- Blog記事一覧 -テレワーク | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
テレワーク | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
先日、デスクワークをされている50歳代女性の方が、首の痛みで来院されました。
きっかけをお聞きすると、家でイスに座ってスマホを触っている最中に、首が痛くなった上に、頭痛とはき気も伴い、しんどい思いをされたと。
普段の仕事はパソコンと向かい合っていて、家に帰ると、気分転換についついスマホを長時間、触ってしまうとのことです。
帰宅後にスマホを触る時間を減らすのが、首の痛みを解消するためにはいいのはわかっているが、ストレスを解消するために、なかなかスマホを見るのはやめられないともおっしゃっていました。
この患者様のように、普段のお仕事に加え、帰宅後にスマホを触りすぎたことで、首に負担をかけて痛みが発症しているのを自覚しているが、生活習慣を変えられないという方も少なくありません。
そこで今回は、デスクワークのお仕事をされている50歳代女性の方が、帰宅後にスマホを触ることで首に負荷がかかる要因と、首への負担を軽減できるスマホの操作方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、スマホの操作で首への負担を軽減できます。
本来、正常な首の骨の並びは、前方向にアーチ状にならんでいます。
しかし、スマートフォンを見ているときの首の骨の並びは、首の上の方の骨が反り、首の下の方の骨は前に曲げた、ゆがんだ状態です。
この首の骨の並びは、分かりやすく言えば、顔をあげて天井を見ている首の骨の並びの状態と同じです。
天井をずっと見上げていると、首が痛くなりますよね。
スマートフォンをずっと見ているときは、天井を見上げた首の骨の状態から、背中を丸めて前に持っていった状態だけなので、同じように首に痛みが発生しやすくなります。
このようないわゆる「スマホ首」と呼ばれる、首の上の方の骨が反り、首の下の方の骨は前に曲げた、ねじれた首の骨の並びによって、頭の重みを支える首周辺の筋肉のバランスを崩し、負荷を増大させます。
今回、ご相談いただいた患者様のように、スマートフォンの長時間の使用に加えて、お仕事でのパソコン作業もされているので、ますます、首周辺の筋肉への負担が加わり、首の痛みが発生しやすくなります。
スマートフォンを操作するときは、
・お尻の上に背骨を通して頭が乗っているイメージで、ふわっと背中を伸ばした状態でイスに座る
・アゴは少しだけ引いて、目線でスマートフォンの画面を見る
・机に肘を立てて脇をしめる・スマホを持つ手首を曲げずにまっすぐに保つ
・床に足をしっかりつけて上半身を支える
・スマートフォンを顔から30センチは話してみる
を基本の姿勢として、まずはセットしてください。
スマートフォンを見ているときは、
・スマートフォンの画面やアゴを動かす
・体を斜めにねじる
・30分に一回は立つ
・イスの座面に接触しているお尻の重心を左右に移動する
・まばたきを意識的にする
・唇と歯の間に舌をいれて、上下の歯をなめるように舌を動かす
などのように体を動かして、長時間、同じ姿勢でいることを避けてください。
スマホ首は、スマートフォンを触る日本人の80パーセントは発症していると推測されています。
スマホ首が悪化すると、首の痛みだけでなく、体の自動調整機能が乱れて、血圧や呼吸・睡眠など影響がでます。
スマホは生活を送る上で必需品となっている現在は、なかなか利用しない時間帯を作るのはむずかしいと思われます。
ですので、首に負担をかけないスマートフォンの操作を意識して、日頃からおこなわれることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもデスクワークのお仕事をされている方がスマホを触られるときに起こる首の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に首の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
春になると、人事異動や転勤などのお仕事関係での環境の変化や、寒暖差や花粉・黄砂などの気候の変化などで、お体にストレスがかかり、疲労しやすい季節です。
こういった時期に、顔や首、胸やわきなどにピリピリとした痛みが出る場合があります。
こういった痛みは、筋肉疲労や神経痛じゃないか思ってと見逃しがちですが、痛みの数日後に皮ふにぶつぶつとした赤い発疹が発生する
