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予防 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
先日、70歳代女性の方から、「ストレスを解消する方法ってないですか?」という質問をお受けました。
お話をお聞きすると、娘さんの子育てのことや、お孫さんのお世話、ご主人の健康管理や食事の世話など、多忙な上に言いたいことをグッと我慢していることが多いそうです。
ただでさえ、70歳になって、体力が落ちていることを感じるのに、気持ちがいっぱいになっていることがしんどいそうです。
また、体があちこちが痛いので、何か病気じゃないかと不安にもなるそうです。
この方のように、人のために動かれて、ご自身のことを後回しにされることで、ストレスや体の不調を感じやすくなる方は少なくありません。
そこで今回は、ストレスや不安などを解消し心身を癒すためのメカニズムとその方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、人のために忙しい日々を送っていても、ストレスや不安を解消しやすくなります。
コロナ禍で、これまでの生活習慣が急激に変わってきて、ついていけてるようで、無意識にストレスや不安をためている状態の方が多いです。
ですので、現状の日常生活に適応して、ストレスや不安を解消していくために、こまめにセルフケアをおこない、心身を癒すことが必要です。
心身を癒すには、体を手で触れる
「手当て」
が最も基本的な行動です。
古来から、病気の方に手で触れることで癒してきたことは、記録に残っています。
最近の研究で、手で体に触れることで、心身が癒されるメカニズムがわかってきました。
その中心になるのは、脳の中から分泌される
「オキシトシン」
というホルモンです。
オキシトシンは、別名「愛情ホルモン」と呼ばれいます。
その効果は、 自動的に体の機能を調整する自律神経の中でも、リラックスや回復機能をつかさどる副交感神経の活動を優位にします。
それによって、心拍や血圧を低下させたり、ストレスによって起こる心身の緊張を抑制します。
また、健康への作用としては、皮ふのバリア機能を回復させたり、脂肪の燃焼を促されたり、筋肉を太くしたり、骨粗しょう症を予防などの働きがあることがわかってきました。
体に手で触れることで、オキシトシンが総合的にこのような作用を働くことで、人は癒されます。
アメリカの研究では、夫婦で触れ合う頻度を増やした生活を1ヵ月続けてもらったところ、夫婦ともにオキシトシンが分泌され、血圧が下がりストレスが低下する効果があったという報告がされています。
手で触れあうことで、オキシトシンが増えるのですが、ただ漫然と手で触れるということではないのです。
重要なのは、
「相手を思いやるような触り方」
をすることです。
いやいや触れると、触れられた相手も嫌な気持ちになるだけなので、愛情をもった触れることが必要です。
これは自分で自分を手で触れて癒すときも、同じようなことが言えます。
自分自身で優しく触れながら、自分を思いやる気持ちを持って触ると、オキシトシンの分泌が促されます。
そうすることで、ストレスや不安が軽減して、さらに健康も促進するということが期待できます。
ストレスや不安を、自分を自分の手で触れて、癒す方法を以下で紹介させていただきます。
イスや床に座ります。ゆったりした音楽があればそれに合わせて、肩のあたりから手の甲に向けて、1秒に1回程度のリズムで指先を使って、軽くタッピングしてください。
左右の腕を交互に、5回、おこなってください。
目を閉じて、手の5本の指先を、自分の額にあてます。
そして、5本の指先で、1秒1回ごとに、額を軽く5本の指先でタッピングします。
これを10秒間、続けてください。
両手を胸の前で交差させて、鎖骨のあたりに指先が当たるようにします。
右手、左手、右手の順番で、鎖骨のあたりを交互に指先の腹で、1秒間隔で軽くたたいてください。
3分間ほどおこなってください。
私はこの仕事をしていて、見返りなく人のために動ける方をよくおみかけするので、いつも本当に素晴らしと思います。
その反面、ここまで心身の疲れをためこむものなのかと驚いてもしまいます。
そういった方に少しでも、心身の不調を癒していただくために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、人のために動きすぎて心身の疲労が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に人のために動きすぎて起こる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
