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救急 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧

当院では、胃の痛みを訴えた患者様への施術をおこなうことがありますが、初期症状が胃痛とまちがいやすい病気として、“虫垂炎”があります。
「おなかが痛くて、最初は胃が痛いかと思っていたら、盲腸だったんですよ」
というご経験をされたお話をお聞きすることは少なくありません。
ここで言われる「盲腸」というのは、いわゆる「虫垂炎(ちゅうすいえん)と呼ばれる病気で、急におなかが激しく痛くなることが主な症状です。
虫垂炎を生涯で発症する確率は、7〜12パーセントとされ、発症する確率としては高い病気です。
最近は、虫垂炎になっても抗生物質で対処することが多くなりましたが、発見が遅れるとおなかを開いての手術が選択される場合がありますので、早めの対処が必要です。
そこで今回は、虫垂炎を胃痛と間違えないためのポイントを紹介します。
このブログを読んでいただくことで、虫垂炎の発症に早めに気づくことができます。

「虫垂炎」、一般的には略して「盲腸」と呼ばれることが多いおなかの病気ですが、この「盲腸」と「虫垂」は、別々の器官です。
「盲腸」「虫垂」は、人間のおなかの中にある器官で、おなかの右下の方に位置します。
また、虫垂もおなかの右下にあり、盲腸の先について、小さな袋のような形をしています。
盲腸や虫垂の役割は、まだまだ不明なことが多いのですが、免疫に関わる役割があるとされています。

虫垂の中に、硬くなった便などがつまると、その中で細菌がたまり、虫垂の内部が膨れ上がり始めます。
つまった虫垂の中で細菌が増えることで、細菌に対する免疫反応が起こり炎症を引き起こします。
虫垂の炎症が進行すると、周囲のおなかの組織に炎症が広がり、痛みが発生します。
虫垂が炎症で腫れ上がり、圧力が増すと、最悪の場合には虫垂が破裂して、おなか全体に細菌が流れ出して、腹膜炎などの命に関わる深刻な合併症を引き起こすことがあります。

虫垂炎の初期症状として、最初はおなかの上部の“みぞおち”周辺に痛みを感じることがあります。
これは虫垂に炎症が始まったことを示す初期的な兆候ですが、この痛みを胃痛と誤解しやすいのです。
また、胃痛と虫垂炎の初期症状には、食欲不振や軽度の発熱などの一般的な症状が共通して現れることがあります。
これも、虫垂炎を胃痛と間違える要因となる。

虫垂炎を胃痛と勘違いしないように、以下ののポイントに気をつけて、虫垂炎を見逃さないようにしてください。
最初は、おへそやみぞおちで鈍い痛みがあり、その後、右下腹部に強い痛みが移動します。
この痛みの移動が、虫垂炎の典型的な症状です。
おなかの痛みはだんだん強くなり、動くと痛みが増したり、セキや深呼吸をしたりすると痛みが増すことがある。
食欲が低下することが多く、これは虫垂炎によっておなかの痛みが始まる初期の兆候です。
おなかが痛くなってから、はき気やおうとが起こることがあります。
特に、食後にこれらの症状が出ることが多い。
虫垂炎を発症すると、初期には微熱がでて、重症になると高熱になることもある。
おなかを軽く押して、手を急に離したときに、おなかの痛みが増す兆候が発現します。
これは、反跳痛と言われるもので、虫垂炎が発症したときに見られるものです。

虫垂炎になると、左下腹部を押すと、右下腹部に痛みが広がる兆候が出ます。
これはロブシング徴候と呼ばれるもので、虫垂炎の診断に使われる検査の一つです。
以上のような症状が、複数、重なってでている場合や自分で判断するのは難しいと思われた場合は、すぐに病院を受診して、適切な検査と処置を受けることが大切です。

虫垂炎を胃痛と間違えないように、典型的な症状を知って、早く治療して受けることで、重症になることを防ぎ、回復を助けることができます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
また、他に、胃の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、50歳代の女性の方が、体調が急激に悪くなってどうしようもなくなり、救急車を呼んで救急病院に搬送されてというお話を、ご本人からお聞きする機会がありました。
自分では、電話をかけれないぐらいの状況だったため、隣に寝ていた旦那様に、救急車を呼んでもらうようにお願いしたそうです。
そうすると、ご主人が飛び起きて、救急車を呼ぼうとしたのですが、
「どこに連絡したらいいんや?」
「何番やったけ?」
と慌ててしまって、呼ぶまでにバタバタしたとのこと。
今回、お話しさせていただいた方のご主人のように、救急を求める状況では、なかなか冷静ではいられないものです。
体の不調に対して救急を求める際、最近、ネットワークの進化によって、その手段もいろいろとでてきました。
そこで今回は、いざというときに備えて、いろいろな救急を求める方法について紹介していきます。
このブログを呼んでいただくことで、生命を救うための手段を知っておくことで、緊急時に冷静に対処できます。

