





- Blog記事一覧 -呼吸 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
呼吸 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、デスクワークをされておられる40歳代の女性の方が、お身体のメンテナンスに来院されました。
仕事に加えて、ご家庭の事情で、毎日、忙しくてとにかく疲れているとのことでした。
お身体のメンテナンスをするにあたって、検査の一環として、呼吸を診させていただくと、とても呼吸が浅い状態でした。
デスクワークで疲労が困憊されている方は、このような状態である方が少なくありません。
そこで、今回は、疲労がキツくなっているデスクワークの方と呼吸の関係性と影響について、わかりやすく伝えさせていただきます。

体を動かしたり、疲労を回復させるためのエネルギーを作るには、酸素は欠かせない材料です。
その酸素は、呼吸によって体に取り込まれます。
つまり、呼吸がしやすくなることで、酸素を取り込みやすい状態が保たれ、体の活動や疲労からの回復を支えることにつながります。
そのポイントを結論からお伝えすると、
“背骨や肋骨を積極的に動かし、胸郭(きょうかく)を柔らかく保つ”
ことが大切です。
胸郭とは、肺や心臓を囲む胸骨・肋骨・背骨と、それらを動かす筋肉によって作られる体の構造です。
肺には自分で動く筋肉がないため、横隔膜や肋間筋などの呼吸筋が、胸郭の大きさを変化させることで、肺に空気が出入りしやすくなります。

胸郭が動きやすい状態を保ち、呼吸がしやすいように今すぐできることは、
・上向きで寝て、手足を広げて大の字になり、ゆっくり呼吸をする
・上向きで寝て、「後頭部→首のうなじ(後面)→肩→背中→腰→お尻→足」の順に床に押し当てる
・上向きで寝て、両方のひざを曲げて、左右に倒す
・立った状態で、背伸びしてから左右に側屈をする
・立った状態で、頭の後ろで手を組み、肘を広げたり緩めたりする
といった体操をすることで、背骨や肋骨が動かすことになり、それに伴って、呼吸の改善できることが期待できます。

デスクワークでは、書類やパソコン作業に集中する時間が長くなるため、気づかないうちに猫背や前かがみ姿勢になりやすくなります。
この姿勢では、肩が内側に入り、胸が縮こまった状態になることで、肺を包む胸郭の動きが制限されやすくなります。
胸郭が十分に広がりにくくなると、呼吸が浅くなり、呼吸をするために胸郭を動かす筋肉への負担も増えていきます。
さらに、このような姿勢が毎日の習慣になると、仕事中だけでなく普段の生活でも胸郭が動きにくい不良姿勢の状態が続き、呼吸のしづらさを感じる原因になることがあります。
呼吸が浅い状態では、酸素を取り込むための呼吸効率に影響し、体が疲れやすいと感じることがあります。
また、呼吸を補助する首や肩周囲の筋肉にも負担がかかり続けるため、その筋肉の緊張が高まり、首こりや肩こりにつながる場合があります。
ですので、普段から背骨や肋骨を動かし、「胸郭」を柔らかく保ち、スムーズな呼吸ができる状態を維持することがポイントになります。
冒頭に記述させていただいた、胸郭が動きやすい状態を保ち呼吸がしやすくするための体操を、具体的に紹介させていただきます。

①枕やクッションをお腹に乗せた状態で上向きで寝て、足を楽な状態になる広げ、手のひらを上に向けて腕は肩の高さに広げ、いわゆる、「大の字」の状態になる
②お腹の乗せた枕やクッションが動くように、ゆっくりお腹を凹ますように息を吸って、ゆっくりお腹を膨らますように息を吐きます。
これを毎日、2分間、行ってみてください。

①上向きで、リラックスできる自然体で寝ます。
②その状態で、「後頭部→首のうなじ(後面)→肩→背中→腰→お尻→太もも裏→ひざ裏→ふくらはぎ→かかと」の順に床に押し当てる。
これを毎日、五回、行ってみてください。

①上向きで寝て、両ひざを曲げる。
②息を吐きながら、ひざを右に倒して、5秒間キープする。
③5秒たったら、元の姿勢に戻す。
④次に、息を吐きながら、ひざを左に倒して、5秒間キープする。
⑤5秒たったら、元の姿勢に戻す。
これを毎日、五回、行ってみてください。

①体の右側を壁に向かって横に立ち、壁に右腕を下に下ろした状態で、右腕全体を壁につけるように体をもたれさせ、足は壁から少し離す、つまり、壁に体が斜めにもたれかかっている状態にする。
②反対側の左腕をあげて、右側に側屈するように倒し、壁に右腕ごしに右胸を軽く押し付けるように、5秒間、キープする。
③5秒たったら、元の姿勢に戻す。
④次に、体の左側を壁に向かって横に立ち、壁に左腕を下に下ろした状態で、壁に左腕全体を壁につけるように体をもたれさせ、足は壁から少し離す、つまり、これも壁に体が斜めにもたれかかっている状態にする。
⑤反対側の右腕をあげて、左側に側屈するように倒し、壁に左腕ごしに左胸を軽く押し付けるように、5秒間、キープする。
⑥5秒たったら、元の姿勢に戻す。
これを毎日、五回、行ってみてください。