4月は花粉が飛び交う時期ですが、同時期に「黄砂」も飛来する時期でもあります。
黄砂が飛んでくると、車がひどく汚れたり、洗濯物が外に干せなくなるなど、生活にいろいろと影響がでます。
それだけではなく、黄砂が大気中を浮遊することによって、ノドの痛みや目のかゆみなど、体に不調をでる方が少なくありません。
そこで今回は、黄砂がおよぼす健康への影響とその対処法について紹介させてただきます。
このブログを読んでいただくことで、黄砂によって起きる健康への影響を軽減できます。
黄砂は年間を通して、日本列島に飛来していますが、年間の9割が2月から5月にかけて運ばれて、その中でも4月がピークです。
また、日本列島上空に年間、500万トンの黄砂が飛来して、180万トンの黄砂が地表付近にふりそそいでいると推測されています。
黄砂の大きさは、日本に到着する黄砂の大きさは、4μmと非常に細かな粒子です(通常の砂粒の大きさは20〜200μm)。
それほど大量に細かな黄砂が、日本の大気中に飛散することで、健康へどのような影響が出るかを以下で紹介していきます。
黄砂が飛来すると、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみ、皮ふのかゆみなどのアレルギー症状を引き起こすことが報告されています。
また、黄砂の飛来する濃度が高い日ほど、それらの症状を発症する方が多くなるとも報告がされています。
黄砂は金属成分が含まれているため、皮ふに関する症状を示す方は、金属アレルギーの傾向があると言われています。
黄砂が飛来すると、子供、成人ともに、喘息や慢性閉鎖性肺疾患、肺炎など呼吸に関わる病気が発症しやすくなり、受診数や入院数が増える傾向がある。
黄砂の飛来によって、心筋梗塞や不整脈などの心臓に関連する病気が発症しやすくなり、救急搬送が増加し、死亡率も上昇すると報告されています。
黄砂が飛来すると、健康に影響するため、黄砂の状況をまずは把握する必要があります。
黄砂に関する情報は、
「環境省呼応さ飛来情報 黄砂ライダー(http://www2.env.go.jp/dss/kosa/)」
「気象庁黄砂情報(https://www.data.jma.go.jp/env/kosa/fcst/)」
から確認することができます。
黄砂の飛来情報を見ながら、以下のような対策をおこなってください。
黄砂が飛来しているときは、不要不急の外出をひかえることで、黄砂を体の中に取り込んだり、体に付着する量を減らすことができます。
また、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外で、ジョギングやテニスなど、長時間、呼吸や心臓に負担をかける激しい運動は、避けるようにしてください。
特に、呼吸や心臓の持病がある方、子供、高齢者の方は、黄砂が飛来する日は、外出をするかどうかは、体調に応じてより慎重に行動することをおすすめします。
黄砂が飛来しているときは、マスクを着用することで、大気中の黄砂を吸ってしまうのを予防できる効果が期待できます。
ただし、マスクによってその効果が変わります。
一般的な、花粉症対策の使い捨て不識マスクは、大きさが30~40μmであるスギやヒノキ花粉は防げます。
しかし、黄砂の大きさは4μmととても小さいため、体への吸引を防ぐためには、微粒子の侵入を防げる医療用や産業用のマスクが有効です。
黄砂への対応マスクの販売リンクを以下に貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
もう一つマスクを着用する場合の注意点としては、マスクを顔の大きさに合ったものを選び、隙間から空気が漏れないようにしてください。
医療用や産業用のマスクのデメリットとしては、着用すると少し息が苦しい感じがあ離ますので、長時間の使用は困難な場合があります。
季節を通じて、屋内の換気は大事ですが、 高濃度の黄砂が飛来をしているときには、窓の開閉や換気を必要最小限にしてください。
また、屋内の換気するために、空気清浄機が有効です。
ただし、これもマスクのときと同様に、空気清浄機の性能や使っているフィルターの性能によって、効果が変わってきます。
ですので、空気清浄機やフィルターの製品の表示を確認してください。
また、定期的に空気清浄機のフィルターの清掃や交換をおこなうことをおすすめします。
