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足首の痛み | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
スーパーに買い物をするためにでかけて歩き回ると、ひざの裏が痛くなって、しばらく座って休んでしまうというお話をシニアの女性の方からよくお聞きします。
そういったことを、毎回、繰り返していると、歩くことに自信がなくなって、外出することがおっくうになるそうです。
そこで今回は、シニアの女性の方が、スーパーへ買い物のために歩いた際にひざの裏の痛む要因とその対処法について紹介していきます。
このブログを読んでいただくことで、買い物に歩いて行くことへの不安を解消できます。
人間は歩くときのひざは、「曲げる」「伸ばす」を繰り返しています。
このひざを「曲げる」「伸ばす」のうち、歩行で重要なのは、実は、「伸ばす」動きです。
一歩の歩行で、ひざの関節を0度から60度の間で、曲げ伸ばしをします。
ひざの関節の面は、肩関節や股関節のような凹凸ではまり込むような形状ではなく、平たい面同士が向かいあっているため、非常に不安定な関節です。
ですので、骨の構造で関節を支えるだけでなく、筋肉やじん帯の助けが必要です。
また、そんな不安定な関節でも、骨の構造で最も安定するのが、ひざの関節が伸びた状態です。
歩くときに、ひざが伸ばし切るべきターンは、片足に体重がかかり、それを支えるために安定が求められます。
そのシーンで、何らかの影響でひざが伸びないと、ひざの骨で支える比率が低くなるので、それを代償するために、ひざ周辺の筋肉、特にひざの裏の筋肉への負荷が大きくなります。
ひざの裏の筋肉は、ひざを伸ばすための強力な筋肉です。
歩くことでひざが伸びないことで、この強力な筋肉への負荷が続くことで疲労して、ついにはひざの裏に痛みが発生します。
また、歩行時にひざが上がらないことで、ひざ関節以外の関節を余計に動かすため、腰や股関節痛などに二次的な痛みを引き起こす要因となる。
買い物などで歩き回るときに、ひざの裏お痛みが発生させないための対処法としては、日頃から「ひざを伸ばす」訓練をする必要があります。
そのための方法を以下で紹介していきます。
イスに座り、両手で片方の足の太ももをかかえて、足が床につかないい高さに持ち上げます。
その状態で、ひざから下を前後に10回ぶらぶらさせる。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを交互に3回づつ繰り返してください。
イスに座り、片方の足を前に置いた補助のイスの上にのせます。
目線をつま先において、ゆっくりと息をはきながら体を前に倒します。
太もも裏が伸びているのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを交互に3回づつ繰り返してください。
片方の足を前に置いた補助のイスの上にのせます。
ゆっくりと息をはきながら、つま先を足の甲側に倒します。
ふくらはぎが伸びているのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを交互に3回づつ繰り返してください。
コロナ禍以来、ネットでの通販販売も発達しましたが、日々の買い物は、実際、目で見て手に取らないと、わからないことが多いです。
また、買い物すると、スーパーで会った方とお話しする機会もあり、人との交流ができます。
歩いて出かけ買い物に行くことは、そういったメリットも多いので、それがスムーズにできるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも買い物で歩くとひざの裏の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に歩行やひざの痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
春になると、いろいろな花が開花し始めて、特にシニアの女性の方から、ご自宅でガーデニングの作業をされるお話をよくお聞きします。
ガーデニングで、体を動かしたり、日光や風にあたって感覚を刺激することで、心身ともに健康を促進する効果が高いと言われています。
その一方、地面に近づいて作業する必要があるため、長時間、「しゃがむ」動作を取るため、体に負荷をかけることが多くなります。
それによって、肩や背中・腰・ひざなどに、痛みが出てしまうシニアの女性の方が、当院でも少なくありません。
そこで今回は、ガーデニング作業でしゃがむ姿勢を体に負荷を少なくスムーズにとれる条件とそれを促進させる方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、しゃがみこんでのガーデニング作業によって、体を痛めることを防ぐことができます。
ガーデニング作業でのしゃがむ姿勢をスムーズにとるための条件
一昔前の日本では、畳の部屋での寝起きや和式トイレなど、しゃがみ姿勢は日常的にとっていました。