①壁に背中をつけるように立った状態で、腕を頭の後ろで組みます。
②ゆっくり息を吸いながら、肘を壁側に広げて、肩甲骨同士を寄せ、胸を広げた状態を、5秒間、キープします。
③5秒たったら、ゆっくり息を吐きながら、広げた肘を緩めて、元の姿勢に戻ります。
これを毎日、五回、繰り返し行ってください。
-1.jpeg)
デスクワークによって起こった疲労から素早く回復させるためには、スムーズな呼吸が鍵になります。当院では、
・パルスオキシメーター(血中の酸素飽和度や脈拍を確認できる機械)で検査
・肋骨の動きを触診
・腹部の張りを触診
・背骨と骨盤の動きを検査
・肩、首、股関節の可動性を検査
・呼吸に関わる筋肉のバランス検査
を行った上で、
・肋骨の可動性を調整
・腹部の緊張緩和
・背骨と骨盤の可動性を調整
・肩、首、股関節の可動性を調整
・呼吸に関わる筋肉のバランスの調整
・鍼治療
・電気治療
などを、お一人お一人のお体に合わせて治療させていただきます。

デスクワークによる呼吸の浅さの多くは、猫背や前かがみ姿勢による胸郭の動きの低下や呼吸筋への負担が関係しています。
しかし、気管支喘息、無呼吸症候群、心臓の病気、貧血など、重篤な病気がが隠れている可能性もあります。
特に、以下のような症状がある場合は、吸器内科や内科などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
・少し歩いただけでも息切れする、以前より息切れしやすくなった
・安静にしていても息苦しさを感じる
・胸の痛み、圧迫感、締め付けられる感じがある
・咳が長期間続く、特に3週間以上
・痰が増えた、血の混じった痰が出る
・発熱や体重減少など、全身の変化がある
・夜間や横になると息苦しくなる
・動悸、めまい、強い疲労感を伴う

呼吸をするために、毎日、約2万回も胸郭が膨らんだり縮んだりしています。
それだけ、呼吸は、生きていくために重要な役割をになっています。
デスクワークというお仕事は、職業の特性がら、呼吸を阻害されやすい状態になりやすい。
呼吸が悪いと、肩こりや集中力の低下が起こり、仕事に支障が出てしまいます。
それを少しでも改善するためにも、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
.jpeg)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
デスクワークをされておられる方が座っている時間は、1日平均約8時間に及ぶと統計で報告されています。
このような長時間の座位の姿勢を、毎日、続けていると、肩こりやエコノミー症候群・肥満・朝尿病などさまざまな健康のリスクが高まります。
その中の一つで、当院でもよくご相談を受けるのが、“腰痛”です。
デスクワークで座っていることで腰痛を感じると、
「腰がだるくて仕事に集中できない」
「横のモニターを見ようと座ったまま腰を捻るとビリッと痛みが走って嫌になる」
「イスから立ち上がるときに腰が抜けそうにって怖い」
など、仕事に支障が出てしまうことも少なくありません。
そこで今回は、デスクワークの方が、長時間、座っていると感じる腰痛への対策とそのメカニズムについてわかりやすく伝えさせていただきます。
長時間のデスクワークで腰痛を感じることへの対策として、結論からお伝えすると、
“「正しい姿勢で座り続ける」よりも「頻繁に姿勢を変える」” ことが重要になります。
確かに、猫背より背筋を伸ばして座る方が、腰に負担をかけにくい。
しかし、現実的に、長時間、ずっと背筋を伸ばした状態で座り続けることは、難しいものです。
また、いい姿勢でも悪い姿勢でも、同じ姿勢の状態で座り続けると、同じ腰周辺の組織に部分に負担がかかり続けて、そこから腰痛を感じやすくもなります。
ですので、座っている状態でも、こまめに体を動かすことで、一部に負担をかけることが避けられ、腰痛予防が期待できます。

本当は、座りっぱなしではなく、30分に一度は立ち上がって、腰を回したり伸ばしたり、少し歩き回ったりする方が、腰痛対策としては効果が高いです。
しかし、仕事中に、うろうろと頻繁に動き回るのは、周囲の目もあることから、やりにくいと思われます。
ですので、座りっぱなしでもできる腰痛予防方法として、
・骨盤を前に倒したり、後ろ倒したりするのを繰り返す
・イスの座面に座り位置を前よりにしたり、後ろに引いたり移動させる
・深く深呼吸をして、お腹を凹ませたり膨らませたりする
・座ったまま膝を上げて足踏みをする
などといったことをすることで、腰にかかる負担が軽減できるケースがあります。

