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お子さんとの食生活の共有がもたらす30〜40代のお母さん方の胃の不調の理由と予防

2024.02.18 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,便秘,日常生活の動作,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,胃腸

 

中学生や高校生が好きなお母さんの手作りの料理ランキング調査で、

 

1位 カレーライス

2位 からあげ

3位 ハンバーグ

4位 たまご焼き

5位 みそ汁・豚汁

 

という結果がでています。

6位以降も、お子さんが好みそうな料理がずらっとランクインしていました。

これらの料理は、確かに美味しいのですが、一緒に食べるお母さんたちにとっては、高カロリーな料理です。

お子さんに合わせて、日々、こういった食生活を送っていることで、胃腸が不調をおこしてしまう30〜40歳代のお母さん方が少なくありません。

そこで今回は、お子さんと合わせた食生活をおくることで胃腸に調子が悪くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、お母様方の胃腸を整えることができます。

 

 

 

30歳〜40歳代のお母さんたちが胃腸に不調がでる理由

 

30歳〜40歳代のお母さんたちが、お子さんと同じ食生活をおくることで、胃腸の調子が悪くなる理由を以下で紹介していきます。

 

高カロリー・高脂肪の過剰な摂取 

お子さんが好むカレーライスやからあげ、ハンバーグなどは、高カロリーかつ高脂質の料理です。

30歳以降になると、体が使うエネルギーの消費が減ります。

エネルギー消費が低下した30歳〜40歳代のお母さんたちが、高カロリーかつ高脂質の料理をしょっちゅう食べることで、エネルギーの摂取と消費のバランスが崩れます。

エネルギーの摂取が過剰となることで、体重や脂肪の蓄積が増加して、胃腸に負担をかけ、不調を引き起こします。

 

栄養バランスのかたより

お子さんが好む高カロリーかつ高脂質の料理は、たんぱく質や脂質が多いが、胃腸が機能するために必要なビタミンやミネラル、食物繊維が不足します。

それによって、摂取する栄養バランスが崩れて、胃腸の正常な機能が損なわれてしまいます。

 

消化の遅さ 

お子さんが好む高カロリーかつ高脂質の料理は、消化に時間がかかります。

胃は、食べ物を分解するための液体を分泌します。

この液体は、年齢とともに分泌が低下します。

これにより、食べ物の消化が進まず、食物が胃腸を通過する時間が長くなり、胃腸に不快感が出ます。

 

運動の不足

中学生や高校生をお持ちのお母さん方は、家事・子育て・仕事と、毎日、忙しくフル回転される方が多いです。

そのため、自分のための時間が取れず、運動の不足になりやすくなります。

運動する刺激は、腸の動きを促進します。

30歳〜40歳代のお母さんたちの運動の不足が続くと、胃腸の活動が低下し、トラブルが生じます。

 

 

 

30歳〜40歳代のお母さんたちが胃腸のトラブルがでるのを防ぐための方法

 

30歳〜40歳代のお母さんたちが、お子さんと同じ食生活をおくることで、胃腸にトラブルがでないようにするための方法を以下で紹介していきます。

 

食物繊維の摂取 

食物繊維は、胃腸が機能するために重要な栄養です。

野菜、果物、穀物などから、食物繊維を十分にとることで、腸内の環境を整います。

 

十分な水分の摂取

水分をしっかりとることは、胃腸の調子を良くするのに役立ちます。

そして、水分を取るときのタイミングが重要です。 水を飲むべきタイミングは、

 

・朝、起きた時

・食事の30分前

・のどの渇きを感じたとき

・運動の前後

・入浴の前後

・寝る前

 

に意識してとってください。

また、食事中に、水をたくさん、飲みすぎると、胃腸からでる食べ物を消化するための液体が薄まって、消化時間が長くなり、胃腸が負荷がかかってしまいます。

ですので、食事中は、コップの一杯程度を目安にとってください。

 

バランスの取れた食事

たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂ることが大切です。

主食、主菜、副菜を組み合わせた食事を、一日2回以上とるよう心がけてください。

 

食べ過ぎの防止

適切な食事の量を守り、過度な食べ過ぎを避けることが大切です。

脳が、食べてからお腹がいっぱいに感じるまでに20分かかります。

ですので、食事は、ゆっくりかんで、時間をかけて食べることで、食べ過ぎを防ぐことができます。

その結果、胃腸への負担も軽減されます。

 

適度な運動

適度な運動による体への刺激は、胃腸の働きを促進します。

その場で足踏みや、貧乏ゆすり、深い深呼吸などでも、十分、胃腸に刺激がいきます。

隙間時間で、少し体を動かすように意識してみてください。

 

ストレス管理

ストレスは胃腸の活動を抑制します。

お風呂にゆっくり入ったり、音楽を聞いたりと、理想は1日2時間程度はご自身だけの時間を作って、ストレスを軽減するような活動をしてください。

 

食事のリズムを整える

お子さんやご主人の活動時間に合わせて、不規則な食事をする時間が繰り返されると、胃腸に負担をかけます。

規則正しい食事の時間のリズムを心がけてください。

 

これらのポイントを意識することで、お子さんと同じ食生活を共有しながらも、胃腸のトラブルを予防することができます。

 

 

 

30歳〜40歳代のお母さんたちが胃腸のトラブルがでたときの効果的なツボ3選

 

30歳〜40歳代のお母さんたちが、お子さんと同じ食生活をおくることで、胃腸に調子が歩くなったときに刺激すると効果の高いツボを3つ、以下で紹介させていただきます。

 

足三里(あしさんり)

ひざのお皿の外側で、お皿の下から、指四本分下がったところに位置します。

 

中脘(ちゅうかん)

みぞおちとへそを結んだ線の真ん中に位置します。

このツボを手で軽くさすったり、カイロや温タオルをあててください。

 

裏内庭(うらないてい)

足の裏にあるツボで、足の人差し指を折り曲げて、足の裏に足の人差し指の腹が触れたところに位置します。

 

 

 

まとめ

 

中学生や高校生は、体の活動が活発なため、エネルギーの消費が高く、高カロリー高タンパクな食事が必要です。

お子さんのために、そういった食事を作り、食生活を合わせることで、胃腸が疲れてしまうのは無理もないことです。

家族のためにも、ご自身のためにも胃腸を整えるのための方法として、今回、紹介させていただいたことが30歳〜40歳代のお母様方のお役に立てれば幸いです。

それでも胃腸の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に胃腸の疲れへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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