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受験期の要注意!長時間、同じ姿勢で勉強していると効率が落ちる?

2026.02.09 | Category: スマホ首,予防,体操・ストレッチ,姿勢,生活習慣,疲労,筋肉疲労,肩こり,背中の痛み,血流,,首の痛み

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

2月に入り、本格的な受験シーズンに入りました。

受験をがんばるお子さん本人も大変ですが、その様子を見守る親御さんも、

「体調は大丈夫かな?」

「このままの生活で最後まで走り切れるだろうか?」

と、心配や不安を抱えながら日々を過ごしておられると思います。

その中でも、とくに見落とされやすいのが、「勉強中の体の姿勢」です。

お子さんが長時間、同じ姿勢で机に向かっていると、頑張っている姿に見えますが、実はその姿勢が原因で、脳への血流や呼吸の状態が悪くなり、かえって集中力や勉強の効率を下げてしまうことが分かってきています。

そこで今回は、お子さんが長時間、同じ勉強姿勢でいると集中力が落ちてしまう理由と親御さんが気をつけてみてあげて、受験生の姿勢と集中力を助ける具体的な方法についてお伝えします。

 

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同じ姿勢で勉強を続けると集中力が落ちる理由

入試直前の受験生の勉強に費やす時間の調査によると、平日は5時間以上、休日は10時間以上と報告されています。

それだけ長い時間、机に向かっているということは、体を動かさない、つまり、「同じ姿勢」でいる状態が1日の中で多くなります。

勉強をしようとするモチベーションは素晴らしいですが、その一方で、体の構造上、勉強効率が落ちてしまうというデメリットも発生します。

以下で、そうした事態が起きてしまう理由を紹介させていただきます。

 

筋肉疲労が発生しやすくなる

最近の受験勉強では、ノートや参考書だけではなく、タブレット・スマホを利用することも多いとお聞きします。

そうすると、多くの場合、

「顔を前に突き出して下を向く姿勢」

になりがちです。

この姿勢が続くと、約4~6kgほどもある頭の重さを、首の筋肉が支えることになり、それによってそれらに筋肉が疲労しやすくなります。

さらに言えば、顔を前に突き出す角度が深くなればなるほど、負担が増大すると研究報告がされてします。

具体的には、頭の重さを約5kgとすると、 首を傾ける角度と負荷との関係は、

・0度(直立姿勢):約5kg

・15度傾く: 約12kg

・30度傾く: 約18kg

・45度傾く: 約22kg

・60度傾く: 約27kg

といったように、傾ければ傾けるほど首にかかる負荷が増大します。

こういった受験勉強でなりがちな姿勢によって、首の筋肉が疲労しやすくなります。

首の筋肉の疲労が、それと連結して助け合っている肩の筋肉が疲労し、それがまた連結して助け合っている背中の筋肉が疲労する・・・、と全身の筋肉にその疲労感が広がっていきます。

このように姿勢を変えないまま勉強を頑張り続けていると、少しずつ疲労が積み重なって広がり、ついには、なんとなくしんどい、集中できないといった状態を引き起こします。

 

脳が酸欠を起こす

机に向かって勉強する姿勢は、体を丸める姿勢、いわゆる「猫背」の姿勢になります。

人間は、胸やお腹が膨らんだり縮めたりすることで、呼吸することができますが、猫背は、胸やお腹がつぶれたような形になります。

そうすると、深い呼吸ができず、呼吸が浅く短くなり、その結果、取り込める酸素の量が減ります。

猫背によって、呼吸が浅くなる状態が長く続くと、全身や脳への酸素の供給も少なくなります。

体の司令塔である脳は、体重の約2%ほどしか重さがありませんが、1日に使うエネルギーの20%ものエネルギーを消費します。

エネルギーの消費には、酸素は欠かせない材料であり、特に、受験勉強では激しくなる脳の活動には、酸素は必要不可欠なものです。

その酸素が、脳への供給が滞ると、脳の機能が低下傾向となり、その結果、ぼーっとする・頭が働きにくい・ミスが増えるといった状態になりやすくなる。

 

血流が低下する

勉強する際にとってしまいがちな姿勢そのものだけでなく、同じ姿勢でじっとし続けることも問題になります。

長時間、座りっぱなしでいると、体に流れる血液の量、いわゆる「血流」が明らかに減ることが、いくつかの研究で示されています。

血流が悪くなると、筋肉や脳・内臓に、血液の中にある栄養や酸素が届きにくくなり、疲労がたまり回復が遅れる傾向が見られます。

そうすると、筋肉では頭の重さを支え続ける首や肩、背中にどんどん疲れが溜まり、集中力が持たなくなっていきます。

また、脳の血流が不十分になると、計算や問題解決、記憶の定着といった認知の機能が落ちることが、さまざまな研究で報告されています。

 

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受験生を親御さんはどう見てあげればいいか?

