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肩の痛み | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
美容室で髪を整えてもらった後、美容師さんが最後に肩を軽くマッサージしてくれたとき、「うわ~、肩がこっていますね」と言われたというお話をよくお聞きします。
そう言われて普段から肩こりを自覚している方は、やっぱりそうですよね~と納得されるかと思います。
しかし、ご自身では普段、肩こりをそれほど感じていない方にとって、第三者から肩がこっていると指摘されると、
「自分では何とも肩こりなんて感じないけれど、これって大丈夫なのだろうか?」
と不安に思われる方もいらっしゃいます。
厚生労働省が実施する国民生活基礎調査でも、肩こりは多くの人が自覚する症状の一つとして挙げられ、日本人にとって、肩こりは非常に身近な健康上の悩みといえます。
周囲にメジャーな書状である肩こりを訴える人が多い中で、自分は肩こりを感じていないにもかかわらず、第三者から肩がこっていると指摘されると、自分の身体に何か問題があるのではないかと心配になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、肩こりを感じていないのに、他人から肩がこっていると指摘された場合、どのように考えればよいのかについて紹介させていただきます。

肩こりを感じないことについて、最初に結論からお伝えすると、
「必ずしもご自身の感覚や肩の状態に問題があるわけではない」
ということです。
実際に、肩の不調が少なく、肩こりを感じていない方もいらっしゃいます。
また、今回のように美容師さんが肩に触れたときに筋肉の硬さを感じたとしても、それだけで何か病気がある、あるいは、本人が自覚していない肩こりがあると判断できるわけではありません。
そして、人間が感じる肩の痛みや身体の違和感は、筋肉や関節などの肩周辺の組織の状態だけで決まるものではありません。
仕事への集中や注意の向け方、神経系の働きなどによっても、身体の変化を自覚しにくくなることもあります。
そのため、「肩こりを感じないから絶対に問題がない」とも、「肩が硬いと言われたから異常がある」とも、一概にはいえないのです。
大切なのは、肩こりの有無だけで判断するのではなく、首や肩が普段どおりに動くか、腕を上げにくくなっていないか、日常生活で不便を感じていないかなど、ご自身の身体の状態を確認することです。
ですので、肩こりを感じないこと自体を、必要以上に心配する必要はありません。
ただし、痛みがないことだけを理由に、首や肩の動きの変化などを見過ごさないようにしてください。

肩こりを普段あまり感じていない方でも、自分の肩や首が、今、どのような状態なのか、簡単に確認することができます。
ここでは、ご自宅や職場などの鏡を使いながらできる、4つのチェック方法を以下で紹介させていただきます。

鏡の前に自然な姿勢で立ち、ご自身の姿を正面から見てください。
そのとき、次のポイントを確認します。
・左右の肩の高さに大きな違いがないか
・左右の耳の高さに違いがないか
・左右の指先の高さに違いがないか
・体と腕の間にできる隙間が、左右で大きく異なっていないか
左右の肩の高さや腕の位置に違いがある場合、普段の姿勢や身体の使い方などが関係している可能性があります。
ただし、人間の身体にはもともと左右差があるため、左右が完全にきっちり対称でなくても、それだけで異常とは限りません。
以前と比べて明らかな変化がないか、極端に左右差・上下差がないか、という視点で見ることが大切です。

鏡の前で腕を自然に下ろし、手の甲がどの方向を向いているかを確認します。
自然な状態は、手の甲が外側を向いて手のひらが太ももの外側に向いている、いわゆる、「気をつけポーズ」の状態です。
そういった手の甲の向きであれば良いのですが、手の甲の向きが違っている方もいらっしゃいます。
例えば、家事やパソコン作業の多いかたは、腕を内側に捻る作業が多いため、その体のくせが反映して、手の甲の向きが、手の甲が正面に近い方向を向いていることがあります。
こうした姿勢は、巻き肩などの姿勢の特徴と関連する場合もあります。

左右の腕をそれぞれ上げてみます。
まず、腕を身体の前からゆっくり上げます。
続いて、腕を身体の横から上げ、無理のない範囲で頭の上まで動かしてみてください。
このとき、
・左右で腕の上がる高さに違いがないか
・途中で引っかかる感じがないか
・肩や腕に痛みが出ないか
・片方だけ極端に動かしにくくないか
ということを意識して感じてください。
普段は肩こりを感じていなくても、腕を上げるときに痛みや動かしにくさがある場合は、肩の関節や周囲の組織などに問題があるかもしれないと、考える必要があります。

