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筋肉疲労 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

気がつくと口が半開きになるのはなぜ?健康への影響と改善方法は?

2026.06.22 | Category: いびき,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,呼吸,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,睡眠,睡眠時無呼吸症候群,筋肉疲労,顎の痛み,顎関節

 

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、お身体のメンテナンスに来られている20歳代男性の方から、最近のお体の状態をお聞きしている話の流れの中で、

「気がついたら、口が半開きになってしまうクセがあるんですよ・・・」

ということをお聞きしました。

意図せず口が半開きになってしまう症状は、

「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」

と呼ばれる状態で、子供では口腔機能発達不全症の一つとしてみられることがあります。

近年は子供から若年層まで、口が開いたたまになっている方が増えていることが指摘されます。

それをそのままにしておくと、健康に問題を引き起こす可能性があります。

そこで今回は、「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」への対策と要因や健康への影響などについて、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

自然と口が開いてしまうことを改善するためのポイント

日常生活を送っている中で、自然と口が半開きで開いてしまうことを改善するためのポイントを、結論からお伝えすると、

「口の周りの筋肉を鍛えながら、鼻呼吸を習慣化する」

ことで改善しやすくなります。

 

今すぐできる具体的な口とじを訓練方法

まずは、以下のような今すぐできることから試しててみてください。

・唇を軽く閉じて、ストローやボタンなどを唇で1分程度くわえる

・唇を軽く閉じて、舌を上の前歯の少し上の歯茎に当てて、鼻呼吸をする

・「うー」「いー」とう発声を繰り返す

これだけでも、口を閉じる習慣をつけるための訓練になります。

 

口をとじる筋肉とその役割

顔には色々な筋肉が存在しますが、その中の一つに、

「口輪筋(こうりんきん)」

と呼ばれる口を閉じるための筋肉があります。

口を閉じる動作は、呼吸・食事・発音・表情といった日常生活には欠かせないことにつながります。

 

口をとじる筋肉が低下することで起きる健康リスク

口輪筋が弱まると、

・口呼吸になりやすくなる

・口の中が乾燥し、虫歯や感染症の発生リスクが高まる

・歯並びやアゴの発達に影響する

・食べものを噛む機能が低下する

・発音が不明瞭になったり、滑舌が悪くなる

・睡眠の質が低下しやすい

・姿勢や顔つきに影響する

といった健康リスクが高まります。

 

口をとじる筋肉が低下する要因

口輪筋が弱くなる主な要因は、

・口のみで呼吸をすることが多い

・鼻炎や花粉症などによって鼻づまりの状態が続いている

・柔らかい食事を摂ることが多く、噛む動作が不足している

・舌の位置が低く、普段から下顎側に落ちている(低位舌)

・猫背や顔を前に突き出すような姿勢

・歯並びや顎の問題で噛み合わせが悪い

のは、日常生活の中で習慣していたり、体の状態としてとしてあれば、口唇閉鎖不全の発生が高まりやすくなります。

 

口を閉じる機能低下をチェックする方法

口を閉じる筋肉が低下するなどして口腔閉鎖不全が起こると、日常生活で、自然と口が半開きになることが多くみられます。

本当に口を閉じる機能が低下してしているかを、簡単に確認する方法として、

「唇を閉じようとすると、アゴ先に梅干しのようなしわが現れる」

かをチェックしてください。

これは、口が閉じにくいため、それを補助するために、アゴ先の筋肉を使わなくてはいけないため、アゴ先にシワがよってしまう現象が起きます。

 

口を閉じる筋肉を改善するための方法

口唇閉鎖不全の発症の要因はさまざまありますが、その中の一つとして、唇の周囲の筋肉が関与していると考えられます。

そういった場合の対策として、その筋肉を鍛えることが有効と考えられています。

以下で、その具体的な方法を紹介させていただきます。

唇を閉じて鼻呼吸をキープするトレーニング

軽く唇を閉じて、鼻で呼吸する状態を、10秒間キープし、それを10回、1日2~3セット

繰り返してください。このトレーニングのポイントは、唇を軽く閉じるが重要で、アゴに梅干しのようなしわができるほど力まないようにしてください。

 

ストローを唇でくわえるトレーニング

ストローを唇だけでくわえる(歯で噛まない)状態を、30秒~1分保持してください。

慣れたらストローの先に、少量の水を吸った軽い紙を付けた状態で保持するといった感じで、負荷を少し上げてストローを保持するトレーニングも有効です。

 

発声トレーニング

・「うー」と唇をしっかり前へ突き出して発生する

・「いー」で口角を大きく横へ引いて発生する

を、20~30回ゆっくり繰り返す。

 

