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山を眺めると新緑が美しい季節になってきました。こういった時期は、ハイキングや山菜取りなどで、山に登られる方が増えます。
山に登ることは、体力の向上や精神的リフレッシュなど、心身の健康に良い影響がでます。
その一方で、山の上り下りは、体に負荷をかける運動でもあるので、登山することで体のトラブルが発生する場合があります。
そのうちの一つとして、
「ひざの内側の痛み」
が登山をすることで引き起こされてしまう方が、少なくありません。
そこで今回は、山登りのためにひざの内側に痛みがでる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、山登りでおこるひざの内側の痛みを解消できます。
登山をすることで、ひざに負荷がかかる理由として、以下のことが考えられます。
山で上り坂を登る際、ひざは自分の体重を支え、なおかつ、前進するために、前上方に体を押し上げるため、大きな負荷がかかります。
山で下り坂を歩く際、上り坂と同じく自分の体重を支えて、なおかつ、転ばないようにブレーキをかけ、衝撃を吸収しながら歩くため、ひざに大きな負荷がかかります。
舗装された平地と違い、山登りの足場は、土や岩がむきだしのことが多く、不均一な地形を歩くことが多い。
そのため、岩場や段差などを歩く際に、体を安定させたり衝撃を吸収するために、ひざの動きが重要です。
そういった山登りの際、地形に適応するために、ひざへの負荷が増加します。
たとえ低い山でも、登山中は何が起こるかわからないため、十分な装備や荷物を持っておこなわれます。
自分の体重だけでなく、荷物の重さが加わることで、ひざへの負荷も増加します。
山登りをスムーズにするためは、ひざの動きが重要になります。そのひざの動きを安定させるためには、ひざ周辺の筋肉がサポートします。
ひざを動かす時に安定させる働きのある筋肉は3つあります。
それぞれ、骨盤からでて、太ももの前方と内側と後方を通り、ひざのお皿の内側下方5〜7センチほどの場所で合流します。
山登りで、ひざに負荷をかけながら、曲げたり伸ばしたりを繰り返して歩いていると、ひざの内側の筋肉の付着部分が摩擦されて、炎症を起こし痛みが発生します。
これは一般的に、
「鵞足炎(がそくえん)」
とも呼ばれるひざの内側のケガです。
この「鵞足炎(がそくえん)」とも呼ばれるひざの内側の痛みが起こることで、運動をしたり、階段を下る際、歩くときに痛みが増します。
また、重症になると、安静にしていてもうずくように痛みを感じる場合があります。
山登りを終えた直後は、ひざの内側に炎症が起こっているため、まずは、痛みが起こっている部分を氷水で冷やしてください。
炎症は、48〜72時間がピークですので、山登りから3日ぐらいたつと、ひざの内側の炎症が引いてくることが多いです。
その時に、山登りでひざを安定させつために働くことで疲れて硬くなった筋肉にストレッチを施してください。
そのことによって、筋肉への血流が良くなり、柔軟性が上がることで、ひざの内側の痛みが緩和されます。そのストレッチの方法は以下の通りです。
下向きに寝て、右の肘を立て、体を起こし、左の太ももの下に、巻いたタオルを置きます。
左足のひざを曲げて、左手で足の甲を持ちます。
足を持った左手で、足を外側に倒して、10秒間、キープします。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右の足を交互に、3回おこなってください。
四つんばいになって、右足のひざを曲げて床につけ、左足は左の外方に伸ばします。
左足を左外方へ足を滑らすように伸ばして、左太ももの内側が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右の足を交互に、3回おこなってください。
足を伸ばして座ります。そして、右ひざを曲げて、右の足の裏を左の太ももの内側につけるように倒し、左足は伸ばしたまま、足さくを左側に倒します。
体を左の太ももの外側に倒して、左の太ももの裏が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右の足を交互に、3回おこなってください。
山登りは、筋力や持久力、バランス感覚など、いろいろなことを向上できる運動です。
また、自然に触れ合うことで、脳や自律神経も同時に活性化できます。
このようなメリットの多い山登りは、これからの季節、積極的におこなってほしい運動の一つです。
