時の状況に応じて、スポーツドリンクや経口補水液を分けて飲むことが大切です。

そして、「のどが渇いてから飲む」のではなく、「渇く前にこまめに飲む」ことを心がけ、安全に夏を乗り切りましょう。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

雨が降る前に頭痛が起きるのはなぜ?頭痛を起こしにくい体づくりとは?

2026.06.25 | Category: ストレス・自律神経障害,スマホ首,デスクワーク,テレワーク,めまい,予防,体操・ストレッチ,入浴,天気,姿勢,栄養・食事・飲み物,梅雨,生活習慣,疲労,睡眠,肩こり,肩の痛み,血流,,頭痛


みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

梅雨の中休み状態で、連続して雨が降り続くこともない日が続いています。

とはいえ、ずっと晴天というわけではなく、1日もしくは半日ほど、雨が時々しっかりと降る日もあります。

そういった雨が降る前の天気が変わるタイミングで、頭痛を訴えられる方を、当院でもよくお見かけします。

頭痛が発生すると、やる気や集中力が低下し、仕事や家事に支障が出る方も少なくありません。

そこで今回は、雨が降る前に頭痛が起こる理由と、その対処法についてわかりやすく説明させていただきます。

 

雨の前に頭痛が起きる理由


雨が降る前に頭痛が発生しやすくなる理由を結論からお伝えすると、実は、

 

「気圧の変化だけが原因ではなく、疲労や睡眠不足、首や肩への負担などが積み重なった状態で起こりやすくなる」

 

ことが分かっています。

なぜなら、気圧変化は頭痛を起こす直接の原因というよりも、もともと、頭痛を起こしやすい状態になっている体へ、最後のひと押しになることがあるためです。

そのため、普段から体への負担を減らして回復させ、頭痛が起こりにくいように体の状態を作ることが重要になります。

 

今すぐできる天気の変化による頭痛への対処法

雨が降る前に頭痛が起こりやすい方は、その対策として、まずは、今すぐできることから試してみてください。

 

・睡眠時間をしっかり確保する
・日常的に軽い散歩をする
・毎日、ぬるめのお風呂に入る
・こまめに水分を補給する
・長時間、同じ姿勢を避ける

 

これだけでも、頭痛が起こりにくい体づくりへの効果が期待できます。

 

天候の変化でなぜ頭痛が起こりやすくなるのか?

なぜ、雨が降る前に頭痛が起こるのでしょうか?

それは、

 

“気圧の変化が脳の警報システムを刺激しやすくなる”

 

ためです。

以前は、気圧が下がると血管が広がって頭痛が起こることが、主な原因と考えられていました。

しかし、近年の研究では、耳の奥にある「内耳」が気圧変化を感知し、その情報が、脳へ伝わることで頭痛に関係する神経が刺激される可能性が示されています。

ただし、ここで大切なのは、気圧変化だけで頭痛が起きるわけではないということです。

同じ天気でも頭痛が起きる人と起きない人がいます。

その違いは、疲労・睡眠不足・ストレス・首や肩への負担・運動不足などが積み重なっているかどうかです。

 

頭痛が発生するしくみ

私たちの脳には、体を守るための「警報システム」があります。

例えば、足を捻った・やけどをした・蜂に刺されたなどといった場合、感じず放置することで健康を害することから、痛みを出してその危険を知らせます。

天気の変化によって起きる頭痛の場合も、このシステムに似ています。雨が降って高気圧から低気圧へ気圧が変化すると、

 

・耳の奥の内耳が気圧の変化を感知する


・脳へその情報が送られる


・脳から頭痛に関係する神経系が活性化される

 

という流れが起こります。

しかし、脳は単純に、気圧が変わったから頭を痛くしようと指令を出しているわけではありません。

体が疲労や睡眠不足などで不調要因が重なり、脳の体調警報システムが敏感になります。

そこに、さらに気圧変化が加わると、頭痛を起こして活動量を減らし、体を休ませる役割がある可能性を、一部の研究者は提唱しています。

 

天候変化による頭痛が発生しやすい方の特徴

天候が変化すると頭痛が発生しやすい方は、頭痛以外に、

 

・日常的に強いストレスを感じている

・首や肩のこりがある

・最近疲れが抜けにくい

・睡眠不足が続いている

 