舌の正しい位置を覚えるトレーニング

口唇閉鎖不全は、唇だけでなく舌の位置とも関係します。

ですので、正しい舌の位置を確認することが重要です。口の中を、

・舌先が上の前歯の少し後ろの歯茎部分

・舌全体が上顎に軽く接触

・唇は軽く閉じる

・歯は軽く離す

といった状態にするように、日中意識するだけでも改善につながります。

 

口唇閉鎖不全で医療機関を受診した方がよい目安

「口唇閉鎖不全」そのものは緊急性の高い病気ではありませんが、原因によっては医療機関を受診した方がよい場合があります。

口が半開きになってしまう以外に、以下ののような症状がある場合は、一度専門医に相談することをおすすめします。

口呼吸が慢性化している

・日中も口が開いている

・寝ているときも口呼吸

・朝起きると口が乾く

・鼻づまりが続いている

このような場合は、 アレルギー性鼻炎副鼻腔炎、アデノイド肥大、鼻中隔湾曲症、などが原因で、鼻の障害が出ていることがあります。

耳鼻咽喉科や呼吸器科などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

 

歯並びや噛み合わせが気になる

・出っ歯

・前歯が閉じない(開咬)

・顎が小さい

・受け口

などがある場合は、歯やアゴに問題がある場合があります。

歯科や口腔外科などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

 

発音や食べ方に問題がある

・サ行やパ行が発音しにくい

・食べこぼしが多い

・飲み込みが苦手

・いつまでも口を開けて食べる

といった場合は、歯や舌機能の問題が関係している可能性があります。歯科や耳鼻咽喉科、言語療法士ががいる病院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

睡眠に影響が出ている

・強いいびき

・寝ても疲れが取れない

・日中眠い

・呼吸が止まると言われた

場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあります。

耳鼻咽喉科、呼吸器内科、睡眠外来などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

 

整骨院ができること

整骨院では、口唇閉鎖不全に対して、確定した診断はできません。しかし、自然と口が半開きとなる要因の一つに、

・猫背

・頭が前に突き出す姿勢

・姿勢不良で呼吸がしにくい

・首や顎周囲の筋緊張

がありますので、その改善に関してはお手伝いすることができます。

まずは、鼻づまりや歯並びなどの根本原因が疑われる場合は、耳鼻咽喉科や歯科を受診することが優先していただいて、その上でご相談いただければ幸いです。

まとめ

常に口が開いているかどうかは、なかなか自覚しづらいことも多いです。

ご自身で意識して口の状態を見るか、第三者からみてもらって、状態を把握することも重要です。

その後、改善のための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

疲れがたまると呼吸がしにくくなる理由と今日からできる対処方法

スマホ使用時間の長い20代に起こるあごの関節トラブルとその対処法

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

スポーツ後の回復不足が怪我の原因?子どもの体を守る方法とは

2026.06.11 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,入浴,,天気,栄養・食事・飲み物,水分,熱中症,生活習慣,疲労,睡眠,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,脱水症,血流,運動,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

6月に入ると、お子さんたちが励まれているスポーツの大会が増え、それに向けて練習量が増加します。

また、気温や湿度も高くなり始める中での練習のため、お子さんのお体には想像以上の負担がかかっています。

「練習は頑張っているが、怪我を繰り返してしまう」というご相談は、当院でも非常に多くいただきます。

そこで今回は、大会に向けてスポーツでの怪我を防ぐための方法や、運動をすることで体の中で起きるメカニズムなどを、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

スポーツによる怪我を防止するために意識すべきこと

お子さんがされておられるスポーツによって、怪我をなるべく回避するための方法を結論からお伝えすると、

「練習後に体の回復を促す習慣をつける」

ことが重要になります。

スポーツ前の準備体操や運動中の水分補給や休憩なども、怪我防止にとって重要です。

しかし、運動によって傷ついた筋肉や関節、腱などの組織の回復が遅れ、疲労が蓄積していると、運動前や運動中の対策をしていても、その効果が出にくくなります。

 

今すぐできる日常生活で回復習慣を整える方法

成長期のお子さんの体を守るうえで、今すぐできる運動後に体の回復を促すための対処法として、

・練習後にお湯の温度を38~41℃に設定した湯船に10~15分浸かる
・寝る30分前からスマートフォンを控え、睡眠の質を上げる
・練習後に水分とミネラルをこまめに補給する
・寝る前に深呼吸を5回行う

これだけでも、スポーツによって起きる疲労感や筋肉の張りなどが軽くなるケースがあります。

 