毎日、長時間、イスに座って仕事をしていると、腰に痛みを感じやすくなる理由として、以下のことが考えられます。
背骨は、円柱の骨が積み重なってできています。
背骨の骨と骨の間には、“椎間板(ついかんばん)”というゼリー状の組織が挟まっています。
椎間板は、上半身や下半身から腰にくる衝撃を、クッションのように吸収する役割を担います。
座っていると、立っている時より、椎間板にかかる負担は、約1.4倍となり、さらに、姿勢が前屈みで座っていると、約1.8~1.9倍まで増加すると研究で報告されています。
座り続け、椎間板の負担が増加すれば、椎間板自体が圧縮されたり傷が入ったりします。
それによってクッション作用の低下や炎症により、腰に痛みを感じやすくなる。
座っている姿勢をキープするためには、腰周辺の筋肉は長期の緊張を強いられます。
そうすると、筋肉が疲労し固くなることで、筋肉が動くことで促進されていた血流が停滞しやすくなります。
それは、腰周辺の筋肉への酸素や栄養の供給、疲労物質の回収などが滞り、腰を支える筋肉の機能が低下につながります。
その結果、座っている姿勢を腰周辺の筋肉が支えきれなくなり、腰の痛みを発生させやすくなります。
人間は、筋肉や関節が刺激されると、その情報を脳や脊髄に届け、その情報に基づいて脳が体の各部位に指令を発します。
同じ姿勢で座って動きが少ないと、脳や脊髄への情報供給が減ります。
そうすると、体の司令塔を担っている脳や脊髄は、体に起きている状況を知りたいため、筋肉や関節につながっている神経の感度が高まります。
そうすると、普段、痛みとして感じていないような刺激でも、痛みを感じやすくなる。
座っている時は、特に、腰に負担をかけることが多いため、腰周辺の組織に繋がっている神経が過敏となると、腰痛として認識しやすくなる。
長時間、毎日、座ってお仕事をされており、なおかつ、立ち上がって腰を伸ばしたり歩き回ったりと休憩をこまめに取れない方も多いかと思います。
そういった方向けの腰痛予防方法として、以下のことを紹介させていただきます。

骨盤には、腰を支える多くの筋肉が付着しています。
座ったままで、骨盤を意識して動かすことは、腰周辺の筋肉を刺激し、血流も促進することにつながります。
その方法としては、イスに座ったまま、
・腰をそらすように骨盤を前に倒す
・お腹を凹ますように骨盤を後ろに倒す
・右のお尻を座面から持ち上げ骨盤を左に倒す
・左のお尻を座面から持ち上げ骨盤を右に倒す をゆっくり10回繰り返してください。

正しい姿勢で座り続けることより、少しずつでもいいので座っている姿勢を変える方が、腰に優しく、現実的に実行しやすい。
ですので、例えば、
・少し前よりにイスに座る
・背もたれに寄りかかって座る
・お尻を軽く持ち上げて座り直す
・座面に対して左右に体重を移す などすることで、腰の一部に負担がかかり続けることが避けれます。
それによって、腰痛の発生の予防を期待できます。

座ったままで、
・お腹を凹ましながら鼻から4秒間息を吸う
・お腹を膨らましながら口から6秒間息を吐く
といういわゆる、“腹式呼吸”を行ってみてください。
腹式呼吸することで、お腹や横隔膜が大きく動きます。
そうすると腰を支える横隔膜についている大きな筋肉や、お腹周りの筋肉が刺激されてます。
それによって、腰の筋肉だけでなく、他の体幹を安定させる筋肉の活動が上がり、腰への負担が軽減できることが期待できます。

座ったまま、左右の膝を交互に上げたり下げたりして、その場で足踏みをする。
もしくは、座ったまま、左右のつま先を交互に上げたり下げたりする。
そうすることで、座ったままでも、足を動かすことで下半身の血流が改善し、腰痛予防につながる場合もあります。
-1.jpeg)
長時間、毎日、座ってお仕事をしていると、姿勢や筋肉・関節の動きなどがアンバランスな状態になりがちです。
それが腰痛の要因の一つにもなるため、当院では、日常生活の状態をお聞きした上で、
・姿勢バランス
・関節の動き
・筋肉の緊張や出力
などを検査させていただいた上で、
・背骨や骨盤の調整
・腰に関わる関節の可動性を整える
・筋肉の緊張バランスを整える
・鍼治療
・電気治療
・日常生活での腰痛予防のためのアドバイス
など、患者様の状態に合わせて治療を行なっていきます。