ですので、山登りでおこりがちなひざの内側のトラブルを素早く解決するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも山登りによってひざの内側の痛みへのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にひざの痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
先日、50歳代の調理のお仕事をされておられる女性の方が、左肘の内側の痛みを訴えて来院されました。
左肘の内側の痛みで一番お困りになることをお聞きすると、フライパンで調理したものを、お皿に移し替えるときとのこと。
料理をお皿に盛り付けようと、フライパンを持ち上げながらお皿の方に傾けると、左肘の内側にピシッとした痛みが走るそうです。
そうなると、フライパンを落としそうになったり、安定してフライパンを持てないので、料理の盛り付けがスムーズにできないとのお悩みでした。
調理のお仕事をされる方は、利き手が右の場合は、反対側の左手でフライパンをあつかうため、今回の患者様のように、左肘の内側に痛みを訴えられる方が少なくありません。
そこで今回は、調理した料理をお皿に盛り付けようとした際に左肘に痛みを感じるようになる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいいただくことで、フライパンで調理した料理をお皿に移し替える際に起こる左肘の痛みを解消できます。
肘の外側から内側に向けての力が加わった際に、肘の内側が引き伸ばされて、肘の内側にストレスがかかります。
また、その状態から、肘を曲げると、さらに肘の内側が引き伸ばされるストレスがかかります。
この肘の内側にかかるストレスを制御するために、肘の内側に付着する筋肉が使われます。
フライパンを持ち上げて、お皿の方に移し替える動作は、フライパンの重みもプラスして、まさに左肘の内側に負荷をかける動きです。
この動作を繰り返すことで、左肘の内側を支える筋肉が疲労して伸びにくくなり、肘の内側に痛みが発症しやすくなります。
前章で述べましたが、フライパンを持ち上げてお皿の方に移し替える動作を繰り返すと、左肘の内側を支える筋肉が疲労して硬くなります。
左肘の内側を支える筋肉に適切な刺激を与えて柔軟性を上げることで、痛みを緩和できます。
そのためのストレッチの方法を以下で紹介していきます。
左手の親指を手の内に握り込んで、左肘を伸ばして、手の甲側に手首を曲げます。
右手で左のこぶしをおおうように握ります。
左のこぶしをおおった右手で内側方向(左の親指側の方向)に最大に回転させます。
その際に、肩も一緒に回らないように、左脇に左腕をあてて止めるようにして下さい。
その状態で、10秒間、キープしてください。
これを2回、繰り返しておこなってください。
左肘を伸ばして、左の手のひらを天井方向に向けます。
右手で左の小指側からおおうように持って、右手で手の甲側に左の手首を曲げます。
その状態で、10秒間、キープしてください。
これを2回、繰り返しておこなってください。
左の手のひらを天井側に向けて、左手の親指、人差し指、中指をまとめて、右手で持ちます。
肘を伸ばしながら、右手で左のまとめて持った指を、内側にねじるように反らします。
その状態で、10秒間、キープしてください。
これを2回、繰り返しておこなってください。
食材をそろえて、下ごしらえをしてして、調理するなど、作業工程の多い調理師の方のお仕事は、お体を治療させてもらうたびに、その大変さを感じます。
しかし、お話を聞いていると、すごくやりがいがあるお仕事であることも感じます。
今回、紹介させていただいた左肘の痛み対する対処法が、調理のお仕事をされている方に少しでもお役に立てれば幸いです。
それでもフライパンを使った調理の際に左肘の痛みのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、肘の動きと連動して関わりが深い肩へのアプローチについてのブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
4月になり新年度に入ると、町内会や有志のスポーツクラブなどの昨年度の決算報告を会員に向けておこなわれることが多くなります。
決算報告は、お金にかかわることなので、正確におこなう必要があり、慣れないデスクワークも相まって、手間も時間もかかるというお話をよくお聞きします。。
そんな手間のかかる決算の書類を作られる方やそれを監査する方が、イスに座り続ける時間が長くなり、腰の痛みを訴えられる方も、この時期、少なくありません。