首は肩の関節やきんくなどの組織と密接に繋がっているので、肩の状態を知るためには、首の状態も一緒に確認することをおすすめします。
自然な姿勢で立ち、首をゆっくり左右にひねってください。
このとき、
・左右で首が動ける可動性の範囲に大きな違いがないか
・途中で首が動かしにくくならないか
・首や肩に痛みが出ないか
を確認してください。

肩こりを感じていない方でも、普段から肩を動かす習慣をつくっておくことは大切です。
特別な道具を用意したり、激しい運動をしたりする必要はありません。
日常生活の中で、以下のような肩や肩甲骨を動かす機会を少し増やすことから始めてください。

パソコン作業やスマートフォンの操作、家事など日常生活の中で、猫背で腕を身体の内側に捻る作業することが多くなります。
その状態が癖になると、肩の動きに制限が起きやすくなります。
そういった状態を少しでも解消するために、大の字になって寝転がる時間を取ることをおすすめします。
ポイントとしては、床やベッドの上で仰向けになり、手のひらを天井に向けて、腕を身体の横から少し離して広げ、足も無理のない範囲で開き、全身の力を抜いて、ゆっくり呼吸をしてください。
注意点は、上向きの姿勢で寝ると腰が反って負担もかけるので、3分程度、無理のない範囲で大の字で寝る動作をしてみてください。

日常生活では、肩より低い位置で腕を使うことが多く、腕を頭の上まで上げる機会が少ない方もいらっしゃいます。
そうすると、本来、肩が動かせる可動範囲での刺激が少なくなり、その範囲でいざ動かそうとすると、スムーズに動かせず痛みや怪我の発生のリスクが高まります。
それを予防するためにも、立った状態でゆっくり息を吸いながら、両腕を頭の上へ持ち上げ、無理がなければ、かかとも軽く上げて、全身を伸ばす動きをしてみてください。
その後、ゆっくり息を吐きながら、腕とかかとを下ろしてください。

肩は、腕の付け根にある関節だけで動いているわけではありません。
腕を上げたり、後ろに引いたりするときには、鎖骨や肩甲骨も一緒に動いています。
特に、可動範囲の大きい肩甲骨がスムーズに動くと、無理のない肩の可動が促されます。
ですので、肩甲骨を意識して、こまめに動かすことをおすすめします。
やり方としては、肩の力を抜き、肩甲骨を意識しながら、
・肩を前に突き出し、次に後に引く
・両肩をゆっくりすくめ、力を抜いて下ろす
・肩を小さな円を描くように回す
といったことを、痛みのない範囲で数回ずつ行います。
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肩こりを感じていないのに、第三者の方から「肩がこっていますね」と言われると、自分の身体に問題があるのではないかと不安になる方もいらっしゃると思います。
そういった不安を少しでも解消したい場合は、お近くの整形外科や整骨院・鍼灸院などの治療院でご相談されることをおすすめします。
特に痛みがないのに、医療機関へ行ってもいいものなのかと迷われる方もいらっしゃるかもしれませんが、病気や怪我を未然に予防するためですので、むしろ積極的に受診されても良いと思います。
当院でも、肩こりを感じないけども肩がこっているのではという疑問に対しても、お身体のメンテナンスとして治療も承っています。
そのような場合、当院では、まず、普段のお仕事や家事の状況、日常生活で不便を感じることがないかなどをお聞きし、実際に首や肩、腕だけなどを動かして検査をするのはもちろん、姿勢や下半身の状態を確認します。
そのうえで、患者様の今の肩や首の状態をお伝えして、必要に応じて、お一人お一人に合わせたお身体のメンテナンスするための施術を行います。
当院では、単に肩こりを取ることだけを目的とするのではなく、皆さんがご自身の身体の状態を知り、日常生活を安心して過ごせるようにお手伝いしたいと考えております。

肩こりを普段あまり感じていない方は、自分の肩に問題がないか心配になることがあるかもしれません。
肩こりを感じないこと自体は、必ずしも異常を意味するものではありません。
ただし、痛みがないからといって、すべての病気を否定できるわけでもありません。
例えば、手や腕のしびれ、力の入りにくさ、細かな作業のしにくさ、歩行時のふらつきなどがある場合は、首の神経や脊髄に問題が起きている可能性があるため、整形外科や脳外科などの医療機関で評価を受けることが大切です。
また、肩や腕の違和感に加えて、胸の圧迫感や息苦しさ、冷や汗、吐き気などが突然現れた場合は、心臓の病気が隠れている可能性もあります。
このような場合は、肩こりがあるかどうかに関係なく、すぐに内科や循環器科の医療機関を受診してください。