デスクワークによる腰痛であっても、以下の症状があれば精密検査を検討する目安になります。
・足のしびれや筋力低下
・排尿
・排便の障害
・夜間痛
・発熱や急激な体重減少
・安静にしても改善しない
・腰痛が2~4週間以上続く
・足へ痛みが広がる
・徐々に悪化する
などの症状が起きている場合は、自己判断で長期間我慢せず、整形外科や内科などの専門の医療機関に受診し、精密な検査を受けることをおすすめします。

腰痛が起きると、デスクワークだけでなく、家事や趣味などするにしても支障が出ることが多いです。
また、お仕事をこれから続けていくためにも、早めにケアされることをお勧めします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
.jpeg)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、お身体のメンテナンスに来られている20歳代男性の方から、最近のお体の状態をお聞きしている話の流れの中で、
「気がついたら、口が半開きになってしまうクセがあるんですよ・・・」
ということをお聞きしました。
意図せず口が半開きになってしまう症状は、
「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」
と呼ばれる状態で、子供では口腔機能発達不全症の一つとしてみられることがあります。
近年は子供から若年層まで、口が開いたたまになっている方が増えていることが指摘されます。
それをそのままにしておくと、健康に問題を引き起こす可能性があります。
そこで今回は、「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」への対策と要因や健康への影響などについて、わかりやすく伝えさせていただきます。

日常生活を送っている中で、自然と口が半開きで開いてしまうことを改善するためのポイントを、結論からお伝えすると、
「口の周りの筋肉を鍛えながら、鼻呼吸を習慣化する」
ことで改善しやすくなります。
まずは、以下のような今すぐできることから試しててみてください。
・唇を軽く閉じて、ストローやボタンなどを唇で1分程度くわえる
・唇を軽く閉じて、舌を上の前歯の少し上の歯茎に当てて、鼻呼吸をする
・「うー」「いー」とう発声を繰り返す
これだけでも、口を閉じる習慣をつけるための訓練になります。

顔には色々な筋肉が存在しますが、その中の一つに、
「口輪筋(こうりんきん)」
と呼ばれる口を閉じるための筋肉があります。
口を閉じる動作は、呼吸・食事・発音・表情といった日常生活には欠かせないことにつながります。

口輪筋が弱まると、
・口呼吸になりやすくなる
・口の中が乾燥し、虫歯や感染症の発生リスクが高まる
・歯並びやアゴの発達に影響する
・食べものを噛む機能が低下する
・発音が不明瞭になったり、滑舌が悪くなる
・睡眠の質が低下しやすい
・姿勢や顔つきに影響する
といった健康リスクが高まります。

口輪筋が弱くなる主な要因は、
・口のみで呼吸をすることが多い
・鼻炎や花粉症などによって鼻づまりの状態が続いている
・柔らかい食事を摂ることが多く、噛む動作が不足している
・舌の位置が低く、普段から下顎側に落ちている(低位舌)
・猫背や顔を前に突き出すような姿勢
・歯並びや顎の問題で噛み合わせが悪い
のは、日常生活の中で習慣していたり、体の状態としてとしてあれば、口唇閉鎖不全の発生が高まりやすくなります。

口を閉じる筋肉が低下するなどして口腔閉鎖不全が起こると、日常生活で、自然と口が半開きになることが多くみられます。
本当に口を閉じる機能が低下してしているかを、簡単に確認する方法として、
「唇を閉じようとすると、アゴ先に梅干しのようなしわが現れる」
かをチェックしてください。
これは、口が閉じにくいため、それを補助するために、アゴ先の筋肉を使わなくてはいけないため、アゴ先にシワがよってしまう現象が起きます。
口唇閉鎖不全の発症の要因はさまざまありますが、その中の一つとして、唇の周囲の筋肉が関与していると考えられます。
そういった場合の対策として、その筋肉を鍛えることが有効と考えられています。
以下で、その具体的な方法を紹介させていただきます。

軽く唇を閉じて、鼻で呼吸する状態を、10秒間キープし、それを10回、1日2~3セット
繰り返してください。このトレーニングのポイントは、唇を軽く閉じるが重要で、アゴに梅干しのようなしわができるほど力まないようにしてください。

ストローを唇だけでくわえる(歯で噛まない)状態を、30秒~1分保持してください。
慣れたらストローの先に、少量の水を吸った軽い紙を付けた状態で保持するといった感じで、負荷を少し上げてストローを保持するトレーニングも有効です。

・「うー」と唇をしっかり前へ突き出して発生する
・「いー」で口角を大きく横へ引いて発生する
を、20~30回ゆっくり繰り返す。

口唇閉鎖不全は、唇だけでなく舌の位置とも関係します。
ですので、正しい舌の位置を確認することが重要です。口の中を、
・舌先が上の前歯の少し後ろの歯茎部分
・舌全体が上顎に軽く接触
・唇は軽く閉じる
・歯は軽く離す
といった状態にするように、日中意識するだけでも改善につながります。

