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40歳代男性がデスクワークで腰痛が続く理由とそれを防ぐための日常的な対策

2025.03.06 | Category: デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,座り方,日常生活の動作,椎間板ヘルニア,生活習慣,疲労,筋肉疲労,職業病,股関節の痛み,背骨,腰痛,血流,運動,関節,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、デスクワークの40歳代男性の方が、腰痛で来院されました。

仕事でずっと座っていると、腰に痛みを感じると。

腰が痛くて動けないほどではないが、治りそうで治らない、すっきりしない状態が続いているそうです。

今回、ご相談いただいた患者様のように、デスクワーク中の腰の痛みに、ストレスを感じられる方は少なくありません。

そこで今回は、デスクワークで座り続けることで腰痛が発症する原因とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、事務作業中に感じる腰痛を軽減して、仕事に集中しやすくなります。

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長時間のデスクワークで座っていると腰が痛くなる原因

 

立っているときより、座っているほうが楽だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際には、座っている方が、腰にかかる負担は大きくなります。

姿勢によってどれだけ腰に負担がかかるを調べた研究Nachemson, 1976では、立っているときに腰にかかる負担を「1」としたら、

・正しい姿勢で座位:1.4

・崩れた姿勢での座位:1.8

と腰への負担が増加すると報告されています。

これは、立っているときは、上半身の重みが、2本の足と骨盤で分散して支えられているのに比べて、座っているときは、上半身の重みが、骨盤と腰に集中します。

そのために、立っているときより、座っているときのほうが、腰に負担が大きくなるのです。

デスクワークは、仕事を開始して、30分もたてば、姿勢が崩れるとされています。

正しい姿勢で座っていても、腰に負担がかかるのに、姿勢が崩れることでさらに腰に負荷がかかります。

そうすると、腰周辺の筋肉や関節、じん帯などの組織が、その負荷によって疲労や炎症を起こしやすくなり、腰痛が発生するのです。(参考文献:「腰痛 学療法 椎椎 間板 に対 椎伸

 

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デスクワーク中に腰痛を感じた際の対処法

デスクワークをしている最中、腰に痛みを感じた際に、その場で簡単に腰痛を緩和するための方法を以下で紹介させていただきます。

 

座り直しで姿勢の動作

デスクワークをしていると、姿勢が崩れて、腰により負担がかかります。

こまめに座っている姿勢を整えることで、腰の痛みは軽減できます。

その方法ですが、

①足先をひざの位置をそろえて、まっすぐ前に向けます。

 

②両手をひざの上に置きます。

 

③背筋を伸ばして、股関節を軸に、体を前に倒します。

 

④体を前に倒した重みを利用して、ひざに置いた手のひらを、床の方向に押し付けて、イスの座面から5センチほど軽くお尻を上げます。

 

⑤その状態から、力を抜いて、ストンとお尻をイスの座面に落とします。

このような手順で座り直しをすることで、適正な刺激が骨盤から背骨に入り、座っている姿勢が整います。

座っている状態が、30分ごとぐらいに、この座り直しの動作を行ってください。

 

背筋を伸ばす動作

デスクワーク中は、パソコンや書類を見るために、姿勢が前のめりになり、どうしても猫背になる方が多いかと思われます。

背骨は通常、S字状のたわみがある状態で構成されており、そのたわみがバネのように働き、体の上下からかかる衝撃や圧を吸収します。

猫背になると、この背骨のたわみが減少し、それが座っているときに腰痛が発症する要因の一つとなります。

背筋をこまめに伸ばすことで、背骨のS字状のたわみを作り、上半身の重みを腰が支えやすくします。

その方法として、

①机に両方の前腕を置いて、体を支えます。

 

②あごをひきながら、おへそを前に突き出すようにして、背筋を伸ばします。

 

③腰のあたりが伸びるのを感じたら、20秒間、キープします。

この一連の動作を、座っている状態が、30分ごとぐらいに、背筋を伸ばす動作をおこなってください。

 

足を伸ばす動作

座っている状態が続くと、太ももの裏の筋肉が縮んだ状態がつづき固くなります。

そうすると、太ももの裏の筋肉は骨盤についているので、骨盤を引っ張り、さらに骨盤についている腰の筋肉にも負荷がかかります。

ですので、太ももの裏の筋肉を伸ばし柔らかくすることで、腰への負荷が軽減することにつながります。

その方法ですが、

①イスに座った状態で、両方の足を前方に伸ばして、足関節を90度に曲げて、つま先を天井方向に向けます。

 

②その状態のまま、背筋を伸ばして、体を前方に倒します。

 

③太ももの裏が伸びるのを感じたら、20秒間、キープします。

この一連の動作を、座っている状態が、30分ごとぐらいに、太ももの裏を伸ばす動作をおこなってください。

 

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まとめ

どんなに良いイスに座っていても、同じ姿勢を続けると、同じ筋肉や関節などを使うことになるので、特に、腰に負荷がかかりやすくなり、腰痛が起こります。

本当は、30分ごとに、立ち上がって、動いてもらうのがベストなのですが、仕事中になかなかそういったことは難しいかと思われます。

デスクワークをしながら、最小限の動作で、腰痛を軽減する方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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