救急車を呼ぶときの電話番号は、「119」です。
以下で、「119」に電話した後に行われることや行うべきことを紹介してきます。
119に通報すると、指令員が救急車の出動に必要なことを以下のような順番に尋ねられるので、慌てずゆっくりと答えてください。
①救急であることを伝える
②救急車に来てほしい住所を伝える
③具合の悪い方の症状を伝える
④具合が悪い方の年齢を伝える
⑤「119」に電話をかけた本人の名前と連絡先を伝える
上記のことが一般的におこなわれる聞き取り内容ですが、他にも詳しい状況やかかりつけの病院などについて尋ねられる場合もありますので、答えられる範囲で伝えてください。
応急手当てをしている人以外にも、人手がある場合は、救急車の到着しそうなところまで案内に出ると到着が早くなります。
救急車を呼んだ後、以下のようなものを用意しておくと、病院到着後に役立ちます。
・保険証
・診察券
・お金
・靴
・飲んでいる薬もしくはお薬手帳
救急車が到着した後、救急隊員の方に以下のようなことを伝えてください。
・事故や具合が悪くなった状況
・救急隊員が到着するまでの体調の変化
・おこなった応急手当の内容
・具合の悪くなった方の持病やかかりつけの病院などの情報

体調を崩したりケガをしたときに、救急車を呼んだ方がいいのか、自分で病院を受診した方がいいのか迷う場合があります。
そういった際には、住んでいる都道府県や市町村に、救急に関する相談窓口があります。
「〇〇県、救急相談窓口」とネット検索をすると、各都道府県や市町村で設置している救急を相談できる電話番号が表示されます。
例えば、「兵庫県、救急相談窓口」とネット検索をすると、兵庫県庁のホームページ「医療安全センターのご案内」、
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf15/hw11_000000003.html
の中に兵庫県もしくは兵庫県下の市町村に設置された救急を相談できる電話番号が表示されています。
また、消防庁が作成した、 全国版救急受診アプリ「Q助」というアプリがあります。
スマホの画面上で質問された症状を選ぶだけで、救急度合いに応じた対応をアドバイスしてくれるアプリです。アプリは以下のリンクで無料で公開しております。
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate003.html

救急通報システムに、
「NET119」
というものがあります。
これは聴覚や言語の機能に障害があり会話が不自由な方が、全国どこからいつでも、スマートフォンなどの画面上のボタン操作や文字入力し、チャットでやり取りができる、119番通報システムです。
持病がお持ちの方も、発作が起こった際に会話が困難になる場合もあるので、このシステムは有効かと思われます。
この「NET119」のシステムは、ごく一部の地域で導入されていない場合があります。
お住まいの地域が「NET119」を導入されているかは、以下のリンクでご確認ください。
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/kyukyumusen_kinkyutuhou/net119.html
注意点としては、「NET119」と使うためには、
“直接、所定の申請窓口のある場所に出向いて、事前の登録”
が必要です。
「NET119」の申請窓口の場所は、お住まいの地域を管轄する消防本部や市町村の役所へ問い合わせるか、ネットで検索してください。
例えば、兵庫県加古川市のNET119への申請窓口を探す場合は、「兵庫県加古川市 NET119」と検索すると、
https://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/syobohonbu/sireka/osirase/28163.html
に申請できる場所の情報が提示されています。

まだ、全国の一部の市町村でしか導入されていませんが、動画で救急の指示が受けられる
「Live119」
という救急システムがあります。
「Live119」とは、スマートフォンからの119番通報時に、現場の状況を音声に加えて、動画でも通報できる映像伝送システムです。
「Live119」を使うことで、通報者と通信指令員の間で、リアルタイムに映像通話ができたり、応急処置の動画を通報者へ送信できます。
また、現場の状況を動画で確認することで、消防隊はより現場に適した準備ができます。
「Live119」を利用するには、以下のような手順でおこなわれます。
①119番に電話で通報する
②通報者が、消防指令センターの指令員から、Live119による映像送信の協力をお願いされる
③通報者が協力に同意することで、指令員から通報者のスマートフォンにショートメッセージを送信される
④ショートメッセージに添付されているURLをタップすると、通報者と指令員が映像も交えてつながる
現在、兵庫県では、神戸市、西宮市、姫路市、豊岡市、小野市で、「Live119」が導入されています。
今後、「Live119」を導入する市町村が増える可能性が高いので、お住まいの場所が「Live119」を導入されているかを確認されることをおすすめします。

いざというときのために、正しく多数の119番への通報する方法を身につけることで、ご自身やご自身の周りの大切な方を救うことができます。
そのための方法を、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広