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背中の痛み | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

胃腸が原因かもしれない背中・腰の痛みが起きる原因と日常でできるセルフケア

2026.01.29 | Category: ぎっくり腰,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,便秘,免疫,呼吸,日常生活の動作,栄養・食事・飲み物,生活習慣,胃痛,胃腸,背中の痛み,腰痛,運動

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、50歳代女性の方が、背中から腰にかけての痛みを訴えて来院されました。

検査をしていると、お腹の左側に強い張りを感じたため、胃腸の調子を聞かせていただくと、

「最近はあまり調子が良くなくて、揚げ物とかしんどくて・・・」

「逆流性胃腸炎は元々持ってて、薬は飲んでるんですけど・・・」

「でもこの前、飲み会があって、結構、お酒を飲んでしまって・・・」

とのことでした。

腰痛は、腰周辺に筋肉の過緊張や関節のゆがみなどで引き起こされるだけでなく、こういった胃腸に機能障害のサインとして起きる場合があります。

そこで今回は、胃腸の機能障害と腰痛との関係とその対処法について紹介させていただきます。

 

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胃腸の不調が背中・腰に痛みを引き起こす理由

胃腸の調子が悪いとき、背中や腰まで痛くなることがあります。これは、以下のような体の中の神経の仕組みによって起きていると考えられています。

 

神経の通り道が共通している

背骨は、首の部分が7個・胸の部分が12個・腰の部分が5個と、合計24個の骨が重なってできています。

背骨の中には「脊髄」という太い神経があり、脳と体をつなげています。

24個の骨からなる背骨の骨と骨の間から、脊髄から枝分かれた神経が左右に出ています。

その枝分かれした神経が、内臓や皮ふ・筋肉などの組織につながっています。

イメージとしては、体の中心部は24階建てのビル(背骨)で、その中に24階の各階につながるエレベーター(脊髄)があり、ビルの各階のエレベーター(脊髄)の出入り口から左右に伸びていく廊下(枝分かれした神経)があり、廊下にそってつながっている部屋(内臓や筋肉・皮ふ)になっていると思ってください。

体の構造として、胃腸の痛みを伝える神経と、背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経は、24階建てのビル(背骨)のなかの同じ階にあります。

胃腸の痛みを伝える神経と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経が、その脳に情報を伝える際には、ビル(背骨)の同じ階からエレベーター(脊髄)につながり、胃腸の痛みの情報と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みの情報は、一緒にエレベーター(脊髄)に乗り込むことになります。

 

ずれて感じる痛み

胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が、共通しているため、その情報が脊髄の同じ部分に集まります。

そのため、脳は「胃腸が痛い」という信号を、「背中や腰が痛い」と感じることがあります。

これは「関連痛」と呼ばれています。

関連痛の特徴としては、「ずれて感じる痛み」です。

たとえば、胃や十二指腸の病気では、胃や十二指腸の位置に近いみぞおちだけでなく、肩甲骨の内側あたりの背中に鈍い痛みや重さとして感じられることがあります。

これは、胃腸の痛みが、同じ神経の通り道に支配される背中の領域に「ずれて」感じられているためです。

 

筋肉が反射的に緊張する

胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が共通しているため、胃腸の不調の情報が脊髄に伝わると、その情報が脊髄で跳ね返る感じで反射的に背中や腰の筋肉や皮ふに伝わります。

これにより、背中や腰の筋肉が過緊張し、張りや痛みとして感じられることがあります。

これは、「内臓-体性反射」と呼ばれる仕組みで、筋肉が反射的に緊張することで起きる現象です。

 

膜の炎症が広がる場合

内臓は一部を除いて、「腹膜」という膜に包まれています。

この腹膜は、体の内側の背中や腰にあたる部分に付着して、内臓を吊るして支えています。

胃や十二指腸の不調による炎症が、それらを包む腹膜にまで広がる場合があります。そうすると、腹膜に分布する神経が刺激され、腹膜が付着している背中や腰に痛みが広がることがあります。

これは「腹膜炎」と呼ばれる状態の一部で、多くの場合、発熱や強い腹痛を伴い、胃腸の調子が重症である場合が多いです。

 

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危険な背中や腰の痛みを伴う胃腸の不調

胃腸の不調に伴う背中や腰の痛みの中には、「レッドフラッグ(危険なサイン)」となる症状があります。

放置すると重い病気や生命の危機ににつながることもあります。

以下のような特徴がある場合は、できるだけ早く内科や消化器科などの専門の医療機に受診してください。

 

急に激しい痛みが発症している場合

みぞおちや背中・腰に、

「今まで感じたことのないほど激しい痛み」

「痛みが波のように襲ってきて、じっとしていられない」

といった症状が出ている場合は、膵炎(すいえん)、胆石、胃・十二指腸に穴が空いているなどの重い病気の可能性があります。

 

発熱や寒気を伴う場合

胃腸の調子が悪いのに、

「38℃以上の発熱」

「ふるえるほど寒気を感じる」

「体がだるい」

「食欲がまったくない」

といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こっている場合、腹膜炎、膵炎、胆嚢炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)など、内臓で感染や炎症が広がっている可能性があります。

