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胃腸 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
春先は、歓送迎会や花見などがおこなわれことが多い時期です。
そういった外食をする際には、お酒を飲むこが伴います。
仲間との会食で楽しい時間を過ごすと、ついつい飲み過ぎてしまい、翌日に体に不調を起こしてしまうことが少なくありません。
そこで今回は、アルコール飲料を飲むことで、体の不調を緩和するための方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、会食での飲酒によって体調を崩すことを防ぐことができます。
お酒は百薬の長とも言われますが、最近の研究では、ほどほどの飲酒でも健康へのリスクがあることが報告されています。
そんなお酒を過度に飲み過ぎることで起こる体への影響を、以下で紹介していきます。
肝臓の機能は、体を機能させるためのエネルギーの合成・貯蔵や免疫機能など多岐にわたります。
そんな肝臓の機能の一つとして、
「アルコールの解毒」
があります。
飲んだアルコールは、胃や小腸で吸収して、肝臓で分解されます
。過度のアルコールの摂取で、肝臓に負荷をかけ続けると、
・アルコール性肝炎
・肝硬変
・肝がん
など重篤な病気を引き起こすリスクが高まります。
過剰なアルコールの摂取は、脳の萎縮や神経の伝達機能が低下して、記憶力や注意力、感情の制御などに障害が出る可能性が高まります。
アルコールを大量に飲むことで、
・心臓が速く動き負荷をかける
・心臓の筋肉が弱まり血液の循環が悪くなる
・心臓自体に必要な血液が足らなくなり胸に痛み引き起こす
・心臓のリズムが乱れが発生する
など心臓の機能が崩れて、狭心症や心筋梗塞、高血圧や不整脈などの問題を引き起こす可能性があります。
アルコールが胃の表面の粘膜を刺激するため、炎症を引き起こします。
それによって、胃かいようや逆流性胃炎など、消化器系の問題が起きる可能性があります。
アルコール自体が吸収されやすい高カロリーなものです。
そのため、過剰にアルコールを摂取することで、肥満や糖尿病など、生活習慣病を引き起こす可能性があります。
アルコールの影響で、のどや胃粘膜を痛めることで、外部からの菌やウイルスの侵入が入りやすくなります。
また、アルコールの過剰な摂取は、外部から侵入した筋やウイルスや体内で発生した腫瘍などを攻撃する免疫細胞の働きを抑制します。
その結果、免疫の機能が低下して、感染症やがんなどへの対応が遅れます。
アルコールはこのように、生命を維持するための体の機能を低下させることが多い。ですので、そういったことを少しでも抑えるためにも、アルコール飲料の摂取する時の方法が重要になってきます。
アルコールの1日の摂取量の目安は、男性でアルコールに換算して20〜30グラム、女性で10〜20グラム程度が推奨されています。
アルコール飲料に置き換えると、
・ビール:約500〜750ml
・日本酒:約100〜150ml
・ワイン:約130〜200ml
・ウイスキー:約40〜60ml
・ハイボール:約500〜750ml
です。
しかし、外食でアルコール飲料を摂取する機会では、このような目安の量は軽くこえてしまう方が多いと思われます。
そこでアルコール摂取によって、体に悪い影響を少しでも抑えるための方法を以下で紹介させていただきます。
外食中に大量のアルコールを摂取する場合、以下のような注意点があります。
アルコールを摂取するときは、一緒に水分の補給もおこなってください。
1杯のアルコール飲料を飲むごとに、1杯の水を飲むのが理想的です。アルコールは利尿作用があり、それによって水分を失いやすくなります。
人間の体の60パーセントは水分でできており、そのうちの2パーセントが失われるだけでも体に変調をきたします。
一般的には、アルコールと同等の量の水を摂取することをお勧めします。
また、アルコールを飲む前にも、水分の摂取することでアルコールの影響を緩和できます。
アルコールを摂取して、自宅に戻ったときも、お酒による利尿やアルコールを分解するために、水分は体から失われています。
ですので、帰宅後も、積極的に水分をとってください。
アルコールを飲む際は、その影響を抑えるために、最初に食べるおつまみのチョイスが重要です。