周囲に肩こりを訴えるかたがいる中で、普段、ご自身が肩こりを感じていなくても、必要以上に心配することはないかと思われます。
ただ、車が問題なく走っていても、安全のために行う車検のように、健康保持のために、ご自身のお身体、今回の場合でしたら肩の動きやバランスをときどきは確認することも大切です。
そのための方法や対処法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、60歳代の女性の方が、首の痛みを訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、手芸が趣味でポーチや小物入れなどを作っていると、首が痛くなってくる。
長時間、作業を続けるのが悪いとは思うけど、キリのいいところまでと、ついつい、長時間、やり続けてしまうとのこと。
今回、ご相談いただいた方のように、手元を見ながら下を向いての作業を長い時間続ける事で、首に痛みを訴えられる方は少なくありません。
そこで、今回は、下を向いて作業をする事で首に痛みが発生する理由とその対処法について、わかりやすく解説させていただきます。

手芸や編み物、最近ではスマートフォンの操作など、頭を斜め下に傾けた状態を長く続けると、首に痛みが出やすくなります。
その理由を結論からお伝えすると、
「約5kgある頭を、首の筋肉などが支え続けることで疲労する」
「頭を前に傾けるほど、首周辺にかかる負荷が大きくなる」
ことが考えられます。
成人の頭の重さは約5kgとされ、イメージとしてはボーリングの玉くらいの重さです。
この頭の支える首への負荷は、当然、頭の重さである約5kg。
しかし、これはあくまでも、まっすぐ前を向いている状態のときの負荷です。
頭が前に傾ける角度が深くなると、頭の重心が前方に移動するため、頭を支えるために首の筋肉などがより大きな力を発揮する必要があります。
特に、手芸などに集中していると、知らないうちに頭がさらに前に出たり、下を向く角度が深くなったりします。
その状態を、長時間、続けることで、首の筋肉に疲労が蓄積し、首の張りや痛みにつながることが考えられます。

手芸中でも今すぐできる首の痛みを軽減させるための対処法として、
・製作中の手芸の作品を、手元をできるだけ目の高さに近づけて作業する
・作業する際は、顔を作品に近づけすぎない
・肘や腕を台やクッションに乗せて、腕の重さを支える
・30分に1回程度は、20秒でもいいので、手を止めて、顔を上げる
・30分に1回程度は、20秒でもいいので、ゆっくり左右を向いて首を動かす
・肩をすくめるように上げてから、肩を脱力して下ろす動きを5回行う。
・キリのいいところまでではなく、30分作業したら一度休むようにする
・手元は太陽光やライトを照らして、明るさを十分に確保する
・細かい作業で近くを見続けた後、顔を上げて数十秒ほど遠くを見る
などを心がけて、手芸を楽しんでください。

頭の前傾によって首にかかる負荷を、生体力学的なモデルで推定した研究では、次のような数値が示されています。
・頭をまっすぐにした状態(0°) → 約4.5kg
・15°前に傾けた状態 → 約12kg
・30°前に傾けた状態 → 約18kg
・45°前に傾けた状態 → 約22kg
・60°前に傾けた状態 → 約27kg
ただし、これは実際の首にその重さの物体が乗るという意味ではなく、生体力学的なモデルによる推定値です。
それでも、頭を前に傾けるほど、首が頭を支えるために必要な力が大きくなることを示す目安にはなります。
手芸をされている中で、お茶を飲む・トイレに行くなど、ちょっとした休憩時間をとった時に、以下のようなストレッチをして、負荷のかかった首周辺の組織をケアしてみてください。

①背筋を伸ばして、イスに座り、両手を頭の後ろに軽く添えます。
②あごを胸に近づけるように、頭の後ろに乗せた腕の重みを使って、頭をゆっくり前に倒します。
③首の後ろが気持ちよく伸びるところで、10秒間キープします。
④10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。
この①~④を、3回、繰り返しおこなってください。
注意点としては、頭を前に曲げるときに、手で強く押さえつけず、あくまでも腕の重みで首の後ろを伸ばすようにしてください。

①背筋を伸ばして、イスに座り、右手を頭の左側(左耳の上あたり)に添えます。
②頭の左側(左耳の上あたり)に添えた右腕の重みを使って、頭をゆっくり右側に倒し、左側の首筋を伸ばします。
③左の首筋が気持ちよく伸びるところで、10秒間キープします。
④10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。
⑤次に、左手を頭の右側(右耳の上あたり)に添えてます。
⑥頭の右側(右耳の上あたり)に添えた左腕の重みを使って、頭をゆっくり左側に倒し、右側の首筋を伸ばします。
⑦右の首筋が気持ちよく伸びるところで、10秒間キープします。
⑧10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。
この①~⑧を、3回、繰り返しおこなってください。
注意点としては、頭を横に曲げるときに、手で強く押さえつけず、あくまでも腕の重みで首の後ろを伸ばすようにしてください。

