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胃腸 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、50歳代女性の方が、背中から腰にかけての痛みを訴えて来院されました。
検査をしていると、お腹の左側に強い張りを感じたため、胃腸の調子を聞かせていただくと、
「最近はあまり調子が良くなくて、揚げ物とかしんどくて・・・」
「逆流性胃腸炎は元々持ってて、薬は飲んでるんですけど・・・」
「でもこの前、飲み会があって、結構、お酒を飲んでしまって・・・」
とのことでした。
腰痛は、腰周辺に筋肉の過緊張や関節のゆがみなどで引き起こされるだけでなく、こういった胃腸に機能障害のサインとして起きる場合があります。
そこで今回は、胃腸の機能障害と腰痛との関係とその対処法について紹介させていただきます。
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

胃腸の調子が悪いとき、背中や腰まで痛くなることがあります。これは、以下のような体の中の神経の仕組みによって起きていると考えられています。

背骨は、首の部分が7個・胸の部分が12個・腰の部分が5個と、合計24個の骨が重なってできています。
背骨の中には「脊髄」という太い神経があり、脳と体をつなげています。
24個の骨からなる背骨の骨と骨の間から、脊髄から枝分かれた神経が左右に出ています。
その枝分かれした神経が、内臓や皮ふ・筋肉などの組織につながっています。
イメージとしては、体の中心部は24階建てのビル(背骨)で、その中に24階の各階につながるエレベーター(脊髄)があり、ビルの各階のエレベーター(脊髄)の出入り口から左右に伸びていく廊下(枝分かれした神経)があり、廊下にそってつながっている部屋(内臓や筋肉・皮ふ)になっていると思ってください。
体の構造として、胃腸の痛みを伝える神経と、背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経は、24階建てのビル(背骨)のなかの同じ階にあります。
胃腸の痛みを伝える神経と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経が、その脳に情報を伝える際には、ビル(背骨)の同じ階からエレベーター(脊髄)につながり、胃腸の痛みの情報と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みの情報は、一緒にエレベーター(脊髄)に乗り込むことになります。
胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が、共通しているため、その情報が脊髄の同じ部分に集まります。
そのため、脳は「胃腸が痛い」という信号を、「背中や腰が痛い」と感じることがあります。
これは「関連痛」と呼ばれています。
関連痛の特徴としては、「ずれて感じる痛み」です。
たとえば、胃や十二指腸の病気では、胃や十二指腸の位置に近いみぞおちだけでなく、肩甲骨の内側あたりの背中に鈍い痛みや重さとして感じられることがあります。
これは、胃腸の痛みが、同じ神経の通り道に支配される背中の領域に「ずれて」感じられているためです。
胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が共通しているため、胃腸の不調の情報が脊髄に伝わると、その情報が脊髄で跳ね返る感じで反射的に背中や腰の筋肉や皮ふに伝わります。
これにより、背中や腰の筋肉が過緊張し、張りや痛みとして感じられることがあります。
これは、「内臓-体性反射」と呼ばれる仕組みで、筋肉が反射的に緊張することで起きる現象です。
内臓は一部を除いて、「腹膜」という膜に包まれています。
この腹膜は、体の内側の背中や腰にあたる部分に付着して、内臓を吊るして支えています。
胃や十二指腸の不調による炎症が、それらを包む腹膜にまで広がる場合があります。そうすると、腹膜に分布する神経が刺激され、腹膜が付着している背中や腰に痛みが広がることがあります。
これは「腹膜炎」と呼ばれる状態の一部で、多くの場合、発熱や強い腹痛を伴い、胃腸の調子が重症である場合が多いです。
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胃腸の不調に伴う背中や腰の痛みの中には、「レッドフラッグ(危険なサイン)」となる症状があります。
放置すると重い病気や生命の危機ににつながることもあります。
以下のような特徴がある場合は、できるだけ早く内科や消化器科などの専門の医療機に受診してください。
みぞおちや背中・腰に、
「今まで感じたことのないほど激しい痛み」
「痛みが波のように襲ってきて、じっとしていられない」
といった症状が出ている場合は、膵炎(すいえん)、胆石、胃・十二指腸に穴が空いているなどの重い病気の可能性があります。
胃腸の調子が悪いのに、
「38℃以上の発熱」
「ふるえるほど寒気を感じる」
「体がだるい」
「食欲がまったくない」
といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こっている場合、腹膜炎、膵炎、胆嚢炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)など、内臓で感染や炎症が広がっている可能性があります。
背中や腰の痛みが、
「夜、寝ているとき」
「じっとしているとき」
に強くなる場合、内臓の炎症や腫瘍が関係している可能性があります。
「食欲がない」
「食べても体重が減っている(1~2か月で3~5kg以上)」
「お腹が張る」
「お腹の違和感が長く続いている」
といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こってい流場合、胃がん、膵がん、大腸がんなどの消化器がんの可能性があります。
背中や腰の痛みが起きているとともに、
「大便が黒く、ねばねばしていて、悪臭が強い」
「吐いたときに血が混じっている」
といった症状が伴っている場合は、胃や十二指腸の潰瘍やがんなどによる出血のサインである可能性が高い。
「お腹全体が張っている」
「お腹を押すとお腹が強烈に痛い」
「お腹を押すと背中や腰の痛みも強くなる」
などの場合は、胃・十二指腸に穴があいていたり、内臓を包んでいる膜に炎症を起こして可能性があり、この場合はすぐに病院に行く必要があります。
背中や腰の痛みに加えて、
「足がしびれる」
「足に力が入らない」
「歩きににくい」
「尿や便が漏れやすくなる」
などの場合は、脊髄や神経に病気が隠れている可能性があります。
脂っこい食事やお酒を飲んだあとに、
「みぞおちや背中・腰の痛みが急に強くなる」
「吐き気や嘔吐(おうと)が起きる」
などの場合は、膵炎や胆石の可能性が高い。
「みぞおちの痛みが、肩甲骨の内側あたりに広がって、何日も続く」
「空腹時や食後のタイミングで痛みが発生する」
などが起こっている場合は、胃・十二指腸に穴が空いていたり、膵炎の可能性があります。
「過去にがんを発症したことがある」
「長期間、ステロイドや免疫抑制剤を飲んでいる」
などの方が、背中・腰の痛みの症状を伴い長引いている際には、内臓や骨に異常が起きている場合があるので、医療機関での相談や検査を受けてください。
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医療機関で、内臓や骨の検査をしても異常がない場合、生活習慣を整えて、胃腸の痛みを緩和させて、それに伴って、背中や腰の痛みが緩和されることが期待できます。
以下のような日常生活でできるセルフケアを取り入れてみてください。