 

夜間や安静時に痛みがひどくなる場合

背中や腰の痛みが、

「夜、寝ているとき」

「じっとしているとき」

に強くなる場合、内臓の炎症や腫瘍が関係している可能性があります。

 

体重が急に減っている場合

「食欲がない」

「食べても体重が減っている(1~2か月で3~5kg以上)」

「お腹が張る」

「お腹の違和感が長く続いている」

といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こってい流場合、胃がん、膵がん、大腸がんなどの消化器がんの可能性があります。

 

黒い便や吐血がある場合

背中や腰の痛みが起きているとともに、

「大便が黒く、ねばねばしていて、悪臭が強い」

「吐いたときに血が混じっている」

といった症状が伴っている場合は、胃や十二指腸の潰瘍やがんなどによる出血のサインである可能性が高い。

 

腹部が張って硬く、押すととても痛い場合

「お腹全体が張っている」

「お腹を押すとお腹が強烈に痛い」

「お腹を押すと背中や腰の痛みも強くなる」

などの場合は、胃・十二指腸に穴があいていたり、内臓を包んでいる膜に炎症を起こして可能性があり、この場合はすぐに病院に行く必要があります。

 

足のしびれや力が入らない場合

背中や腰の痛みに加えて、

「足がしびれる」

「足に力が入らない」

「歩きににくい」

「尿や便が漏れやすくなる」

などの場合は、脊髄や神経に病気が隠れている可能性があります。

 

脂っこい食事やアルコールで痛みが強くなる場合

脂っこい食事やお酒を飲んだあとに、

「みぞおちや背中・腰の痛みが急に強くなる」

「吐き気や嘔吐(おうと)が起きる」

などの場合は、膵炎や胆石の可能性が高い。

 

みぞおちの痛みが背中に広がる場合

「みぞおちの痛みが、肩甲骨の内側あたりに広がって、何日も続く」

「空腹時や食後のタイミングで痛みが発生する」

などが起こっている場合は、胃・十二指腸に穴が空いていたり、膵炎の可能性があります。

 

持病や薬の使用で起こる場合

「過去にがんを発症したことがある」

「長期間、ステロイドや免疫抑制剤を飲んでいる」

などの方が、背中・腰の痛みの症状を伴い長引いている際には、内臓や骨に異常が起きている場合があるので、医療機関での相談や検査を受けてください。

 

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胃腸の不調による背中から腰の痛みを緩和させるための生活習慣

医療機関で、内臓や骨の検査をしても異常がない場合、生活習慣を整えて、胃腸の痛みを緩和させて、それに伴って、背中や腰の痛みが緩和されることが期待できます。

以下のような日常生活でできるセルフケアを取り入れてみてください。

 

食事の見直し

胃腸に負担をかけない食事にすることで、胃腸で起きる炎症や過緊張を減らし、その結果、背中・腰の痛みも軽くなりやすくなる。

特に、不調があるうちは、脂っこいもの・辛い刺激物・お酒を控え、おかゆ・蒸し野菜など、胃にやさしいものを中心にとることをおすすめします。

また、早食いやドカ食いは胃に大きな負担をかけますので、

・口に入れた食べ物は30回程度よく噛む

・食事の時間を15~20分以上かける

・夕食は寝る2~3時間前までに済ませる

と言うことで、消化がスムーズになり、胃もたれや背中・腰の張りが減りやすくなります。

また、唐辛子、酢、レモン、コーヒー、炭酸飲料などは胃粘膜を刺激するものを過度に飲み食いするのは避けてください。

さらに、便が腸にたまると、お腹が張り、腰への負担が増えることがあります。

ですので、野菜、果物、全粒穀物食物繊維と水分をこまめに摂るようにしてください。

お腹が冷えることと、胃腸の動きが悪くなり、腰や背中の張りや痛みが強くなることがあります。

冷たい飲み物やアイスを控え、温かい飲食を心がけ、腹巻きやカイロでお腹や背中腰を温めるようにすると、胃腸の調子と背中・腰の違和感が和らぎやすくなります。

 

姿勢と体の使い方

胃腸の不調によりみぞおちあたりが痛いと、無意識に背中を丸めがちになります。

その姿勢が長く続くと、背中・腰の筋肉が過緊張し、痛みや張りが強くなります。

座っているときや立っているときに、長時間、同じ姿勢になることを避けるために、

・背筋を伸ばす

・肩甲骨を軽く寄せる

・足踏みをする

など、30分から1時間に1回程度は、意識的に体を動かしてください。

 

ストレスを緩和させる

胃腸はストレスにとても敏感で、ストレスが強いと胃腸の動きが乱れたりします。その影響で、背中・腰の筋肉も緊張しやすくなります。

ですので、ストレスをうまく緩和させるためには、

・毎日、深呼吸や腹式呼吸を1日5~10分程度行う
・就寝の1時間前からスマホやテレビなどの明るい光が目に入るのを避ける

・頭を指先きで軽くリズムよく叩いて脳に刺激を入れる

・軽いストレッチや散歩など運動をする

ということを行なってみてください。

 