①イスに座り、両手を体の後ろ、腰のあたりで組みます。
②胸をゆっくり開きながら、肩甲骨を軽く寄せ、体の後ろで組んだ手を上げます。
③胸から背中にかけて伸びるのを感じたら、10秒間キープします。
④10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。
この①~④を、3回、繰り返しおこなってください。
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手芸やスマホ操作など、下を向いての作業が長くなると、いわゆる猫背状態になるため、首・胸・腰の背骨や骨盤の配列に歪みが生まれます。
そうすると、関節の可動域の低下、筋肉のバランスや呼吸の乱れ、血流不良など、体に様々な不具合が起こります。
ですので、首の痛みへの治療はもちろんのこと、首以外の部分の治療を行うことが必要になります。
当院では、そのために、お身体の状態をお聞きし、体全体の状態を検査した上で、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

頭を前に傾ける時間が長いことで起きる首の痛みでも、以下のような症状がある場合は、整形外科や脳外科などの医療機関で検査を受けることをおすすめします。
・首の痛みが強く、数日休んでも改善しない
・首の痛みが徐々に強くなっている
・肩から腕、手にかけて痛みやしびれがある
・手に力が入りにくい、物を落としやすくなった
・歩きにくい、足がもつれるなどの症状がある
・首を動かすと腕や手に電気が走るような痛みが出る
・発熱を伴う首の強い痛みがある
・強い頭痛、めまい、吐き気などを伴っている
・夜間や安静にしているときにも強く痛む
特に、手や腕のしびれ・力が入りにくい、歩きにくいなどの神経症状がある場合は、早めに医療機関で検査を受けることが大切です。

手芸は、完成を想像しながら指を使い作業をするので、脳の活性化につながり、達成感もあるとても良い趣味です。
ただ、集中するあまり、作業が長時間になりがちで、首に負担をかけてしまう趣味でもあります。
楽しく続けるためにも、首の痛みが強く起こらないようにするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、デスクワークをされておられる40歳代の女性の方が、お身体のメンテナンスに来院されました。
仕事に加えて、ご家庭の事情で、毎日、忙しくてとにかく疲れているとのことでした。
お身体のメンテナンスをするにあたって、検査の一環として、呼吸を診させていただくと、とても呼吸が浅い状態でした。
デスクワークで疲労が困憊されている方は、このような状態である方が少なくありません。
そこで、今回は、疲労がキツくなっているデスクワークの方と呼吸の関係性と影響について、わかりやすく伝えさせていただきます。

体を動かしたり、疲労を回復させるためのエネルギーを作るには、酸素は欠かせない材料です。
その酸素は、呼吸によって体に取り込まれます。
つまり、呼吸がしやすくなることで、酸素を取り込みやすい状態が保たれ、体の活動や疲労からの回復を支えることにつながります。
そのポイントを結論からお伝えすると、
“背骨や肋骨を積極的に動かし、胸郭(きょうかく)を柔らかく保つ”
ことが大切です。
胸郭とは、肺や心臓を囲む胸骨・肋骨・背骨と、それらを動かす筋肉によって作られる体の構造です。
肺には自分で動く筋肉がないため、横隔膜や肋間筋などの呼吸筋が、胸郭の大きさを変化させることで、肺に空気が出入りしやすくなります。

胸郭が動きやすい状態を保ち、呼吸がしやすいように今すぐできることは、
・上向きで寝て、手足を広げて大の字になり、ゆっくり呼吸をする
・上向きで寝て、「後頭部→首のうなじ(後面)→肩→背中→腰→お尻→足」の順に床に押し当てる
・上向きで寝て、両方のひざを曲げて、左右に倒す
・立った状態で、背伸びしてから左右に側屈をする
・立った状態で、頭の後ろで手を組み、肘を広げたり緩めたりする
といった体操をすることで、背骨や肋骨が動かすことになり、それに伴って、呼吸の改善できることが期待できます。