胃腸に負担をかけない食事にすることで、胃腸で起きる炎症や過緊張を減らし、その結果、背中・腰の痛みも軽くなりやすくなる。
特に、不調があるうちは、脂っこいもの・辛い刺激物・お酒を控え、おかゆ・蒸し野菜など、胃にやさしいものを中心にとることをおすすめします。
また、早食いやドカ食いは胃に大きな負担をかけますので、
・口に入れた食べ物は30回程度よく噛む
・食事の時間を15~20分以上かける
・夕食は寝る2~3時間前までに済ませる
と言うことで、消化がスムーズになり、胃もたれや背中・腰の張りが減りやすくなります。
また、唐辛子、酢、レモン、コーヒー、炭酸飲料などは胃粘膜を刺激するものを過度に飲み食いするのは避けてください。
さらに、便が腸にたまると、お腹が張り、腰への負担が増えることがあります。
ですので、野菜、果物、全粒穀物食物繊維と水分をこまめに摂るようにしてください。
お腹が冷えることと、胃腸の動きが悪くなり、腰や背中の張りや痛みが強くなることがあります。
冷たい飲み物やアイスを控え、温かい飲食を心がけ、腹巻きやカイロでお腹や背中腰を温めるようにすると、胃腸の調子と背中・腰の違和感が和らぎやすくなります。

胃腸の不調によりみぞおちあたりが痛いと、無意識に背中を丸めがちになります。
その姿勢が長く続くと、背中・腰の筋肉が過緊張し、痛みや張りが強くなります。
座っているときや立っているときに、長時間、同じ姿勢になることを避けるために、
・背筋を伸ばす
・肩甲骨を軽く寄せる
・足踏みをする
など、30分から1時間に1回程度は、意識的に体を動かしてください。

胃腸はストレスにとても敏感で、ストレスが強いと胃腸の動きが乱れたりします。その影響で、背中・腰の筋肉も緊張しやすくなります。
ですので、ストレスをうまく緩和させるためには、
・毎日、深呼吸や腹式呼吸を1日5~10分程度行う
・就寝の1時間前からスマホやテレビなどの明るい光が目に入るのを避ける
・頭を指先きで軽くリズムよく叩いて脳に刺激を入れる
・軽いストレッチや散歩など運動をする
ということを行なってみてください。
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

