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秋冬の冷えで古傷がうずく理由と効果的なセルフケア—血行促進と自律神経の調整方法

2024.11.29 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,入浴,,冷え,冷え性,呼吸,天候,天気,姿勢,日常生活の動作,水分,生活習慣,睡眠,,筋肉の損傷,肘の痛み,肩の痛み,血流,運動,関節,頭痛,首の痛み

 

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院の久木崇広です。

秋から冬への季節の変わり目は、気温が急激に低下して寒くなります。

こういった時期は、過去のケガをした古傷がうずくような痛みを感じることがあります。

当院でも、個々の時期、首やひざなどのすでに治ったはずの部分が痛むというお悩みの方が少なくありません。

そこで今回は、秋から冬への気温が急激に低下して寒くなる時期に古傷が痛む原因とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、古傷がうずくことへの適切な対処がおこなうことができ、それによって、日常生活を快適に過ごせます。

 

 

 

気温が低下するとともに古傷が痛む原因

 

秋から冬への季節の変わり目で気温が急激に低下すると、過去のケガや古傷がうずくような痛みを感じることがあります。

この現象には、体を自動調整してくれる自律神経の働きが、深く関与しています。

以下で、そのメカニズムを紹介させていただきます。

 

交感神経の防御反応のため

寒さに対する生理的な反応の一つとして、自律神経の中の交感神経が活発に働きます。

交感神経は、「闘争と逃走」のための反応を体に起こします。

気温が急激に低下すると、寒冷の刺激をストレスとして認識し、体を防御モードに切り替えます。

この寒さに対する防御反応の中で、交感神経は、体内の熱を保持するために血管が収縮させます。

こうした寒冷環境に対応するための交感神経の反応は、生命を維持するために必要なことです。

しかし、それが過剰になりすぎることで、血流が悪くなり、筋肉や関節などの組織に、血液を通して栄養や酸素の供給が十分にできなくなる。

そうすると、筋肉や関節などへのエネルギーが不足して固くなり、機能が低下します。

その状態で、筋肉や関節を動かすと、その動きに対応できず痛みが発生しやすくなる。

特に、古傷の部分は、組織が固くなっていることが多いため、十分な血液を通して栄養や酸素の供給がされたいと、他の部分に比べて機能低下の反応が早くなり、痛みを感じやすくなります。

 

交感神経により痛覚が過敏になるため

気温の急激な低下は、自律神経系のバランスを崩しやすくします。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経で構成されます。

交感神経は、体を活動モードにするために働き、副交感神経は、体を回復やリラックスモードにするために働きます。

交感神経と副交感神経のバランスによって維持されることで、健康が保たれます。

しかし、急激に寒冷な環境になると、交感神経が大きく優位に立ち、副交感神経が抑制されがちです。

この不均衡により、交感神経が過剰に働くために、痛みを感じるセンサーがより敏感になり、通常の刺激でも強い痛みを感じる状態を引き起こします。

特に、寒冷環境では、古傷の部位が微細な刺激に対しても過敏に反応しやすくなり、その結果としてうずくような痛みが再現されることがある。

 

交感神経によるストレスホルモン分泌増加するため

寒冷刺激は、体の反応だけでなく、心にも影響も引き起こします。

寒さを感じると、多くの人が無意識にストレスを感じ、これが交感神経の過剰な働きにつながります。

この心理的なストレスによって、ストレスホルモンが分泌され、痛みを引き起こしやすくなります。

特に、古傷はストレスに敏感に反応するため、痛みが再現されやすくなります。

 

 

寒さにより古傷が痛むことへの対処法

 

寒くなって古傷がうずく場合、自宅で実践できる適切な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

血行の促進のための対処

血行の不良が古傷の痛みの原因の一つとなるため、血流を改善することが重要です。

 

運動による血行の促進

130分程度のウォーキングや軽いジョギングが効果的です。

また、古傷の周辺の筋肉を、ゆっくりと動かすストレッチも有効です。

 

入浴による血行の促進

39-41度程度に設定した湯船に、1520分程度つかるのが有効です。

これにより、血管が拡張し、血行が促進されます。

また、入浴中に、古傷を優しくさすると、さらに効果的です。

 

保温への対策

カイロや湯たんぽを使用して、古傷を温めます。

また、古傷を覆う暖かい服装やサポーターを装着を心がけ、古傷をを冷やさないよう注意してください。

 

ストレス軽減と自律神経の調整

自律神経の乱れが痛みを引き起こす可能性があるため、リラックスすることが大切です。

 

深呼吸でリラックス

鼻から4秒間、息を吸って、口から6秒間、息をはく深呼吸を、7回を繰り返すことで、自律神経のバランスが整い、痛みの軽減につながります。

 

生活リズムの調整

17時間程度十分な睡眠の確保、寝起きの時間を一定にする、一日3食をしっかりとるといった規則正しい生活リズムを維持することをおすすめします。

そうすることで、自律神経の自律神経のバランスが整い、古傷に対しての感度を軽減できます。

 

栄養の管理

血行の促進や筋肉の回復に、効果的な栄養素を積極的に摂取してください。

 

体を温める食材の摂取

体を温める効果のある、しょうが、ネギ、にんにく、ごぼうなどの根菜類を積極的に摂取してください。

 

ビタミンEとオメガ3脂肪酸の摂取

カボチャやアーモンドなどのビタミンEを多く含む食品、サバやサーモンなどのオメガ3脂肪酸を含む魚を積極的に摂取してください。

 

十分な水分の摂取

水分を十分に摂取することで、血液の粘度を下げて、体内の血液の循環がよくなります。

また、温かい飲み物を選ぶことで、さらに体を温める効果が期待できます。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、寒くなって古傷がうずく原因について説明させていただきました。

・交感神経の防御反応による血管収縮

・自律神経のバランスの乱れによる痛覚の過敏化

・ストレスホルモンの分泌増加

また、古傷の痛みへの対処法として、以下を紹介させていただきました。

・血行促進のための運動や入浴、保温

・ストレス軽減と自律神経の調整

・栄養の管理

寒さによる古傷の痛みは、日常生活に支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。

ぜひ、今回、紹介させていただいた方法を試してみてください。

それでも、古傷の痛みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

また、当院でも、今回のようなケースの寒さによる古傷のうずきへの対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

他に、寒さによるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:気象庁「気象と気象用語」

https://www.jma-net.go.jp/matsuyama/publication/tenko/tenko201811.pdf


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