「帯状ほう疹(たいじょうほうしん)」
という、ウイルスによる皮ふの病気である場合があります。
当院でもピリピリした体の痛みを訴えて来院された患者様の中で、帯状ほう疹によるものであったことも少なくありません。
そこで今回は、疲れやすい春におこりやすい帯状ほう疹の特徴と対処などについて紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、帯状ほう疹への対応がスムーズにできます。
帯状ほう疹は、昔、水ぼうそうにかかった経験がある方に起こる病気です。
水ぼうそうのウイルスは、水ぼうそうが治った後でも、消えることはなく神経の中に潜み続けます。
そして、何らかの影響で体が不調になると、再びそのウイルスが暴れ出して、発疹が体にあらわれて、帯状ほう疹が発症します。
帯状ほう疹では、いきなり発疹が体にあらわれるわけではありません。
帯状ほう疹が発症する前に、ピリピリした痛みが数日から1週間続きます。
その後に、帯状ほう疹の特徴である発疹が現れます。
帯状ほう疹の特徴は、皮ふに赤い水ほうが、帯状にあらわれることです。
これらの水ほうは通常、痛みを伴います。
また、水ほうが壊れて、皮ふにタダレや傷ができることもある。
帯状ほう疹は、通常、体の左か右かの片側に、神経の走行に沿って発症します。
発症する主な部位として、全体の30パーセントは胸部、20パーセントは顔に発疹が現れます。
そのほかに、喉・腕・おなか・太ももにも発症します。
帯状ほう疹が痛みが出るメカニズム 帯状ほう疹の痛みは、帯状ほう疹ウイルスが感染した神経に、炎症を引き起こすことで痛みが生じます。
この痛みは、水ほうが現れる前から始まり、また、水ほうが消えてもしばらく続くことがあります。
治療が遅れることで、帯状ほう疹が重症化して、水ほうが体の大部分に広がる場合もあります。
ピンポイントでの発症でも、目の周りに帯状ほう疹が発症すると、角膜にウイルスが入り、失明する恐れが出てきます。
また、ウイルスにウイルスによって、神経にダメージが残り、「帯状ほう疹後神経痛」と呼ばれる痛みが後遺症として、数か月から数年間続く場合があります。
帯状ほう疹は、適切な治療を受ければ早ければ10日ほど、発見が遅れて自然治癒の経緯をたどっても20日ほどで、発疹がひいていきます。
ただし、高齢者の方が帯状ほう疹を治癒にかかる場合もある。
帯状ほう疹の重症化や後遺症を防ぐためには、発症から72時間以内に、病院に受診して、抗ウイルス薬を服用することです。
72時間すぎて薬の服用が遅れても、帯状ほう疹の水ほうがかさぶたになる前なら、ある程度の効果が期待できます。
帯状ほう疹が重症化しやすい持病 持病によっては、帯状ほう疹が重症化しやすい場合があります。
注意すべき病気として、・ 関節リウマチ・膠原病・アトピー性皮ふ炎・糖尿病・がん、などがあります。
帯状ほう疹の治療は、一般的に、皮ふ科にかかることが進められています。
帯状ほう疹の治療の方針 帯状ほう疹の治療には、抗ウイルス薬を使った薬物療法が中心です。
抗ウイルス薬だけでは治らない場合は、抗菌や皮ふの傷へのぬり薬は使われまう。
また、痛みがきつい場合は、痛み止めやステロイド剤、神経ブロック注射などもおこなわれます。
帯状ほう疹から早く回復するためには、
・お仕事や家事をなどを休む
・良質な睡眠をとる
・十分な栄養の摂取する
・薬を支持通り服用する
、などをおこなうことが必要です。
帯状ほう疹の発疹がいったん引いても、体調次第で再発する厄介なウイルスです。
再発させないためには、疲労をためない生活習慣をおくる必要があります。
また、帯状ほう疹への初期対応が、回復期間の短縮や後遺症の抑制につながります。
体にピリピリとした痛みを感じたときに、その原因の一つに帯状ほう疹があるということを、頭の片隅に置いていただけるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも春の仕事や天候の環境変化による疲労が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に疲労への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
ほぼ一日、パソコンを使ってお仕事をされている40歳代の女性の方から、夕方になると目がぼやけて焦点が合いにくくなり、パソコン画面が見にくくなるお悩みをよくお聞きします。
午前中は大丈夫だけれども、夕方になるとこの症状がでるので、老眼とは違う気がすると。近くのものが見にくくなるので、仕事に支障がでてしまうようです。