アルコールの吸収を遅らせる食材として、
・タンパク質を豊富に含むチーズ、豆腐、魚介類、肉類
・健康的な脂質を含むナッツ、アボカド、オリーブオイル
・食物繊維を豊富に含む野菜、果物、芋類
・水分を含むスープ、サラダ、フルーツ
などの食材を使った料理を食べることで、アルコールの影響を緩和します。
睡眠中は、胃腸や肝臓などの内臓機能が優先的に動き、体を回復させる時間帯です。
一般的に、アルコールの分解には、アルコール1杯分につき1時間はかかります。
ですので、アルコールの分解する時間を確保するために、従分な睡眠が取れるように、翌日の予定を考えながら、お酒を飲んでください、
体に入ったアルコールを分解するために、体の各機能が働きます。
それをサポートするためのツボが体には存在します。
アルコールと飲んでいる時や飲んだ翌日に、そのツボを優しく気持ちがいい程度に刺激してください。
乳頭をまっすぐに下がって、ろっ骨がなくなるところに位置します。
内くるぶしの骨が出っ張った部分とアキレス腱と中間のくぼんでいるところに位置します。
手の親指と人さし指の付け根の間に位置します。
気の合う仲間とお酒お飲んで語らうことは、ストレスの発散や関係を深めてくれます。
そういった社会の関係性を上げるアルコール摂取によって、少しでも体への負荷をかけないために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもアルコールの摂取によって体調の不良が続く場合は、体を整えて血流や自律神経の働きを向上させて解消するためのきっかけを作るために、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に胃腸の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
中学生や高校生が好きなお母さんの手作りの料理ランキング調査で、
1位 カレーライス
2位 からあげ
3位 ハンバーグ
4位 たまご焼き
5位 みそ汁・豚汁
という結果がでています。
6位以降も、お子さんが好みそうな料理がずらっとランクインしていました。
これらの料理は、確かに美味しいのですが、一緒に食べるお母さんたちにとっては、高カロリーな料理です。
お子さんに合わせて、日々、こういった食生活を送っていることで、胃腸が不調をおこしてしまう30〜40歳代のお母さん方が少なくありません。
そこで今回は、お子さんと合わせた食生活をおくることで胃腸に調子が悪くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お母様方の胃腸を整えることができます。
30歳〜40歳代のお母さんたちが、お子さんと同じ食生活をおくることで、胃腸の調子が悪くなる理由を以下で紹介していきます。
お子さんが好むカレーライスやからあげ、ハンバーグなどは、高カロリーかつ高脂質の料理です。
30歳以降になると、体が使うエネルギーの消費が減ります。
エネルギー消費が低下した30歳〜40歳代のお母さんたちが、高カロリーかつ高脂質の料理をしょっちゅう食べることで、エネルギーの摂取と消費のバランスが崩れます。
エネルギーの摂取が過剰となることで、体重や脂肪の蓄積が増加して、胃腸に負担をかけ、不調を引き起こします。
お子さんが好む高カロリーかつ高脂質の料理は、たんぱく質や脂質が多いが、胃腸が機能するために必要なビタミンやミネラル、食物繊維が不足します。
それによって、摂取する栄養バランスが崩れて、胃腸の正常な機能が損なわれてしまいます。
お子さんが好む高カロリーかつ高脂質の料理は、消化に時間がかかります。
胃は、食べ物を分解するための液体を分泌します。
この液体は、年齢とともに分泌が低下します。
これにより、食べ物の消化が進まず、食物が胃腸を通過する時間が長くなり、胃腸に不快感が出ます。
中学生や高校生をお持ちのお母さん方は、家事・子育て・仕事と、毎日、忙しくフル回転される方が多いです。
そのため、自分のための時間が取れず、運動の不足になりやすくなります。
運動する刺激は、腸の動きを促進します。
30歳〜40歳代のお母さんたちの運動の不足が続くと、胃腸の活動が低下し、トラブルが生じます。
30歳〜40歳代のお母さんたちが、お子さんと同じ食生活をおくることで、胃腸にトラブルがでないようにするための方法を以下で紹介していきます。
