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胃腸 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 3の記事一覧
40歳代女性の方がご来院されて、
「ずっと書類仕事してて首や肩が凝って」
「そしたら胃が痛くて、ご飯があまり食べれないです」
「ストレスとか胃に効くツボってないですか?」
とご相談いただきました。
仕事のお疲れやストレスから、胃痛がでることはないですか?そこで今回は、そうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、胃痛を解決することができます。
今回ご相談いただいた方のデスクワークによる胃痛の理由として、「ストレス」と「首・肩こり」によるものと考えられます。
胃腸の動きを調整するのは、自律神経です。
自律神経には、体を動かすことを優先させるために胃腸の動きを抑える交感神経と、栄養を吸収して体を回復させるために胃腸の動きを活発にさせる副交感神経があります。
脳がストレスを感じると、体は危機を感じ、交感神経の働きを活発にさせます。
そうすることで、胃腸の動きが抑えられ、胃の血流や胃粘膜を保護する粘液の分泌が低下し、胃痛が発症します。
首や肩は、脳と胃をつなぐ自律神経の通り道です。
特に首は、自律神経以外の神経や血管が多数通り、渋滞しやすい箇所です。
デスクワークによる姿勢の歪みで、首に歪みがかかり、脳と胃との連絡がうまくいかず、胃の活動が低下し、痛みが発症しやすくなります。
「ストレス」「首・肩こり」のために「胃痛」が起こっていますので、それぞれに効果的なツボを紹介させていただきます。
「内関(ないかん)」がストレスに有効なツボです。
ツボの取り方は、手のひらがわの手首の皺がある部分から、指3本分上の前腕お真ん中にあります。
「肩井(けんせい)」が首・肩こりに有効なツボです。
ツボの取り方ですが、頭を前倒した時に、首の根元でぽこっと出ている骨と肩の端を触った時にぽこっと出ている骨とを結んだ、ちょうど真ん中にあります。
「裏内庭(うらないてい)」が胃痛には有効なツボです。
ツボの取り方は、足の裏側の足の人差し指の付け根にあります。
ツボはきつく押すとかえって体が緊張してしまうので、優しく気持ちいいぐらいに押してくださいね。
この3点のツボを押してもなかなか胃痛がとれにないようでしたら、自力での回復が、仕事によるストレスや疲労に追いつかない状態だと考えられます。
より回復力を上げるために、お身体を整える必要がありますので、お近くの専門の治療院で施術を受けていただくことをお勧めします。
当院もこのデスクワークの疲労やストレスによる胃痛の症状に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。当院で治療を受けていただき、体を整えることで、ストレスや疲労を軽減することで胃の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後は、
「首が楽や、もうちょっと頑張れそう」
と感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
50歳代男性の方がご来院されて、
「腰の上の方というか背中が痛くて…」
何かきっかけとかありましたか?とお聞きすると、
「出張が多くてね、それでしんどいかも」
「出張先で、ちょっと暴飲暴食はしちゃってる」
とのことでした。
今回ご相談いただいたような、出張が多い上に、食事もバランスが悪くなって、背中が痛くなるようなことはないですか?
そこで今回は、出張や食事によって起こる背中の痛みについて、その理由と対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、背中の痛みを解決することができます。
今回の背中の痛みには、脳と腸との関係が深いです。
腸というのは、1億個以上の神経細胞があり、脳に次ぐ多さから、「第二の脳」とも呼ばれ、脳に命令されなくても自律して動くこともあります。
また、「脳」と「腸」は、互いに情報を共有し合う関係で、「脳腸相関」とも呼ばれています。
その脳と腸の関係をつなげるのが、自律神経です。
自律神経は、
①ストレスに対抗したり体の活動を促す「交感神経」
②栄養と吸収するために胃腸を動かしたりリラックスを促す「副交感神経」
の2つの神経に分かれます。
一部例外はありますが、交感神経がしっかり働いている時は、副交感神経の働きが低下します。
また逆に、副交感神経がしっかり動いている時は、交感神経が抑制されます。
今回ご相談いただいた方は、出張が続いているということでした。
出張で、慣れない場所、緊張する場所に行き仕事をするというのは、ストレスがかかり続けます。
そうすると脳がストレスを感じ、交感神経が働きます。
交感神経の動きが促進されると、副交感神経の働きが低下し、胃腸の動きが悪くなります。
その上、出張先で暴飲暴食しているということで、動きが悪い腸への負担を増長します。
そのことで、背中に痛みが発生します。
なぜ腸が疲れると背中が痛くなるのか?
それは、体の仕組みとして、内臓の状態を伝える神経と関係が深い、背中や腰の皮膚に反映される反射があります。
例えば、心臓に不調がある時、反射として、左肩から腕にかけて痛みが発生する場合があります。
今回のような腸が不調の際には、腰の上部、背中の真ん中あたりに痛みが発生します。
下の写真は、各内蔵が不調の際に、背中や腰に現れる痛みの場所です。
腸の疲れから背中に痛みが出てしまう場合の解決には、自律神経の調整が必要になります。
自律神経の調整の一つの方法としては、「呼吸」があります。
息を吸うと交感神経が働き、息を吐くと副交感神経が働きます。
何気なくおこなている呼吸ですが、いざ深くしようと思うと、今回の方のように出張疲れがある方にとっては案外難しいものです。
自律神経を調整できるほどの深い呼吸をするためには、体の歪みを整える必要があります。
自律神経を整え、腸の動きをよくし、背中の痛みを素早く治されたい方は、お近くの専門の治療院で体を整えてもらうことをお勧めします。
その上で、部分的ですが、腸を整える助けをしてくれるツボをご紹介させていただきます。
腸を整えるツボの名前は、
「裏内庭(うらないてい)」
です。
足の2番目の足の裏側の指の付け根にあります。そこを指で押して、痛気持ちいいぐらいの刺激を与えてください。
当院も胃腸の疲れからくる背中の痛みに対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。当院で治療を受けていただき、体を整えることで、背中の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広