しかし、近年、日常生活が洋式になり、しゃがみ姿勢をする機会が減少しました。
そのため、しゃがみ姿勢の研究によると、年齢に関係なく、全体の20パーセントの方が、安定的にしゃがみ姿勢ができないという報告がされています。
以下で、スムーズにしゃがみ姿勢をとることができるための条件について紹介させていただきます。
しゃがみこむ姿勢は、・股関節・ひざ関節・足関節を最大限に曲げ込むことでおこなえます。
各関節に支障があると、それを代償するために他の関節に過剰な負荷をかけてしまいます。
特に、足関節の可動性が、しゃがみ姿勢が安定的にできるかを左右されると研究報告がされています。
足関節は、一般的には足の甲側に20度に曲がれば、正常とされています。
しかし、しゃがみ姿勢の足首の曲がる角度は、21〜34度あたりまで曲がることが必要とされます。
反対に、足関節が、足の甲側に曲がる角度が、15度以下になるとしゃがみ姿勢が困難になります。
ですので、股関節、ひざ関節、そして特に足関節の可動域を広げていくことが、しゃがみ姿勢を柔軟にできる条件となる。
立っているときは、多少、重心バランスが崩れても、動ける幅が広いので、ある程度は柔軟に対応できます。
しかし、しゃがみ姿勢は、各関節を曲げ込んでいいるため、重心のバランスをとる幅がせまくなり、非常に不安定な姿勢です。
しゃがみ姿勢での重心バランスは、足の裏が地面にしっかりと接地して、重心が前方にあることで安定します。
反対に、しゃがみ姿勢で重心バランスを後ろにすると、そのままひっくり返るか、ひっくり返らないよう踏ん張るために、筋肉を過剰に使います。
そのことで、しゃがみ姿勢が体に痛みや疲労を発生させます。
先ほどの「正常な関節可動域」の項目で、足関節の可動域が重要だと述べました。
それは、しゃがみ姿勢で前に重心バランスを持っていくために、足首をしっかり曲げることが必要なためです。
しゃがみ姿勢をスムーズにとるためには、以下のような筋肉の状態であることが重要です。
・姿勢を安定させる背中とおなかの筋肉の共同するバランスが良いこと
・最大可動域まで曲げる股関節、ひざ関節、足関節周辺の筋肉の柔軟性が高いこと
・しゃがみ姿勢の時に前方に重心を維持するスネの筋力が十分であること
・しゃがみ姿勢で土台となる骨盤の位置を維持するためにお尻の筋肉量と柔軟性が十分であること
以上のような条件が整うことで、しゃがみ姿勢をスムーズに取ることができます。
ガーデニングでしゃがむ動作をする際に、体への負荷を最小限にするためのポイントを以下で紹介していきます。
しゃがむ姿勢をとるために必要な、股関節・ひざ関節・足関節の可動域とその周辺の筋肉の柔軟性を促進するストレッチを以下で紹介していきます。
片方の足を前に出して、ひざを90度に曲げます。
もう一方の足を後ろに伸ばし地面にひざをつけます。
両手で地面につけて体を支えながら、重心を前に移動します。
後ろに引いた股関節の前面が伸びるのを感じたら、その状態で、10秒間、キープしてください。
反対の足も同じようにおこなってください。
足をクロスした状態で立ちます。
その状態のまま、体の力を抜いて前に倒したときに、後ろの足の太ももからひざ裏が伸びるのを感じたら、その状態で、10秒間、キープしてください。
反対の足も同じようにおこなってください。
足を軽く前後にひざを伸ばした状態でひらき、かかとも地面につけます。
前に出した足のひざを曲げながら、体の重心を前に移送して、ふくらはぎが伸びるのを感じたら、その状態で、10秒間、キープしてください。
反対の足も同じようにおこなってください。
片方の足のつま先と足の甲を床につけます。
そのまま、すねを前に押しだし、足のつま先と足の甲を床に押し付けてください(強くすると痛めますので軽い力で押し付けてください)。
足首の前面が伸びるのを感じたら、その状態で、10秒間、キープしてください。
反対の足も同じようにおこなってください。
以上のようなストレッチを、しゃがんでガーデニングをする前に準備体操としておこなうことと、ガーデニングを終えた後に整理体操としておこなってください。
体に負荷をかけるしゃがみ姿勢は、
、・頭が前方に突っ込みすぎている
・あごがひざに近づけすぎ
・腰や背中が丸く曲げすぎている
です。
重心バランスを前方に維持して、なおかつ筋肉バランスや関節への負荷を減らすためのしゃがみ方は、
・頭と背筋を一直線に維持する
・アゴを引いて必要な分だけ目線を下げる
・重心を足の指や前方足底にかける
・しゃがんだときの足幅は肩幅ぐらいにする
・しゃがんだときにひざと足先の方向をまっすぐにする
を意識することで、余分な力を使わずに楽にしゃがめます。
しゃがんでいるときだけではなく、立っている状態からしゃがむ動作、しゃがんでいる状態から立つ動作でも、体を痛めてしまうことも少なくありません。
その要因としては、体の中で一番重たいのは、お尻の筋肉の移動の仕方にあります。
お尻の筋肉を効率よく動かせば、安定したしゃがみ姿勢をとったり、解除できます。
肩幅ぐらいに足を広げて、足先とひざの方向をまっすぐ前にそろえて、足裏がしっかり接地しているのを感じて立つ。