などといったことを複数抱えている場合は、頭痛を起こしやすい状態になっている可能性があります。

 

天候の変化による具体的な改善方法

雨が降る前に、頭痛が起きることへの対策として、特別なことをするのではなく、頭痛を起こしやすい条件を減らすことが重要です。

そのための方法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

首や肩への負担を減らす

首や肩への負担は、頭痛を起こしやすい状態を作る一因になる可能性があります。

特に、デスクワークが長い・スマートフォンを見る時間が長い・うつむく姿勢が多い・車の運転時間が長いなどといった生活習慣がある方は、注意が必要です。

というのも、一般的に4~5kgもある頭の重さを、不良姿勢により首や肩が支え続けていると、肩首の疲労が蓄積しやすくなります。

その状態で気圧変化が加わると、頭痛が発生するきっかけになりやすくなります。そのため、

 

・30~60分に1回は姿勢を変える

・肩甲骨や首を回す軽く動かす

・湯船へ浸かる入浴で首や肩を温める

 

ことを心掛けてください。

 

睡眠の質を高める

近年の研究では、睡眠の不足や睡眠の質の低下が、頭痛を起こしやすくすることが分かっています。

睡眠中は、脳や体が回復させる非常に大切な時間です。頭痛予防のためにも睡眠の質を上げるためには、

 

・毎日同じ時間に寝る
・毎日同じ時間に起きる
・寝る1時間前はスマートフォンを控える
・睡眠時間を6~8時間程度確保する
・朝、起きたら太陽の光を10分程度浴びる

 

などのことを意識してみてください。

 

軽い運動を習慣化する

日常的な軽い運動は、頭痛が起こりにくい体づくりに役立つことが知られています。

特におすすめなのが、

 

・ウォーキング
・軽いサイクリング
・ラジオ体操
・ストレッチ

 

などの無理のない運動です。

その際には、激しい運動をする必要はなく、1日15~30分程度でも十分です。運動を行うことで、

・血流が良くなる
・筋肉の緊張が和らぐ
・疲労がたまりにくくなる
・睡眠の質が向上しやすくなる

といった効果が期待でき、頭痛が起こりにくい体づくりにつながることが期待できます。

 

整骨院でお手伝いできること

「天候変化による頭痛が発生しやすい方の特徴」の章で、首肩こり・睡眠・疲労を抱えていると、天候変化によって頭痛が生じやすいと述べました。

整骨院の方では、そういった体の状態を改善することのお手伝いができます。

・姿勢バランス

・首や背中の動き

・肩周辺の筋肉の状態

・日常生活の習慣や体の使い方

を確認させていただいた上で、当院では、

・背骨や骨盤のバランス調整

・関節や筋肉の動きの調整

・鍼治療

・電気治療

・セルフケア指導

など、お一人お一人のお身体の状態に合わせて治療を行い、頭痛を起こしにくい体づくりをしていきます。

 

天候の変化による頭痛に対して医療機関へ受診するべき目安

次の症状がある場合は、内科や頭痛外来・脳外科など、専門の医療機関の受診をおすすめします。

 

・突然の激しい頭痛

・手足のしびれや麻痺

・ろれつが回らない

・意識障害

・強い吐き気や嘔吐

・今まで経験したことのない頭痛

 

こうして頭痛は、生命の危機にかかわる病気の場合もあるため、早めの対応が大切です。

 

まとめ

雨は作物を育てたり、飲み水を確保するために必要な自然現象です。

しかし、雨が降ったり止んだりすると、その変化についていけず、今回取り上げたような頭痛という体調不良を引き起こす場合があります。

この梅雨の時期を、少しでも快適に過ごすために、今回、上回させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

スポーツ後の回復不足が怪我の原因?子どもの体を守る方法とは

2026.06.11 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,入浴,,天気,栄養・食事・飲み物,水分,熱中症,生活習慣,疲労,睡眠,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,脱水症,血流,運動,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

6月に入ると、お子さんたちが励まれているスポーツの大会が増え、それに向けて練習量が増加します。

また、気温や湿度も高くなり始める中での練習のため、お子さんのお体には想像以上の負担がかかっています。

「練習は頑張っているが、怪我を繰り返してしまう」というご相談は、当院でも非常に多くいただきます。

そこで今回は、大会に向けてスポーツでの怪我を防ぐための方法や、運動をすることで体の中で起きるメカニズムなどを、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