食物繊維は、胃腸が機能するために重要な栄養です。
野菜、果物、穀物などから、食物繊維を十分にとることで、腸内の環境を整います。
水分をしっかりとることは、胃腸の調子を良くするのに役立ちます。
そして、水分を取るときのタイミングが重要です。 水を飲むべきタイミングは、
・朝、起きた時
・食事の30分前
・のどの渇きを感じたとき
・運動の前後
・入浴の前後
・寝る前
に意識してとってください。
また、食事中に、水をたくさん、飲みすぎると、胃腸からでる食べ物を消化するための液体が薄まって、消化時間が長くなり、胃腸が負荷がかかってしまいます。
ですので、食事中は、コップの一杯程度を目安にとってください。
たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂ることが大切です。
主食、主菜、副菜を組み合わせた食事を、一日2回以上とるよう心がけてください。
適切な食事の量を守り、過度な食べ過ぎを避けることが大切です。
脳が、食べてからお腹がいっぱいに感じるまでに20分かかります。
ですので、食事は、ゆっくりかんで、時間をかけて食べることで、食べ過ぎを防ぐことができます。
その結果、胃腸への負担も軽減されます。
適度な運動による体への刺激は、胃腸の働きを促進します。
その場で足踏みや、貧乏ゆすり、深い深呼吸などでも、十分、胃腸に刺激がいきます。
隙間時間で、少し体を動かすように意識してみてください。
ストレスは胃腸の活動を抑制します。
お風呂にゆっくり入ったり、音楽を聞いたりと、理想は1日2時間程度はご自身だけの時間を作って、ストレスを軽減するような活動をしてください。
お子さんやご主人の活動時間に合わせて、不規則な食事をする時間が繰り返されると、胃腸に負担をかけます。
規則正しい食事の時間のリズムを心がけてください。
これらのポイントを意識することで、お子さんと同じ食生活を共有しながらも、胃腸のトラブルを予防することができます。
30歳〜40歳代のお母さんたちが、お子さんと同じ食生活をおくることで、胃腸に調子が歩くなったときに刺激すると効果の高いツボを3つ、以下で紹介させていただきます。
ひざのお皿の外側で、お皿の下から、指四本分下がったところに位置します。
みぞおちとへそを結んだ線の真ん中に位置します。
このツボを手で軽くさすったり、カイロや温タオルをあててください。
足の裏にあるツボで、足の人差し指を折り曲げて、足の裏に足の人差し指の腹が触れたところに位置します。
中学生や高校生は、体の活動が活発なため、エネルギーの消費が高く、高カロリー高タンパクな食事が必要です。
お子さんのために、そういった食事を作り、食生活を合わせることで、胃腸が疲れてしまうのは無理もないことです。
家族のためにも、ご自身のためにも胃腸を整えるのための方法として、今回、紹介させていただいたことが30歳〜40歳代のお母様方のお役に立てれば幸いです。
それでも胃腸の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に胃腸の疲れへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
ここ最近、ご家族の方がインフルエンザに感染されたというお話をよくお聞きします。
「兵庫県感染症発生動向調査週報(速報)」を見ても、2024年1月の第1週に比べて、第4週は爆発的に感染者数が増えています。
しかも、過去5年の中でも、インフルエンザに感染した患者数が最も多くなっている状況が報告されています。
また、最近は報道がされることが少なくなりましたが、新型コロナウイルスへの感染も増加しています。
こういった感染症の流行は、寒さや乾燥によってウィルスが増加しやすい環境の冬には、どうしてもはやりやすいものです。
とはいうものの、ご自身や家族が感染しないか心配になりますし、防ぎたいものです。そこで重要になってくるのが、体の免疫の状態です。
そこで今回は、免疫に影響を与える生活習慣について紹介させていただきます。
このブログを読んでいいただくことで、この冬に感染症にかかることを防げます。
近年のコロナ禍によって、その役割は注目されている「免疫」とは、私たちが生まれつき備わっている体を防御するためのシステムです。
代表的な免疫システムとしては、体内に侵入することで病気を起こす原因となるウィルスや細菌などを排除する働きがあります。