デスクワークでは、書類やパソコン作業に集中する時間が長くなるため、気づかないうちに猫背や前かがみ姿勢になりやすくなります。
この姿勢では、肩が内側に入り、胸が縮こまった状態になることで、肺を包む胸郭の動きが制限されやすくなります。
胸郭が十分に広がりにくくなると、呼吸が浅くなり、呼吸をするために胸郭を動かす筋肉への負担も増えていきます。
さらに、このような姿勢が毎日の習慣になると、仕事中だけでなく普段の生活でも胸郭が動きにくい不良姿勢の状態が続き、呼吸のしづらさを感じる原因になることがあります。
呼吸が浅い状態では、酸素を取り込むための呼吸効率に影響し、体が疲れやすいと感じることがあります。
また、呼吸を補助する首や肩周囲の筋肉にも負担がかかり続けるため、その筋肉の緊張が高まり、首こりや肩こりにつながる場合があります。
ですので、普段から背骨や肋骨を動かし、「胸郭」を柔らかく保ち、スムーズな呼吸ができる状態を維持することがポイントになります。
冒頭に記述させていただいた、胸郭が動きやすい状態を保ち呼吸がしやすくするための体操を、具体的に紹介させていただきます。

①枕やクッションをお腹に乗せた状態で上向きで寝て、足を楽な状態になる広げ、手のひらを上に向けて腕は肩の高さに広げ、いわゆる、「大の字」の状態になる
②お腹の乗せた枕やクッションが動くように、ゆっくりお腹を凹ますように息を吸って、ゆっくりお腹を膨らますように息を吐きます。
これを毎日、2分間、行ってみてください。

①上向きで、リラックスできる自然体で寝ます。
②その状態で、「後頭部→首のうなじ(後面)→肩→背中→腰→お尻→太もも裏→ひざ裏→ふくらはぎ→かかと」の順に床に押し当てる。
これを毎日、五回、行ってみてください。

①上向きで寝て、両ひざを曲げる。
②息を吐きながら、ひざを右に倒して、5秒間キープする。
③5秒たったら、元の姿勢に戻す。
④次に、息を吐きながら、ひざを左に倒して、5秒間キープする。
⑤5秒たったら、元の姿勢に戻す。
これを毎日、五回、行ってみてください。

①体の右側を壁に向かって横に立ち、壁に右腕を下に下ろした状態で、右腕全体を壁につけるように体をもたれさせ、足は壁から少し離す、つまり、壁に体が斜めにもたれかかっている状態にする。
②反対側の左腕をあげて、右側に側屈するように倒し、壁に右腕ごしに右胸を軽く押し付けるように、5秒間、キープする。
③5秒たったら、元の姿勢に戻す。
④次に、体の左側を壁に向かって横に立ち、壁に左腕を下に下ろした状態で、壁に左腕全体を壁につけるように体をもたれさせ、足は壁から少し離す、つまり、これも壁に体が斜めにもたれかかっている状態にする。
⑤反対側の右腕をあげて、左側に側屈するように倒し、壁に左腕ごしに左胸を軽く押し付けるように、5秒間、キープする。
⑥5秒たったら、元の姿勢に戻す。
これを毎日、五回、行ってみてください。

①壁に背中をつけるように立った状態で、腕を頭の後ろで組みます。
②ゆっくり息を吸いながら、肘を壁側に広げて、肩甲骨同士を寄せ、胸を広げた状態を、5秒間、キープします。
③5秒たったら、ゆっくり息を吐きながら、広げた肘を緩めて、元の姿勢に戻ります。
これを毎日、五回、繰り返し行ってください。
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デスクワークによって起こった疲労から素早く回復させるためには、スムーズな呼吸が鍵になります。当院では、
・パルスオキシメーター(血中の酸素飽和度や脈拍を確認できる機械)で検査
・肋骨の動きを触診
・腹部の張りを触診
・背骨と骨盤の動きを検査
・肩、首、股関節の可動性を検査
・呼吸に関わる筋肉のバランス検査
を行った上で、
・肋骨の可動性を調整
・腹部の緊張緩和
・背骨と骨盤の可動性を調整
・肩、首、股関節の可動性を調整
・呼吸に関わる筋肉のバランスの調整
・鍼治療
・電気治療
などを、お一人お一人のお体に合わせて治療させていただきます。

デスクワークによる呼吸の浅さの多くは、猫背や前かがみ姿勢による胸郭の動きの低下や呼吸筋への負担が関係しています。
しかし、気管支喘息、無呼吸症候群、心臓の病気、貧血など、重篤な病気がが隠れている可能性もあります。
特に、以下のような症状がある場合は、吸器内科や内科などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
・少し歩いただけでも息切れする、以前より息切れしやすくなった
・安静にしていても息苦しさを感じる
・胸の痛み、圧迫感、締め付けられる感じがある
・咳が長期間続く、特に3週間以上
・痰が増えた、血の混じった痰が出る
・発熱や体重減少など、全身の変化がある
・夜間や横になると息苦しくなる
・動悸、めまい、強い疲労感を伴う