スポーツによる怪我を防止するために意識すべきこと

お子さんがされておられるスポーツによって、怪我をなるべく回避するための方法を結論からお伝えすると、

「練習後に体の回復を促す習慣をつける」

ことが重要になります。

スポーツ前の準備体操や運動中の水分補給や休憩なども、怪我防止にとって重要です。

しかし、運動によって傷ついた筋肉や関節、腱などの組織の回復が遅れ、疲労が蓄積していると、運動前や運動中の対策をしていても、その効果が出にくくなります。

 

今すぐできる日常生活で回復習慣を整える方法

成長期のお子さんの体を守るうえで、今すぐできる運動後に体の回復を促すための対処法として、

・練習後にお湯の温度を38~41℃に設定した湯船に10~15分浸かる
・寝る30分前からスマートフォンを控え、睡眠の質を上げる
・練習後に水分とミネラルをこまめに補給する
・寝る前に深呼吸を5回行う

これだけでも、スポーツによって起きる疲労感や筋肉の張りなどが軽くなるケースがあります。

 

やってはいけない習慣

次のような行動は、疲労の蓄積や怪我のリスクを高める可能性があります。

・シャワーだけで済ませる
・夜遅くまでゲームやスマートフォンを使用する
・喉が渇いてから水分補給する
・痛みがあるのに無理して練習を続ける

大会に向けて疲労や痛みがあるが、頑張らないといけない状況であるなら、なおさら、しっかり回復することために、生活習慣を整えることを大切にしてください。

 

運動によって体に起きるメカニズム

スポーツクラブや部活動で、されておられるスポーツの熟練度や精度を上げるためには、体力を消耗し、全力で激しい練習をする方も多いかと思われます。

そうする中で、スポーツによる怪我が起こるのでしょうか?それは、

「体の修復スピードよりもダメージを受けるスピードが上回るから」

です。

筋肉や関節は練習のたびに少しずつ傷ついています。

本来であれば、睡眠や休息によって修復されますが、回復が追いつかない状態が続くと疲労が蓄積し、やがて、練習に体がついていかず痛みや怪我として現れてきます。

また、一時的に痛みがなくなっても、根本的な疲労や組織への負担が残っていれば、怪我の再発を繰り返してしまう場合もあります。

以下で、そういったメカニズムを具体的に説明させていただきます。

小さな傷が蓄積するため

運動する中で、ダッシュやジャンプなど急発信や急停止などの動作では、筋肉が強く引き伸ばされながら力を発揮します。

これを繰り返していると、筋肉の繊維の内部では微細な損傷が発生し、それが筋肉痛につながる場合もあります。

そして運動による筋肉の成長は、損傷した筋肉の繊維が修復する過程によって起こると考えられています。

本来であれば、修復によって筋肉は以前より強くなりますが、回復不足が続くと柔軟性が低下します。

その状態で動き続けると、筋肉の繊維が大きく傷つき、いわゆる“肉離れ”の原因になることがあります。

体の中に活性酸素が増加するため

運動中は、大量の酸素が消費され、その過程で、「活性酸素」が増加します。

活性酸素は、細菌やウイルスから体を守る働きがありますが、過剰になると細胞を傷つける作用があります。

そのため、疲労感が抜けない・筋肉がだるい・回復が遅いなどといった状態につながることがあります。

体の水分量が低下するため

 

運動をしていると、汗をかき体温を調節したり、動くためのエネルギーを作るために、体の中の水分を消費させます。

さらに、6月以降は、気温や湿度の上昇によって、その要素を高めます。

そうすると、体は「脱水」「ミネラル不足」が起こりやすくなります。

特に、体重の約2%に相当する脱水が起こると、筋力や持久力だけではなく、集中力や判断力なども低下しやすくなることが研究で報告されています。

 

