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頭がボーッとしやすい春の不調の原因とその対処法

2025.04.14 | Category: こむら返り ケイレン つる,むくみ,めまい,予防,体温,冷え,天候,天気,日常生活の動作,,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,疲労,目の疲れ,睡眠,筋肉疲労,肩こり,胃腸,花粉症,血流,運動,,頭痛

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、調理師の50歳代女性の方が、お体のメンテナンスのために来院された際に、

「特に、何をしたわけではないけれども、なんか、体がだるくてボーッとしてしまって・・・」

「仕事に集中できないというか、やる気が上がってこないですよね、それはちょっと困ってて・・・」

「私だけでなくて、一緒に仕事をしている周りの人も同じようなことを言ってるんですよ・・・」

というお話をお聞きしました。

4月に入って、朝晩が肌寒く、昼が暑いといった春の特有の気候になると、なんとなくボーッとのぼせたり、だるさを感じやり、やる気が出ないなど、心身の不調を訴える方は少なくありません。

春は、年度はじめで、何かと忙しくなる時期に、こういった状態が続くと、お仕事に支障が出てしまいます。

そこで今回は、春に起きる不調の原因とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、春に起きやすい心身の不調を抑えて、仕事をスムーズに集中しておこなえます。

 

 

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春の起きる体の変化

東洋医学の基礎理論を記した「黄帝内経素問」という中国の最古の医学書で、以下のような春に起こりやすい体の変化が述べられています。

春の気候変化と共鳴

春は、植物が発芽して、太陽の光に向かって上へ上へと伸びて成長します。

これは、冬に蓄えたエネルギーを、春になって一気に上に向けて噴出して起こります。

人間も同様に、体の活動エネルギーである「気」が、体の上部である上半身に上がって、集中しやすくなります。

気のエネルギーが上昇することで、新陳代謝や活動力も上がるのですが、この体のエネルギーの上昇が過剰になると、お風呂につかりすぎたような、頭がボーッとするようなのぼせたり、だるさなどの症状を引き起こします。

 

春は肝に影響するため

東洋医学では、春は「肝」に最も影響を受けるとされています。 

ここでいう「肝」は、東洋医学の「肝」のことで、西洋医学でいう「肝臓」とは働きが違います。

東洋医学の「肝」は「エネルギーと感情の調整システム」の役割を担い、西洋医学の「肝臓」は「生化学的な代謝工場」の役割を担っています。

東洋医学の「肝」は、

・全身の血流量を調整

・全身のエネルギーの流れの調整

・感情をコントロール

・消化吸収を促進

・筋肉と腱の柔軟性を管理

・目の状態を管理

といった6つの働きを担っております。

春の気候の変動や花粉の飛散、新しい環境や仕事の変化など、心身のより大きい活動が必要となるため、この6つの「肝」の機能をフル回転させる時期でもあります。

そのため、「肝」の機能が過剰に活動したり、使いすぎて機能低下することで、

・けん怠感

・のぼせ

・イライラ、無気力

・食欲不振

・筋肉のけいれん

・目のかすみ

などといった症状を引き起こしやすくなります。

(参考文献:「季節病に備える東洋医学的養生法(1) 『黄帝内経素問』第二における四季と土気の関係」)

 

 

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春に起きる心身の不調への対処法

「気」の上昇や「肝」の不調による春に起こしやすい症状への対処法として、以下のことが考えられます。

 

気を発散させる

春に起きる気のエネルギーの過剰な上昇を発散させ、気の流れを整える必要があります。その方法として、

30分程度の散歩で、気を適度に発散させる

・優しく軽く指先で頭部をタッピング(叩く)りして、気の偏りを調整する

・髪を束ねず、ゆったりと締め付けない服装で、気の自然な発散を促す

 

肝を労る生活習慣

春に影響が大きい肝を労わるために、生活習慣の見直しをおすすめします。

ポイントとしては、

・ 酢、梅干し、柑橘類、緑黄色野菜、豆類、ごまを積極的に摂取する

・脂っこい食事、アルコール飲料、深夜の食事を避ける

・食事の量は、腹67分目にする

・就寝前のスマホの使用を控える

・毎日の起床する時間を そろえる

・朝の日光を10分は浴びる

などを気をつけて生活をおくってください。

 

気の流れや肝を整えるツボ

気の流れや肝は、以下のツボを刺激することで整うことが期待できます。

太衝(たいしょう)

太衝(たいしょう)のツボは、足の甲側の親指と人差し指の骨の間をなぞるように足首方向へたどり、足の親指と人差し指の2本の骨が交わる手前のくぼみに位置します。

手の人差し指先で、気持ちいい強さで、5秒間、押してゆっくり離すことを、5回、繰り返してください。 

これを12回はおこなってみてください。

期門(きもん)

期門(きもん)のツボは、胸の乳首から垂直に、指4本分(約6cm)下がり、みぞおちの横あたりの高さに位置します。

手の人差し指先で、気持ちいい強さで、5秒間、押してゆっくり離すことを、5回、繰り返してください。 

これを12回はおこなってみてください。

 

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まとめ

中国最古の医療書である「黄帝内経素問」では、他に、春の養生を誤ると夏に冷えが悪化すると警告しています。

つまり、春に心身をケアしておかないと、春だけではなくて夏も引き続き不調が続くリスクが高まります。

春夏と快適に仕事をおこなうためにも、春にしっかり体を整える必要があります。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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