- Blog記事一覧 -1月, 2024 | 加古川市新神野 ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧
1月, 2024 | 加古川市新神野 ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧
冬になって寒くなってくるとよくお聞きするお悩みが、「冷え性」です。
冷え性の中でも、「足先の冷え」に関しては、女性の方から、なかなか改善できないというお話をよくお聞きします。
足先が冷えると、ジンジンという痛みに近い感覚があり、足先の感覚が鈍くて歩きづらいとのこと。
そこで今回は、冬になって寒くなると足先が冷える理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただけることで、この冬に足先の冷えを解消できます。
日本人女性の2人に1人は「冷え性」だという調査報告がされています。以下で、「冷え性」とはどのようなものかを紹介させていただきます。
「冷え性」とは、
“通常の人は苦痛を感じない程度の温度環境下において、腰背部、手足の先、両下肢、片身、あるいは全身に異常な寒冷感を自覚し、この異常を一般的に年余にわたって持ち続ける病態を言う。多くの場合は、この異常に関する病識を有する。”
とされています。
もともと、冷え性であるところに、冬は冷えるという環境であるため、さらに冷え性が増していきます。
「冷え性」とは人間は、体の奥の体温が、22〜42度の範囲でしか生きられないとされています。
人は体の機能を自動調節する自律神経の働きによって、体温を一定に保とうとします。
心臓からでたときの血液は38度ぐらいの温度があり、それが体に巡ることで、体温が維持されます。
体が冷えて体温が下がってくると、体温を維持するために、血管を縮めて、皮膚の血流量が低下させ、血液から熱が放散しないようにシフトします。
また、それでも体温が上がらなければ、筋肉を震わせて、筋肉から熱を生産して体温を上げる機能があります。
寒いときに、体が震えるのは、体温を上げるための自動機能によるものなのです。
冷え性になると、筋肉や内臓の機能が低下するために、それに伴っていろいろな症状が伴います。
例えば、 肩こり、疲労、頭痛、便秘、気分の落ち込み、腰痛、めまい、ふらつき、貧血、慢性胃炎、生理の不順 などが冷え性によって発症する可能性が上がります。
足の指は、体の土台とも言える部分です。その役割としては、
・歩く、走る際に衝撃を吸収する
・立っているときに体を支える
・動くときに体のバランスをコントロールする
などといった日常生活で重要な役割を担います。
足先が冷え性によって、うまく稼働できないと、転けやすくなったり、兄をするにも体がブレて疲労しやすくなったり、姿勢がゆがんで腰や肩の痛みが起こりやすくなります。
血液は体温の他に、酸素や栄養を運び、生命活動には欠かせません。体温が下がってくると、まず命を守るために、内臓がある体の中心部に血液を優先的に集めます。
そうすると、心臓から遠い位置にある足先に血液が回ってこなくなります。
また、温かい血液が冷えないように血管を締めて、血液が流れる量を減らします。
足先の血管は細いため、血管が閉まることで、余計に冷え性が進みます。
前章で述べたように、足先に冷え性が続くと、体にさまざまな障害を起こして、日常生活に影響します。そこで足先の冷え性への対処法を以下で紹介させていただきます。
足先の裏や足の甲にカイロを貼ってもなかなか、足先が温まらないというお話をよくお聞きします。
足先の裏や足の甲を温める工夫はすごくいいケアです。
それにプラスして、足の内側のくるぶしにカイロを当てたり、サポーターやレッグウォーマーをかぶせて保温することをおこなってください。
内側のくるぶしに手をあてると、血液が流れる拍動を感じられます。
これは、太い血管が体の表面を通っている証拠です。心臓からでた際には、温かい血液でも、足先に来る頃には、血液の温度が低くなっています。
内くるぶしを温めることで、そこを通る血管に流れる血液を温めることで、足先に温かい血液を送ることができます。
また、東洋医学では、内くるぶしには「照海(しょうかい)」というツボがあります。
内くるぶしの一番高い部分から、親指の一本分の下のくぼみにあります。
このツボの効用の一つは、血行を良くすることです。
このように、内くるぶしを温めることで、足先の冷え性への改善が期待できます。
足先の血行をよくしようと、足先をもんでも反応が薄い際には、
「八風(はっぷう)」
というツボを刺激してください。
このツボの効用は、足先の冷えや高血圧の改善です。
ツボの位置は、足の親指から小指までの、指の付け根と指の付け根の間で、足の甲側にあります。
このツボは左右の足で、合計で8カ所あります。
刺激方法は、指の付け根と指の付け根の間を指ではさんで、気持がちいいぐらいの圧でつまんでください。
各ツボを10秒づつつまんでいってください。
冬場になると、温めてもすぐ足先が冷えてしまい、歩きにくい動きにくいというストレスを感じられる方が少なくありません。
今回、紹介させていただいたことが、解決するために、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも足先の冷えがなかなか取れない場合は、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みに対しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に冷えに関するブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
冬の外の寒さに思わず首をすくめてしまいますよね。
そうしていると、なんだか普段よりも肩コリを感じることはないですか?