そこで今回は、パソコンを使うデスクワークの方が、夕方になると目がぼやけてくる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、夕方になるおこる目のぼやけで仕事に支障が出ることを解消できます。
パソコン作業を一日中していて、夕方ごろに目のぼやけが発症するのは、目の焦点を合わせる目の筋肉を使いすぎて疲労を起こしているためです。
目のピントを調整する機能には、カメラで言えばレンズにあたる
「水晶体」
レンズである水晶体の厚みを変化させてピントを調整する
「毛様体筋」
があります。
私たちが、近くをものを見るときは、毛様体筋が収縮して、水晶体が厚くなります。
遠くのものを見るときは、毛様体筋が緩んで、水晶体が薄くなります。
パソコン画面は近くにあるので、毛様体筋は収縮させて、水晶体を分厚くすることで、見ることができます。
しかし、長時間、そのような状態が続くと、毛様体筋は疲労して収縮させることを維持できなくなります。
そうすると、パソコン画面にピントが合わず、目がぼやける状態となると。
その時間帯がちょうど夕方になるということで、このような症状が引き起こされます。
また、目の筋肉の疲労は、目のトラブルだけでなく、肩や首にも影響がでます。
目の筋肉を動かす神経は、肩や首の筋肉の神経ともつながっているため、目の筋肉を使い過ぎて疲労すると、肩や首の筋肉も反応して、肩こりや首こり、頭痛などを引き起こします。
このように、目を使い過ぎることで、体全体に影響をおよぼし、ますます仕事に支障がでる可能性が高まります。
ですので、目の筋肉の疲れへのケアが必要です。
お仕事として、パソコン画面を見続けるのは避けられないことです。
ですので、お昼休みや小休止のときにできる目の筋肉へのケア方法を以下で紹介していきます。
仕事の休憩時間に、1分間だけでもいいので、目を閉じた状態を続けてみてください。
目を閉じると、目のピント調整する毛様体筋が最もリラックスした状態になる。
それによって、目の筋肉を休ませて、回復をうながせます。
また、それに加えて、大きく深呼吸も同時におこなうと、涙の分泌が促進され、目に潤いを与えることができます。
ホットアイマスクをまぶたにあてることで、目の筋肉の血流を促進して、酸素や栄養が運ばれ、老廃物が回収されて、疲労が緩和されます。
また、まぶたを温めると、まつ毛に点在するマイボーム腺から、油分の分泌が促進されます。
この油分は、涙の成分に混じることで、目に油膜がはられて、涙の蒸発を防いで目の潤いをキープしてくれます。
つまり、マイボーム線が出る油分は、天然の目薬のようなものです。
ですので、アイホットマスクを携帯して、隙間時間に当ててください。
アイホットマスクの商品の販売に関するリンクを以下に貼っておきますので、参考にしていただければ幸いです。
まばたきは、通常は1分間に、平均13回ほど無意識におこなわれるまぶたの運動です。
まばたきをすることで、 同時に涙も分泌されて、目の表面についた異物を流し、目の細胞に栄養も運ばれます。
パソコン画面を見ることで、1分間に、平均3回にまで減ります。
ですので、意識的にまばたきをおこなってください。
その方法ですが、
①2秒間、しっかり目を閉じるます。
② まばたきを軽く3回おこないます。
③ 2秒間、ぎゅっと目を閉じます。
これを1時間に一回はおこなってください。
注意点としては、目を閉じたり、まばたきする際に、まゆ毛が動いたり、目尻にシワができたりしないようにしてください。
目の疲労に効果があるツボを以下で紹介していきます。
目の周辺は皮ふが薄いので、ツボへの刺激は優しく5秒ほどおしてください。
左右のまゆ毛の内側の端に位置します。頭にあるくぼみに位置するツボです。
まゆ毛の真ん中のくぼみに位置します。
まゆ毛のいちばん外側と目のいちばん外側の中間から少し外側のこめかみのくぼみに位置します。
目の黒目の真下にある骨のくぼみに位置します。
左右の目頭のくぼみに位置します。
人間は外部からの情報の83パーセントは、視覚で得ています。
それだけの情報を集める目は、デリケートな精密機械のようなものなので、大切に使用しケアする必要があります。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもパソコン画面を長時間、見続けることで、夕方ごろに目がぼやけることが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にデスクワークでの体のトラブルへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