胃腸は、免疫機能にも大きく関わっています。
胃腸を整えることは、腰や背中の痛みの緩和だけではなく、感染症が増える冬場は、感染症予防につながっていきます。
ですので、胃腸の不調は、いずれ治るだろうと放置するのではなく、リスク管理もしつつ、胃腸を意識してケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
12月も終盤に入り、そろそろ、正月休みに入られた方も多いかと思われます。
年間の休みの中でも、年末年始のお休みは、長期にゆっくりと過ごせるので、心身が癒されます。
その一方で、年末年始は急病の受診が増える時期であることが、救急の外来や休日の診療所のデータからみてとれます。
そこで今回は、年末年始に起こりやすい具体的な症状を整理しながら、この時期に体調不良が増える理由とその予防法について紹介させていただきます。
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救急の医療機関の統計では、12~1月は救急搬送件数が増加します。
特に、年末年始は通常診療が休診となる医療機関が多いため、軽症から重症まで幅広い患者が救急外来に集中します。
以下で、年末年始に多い体調不良の症状とその症状が発生する要因について紹介させていただきます。
年末年始の体調不良で特に多いのが、胃腸のトラブルです。代表的な症状として、
・胃もたれ
・胃痛
・吐き気
・嘔吐(おうと)
・下痢
・便秘
・逆流性食道炎
などがあげられます。
年末年始は、お鍋や焼き肉、おせち料理やお餅、お酒やジュースなど、高脂肪で高糖質の飲食が増え、つい食べ過ぎ・飲み過ぎになりがちです。
そうすると、胃腸が本来の消化や吸収能力を超える量を処理することとなります。
その結果、胃腸の動きが低下したり、アルコールの刺激によって胃腸の粘膜が障害され、炎症やけいれんを起こす一因となる。
また、正月休み中は、普段は決まった時間にとっている朝・昼・夕の食事時間が乱れやすくなります。
胃腸は自律神経の影響を強く受ける臓器であり、正月休みで食事リズムが急に変化すると、自律神経がその変化にうまく対応できず、胃腸の働きが乱れて不調を起こしやすくなると考えられています。
仕事中は大きな不調を感じなかったのに、年末年始には、次のような症状が目立ちやすくなります。
・緊張型頭痛
・片頭痛
・立ちくらみ
・めまい
・頭が重い感じ
これらは、いわゆる「余暇病」と呼ばれる状態の代表例とされています。
「余暇病」が発症する要因のひとつとして、寝だめや夜更かしなどにより体内時計が乱れ、それに伴って自律神経のバランスがくずれることがあげられます。
自律神経は、血流や血圧の調節にも関わっており、生活リズムが乱れることで脳の血流が不安定になり、片頭痛や緊張型頭痛、立ちくらみ・めまい、頭の重さといった症状が起こりやすくなると考えられています。
さらに、正月にアルコールやカフェインの摂取量が増えると、血管の収縮や脱水を引き起こし、これらの症状の発症が増える要因にもなる。
年末年始の長期休暇では、睡眠に関するトラブルも増えがちです。
具体的には、
・寝つきが悪い
・夜中に何度も目が覚める
・朝、なかなか起きられない
などといったことが起こります。
休みに入ると、朝、起床する時間が遅くなりやすく、それに伴って睡眠に関わるホルモンの分泌リズムが乱れやすくなります。
また、日中の活動量が減ったり、夜にお酒を飲む機会が増えることで、深い睡眠が減り、全体として「睡眠の質」が低下しやすくなります。
こうした、起床時間・活動量・飲酒習慣などの変化が重なることで、睡眠リズムが乱れ、入眠障害や中途覚醒、起床困難といった睡眠の問題が起こりやすくなると考えられています。
年末年始は、特に、ご高齢の方や循環器系の持病をお持ちの方にとって、心臓や血管のトラブルが起こりやすい時期です。
代表的な症状・病態として、
・血圧の上昇
・不整脈
・心筋梗塞
・狭心症
・脳梗塞
などがあげられます。
その要因として、まず気温の低下による「寒さの刺激」があります。
寒冷刺激を受けると、体温を保とうとして血管が収縮し、血圧が上昇しやすくなります。
さらに、暖房の効いた居間から、冷えた脱衣所・浴室・トイレなどに移動すると、血管が急激に収縮・拡張を繰り返し、血圧や心拍数が大きく変動しやすくなり、ヒートショックも起こりやすくなります。
こうした寒暖差による血圧変動は、心筋梗塞や脳梗塞など、生死にも関わる循環器の病気の発症リスク要因になる。
また、正月休み中に大量の飲酒をすると、心臓に持病がある場合には、心臓の働きの悪化や不整脈を誘発する危険性が高まります。
このような過度な飲酒がきっかけとなって、不整脈や心房細動が出現する状態は、「ホリデーハート症候群」と呼ばれています。
年末年始は、インフルエンザや感染性胃腸炎などの感染症が流行しやすい時期でもあります。
正月休みに入る前は、仕事や大掃除などで忙しくなり、疲労がたまったり睡眠の不足におちいりやすく、これらは免疫機能を低下させる要因となります。
さらに、年末は帰省や会食、初詣などで人と接する機会が増えるため、他者の咳や会話で飛沫するウイルスや細菌に接触する機会も多くなります。
このように免疫力の低下と他人との接触する機会の増加が重なることで、インフルエンザや胃腸炎などの感染症にかかるリスクが高まりやすくなります。
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年末年始の体調不良を防ぐためには、乱れがちな生活習慣を最小限に抑えることが重要になります。
以下でそのポイントを紹介させていただきます。