黄砂が海に落ちることで、鉄分やミネラルなどの栄養が供給されて、プランクトンが増えるというメリットがあるとも言われています。
しかし、過剰な黄砂は、日本だけでなくアジア全体の諸国に、健康に大きな影響を与えていることが報告されています。
黄砂による健康への影響を少しでもおさえて、黄砂が飛来するピークを乗り越えるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
高濃度の黄砂が飛来するた日に、特に体調が崩れるようでしたら、お近くの病院で、対処されることをおすすめします。
病院で黄砂への対処をしても、体調が整わない場合は、お近くの治療院や当院にご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、黄砂とともにこの時期に起こる花粉症のブログも書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
先日、70歳代女性の方が、肩の痛みで来院されました。
きっかけをおうかがいすると、ご主人と手をつないで介助しながら散歩をしていると、だんだん肩が痛くなったとのことでした。
特に、坂道や階段では、ご主人が転ばないようにと、ご夫人の腕をひねるように引っ張って、体重を乗せて頼ってくるので、すごく肩に負担がかかるそうです。
ご主人は足腰を鍛えたいので、散歩の距離を増やしたいそうなのです。
しかし、ご夫人は肩が痛くて、今以上の距離を手をつないで介助しながら散歩する自信がなくて、ご主人の希望を兼ねることができない状態というお話をお聞きしました。
今回の患者様のように、人を支えながら歩くことで苦労をされているかたが少なくありません。
そこで今回は、介助しながら散歩するために、手をつないで歩くことで肩が痛くなる理由と肩に負担をかけない介助しながら歩く方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩への負荷を軽減できる介助しながら歩く方法ができ、パートナーの方が健康のために歩きたいという意欲をサポートできます。
肩の関節は、腕の骨と肩甲骨で構成されています。
肩の関節は可動ができる範囲が広い反面、腕の骨と肩甲骨の骨同士の凹凸のかみ合わせが浅いため、不安定な関節です。
そのため、腕の骨が外に開いたり、外にねじられたり、後方の伸ばした状態を強制されると、関節が外れて脱臼します。
そうならないために、肩の関節周辺の筋肉が支えます。
そんな不安定な肩関節に、介護者は介助している人に転ばないように支えてもらおうと、つないだ手に体重をかけて介助者の肩に負荷をかけます。
それは、介助者の肩関節の状態が、肩の関節が一番不安定な、外に開いて、ねじり、後ろに引っ張られるといった状態が引き起こされます。
介助者がこういった肩の状態で、長時間、介護者を支えて歩くことで、肩関節周辺の筋肉が疲労して硬くなり、ついには、痛みが発生します。
手をつないで歩くと、支える方の側が自然と肩に負荷がかかり、肩に痛みは発生します。
ですので、そうならないために、肩への負担を軽くできる介助しながら歩く方法を、以下で紹介していきます。
介護者を介助しながら歩くときの基本の立ち位置際は、介護者の斜め後ろに立ちます。
介助者は、介護者の右か左かどちらに立つべきかですが、
・介護者が右利きなら左側に立つ
・介護者が左利きなら右側に立つ
・介護者のマヒが右半身なら右側に立つ
・介護者のマヒが左半身なら左側に立つ
・介護者が杖を使う場合は杖を持っていない側に立つ
ように心がけてください。
介助者が介護者の左側に立つ場合は、介助者の左手で介護者の左手を下から支えるように握って、右手は介護者の腰のあたりにそえてください。
介助者が介護者の左側に立つ場合は、介助者の右手で介護者の左ひじを下から支えるように握って、介護者を支えてください。
歩くことに不安があるパートナーを、介助者が手をつないで支えて歩くのは、転倒のリスクを減らすためには、必要なことです。
しかし、普通に手を歩いていると、歩く不安があるパートナーがバランスを崩して介助者にしがみついたときに、介助者の肩を痛めたり、最悪、脱臼してしまう恐れがあります。
それを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、介助しながら歩くことで肩の痛みのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に肩の痛みやウォーキングへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