股関節とひざを曲げて、両手を地面について体を支えて、お尻を上げた状態にする。
そのままお尻を下げて、アゴを引いて背筋を伸ばす。
両手を地面について体を支えて、ひざを軽く伸ばし、お尻を上げる。
お尻を上げたまま、両手をひざを上において、体を支える。
ひざにおいた手で体を支えながら、顔を上げて股関節、腰を伸ばして立ち上がる
ガーデニングは、手をかけてあげるほど答えてくれる充実感のある趣味です。
それだけに、熱心に時間を忘れて、しゃがみ姿勢を続けることで、体を痛めてしまいがちです。
春に好きなガーデニングを思う存分におこなうために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもしゃがむ姿勢が取りずらいようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に座り続けたことで起こる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
統計では、70歳代の方の80%以上が、年に2回はお墓参りを行かれるという報告がされています。
また、お墓参りに行く機会として、お盆についで2位なのが、春のお彼岸です。
お墓参りは、故人やご先祖様をしのび、感謝の気持ちを伝える意味があります。
この統計の通り、当院でも春先のこの時期は、お墓にお参りに行かれたお話をよくお聞きします。
同時に、お墓の帰り道で、腰や足を痛めたり、転倒してケガをされる方が少なくありません。
先日も、70歳代女性の方が、お墓参りのために坂道を上り下りしただけなのに、翌日には腰からお尻にかけて痛みが発生したと訴えられました。
こういった要因としては、お墓の場所が山の斜面にあり、角度のある坂道を登ったり降りたりしなければならず、それに体がついてこないために起こりがちです。
そこで今回は、山の斜面に位置するお墓に参るときに、坂道の登り下りで体に負荷をかけない歩き方について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、体を痛めることがなくお墓参りができます。
坂道を登ったり、降ったりするときの歩行は、平地での歩行とは違ってきます。
以下で、坂道の上り下りでの歩行で体を痛めやすくなる理由を紹介します。
坂道を上るときには体が前に倒れ、下るときには体が後に倒れます。
このような姿勢の変化に対応し維持するために、下半身の各所に平地に比べて、2〜3倍の負荷をかけます。
この負荷に体が耐えきれないことで、坂道での歩行で体を痛めてしまいます。
坂道は平地よりも地面が不均衡で、段差や凹凸が多い。その不均衡に体が対応できないと、足やひざなどをねじったり、転倒しやすくなります。
坂道を上ったり下ったりする時は、体の重心のバランスを保つため、より多くの筋肉を使います。
特に下り坂では、重心のコントロールのために、足やひざに余計な負担がかかります。
その結果、体に痛みが発生しやすくなります。
このように、平地の歩行に比べて、坂道は体のバランスが不安定になるために、より多くのエネルギーや筋力、神経を使います。
日頃の運動の不足や疲労で、それに対応できないことで、坂道でケガをすることが引き起こされます。
坂道を歩いて上ったり下ったりする際に、体を痛めないようにするためのコツを以下で紹介させていただきます。
上り坂をスムーズに歩くコツとしては、
・骨盤の幅で足を「逆ハの字」に開いて歩く
・足首を90度に固定する
・骨盤や腰で足を上げ下げするイメージで歩き、なるべく足の筋肉を使わない
を意識しておこなってください。
上り坂を歩くイメージは、スキー板を逆ハの字の方向に向けて、雪の坂道を上る感覚です。
つま先を正面に向けるて、坂道を上ると、足首の角度は鋭角になり、ふくらはぎの筋肉に負荷がかかり、疲れやすくなります。
「逆ハの字」に開いて歩くことで、それを回避できます。
下り坂を歩くコツとしては、
・骨盤の幅で歩く
・つま先から着地するイメージで歩く
・坂の角度で体が前に倒れないように注意して歩く
・足の指を曲げて地面をつかむイメージで歩く
を意識して歩いてください。
上り坂に比べて下り坂の方が、ブレーキをかけながら歩くため、体に負荷がかかります。
できるだけ足の筋肉は使わずに、腰や骨盤をを使うイメージで歩いてください。
慣れない坂道を歩くことで、普段は使わない筋肉に負荷をかけることで、筋肉痛を引き起こしやすくなります。
そこから早く回復するために、おこなってほしいストレッチの方法を以下で紹介していきます。
片足を前に出して、ひざを90度に曲げます。
もう片方の足を後ろに伸ばし、ひざを床につけます。
体の重心を前に移動して、前に出した足のひざを曲げます。
後ろに伸ばした足の太ももの付け根が伸びるのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを交互に3回繰り返してください。
片方の足を前に出して、ひざを伸ばし、足首を90度に曲げます。
前に出した足のひざの上に両手を当てて、体を前に倒します。