そこで今回は、慣れないデスクワークで腰が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、決算報告の書類を作る作業による腰痛を解消できます。
一年に一度の決算報告をするために、慣れないデスクワークをする時間が増えることで、腰痛が発生する理由を以下で紹介していきます。
イスに座って、前屈みになって書類に向かう姿勢を続けることは、立っているときより、
「1.85倍」
も腰への負担が増えます。
ただでさえ腰に負担がかかる姿勢を、書類作成のために、長時間、続けることで、ますます腰への負荷が増加して、腰痛が発生しやすくなります。
長時間の慣れないデスクワークの姿勢の保持のために、腰周りの筋肉に余分な緊張が続きます。
そうすると、腰周辺の筋肉が、疲労して硬くなります。筋肉が硬くなると、そこを通る血流を妨げられて悪くなります。
血流が悪くなると、血液を通しておこなわれる、筋肉への必要な酸素や栄養の供給や老廃物の回収が、十分にできなくなります。
その結果、腰周辺の筋肉の疲労が蓄積し、腰痛を引き起こす可能性が高まります。
決算作業や監査作業は、精神的にも負担が大きいものです。
決算報告の期限や正確性へのプレッシャー、複雑な数値、文章の推敲などで、ストレスがかかります。
人間はストレスがかかると、生命の危機を感じて、無意識に筋肉を緊張させてり、血管を収縮させます。
これにより、腰周りの筋肉が過度に緊張や血流の不足を招き、腰痛が発生する可能性があります。
慣れない決算書類作業によって腰に痛みを感じた際の対処法として、・体操・入浴・呼吸 が効果的です。
その方法を以下で紹介させていただきます。
長時間のデスクワークによって疲労した腰周辺の筋肉に、適度な刺激を入れての硬さを緩和する必要があります。
腰への刺激を入れるための体操は以下の通りです。両足を肩幅に開いて、壁を背中にして立ちます。
壁に体を預けてまま、壁から足を1歩分、離して立ちます。
その状態のまま、腰やお尻の痛みを感じるところに、手をグーにして握ったこぶしを当ててます。
腰やお尻にこぶしを当てたまま、ゆっくり小さく腰を前に曲げたり、反らしたりして動かします。
これを10回、繰り返してください。
お湯の温度を39〜41度に設定した湯船に、15分間が理想ですが、のぼせない程度で無理のない時間をつかってください。
入浴により体温が上がることで、筋肉の硬さが緩和されます。また、血管も拡張して、腰への血流が良くなります。
深呼吸をして体に酸素を取り込むことで、筋肉や神経がリラックスします。
それによって、腰痛の緩和につながる可能性が高まります。深呼吸の方法ですが、イスに座って、ふわっと背筋を伸ばします。
おなかに手を当てて、 口を閉じて「1、2」と数えながら、鼻から息をすいます。その時、おなかがふくらむのを確認しながらおこないます。
おなかに手を当てて、 「3、4、5、6」と数えながら、息を口からはきます。 ぞの時、おなかが凹むのを確認しながらおこないます。
総会で決算報告を終えると、ホッとして、どっとお体に疲れがでられる方が少なくありません。
特に、腰痛が発症した場合は、決算報告終了後、日常の生活を送る上で、大きな支障が出ます。
ようやく、肩の荷が降りて気持ちが楽になったと思われるので、腰痛へ対処して、心身ともに整えてほしいです。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、慣れないデスクワークにより腰痛のお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
先日、60歳代男性の方が、太ももの裏側の痛みを訴えて来院されました。
きっかけをお聞きすると、3日前に、ゴルフ場に行って18ホールを回ってきて、その日が大丈夫だったが、その翌日に太ももの裏側の筋肉に痛みを感じ出したそうです。
特に、畑の草むしりとしようと、屈んだり中腰になると、太もも裏の筋肉が突っ張って、うまく動けなくて困るとのことでした。
検査をしてみると、筋肉が疲労して硬くなったために伸びない状態、いわゆる筋肉痛の状態でした。
ご本人は、それほど酷使した覚えなないそうですが、ゴルフという競技では、太もも裏の筋肉はとても重要な役割をしますし、負荷がかかる部分です。
そこで今回は、ゴルフをすることで、太もも裏の筋肉に痛みが発生する理由と、ゴルフをした後にでる太もも裏の筋肉痛への対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ゴルフをした後に起こりやすい太もも裏の筋肉の痛みで生活に支障が出ることを解消できます。