山を眺めると新緑が美しい季節になってきました。こういった時期は、ハイキングや山菜取りなどで、山に登られる方が増えます。
山に登ることは、体力の向上や精神的リフレッシュなど、心身の健康に良い影響がでます。
その一方で、山の上り下りは、体に負荷をかける運動でもあるので、登山することで体のトラブルが発生する場合があります。
そのうちの一つとして、
「ひざの内側の痛み」
が登山をすることで引き起こされてしまう方が、少なくありません。
そこで今回は、山登りのためにひざの内側に痛みがでる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、山登りでおこるひざの内側の痛みを解消できます。
登山をすることで、ひざに負荷がかかる理由として、以下のことが考えられます。
山で上り坂を登る際、ひざは自分の体重を支え、なおかつ、前進するために、前上方に体を押し上げるため、大きな負荷がかかります。
山で下り坂を歩く際、上り坂と同じく自分の体重を支えて、なおかつ、転ばないようにブレーキをかけ、衝撃を吸収しながら歩くため、ひざに大きな負荷がかかります。
舗装された平地と違い、山登りの足場は、土や岩がむきだしのことが多く、不均一な地形を歩くことが多い。
そのため、岩場や段差などを歩く際に、体を安定させたり衝撃を吸収するために、ひざの動きが重要です。
そういった山登りの際、地形に適応するために、ひざへの負荷が増加します。
たとえ低い山でも、登山中は何が起こるかわからないため、十分な装備や荷物を持っておこなわれます。
自分の体重だけでなく、荷物の重さが加わることで、ひざへの負荷も増加します。
山登りをスムーズにするためは、ひざの動きが重要になります。そのひざの動きを安定させるためには、ひざ周辺の筋肉がサポートします。
ひざを動かす時に安定させる働きのある筋肉は3つあります。
それぞれ、骨盤からでて、太ももの前方と内側と後方を通り、ひざのお皿の内側下方5〜7センチほどの場所で合流します。
山登りで、ひざに負荷をかけながら、曲げたり伸ばしたりを繰り返して歩いていると、ひざの内側の筋肉の付着部分が摩擦されて、炎症を起こし痛みが発生します。
これは一般的に、
「鵞足炎(がそくえん)」
とも呼ばれるひざの内側のケガです。
この「鵞足炎(がそくえん)」とも呼ばれるひざの内側の痛みが起こることで、運動をしたり、階段を下る際、歩くときに痛みが増します。
また、重症になると、安静にしていてもうずくように痛みを感じる場合があります。
山登りを終えた直後は、ひざの内側に炎症が起こっているため、まずは、痛みが起こっている部分を氷水で冷やしてください。
炎症は、48〜72時間がピークですので、山登りから3日ぐらいたつと、ひざの内側の炎症が引いてくることが多いです。
その時に、山登りでひざを安定させつために働くことで疲れて硬くなった筋肉にストレッチを施してください。
そのことによって、筋肉への血流が良くなり、柔軟性が上がることで、ひざの内側の痛みが緩和されます。そのストレッチの方法は以下の通りです。
下向きに寝て、右の肘を立て、体を起こし、左の太ももの下に、巻いたタオルを置きます。
左足のひざを曲げて、左手で足の甲を持ちます。
足を持った左手で、足を外側に倒して、10秒間、キープします。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右の足を交互に、3回おこなってください。
四つんばいになって、右足のひざを曲げて床につけ、左足は左の外方に伸ばします。
左足を左外方へ足を滑らすように伸ばして、左太ももの内側が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右の足を交互に、3回おこなってください。
足を伸ばして座ります。そして、右ひざを曲げて、右の足の裏を左の太ももの内側につけるように倒し、左足は伸ばしたまま、足さくを左側に倒します。
体を左の太ももの外側に倒して、左の太ももの裏が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右の足を交互に、3回おこなってください。
山登りは、筋力や持久力、バランス感覚など、いろいろなことを向上できる運動です。
また、自然に触れ合うことで、脳や自律神経も同時に活性化できます。
このようなメリットの多い山登りは、これからの季節、積極的におこなってほしい運動の一つです。