やってはいけない習慣

次のような行動は、疲労の蓄積や怪我のリスクを高める可能性があります。

・シャワーだけで済ませる
・夜遅くまでゲームやスマートフォンを使用する
・喉が渇いてから水分補給する
・痛みがあるのに無理して練習を続ける

大会に向けて疲労や痛みがあるが、頑張らないといけない状況であるなら、なおさら、しっかり回復することために、生活習慣を整えることを大切にしてください。

 

運動によって体に起きるメカニズム

スポーツクラブや部活動で、されておられるスポーツの熟練度や精度を上げるためには、体力を消耗し、全力で激しい練習をする方も多いかと思われます。

そうする中で、スポーツによる怪我が起こるのでしょうか?それは、

「体の修復スピードよりもダメージを受けるスピードが上回るから」

です。

筋肉や関節は練習のたびに少しずつ傷ついています。

本来であれば、睡眠や休息によって修復されますが、回復が追いつかない状態が続くと疲労が蓄積し、やがて、練習に体がついていかず痛みや怪我として現れてきます。

また、一時的に痛みがなくなっても、根本的な疲労や組織への負担が残っていれば、怪我の再発を繰り返してしまう場合もあります。

以下で、そういったメカニズムを具体的に説明させていただきます。

小さな傷が蓄積するため

運動する中で、ダッシュやジャンプなど急発信や急停止などの動作では、筋肉が強く引き伸ばされながら力を発揮します。

これを繰り返していると、筋肉の繊維の内部では微細な損傷が発生し、それが筋肉痛につながる場合もあります。

そして運動による筋肉の成長は、損傷した筋肉の繊維が修復する過程によって起こると考えられています。

本来であれば、修復によって筋肉は以前より強くなりますが、回復不足が続くと柔軟性が低下します。

その状態で動き続けると、筋肉の繊維が大きく傷つき、いわゆる“肉離れ”の原因になることがあります。

体の中に活性酸素が増加するため

運動中は、大量の酸素が消費され、その過程で、「活性酸素」が増加します。

活性酸素は、細菌やウイルスから体を守る働きがありますが、過剰になると細胞を傷つける作用があります。

そのため、疲労感が抜けない・筋肉がだるい・回復が遅いなどといった状態につながることがあります。

体の水分量が低下するため

 

運動をしていると、汗をかき体温を調節したり、動くためのエネルギーを作るために、体の中の水分を消費させます。

さらに、6月以降は、気温や湿度の上昇によって、その要素を高めます。

そうすると、体は「脱水」「ミネラル不足」が起こりやすくなります。

特に、体重の約2%に相当する脱水が起こると、筋力や持久力だけではなく、集中力や判断力なども低下しやすくなることが研究で報告されています。

 

スポーツでの怪我を予防するために具体的な改善方法

激しいスポーツの練習によって怪我が発生しないようにするためには、生活習慣を整えて、体を回復しやすい状態にすることが大切です。

そのための方法として、以下のことを紹介させていただきます。

湯船に浸かる入浴を行う

運動して、数時間後に、お湯の温度を38~41℃程度に設定した湯船に、10~15分ほど浸かることで、筋肉や関節周囲の血流が促進されます。

血液は酸素や栄養素を運ぶだけでなく、運動によって発生した老廃物や炎症物質を回収する役割も担っています。

実際に、温浴によって筋肉の血流が増加し、筋肉痛や筋損傷の回復に良い影響を与える可能性が報告されています。

また、次項目にも述べますが、運動によって興奮した神経が入浴によって静まりやすくなり、その結果、睡眠の質が向上することも期待できます。

湯船に浸かることはメリットが多いのですが、

・強い腫れがある

・熱感がある

・捻挫や肉離れなど怪我の直後で炎症が強い

などの場合は、温めることで症状が悪化することもあるため注意が必要です。

入浴の方法に迷った場合は、専門の医療機関に相談されることをおすすめします。

質の良い睡眠を十分に取る

スポーツによって痛めた体の組織の修復は、最も活発に行われる時間帯は、睡眠中です。

特に、深い睡眠時には、成長ホルモンの分泌が増加します。

成長ホルモンには、

・筋肉の修復

・骨の成長

・腱や靱帯の回復

などを促進する働きがあります。

成長期のお子さんの場合、睡眠不足が続くと疲労回復が遅れ、怪我のリスクも高まる可能性があります。

ですので、スポーツを頑張るお子さんほど、

・夜更かしを避ける

・寝る前のスマートフォン使用を控える

・毎日同じ時間に寝る

・お風呂にゆっくり入る

ことを意識することが大切です。

水分をこまめに補給する

暑くなる6月以降は、発汗量が増加します。

汗によって失われるのは水分だけではなく、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルも含まれます。