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まとめ

胃腸は、免疫機能にも大きく関わっています。

胃腸を整えることは、腰や背中の痛みの緩和だけではなく、感染症が増える冬場は、感染症予防につながっていきます。

ですので、胃腸の不調は、いずれ治るだろうと放置するのではなく、リスク管理もしつつ、胃腸を意識してケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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忘年会での食べ過ぎが引き起こす胃の不調と胃の機能を改善するための3つのツボ

長時間、新幹線の搭乗で腰が痛くなる理由と乗っているときにできる予防法

カーテン外し・窓ふきで肩や背中のだるさ発生メカニズムとセルフケア法

2025.12.18 | Category: ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,家事,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,肩の痛み,肩甲骨,背中の痛み,腕の痛み,血流,関節

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

年末も近づいてくると、家の大掃除をされる方が多くなります。

掃除の中でも、カーテンの洗濯のために取り外してかけなおしをしたり、ガラス窓ふきなどは、腕をあげた状態をキープしての作業となります。

この作業をすると、肩から背中にかけてこりやだるさが発生して、ケアのために来院される方が、毎年、少なくありません。

そこで今回は、腕をあげて作業をすることで、肩から背中にかけてこりやだるさが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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腕をあげて作業で肩・背中のこりやだるさが生じる理由

腕をあげたままおこなうカーテンの脱着や窓ふきで、肩や背中に痛みが発生する理由を以下で紹介させていただきます。

 

腕を上げる筋肉の疲労

腕を上げたり、歩いたりなどの動作は、筋肉が伸びたり縮んだりすることでおこなわれます。

その筋肉の動きには、主に、

・等尺性収縮

・等張性収縮

という2種類があります。

等尺性収縮とは、例えば、腕を上げた状態を固定したまま姿勢を保つ動作のように、“筋肉の長さを変えないまま強く張りつめる動作”のことを言います。

この状態では、筋肉の中の圧力が急に高まって、筋肉の中を通る血管を圧迫する傾向にあります。

等張性収縮とは、例えば、ダンベルを持ち上げたり下ろしたりする動作のように、“筋肉を伸ばしたち縮めたりする動作”のことを言います。

この状態では、筋肉を縮めたり伸ばすことで、筋肉内に通る血管をポンピングして、血流が保ちやすくなる。

腕をあげたままおこなうカーテンの脱着や窓ふきの動作では、

「等尺性収縮」

の状態が筋肉に起こります。

長時間、等尺性収縮の状態が続くと、腕を上げるために使っている筋肉内の圧力が上がり、それによって筋肉内の通っている血管を圧迫します。

血管が圧迫されることで、血流が悪くなり、筋肉への酸素・栄養の供給や疲労物質の回収が遅れて、その結果、肩や背中にこりやだるさが発生しやすくなる。

 

肩甲骨の位置がゆがむ

腕を挙げたまま作業すると、首から肩上部の筋肉を主に使うため緊張して疲労し、背中や脇の筋肉への刺激が減ります。

これらの筋肉は、肩甲骨を支えています。

肩甲骨は、他の関節と違って、ろっ骨にのっているだけなので、肩甲骨の位置をキープしたり、肩甲骨をスムーズに動かすためには、肩甲骨周辺の筋肉に依存する度合いが高い。

腕を挙げたまま作業することで、肩甲骨周辺の筋肉の緊張バランスが崩れると、肩甲骨につながっている腕や首の重さを支えることができなかったり、動作に引っ掛かりが生じ、その結果、肩から背中にかけて広い範囲で、こりやだるさが発生する。

 

肩関節の隙間が狭くなる

肩より上で手を使うoverhead workは、肩や首の筋肉や関節に障害を発生させるリスク因子であり、肩関連障害の発生率を2~3倍に高めると報告されています。

調査によると、肩関節を90度以上挙上した状態が、作業時間の10%を超えると、肩障害の発生リスクがほぼ2倍に増加すると報告されています。

その要因として、腕を上げることで、肩関節を構成しているの骨同士の隙間が狭くなります。

そうすると、狭くなった関節の隙間で、筋肉やじん帯や関節を包む袋が圧迫されます。

それによって、炎症や微細な損傷が引き起こされて、作業後に動かすと痛いとかしばらく重だるいといった症状が発生します。

 

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腕を上げる作業で疲れた肩背中へのセルフケア方法

腕をあげたままおこなうカーテンの脱着や窓ふきで疲れた肩や背中へのセルフケアをして、以下のストレッチを紹介させていただきます。

 

肩上部のストレッチ

イスに座って、背筋を伸ばし顔を左に向け、右手は体の後ろに回し腰に当て、左手は後頭部に当てます。

 

後頭部に当てた左手の重さを利用して、ゆっくり顔を左肩に近づけるように曲げて、右肩上部が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻し、手と顔の位置を変えて反対側の左肩上部のストレッチをおこなってください。

この一連の動作を3回、繰り返しおこなってください。

 