生活のリズムを維持するためには、
「起床時刻を大きく変えない」
ことが最も重要になります。
1日が24時間ですが、人間が持つ体内時計は24時間よりはわずかに長いため、毎日、リセットする必要があります。
そのリセットは、毎朝、太陽の光を浴びることによっておこなわれます。
仕事や学校があるときは、毎日、同じ時間に起きるため、同じ時間に体内時計がリセットされます。
これが、起床時間が2~3時間ずれるだけで、リセットが遅れ、その影響で、
・自律神経の切り替えが遅れる
・胃腸の機能のリズムが乱れる
・睡眠に関わるホルモンの分泌低下
といった影響が出ます。
休日であっても平日との差は、
「±1時間以内」
を目安にしてください。
また、朝、起床後は、すぐにカーテンを開けて太陽の光を15分程度は浴びることが重要です。

年末年始に最も起こりやすい胃腸の不調への対策では、何を食べるか以上に、
「いつ・どれだけ食べるか」
が重要となります。
そのポイントとしては、
・一度に大量に食べず、腹八分目を心がける
・夜、遅い時間帯の高脂肪食を避ける
・朝食を抜かず、1日のスタートから消化管のリズムを作る
ことを心がけることをおすすめします。
消化管は自律神経と密接に連動しており、規則的な食事は、自律神経の安定し、胃腸の機能が整いやすくなります。
アルコールについても、飲みすぎることで、胃粘膜の障害や利尿による脱水・不整脈の誘発などといった医学的リスクがあります。ですので、
・飲む量を決める
・アルコールと同等の水を一緒に飲む
・休肝日を作る
ことが、循環器や胃腸の障害や感染症の発生を効果的に予防できます。

年末年始は、睡眠の時間が確保しやすい。
その一方で、自由に過ごせるため、夜更かしや起床時間が遅くなり、睡眠のリズムが崩れて、睡眠の質が低下しやすい時期でもあります。
睡眠の質を確保するためには、
・朝の起床時刻を一定にする
・寝酒をしない
・日中の活動量を確保すること
が重要になります。
アルコールは、寝やすさを助けるように感じますが、飲み過ぎるとかえって深い睡眠を減少させ、夜間覚醒を増やすことが研究で報告されています。
また、昼寝をする場合は、20分以内で15時までに制限することで、夜間の睡眠への影響を最小限に抑えられます。

自律神経は、意識下で直接コントロールできない神経です。
その代わりに、呼吸・運動・温度刺激を通して、間接的には整えることができます。
その方法として、
・20~30分程度の散歩
・首・背中・股関節を伸ばしたり曲げたりする軽いストレッチ
・4秒間息を吸って、6秒間息をはく腹式呼吸を1日5分はする
ということをおこなうことで、自律神経のバランスを整いやすくなり、体調の不良を予防できます。

年末年始に注意が必要なのは、
・高血圧
・糖尿病
・心疾患
などの持病がある方です。
持病への対策として、
・薬は必ず年末前に余裕をもって処方してもらう
・入浴前後の温度差を小さくする
・起きたら体が目覚めるまですぐ動かない
・トイレや脱衣所、お風呂の部屋自体を温める
といったことに注意してください。
特に、寒さによる刺激は、血圧を急上昇させるので、こういった工夫が脳梗塞や心筋梗塞などの発生を未然に防ぐことにつながります。

