





- Blog記事一覧 -長時間のスマホ視聴で起きる首こりの原因と自宅でできる3つのツボ刺激法

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
スマホは、今や生活にはなくてはならないものになっています。
スマホを利用してすることの一つに、YouTubeやTikTokなどの動画の視聴があります。
統計によると、日本人の4割以上の方が、スマホで2時間以上、動画を見ていると報告されています。
スマホで動画を見ることで、娯楽や情報収集などができて、日常生活を楽しみを向上させます。
その一方で、長時間、スマホでの動画の視聴は、体に不調を引き起こす場合があります。
先日、当院でも、50歳代女性の方が、首こりで来院されました。
お話をお聞きすると、スマホで動画を視聴していたら、首がだんだん痛くなってきて、頭痛も感じるようになてきたとのこと。
そうすると、気分が悪くなって、家事やパートに対して、やる気がなかなか出ないと。
また、寝つきも悪くなって、疲れやすくなったそうです。
実際、検査をしてみると、首の動かせる角度の低下や頭のむくみなどがみられました。
治療で、首こりを整えると、首の可動性の向上や頭がスッと軽くなったというお言葉をいただきました。
お話を聞いていく中で、スマホで動画を見すぎるのはよくないとわかってはいるけど、なかなかやめれないし、でも、またこんな首こりが起きるのか不安もあるとのことでした。
そこで今回は、今回の患者様のように、スマホを見すぎることで、首こりが起こが起きる原因と自宅で簡単にできるケア方法を紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、スマホ使用による首こりや頭痛の原因を理解し、効果的な予防策を実践することができます。
結果として、快適な日常生活を取り戻し、家事や趣味の時間を存分に楽しめます。

長時間、スマホを使用することによる首こりの原因について、以下で説明させていただきます。
スマホ首は、長時間、スマホを使用することで首を前に傾ける姿勢が続くことで発生します。
通常、頭の重さは、4〜5kg、ボーリングの球ほどの重さもあり、日常生活では、首がその重さを支えています。
そんな重たい頭ですが、首を15度前に傾けるだけで、さらにその負担は2倍以上に増加します。
長時間、スマホを見るために頭を前に傾けている習慣があると、首の筋肉に過度の負担がかかります。
そうなると、首周辺の筋肉が持続的に緊張状態になります。
これは、まるで重い荷物を、長時間、持ち続けているようなものです。
筋肉の緊張が続くと、筋肉が疲労して硬くなり、筋肉の動きによって流れる血液が滞り、十分な栄養や酸素がされず、老廃物が蓄積されやすくなります。
その結果、首こりが発生します。
背骨の首の部分は、弓のように前にたわんでいることで、首にかかる衝撃を吸収したり、首を柔軟に動かせるようにします。
長期間にわたるスマホの使用は、この自然な首の骨の並びのカーブを失わせ、「ストレートネック」と呼ばれる首の骨の並びを引き起こす可能性があります。
これは、背骨の首の部分が、まっすぐになってしまう状態で、ストレートネックになると、首の筋肉やじん帯に過度の負担がかかり、慢性的な首こりの原因となります。
スマホ画面上の情報を追いかけるため、眼球が休みなく動き続けます。
眼球の運動を制御するために、頭と首の境目にある筋肉を使います。
この筋肉は、眼球を動かすための支点の働きをするため、「第二の眼筋」とも呼ばれ、頭の微細な動きを制御して、視線を安定させます。
スマホ使用しすぎることは、この筋肉に過度の負担がかかりることとなり、その結果、首こりが生じる。

首は非常に繊細な部分であり、直接、首に刺激を加えると、逆に痛みを増加させることがあります。
そのため、首こりを軽減するためには、遠隔治療と呼ばれる方法をおすすめします。
これは、首から離れたツボを刺激することで、首の緊張を和らげるケアです。
以下では、効果的なツボの位置とその刺激方法を紹介いたします。

1. 眉毛の外端と目尻の間の中央から、耳の方になぞっていくと、凹んだ部分が太陽穴です。
2. このツボを、両手の人差し指と中指を使い、軽く押し、円を描くように、10秒間、刺激します。
3. これを、3回、繰り返してください。

1. 手の甲を上にして、手を軽く握ります。
2. 薬指の付け根と小指の付け根の間の、水かき部分で、薬指側の凹みの部分が液門穴です。
3. 握った反対側の人差し指で、その部分を軽く押し、10秒間、キープします。
4. 反対側の手でも同じようにおこない、これを左右の手で交互に、3回、繰り返してください。

1. 鎖骨の下側を体の中心に向かってなぜていき、鎖骨の内側の端の凹みの部分が兪府穴です。
2.人差し指で、左右両方のその部分を軽く押し、10秒間、キープします。
3. これを、3回、繰り返してください。

今回のブログでは、スマホ使用による首こりの要因として、以下のことを説明させていただきました。
・長時間のスマホを使用することで、頭が前に傾く姿勢による、首の筋肉疲労
・ストレートネックが形成され、自然な首のカーブが失われことによる、首への過度な負担
・スマホ画面を追う 眼球の運動によって首周辺の筋肉が緊張させる
また、スマホによる首こりの対処法として、以下のツボ刺激法を紹介させていただきました。
・太陽(たいよう): 眉毛の外端と目尻の間から耳に向かってなぞると凹んだ部分があり、このツボを軽く押し、円を描くように10秒間刺激する
・液門(えきもん): 手の甲を上にして軽く握り、薬指と小指の間にある凹みを見つけ、反対側の人差し指でその部分を軽く押し、10秒間キープする
・兪府(ゆふ): 鎖骨内側端の凹み部分を人差し指で軽く押し、10秒間キープする
スマホ操作を、長時間、することで起きる首のこりは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたツボ刺激法が皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでもスマホによる首のこりのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院など専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回、取り上げたケースの首こりにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、目を使う作業によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:総務省「スマホの過度な使用による生活や体調への支障」
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/trouble/case/smartphone.html