「口唇閉鎖不全」そのものは緊急性の高い病気ではありませんが、原因によっては医療機関を受診した方がよい場合があります。
口が半開きになってしまう以外に、以下ののような症状がある場合は、一度専門医に相談することをおすすめします。
・日中も口が開いている
・寝ているときも口呼吸
・朝起きると口が乾く
・鼻づまりが続いている
このような場合は、 アレルギー性鼻炎副鼻腔炎、アデノイド肥大、鼻中隔湾曲症、などが原因で、鼻の障害が出ていることがあります。
耳鼻咽喉科や呼吸器科などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
・出っ歯
・前歯が閉じない(開咬)
・顎が小さい
・受け口
などがある場合は、歯やアゴに問題がある場合があります。
歯科や口腔外科などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
・サ行やパ行が発音しにくい
・食べこぼしが多い
・飲み込みが苦手
・いつまでも口を開けて食べる
といった場合は、歯や舌機能の問題が関係している可能性があります。歯科や耳鼻咽喉科、言語療法士ががいる病院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
・強いいびき
・寝ても疲れが取れない
・日中眠い
・呼吸が止まると言われた
場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあります。
耳鼻咽喉科、呼吸器内科、睡眠外来などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
-1.jpeg)
整骨院では、口唇閉鎖不全に対して、確定した診断はできません。しかし、自然と口が半開きとなる要因の一つに、
・猫背
・頭が前に突き出す姿勢
・姿勢不良で呼吸がしにくい
・首や顎周囲の筋緊張
がありますので、その改善に関してはお手伝いすることができます。
まずは、鼻づまりや歯並びなどの根本原因が疑われる場合は、耳鼻咽喉科や歯科を受診することが優先していただいて、その上でご相談いただければ幸いです。

常に口が開いているかどうかは、なかなか自覚しづらいことも多いです。
ご自身で意識して口の状態を見るか、第三者からみてもらって、状態を把握することも重要です。
その後、改善のための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
-1.jpeg)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
ソファで寝落ちしてしまって起きたときに、
・首が回らないず、寝違えたような痛みが出た
・起きてしばらくは腰が伸びない
・背中がガチガチになっている
などといったご経験はないですか?
「布団で寝るときと違って、ソファで寝てたら体が痛くなるのですが、なぜですか?」
というご相談は、当院でも多くいただきます。
そこで今回は、なぜソファで寝落ちすると首や腰が痛くなるのか、また、その対処法などについてわかりやすく伝えさせていただきます。

ソファで寝落ちしたあとに首や腰が痛くなる理由を、結論からお伝えすると、
「長時間、睡眠中に不自然な姿勢で固定されるため」
です。
ソファはクッション性が高く、寝転ぶと体に沿うようにフィットします。
それは短時間では気持ちがいいものですが、長時間となると、体がソファにめりこみ動きを制限します。
同じ姿勢で寝ている状態が維持されると、腰や肩や首などの体の一部に負荷をかけ続けることになり、その結果、
・筋肉のこわばり
・関節のストレス
・背骨の歪み
などが起こり、起きた時に痛みを感じるようになります。

ソファで寝落ちして目が覚めたときに、起き上がって動こうとした際に、腰や首に痛みを感じることが多く見受けられます。
ですので、目を覚ましたら、まずは、
「ソファで寝た状態から、急に起き上がって動き出さない」
ことを意識してください。その上で、
①5回ほど深い深呼吸をおこなう
②肩、肘、手首、股関節、膝、足首などをゆっくり曲げたり伸ばす
③一旦、横向きになってから起き上がる
④座った状態に姿勢を変えて、座ったままその場で足踏みをする
⑤ゆっくり立ち上がって、背伸びをする
などといったように、少しずつ体に刺激を入れて、ソファで寝ることで固まった筋肉や関節を動かしてから、本格的に体を動かすようにしてください。
それでも体の動きが悪いと感じるようでしたら、38~41℃程度のお風呂に浸かり、体を温めることをおすすめします。
ちょっとソファで横になるつもりが、寝落ちしてしまい、目が覚めて動こうとしたときに、体のあちこちに痛みを感じやすくなる理由として、以下のことが考えられます。
ベッドやマットレスは、睡眠中の体圧を分散し、自然な寝返りを行いやすいように設計されています。
一方で、ソファは、本来、座るための家具です。
ソファの柔らかいクッションに身体が沈み込むと、首や腰の自然なカーブが崩れ、不自然な姿勢で身体が固定されやすくなります。
その結果、筋肉や関節、靭帯に持続的な負担が加わりやすくなります。
人は睡眠中に20~30回程度の寝返りを行うとされています。
寝返りには、身体の一部への圧迫を軽減し、血流を維持し、関節や筋肉への負担を分散する重要な役割があります。
しかし、ソファは幅が狭く、肘掛けや背もたれがあるため、寝返りが制限されやすくなります。
その結果、同じ部位への圧迫や固定が続き、起床時の首や腰の痛み、身体のこわばりにつながることがあります。