受験期のお子さんを見守っておられる親御さんは、お子さんの勉強への集中力の現在の状況は、なかなかわかりにくいかと思われます。

勉強中のお子さんが、

・机に覆いかぶさるように、背中が丸くなっている

・顔がノートに近づきすぎている

・首を前に突き出して、あごを前に出している

・肩に力が入りすぎている

・勉強後に頭が重い・首や肩がこる・目がしんどいと言う

・何度もあくびをする

・何度も読み直している

などといった様子が見られる場合、すでに勉強で同じ姿勢でいることによる負担がかなりかかって、集中力が落ちてきているサインとも考えられます。

このようなときは、一度しっかりとリセットしてもらう必要があります。

その具体的な方法を、以下で紹介させていただきます。

 

勉強時間の区切りの声かけ

勉強に集中する効率を上げるためには、勉強する時間の長さではなく、メリハリをつけた勉強時間がポイントになります。

メリハリをつけた勉強となる時間のおすすめの目安は、

「25~40分ぐらいの勉強→5分前後の休憩」

という1サイクルを繰り返す方法です。

5分前後の休憩の際には、必ず、立ち上がる・伸びをする・トイレに行くなど、姿勢を動かすことをしてください。

これは「ポモドーロ・テクニック」とも呼ばれ、集中力を保つために世界中で用いられている時間の管理法の一つです。

ですので、親御さんができることは、

「30分たったら一度、立ってお茶を飲もうか」

「このページが終わったら、いったん背伸びしよう」

など、勉強時間の区切りの声かけをしてあげてみてください。

 

姿勢リセット体操

勉強中、少しでも体を動かすことが、勉強の効率アップにつながります。

勉強中のお子さんが疲れたり、集中できていないような仕草をした際には、お子さんと一緒に以下のような体操をいてみてください。

胸を開く体操

①イスに座ったまま、背筋を軽く伸ばし、手は体の横に置く

②両手を体の横に広げて、鼻で息を深く吸いながら、ゆっくり胸を広げて肩甲骨同士を寄せる

③口で息をゆっくり吐きながら元の姿勢に戻る

これを2~3回繰り返してください。

肩の脱力体操

①イスに座ったまま、背筋を軽く伸ばし、手は体の横に置く

②両肩をすくめるようにしてギューッと肩を上に持ち上げ、5秒間キープ

③5秒たったら一気に肩の力を抜いてストンと下に落とす

これを2~3回繰り返してください。

足首回し体操

①イスに座ったまま、背筋を軽く伸ばす

②イスに座ったまま、足首をぐるぐる回す

③イスに座ったまま、足首を前後に曲げ伸ばしをする

これを2~3回繰り返してください。

勉強する環境を整える

お子さんが勉強をする机やイスといった環境を整えることも大切です。

親御さんがチェックしてほしいポイントは、

・イスに深く座れているか(浅く腰かけていないか)

・足の裏が床についているか(足がブラブラ宙に浮いていないか)

・テーブルの高さとイスの高さが合っているか(肩がすくむほど高すぎないか)

などをチェックして、改善できそうなところがあれば整えてください。

すぐに全部整えることが難しくても、

・イスの座面にクッションを敷いて高さを調整する

・床から足が浮いてしまう場合は、古本や段ボールなどほ敷いて足置きにする

・勉強に使うタブレットを三脚や重ねた本の上などで固定して目線を上げさせる

といったような工夫するだけでも、猫背の程度が変わり、勉強の効率が上がることが期待できます。

 

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まとめ

勉強時間は、時間の長さだけでなく、勉強の姿勢を変化させることも大切です。

お子さんご本人が頑張られることはもちろん重要ですが、サポートされる親御さんのちょっとしたお声かけや工夫もお子さんを大きく助けます。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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