ひざの裏から太ももの裏が伸びたのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを交互に3回繰り返してください。
壁に両手をつけて、片方の足を前に出して軽くひざを曲げてください。
もう片方の足を後ろに引いて、ひざを伸ばし、かかとを床につけてください。
重心を前に移動して、前に出した足のひざを曲げて、後ろに引いた足のふくらはぎが伸びるのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを交互に3回繰り返してください。
お墓参りするときにケガをする方が多いためか。
「墓場で転んだケガは治りにくい」「墓場で転ぶと霊がついてくる」などといった迷信的な言葉が存在します。
そういった迷信は置いておいて、せっかくのお墓参りなので、気持ちよく無事におこなうことができるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、お墓参りにいった際に体を痛めてしまいましたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に歩行についての対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
春先は、まだまだ寒いので家にじっとしているか、外出するときも車で移動して、体を動かすことが少なくなる、シニア女性の方が少なくありません。
寒さを避けるように生活を送っているのに、足先が冷えて、体がゾクゾクするので、お風呂やカイロで温めても、なかなか温まらないというお悩みをよくお聞きします。
そこで今回は、日中の活動量が減った生活を送ることで足先の冷えが発症しやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、足先の冷えによる不快な感覚を解消できます。
春先に寒さのために、家でじっとしている時間が長くなったり、外出するにしても車で移動するといった生活をおくりがちです。
そうすると、「歩く」という日常生活の動作の機会が減ります。
歩くときに起こる足裏の接地面の順番は、
かかと→ 外側の足の縁→足全体→内側の足の縁→足の指
です。特に、最後の足の指には、推進力とバランスの調整といった重要な役割を担います。
日中の歩く量が減るということは、足の指への刺激が減るということです。
そのため、足の指の筋力が低下しやすくなります。
足の指の筋力が低下すると、足の指を地面に押し付ける力が低下して、「浮き指」と呼ばれる足の指が地面から浮いてしまう現象が起きやすくなります。
そうすると、ますます日常の動作で、足の指への刺激が減っていきます。
また、足の指の刺激の低下は、血管の成長が止まり、そのことで血流の悪化や感覚の低下を招きます。
こういった足の指の筋肉への刺激の低下や足先に血流を促す力が低下により、冷えを感じやすく、回復もしづらくなります。
足の指の冷えを解消するためには、ウォーキングで足の指を含めた下半身を動かすことが最も効果的です。
しかし、春先の寒さで、なかなか外出してのウォーキングがしづらいかと思われます。
ですので、外出しやすい気候になるまでは、イスや床に座ったままで、簡単にできる、足の指へ刺激を入れるためのストレッチを、以下で紹介していきます。
座って片方のひざを軽く曲げて、足の甲を包むように横から持ちます。
そのまま重心を後ろに移動させながら、足関節を胸の方向に曲げます。
その状態を10秒間、キープします。
反対側も同じようにおこなってください。
それを交互に3回繰り返してください。
イスに座って、片方の足のひざを曲げて、後外方におき、足の甲を床につけます。
そのまま、体の重心を後方に移動させて、後外方においた足の曲げたひざを、外方に開きます。
その状態を10秒間、キープします。
反対側も同じようにおこなってください。
それを交互に3回繰り返してください。
イスに座り、片方の足のひざを曲げて、かかとをイスにのせます。
両手で、親指以外の足の指の先を包むように持ちます。
足の指先を包んだ手で、胸の方向に、足の指と足首を曲げます。
その状態を10秒間、キープします。
反対側も同じようにおこなってください。
それを交互におこなってください。
いくら温めても、なかなか足の指の冷えが回復しないと、ストレスや不眠を引き起こします。
温かい気候になるまで、もう少しというところまで来ていますので、そこを健康で乗りこえるためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも足の指の冷えが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に冷えへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
総務庁「高齢者の日常生活に関する意識調査」で、「自分から積極的に外出する方である」という内容のアンケートをしました。