これらが不足すると、筋肉がつりやすくなったり、疲労が抜けにくくなったりする場合があります。

水分は、一度にたくさん飲んでも吸収できません。

一回の水分補給につき、コップ一杯分(200ml程度)を、運動後にはこまめに摂取するようにしてください。

また、ミネラルを補給するためには、味噌汁やおにぎり、バナナ、果物、豆類などを食事や補食に取り入れることも大切です。

特に長時間の練習や暑い日の運動後には、スポーツドリンクや経口補水液を活用することも有効です。

深い呼吸を意識する

意識して深い呼吸をすることも、スポーツによって起きた体の疲労を回復させるには重要です。

深い呼吸をすることで、十分な酸素を体に取り込めます。

酸素は、回復や活動の元となる体のエネルギーの生産の材料となります。

エネルギー材料である酸素の供給を促すことは、体の回復を促すことにもつながります。

また、激しい運動後は、体は興奮状態になっています。

その状態が続くと、睡眠の質が低下したり、筋肉の緊張が抜けにくいなど、回復効率が低下することがあります。

深い呼吸は、体をリラックスさせ、睡眠の質の向上や筋肉の緊張緩和にもつながります。

深い呼吸のコツとしては、

まずは口からゆっくり息を吐き切ってから、鼻からゆっくり息を吸うようにしてください。

この呼吸方法を、練習後や入浴後、寝る前に行うことで、疲労回復をサポートする効果が期待できます。

 

スポーツによる怪我を防止するために整骨院でお手伝いできること

スポーツによる痛みや怪我を防止するために当院では、

・姿勢バランス

・関節の動き

・筋肉の柔軟性

・体の使い方

を検査させていただいた上で、

・背骨や骨盤の調整

・関節の動きの調整

・筋肉のバランスの調整

・鍼灸治療

・電気治療

・セルフケア指導

などを、患者様に合わせたお身体のメンテナンス施術をさせていただきます。

 

スポーツによる体の痛みで専門の医療機関を受診する目安

次の症状がある場合は、整形外科や内科など専門の医療機関の受診し、精密な検査を受けることをおすすめします。

・急に強い痛みが出た

・腫れや熱感が強い

・体重をかけられない

・しびれや麻痺がある

・頭痛や吐き気を伴う

・痛みが出て数日たってもその度合いが変わらない

まとめ

 

お子さんがスポーツに励まれることは、心身を成長させるために非常に有効です。

ただ、打ち込むあまり、怪我をしてしまう場合もあります。

長く続く痛みや繰り返す怪我は、お子さん本人だけでなく保護者の方にとっても心配なものです。

そういったことが起きないように予防として、体の使い方や生活習慣、回復方法を少し見直すことをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来をご希望なのかを話し合い共有しながら治療にあたっております。

抱っこひもで肩がしんどいときはどうすればいいのか?

2026.05.28 | Category: ゆがみ,予防,姿勢,家事,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち方,筋肉疲労,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,育児,背骨,腰痛,血流,関節,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、乳幼児のお子さんがいらっしゃる30歳代の女性の方が、肩こりを訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、

「抱っこヒモが肩に食い込んで・・・」

「子供用品が入ったカバンを肩に斜めがけにしているせいもあって・・・」

「肩がこってしんどいし、腕もあげにくくなっているし・・・」

とのこと。

このまま放置していると、どんどんしんどくなっていくのではないかと思って、リセットしようと受診されたそうです。

このように、日々、成長して体重が増えていくお子さんを抱っこヒモで抱えて行動していることで、肩こりを発症されるお母さん方は少なくありません。

そこで今回は、抱っこヒモによる肩こりへの対策と抱っこヒモが体に与える影響について、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

抱っこヒモによる肩こりを防ぐためのポイント

抱っこヒモで起きる肩こりを予防するためのポイントを、結論からお伝えすると、

・抱っこヒモの装着の調整

・荷物を持つカバン

・姿勢の持続時間

の3つを見直して、肩に負担を集中させないことが重要です。

 

今すぐできる対処法

まずは、以下の今すぐできることから試してみてください。

・抱っこヒモの肩ベルトと腰ベルトを体に密着させるように調整し、こまめに締め直す

・子供用品や買い物が入ったカバンは、片側の肩だけで持たず、リュック型に変更する

・30~60分に1回は抱っこヒモを外して、肩甲骨を動かしたり背筋を伸ばす

これだけでも症状が軽くなるケースがあります。

 

