- Blog記事一覧 -エアロバイクをやりすぎて筋肉痛 使い方や乗り方の注意点
60歳代女性の方がご来院されて、
「エアロバイクがいいって友達に誘われて」
「ジムに行って30分ほどこいだんです」
「そしたら太ももが痛くて靴下がはけんくなったんです」
とお悩みをお話しくださいました。
普段はしないエアロバイクをすることで筋肉を痛めてしまったことはないですか?
エアロバイクは、運動としてはとてもいいものですが、トレーニング機器だけに使い方や乗り方に注意が必要です。
そこで今回は、エアロバイクについての留意点を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、を、よりエアロバイクを効果的にしよすることができます。
エアロバイクのメリットとしては、
・自分の体重をかけず、関節に優しい運動ができる運動ができる
・酸素を取り込んでの運動なので代謝の向上し、血行が促進される
・天候に左右されずにできる室内運動
・全身の筋肉の70%は足であるんで、足を動かすエアロバイクは運動の効果が高い
といったことが挙げられます。
デメリットとしては、トレーニング機械なので、使用を間違えると体を痛めてしまいます。
自転車のように気軽に乗りがちですが、ジムにトレーナーがいらっしゃったら、怪我防止のために、使用方法やセッティングを必ずお聞きください。
今回の患者様のように、初めてエロバイクを乗った場合は、普段使わない筋肉を使用するので、筋肉痛が出るのは当然です。
「バカなことをした…」と後悔をされておられましたが、筋肉痛が出るのはしっかり運動をしたという証拠です。
あとは、ご自身の体力に合わせて、エアロバイクを使用する際の負荷や時間を調整していかれれば、全然大丈夫です。
エアロバイクの使い方や乗り方の注意点として、
①準備運動をする
エアロバイクは負荷をかけての運動ですので、いきなり乗ると筋肉がその負荷に順応できず怪我の元となります。ラジオ体操程度の準備運動をして、筋肉を温めてから、エアロバイクを始めてください。
②サドルを合わせる
サドルの高さが低すぎると足に負荷がかかりすぎます。サドルは、ペダルに足をかけた時に膝が少しだけ曲がるぐらいの高さが理想です。
つま先でエアロバイクをこぐと足に負荷がかかりすぎます。ペダルを踵から押し出すように漕いでください。
④力の入れ方
ずっと力を入れてペダルを漕いでいたら、無酸素運動となりすぐに体はエネルギー切れを起こします。
ペダルと漕ぐ時は最初のひと押し、90度ぐらいまで力を入れたら、あとは慣性に従って力を抜いて楽に漕いでください。
肩や腕などもリラックス状態でハンドルを握ってください
⑤心拍数に合わせてこぐ
エアロバイクに心拍数を計る機器がついていましたら、ご自身の心拍数に合わせて漕ぐと効果が高いです。
心拍数の計算式は、
(220ー年齢)×0.55〜0.65
今回の60歳の患者様で白太、(220-60)×0.55〜0.65=88〜104拍 のような心拍数を見ながらエアロバイクを操作してください。
⑥時間
最初は20分以内で行ってください。慣れてきたら40分から1時間ぐらいを目安にしてください
⑦整理体操
エアロバイクを終わったあとは、ゆっくりとしたストレッチを行ってください。
その場では難しいよでしたら、自宅に帰ってからゆっくり湯船に浸かってください。
①〜⑦のことを注意して、エアロバイクでお身体を鍛えて見てください。
①〜⑦をやっても筋肉痛がきつい状態でしたら、放っておくと肉離れや捻挫などの元となりますので、お近くの専門の治療院で早めに手当をされることをお勧めします。
当院もこのエアロバイクをやりすぎによる筋肉痛に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、筋肉の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
エアロバイクは運動不足解消のために、手軽にできるトレーニング機器です。
非常に良い運動方法なので、皆様が楽しんで行えるために、今回のブログがお役立ちいただけたら幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広