- Blog記事一覧 -花見は楽しむだけでなく健康にもいい?桜の豆知識から
春は東洋医学的には、
「瘀血(おけつ)」
が起こりやすい季節です。
瘀血とは、血流が悪い状態をいいます。
瘀血は全ての病気のバックグランドであるとも言われています。
それを解決するには、軽くで結構なのでウォーキングすることをお勧めしています。
今の時期なら、近所の桜なんかを花見がてら見に行くのもいいですよね。
桜の豆知識を見ていると、意外と健康にまつわることも多くて面白いです。
そこで今回は、健康のために外で散策しもらいながら、より花見を楽しんでもらうために、桜の豆知識を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ちょっと外にでて桜を愛でてみようと思っていただけたら幸いです。
桜について豆知識を5つほどあげていきますね。
川や池沿いの堤防によく桜を植えられていますよね。
それは昔の堤防は今のように、水の流れに負けないようにガッツリ堤防の土を固く圧縮できる機械がありませんでした。
そこで、堤防に桜を植え花見できる環境を作ることで、人を集め歩かせ地盤を固めたと言われています。
堤防沿いで花見をされるときは、昔を思ってちょっと踏みしめて歩くのもありですね。
桜の花粉には、「エフェドリン」という成分が含まれています。
この成分は、体を活発に動かすために神経である交感神経を刺激します。
桜の下を歩けば、興奮物質を含む花粉を吸い込みますので、体や気持ちが高揚して元気がでるかもですね。
桜の木の皮から作られる「ブロチン」と呼ばれる成分は、咳を鎮める作用があります。
桜の皮は服を染める染料としても使われています。
桜は見るだけではなくて、その使い方が多彩ですね。
桜もちに、香づけのため桜の葉の塩漬けが巻いてあるのは定番ですね。
しかし桜の葉っぱには、「クマリン」という肝臓に害をなす毒性の成分があります。
桜の木下に毒性の葉っぱを落とすことで、木の周りに他の植物が生えないようにしているとも考えられています。
それほど毒性が強くないので、桜もち程度の桜の葉を食べても問題ないとは言われているそうです。
桜の花言葉は、「精神美」「純潔」「優美な女性」です。
また桜は品種によって花言葉が違うというところが、面白いです。
例えば「八重桜」でしたら、「豊な教養」「善良な教育」「理知」「しとやか」「理知に富んで教育」です。
心身ともに、この花言葉のような状態でいたいですね。
春は、「花冷え」「春一番」「菜種梅雨」といった言葉があるように、気圧や気候の変化が激しい季節です。
それによって春は特に、心身に変調をきたしやすい。
「木の芽時」や「春眠」といった言葉があるのもそのせいですね。
冬の眠っている体から春の活発に動く仕様の体を変えるには、よりエネルギーが必要です。
エネルギーを作りやすい体にするには、
「酸素」
「血流」
「刺激」
の三つが必要です。
その三つを体へ同時に取り入れるには入れるには、ウォーキングが一番簡単で手っ取り早いです。
長く歩く必要はなくて、10分とか20分とか自分が歩けるだけで全然構いません。
春は桜だけではなくて、ツツジや藤などどんどん咲いていく季節ですので、花を愛でながら歩いてみてはどうでしょうか?
ウォーキングをしても、なかなか春にお身体が対応できないようでしたら、当院にお越しください。
当院では、季節の変わり目に順応できるようにお身体を整える治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、春を快適に過ごせる体を作ることができます。
マスクも外せるようになった今年の春は、ようやく活動的に動けるようになりました。
そんな春を楽しく過ごしていただくため、今回のブログを参考にしていただければ幸いです。当院では、お身体の不調に対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広