背中のストレッチ

イスに座って、背筋を伸ばし顔を左に向け、右腕を上げて肘を曲げ、後頭部に当て、左手で右手首をつかみます。

 

頭を後方に倒し後頭部に当てた右前腕をゆっくり押して、右の背中が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻し、手の位置を変えて反対側の左の背中のストレッチをおこなってください。

この一連の動作を3回、繰り返しおこなってください。

 

脇のストレッチ

イスに座って、背筋を伸ばし、右腕を肩の高さに上げて肘を曲げ、右脇の奥の方に左の指を入れて、硬いと感じた部分に指を当てて固定します。

 

右脇に当てた左の指を固定したまま、右肘を曲げて腕をゆっくり後ろに引き、止まるところまで引いたら、前へ戻し、これを10回繰り返します。

 

10回繰り返したら、手の位置を変えて反対側の左脇のストレッチをおこなってください。

この一連の動作を3回、繰り返しおこなってくだい。

 

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まとめ

新しい年を迎えるために、年末はどうしても大掃除をしないと落ち着かないとおっしゃる方は少なくありません。

大掃除をしてスッキリすると同時に、健康で正月を迎えるためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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年末大掃除での寒い中での窓ふき作業で起こりやすい肩こりを防ぐための方法

休みの日の草抜きや洗車で腰痛に…普段と違う動きが招く体のトラブルの症例と対処法

 

秋祭りの神輿担ぎで起きる体の痛みを予防するためのケア方法

2025.09.22 | Category: ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,疲労,,筋肉の損傷,筋肉疲労,肩こり,背中の痛み,背骨,腰痛,血流,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

秋になると、稲の収穫を祝うことから起源があるそうですが、お祭りが多くなる時期です。

地域によって、それぞれ秋祭りの内容が違いますが、特に、お神輿を担いで地元を練り歩くといったことがおなわれる地域もあります。

祭りに参加される方は、お祭りの前には、お神輿を担ぐ練習にも熱が入るし、祭り当日も、テンションも上がり楽しいとおっしゃいます。

それと同時に、この時期は、重量のあるお神輿を担ぐことで、背中や腰などに痛みを訴える方も少なくありません。

そこで今回は、神輿を担ぐことで、背中や腰など体に痛みが発生しやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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神輿を担ぐことで痛みが発生しやすくなる理由

祭りのために重たい神輿を担ぐことで、背中や腰に痛みが発生する理由として、以下のことが考えられます。

 

筋肉のバランスの崩れ

神輿を担ぐことで、体の片側に大きな荷重がかかると、体幹がバランスをとるために、体の左右前後の筋肉に、非対称な筋肉の活動を発生させます。

例えば、右の肩で神輿を担ぐと、右半身は神輿の重みを持ち上げるための方向に筋力が働き、左半身は神輿の重みで右に倒れないように、体を左に引っ張る方向に筋力が働くといったような非対称な活動を強いられます。

こういった活動が、長時間や繰り返し行われることで、筋肉のバランスが崩れます。

神輿を担いでいない状態では、その非対称な筋肉の発生で、日常生活動作を行う上で、体の左右前後筋肉の連携がうまくいかなくなります。

その結果、特に神輿を担ぐ際に負荷がかかることで筋肉のバランスが崩れ、腰や背中など体に痛みが発生しやすくなる。

 

背骨のゆがみ

神輿を担いで腰や背中の痛みを訴える方の背骨を触ると、ゆがみがキツく出ていることが少なくありません。

これは、神輿を担ぐことで、体の片側に大きな荷重がかかるため、左右どちらかの背骨が側方へ曲がってしまう

「機能的側彎(きのうてきそくわん)」

が生じます。

背骨は、円柱状の骨が頭から骨盤の間に、24個積み重なって構成されている。

背骨と背骨の間からは、内臓や筋肉・血管などに伸びる神経が出ています。

背骨がゆがむと、この背骨と背骨の間の隙間が狭まり、背骨から出ている神経を圧迫する場合がある。

そうすると、背骨から出ている神経がつながっている筋肉や内臓の機能を低下や、神経の感覚が敏感になり、普段、感じないような刺激でも痛みやしびれを感じるようになるなど、神経症状を発生させるリスクが高まります。

 

体の組織の損傷による炎症

神輿を担ぐ際は、多くの場合、片方の肩に担ぎ棒をのせます。

つまり、体の片側に大きな荷重がかかることになります。

また、神輿は、背の高さ・持ち上げる力・バランス力などそれぞれが違う人が多数で担ぎます。

一定のリズムで一定の荷重が体にかかるのであれば、体が対応しやすいですが、神輿を担いで動くたびに、体にランダムな荷重がかかることは、筋肉や関節・じん帯など体の組織により負荷がかかります。

こうしたランダムにかかる負荷が、筋肉や関節・じん帯など体の組織を損傷させ、それによって炎症が起こり痛みを発生させます。

(参考文献:「成人脊柱変形ー腰曲がりの病態と手術戦略ー」)

 