ソファで寝落ちすることで、筋肉や関節がこわばっていることが多い。
その状態から、いきなり目が覚めた瞬間に、勢いよく起き上がり動くことは、痛みをより感じやすくなる可能性があります。
ですので、筋肉や関節にゆっくり刺激を入れて、目覚めさせてから動くことが重要です。
以下でその方法について、紹介させていただきます。
ソファで目が覚めたら最初にすることとして、まず急いで起き上がらず、
・鼻からゆっくり息を吸って
・口からゆっくり息を吐く
といった深い呼吸を行なってください。
深呼吸をすることによって、筋肉の緊張が緩む、自律神経が安定する、血流が改善する、などといった体が活動しやすいモードに促す効果が期待できます。
次に、
・手や足の指を握ったり開いたりする
・手首や足首を上下に動かす
と体の末端から、まず動かします。
その後、
・肩をすくめて下ろす
・股関節や膝を曲げたり伸ばしたりする
・骨盤を前後に動かす
といった大きな関節をゆっくり動かしてください。
これも痛みのない範囲で、ゆっくり行うことが大切です。
ソファに体が沈んでいると、起き上がりにくいため、勢いをつけて腹筋だけで「よいしょ」と起き上がりがちです。
しかし、体が固まった状態で、いきなり起き上がることが、腰や首などに大きな負担をかけます。
ですので、まずは、一旦、体を横向きにするように寝ている体位を変えます。
その後、腕で体を支えながら体を起こして、起き上がります。
これは、体に負担をかけないようにと、介護現場でも使われる基本的な起き上がり方です。
寝ている状態と座っている状態では、筋肉や関節への負荷が変わってきます。
起き上がってすぐに立ち上がると、その変化についていけず、痛みを感じやすくなることもあります。
ですので、ソファで寝た状態から、体を起こしたら、しばらく、座った状態をキープしてください。
できるのなら、座った状態で足踏みをしたり、軽く腰を揺らしたりして、体に刺激を入れるようにして、起き上がった状態を体に馴染ませるようにしてください。
寝ている状態と座っている状態と立っている状態でも、また、筋肉や関節への負荷が変わってきます。
立ち上がったら、いきなり動いて着替えや家事など行うのではなく、背伸びをしたり、軽く足踏みをしたり、立った状態を体に馴染ませるようにしてください。
以上のような順番で、ソファで寝たために固まった体に刺激を入れてから動いてください。
ソファで寝落ちした後の体は、長時間同じ姿勢でいたことで筋肉や関節が固まりやすくなっています。
イメージとしては、冬の朝に冷えた車をいきなり急発進させるのではなく、少し暖機してから走り出すように、まずは深呼吸や軽い体の動きで体を目覚めさせてから起き上がるようにしましょう。
それでも体が固まっているように感じる場合は、お風呂に入って体を温めることをおすすめします。
-1.jpeg)
長時間、ソファで寝ることで、お身体に痛みを感じるようになった方に対して、
・姿勢のバランス
・背骨や骨盤の状態
・関節の動き
・筋肉のバランス
などを検査した上で、
・骨盤や背骨の調節
・関節の動きの調節
・筋肉のバランス調整
・鍼治療
・電気治療
・日常生活でのアドバイス
など、患者様お一人お一人の状態に合わせた治療を行なっていきます。

スマホやテレビを見ながらソファでリラックスして横になっていたら、いつの間にか寝落ちしてしまうお話をよくお聞きします。
リラックスする時間も大切なので、なかなかソファで寝落ちを予防できないのが現実ではないでしょうか?
ですので、ソファで寝落ちした場合は、目が覚めたときに、体を目覚めさせる時間を作ってから起き上がるようにすることをおすすめします。
そのための順番と方法を、今回、紹介させていただきました。
そのことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
-1.jpeg)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
新年度に入って、職場のお仕事の内容が変わったり人間関係の変化など、新たな環境になって2ヶ月が過ぎようとしてます。
しかし、まだまだその環境の変化に慣れない方も少なくないと思われます。
5月は、それによって、お体に不調が引き起こされやすい時期でもあり、特に、入眠の障害・途中覚醒・寝起きの不快感など、
「睡眠の質の低下」
を訴える方が少なくありません。
このブログでは、職場の変化で睡眠の不調が出ていることへの対策と、睡眠の不調が起きる理由などについてわかりやすく伝えさせていただきます。

睡眠の質の低下を解消するための方法を、結論からお伝えすると、
・寝室の環境を、暗く(ろうそくの光程度の30ルクルス以下)、静かに(図書館内で発生している音程度の40デジベル以下)、温度と湿度(5月は温度「20~24℃」湿度「40~60%」)に整える
・入浴は就寝の2時間前に済ませるか、就寝直前ならぬるま湯のお湯につかるようにする
・就寝の2時間前にはスマホやタブレットを見ることを控え、どうしても見ないといけない場合は、画面の光をないとモードなどにして落としたり、ブルーライトカットのメガネをかけて見る
などを心がけることで、症状が軽くなるケースがあります。