デスクワーク中に、長時間、パソコンの画面と見続けていると、首が重だるくなってしんどいと訴えられる方が多くいらっしゃいます。
また、仕事が終わり帰宅して、就寝しようと寝転がった瞬間に、びりっとした頭や肩の首の付け根に痛みが瞬間的に走って、思わず首を押さえることが、よくあるとのお話もお聞きします。
このように、デスクワークでパソコン画面を見続けるで、仕事中だけでなく、家に帰ってからも、ちょっとした動作で首の痛みを感じることが少なくありません。
仕事場でも家でも首の痛みが日常的に続くと、ストレスがたまったり、やる気や集中力の低下、睡眠のさまたげなど、負のループにおちいってしまいます。
そこで今回は、デスクワークでパソコン画面を見続けることで、首に痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、デスクワークによる首の痛みを解消できます。
デスクワークでのパソコン作業の姿勢は、頭を前方に曲げて、パソコンの画面に目を近づけるような状態になることがよく見受けられます。
これは、イスに座ってパソコンと向かい合ったときに、パソコンが目の位置より低い机の上に置いてあるため、
「頭をさげてパソコン画面に視線を合わせる」
ことをおこなってしまうためです。
パソコン画面に頭を下げてまで視線を合わせるのは、目の焦点を合わせやすくなり、パソコンから発信される詳細な情報をより明確に見ようと集中力を上げるためです。
人間の頭の重さは、だいたいボーリングの玉と同じぐらいの4〜5キログラムあります。
この4〜5キログラムもの重さがある頭は、正常な姿勢では、30〜35度に前方へ弓形に曲がって積まれた7つの首の骨の上にのっています。
この正常な首の角度でしたら、首周辺の筋肉は最小限の均等な負荷で、頭の重みを支えることができます。
しかし、頭をさげてパソコン画面に視線を合わせることで、この正常な首の角度が30度以下になると、首周辺の筋肉への負荷が、頭の重さの約4倍の18キログラムに増加します。
パソコン画面に視線を合わせるために増加した頭の重みを支えるために、首の筋肉に過剰な負荷がかかったり、バランスがくすれることで、首に痛みが発生します。
また、この状態の姿勢が職場で習慣化すると、家に帰っても頭が前に下がった姿勢のクセが抜けず、自宅でも首の痛みが続いてしまいます。
頭の重みを支える首周辺の筋肉は、頭から首、鎖骨やろっ骨、肩甲骨に付着しています。
ですので、首だけではなく、肩や背中、胸などを刺激するストレッチをする必要があります。
デスクワークで使われる筋肉に適度な刺激を入れることで、血流が促進して、疲労して痛む首が改善されます。
両手を合わせて親指をアゴの下にあてます。
その状態で、息を深くはきます。鼻で息を吸いながら、アゴの下に当てた親指でアゴを上方にあげてます。
これを3回繰り返してください。
目線は正面に向けて、片方の手の人差し指にアゴの前に当てます。
そのまま目線を正面に向けたまま、後方に引きます。
この状態を10秒間、キープしてください。
これを3回繰り返してください。
両手を腰に回します。
その状態で、首を右側方に傾けて、10秒間、キープしてください。
次に、首を左側方に傾けて、10秒間、キープしてください。
これを3回繰り返してください。
胸を張って腕を体の後方に伸ばしてください。
その状態で、両手のひらを、10回、回旋させてください。
イスに座って、手を組んで前に伸ばし、同時に頭を組んだ両手の間に倒し、背中が後方に引っ張られるイメージで、背中を丸めます。
この状態を、10秒間、キープしてください。
これを3回繰り返してください。
デスクワーク中に首が痛むだけでなく、家に帰っても続くことで、精神的にもリフレッシュがさまたげられます。
また、首には血圧や呼吸、胃腸などを調整するセンサーが存在するため、首の不調は体全体の不調につながる可能性があります。
ですので、デスクワークによる首への負荷に対するケアをこまめにされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもデスクワークによる首の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に首の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
腰痛を訴えるデスクワークをされている女性の方の姿勢を見ていただくと、
「反り腰」
の状態の方が少なくありません。
またその姿勢になっていることに、自覚がないということも多いです。