暑い夏より寒い冬の方が着込んだらなんとかなるから、冬の方が好きという話をおくお聞きします。
しかし、寒い冬は、肩コリが発症しやすくなり、それに伴って、頭痛・吐き気・不眠・疲労感など訴える方も増加します。
外でお仕事をされている方などは、特に、冬は常に低い気温の中で作業をされているので、肩コリで悩まれる方が少なくありません。
そこで今回は、寒くて肩をすくめると肩コリが発症しやすくなる理由と、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、寒い冬を肩こりに悩まされずにすごすことができます。
夏と冬、どちらに季節が肩コリとを感じるかを調査したところ、約60パーセントの方が冬の方が肩コリを感じると回答しています。
冬ならではの肩コリが発生する理由を以下で紹介させていただきます。
冬の寒さを感じたとき、思わず、肩をすくませる、つまり、と肩を上に引っ張り上げる筋肉が働きます。
肩を上に引っ張り上げる主要な筋肉は、首、肩、背中と非常に広い範囲に存在します。
この肩をすくませるという無意識におこなってしまうのは、肩の筋肉は緊張させることで、筋肉から熱を生産して、体温を上げようとする行動なのです。
しかし、この肩をすくめる続けることで、肩の筋肉は疲れて硬くなります。
そして、この筋肉の緊張は、筋肉を通る血管を圧迫して、血液の流れを低下させます。
血液は、筋肉に酸素や栄養などを届けて、老廃物を回収します。
このような働きをする血液が、肩をすくめることで緊張した肩の血管がせばまり、肩への血流が低下します。結果、さらに肩が硬くなり、肩こりが発生します。
人間の筋肉は、約600ほどあります。筋肉は、体を支え動かすのが主な機能です。
一つの動作をするときに、一つの筋肉だけを動かすのではなく、多数の筋肉が協力して働きます。
筋肉を協力して働くシステムは、いろいろとあります。
その一つに、互いに反対の動きをする役割を果たす2つの筋肉が、協力した動きをすることで、動きが円滑に行われ、体のバランスが保たれます。
例えば、立つという姿勢は、太ももの前の筋肉と太ももの後ろの筋肉が、均等に互いに引っ張り合うことで、維持されます。
背筋を伸ばす姿勢を維持するときも、冬の肩こりの原因となる肩をすくめる筋肉と、腰から背中、腕にかけて走行する筋肉が、お互いに均等に引っ張りあって保持されます。
肩をすくめる時間が長くなることで、この二つの筋肉のバランスが崩れてしまい、結果、肩こりが発生します。
ですので、この二つの筋肉のバランスを整える方法を以下で紹介させていただきます。
やり方は簡単です。
まず、肘を曲げて、脇につけます。
次に、肩をしっかりすくませます。
そして、肩の力を一気に抜いて、ストンっと肩を下に落とします。
これを10回ほど繰り返してください。
これをすることで、2つの筋肉のバランスが取れ、肩の血行も回復して、肩こりが解消されます。
全日本国民の40〜85パーセントは、肩コリを感じているという調査結果がでています。
もはや国民病とも言える肩コリは、体的にも精神的にもストレスがかかり、日常生活に影響がでます。特に、冬場は肩コリが発症しやすい季節なので、こまめなケアが必要です。