よく「免疫力をあげる」という言葉を目にします。
しかし、あまり免疫はあげすぎても体に良い影響がでません。
免疫は、体内の異物を攻撃して排除する働きがあるのですが、その力が強すぎると自分自身の細胞をも攻撃してしまいます。
その代表的なのは、リウマチや花粉症などです。
強すぎる免疫の働きによって自分自身の細胞を攻撃することによって、リウマチでは骨の変形がおこったり、花粉症では鼻水や目のかゆみ・発熱などの症状を引き起こしてしまいます。
とはいうものの、免疫の働きが低下すると、ウイルスや細菌・がん細胞などが増殖して、病気を引き起こしてしまいます。
つまり、免疫は働かなさすぎても、働きすぎても、体は良い状態とはなりません。
だいじなのは、免疫がバランスをよく機能することなのです。
免疫が不調になりやすい体の状態や生活習慣を以下で紹介させていただきます。
体重と免疫との関係の研究は、いろいろとされてます。
結局のところは、太りすぎていても痩せすぎていても、免疫のバランスは乱れることが報告されています。
ご飯、パン、麺類などの穀物や、お菓子やジュースといった砂糖を多くふくむ食べ物は、血糖値を上げます。
血液の中の血糖値が上がると、糖が他の物質と結びついて、血管を攻撃する物質に変わります。
その物質から血管を守るために免疫が働きます。血糖が上がる食事を続けることで、免疫がその働きばかりを強いられるので、ウィルスや細菌が侵入した際に対応できなくなります。
こうして、血糖値を上げすぎる食事を続けることで、免疫を働かせるべき場面のバランスが崩れてしまいます。
食べ過ぎや飲み過ぎ、食事の時間が不定期なことで、腸に負担をかけると、免疫のバランスが崩れます。
腸の不調は、便秘、下痢、臭いおならがよくでる、などの症状がでます。
腸は、体全体の免疫に働く細胞の7〜8割が存在します。
つまり、腸の状態を悪くすることは、体の免疫機能を低下させることに直結します。
睡眠は体内の細胞を修復し、疲労を回復させるためのだいじな時間です。
当然、免疫細胞も睡眠中に、修復や強化されます。
また、睡眠が不足することで、太りやすくなったり、自律神経が乱れたり、血糖値が上がりやすくなったりして、免疫のバランスを崩しやすくなります。
過度のストレスは、体が生命の危機を感じ、体を守ろうと免疫のシステムが過剰に働く場合があります。
それによって免疫が、自身の体にダメージを与えます。
この状態が続くと、感染症へ免疫が働かず、免疫システムのバランスが崩れてしまいます。
感染症に備えて、免疫のバランスを整えるための生活習慣を以下で紹介させていただきます。
自身の適切な体重を維持することで、免疫のバランスが維持されます。
適切な体重かどうかを知るための一つの方法として、BMI(身体質量指数)があります。
BMIの計算方法ですが、
体重(キログラム) ÷身長(センチメートル) ÷身長(センチメートル)
です。
身長がセンチメートルで設定するので、身長を100で割り、メートルに変える必要があります。
例えば、身長が173cmの場合は、1.73mとして計算します。この計算からでたBMIの値は、
・8.5未満 低体重、やせ型
・18.5から24.9 適正体重
・25から29.9 肥満傾向
・30以上 肥満
のように解釈されます。
これを目安にして、食生活や運動などで体重を調整してください。
体全体の免疫に働く細胞の7〜8割が存在する腸を整えることで、免疫のバランスをとることができます。
腸の中には、善玉菌と悪玉菌と日和見菌が存在します。
それぞれに働きがあるのですが、 この中で、善玉菌が免疫の働きを担う細胞をアシストします。
つまり、善玉菌を腸内で増やすことで、免疫のバランスを整えることができます。
善玉菌を増やすには、そのエサとなる無ずに溶けやすい食物繊維を多く含む食材を食べて、腸に届ける必要があります。
水に溶けやすい食物繊維を多く含む食材として、
オクラ、モロヘイヤかめ、もずく、昆布、長芋、なめこ、キウイフルーツ、りんご、バナナ、納豆、
などがあります。
これらの食材を積極的にとっていくことで、免疫のバランスが良い体を作っていくことをおすすめします。
免疫のバランスを整えるには、睡眠時間と睡眠の質が重要になります。
睡眠時間は、7時間ほどを確保するようにしてください。
また、睡眠を質の良い睡眠を確保するコツとして、
・朝の起きる時間を一定にする