呼吸をするために、毎日、約2万回も胸郭が膨らんだり縮んだりしています。
それだけ、呼吸は、生きていくために重要な役割をになっています。
デスクワークというお仕事は、職業の特性がら、呼吸を阻害されやすい状態になりやすい。
呼吸が悪いと、肩こりや集中力の低下が起こり、仕事に支障が出てしまいます。
それを少しでも改善するためにも、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
梅雨の中休み状態で、連続して雨が降り続くこともない日が続いています。
とはいえ、ずっと晴天というわけではなく、1日もしくは半日ほど、雨が時々しっかりと降る日もあります。
そういった雨が降る前の天気が変わるタイミングで、頭痛を訴えられる方を、当院でもよくお見かけします。
頭痛が発生すると、やる気や集中力が低下し、仕事や家事に支障が出る方も少なくありません。
そこで今回は、雨が降る前に頭痛が起こる理由と、その対処法についてわかりやすく説明させていただきます。

雨が降る前に頭痛が発生しやすくなる理由を結論からお伝えすると、実は、
「気圧の変化だけが原因ではなく、疲労や睡眠不足、首や肩への負担などが積み重なった状態で起こりやすくなる」
ことが分かっています。
なぜなら、気圧変化は頭痛を起こす直接の原因というよりも、もともと、頭痛を起こしやすい状態になっている体へ、最後のひと押しになることがあるためです。
そのため、普段から体への負担を減らして回復させ、頭痛が起こりにくいように体の状態を作ることが重要になります。
雨が降る前に頭痛が起こりやすい方は、その対策として、まずは、今すぐできることから試してみてください。
・睡眠時間をしっかり確保する
・日常的に軽い散歩をする
・毎日、ぬるめのお風呂に入る
・こまめに水分を補給する
・長時間、同じ姿勢を避ける
これだけでも、頭痛が起こりにくい体づくりへの効果が期待できます。

なぜ、雨が降る前に頭痛が起こるのでしょうか?
それは、
“気圧の変化が脳の警報システムを刺激しやすくなる”
ためです。
以前は、気圧が下がると血管が広がって頭痛が起こることが、主な原因と考えられていました。
しかし、近年の研究では、耳の奥にある「内耳」が気圧変化を感知し、その情報が、脳へ伝わることで頭痛に関係する神経が刺激される可能性が示されています。
ただし、ここで大切なのは、気圧変化だけで頭痛が起きるわけではないということです。
同じ天気でも頭痛が起きる人と起きない人がいます。
その違いは、疲労・睡眠不足・ストレス・首や肩への負担・運動不足などが積み重なっているかどうかです。

私たちの脳には、体を守るための「警報システム」があります。
例えば、足を捻った・やけどをした・蜂に刺されたなどといった場合、感じず放置することで健康を害することから、痛みを出してその危険を知らせます。
天気の変化によって起きる頭痛の場合も、このシステムに似ています。雨が降って高気圧から低気圧へ気圧が変化すると、
・耳の奥の内耳が気圧の変化を感知する
↓
・脳へその情報が送られる
↓
・脳から頭痛に関係する神経系が活性化される
という流れが起こります。
しかし、脳は単純に、気圧が変わったから頭を痛くしようと指令を出しているわけではありません。
体が疲労や睡眠不足などで不調要因が重なり、脳の体調警報システムが敏感になります。
そこに、さらに気圧変化が加わると、頭痛を起こして活動量を減らし、体を休ませる役割がある可能性を、一部の研究者は提唱しています。
天候変化による頭痛が発生しやすい方の特徴

天候が変化すると頭痛が発生しやすい方は、頭痛以外に、
・日常的に強いストレスを感じている
・首や肩のこりがある
・最近疲れが抜けにくい
・睡眠不足が続いている
などといったことを複数抱えている場合は、頭痛を起こしやすい状態になっている可能性があります。
天候の変化による具体的な改善方法

雨が降る前に、頭痛が起きることへの対策として、特別なことをするのではなく、頭痛を起こしやすい条件を減らすことが重要です。
そのための方法として、以下のことを紹介させていただきます。

首や肩への負担は、頭痛を起こしやすい状態を作る一因になる可能性があります。
特に、デスクワークが長い・スマートフォンを見る時間が長い・うつむく姿勢が多い・車の運転時間が長いなどといった生活習慣がある方は、注意が必要です。
というのも、一般的に4~5kgもある頭の重さを、不良姿勢により首や肩が支え続けていると、肩首の疲労が蓄積しやすくなります。
その状態で気圧変化が加わると、頭痛が発生するきっかけになりやすくなります。そのため、
・30~60分に1回は姿勢を変える
・肩甲骨や首を回す軽く動かす
・湯船へ浸かる入浴で首や肩を温める
ことを心掛けてください。