今回のブログが皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、肩コリが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも、冬場にその寒さで肩をすくめることが多くなることで起こる肩コリへの施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に肩こりに関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
歯が痛くなると、虫歯や歯ぐきに原因があるかと、歯医者に行かれる方が多いかと思われます。
しかし、歯医者では、歯自体には異常がなく、肩や首のコリが原因ではないかと言わる方も少なくありません。
そこで今回は、肩や首がこることで歯が痛くなる理由とその対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩や首のコリからくる歯痛を解消できます。
歯が痛くなる理由は、
・歯自体に問題がある→約88パーセント
・歯以外に問題がある→約12パーセント
という統計がでています。
歯以外に問題がある場合の中でも、約80パーセントは、痛くなった歯の周辺の筋肉によって引き起こされています。
何らかの原因で、肩や首の筋肉が緊張つまりコリが発生することによって、アゴに後方と下方に引っ張られます。
そのためにアゴの周辺の筋肉に負荷がかかり、固まります。
このメカニズムについては、当院の以下のブログで書いておりますのでご参考ください。
このように、歯の痛みの原因は、アゴの筋肉なのに、アゴの筋肉ではなく歯が痛くなるのはなぜなのか?
これは関連痛とも呼ばれて、たとえば心臓が悪くなると、左の肩や腕に痛みが発症します。
これは、心臓と左肩や腕が痛みを感じる神経や脳の部分が同じためです。
今回も同じように、アゴ周辺の筋肉と歯は、神経や脳の部分が重なるため、アゴの筋肉が固くなることで、歯の痛みを引き起こしてしまうのです。
アゴ周辺の筋肉が緊張することで、歯に痛みがでる原因だということがわかりました。
ということは、アゴの周辺の筋肉を緩めることで、歯の痛みが緩和されるということです。
歯の痛くなる部分によって、影響するアゴの周辺の筋肉は変わります。
その筋肉を、緩めるポイントを歯が痛くなる部位別に以下で紹介させていただきます。
耳の穴の前方で、ほほの骨に沿った部分と耳の下方の根本の前下方あたりにポイントがあります。
このポイントを指で優しく気持ちがいいぐらいの圧で押してください。
目尻の横あたりから耳のつけ根の上部にかけてポイントがならんでいます。
このポイントを指で優しく気持ちがいいぐらいの圧で押してください。
アゴの角の下方とアゴの裏にポイントがあります。
このポイントを指で優しく気持ちがいいぐらいの圧で押してください。
口の中は、体の中でも特に感覚が鋭い部位です。
歯の痛みは、日常生活を送る上で非常に支障がでます。
歯科では治療対象ではない肩や首のコリが原因ではないかと言われた歯の痛みに対して、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも歯の痛みが取れないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをお勧めします。
当院でも、肩や首のコリからくる歯の痛みの施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
肩こりや首こりに関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
暖かい部屋から、寒い外にでると、急に鼻水が出始めることはないですか?
