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デスクワークの方が歩行時につまずきやすいのは体の不調のサインかも?その改善策は?

2025.11.13 | Category: ウォーキング,ぎっくり腰,ストレス・自律神経障害,デスクワーク,テレワーク,予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,職業病,血流,転倒,運動,関節

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、デスクワークをされておられる50歳代女性の方が、お体のメンテナンスで来院されました。

その方を治療する前に、足の各関節の可動域を検査していると、動きが悪くなっていたので、歩いているとつまずきやすいとかないですか?とお聞きすると、

「そうなんです、最近、何もないところでよくつまずくんです」

「職場の人もそうした人が多くて、つまずいて転んで骨折した人もいて」

「自分もそうなったら怖いと思っていたところなんです」

とのことでした。

実は、歩いていると、何もないところでつまずきやすくなることは、体のどこかに異常が出ているサインであることが多いです。

それを見逃すと、転倒してケガたり、ぎっくり腰が発生するなど、健康に大きな支障が出ることが少なくありません。

そこで今回は、デスクワークを続けていると、何もないところでつまずきやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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歩いているとつまずきやすくなる理由

 

デスクワークを続けていると、歩行時に何もないところでつまずく現象が起きる理由を、以下で紹介させていただきます。

 

関節の協調の乱れ

歩行は、背骨・骨盤・股関節・膝関節・足関節・足の指の関節などが連動して稼働することで、スムーズにおこなえます。

デスクワークのために、座りっぱなしでいることが、この連動が乱れて、歩行に影響が出ることもあります。

背骨は、24個の円柱型の骨が、S字状のカーブを描くように積み重なることで、構成されています。

長時間、デスクワークをしていると、頭が前に突き出し、背中が丸くなる姿勢、いわゆる、猫背となり、背骨の並びが崩れます。

猫背の状態では、骨盤の正常位置から後方に倒れ、足を組んで座るなどしているとさらにゆがみが発生します。

座位の姿勢が長いと、股関節・膝関節・足関節・足の指の関節が同じ位置で固定されるため、各関節の可動性が低下しやすくなる。

このように、デスクワークのために座っている姿勢の時間が長くなると、背骨・骨盤・股関節・膝関節・足関節・足の指の関節などの各関節の機能が低下して、歩行時の足の運びが不自然になります。

その結果、つまずきやすくなる現象が起こります。

 

筋力の低下

筋力を維持するためには、筋肉を伸ばしたり縮めたりと動かすことによる刺激が必要です。

筋肉への刺激が少なくなると、筋肉の細胞で生み出されるエネルギー生産が低下して、筋力が低下します。

研究によると、寝たきりで体を動かさないでいると、1日、1~3%の筋力が低下して、その状態が2週間続くと、歩行が困難になるとされています。

これは、人間の全体の筋力の70%が下半身に集中しているため、全体の筋力の低下は、歩行や立位の姿勢を維持機能の低下に直結します。

また、厚生労働省のテレワークが増えたコロナ禍の研究では、1日に歩く歩数が約60%も減少し、これにより筋力や体力の低下にもつながることが示されており、筋力低下率は数%から数十%に及ぶ可能性があると報告されています。

つまり、デスクワークという仕事の環境は、下半身の筋力低下が起こりやすく、それに対する対策が不足している場合、歩いていると何もない平坦な道でもつまずきやすくなる症状が発生しやすくなる。

 

感覚機能の低下

歩くという行動は、体のバランスをとりながらおこなわれています。

歩行時のバランスの制御には、視覚、耳の中にあるバランスセンサー器官、筋肉の感覚などの情報が、脳で統合されることでおこなわれます。

デスクワークで、目の疲れ・肩首こりなどによる耳への血流の悪化、筋肉への刺激の低下、ストレスによる脳の疲労などで、バランスをとるための各機能が低下しがちです。

その結果、バランスよく歩くことができずに、足がつまずきやすい状態になる。

(参考文献:「不動・廃用症候群」)

 

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歩行時のつまずきやすくなったことへの対処法

デスクワークの方が、歩いているとつまずきやすくなたことを感じた際に、おこなってほしい対処法を、以下で紹介させていただきます。

 

歩行時の関節協力の乱れを整える方法

長時間、デスクワークで座っていると、背骨・骨盤・股関節・膝関節・足関節・足の指にゆがみがでたり機能が低下し、それが歩行に影響します。

それを正すために、各関節を意識して動かす必要があります。

その方法として、3つの体操を行ってください。

 

 

5分間、上向きで腕と足を広げて、大の字になるように寝て、ゆっくりと深呼吸をしてください。

 

 

 

上向きで寝て、片方のひざを曲げて、両手で抱えて、胸の方にひきつけ、10秒間、キープしてください。

10秒たったら、元の姿勢に戻り、反対側の足でも同じようにおこなってください。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

 

 

 

 

上向きで寝て、足首を曲げたり伸ばしたり、円を描くように、外内に回してください。

 

また、足の指を曲げたり伸ばしたりとグーパーになるように動かしてください。

 

歩行時に使う筋力の低下を防ぐ方法

デスクワークで座りぱなしの状態が続くと、下半身の筋力が低下して、歩行時につまずきや転倒などを引き起こしやすくなる。

それを防ぐためには、週に2~3回ほどのトレーニングをおこなうことが望ましいとされています。

自宅でもできる短時間で簡単な筋肉トレーニングの方法を、以下で紹介させていただきます。

 

かかと上げ運動

足を肩幅程度に開いて、背筋を真っすぐに伸ばして、壁に手を置いて、体を支えて立ちます。

かかとをゆっくりと床から出来るだけ高く上げて、つま先立ちになる。

次に、かかとをゆっくりとおろします。

この一連の動作を、10回、繰り返し行ってください。

 

ひざを伸ばし運動

イスに浅く座り、背筋を伸ばし、足はしっかりと床に着ける。

片方のひざをゆっくりと伸ばして、つま先を上げてかかとを持ち上げる。

次に、ゆっくりかかとを下ろす。

元の姿勢に戻ったら、反対の足のひざを伸ばして、つま先を上げてかかとを持ち上げる。

次に、ゆっくりかかとを下ろす。

この一連の動作を、10回、繰り返し行ってください。

 

軽いスクワット

足を肩幅程度に広げ、背筋を伸ばし、おなかに軽く力を入れ立ちます。

ひざを45度曲げて、お尻を後ろに突き出し、ひざがつま先から出ないように、ゆっくりと腰を下ろします。

その姿勢を2秒間キープし、その後、ゆっくりと元の立った姿勢に戻ります。

この一連の動作を、10回、繰り返し行ってください。

 

バランス感覚を整える方法

デスクワークで座りっぱなしが続くと、血流が悪くなり、それが目や耳などのバランス感覚をつかさどる器官の機能が低下します。

ですので、目や耳の血流を改善させることが、歩行時にバランスがとりやすくなることにつながります。

その方法としては、以下のことを行ってみてください。

目のまぶたの上に、ホットタオルやホットアイマスク・ホットパックなどをのせて温めます。

 

 

 

耳を親指と人差し指でつまみ、前後左右上下に引っ張って、耳を動かしてください。

 

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まとめ

歩行時につまずきやすくなるという体が起こす警告サインを、見逃してしまうことで、後日、日常生活に支障が出るほどの症状を引き起こしてしまう方は少なくありません。

特に、デスクワークの方は、仕事の特質上、下半身への刺激が少ないため、そういった傾向が高くなります。

できれば、早めにケアをすることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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