「休む=何もしない」ではなく、立ったり座ったり歩いたりと、意識して、ちょこちょことこまめに動いて、体に刺激を入れてください。
医学的にみても、完全に活動を停止してしまうと、
・筋力の低下
・血流の低下
・睡眠の質低下
を招きやすくなり、体調の不良の発生原因になります。
年末年始こそ、軽く体を動かし、リズムを保つことで、最良の休養になるように心がけることをおすすめします。
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年末年始の長期のお休みに、体調の不良が増えるのは、決して珍しいことでありません。
休みに入ったことで、生活リズムの急激な変化・自律神経の乱れ・免疫機能の低下・寒冷刺激といった、医学的に説明できる要因が重なった結果です。
年末年始を本当に健康的な休養期間にするために、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
今年の夏は、観測史上、最も暑い夏になるのではないかと言われています。
8月も終盤になり、6月から3か月も続いている高温な環境で過ごすことで、「夏バテ」を感じておられる方が少なくありません。
特に、夏バテのために、胃腸の不調を訴えられる方を多く見かけます。
そこで今回は、夏バテによって胃腸に不調を感じる原因とその予防法について紹介させていただきます。
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夏の暑さによって、胃腸の機能が低下する理由を以下で紹介させていただきます。
夏の暑さで体温が上がりすぎると、体は細胞が熱で傷つかないように働きます。
その方法のひとつが、「皮ふに流れる血液を増やす」ことです。
体温が過度に上昇すると、血液で体の中で発生した熱を運び、皮ふの表面まで届けます。
そして皮ふの表面の空気に触れたり、汗が揮発することで、熱を体の外に逃がします。
しかし、その一方で、胃や腸に送られる血液が減少します。
胃腸は、血液から栄養や酸素を受け取って、胃腸の表面を守る粘液を作っています。
胃や腸には、食べ物を消化したり細菌を倒したりするために強い酸性の消化液があります。
胃や腸の粘液が減ると、強い酸性の消化液が胃腸の表面を痛め、炎症を起こります。
その結果、消化不良や胃もたれ、下痢、便秘などが起きやすくなり、これが夏バテの胃腸障害を引き起こす原因になる。
暑さや体温の上昇で、のどが渇いて、水分を取る量が増えます。
統計では、夏は秋冬に比べ飲水量が10~35%増加すると報告されています。
熱中症や脱水症の予防として、夏は、積極的に水分を取ることは必要です。
しかし、一気に過剰な水分補給をすることで、血液や細胞の水分バランスが崩れます。
特に、摂取した水分がダイレクトに入る胃腸では、そのバランスの崩れから、胃腸の粘膜のむくみが発生しやすい。
胃腸の粘膜がむくむことで、胃腸の血流の流れが悪くなります。
その結果、消化・吸収する機能の障害が生じ、胃腸症状が発生する。
この症状がすすむと、めまい、おうと、意識障害などの神経症状も発生する危険があります。
夏の暑さで汗をかいたりのどの渇きを感じると、冷たい飲料を一気に飲んだり、頻繁に取るようになります。
冬の寒い環境下では体が固まって動きにくくなることと同じように、急に、胃腸に冷たい水分が入ると、内部が冷えて胃腸の機能が低下します。
そうすると、胃腸に入った飲食物の消化吸収するスピードが遅くなり、胃が重くおなかが張っている感覚が発生しやすくなる。
その結果、夏バテ特有の胃腸の障害が発生します。
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胃腸障害を伴う夏バテを予防するための方法を、以下で紹介させていただきます。

夏に体温が上がり過ぎることが続くと、胃腸障害につながります。
ですので、夏は、日常生活で体温を状態を管理することが重要になります。
室内での体温上昇を防ぐために気をつけるべきポイントとして、
・室温は25~28℃程度に保つようにエアコンを調整する
・扇風機やサーキュレーターなどで室内の空気を循環させる
・直射日光を避けるため、カーテン・すだれ・断熱フィルムを活用する
また、 室外で体温の上昇を防ぐために気をつけるべきポイントとして、
・10~16時ぐらいの日差しの強い時間帯の外出を控える
・60分以上続けての激しい運動は避ける
・帽子、日傘、UVカット衣服などで日光を防ぐ
・通気性や吸湿性の高い衣服を選び、熱が体にこもりを防ぐ
・首、脇の下、手首などの血管が皮ふ表面に出る部分に冷いすタオルや保冷剤を当てる
など、意識しておこない、夏の過度の体温の上昇を防いでください。

水分をとっても、胃腸が吸収するのに約30分ほどかかります。
ですので、一気に大量の水分を入れても、水分の吸収効率は下がります。
基本的には、1回の水分の補給量は、200mL程度にとどめ、チビチビと数回に分けて飲んでください。
また、冷たい飲料は、暑さのストレス解消のために少量で済ませて、常温の飲料をなるべく選ぶようにしてください。
飲料の種類としては、ミネラルウォーター以外にも、麦茶・はとむぎ茶がおすすめです。
また、スポーツドリンクでも糖分が多いものは、大量にとると、かえって体の水分バランスを崩します。
なるべく、アミノバリュー(大塚製薬)・グリーンダカラ(サントリー)・スーパーH₂O(アサヒ)・経口補水液 OS-1などといった低張性のスポーツドリンクを選んで接種してください。