この症状は、「寒暖差アレルギー」と呼ばれるものです。
寒暖差アレルギーがきっかけで大量にでる鼻水によって、体にいろいろな不調を起こしてしまいます。
また、コロナやインフルエンザがはやっているシーズンですので、鼻水が止まらないと、周囲に気を使います。
そこで今回は、寒暖差アレルギーによって鼻水がでる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、冬の寒さを感じるたびにでる鼻水による不快感を解消できます。
寒暖差アレルギーは、急激な気温の差によって自律神経が乱れておこる鼻炎の一種です。
自律神経は、人間が生活する環境に合わせて、体を自動的に調整してくれる神経です。
冬は、室内外の寒暖差が、特に激しい。
そのため、暖かい部屋から寒い外に出たとき、体を暖かい環境に合わせるべきか、寒い環境に合わせるべきか、自律神経が混乱してしてしまいます。
そうして寒暖差アレルギーが発症してしまいます。
寒暖差アレルギーには次のような症状があります。
・鼻づまり・透明の鼻水・くしゃみ・頭痛・けん怠感・かゆみ・ノドの痛み・不眠
寒暖差アレルギーは、風邪や鼻炎と似たような症状もありますが、違いとしては、
風邪:発熱 濁った鼻水
花粉症:目のかゆみ 目の充血
といった特徴的な症状が、風邪や花粉症の場合には出ますが、寒暖差アレルギーでは見られません。
寒暖差アレルギーによって、大量の鼻水がでます。
鼻をかむだけでは対処できない場合は、鼻水がノドにながれこみます。
そうすると、「後鼻漏(こうびろう)」という症状を発症する場合があります。
「後鼻漏(こうびろう)」とは、大量に流れ込む鼻水によって、ノドの神経を刺激して、・ノドの痛み・ノドの違和感・せき・口臭の異常 などといった症状を引き起こします。
これによって、不快感が増し、日常生活を過ごす際に支障をきたします。
寒暖差アレルギーの症状は、気温差がない環境や季節になると、自律神経の乱れが落ち着いて、自然と解消されていきます。
しかし、冬という季節は、少なくとも3か月はあります。
その期間、寒暖差アレルギーを繰り返すということは、自律神経も乱れるということです。
そうなると、体の自動調節機能が乱れるということなので、体が不調におちいりやすくなります。
寒暖差を感じるたびにでるので、根本治療は難しい症状ですが、体調を保つためにも、発症するたびに対処が必要です。
その対処の方法を、以下で紹介させていただきます。
寒暖差によって自律神経が刺激されることによってアレルギーがおこります。
ですので、寒暖差による刺激を体に入れないように工夫が必要です。
寒暖差の刺激を受けやすい部位は、首や鼻ですので、マスクやマフラーで守ってください。
また、寒暖差アレルギーは下半身を温めることで、緩和されるという研究報告がされています。
レッグウオーマーやタイツ、腰やお尻にカイロなどをして、下半身を温める、または保温するようにしてください。
寒暖差アレルギーでは、透明な鼻水がでます。
透明な鼻水が出る場合は、自律神経は副交感神経のモードになっている可能性が高いです。
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれており、その働きもそれぞれが違います。
自律神経について詳しくは、以下のブログでも書いておりますので参考にしてください。
副交感神経が優位のモードとなっているので、それを抑制する必要があります。
爪の指の根本は「井穴(せいけつ)」と呼ばれる自律神経に関わりが深いツボがあります。
親指、人差し指、中指、薬指、小指のうちの、副交感神経を抑制するのは、薬指の井穴のみです。
ですので、下の写真のように、薬指の爪を、他の指ではさんで揉んでください。
鼻水や鼻づまりには、「迎香(げいこう)」というツボが効果的です。
ツボの場所は、小鼻が最も出っ張ったところから少し外側で、ほうれい線の中にあります。
敏感なツボですので、静かにゆっくり押してください。
寒暖差アレルギーによって、日常生活に支障をきたす場合は、迅速に症状を抑える必要があります。
市販薬では症状と合致しない場合がありますので、耳鼻咽喉科や内科を受診して、適切な薬を処方してもらってください。
寒暖差アレルギーによって、呼吸が邪魔されると、体に酸素が取り込む量が減ります。
そうなると、体はエネルギーが作れず、疲労や免疫低下、低体温を引き起こします。
ですので、寒暖差アレルギーには、こまめに対処療法をする必要があります。
今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、それでも解消されない場合は、お近くの治療院で治療を受けられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
自律神経の不調に対しての対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
歩いていると、いつもより体が左右に揺れていることに、ふと気がつくことはないですか?