次のような行動は、睡眠の質を悪化させる可能性があります。
・昼寝や仮眠を20分以上する(1日の睡眠のリズムが崩れるため)
・アルコールやカフェインが含まれる飲料を大量に飲んでから睡眠に入る(睡眠を障害する物質が含まれているため)
・布団に入ってから、考え事や悩み事を考えてしまう(布団は眠るところではなく、布団=考える場所と脳が学習してしまうため)

睡眠中は、
・ノンレム睡眠
・レム睡眠
という2つの睡眠状態が交互に入れ替わって繰り返され、それぞれ全く異なる役割を担っています。
ノンレム睡眠は、脳と体をぐっすり休ませる深い睡眠状態で、
・脳の活動を低下させ、脳をクールダウンさせて休ませ体も休息させる
・成長ホルモンの分泌させて、体の組織を修復し、成長や代謝を促す
・病気に強い体を作るために免疫力の向上させる
・精神的な疲労を回復させストレスの緩和する
などといったことが、ノンレム睡眠におこなわれます。
また、レム睡眠は、体はぐったりと弛緩していますが、脳は活発に動いている浅い睡眠状態で、
・ その日にあった出来事や学習した内容を整理し、必要な情報を保存しするといった記憶の整理と記憶を定着させる
・不安や嫌な記憶を処理し、メンタルを安定させるなど感情を整理する
・楽器の練習やスポーツの動きなど、体で覚える技術を脳に刻み込みスキルを定着させる
などといったことが、レム睡眠におこなわれます。
ノンレム睡眠とレム睡眠が1セットで、約90分のサイクルで繰り返されます。
ノンレム睡眠は、さらに3つのステージ睡眠の深さが分かれます。
この睡眠のサイクルが、うまく周り、レム睡眠の状態から目覚める時、爽快に起きることができます。
反対に、ノンレム睡眠の一番深い睡眠のステージで起こされると、不快感を感じやすくなります。
また、睡眠時間の不足で、ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクル数が減ると、脳が睡眠中に行わなうべき記憶や感情を整理する時間が減るため、物忘れやイライラしやすくなるなどの原因となります。

睡眠が悪いと感じる内容としては、
・入眠障害:なかなか布団に入っても寝付けない
・中途覚醒:睡眠中に何度も目がさめる
・早朝覚醒:予定より早く目が覚めて、その後、寝れない
・熟眠障害:睡眠時間は十分だが、ぐっすり眠った感覚がない
があります。
こういった不眠障害が起きることで、睡眠の質は低下します。
現在の睡眠の研究では、以下のような3つの不眠に至る要因がの仮説があります。
不眠が発症しやすいのは、年齢や性別・性格など、もともと持っている素因によることがあります。
例えば、心配性の人は不眠症になりやすいと言われています。
また、女性は男性より不眠症になりやすい傾向にあります。
そして、歳をとると必要な睡眠時間が短くなるのは普通ですが、若い時と同じぐらい眠らなければいけないと思い込むことで、不眠症になる場合もあります。
不眠の素因を持つ人に、不眠症を促進させる出来事の発生により、不眠の傾向がさらに高まります。
例えば、災害が起きたり、自分や家族が病気になったり、職場の人間関係などといったストレスが発症の要因になります。
この段階の不眠症は、一過性のものであり、数日から数週間で、自然と治る事が多いのが特徴です。
不眠の素因を持つ人に、不眠をこじらせる習慣が加わることで、さらにリスクが高まります。
例えば、長い昼寝やカフェインやアルコールの多量の摂取。
他には、長時間、布団に横たわっていると、なぜ眠れないか?とかと思い悩んで、さらに眠れなくなることがあります。

不眠が起きる要因を少しでも緩和して、睡眠の質を向上させるための対策として、以下のことを紹介させていただきます。

睡眠をとる部屋が、睡眠しやすいと体が感じるように、最適な環境に整えることが重要です。
具体的には、
・寝室の環境を、ろうそくの光程度の明るさ(30ルクルス)以下にする
・入眠時は音楽やラジオなどの音は最低限(40デジベル以下)にする
・室温と湿度をエアコンで調整して、5月は温度「20~24℃」湿度「40~60%」に保つようにする
・ベッドは寝返りが打ちやすいように、幅の広いベッドにする、また、ぬいぐるみやペットなど寝返りの邪魔になるものはなるべく除く