・起きる時間を逆算して寝る時間を決めて、睡眠時間を確保する
・就寝する2時間前には、テレビやスマートフォンやパソコンを見るのをやめる
・コーヒーや紅茶などのカフェインを多く含む飲み物は、18時以降はひかえる
・寝る前の入浴のお湯の温度は、39度〜41度にして、ゆっくりとつかる
・アルコール飲料を飲みすぎない
・寝る前には、激しい運動はせず、ストレッチなどの静かに動かす程度にする
といったことを意識してください。
適度に体を動かすと体の血液の流れが良くなり、体温が上がったり、老廃物が排せつされます。
そのことで免疫の働きをする細胞が働きやすくなります。
また、運動することによって、肥満の解消や 血糖値の改善、自律神経のバランスが整うなど、免疫のバランスを整える環境が改善されます。
注意点としては、過度な運動は体内に炎症を促して、免疫力を下げます。
ですので、無理をせず適度な運動をおこなうことをおすすめします。
適度な運動の理想は、20分程度の運動を、3日に1回、おこなうことです。
運動としては、ウォーキングがベストです。
外出ができないようでしたら、その場で足踏みやストレッチなどを、少しでも動かす習慣を作ってください。
冬は特に寒いので家にこもりがちです。
太陽の光を体に浴びると、体にビタミンDが作られます。
ビタミンDと感染症との関係を示した研究では、血液の中のビタミンディーの濃度が低下してる人は、インフルエンザや新型コロナウィルスの感染を発症しやすいと報告されています。
つまり、感染症への対策には、体がビタミンDをつくりだすことが有効ということです。
太陽に当たる時間ですが、10分〜30分程度を目安にしてください。
ガラスの入った窓越しで日光浴をしても、ビタミンDを体が作るための光が通過しません。
手のひらを、直接、太陽の光に当てるだけでも、体でビタミンDは作られますので、防寒対策をしながら、外に出る機会を作ってください。
一人が感染症になると、雪崩を打つように、ご家族がかかっていきます。
年度末にかけて、だいじな仕事や受験など、体調を崩すわけにはいかないイベントが多いかと思われます。
今年の冬、感染症を防ぐためにも、今回のブログで紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もしそれでも解決できない、不安があるようでしたら、お近くの治療院にかかられて、お体をメンテナンスされることをおすすめします。
当院でも、お体の状態を整える施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に免疫に関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
50歳代女性の方が、肩こりを訴え、ご来院いただきまました。
派遣のお仕事で、新たな職場に行かれたとき、緊張と不慣れな作業で、肩がこりきって、吐き気がするほど気分が悪くなったとのことでした。
この患者様のように、新しい環境に出向くことで、そのストレスから、きつい肩こりを発症されるかたは少なくありません。
そこで今回は、緊張やストレスから肩こりが発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、新たな環境に赴いても、肩こりに悩まされずに、すごすことができます。
緊張やストレスを感じることで、肩こりが発症するポイントは、実は、
「アゴ」
にあります。
人間は緊張やストレスを受けると、無意識に、奥歯をかみしめます。
運動や労働で筋肉を激しく使うときだけでなく、何かほかのことに夢中になっているときも、集中力をあげるために無意識のうちに歯を食いしばります。
人間が思いっきり噛みしめるときのかみしめる力は、およそ70kgといわれています。
それほどの強い力で、歯を食いしばることを続けることで、口が開けにくくなったり、アゴや奥歯を痛めたりする場合があります。
この奥歯をかみしめるために使う筋肉は、アゴにだけではなく、首の前面・肩甲骨まで伸びています。
つまり、緊張やストレスから奥歯をかみしめる事で起こるアゴへの負荷は、アゴに加えて、首や肩にまで負荷をかけることになります。
結果、アゴへの負荷が、肩こりを引き起こしてしまうのです。
肩こりは、いろいろな肩の痛みだけではなく、いろいろな症状を引き起こします。
その中の一つに「吐き気」があります。
肩こりによってなぜ吐き気を発症するのか?
