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ホテルの硬いマットレスで寝たことで腰の痛みが起きる理由とその対処法

2025.01.09 | Category: ストレス・自律神経障害,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,,冷え,姿勢,寝起き,寝違え,日常生活の動作,生活習慣,疲労,睡眠,筋肉の損傷,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,運動,関節

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、50歳代の女性の方が、腰の痛みを訴えて来院されました。

詳しくお話をうかがうと、正月休みを利用して旅行をされた際に、ホテルの硬いマットレスで寝てから腰の痛みが起きたそうです。

旅行は楽しかったが、帰ってきてから、腰の痛みで家事や買い物が滞って、困っているとのこと。

今回、ご相談いただいたケースのように、ホテルや民宿などの寝具が体に合わず、体に不調を引き起こされる方が少なくありません。

特に、腰痛が多く見られます。腰の痛みが起きると、日常生活の動作に大きく影響が出て、生活の質が低下してしまいます。

そこで今回は、外泊した宿で硬いマットレスや敷き布団で寝ることで腰が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、外泊後に起きる腰の痛みからの回復が早まり、快適な日常生活を遅れます。

 

 

 

睡眠中は筋肉がこわばりやすい

睡眠で布団に横になって睡眠をとると、筋肉はこわばりやすくなります。

その理由として、以下のことがあげられます。

 

椎間板が膨れるため

日中は、家で言えば柱の役目をする背骨に、体の上部や下部からのくる衝撃による負荷がかかります。

同時に、背骨と背骨の間にあるクッション材の役割を果たす椎間板にも圧力がかかります。

椎間板自体は、水分を多く含んだゼリーのような構成をしているため、日中は、背骨に挟まれて椎間板に圧がかかることで、椎間板内にある水分が外に押し出されます。

しかし、寝床に横たわる睡眠中は、背骨や椎間板にかかる圧力が軽減されます。

そうすると、椎間板が周りの水分を吸収して膨れます。

そうすると、特に、起床時には椎間板が最もふくれている状態になる。

それは、風船に水がパンパンに入っている状態のようなもので、椎間板のクッション機能が低下して、その機能を代償する周辺の筋肉やじん帯に負荷がかかり、周囲の組織が緊張しやすくなる。

 

筋肉を動かさない時間が長いため

睡眠中は、同じ姿勢でいる時間が長くなるため、筋肉に刺激が入らなくなる。

そうすると、筋肉の繊維が硬化を引き起こす。また、筋肉を動かさないことで、血流が悪くなり、日中の活動により蓄積された筋肉の疲労の回復が遅れて、筋肉を硬くする場合もある。

 

 

 

寝ている際の腰への負担

上向きで寝た場合、マットレスに当たっている体の部分に、自身の体重による圧が、分散してかかります。

日本睡眠科学研究所の研究によると、

・頭部:8

・背中:33

・腰:44

・足:15

が体の各部位に圧がかかります。この研究から見ても、寝ている間は、腰に最も負荷がかかるののがわかります。

 

 

 

かたいマットレスが腰の筋肉に与える影響

 

寝ている間は、筋肉は硬くなりやすく、また、腰に負担がかかります。

そういった状態を軽減させるためには、マットレスや敷き布団の寝床の硬さは重要になります。

人間の背骨は、まっすぐではなく、緩やかなカーブを描いて構成されています。

それによって、背骨にかかる圧を分散したり、効率よく背骨を動かせることがでます。

その背骨の緩やかなカーブを、適切な硬さマットレスや敷き布団で寝ることで、保持されやすくなります。

今回、取り上げた患者様の場合ですと、宿で敷かれたマットレスが硬すぎて、背骨の緩やかなカーブを保つことができず、その結果、ただでさえ寝ている間は負荷がかかる腰に、さらに負担が増加して、腰痛が引き起こされやすくなったと考えられます。

 

 

 

かたいマットレスに寝たことで起きた腰痛への対処法

 

外泊で、硬いマットレスで寝たことで起きた腰痛を軽減させるには、腰周辺の関節や筋肉、じん帯などの組織の柔軟性を上げる必要があります。

そのための方法として、以下の体操を紹介させていただきます。

 

ひざ抱え体操

1.上向に寝ます。ひざを両手で抱えます。

2.両手で、ひざを抱えます。

3,抱えたひざを胸の方にひきつけ、10秒間、その状態をキープします。

4.10秒たったら、両手を緩めて元の位置にひざを戻します。

5.この一連の動作を、5回、繰り返してください。

 

ひざ倒し体操

1.上向きで寝て、両ひざを曲げます。

2.ひざを左に腰が浮かない程度に倒して、10秒間、その状態をキープします。

3.10秒たったら、ひざを元の位置に戻します。

4.次に、ひざを右に腰が浮かない程度に倒して、10秒間、その状態をキープします。

5.10秒たったら、ひざを元の位置に戻します。

6.この一連の動作を、5回、繰り返しおこなってください。

 

上体そらし体操

1.下向きで寝て、肘を曲げて手のひらを床に当て、腰をリラックスさせます。

2.、床に当てた手のひらで体を支えながら、ゆっくりと肘を伸ばして肩の下で立て、腰をそらします。

3.上半身の重みが腕に感じたところで止まり、10秒間、キープします。

4.10秒たったら、肘をたたみ元の姿勢に戻します。

5.この一連の動作を、5回、繰り返しおこなってください。

 

 

 

まとめ

 

旅行や仕事で泊まる宿で寝ることは、普段の睡眠環境が変化するため、体に大きなストレスをかけます。

また、宿が用意するマットレスや敷き布団は、とても硬いことが多く見られます。

それによって、腰に負担がかかるため、外泊後の腰へのケアが重要になります。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、宿で硬いマットレスやしく布団で寝たことで起きた腰の痛みにお悩みの場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回のようなケースの腰痛にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、他に、睡眠で起きるお体の不調への対策ブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

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監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

参考文献:「運動選手における睡眠及びマットレスの種類が筋硬度に及ぼす影響 」(https://waseda-sport.jp/paper/1412/1412.pdf


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