ですので、山登りでおこりがちなひざの内側のトラブルを素早く解決するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも山登りによってひざの内側の痛みへのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にひざの痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
4月になり新年度に入ると、町内会や有志のスポーツクラブなどの昨年度の決算報告を会員に向けておこなわれることが多くなります。
決算報告は、お金にかかわることなので、正確におこなう必要があり、慣れないデスクワークも相まって、手間も時間もかかるというお話をよくお聞きします。。
そんな手間のかかる決算の書類を作られる方やそれを監査する方が、イスに座り続ける時間が長くなり、腰の痛みを訴えられる方も、この時期、少なくありません。
そこで今回は、慣れないデスクワークで腰が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、決算報告の書類を作る作業による腰痛を解消できます。
一年に一度の決算報告をするために、慣れないデスクワークをする時間が増えることで、腰痛が発生する理由を以下で紹介していきます。
イスに座って、前屈みになって書類に向かう姿勢を続けることは、立っているときより、
「1.85倍」
も腰への負担が増えます。
ただでさえ腰に負担がかかる姿勢を、書類作成のために、長時間、続けることで、ますます腰への負荷が増加して、腰痛が発生しやすくなります。
長時間の慣れないデスクワークの姿勢の保持のために、腰周りの筋肉に余分な緊張が続きます。
そうすると、腰周辺の筋肉が、疲労して硬くなります。筋肉が硬くなると、そこを通る血流を妨げられて悪くなります。
血流が悪くなると、血液を通しておこなわれる、筋肉への必要な酸素や栄養の供給や老廃物の回収が、十分にできなくなります。
その結果、腰周辺の筋肉の疲労が蓄積し、腰痛を引き起こす可能性が高まります。
決算作業や監査作業は、精神的にも負担が大きいものです。
決算報告の期限や正確性へのプレッシャー、複雑な数値、文章の推敲などで、ストレスがかかります。
人間はストレスがかかると、生命の危機を感じて、無意識に筋肉を緊張させてり、血管を収縮させます。
これにより、腰周りの筋肉が過度に緊張や血流の不足を招き、腰痛が発生する可能性があります。
慣れない決算書類作業によって腰に痛みを感じた際の対処法として、・体操・入浴・呼吸 が効果的です。
その方法を以下で紹介させていただきます。
長時間のデスクワークによって疲労した腰周辺の筋肉に、適度な刺激を入れての硬さを緩和する必要があります。
腰への刺激を入れるための体操は以下の通りです。両足を肩幅に開いて、壁を背中にして立ちます。
壁に体を預けてまま、壁から足を1歩分、離して立ちます。
その状態のまま、腰やお尻の痛みを感じるところに、手をグーにして握ったこぶしを当ててます。
腰やお尻にこぶしを当てたまま、ゆっくり小さく腰を前に曲げたり、反らしたりして動かします。
これを10回、繰り返してください。
お湯の温度を39〜41度に設定した湯船に、15分間が理想ですが、のぼせない程度で無理のない時間をつかってください。
入浴により体温が上がることで、筋肉の硬さが緩和されます。また、血管も拡張して、腰への血流が良くなります。
深呼吸をして体に酸素を取り込むことで、筋肉や神経がリラックスします。
それによって、腰痛の緩和につながる可能性が高まります。深呼吸の方法ですが、イスに座って、ふわっと背筋を伸ばします。
おなかに手を当てて、 口を閉じて「1、2」と数えながら、鼻から息をすいます。その時、おなかがふくらむのを確認しながらおこないます。
おなかに手を当てて、 「3、4、5、6」と数えながら、息を口からはきます。 ぞの時、おなかが凹むのを確認しながらおこないます。
総会で決算報告を終えると、ホッとして、どっとお体に疲れがでられる方が少なくありません。
特に、腰痛が発症した場合は、決算報告終了後、日常の生活を送る上で、大きな支障が出ます。
ようやく、肩の荷が降りて気持ちが楽になったと思われるので、腰痛へ対処して、心身ともに整えてほしいです。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、慣れないデスクワークにより腰痛のお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広