抱っこヒモが姿勢に及ぼす影響

抱っこヒモを使うと、赤ちゃんの重さが身体の前面に集中します。

そのままの状態で動くと、前に倒れてしまいますので、人は無意識に無理にバランスを取ったり、動き方を変えたりします。具体的には、

・体幹が後方へ傾く

・歩幅が小さくなる

・股関節やひざの動きを減少させる

・体幹の回旋が減少させる

など、歩行や姿勢に変化が生じます。さらに、抱っこヒモの構造によっては、

・頭が前へ出る

・猫背になる

・骨盤が後に傾く状態が強くなる

・肩が内巻きになる

といった姿勢変化も起きやすくなる。

そういったことで、抱っこヒモは便利である一方、長時間、使用すると肩を含めた全身の姿勢バランスを崩しやすくする状態も引き起こします。

 

抱っこヒモで肩こりが起きやすくなる理由

子供を抱っこして外出して動き回る際に、抱っこヒモを使用することで、肩こりが起こりやすくなる理由として、以下のことが考えられます。

 

肩だけで赤ちゃんの重さを支えてしまうため

抱っこヒモの研究では、時間が経過するにつれて肩部への荷重割合が増加し、肩の負担が増えることが報告されています。

そして、赤ちゃんの重みや動いているうちに、抱っこヒモが緩んで、お母さんの体と赤ちゃんとの密着度が低くなると、赤ちゃんの体重が肩ベルトへさらに集中します。

それに加えて、抱っこヒモで赤ちゃんを抱えている上に、他に荷物やカバンを持って、長時間、動くことが加わると、赤ちゃんや荷物を支えている肩に負荷が持続的にかかります。

それによって肩周辺の組織が緊張し、慢性的な肩こりを生じやすくする。

 

反り腰・猫背が同時に起きるため

抱っこヒモを装着していると、赤ちゃんの重さのために重心が前にかかるため、腰を後ろへ反ってバランスを取ります。

しかし同時に、赤ちゃんやスマホを見たりするなど、で首が前へ出るため、ストレートネックや猫背にもなります。

つまり、抱っこヒモを使って、長時間、行動していると、体に負荷をかける姿勢を同時進行しやすくなります。

その結果、負荷が肩に集中して肩こりが起きやすくなる。

 

肩甲骨が動きにくくなるため

抱っこヒモを装着していると、安定性のために胸から背中にかけて固定されます。

そうなると、肩甲骨の動きにも制限が起きます。

肩甲骨には、肩周辺の多くの筋肉が付着しています。

肩甲骨の動きが制限されるということは、肩の動きが低下することで、肩周辺の血流が低下し、肩周辺の筋肉やじん帯などに血液を通してのエネルギー供給が滞ります。

その結果、筋肉の機動性や、疲労の回復が低下して、肩こりが発生しやすくなる。

 

具体的な抱っこヒモによる肩こりへの3つの対策

冒頭でも簡潔に述べましたが、抱っこヒモによる肩こりを予防するための対策を、以下でより具体的に紹介させていただきます。

抱っこヒモ自体を見直す


抱っこヒモを選ぶときに最も大切なのは、肩と腰に負担が集中しにくいこと、そして自分の体格と生活スタイルに合っていることです。

抱っこヒモの構造として、具体的には、

・幅広の肩ベルト

・厚みのある腰ベルト

・腰パッド

・背中全体で支える構造

があると、より肩への集中的な負担が分散しやすくなります。

また、抱っこヒモを装着した際に、赤ちゃんの位置が低いと、赤ちゃんの体重と重力で前へ引っ張る力が強くなります。

ですので、抱っこヒモで赤ちゃんを抱えた際に、「お母さんのおへそ~みぞおち付近」に赤ちゃんが来る高さに来るかもポイントになります。

他には、小柄・なで肩・細身の方は、抱っこヒモがズレやすいことがあります。

それを防ぐためにも、クロス装着対応のものや肩ベルトが立体的、フィット感調整が細かいモデルの抱っこヒモを選んでください。

荷物を運ぶ際の工夫


抱っこヒモを利用して赤ちゃんと外出する際には、財布やスマホだけでなく、おむつや飲み物など赤ちゃんのための用品も一緒に持ち運ばなければなりません。

その荷物入れるカバンを、肩に斜め掛けするタイプのバッグにすると、荷物は取り出しやすいメリットがあるため、選択肢がちです。

しかし、肩に斜め掛けするタイプのバッグは、片方の重さをかけるため、首や肩が引き下げられたり、背骨にねじれを引き起こします。

抱っこヒモと肩に斜め掛けするタイプのバッグを同時使用すると、バランスを保つためにより肩の負荷を上げることになり、肩こりの悪化につながります。ですので、

・荷物を軽量になるよう心がける

・カバンをリュックタイプにする

・ベビーカーを併用する

など、荷物が肩にかかる負担を減らす工夫も重要です。

 

