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春の到来で体に不調を感じる方に知ってほしいその理由と対処法予防法

2024.03.07 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,免疫,入浴,冷え,天候,天気,感染症,日常生活の動作,,,生活習慣,疲労,睡眠,肩こり,肩の痛み,背中の痛み,腰痛,花粉症,血流,関節,頭痛,風邪,首の痛み

 

道端の草も、青々とし始めて、春が到来しつつあるのを感じます。

冬から春に季節が移る時期は、寒暖差や気圧差が激しい時期でもあります。

そういった季節は、外部の環境の変化に、体をついていけず、疲労を感じやすくなります。

今年は特に、雨が多く、日中と夜の寒暖差が激しいため、当院の患者様も、ふらつきやだるさなどを訴えられる方が増えております。

そこで今回は、冬から春の季節の変わり目で、体に不調が起こりやすい理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、季節が変化しても体が順応しやすくなります。

 

 

 

冬から春の季節の変わり目の特徴による体への影響

 

冬から春にかけて、外部の環境がいろいろと変化していきます。それによっておこる体への影響を以下で紹介していきます。

 

過剰な免疫の活動

春になると、花粉や黄砂が飛び始めます。

また、動植物が冬眠から目覚め活動し始めるように、ウィルスや細菌も活動が促進します。

春になるとこれらが盛んに体へ侵入するため、それを阻止する免疫が体の各所で戦いを始めます。

そのため、体のあちこちで炎症を起こしやすくなり、体に不調を引き起こしやすくなります。

 

寒暖差・気圧差による疲労 

冬から春の季節は、日中は暖かく、日没後はグッと気温が下がります。

また、菜種梅雨という言葉があるように、雨の日が多くなり、気圧の変化が激しくなります。

体にとって、寒暖差は体温の調整、気圧差は酸素量の調整をするため、他の季節よりエネルギーが必要となり、疲労を引き起こしやすくなります。

 

体内時計の調整の不良 

人間の体は、太陽に照らされると活動モードとなり、春先は、冬に比べて、日の出・日の入りの時間が変化して、日照時間が長くなります。

それに合わせて、体の機能をオンオフに切り替える時間、つまり体内時計を調整する必要があります。

春先は、気温や天候の変化も激しいこともあり、体内時計の調整が難しくなります。

そのため、体内時計に狂いが生じ、睡眠の質の低下を招き、体に不調を呼び込みます。

 

 

 

冬から春の季節の変わり目に体調を整える方法

 

体の機能の調整は、自律神経でおこなわれます。

自律神経とは、意識をせずに自動的に体を調整してくれる神経です。

この自律神経は、体を活動モードにさせる交感神経と、回復やリラックスモードにしてくれる副交感神経に分かれます。

この二つの神経が、バランスよく働くことで、体は正常に機能します。

自律神経にアプローチすることで、冬から春の季節の変わり目でも、健康を維持できます。その方法を以下で紹介していきます。

 

体をさする 

 

皮ふに直接、タオルや手で、全身をゆっくりを優しくタッチして、5分間、さすってください。

皮ふに直接、刺激を加えることで、自律神経の調整され、血流の向上や体温の上昇、細胞がエネルギーを作る機能が促進などの効果がでます。

湯船につかって皮ふをさすると、より効果が高まります。

 

深呼吸をする

 

息を吸い込むときは交感神経が働きが促進し、息をはくときは副交感神経の機能が促進されます。

このように、呼吸と自律神経は、深い関係性があります。

自律神経を整えるための深呼吸のコツは、まず息をはく方に重点を置いてください。

それも深々とため息をつくように、息をゆっくりはき切ってください。

そうすると、息を吸い込みやすくなり、二つの自律神経の調整がうまくいきます。

 

湯船につかる

 

活動モードの交感神経と回復モード副交感神経の切り替えが、しっかり必要な時間帯は睡眠です。

睡眠時は、回復モードの副交感神経が優位な状態にする必要があります。

就寝するときに、その切り替えをスムーズにおこなうには、湯船につかって体温をいったんあげる必要があります。

お風呂を出て、上がった体温が1時間ほどかけて、ゆっくり下がってくると、体が睡眠モードに切り替わってきます。

その結果、自律神経の切り替えにメリハリが出て、睡眠のしつも上がり、体調が整いやすくなります。

湯船の温度は、39度〜41度で、10分を目安に使ってください。

 

 

 

まとめ

 

春が来ると、植物も芽吹き、日中も明るくなるので、新しいことが始まりそうでワクワクします。

それと同時に、冬との切り替わりで、体を合わせるのにエネルギーを使う時期でもあります。

そんな春先に、スムーズに順応できるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも春先になんとなく体に不調をお覚えるようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に自律神経の調整に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

新年、自律神経を整えて仕事のスタートをスムーズに

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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