近年の研究では、睡眠の不足や睡眠の質の低下が、頭痛を起こしやすくすることが分かっています。
睡眠中は、脳や体が回復させる非常に大切な時間です。頭痛予防のためにも睡眠の質を上げるためには、
・毎日同じ時間に寝る
・毎日同じ時間に起きる
・寝る1時間前はスマートフォンを控える
・睡眠時間を6~8時間程度確保する
・朝、起きたら太陽の光を10分程度浴びる
などのことを意識してみてください。

日常的な軽い運動は、頭痛が起こりにくい体づくりに役立つことが知られています。
特におすすめなのが、
・ウォーキング
・軽いサイクリング
・ラジオ体操
・ストレッチ
などの無理のない運動です。
その際には、激しい運動をする必要はなく、1日15~30分程度でも十分です。運動を行うことで、
・血流が良くなる
・筋肉の緊張が和らぐ
・疲労がたまりにくくなる
・睡眠の質が向上しやすくなる
といった効果が期待でき、頭痛が起こりにくい体づくりにつながることが期待できます。
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「天候変化による頭痛が発生しやすい方の特徴」の章で、首肩こり・睡眠・疲労を抱えていると、天候変化によって頭痛が生じやすいと述べました。
整骨院の方では、そういった体の状態を改善することのお手伝いができます。
・姿勢バランス
・首や背中の動き
・肩周辺の筋肉の状態
・日常生活の習慣や体の使い方
を確認させていただいた上で、当院では、
・背骨や骨盤のバランス調整
・関節や筋肉の動きの調整
・鍼治療
・電気治療
・セルフケア指導
など、お一人お一人のお身体の状態に合わせて治療を行い、頭痛を起こしにくい体づくりをしていきます。

次の症状がある場合は、内科や頭痛外来・脳外科など、専門の医療機関の受診をおすすめします。
・突然の激しい頭痛
・手足のしびれや麻痺
・ろれつが回らない
・意識障害
・強い吐き気や嘔吐
・今まで経験したことのない頭痛
こうして頭痛は、生命の危機にかかわる病気の場合もあるため、早めの対応が大切です。

雨は作物を育てたり、飲み水を確保するために必要な自然現象です。
しかし、雨が降ったり止んだりすると、その変化についていけず、今回取り上げたような頭痛という体調不良を引き起こす場合があります。
この梅雨の時期を、少しでも快適に過ごすために、今回、上回させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
ソファで寝落ちしてしまって起きたときに、
・首が回らないず、寝違えたような痛みが出た
・起きてしばらくは腰が伸びない
・背中がガチガチになっている
などといったご経験はないですか?
「布団で寝るときと違って、ソファで寝てたら体が痛くなるのですが、なぜですか?」
というご相談は、当院でも多くいただきます。
そこで今回は、なぜソファで寝落ちすると首や腰が痛くなるのか、また、その対処法などについてわかりやすく伝えさせていただきます。

ソファで寝落ちしたあとに首や腰が痛くなる理由を、結論からお伝えすると、
「長時間、睡眠中に不自然な姿勢で固定されるため」
です。
ソファはクッション性が高く、寝転ぶと体に沿うようにフィットします。
それは短時間では気持ちがいいものですが、長時間となると、体がソファにめりこみ動きを制限します。
同じ姿勢で寝ている状態が維持されると、腰や肩や首などの体の一部に負荷をかけ続けることになり、その結果、
・筋肉のこわばり
・関節のストレス
・背骨の歪み
などが起こり、起きた時に痛みを感じるようになります。

ソファで寝落ちして目が覚めたときに、起き上がって動こうとした際に、腰や首に痛みを感じることが多く見受けられます。
ですので、目を覚ましたら、まずは、
「ソファで寝た状態から、急に起き上がって動き出さない」
ことを意識してください。その上で、
①5回ほど深い深呼吸をおこなう
②肩、肘、手首、股関節、膝、足首などをゆっくり曲げたり伸ばす
③一旦、横向きになってから起き上がる
④座った状態に姿勢を変えて、座ったままその場で足踏みをする
⑤ゆっくり立ち上がって、背伸びをする
などといったように、少しずつ体に刺激を入れて、ソファで寝ることで固まった筋肉や関節を動かしてから、本格的に体を動かすようにしてください。
それでも体の動きが悪いと感じるようでしたら、38~41℃程度のお風呂に浸かり、体を温めることをおすすめします。
ちょっとソファで横になるつもりが、寝落ちしてしまい、目が覚めて動こうとしたときに、体のあちこちに痛みを感じやすくなる理由として、以下のことが考えられます。
ベッドやマットレスは、睡眠中の体圧を分散し、自然な寝返りを行いやすいように設計されています。
一方で、ソファは、本来、座るための家具です。
ソファの柔らかいクッションに身体が沈み込むと、首や腰の自然なカーブが崩れ、不自然な姿勢で身体が固定されやすくなります。
その結果、筋肉や関節、靭帯に持続的な負担が加わりやすくなります。
人は睡眠中に20~30回程度の寝返りを行うとされています。
寝返りには、身体の一部への圧迫を軽減し、血流を維持し、関節や筋肉への負担を分散する重要な役割があります。
しかし、ソファは幅が狭く、肘掛けや背もたれがあるため、寝返りが制限されやすくなります。
その結果、同じ部位への圧迫や固定が続き、起床時の首や腰の痛み、身体のこわばりにつながることがあります。