それは、体がゆがんいるためかもしれません。
実際に、当院でも、初詣にでかけたときに、歩いているといつもより体が揺れていて、やたら疲れたと訴えられた70歳代の女性の方がおられました。
歩く際に体のゆがみからくる体のブレは、エネルギーの消費が激しくなり、疲れやすい体となってしまいます。
そこで今回は、体がゆがんでしまう理由とその対処法を紹介させていただきます。このブログを読んでいただくことで、体が整い疲れにくくなります。
日常生活の中で、体がゆがむ理由はいろいろあります。以下で要因をあげていきます。
デスクワークや調理するなど、長時間、同じ姿勢で保ったり、一定の体の部分に負荷のかかる不適切な姿勢をすることで、体にゆがみを引き起こします。
運動の不足が続くと、筋肉が弱くなったり硬くなったりして、姿勢の維持ができず、体がゆがんでいきます。
買い物や仕事などで、長時間、もしくは不適切な状態で、重い荷物を持ち上げたち、運んだりすると、体の一部に集中的に負担をかけて、体にゆがみを引き起こします。
日常生活でのストレスは、無意識に緊張した状態となる。
そうした時間が長くなると、血流が悪くなったり筋肉が硬くなることで、体がゆがんでいきます。
食生活や睡眠の乱れは、体の回復が低下して、体に疲れが残ることで活動する際にバランスが崩れて、体にゆがみを引き起こします。
ケガや手術で体に傷が入った場合、どの部分の動きが悪くなり、体にゆがみが生じます。
このように、先天的な骨の変形は除外して、今回紹介した歩く際に体の揺れを感じるようになったことのように、以前にはなかった体の違和感は、日常生活のさまざまな要因が体にゆがみを引き起こします。
人間の体は、よく家に例えられます。
家の中の構造と体の対比としては、
・柱は骨
・壁は筋肉
・水道管は血管
・電気線は神経
といった感じです。
家がまっすぐに立っている時には、家に負荷がかからず、長年、快適に住めます。
しかし、家の柱がゆがむと、壁が崩れて、水道管が曲がり、電気線が圧迫されて、家のあちこちで故障や壊れがでてきます。
これと同じで、人間の体もゆがむことで、骨や筋肉・血管・神経に負荷がかかります。
そうなると、内臓の機能や代謝・体温が低下して、肩こりや腰痛、冷え、むくみ、肥満、疲労など、さまざまなを引き起こします。
家事や仕事などをおこなう際には、その作業特有の動作があるため、どうしても多かれ少なかれ、体はゆがみます。
それが、体に不調を引き起こすほどのゆがみにならないように、ケアするための方法を以下で紹介させていただきます。
最初に顔を上に向けて寝て、手足をのばして、大きく背伸びをします。
その後、手足の4本を均等に伸ばすだけではなくて、
・右足と右足の伸ばす
・左足と左手を伸ばす
・右手と左足を伸ばす
・左手と右足を伸ばす
というパターンでも伸ばしてください。
いろいろなパターンをすることで、気持ちよく伸ばせるパターンと違和感のあるパターンを感じるかと思います。
この時に見つけた、気持ちよく伸ばせるパターンを主におこなってください。
こうすることで、全身のゆがみを調整することができます。
立てたひざをゆっくりと左右に倒してみてください。
このとき、右も左もどちらも気持ちよくひざが倒れてくれれば大丈夫です。
もし、どちらかの方向に違和感を感じれば、無理はなく倒しやすい方向に倒しておいて、ゆっくりと深呼吸をしてください。
そうすることで背中や腰周辺のゆがみが調整できます。
上向きでリラックス状態で顔を上にして寝て、足首を、
・伸ばす
・そらす
・外側に倒す
・内側に倒す
・右に倒す
・左に倒す
といった感じで足首を動かしてください。
そうすることで、下半身のゆがみを調整することができます。
「体のゆがみ」というワードはよく聞くけど、自分がどのような状態かはなかなか把握しづらいものです。
仕事や家事などをしながら日常生活を送っていると、体はどうしてもゆがみます。
それが限界に達すると、ぎっくり腰や五十肩、高血圧や頭痛など、生活に支障をきたす症状を引き起こします。
今回、体のゆがみについて紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もしそれでも、体のゆがみが解消されないようでしたら、お近くの治療院で体のゆがみへの治療を受けられることをお勧めします。
当院でも、今回のお悩みに対しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
生活習慣での体の使い方についてのブログも書いておりますので、そちらも参考んしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広