夏バテによる胃腸の不調を予防するために、日常生活の習慣も整える必要があります。
そうすることで、夏の暑さを受けても体温の調節がスムーズにおこなわれて、そのことが胃腸への負担を軽減させます。
生活習慣に関するポイントとして、
・温かい汁物や味噌汁、納豆やヨーグルトなどの発酵食品を取り入れて胃腸の働きを助ける。
夏野菜などビタミン・ミネラルを豊富に含む食材で栄養バランスを整える。
・寝不足は自律神経の乱れや胃腸機能低下の原因になるため、質の良い睡眠を確保し、毎日同じ時間に起床・就寝する
・ウォーキングやストレッチなど軽い運動は、胃腸の動きを促す
・心身の疲労は、胃腸に悪影響を及ぼすので、リラックスや十分な休息を取る
・体内の冷えが胃腸機能低下に繋がるため、腹巻きや湯船につかるなどで内臓を温める
などをすることで、夏の暑さに負けない胃腸の働きを整えることができます。
(参考文献:「バランスの取れた熱中症及び夏バテの予防法の提案」)
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8月も終盤で暑さのピークは過ぎたかもしれませんが、まだまだ残暑のために暑い日は続きます。
夏の疲れを引きずり、胃腸の不調が出ると、心身の回復も遅れ、日常生活に大きな影響が出ます。
そのために、なるべく夏バテによる胃腸の機能の低下を予防し、または回復させる必要があり、そのための方法として、今回、紹介させいただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、調理師の50歳代女性の方が、お体のメンテナンスのために来院された際に、
「特に、何をしたわけではないけれども、なんか、体がだるくてボーッとしてしまって・・・」
「仕事に集中できないというか、やる気が上がってこないですよね、それはちょっと困ってて・・・」
「私だけでなくて、一緒に仕事をしている周りの人も同じようなことを言ってるんですよ・・・」
というお話をお聞きしました。
4月に入って、朝晩が肌寒く、昼が暑いといった春の特有の気候になると、なんとなくボーッとのぼせたり、だるさを感じやり、やる気が出ないなど、心身の不調を訴える方は少なくありません。
春は、年度はじめで、何かと忙しくなる時期に、こういった状態が続くと、お仕事に支障が出てしまいます。
そこで今回は、春に起きる不調の原因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、春に起きやすい心身の不調を抑えて、仕事をスムーズに集中しておこなえます。
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東洋医学の基礎理論を記した「黄帝内経素問」という中国の最古の医学書で、以下のような春に起こりやすい体の変化が述べられています。
春は、植物が発芽して、太陽の光に向かって上へ上へと伸びて成長します。
これは、冬に蓄えたエネルギーを、春になって一気に上に向けて噴出して起こります。
人間も同様に、体の活動エネルギーである「気」が、体の上部である“頭”や“上半身”に上がって、集中しやすくなります。
気のエネルギーが上昇することで、新陳代謝や活動力も上がるのですが、この体のエネルギーの上昇が過剰になると、お風呂につかりすぎたような、頭がボーッとするようなのぼせたり、だるさなどの症状を引き起こします。
東洋医学では、春は「肝」に最も影響を受けるとされています。
ここでいう「肝」は、東洋医学の「肝」のことで、西洋医学でいう「肝臓」とは働きが違います。
東洋医学の「肝」は「エネルギーと感情の調整システム」の役割を担い、西洋医学の「肝臓」は「生化学的な代謝工場」の役割を担っています。
東洋医学の「肝」は、
・全身の血流量を調整
・全身のエネルギーの流れの調整
・感情をコントロール
・消化吸収を促進
・筋肉と腱の柔軟性を管理
・目の状態を管理
といった6つの働きを担っております。
春の気候の変動や花粉の飛散、新しい環境や仕事の変化など、心身のより大きい活動が必要となるため、この6つの「肝」の機能をフル回転させる時期でもあります。
そのため、「肝」の機能が過剰に活動したり、使いすぎて機能低下することで、
・けん怠感
・のぼせ
・イライラ、無気力
・食欲不振
・筋肉のけいれん
・目のかすみ
などといった症状を引き起こしやすくなります。
(参考文献:「季節病に備える東洋医学的養生法(1) ―『黄帝内経素問』第二における四季と土気の関係―」)
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「気」の上昇や「肝」の不調による春に起こしやすい症状への対処法として、以下のことが考えられます。

春に起きる気のエネルギーの過剰な上昇を発散させ、気の流れを整える必要があります。その方法として、
・30分程度の散歩で、気を適度に発散させる
・優しく軽く指先で頭部をタッピング(叩く)りして、気の偏りを調整する
・髪を束ねず、ゆったりと締め付けない服装で、気の自然な発散を促す

春に影響が大きい肝を労わるために、生活習慣の見直しをおすすめします。
ポイントとしては、
・ 酢、梅干し、柑橘類、緑黄色野菜、豆類、ごまを積極的に摂取する
・脂っこい食事、アルコール飲料、深夜の食事を避ける
・食事の量は、腹6~7分目にする
・就寝前のスマホの使用を控える
・毎日の起床する時間を そろえる
・朝の日光を10分は浴びる
などを気をつけて生活をおくってください。
気の流れや肝は、以下のツボを刺激することで整うことが期待できます。

太衝(たいしょう)のツボは、足の甲側の親指と人差し指の骨の間をなぞるように足首方向へたどり、足の親指と人差し指の2本の骨が交わる手前のくぼみに位置します。
手の人差し指先で、気持ちいい強さで、5秒間、押してゆっくり離すことを、5回、繰り返してください。
これを1日2回はおこなってみてください。

期門(きもん)のツボは、胸の乳首から垂直に、指4本分(約6cm)下がり、みぞおちの横あたりの高さに位置します。
手の人差し指先で、気持ちいい強さで、5秒間、押してゆっくり離すことを、5回、繰り返してください。
これを1日2回はおこなってみてください。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