ソファで寝落ちすることで、筋肉や関節がこわばっていることが多い。
その状態から、いきなり目が覚めた瞬間に、勢いよく起き上がり動くことは、痛みをより感じやすくなる可能性があります。
ですので、筋肉や関節にゆっくり刺激を入れて、目覚めさせてから動くことが重要です。
以下でその方法について、紹介させていただきます。
ソファで目が覚めたら最初にすることとして、まず急いで起き上がらず、
・鼻からゆっくり息を吸って
・口からゆっくり息を吐く
といった深い呼吸を行なってください。
深呼吸をすることによって、筋肉の緊張が緩む、自律神経が安定する、血流が改善する、などといった体が活動しやすいモードに促す効果が期待できます。
次に、
・手や足の指を握ったり開いたりする
・手首や足首を上下に動かす
と体の末端から、まず動かします。
その後、
・肩をすくめて下ろす
・股関節や膝を曲げたり伸ばしたりする
・骨盤を前後に動かす
といった大きな関節をゆっくり動かしてください。
これも痛みのない範囲で、ゆっくり行うことが大切です。
ソファに体が沈んでいると、起き上がりにくいため、勢いをつけて腹筋だけで「よいしょ」と起き上がりがちです。
しかし、体が固まった状態で、いきなり起き上がることが、腰や首などに大きな負担をかけます。
ですので、まずは、一旦、体を横向きにするように寝ている体位を変えます。
その後、腕で体を支えながら体を起こして、起き上がります。
これは、体に負担をかけないようにと、介護現場でも使われる基本的な起き上がり方です。
寝ている状態と座っている状態では、筋肉や関節への負荷が変わってきます。
起き上がってすぐに立ち上がると、その変化についていけず、痛みを感じやすくなることもあります。
ですので、ソファで寝た状態から、体を起こしたら、しばらく、座った状態をキープしてください。
できるのなら、座った状態で足踏みをしたり、軽く腰を揺らしたりして、体に刺激を入れるようにして、起き上がった状態を体に馴染ませるようにしてください。
寝ている状態と座っている状態と立っている状態でも、また、筋肉や関節への負荷が変わってきます。
立ち上がったら、いきなり動いて着替えや家事など行うのではなく、背伸びをしたり、軽く足踏みをしたり、立った状態を体に馴染ませるようにしてください。
以上のような順番で、ソファで寝たために固まった体に刺激を入れてから動いてください。
ソファで寝落ちした後の体は、長時間同じ姿勢でいたことで筋肉や関節が固まりやすくなっています。
イメージとしては、冬の朝に冷えた車をいきなり急発進させるのではなく、少し暖機してから走り出すように、まずは深呼吸や軽い体の動きで体を目覚めさせてから起き上がるようにしましょう。
それでも体が固まっているように感じる場合は、お風呂に入って体を温めることをおすすめします。
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長時間、ソファで寝ることで、お身体に痛みを感じるようになった方に対して、
・姿勢のバランス
・背骨や骨盤の状態
・関節の動き
・筋肉のバランス
などを検査した上で、
・骨盤や背骨の調節
・関節の動きの調節
・筋肉のバランス調整
・鍼治療
・電気治療
・日常生活でのアドバイス
など、患者様お一人お一人の状態に合わせた治療を行なっていきます。

スマホやテレビを見ながらソファでリラックスして横になっていたら、いつの間にか寝落ちしてしまうお話をよくお聞きします。
リラックスする時間も大切なので、なかなかソファで寝落ちを予防できないのが現実ではないでしょうか?
ですので、ソファで寝落ちした場合は、目が覚めたときに、体を目覚めさせる時間を作ってから起き上がるようにすることをおすすめします。
そのための順番と方法を、今回、紹介させていただきました。
そのことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。