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神輿を担いだことで起きる腰や背中への対処法

祭り練習や本番といった短期間で、体の片側への負荷で起きた筋肉のバランスの崩れや機能的側彎の多く場合は、祭り後は休息することで、数週間~数か月で、ある程度は改善することが多い。

しかし、肩や腰への痛みやこり感・疲労感など、完全に抜けきらないことで、2次的に心身への不調へ発展する可能性があります。

ですので、早めにしっかりケアすることをおすすめします。

祭り中や祭り後に行ってほしいそのための方法を、以下で紹介させていただきます。

 

ゆっくり湯船につかる入浴

神輿を担ぐことで疲れた筋肉を回復させるためには、筋肉に栄養や酸素を含んだ血液を送りこむ必要があります。

体の血流を良くするために、最も手取り早く効果的なのが、

「入浴」

です。

入浴といっても、シャワーだけですまさず、湯船にじっくりつかることが必要です。

湯船につかることで、お湯の温かさと水圧で、体の血流が促進され、筋肉の疲労物質の排出も助け、さらに、神輿を担いだことで興奮した体がリラックスする効果も得られます。

39~41度程度の温度のお湯で、10分~15分程度の入浴を推奨します。

 

十分な睡眠の時間を確保する

最も体の修復や回復する時間帯は、

「睡眠」

の間です。
7~8時間の質の良い睡眠をとることで、睡眠中の成長ホルモンの分泌が促進して、体の回復を助けます。

睡眠の質を上げるためには、

・寝る時間と起きる時間を一定にする

・湯船につかる入浴する

・就寝する1~2時間前にはデジタル機器の使用を控える

・寝る前のアルコールやカフェインを含む飲料を控える

・深い深呼吸を意識的におこなう

ことを心がけてください。

 

適度な水分の補給

筋肉の約67%は、水分で構成されています。

その筋肉中の水分が、2%失われると、筋肉の機能が低下したり、損傷しやすくなる。

体内に水分を積極的に取り込むことは、筋肉の正常な働きと疲労物質の代謝に重要です。

祭り中や後は、ミネラルウォーターやスポーツドリンクなどで、水分をこまめにとってください。

また、祭りではお酒を飲む機会が増えますが、アルコールには利尿作用があり、体の水分が失われやすくなります。

そのため、お酒を飲む際には、水を一緒に飲む「チェイサー」を取り入れることをおすすめします。

 

体のゆがみを整える

神輿の担ぎ棒を、体の片側で担ぐことで、背骨のゆがみが発生しやすくなります。

そのゆがみを軽減させるための体操を以下で紹介させていただきます。

体を整えるための体操その1

ひざを曲げて、上向きで寝る

ひざを、右方向に横に倒して、10秒間、キープする。

10秒たったら、ゆっくり元の位置に戻す。

次に、ひざを、左方向に横に倒して、10秒間、キープする。

10秒たったら、ゆっくり元の位置に戻す。

この一連の動作を、3回、繰り返す。

 

体を整えるための体操その2

上向きで寝て、片方のひざを曲げて、両手で抱える

ひざを抱えた両手で、胸の方に引き寄せて、10秒間、キープする。

10秒たったら、ひざから手をはなして、ゆっくりと足を下す。

次に、反対側のひざを曲げて、両手で抱える

ひざを抱えた両手で、胸の方に引き寄せて、10秒間、キープする。

10秒たったら、ひざから手をはなして、ゆっくりと足を下す。

この一連の動作を、3回、繰り返す。

 

体を整えるための体操その3

手とひざを床につけ、四つばいになる。

両手を前方に伸ばしながら、お尻をかかとに近づけ、背中が伸びるのを感じたら、10秒間キープする。

10秒たったら、元の姿勢にゆっくり戻す、

この一連の動作を、3回、繰り返す。

 

体を整えるための体操その4

下向きで寝る

肩の真下の位置に肘を曲げて、体を起こし、体をそらして、10秒間、キープする

10秒たったら、その状態で、頭を下げて、10秒間、キープする

10秒たったら、元の姿勢に戻る

この一連の動作を、3回、繰り返す。

 

体を整えるための体操その4

立った状態で、頭上に腕を伸ばし、片方の手で反対側の手首をつかむ。

手首をつかんだ方の手で、横に体を倒して側屈を行い、10秒間キープする。

10秒たったら、元の姿勢にゆっくり戻す、

次に、手首をつかむ手を反対に変えて、手首をつかんだ方の手で、横に体を倒して側屈を行い、10秒間キープする。

10秒たったら、元の姿勢にゆっくり戻す。

この一連の動作を、3回、繰り返す。

 

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まとめ

祭りに関わっておられる方から、年間の行事の中で、正月よりも祭りの方が大事であり、楽しみにされているお話をよくお聞きします。

そんな祭りを長く続けていくためにも、祭り中や祭り後に、お体をケアすることが必要かと思われます。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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腰や背中の痛みを軽減!正しい重量物の持ち上げる際の注意点とコツ