今回、ゴルフをしたことで筋肉痛になった太もも裏の筋肉は、3本の筋肉で構成されています。
その3本の太もも裏の筋肉をまとめて、
「ハムストリング」
と呼ばれています。
ハムストリングは、
・股関節を後方に伸ばす
・膝を曲げる
・骨盤を後ろに倒す
といった関節を動かす機能があります。
この機能は、歩く・走る・立ち上がる・しゃがむなどの動作において使用されます。
また、体を前に倒した姿勢を保持するためにも使われます。
この機能は、ゴルフボールを打つときのように、前屈みの姿勢を安定させるために使われます。
ゴルフのフォームのため ゴルフのクラブを振り上げて、ゴルフボールと打つために振り下ろす際に、体がブレないように、骨盤や足を固定するためにハムストリングが緊張させます。
何度もスイングを繰り返したり、フォームが不適切である場合、ハムストリングへの負荷が増加し、痛みを引き起こす可能性があります。
ゴルフ場は通常、起伏がある地形にあることが多いです。ゴルフのラウンド中に、その高低差のあるエリアを歩くと、急な上り坂や下り坂では、ハムストリングに負荷がかかります。
長時間、ゴルフのプレーすることで、歩く距離も多くなり、それによってハムストリングに疲労が積み重なっていきます。
その積み重なった疲労が、ハムストリングに炎症を引き起こして、炎上が広がりきる翌日に痛みとして現れます。
ゴルフの練習で、打ちっぱなしをする際には、足場は平地で踏ん張りやすい環境で行えます。
しかし、ゴルフ場は、高低差があるため、一打目以外は、足場が斜めや段差があるなど、不安定な状態になることがあります。
不安定な足場でのスイングは、フォームのバランスを保つために、平地で打つときに比べて、ハムストリングが余分に働く必要があります。
この足場の悪い状態でのスイングが続くことで、ハムストリングへの負荷が増加し、痛みが発生する可能性があります。
今回の患者様のように、ゴルフをした翌日の筋肉痛は、「遅発性筋肉痛」と呼ばれます。これは、通常、運動後の24〜48時間以内に発生する筋肉痛です。
遅発性筋肉痛への対処法については、当院のブログで書いておりますので、以下にリンクを貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
また、ゴルフをすることによって起きる太ももの裏の筋肉痛への対処は、太ももの裏とその前後につながっている筋肉へのストレッチが有効です。
そのストレッチの方法を以下で紹介させていただきます。
ゴルフをした後に、お風呂からでたときや寝る前、朝、起きたときなどにおこなってみてください。
床に座り、右の足を前に伸ばし、左の足のひざを曲げて右の足の下に入れます。
左のひざのお皿を両手で押さえながら、目をつま先に向けて、息をはきながら、上半身の重みを使って、ゆっくり体を前に倒れるところまで倒します。
右の太ももの裏が伸びるのを感じたら、その状態で10秒間、キープしてください。
足を組み替えて、反対側でも同じようにおこなってください。
これを3回、左右で繰り返してください。
床に座り、両手はお尻の後ろに置き体を支えた状態で、両ひざを曲げてください。
ひざを曲げた左の太ももの上に、右足のひざを曲げたまま横に開いてのせてください。
お尻の後ろにおいた手で床を押して、息をはきながら、上半身を太ももの方向へ近づけます。
右のお尻が伸びるのを感じたら、その状態で10秒間、キープしてください。
足を組み替えて、反対側でも同じようにおこなってください。
これを3回、左右で繰り返してください。
右のひざを曲げて立てひざ状態にし、左のひざも曲げてすねと足の甲を床につけます。
足首を支点として、立てた右の足の太ももに上半身を乗せて体重をかけながら体を倒して、足首を曲げます。
ふくらはぎのが伸びたのを感じたら、その状態で10秒間、キープしてください。
足を組み替えて、反対側でも同じようにおこなってください。これを3回、左右で繰り返してください。
ゴルフは、自然の中で、人とコミュニケーションをとりながらよく歩くため、非常に心身の健康のためには良いスポーツとされています。
一方で、ゴルフのスイングは、一方向にねじるといった動作を繰り返すため、非常に偏った体の使い方をします。
そのため、特に、ハムストリングへの負荷がかかり、ゴルフ後に太もも裏の筋肉痛が起こりがちです。
せっかく楽しいゴルフをした後に、生活に支障が出るような太ももの痛みが出るのは避けたいところです。