抱っこし続ける時間を減らす

肩こりは、赤ちゃんの重さだけでなく、抱き続ける持続時間にも大きく要因があります。

外出中でも、

・途中でお子さんを抱っこヒモから降ろす

・ベンチに座って休憩を入れる

・家族と抱っこを分担する

など、同じ姿勢を続けないようにすることが重要です。

また、抱っこヒモで締めているベルトも、動いているうちに緩んできます。

ですので、抱っこヒモで締めているベルトを、こまめに締め直して、赤ちゃんとお母さんの密着度をあげて、肩にかかる負担を防ぐことも大切です。

 

抱っこヒモによる肩こりに対して当院でお手伝いできること

赤ちゃんの育児中は、抱っこヒモの装着だけでなく、授乳や家事・睡眠不足も体調不良の要因となります。

ですので、お母さん方の育児の状況をお聞きした上で、

・立った際の姿勢のバランス

・座った時の姿勢のバランス

・肩や背骨、股関節の動き

・骨盤の傾き

・背中やお腹など筋肉の状態

などを検査した上で、

・動きが悪くなっている関節の調整

・背骨、骨盤、股関節の矯正

・筋肉バランスの調整

・鍼灸治療

・電気治療

・日常生活でのアドバイス

などを中心に治療を行うことで、少しでも日常生活を快適に過ごせるよう努めさせていただきます。

まとめ

育児中のお母さん方にとって、抱っこヒモは、赤ちゃんを抱えながら行動するには、なくてはならないものです。

便利な反面、使用する時間が長くなると、お母さんの体のいろいろな部分に大きな負担をかけます。

肩こりのみならず、腰やひざなど他の部位を痛めないためにも、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

肩こりを自覚できないことはある?隠れ肩こりが起こる理由とは

2026.05.25 | Category: スマホ首,デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,五十肩,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉疲労,職業病,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,背骨,血流,関節,首の痛み,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院、院長の久木崇広です。

先日、最近、お仕事を退職された40代女性の方が、肩こりを訴えて来院されました。

詳しくお話をうかがうと、
「仕事をやっているときは肩こりなんて全く感じなかったのに、仕事を辞めて家にいるようになってから、急に肩がこってきて、気分まで悪くなってしんどいんです」
とのことでした。

実はこのようなケースは珍しくありません。

私の10年以上の臨床経験では、「肩こりがない」のではなく、肩の負担があってもそれを肩こりとして自覚できていない方が少なくありません。

こうした“隠れ肩こり”をそのままにしていると、肩こりだけでなく、睡眠の質の低下、疲労の回復の遅れ、やる気の低下など、さまざまな不調につながることがあります。

そこで今回は、なぜ肩こりを感じにくくなる現象が起きるのか、隠れ肩こりのチェック方法、そして今すぐできる対処法について、わかりやすくお伝えします。

 

肩こりが自覚できない理由

肩こりが起きているのに、それを自覚しにくくなる理由を結論から言えば、

“脳や神経が痛みや不快感の情報を調整しているため”

だと考えられます。

たとえば、足で尖ったものを踏むと、その痛みをきっかけに瞬時に足を引っ込めます。

痛みは、体を守るための警告ブザーの役割を果たしています。

その一方で、私たちは仕事や家事など、日常生活のなかで常にさまざまな刺激を受けています。

もし痛みや不快感を感じるたびに動きを止めてしまえば、日常生活を続けることが難しくなります。

そのため脳や神経は、そのときの状況に応じて感覚の伝わり方を調整し、不快感を感じにくくすることがあります。

肩こりも同じです。

肩や首に負担がかかっていても、仕事に集中している間は作業が優先されるため、肩の重だるさや張り感が意識にのぼりにくくなり、肩こりを感じにくい状態が起こります。

そして、仕事を辞めて生活の緊張が少しゆるんだとき、それまで感じにくかった肩の負担を、急に強く自覚することがあります。

これが、いわゆる「隠れ肩こり」の発症と表面化する背景の一つと考えられます。

 