秋に起きるイスからの立ち上がりで生じるデスクワーク腰痛への対策

お盆前後に増えるデスクワークの方が背中の痛みを改善するための3つの方法

2025.08.18 | Category: ストレス・自律神経障害,スマホ首,デスクワーク,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,体温,冷え,,姿勢,日常生活の動作,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,肩こり,背中の痛み,背骨,血流

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、デスクワークをされておられる30歳代女性の方が、背中の痛みで来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、45日前ほどから、パソコン作業で頭を前に傾けると、背中に痛みを感じて、仕事に集中できないとのことでした。

このように、デスクワークのお仕事をされておられる方の中には、背中の痛みを発症させることが少なくありません。

また、お盆前後は、暑さやクーラー疲れなどにより、体の不調が出やすい時期でもあります。

そこで今回は、お盆前後に、デスクワークをしていると背中の痛みが発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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デスクワークによって起こりやすい背中の痛みの発症理由

デスクワークでパソコン作業をされておられる方が、特に、お盆前後の時期に背中の痛みが生じやすい理由を、以下で紹介させていただきます。

 

前かがみの姿勢による負荷のため

長時間、パソコン作業をすると、集中のあまり画面に顔を近づけて、自然と「猫背」の姿勢になりやすい。

この前屈みの姿勢を保持するためには、約46kgある頭の重みを支えることになるので、首から背中の筋肉の持続的に緊張させる必要があります。

さらに、前屈みの角度によって、頭の重みによる負荷が増加すると研究報告がされています。

具体的には、頭が適正な位置にある場合は、背中への負荷は、頭の重みである約46kgであることに対して、

・頭が前に15度傾くと、背中への負荷が約12kgに増加

・頭が前に30度傾くと、背中への負荷が約18kgに増加

・頭が前に60度傾くと、背中への負荷が約27kgに増加

と頭が前に傾く角度が増えるほど、負荷が大きくなります。

前屈みの姿勢によるこのような負荷を背中にかけ続けることで、背中周辺の筋肉に疲労を発生させます。

背中の筋肉は、頭の重みを支えるだけでなく、腕をあげたり、呼吸をするなど、多くの活動に関わっています。

その背中の筋肉の機能が低下すると、背中の筋肉を使った通常では問題なくできる動作でも痛みを発生します。。

(参考文献:「スマートフォン利用時の姿勢矯正に向けた 首の角度推定手法の提案」

 

長時間の同じ姿勢によって血流が悪くなるため

デスクワークを、8時間以上続けると、背中周辺の筋肉に血行の不良が起こり、痛みの発生のリスクが23倍に上昇すると研究報告がされています。

また、30分以上、姿勢を変えずに座り続けると、筋肉の血流は、最大30%も低下すると報告されています。

その理由として、特にデスクワークでは、長時間、パソコン作業をするための姿勢の保持することで、背中周辺の筋肉を緊張させる状態が続きます。

その筋肉の緊張は、血管を圧迫して血流を阻害し、そのことが背中周辺への筋肉に、血液を通して栄養や酸素の供給が低下させます。

血流が悪化することで、疲労した筋肉の回復が低下させたり、背中周辺の神経の感度が上がり、普段、感じないような刺激でも痛みを感じやすくなる。

 

クーラーによる冷えのため

デスクワークの職場は、座ってパソコン作業をするため、体を動かすことは少ない。

そうすると、代謝が下がり、体からの熱の発生が低下します。

さらに、夏は、クーラーがかかっている部屋にいるため、体が冷えやすくなります。

代謝の低下やクーラーによる冷えは、体温を低下させます。

体温は、体の組織の活動に必要な熱であるため、適正に保とうと自律神経が働きます。

自律神経は、生命の維持のために、無意識かで体の機能を調整してくれる神経です。

体温が下がった場合は、自律神経はそれを防ぐために、筋肉を収縮させます。

冷えによって自動的に起こる筋肉の緊張が持続すると、特に、前屈みの姿勢で負荷のかかる背中の筋肉に微小な損傷を引き起こします。

この損傷により炎症が発生して痛みが生じやすくさせる。

以上のように、お盆前後は、デスクワークによる前屈みや同じ姿勢の持続・クーラーの冷えなど、複数の要素がかなさりやすく、そのことが背中の痛みを発生するリスクが高まる時期となります。

 

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デスクワークで起きる背中の痛みへの対処法

デスクワークによる背中の痛みを軽減するための対処法を、以下で紹介させていただきます。

入浴で体を温める

クーラーの効いた部屋で、長時間、座りっぱなしでデスクワークをすることで、体は冷えてしまいます。

それが背中の痛みにつながるため、解消するために体を温めて体温を上げる必要があります。

体を温めるために最も簡単で有効な方法として、「湯船につかる入浴」です。

夏は暑いので、入浴はどうしてもシャワーで済ませる方が多いですが、汗を流してさっぱり程度にとどまり、体を温めるまでは届きません。

実際、夏場に調子を落としている方にお聞きすると、入浴はシャワー止まりで湯船につかる入浴をしばらくしていない方が、経験上多いです。

入浴は、3941℃に設定したお湯に、理想は15分程度ですが、のぼせるようでしたらできる限りで良いので、湯船につかってください。

研究でも、湯船につかる入浴頻度が高いほど、幸福度や健康感、睡眠度、血液検査の結果などが向上すると報告されています。

暑くてどうしてもシャワーしか入れない方は、集中的に首から背中にシャワーで温水を当てる時間を増やしてください。

 