ということで、ゴルフ後に起こりがちな太ももの裏の筋肉痛を軽減させる方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもゴルフ後に起きる太もも裏の筋肉痛が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にスポーツによる体の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
就寝中、ふくらはぎや太ももに激痛が!夏場、スポーツを楽しんだ高齢者がよく襲われる足のつり。足がつる原因は水分不足?病気?それとも…。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
4月も中旬になると、昼間の気温が一気に上がって、活動がしやすくなります。
しかし、この急激な温度変化に、体が対応できず、熱中症を引き起こす方もいらっしゃいます。
熱中症は、夏になるというイメージがありますが、春から夏の季節の変わり目でもおこりやすいものです。
そこで今回は、春に熱中症が引き起こされる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、春の急激な温度変化に体が対応する方法がわかり、熱中症を予防できます。
人間の体は、ある程度の気温の変化に、自動的に順応する機能があります。
しかし、急激な気温の上昇へ体が順応するには、2週間程度もかかります。
また、晩夏の暑さより、春から夏にかけての季節の変わり目の暑さの方が、体にストレスが高いといわれています。
ですので、春から夏の季節の変わり目の時期は、暑さに慣れるまで、しっかり体調を管理する必要です。
気候的な暑さに体が順応することを、
「暑熱順化(しょねつじゅんか)」
といいます。
暑さに対応する「暑熱順化」が体に起こるには、
・発汗作用の変化
・汗の成分の変化
・皮ふの血管が広がる条件の変化
・全身の血流量の変化
の4つの変化が必要です。
暑熱順化すると、低い体温でも汗がかきやすくなり、汗の量が増える。
それによって、体から熱を逃して体温の上昇を防ぎ、環境が暑くなっても対応ができるようになる。
暑熱順化すると、ベタベタした汗から、サラサラした汗に変化します。
ベタベタした汗は、必要な塩分が多く含まれています。
大量に塩が含まれた汗が出てしまうと、体の水分バランスが崩れて、体温の上昇や筋肉のケイレンなど、熱中症の症状が引き起こされます。
ですので、塩分濃度が低いサラサラした汗に変化させることで、暑さに対応するための汗をかくことができます。
体の深部の血液は、約 36.5°C 〜 37.5°Cの温度があります。
この血液の温度は、皮ふの表面の血管に流れることで、皮ふにあたる外気に熱を奪われて、血液の温度を下げることができます。
ですので、皮ふの血管が広がりやすいように体が変化すれば、暑くなることで上がる体温をうまく放熱でき、暑さに対応しやすくなります。
体に流れる血液量が増加するように変化すると、発汗量や皮膚の血管からの放熱量が増えて、暑さに対応しやすくなります。
このような暑熱順化することで起きる体の4つの変化がうまくできなければ、暑さにうまく対応できずに、春から夏にかけての季節のかわりめの時期に、熱中症を引き起こしやすくなります。
春から夏にかけて気温が上昇する時期に、体が暑さに対応する暑熱順化の状態になるための運動や生活習慣を紹介していきます。
以上のようなことを、一つでも複数でもおこなうことを心がけることで、暑さに対応しやすい体を作ることができます。
ウォーキングを30分間(5000歩程度)、週5回の頻度でおこなってください。
ジョギングを15分間(2キロメートル程度)、週5回の頻度でおこなってください。
サイクリングを30分間(8キロメートル程度)、週3回の頻度でおこなってください。
適度に汗をかく程度のストレッチを、30分間、週5回の頻度でおこなってください。
ストレッチの代わりに、ラジオ体操をおこなっていただいてもOKです。
39度から41度の温度の湯船につかる入浴を、2日に1回はおこなってください。
シャワーだけでは、暑さへの順応効果に関しては、それほどの期待はできません。
2100年までには、世界の平均気温は、5.8度も上昇すると予想されています。
実際、毎年、暑くなってきているのを感じておられる方も多いかと思われます。
そういった気候の変化、特に春から夏にかけての気温上昇で、体調を崩さないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも暑さに体が対応できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に春の体調の乱れへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広