その理由はいくつかの要因がありますんで、以下で紹介していきます。
肩こりによって、首や肩の筋肉の緊張がキツくなると、その痛みから周辺の神経が過敏になります。
首に分布する神経は、胃腸につながっています。
肩こりによって首の神経が過敏になると、胃腸へ伝わり、吐き気や胃の痛み、食欲低下などの消化器系の症状を引き起こします。
肩こりによって筋肉が硬くなることで、肩や首の血液の流れが悪くなります。
首や肩を通る血管は、脳へとつながっています。それが制限されるということは、脳に十分な血液が供給されなくなります。
脳は、全体の約20パーセントもの血液が必要となる臓器です。
その脳に、血液が運ぶ酸素や栄養素が供給されないことで、吐き気を発症します。
肩こりが首の骨に負荷をかけることで、首の骨の間を通過する神経や血管への圧迫します。
首には、血圧や呼吸を感知するセンサーがたくさん存在します。
首の不調は、それらのセンサーに影響して、結果、吐き気を発症します。
肩の筋肉は、脳とのつながりが強い。肩こりが続くことで、脳に負荷をかけます。
脳が疲労すると、体を自動的に制御が低下して、胃腸症状を引き起こす場合があります。
以上のような要因が、単独もしくは、複合的に合わさることで、肩こりによる吐き気を発症させています。
緊張やストレスによって、アゴへの負荷から肩こりが起こります。
ということは、アゴの機能を回復させることで、肩こりが解消されます。
その方法を以下で紹介させていただきます。
耳の穴の下のくぼみに人差し指を入れて、耳たぶの後ろに親指を当てて耳を軽くつまみます。
上下前後左右やくるくると耳を優しく、10秒ほど動かしてください。
両手のひらをほっぺたに当てて、軽く揺らすように、五回、さすってください。
手のひらを首の前に当てて、首の前面と鎖骨の上を、左右、五回ずつ、なぜてください。
舌で上の歯の前面を端から端まで、五回、なぞってください。
それが終われば、舌で下の歯の前面を端から端まで、五回、なぞってください。
肩こりがひどくなると、肩の痛みや吐き気だけではなく、集中力ややる気の低下が起こり、仕事に支障がでてきます。
なるべく早めに、手当しておく必要がある症状ですので、そのために、今回紹介させていただいたことが、みなさまのお役に立てれば幸いです。
もしそれでも肩こりが解消さえないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをお勧めします。
当院でも、今回のお悩みについての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に肩こりに関してのブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
40歳代女性の方が、胃の不調を訴え、ご来院されました。
1カ月前ほどに、あまりにも胃の痛みが続くので、病院で胃カメラの検査を受けたそうです。
その検査で、胃にピロリ菌がいたことがわかり、洗浄治療を受けたと。
これで胃の痛みがなくなるかと思ったが、不定期で胃に圧迫感や痛みがでている状態。
特に、朝、起きたときから、胃が痛いと、その1日が、ずっと調子が出なくて困っているとお話しいただきました。
仕事も忙しいし、子供も受験なので、このままでは、体も気持ちもつらいので、なんとかしてもらおうと思ったことが、来院する動機となったとのことでした。
ピロリ菌が、長期的に胃に入ると、「萎縮性胃炎」を起こしやすくなり、治療後もしばらく続くとされています。
今回、来院された患者様のおなかを触らせてもらうと、おへその右横とその下あたりが、硬くなっていました。
これは、胃の不調があるときにでる、特有の反応です。
また、背中の真ん中も、筋肉の緊張が出ていました。
これも、ちょうどおなかの中に胃がある位置です。
内臓の不調は、背中の内臓が位置するところに反応が出やすくなります。
また、胃の動きを調整する神経は、首から出ています。
胃の不調があると、その神経を通して、首や肩の筋肉を緊張させて、肩こりや首こりを引き起こしてしまいます。
当院の施療では、その反応している部分に施術をほどします。
治療後は、