中国最古の医療書である「黄帝内経素問」では、他に、春の養生を誤ると夏に冷えが悪化すると警告しています。
つまり、春に心身をケアしておかないと、春だけではなくて夏も引き続き不調が続くリスクが高まります。
春夏と快適に仕事をおこなうためにも、春にしっかり体を整える必要があります。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、定期的にお体のメンテナンスに来られる患者様に、最近のお体の具合をお聞きすると、疲労感が抜けないというお悩みを訴えられました。
きっかけをお聞きすると、忘年会の席で、もともとお酒が全く飲めないのに、ジュースと間違って、お酒を飲んでしまってからだそうです。
甘いお酒だったので、途中まで気づかずに飲んだその日も気分が悪かったそうですが、その翌日に、朝、寝起きから、頭が痛くて体もだるい、いわゆる「二日酔い」状態になってしまったとのこと。
その日、一日中、頭が痛くて、それが治っても、体のだるさだけは、今も残ってしまっていると。
今回の患者様のケースは、特殊ではありますが、忘年会シーズンのこの時期は、お酒を飲む機会も増えて、ついつい楽しくて飲みすぎることも多いかと思われます。
そのために、翌日、二日酔いが発生して、体に不調をひきおこし、日常生活に大きな影響が出る方も少なくありません。
そこで今回は、二日酔いのメカニズムとその予防や対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、年末の飲む機会が増えるシーズンを、二日酔いにならずに、楽しく有意義に過ごせます。

二日酔いは、お酒の飲み過ぎによって起こるのは間違いないのですが、このメカニズムはいまだにはっきりしていないのが現状です。
以下で、現在、二日酔いの要因として候補に挙げられていることを紹介させていただきます。
お酒を飲むことで、体内にアルコールが入った際に、肝臓や筋肉でそれを分解するプロセスの途中で生じる物質に、「アセトアルデヒド」があります。
アセトアルデヒドは、さらに肝臓で、無害な酢酸に分解されますが、アセトアルデヒド自体は、人間にとって有害な物質です。
アセトアルデヒドによって、顔が赤くなったり、はき気、動悸、眠気などといったフラッシング反応を引き起こします。
お酒を飲んでいる最中のこれらの反応は、二日酔いの症状にも共通していることから、アセトアルデヒドが二日酔いの原因となっているのではないかという説がある。
しかし、二日酔いの方を検査しても、血中からアセトアルデヒドが検出される事は、ほぼないため、直接の原因とははっきりいえないとも。
アルコールを飲むと、理性や運動、記憶などに対する脳の機能に、混乱や変化が起こります。
アルコールを飲むことで起きた脳の機能が回復する過程で、はき気、動悸、冷や汗、手の震えといった症状が体に起きます。
この過程は、実は、アルコール依存症の方が、お酒を控えたときに起こす「禁断症状」です。
二日酔いも似たような症状が出るため、プチ・アルコール依存症からの回復過程で起きているのではないかという説もある。
こうした不快な症状を、アルコール依存症の方は、耐えることができないため、アルコールを終始飲み続け、脳が機能を変化を起こしっぱなしの状態にするのです。
二日酔いのときに、さらにお酒を飲む、いわゆる迎酒をすると、不快な症状がおさまるのは、禁断症状のミニバンが起きているのを迎え酒で抑えているという解釈ができます。
しかし、脳波検査を結果を見ると、アルコール依存症の禁断症状時と二日酔いの時では、正反対のパターンを示すことから、この解釈について異を唱えている研究もあります。
お酒に酔った状態から二日酔いの状態になっていく間に、尿の排泄を抑えるするホルモンの分泌が低下します。
それによって、お酒を飲むとトイレが近くなる現象が起きます。
体から尿の排出が増えると、体は脱水症状となり、二日酔いの症状でもある、口の渇きやはき気、けん怠感、頭痛が起こると考えられます。
また、アルコールの摂取で、血糖に関わるホルモンの機能が低下して、低血糖を引き起こし、低血糖の点型的な症状である、体がだるさや無気力、気持ちの悪さ、冷や汗、頭痛を引き起こします。
これらの症状も、二日酔の症状と共通することから、その原因と考えられている。
人間の通常の状態は、弱アルカリ性です。
アルコールを飲むことで、体が酸性に傾き、二日酔いの状態でもそれは起こっています。
体が酸性に傾くことで、体の中でエネルギーの生成や細胞の機能が低下し、二日酔いで起きがちな疲労感が発生します。
また、このほか二日酔いの状態では、炎症反応の数値が高くなることも示されています。
つまり、アルコールの摂取によって体に起きる炎症が、二日酔いの要因とも考えられ、二日酔いを緩和するために、消炎鎮痛剤がある程度の効果があるのも、この説を肯定する根拠になっています。