深呼吸をして胸とおなかを緩める

デスクワークに集中すると、猫背の姿勢でいる時間が長くなります。

そうすると、背中への負荷が大きくなり、痛みが発生するリスクが高まります。

ですので、デスクワーク中、30分に一度でいいので、すっと背筋を伸ばして、姿勢を変化させることで背中の痛みの発生の予防に有効です。

背筋を伸ばしやすくするためには、胸やおなかの筋肉が柔軟性が必要です。

胸やおなかの筋肉が柔軟性を上げるためには、「深い深呼吸」が有効です。

ゆっくりと深呼吸をすることで、自然とおなかと胸を動かすことになり、柔軟性が高まります。

ポイントは、深呼吸をする際には、まず、息をゆっくりはきだすことです。

息をはきだせば、その反動で、自然と息を多く吸い込むようになり、深い深呼吸ができます。

休憩中や仕事がひと段落ついた時など、隙間時間を使って、意識的に深い深呼吸をしてみてください。

 

体を動かして同じ姿勢を避ける

パソコン作業のキーボードに伸ばす腕は、肩は015度、肘は90110度、手首は15度に曲げた状態にすることが理想とされています。

それによって、肩や首・背中などの負担を減らすことができます。

理想の姿勢でパソコン作業をしても、同じ姿勢が続くと、どうしても筋肉の緊張や疲労を引き起こします。

ですので、姿勢をときどき変えて、特に、背中に刺激を入れることが、痛みの軽減につながります。

具体的には、

・背伸びをする

・手を後ろに組んで伸ばす

などといったパソコン作業でとる姿勢をは逆の状態にしてみてください。

一つの姿勢の変化させる時間は、1020秒程度で十分なので、気がついたときでいいのでおこなってみてください。

 

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まとめ

デスクワークで背中が痛むことが続くと、2次的に頭痛や肩こりの発生やイライラややる気の低下なども発生しやすくなり、仕事の進行に大きな影響がでます。

特に、お盆前後は、夏の疲れが噴き出だすことが多いので、早めのケアをおすすめします。

そのための方法として、今回紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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デスクワークのパソコン作業中に肩こりで仕事に集中できない方におすすめ解消法

40歳代男性がデスクワークで腰痛が続く理由とそれを防ぐための日常的な対策

保育士の腰痛はなぜ起こる?抱っこの姿勢が与える影響と予防ストレッチ

2025.05.29 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉の損傷,筋肉疲労,職業病,背中の痛み,背骨,腰痛,血流,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、保育士の30歳代の女性の方が、腰痛を訴えて来院されました。

きっかけをお聞きすると、保育園で、今年に担当する体重も20kg近くある3歳のお子さんを、抱っこする機会が多くなってからだそうです。

最近は、床に寝転がっているお子さんを抱き上げようとしたときや、抱っこして歩いていると、特に、腰に痛みを感じるとのこと。

今で腰がこんな状態なら、これから、ますます成長して重たくなる子供さんたちを、担当する1年間、お世話するのに腰が保つのか心配ということでした。

保育士の方は、業務の中で、預かったお子さんを抱っこする機会が多い職業であるため、腰に痛みを訴える方は少なくありません。

そこで今回は、お子さんを抱っこすることで、腰に痛みが発生する理由と、その対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、腰の痛みを軽減でき、保育業務を快適におこなうことができます。

 

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子供を抱っこすることで腰の痛みが発生する理由

保育業務の調査の中でも、子供を抱っこする時間が多いとされ、それが腰痛発生の原因と報告されています。

調査結果のように、お子さんを抱っこすることで、腰痛がひき起こるメカニズムを以下で紹介させていただきます。

 

抱っこする子供の体重による負荷

0歳から6歳までの乳幼児の平均体重は、

0歳:約3kg

1歳:約8kg

2歳:約10kg

3歳:約12kg

4歳:約15kg

5歳:約17kg

6歳:約19kg

とされています。

子供を抱っこしたときに、自分の上半身の重みに加えて、こういった子供の体重分の重さが腰にかかります。

抱っこする姿勢は、「座った状態」「立った状態」「前屈みの状態」といろいろあります。

その中でも、保育業務の中で、前屈みの姿勢で抱っこすることが多いですが、その姿勢は、立って抱っこしているときより、

2,2倍」

もの腰への負荷が増加します。つまり、

0歳:約3kg×2.2倍=約6.6kg

1歳:約8kg×2.2倍=約17.6kg

2歳:約10kg×2.2倍=約22kg

3歳:約12kg×2.2倍=約26.4kg

4歳:約15kg×2.2倍=約33kg

5歳:約17kg×2.2倍=約37.4kg

6歳:約19kg×2.2倍=約41.8kg

の負荷の増加が腰にかかります。

こういった腰への負荷のかかる保育業務で抱っこした姿勢を維持するために、腰周辺の組織が緊張します。

その時間が長くなったり、毎日、頻繁に繰り返されることで、腰周辺の組織が疲労して硬くなり、血流が悪化し、エネルギーの不足や回復に遅れが起こり、その結果、腰に痛みが発生しやすくなる。