「胃が痛くて背中が伸ばせなかったのに、体がそれるようになりました」
と喜びの感想をいただきました。
さて、ピロリ菌による萎縮性胃炎の症状が、数週間から数カ月、治癒に時間がかかります。
当院でもその治癒が早めるように、お手伝いをさせていただきますが、この患者様のように、不定期で胃の痛みが出てお困りになることがあるかと思います。
そこで今回は、ピロリ菌によって起こる萎縮性胃炎についてとその対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただけることで、朝、胃の痛みが起こったときに、対処できることで、その日を快適にすごせます。
ピロリ菌による萎縮性胃炎について、以下で紹介させていただきます。
ピロリ菌は、私たちの体の中に住むさまざまな細菌やウイルスなどの一種です。
ピロリ菌の感染経路は、もともとピロリ菌を持っている人の、唾液やくしゃみなど接触や、ピロリ菌が含まれている食べ物や水から感染します。
ピロリ菌は、鉄も溶かせるほど強い消化液である胃酸にも耐えることができます。
これによって、厳しい環境でも生き残り、胃の中に留まることができます。
胃酸を除けば、胃のなかは暖かくて食べ物も入ってくるので、ピロリ菌にとっては、胃のなかは、住みやすい環境です。
ピロリ菌が胃に付着すると、体がピロリ菌を異物と認識して、攻撃することで胃に炎症がおきます。
また、ピロリ菌自体がだす物質により、胃を傷つけます。
こういった活動をするピロリ菌が、胃のなかで増えることで、胃の調子を悪くし、胃がんの原因となったり、「萎縮性胃炎」を引き起こします。
ピロリ菌が胃に感染して、数が増えると、胃の内側に炎症がおきます。
胃の粘膜が傷つき続くと、胃が縮んでしまいます。
萎縮性胃炎の症状としては、
・胃の不快感や痛み
・ 食後の胃もたれや満腹感
・吐き気やおうと
などがが起きます。
病院での治療法としては、胃の洗浄、抗生物質や胃酸を抑制する薬が処方されます。
治癒までの期間は、適切な処置を受けても、完全に治癒するまでには、数週間から数カ月かかる場合があります。
ピロリ菌への処置をした後でも胃の痛みが出る場合に効果的なツボを紹介していきます。
各ツボを押さえる際の注意点があります。
まず、ツボを刺激するときには優しくおこなうことです。
胃が敏感になっているときに、強い刺激を与えるとかえって胃の機能が低下します。
そうすると、胃の内部を守る粘液が減り、ますます胃の痛みが増幅します。
「手当」という言葉があるように、触れているだけでも痛みは、緩んでいきますので、気持ちいの良いぐらいか、指を置いておくだけの圧で刺激してください。
刺激するときに、一緒にやってほしいことが、深呼吸です。
深呼吸をすることで体がリラックスして、ツボの刺激が入りやすくなります。
ただし、深呼吸も、口笛を吹くように、音を立てておこなうのは避けてください。
口笛を吹くように、音を立てて深呼吸をおこなうと、体が緊張してしまいます。
ため息をつくようなイメージで、深呼吸をしてください。
では、以下で胃の痛みに効果のあるツボを紹介させていただきます。
みぞおちとおへそを結んだ線のちょうど真ん中に位置します。
おへそから指の3本分の幅の外側に位置します。
ひざのお皿の下から指4本分下で、スネの骨の外側のくぼんだところに位置します。
胃は、食べ物を消化する働きがあるため、休ませることができません。
そのため、胃を痛めたとしても、回復が遅れます。
胃が不調になると、今回ご来院いただいた患者様のように、体のさまざまな部分に症状を引き起こします。
それを軽減するためにも、今回のブログで紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも解消しないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも、今回のお悩みについての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に胃腸に関するブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広