肩こりのセルフチェック

「肩こりはない」と思っていても、実際には体が小さなサインを出していることがあります。

ご自身に隠れ肩こりの可能性があるかどうか、簡単に確認できるセルフチェックとして、

・午後になると頭が重くなりやすい

・目が疲れやすく、光がまぶしく感じる

・手先の冷え、むくみ、しびれが気になる

が起きているかどうかを確認してみてください。

3つのうち、1つでも当てはまる場合は、隠れ肩こりの可能性があります。

当てはまる場合は、すみやかに肩こりへの対策を行うことをおすすめします。

隠れ肩こりへの対策

セルフチェックで1つでも当てはまった方は、肩や首まわりに気づかないうちに負担がたまっている可能性があります。

こうした場合は、日常生活の隙間時間でもできる体操をおこない、それを積み重ねることで、隠れ肩こりを改善することが期待できます。

そのための方法を、以下で紹介させていただきます。

肩をすくめて、ゆっくり下ろす

①両肩を耳に近づけるようにゆっくり持ち上げ、そのまま3秒ほど保ちます。

②その後、息を吐きながら力を抜いて、ストンと肩を下ろしてください。

これを5回ほど繰り返します。

 

肩甲骨を軽く寄せる

①背筋を軽く伸ばし、左右の肩甲骨を背中の中央に寄せるようにゆっくり動かします。

②そのまま3秒ほど保ち、ゆっくり元の姿勢に戻します。

これを5回ほど行います。

 

背伸びをする


①両腕を上に上げて、背中が伸びるように、背伸びをします。

②そのまま3秒ほど保ち、ゆっくり両腕を下ろします。

これを5回ほど行います。

 

隠れ肩こりに対して当院でご協力できること

当院では、特にお身体に痛みがなくとも、健康維持のために、お身体のメンテナンスのための施術もおこなっております。

実際、受けておられる患者様の中にも、自分では感じていなかったけれども、体の歪みや動きの悪さなど気づいていただけることも多いです。

そのなかには、お身体のメンテナンスを受けることで、肩こりに気づかれる方もいらっしゃいます。

お身体のメンテナンスでは、まずは、お仕事や趣味・家事など、患者様の日常生活の状況をお聞きします。

また、お身体に対するお悩みや希望なども同時に伺います。そういった上で、

・姿勢バランス
・関節の動き
・筋肉の状態

などを検査します。その結果を受けて、

・骨盤、背骨、股関節などの調整
・筋肉のバランスの調整
・鍼灸治療

・電気治療
・日常動作のアドバイス

など患者様の状態に合わせて施術を行います。

急に肩こりを感じた際に医療機関への受診が必要な場合

今まで肩こりを感じていなかったのに、急に肩こりを激しく感じるとともに、以下の症状がある場合は、重篤な心臓や脳などの病気が発症している可能性があります。

・これまでにない突然の強い痛み

・胸痛、息苦しさ、冷や汗

・強いしびれ、力が入りにくい

・ろれつが回りにくい、歩きにくい

・発熱や強い頭痛を伴う

などの場合は、すぐに内科や脳外科・循環器などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

 

まとめ

肩こりの発症は、頭痛や集中力の低下など、心身にいろいろな不調を伴います。

肩こりが起きるということは、ある意味、心身の不調が連鎖的に起きていくサインでもあります。

そんな肩こりからのお知らせを見逃さず、健康に日小生活を過ごすためにも、早めにケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

 

デスクワークでの肩こりは巻き肩が原因かも?そのセルフケアの方法は?

座りっぱなしのデスクワークで腰痛のお困りの方に知ってほしい原因とその解消テクニック

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

毎日、中腰で家事をすしていると腰に痛みを感じるのはなぜ?

2026.05.21 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,家事,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,関節,骨盤

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

掃除機をかけたり、洗濯かごを持ち上げたりするなど家事をする際に、体を前方に傾ける姿勢である

“中腰”

になることが多いと思われます。

そして、中腰の姿勢をとると、腰に痛みを感じて、家事をするのがつらいという方が少なくありません。

そこで今回は、中腰姿勢による腰への負担を減らすためのポイントと中腰姿勢が腰に与える影響について、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

結論:股関節を意識して中腰姿勢をとる

中腰姿勢による腰への負担を減らすためのポイントについて、結論からお伝えすると、

「股関節を中心軸にして腰を曲げる」

を意識することで改善しやすくなります。

当院で患者様に、家事をするときにとる中腰姿勢を実際にしていただくと、背骨の腰の部分だけを曲げてしまっていることを多くみうけます。

腰を曲げるという動作は、背骨と骨盤と股関節が連動しておこなわれます。

背骨と骨盤と股関節の中で、もっとも動かせる範囲が広いのは股関節です。

ですので、動きやすい股関節を軸にして、背骨と骨盤を協調させて腰を曲げる動作をすることが、過度の腰への負荷を避けることができます。

今すぐできる中腰姿勢をするためのポイント

中腰姿勢で腰にかかる負担を軽くするための今すぐできるポイントでとして、以下のようなことから試してみてください。

 