(参考文献:「平成 22 年乳幼児身体発育調査報告書(概要)」)

 

片腕で抱っこするための腰にねじりが発生

保育士の方が業務の中で、預かった子供さんを、片手で抱っこしながら、もう片方の空いた手で作業をすることが多いです。

この片手で子供を抱っこしている姿勢は、腰の片方に負荷をかけるため、自然と重心が傾き、腰がねじられます。

このねじる圧力が、腰に負荷をかけます。

例えば、水にぬらした雑巾を、水気を取るためにねじって絞ると、雑巾の布の繊維が痛んだり、雑巾を広げて伸ばそうとしても、シワができて広げにくくなります。

それと同じように、片手で抱っこすることで、腰にねじる圧力が続くと、腰周辺の組織が損傷して、腰痛を引き起こすリスクが高まります。

(参考文献:「保育活動「抱っこ」「おむつ交換」と腰痛・肩こりとの関連」)

 

抱っこする動作の繰り返しと抱っこ時間による負荷

690名の保育士を対象にした調査によると、「150回以上の抱き上げ」をおこなっている保育士は、腰痛が発生している率が高いと報告されています。

保育施設で預かった子供を、抱っこしたり、抱っこから下におろしたりする動作を繰り返すことは、腰の前後の曲げ伸ばしでおこなわれます。

この動作の繰り返しは、腰に大きな負担をかけます。

例えば、硬い針金を、数回、曲げたり伸ばしたりしても、針金は折れませんが、何度も曲げたり伸ばしたりしていると、針金の金属に折り目がついて亀裂が走り、ついには、ボキッと折れてしまいます。

これと同じように、抱っこしたり、抱っこから下におろしたりと、同じ動作の繰り返しは、腰への負担が集中して、腰に痛みが生じやすくなります。

(参考文献:「保育教諭の業務姿勢および動作と腰痛の関係」)

 

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子供を抱っこすることで生じる腰痛を予防するためのストレッチ

保育士の業務形態で起きる腰痛を予防するために、以下のようなストレッチを紹介させていただきます。

業務の合間や自宅での寝る前など、隙間時間を利用しておこなってください。

 

首を伸ばすストレッチ

背筋を伸ばし、正座をした状態で、右手を左耳の上にあて、左手を左太ももと左ふくらはぎの間にはさみます。

 

頭をおいた右腕の重みを利用して、右耳を肩に近づけるイメージで、頭を右側にゆっくり傾け、左首から肩が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、元の姿勢にゆっくり戻し、右手と左手の位置を変えて、反対側でも同じようにおこないます。

 

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

アキレス腱を伸ばすストレッチ

壁に手を当てて立ち、足を前後に開きます。

 

後ろに引いた足のかかとを床につけたまま、前に出した足のひざを軽く曲げて、体重を前に移し、後ろに引いた足のふくらはぎやアキレス腱の伸びを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、元の姿勢にゆっくり戻し、右あしと左足の位置を変えて、反対側でも同じようにおこないます。

 

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

股関節を伸ばすストレッチ

足を前後に開いて、前に出したひざをを曲げて立ちの状態になり、後ろに引いた足のひざと足の甲を床につけ、片ひざ立ちの状態になります。

 

後ろに引いた足のひざと足の甲を床につけたまま、前に出した足のひざを曲げて、前方に重心を移動させて、後ろに引いた足の股関節の前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、元の姿勢にゆっくり戻し、右足と左足の位置を変えて、反対側でも同じようにおこないます。

 

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

太もも裏を伸ばすストレッチ

床にお尻をつけて座り、足を左右に開いて、片方のひざを曲げて、もう片方の足を伸ばした状態にします。

 

伸ばした足の先に向けて、同じ側の腕をの伸ばし、手の親指を下に向けならが、体を倒して、太もも裏の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、元の姿勢にゆっくり戻し、右足と左足の位置を変えて、反対側でも同じようにおこないます。

 

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

胸を伸ばすストレッチ

上向きで寝て、両膝を立てて、片方の腕が肩の高さに上げ、肘を曲げます。

 

体をゆっくりと、上げた腕と反対方向へねじり、上げた腕の胸の前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、元の姿勢にゆっくり戻し、上げる手を変えて、反対側でも同じようにおこないます。

 

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

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まとめ

「腰痛は、仕事の中で発生する傷病の6割を占める労働災害である」と厚生労働省で発表されているほど、腰痛は仕事の中で起こりやすいケガです。

特に、保育士の方は、その業務の性質上、腰に負担がかかるお仕事であるため、こまめなケアが必要と思われます。

ですので、今回のブログで紹介させていただいたことが、保育士の方の腰痛予防のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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