色がついてるお酒とそうでないお酒、そして醸造酒と蒸留酒によって、二日酔いのなりやすさに違いがあります。
例えば、ウイスキーとジンでは、ウイスキーの方が二日酔いを起こす起こしやすい、また、赤ワインと白ワインを比較すると、赤ワインの方が、二日酔いになりやすいと言う研究報告はあります。
つまり、お酒の色の元となる成分が多いことで、二日酔いが起きていると考えられます。
お酒に含まれる水とアルコール以外の成分は、コナジー(不純物)と呼ばれます。
コナジー(不純物)は、お酒の風味や個性を決める重要な要素です。
しかし、基本的に、コナジー(不純物)が多いお酒の方が、二日酔いを招きやすいとされています。

二日酔いを予防するためのお酒の飲み方を、以下で紹介させていただきます。

アルコールの約90%は小腸で吸収されます。
そのため、胃の中でアルコールがとどまる時間が長いほど、吸収が遅れ、二日酔いの原因となるさまざまな要因を抑制できます。
そのためには、飲酒前や飲酒中にしっかりと食事をとることが重要です。
食事をとることで、胃の中にある食べ物が消化される際に、胃から小腸への入り口が狭くなります。
この状態により、胃の中にアルコールがとどまる時間が増えます。
また、肉、魚、大豆製品などたんぱく質や脂質を含む食品は、アルコールの刺激から胃を保護する役割も果たすため、飲酒中は積極的に食べることをおすすめします。
また、食事と一緒にアルコールを摂取することで、胃腸への負担が軽減されることも確認されています。

お酒を飲んだ量と同じくらいの水分を、摂取することも大切です。
アルコールには利尿作用があり、体から水分が失われ、二日酔いになりやすくなります。
飲酒中は、水が入ったチェイサーを横に置いて、すぐに水分の補給ができる環境を作ってください。

「ちゃんぽん」とは、異なる種類のお酒を混ぜて飲むことを指しますが、これ自体が悪酔いの直接的な原因ではありません。
問題は、複数の種類のお酒を飲むことで、どれだけのアルコールを摂取したかが把握しづらくなることです。
例えば、ビールから始めて日本酒やウイスキーに移ると、味が変わることで飲むペースが速くなり、気づかないうちに多くのアルコールを摂取してしまいます。
その結果、二日酔いが発生する可能性が高まります。
ですので、なるべく飲むお酒の種類を絞り、飲むスピードや量を意識することをおすすめします。

赤ワインやウイスキーなど色付きのお酒には、不純物(コナジー)が多く含まれています。
これらは二日酔いを引き起こす要因となるため、できるだけ避けて、ウォッカやジン、焼酎、白ワインなどの透明なお酒を選択してください。
ただ、これらのお酒もアルコール度数が高いので、やはり、飲むスピードや量も考慮してください。

二日酔いになってしまった場合の対処法を以下で紹介させていただきます。
二日酔いになってしまった場合は、水分の補給が最優先です。
特に、スポーツドリンクや経口補水液は、アルコールを飲むことで起こる尿の排出で失われた水分だけでなく電解質も補給できるため、効果的です。
また、オレンジジュースなど甘い果物ジュースもおすすめです。
果物に含まれる果糖は、アルコールの分解を促進する作用があります。
オレンジジュースなどは、水分と果糖を同時に摂取できます。
ちなみに、二日酔いが発症したときに、サウナやお風呂で汗をかくことで、体からお酒を抜くといったことがおこなわれがちです。
しかし、サウナやお風呂にはいることで、体から水分が失われるため、かえって、二日酔いからの回復を遅らせる場合があります。
ですので、過度のサウナや入浴を避けて、なるべく体調が回復するまで無理せず安静に過ごすことをおすすめします。

二日酔いの改善に効果のある「内関(ないかん)」というツボがあります。
ツボの位置は、手のひらを上に向け、手首を曲げた際にできる横ジワの中央から、肘に向かって指3本分、約4〜5センチ進んだところが内関の位置です。
す両腕にあるこのツボを、心地よい刺激を感じる程度に、指で刺激してください。

今回のブログでは、飲酒によって二日酔いが発症した原因として、以下のことを説明させていただきました。
・アセトアルデヒドの後遺症
・プチ・アルコール依存症からの回復過程
・ホルモン異常による脱水や低血糖
・体が酸化や炎症の発生
・お酒の中にある不純物
また、二日酔いを予防する方法として、以下のことを提示させていただきました。
・お酒を飲む前に食べる
・飲酒とともに水分の補給する
・お酒のちゃんぽんは避ける
・色付きのお酒は避ける
さらに、二日酔いが起こった場合の対処法について、以下のことを紹介させていただきました。
・十分な水分の補給
・過度に汗をかくことを避ける
・二日酔いを改善するためのツボ
二日酔いは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、予防と早めのケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、二日酔いからのお体の不調が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの二日酔いからのお体の不調のも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、年末に起こるお体の不調への対策についてもブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
e-ヘルスネット(厚生労働省)](https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-005.html)