・股関節を軸に腰を曲げることを具体的に言えば、「足の付け根に折れ目を作るように身体を前に倒す」ということになります。

 

・中腰姿勢をとるための動作の順番は、「軽く背骨の曲げる」→「股関節を軸に骨盤を前に倒す」といったリズムで行う

・足を軽く肩幅に開いて、少しだけつま先を外へ向けると、足の付け根から身体を折りたたみやすくなります。

これだけでも症状が軽くなるケースがあります。

 

中腰姿勢が腰に与える影響


姿勢よって腰にかかる負担の変化の研究によると、立っている姿勢より中腰姿勢は、1.5倍もの負担が増加すると報告されています。

さらに、中腰姿勢で荷物を持つと、2.2倍もの負担が増加する結果も出ています。

つまり、中腰姿勢をとるということは、腰に負担をかけることは避けられません。

その中でも、少しでも負担をかけないように中腰姿勢をとるためには、背骨と骨盤と股関節をうまく協調させる必要があります。

 

中腰姿勢をとる動作のメカニズム


腰を曲げたり伸ばしたりする動作は、単に腰だけを曲げているのではなく、

・腰椎(腰の背骨)

・骨盤

・股関節

を連動させています。

この連動した動きは、「腰椎骨盤リズム(ようついこつばんリズム)」と呼ばれています。

腰を曲げるとき、序盤は腰の背骨と骨盤が同時に前に傾き、さらに曲げていく際には、骨盤と股関節が同時に前に傾く割合が大きくなります。

このリズムが正常であると、腰への負担が分散され、動作が滑らかになり、さらに、力を効率よく使えるようになります。

 

中腰姿勢で腰痛を引き起こしやすくする身体的な要因

中腰は、背骨と骨盤と股関節が連動してとる姿勢であるため、

・股関節が十分に動かない

・骨盤の前傾が少ない

・腰椎の動きが過剰

などという状態が起きていると、腰椎骨盤リズムが乱れて、腰痛が発生しやすくなります。

中腰動作をする際に、意識としては、股関節を中心軸にして動くことが大事ですが、それとともに、背骨と骨盤と股関節の動きを整えることが腰痛予防として重要になります。

 

スムーズに中腰姿勢をとるためにしてほしい体操

中腰動作を楽にするためには、腰だけではなく、股関節と骨盤を動かしやすくする必要があります。

そのための体操方法を、以下で紹介させていただきます。

骨盤を前後にゆらす体操

①背筋を軽く伸ばして、イスに浅く座る

②骨盤を前へ倒す

③次に骨盤を後ろへ倒す

②と③を5回繰り返してください。

 

股関節から曲げる体操

①背筋を軽く伸ばして、足を肩幅程度に開き、イスに浅く座る

②開いた足の間に、足の付け根からお辞儀するように、体を前に倒して5秒間キープする

③5秒たったら、体をゆっくり起こして、元の姿勢に戻す

この一連の動作を5回繰り返してください。

背骨まるめ・伸ばし体操

①床に手と膝をついて、四つ這いになります

②その状態で、ゆっくり背中を丸める

③次に、背中をゆっくり軽く伸ばす

②と③を5回繰り返してください。

 

中腰姿勢することで起きる腰痛に対して当院がご協力できること


中腰姿勢で家事をするたびに、腰の痛みを感じる患者様に対して、当院では日常生活の状況や他のお体の状態を詳しくお聞きした上で、
・股関節、骨盤の動きの検査

・背骨の歪みや動きの検査

・腰周辺の筋肉のバランス検査
などをおこない、
・骨盤、背骨の歪みの調整

・股関節の可動性の調整

・腰周辺の筋肉のバランスの調整
・鍼灸治療

・電気治療

・日常生活のアドバイス

などを患者様のお身体に合わせて、施術させていただきます。

 

中腰による腰痛で注意すべき場合


中腰姿勢で痛む腰痛の多くは、筋肉や関節への負担によるものです。

しかし、安静時にも腰が強く痛む、発熱がある、足に力が入りにくい、排尿・排便異常がある場合は、重篤な病気が隠れている可能性があります。

そのような場合は、すみやかに内科や整形外科など専門の医療機関を受診し、精密な検査を受けられることをおすすめします。

 

まとめ

毎日の家事で、中腰姿勢をするたびに、腰に痛みを感じていると、ご自身がつらいだけでなく、ご家族からも心配されてしまいます。

そうならないためにも、早めに中腰による腰痛を軽減させるための正しい動作やケアをされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

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