反り腰の状態が続くと、姿勢のバランスが崩れるために、腰痛だけではなく、肩こりや頭痛・胃腸の不調など、体調に影響します。
そこで今回は、デスクワークの女性の方が反り腰になる要因とそれを改善するための体操について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、デスクワークで腰痛を引き起こす反り腰を改善できます
反り腰になっている姿勢は、外見から見ると、以下のような特徴があります。
腰が前方にそっている
腰の骨が弓形に前方へそり曲がっているため、腰部が内側に凹んだ形状になっています。
お尻が突き出ている
反り腰の場合は、アヒルのお尻のように後方に突き出ている傾向があります。りも強調された曲線を形成します。
腰が分厚くなる
反り腰の方は、腰が反ることで、腰の筋肉が引き伸ばされて緊張し膨隆します。
また、腰が反ることで、おなかが前に突き出されてます。
反り腰によって、腰部と腹部ともに膨れることで、腰部全体が分厚くいえることがある。
反り腰の場合、背筋を伸ばして、壁にもたれたときにできる腰の隙間が広く見える。
ちなみに、壁にもたれたときの腰の隙間に、手のひらが2枚以上、入るようなら反り腰の兆候がでています。
以上のようなことが、反り腰の外見の特徴です。
反り腰の状態でデスクワークを続けると、・腰痛・背中の痛み 股関節の痛み・首肩こり・胃痛・尿もれ・外反母趾 などといった体の不調が引き起こされる可能性があります。
デスクワークをされている女性方は、
骨盤が前に倒れる
↓
背骨が前に傾く
↓
腰の骨をそって体を上半身を起こしてバランスをとる
↓
反り腰の姿勢になる
という流れによって反り腰が起こりやすくなります。
なぜ、デスクワークがこのように骨盤や背骨に影響するのかは、以下のようなことが考えられます。
デスクワークでは、長時間、イスに座って作業することが多いです。
デスクワークでは、パソコンや書類を見るために、画面やデスク方向、つまり前方に上半身の重心が傾けて仕事をこなします。
その状態が続くと、イスと接地して上半身を支える土台となる骨盤も前方に引っ張られて傾きます。
デスクワークの作業による長時間の座位で、上半身が前に倒れすぎるのを防ぐために、ブレーキをかけなければなりません。
そのブレーキをかけるために、腰の骨をそって、デスクワークをするための姿勢を調整します。
イスに座る姿勢をキープするためには、腰とお尻の筋肉が、綱引きのようにお互いに引っ張り合いをすることで維持できます。
正しい姿勢で座っているときには、腰とお尻の筋肉の均衡が取れやすい。
しかし、デスクワークのように長時間、前に倒れるような姿勢を続けると、特に骨盤を支えるためのお尻の筋肉に負荷がかかり、疲れて支えきれなくなります。
それを代償するために、より腰の骨をそらして、姿勢を維持する傾向が高くなります。
これらの要因が組み合わさることで、デスクワークの仕事をされておられる女性の方が反り腰になるリスクが高くなり、腰痛を引き起こしてしまいます。
デスクワークによってクセがついた、骨盤の前傾や腰の骨の反りを、正しい位置へ矯正するための体操を以下で紹介していきます。
上向きで寝て、ひざを曲げます。おなかに手をあてて、めいいっぱい息をはいてください。
そのとき、お尻が緩むように意識をして、息をはいてください。
次に、お尻にしめるよう意識をしながら、めいいっぱい息をすてください。
これを3回繰り返してください。
四つんばいになってください。
お尻を引き上げ、腰をそらしてください。
お尻を引き下げて、背中を丸くして腰を曲げてください。
これを10回、繰り返しておこなってください。
四つんばいになってください。
お尻を両足の上に乗せ、両手をできるだけ前に伸ばした状態で、背中をしっかり伸ばす。
この状態で深呼吸をしながら、10秒間、キープします。
これを3回、繰り返してください。
デスクワークのお仕事で、集中していると、どうしても前のめりの姿勢になるのは避けられないと思われます。
それによって引き起こし起こされる反り腰は、筋肉や内臓などへの影響が大きので、普段から少しでも体に必要な刺激を入れて、体を整えることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもデスクワークでの腰痛が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にデスクワークによる腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広