スポーツでの怪我を予防するために具体的な改善方法

激しいスポーツの練習によって怪我が発生しないようにするためには、生活習慣を整えて、体を回復しやすい状態にすることが大切です。

そのための方法として、以下のことを紹介させていただきます。

湯船に浸かる入浴を行う

運動して、数時間後に、お湯の温度を38~41℃程度に設定した湯船に、10~15分ほど浸かることで、筋肉や関節周囲の血流が促進されます。

血液は酸素や栄養素を運ぶだけでなく、運動によって発生した老廃物や炎症物質を回収する役割も担っています。

実際に、温浴によって筋肉の血流が増加し、筋肉痛や筋損傷の回復に良い影響を与える可能性が報告されています。

また、次項目にも述べますが、運動によって興奮した神経が入浴によって静まりやすくなり、その結果、睡眠の質が向上することも期待できます。

湯船に浸かることはメリットが多いのですが、

・強い腫れがある

・熱感がある

・捻挫や肉離れなど怪我の直後で炎症が強い

などの場合は、温めることで症状が悪化することもあるため注意が必要です。

入浴の方法に迷った場合は、専門の医療機関に相談されることをおすすめします。

質の良い睡眠を十分に取る

スポーツによって痛めた体の組織の修復は、最も活発に行われる時間帯は、睡眠中です。

特に、深い睡眠時には、成長ホルモンの分泌が増加します。

成長ホルモンには、

・筋肉の修復

・骨の成長

・腱や靱帯の回復

などを促進する働きがあります。

成長期のお子さんの場合、睡眠不足が続くと疲労回復が遅れ、怪我のリスクも高まる可能性があります。

ですので、スポーツを頑張るお子さんほど、

・夜更かしを避ける

・寝る前のスマートフォン使用を控える

・毎日同じ時間に寝る

・お風呂にゆっくり入る

ことを意識することが大切です。

水分をこまめに補給する

暑くなる6月以降は、発汗量が増加します。

汗によって失われるのは水分だけではなく、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルも含まれます。

これらが不足すると、筋肉がつりやすくなったり、疲労が抜けにくくなったりする場合があります。

水分は、一度にたくさん飲んでも吸収できません。

一回の水分補給につき、コップ一杯分(200ml程度)を、運動後にはこまめに摂取するようにしてください。

また、ミネラルを補給するためには、味噌汁やおにぎり、バナナ、果物、豆類などを食事や補食に取り入れることも大切です。

特に長時間の練習や暑い日の運動後には、スポーツドリンクや経口補水液を活用することも有効です。

深い呼吸を意識する

意識して深い呼吸をすることも、スポーツによって起きた体の疲労を回復させるには重要です。

深い呼吸をすることで、十分な酸素を体に取り込めます。

酸素は、回復や活動の元となる体のエネルギーの生産の材料となります。

エネルギー材料である酸素の供給を促すことは、体の回復を促すことにもつながります。

また、激しい運動後は、体は興奮状態になっています。

その状態が続くと、睡眠の質が低下したり、筋肉の緊張が抜けにくいなど、回復効率が低下することがあります。

深い呼吸は、体をリラックスさせ、睡眠の質の向上や筋肉の緊張緩和にもつながります。

深い呼吸のコツとしては、

まずは口からゆっくり息を吐き切ってから、鼻からゆっくり息を吸うようにしてください。

この呼吸方法を、練習後や入浴後、寝る前に行うことで、疲労回復をサポートする効果が期待できます。

 

スポーツによる怪我を防止するために整骨院でお手伝いできること

スポーツによる痛みや怪我を防止するために当院では、

・姿勢バランス

・関節の動き

・筋肉の柔軟性

・体の使い方

を検査させていただいた上で、

・背骨や骨盤の調整

・関節の動きの調整

・筋肉のバランスの調整

・鍼灸治療

・電気治療

・セルフケア指導

などを、患者様に合わせたお身体のメンテナンス施術をさせていただきます。

 

スポーツによる体の痛みで専門の医療機関を受診する目安

次の症状がある場合は、整形外科や内科など専門の医療機関の受診し、精密な検査を受けることをおすすめします。

・急に強い痛みが出た

・腫れや熱感が強い

・体重をかけられない

・しびれや麻痺がある

・頭痛や吐き気を伴う

・痛みが出て数日たってもその度合いが変わらない

まとめ

 

お子さんがスポーツに励まれることは、心身を成長させるために非常に有効です。

ただ、打ち込むあまり、怪我をしてしまう場合もあります。

長く続く痛みや繰り返す怪我は、お子さん本人だけでなく保護者の方にとっても心配なものです。

そういったことが起きないように予防として、体の使い方や生活習慣、回復方法を少し見直すことをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来をご希望なのかを話し合い共有しながら治療にあたっております。

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