体の深部が体温がいったん上がって、そこから下がっていくことで、体の睡眠のスイッチが入りやすくなります。
つまり、体温を体温を上げる行動と体温を下げるために放熱しやすい状態にすることが重要になります。
そのためには、
・入浴は就寝の2時間前に済ませる
・入浴の温度は39~41度にする
・入浴の温度を42度以上にすることを避ける
・入浴が就寝直前にするならぬるま湯のお湯につかる
・布団を電気毛布や湯たんぽで温めすぎない
・靴下は足首周りまでのものにして、手や足先から放熱しやすいようにする
などといったことで体温調整されることをおすすめします。

体には、どのぐらいの時間に起きて活動して、どのぐらい時間で寝て体を回復させるといったことを自動的に調整してくれる体内時計があります。
夜になって、体内時計が寝るべき時間だとお知らせしてくれる時に、目から強い光が入いると、体内時計が1~2時間巻き戻る場合があります。
そうすると、体はまだ寝るべき時間ではないと感じます。
ですので、目から強い光を入れないためにも、
・就寝の2時間前にはスマホやタブレットを見ることを控える
・どうしても見ないといけない場合は、画面の光をないとモードなどにして落としたり、ブルーライトカットのメガネをかけて見る
・寝室の室内灯をろうそくの光程度の明るさ(30ルクルス)以下にする
などといったことを意識して行なってみてください。
また、布団に入るときは、スマホやタブレットを持ち込まず、デジタル機器がすぐに手に取りにくいようにする工夫も有効です。
睡眠の質が悪くなると、昼に眠たくなることがあります。
その際には、仮眠や昼寝をすることは、午後からの作業効率を上げるためには有効です。
ただし、あまりにもその時間が長くなると、睡眠のリズムや体内時計が崩れて、夜の就寝時に影響が出ます。
ですので、「昼寝や仮眠を20分以内する」
ようにしてください。
また、休日にいつもの時間に起きず、ダラダラ寝ている状態を続け、「寝溜め」をして、普段の不眠のカバーをしようとする方も少なくありません。
それによって、体内時計のリズムが狂ったり、糖尿病の発症リスクが上がるという研究結果も報告されています。
休みにゆっくり布団で転がっていることでストレス解消にもなるかと思いますが、そういったリスクもありますので、寝溜めもほどほどでお願いいたします。
お酒に酔うことで、いわゆる「寝酒」をすると、寝付きが良くなるように感じます。
しかし、睡眠の専門家はこれを「気絶に近い状態」と呼び、強く警鐘を鳴らしています。
お酒によって得られる眠りには、お酒を体の中で睡眠中に解毒しないといけないため、睡眠が浅くなったり、夜中に目が覚めやすくなったりします。
ですので、理想は、
「晩酌を楽しむなら寝る3時間前までに済ます」
ようにしてください。
そして、お酒を飲んだ後は、お水などを飲んでアルコールを分解する時間を作ってあげることが、翌朝の体のためには有効です。
また、カフェインは、睡眠を促す物質を阻害する作用があります。
こちらも、飲むなら寝る3時間前までして、その後はノンカフェインの飲料を選んでください。
.jpeg)
睡眠の質が低下している方は、体の緊張や呼吸力・血流の低下などがみられます。
そういった患者様に対して当院では、睡眠の状態とそれによるお悩みを詳しくお聞きして、
・姿勢バランス状態の検査
・関節の動き(特に首周辺)の検査
・呼吸に関わる肋骨やお腹の動きの確認
などを確認します。その上で、
・背骨と骨盤の調整
・呼吸する筋肉の調整
・首周辺の組織の調整
・鍼灸治療
・電気治療
・日常生活のアドバイス
などを、患者様のお身体に合わせて施術をさせていただきます。
睡眠の障害がある場合、精密な受診が必要なケースがあります。
それを判断するためのセルフチェック項目として、
・激しいいびき
・夜間の無呼吸
・日中の耐えがたい眠気
・起床時の頭痛
・夕方~夜に足がムズムズする、火照る、じっとしていられない
・寝ている間に大声で叫ぶ、暴れる、夢の内容に合わせて体が動く
・大事な場面で突然眠り込んでしまう、笑うと力が抜ける
・希望する時間に寝起きができず、社会生活に支障がある
といったことが起きている場合、
・睡眠時無呼吸症候群
・むずむず脚症候群
・レム睡眠行動障害
・ナルコレプシー
などのような病気が破傷している可能性があります。
そういった場合は、速やかに専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
行くべき専門の医療機関は、睡眠の問題は原因が「物理的な呼吸」なのか「脳や神経」なのか「心」なのかによって分かれます。
ですので、迷ったら睡眠外来(睡眠専門クリニック)を受診してください。
日本睡眠学会で、睡眠の専門医や専門病院を紹介しておりますので、そちらを参考にしてください。
(睡眠医療認定一覧 https://jssr.jp/list)

睡眠は、日常の生活で疲れた心身の回復するための大切な時間です。
新年度の環境の変化に慣れるまで、心身を健康に保つためにも、質の高い睡眠が取れるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
.jpeg)
資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。