60歳以上の約40パーセントの方が、「自発的に外出をしない」と答えました。
また、ご高齢者の方が、外出しない理由は、身体的・心理的・環境的といった3つの要因があります。
その中でも身体的な要因内容としては、
・転倒の不安
・足腰の筋力の低下
・疲労しやすくなった
などがあげられます。
実際、当院でも、散歩したいけど足がふらついて、転倒や疲れて帰れるか心配で外出する自信がというお話をお聞きすることが少なくありません。
しかし、家にこもって体を動かさないことで、筋力が低下したり骨も弱くなるため、身体能力が低下して、ますます外出ができなくなるという悪循環を引き起こしかねません。
そこで今回は、外出する自信がなくなる要因である足のふらつきがでる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、歩くことに自信が出て、外出がしやすくなります。
地面と接しているのは、足の指であり、足の裏です。足の指や足の裏は、木で言えば根っこの部分にあたります。
木の根っこがしっかりしていたら、多少、雨が降ったり風が吹いたりしても、木は倒れることはありません。
人も同じで、足の指や足の裏が正常に機能していれば、歩いたり立ち続けても、体は安定しています。
以下で、体が不安定になる足の指や足の裏の状態を紹介していきます。
足の指の働きは、
・重心をコントロール
・歩行時の推進力を発生させる
・床との設置面積を広げて体を安定させる
などあります。どの指が異常を起こしても体に支障が出ますが、特に重要なのが、実は
「小指」
です。
足関節は、足の外側方向の小指側に傾いた構造になっています。
ですので、捻挫をするときは、足の関節が外側方向にねじれることが多いです。
足関節が外側方向にねじれねいように支えるのが「小指」です。
小指で踏ん張れないと、足首が外側に傾き、それをカバーするために、ひざや股関節、腰や肩を無理に使うことになり、痛みが発生します。
ご自身の小指の状態を検査するには、 足の外側の側面に定規を当ててください。
定規と小指の間に5ミリ以上の隙間ができていたら小指がゆがんでいます。
歩いたり立っているときに、ふらつきやすくなったら、小指の状態をチャックしてみてください。
足の裏は、体を動かすときにバネやクッションとなる「土踏まず」というアーチが形成されています。
土踏まずは、足の内側だけではなく、外側と前方にも形成されています。
それぞれの土踏まずの働きは、
・内側のアーチ→前後の揺れをコントロール
・外側のアーチ→体をひねる動作をコントロール
・前側のアーチ→左右の揺れをコントロール
といった機能があります。
この足の裏にある3つのアーチの1つでも崩れると、他のアーチにも影響が出て、結果、体全体が不安定になります。
体の安定のためには、この3つのアーチを健全にする必要があります。
体の安定に欠かせない、足の指と足の裏のアーチへのケアの方法を以下で紹介させていただきます。
座って、片方の足のひざを曲げて、太ももの上にのせます。
太ももの上にのせた足の指の間の上部に、その足とは反対側の手の指を差し込み、優しく握ります。
その際には、差し込んだ指と足の指の付け根に、隙間を作ってください。
手の指を、無理に足の指の付け根まで、無理に差し込んだり、強く足の指を握り込まないようにしてください。
足の指の間に差し込んで手のひらを使って、足の裏側の方向に、ゆっくり伸ばして5秒間、キープしてください。
この際、足の指は、30度ほど曲がれば十分です。
それ以上の角度で無理に曲げれば、足の指周りが固くなるので気をつけておこなってください。
次に、足の甲側方向に、ゆっくり優しく伸ばし、5秒間、キープします。
これを10往復、おこなってください。
終われば反対側の足も同様におこなってください。
内くるぶしから親指に幅分前方に降りていくと、足の内側の土踏まずのアーチの縁に、ぽこっととがった足の骨の出っ張りが触れます。
これを足裏側から足の甲側の方向に、10秒間、押します。
その際に、足の親指が外側に動いたらベストです。
足の外側の縁をなぞっていくと、外くるぶしの斜め前あたりで、ぽこっと凹む場所があります。
この凹みを、足裏側から足の甲側の方向に、10秒間、押します。
その際に、足の小指が外側に動いたらベストです。足の裏の土踏まずの中央の上部、足の指を曲げる凹む部分を、10秒間、押します。
足の裏は、体を制御するために、非常に重要な機関です。
しかし、足は靴下や靴などで締め付けられて、動きを制限されています。
その生活が長くなることで、足に異常が発生して、体の制御に狂いが生じます。
ですので、障害の健康寿命を伸ばすためにも、日頃の足へのケアが必要です。
その方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも足の機能が低下することにより、体の不安定さを解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に歩行に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広