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腰痛 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 8の記事一覧
先日、生後6カ月のお子さんを持つ30歳代のお母さん方が、腰の痛みを訴え来院されました。
状況をお聞きすると、最近、お子さんに添い寝をして寝ていると、腰が痛くて目がさめるようになってきたので、心配になってメンテナンスに来られてとのことです。
乳児をもつお母さん方は、お子さんの授乳や夜泣きのために、夜間に起きることも少なくありません。
その上に、腰痛で睡眠が邪魔されることは、子育てに影響します。
そこで今回は、乳児をもつお母さん方が寝ているときに腰痛を感じる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お子さんと添い寝をしているときに起こる腰の痛みを予防できます。
お母さん方が、赤ちゃんと一緒に寝ているときに、腰痛で目がさめる主な理由は、
「寝返りの不足」
です。
通常の成人では、一晩の寝返りは、平均24回はうつとされています。
しかし、お母さん方が赤ちゃんと一緒に寝るとき、布団の幅の不足やお子さんへの安全を確保するために、寝返りが不足します。
寝返りをうたないと、同じ姿勢で寝る時間が増えます。
同じ姿勢が長くなると、同じ筋肉に負荷がかかることで硬くなり痛みが発生します。
また、腰と同じ位置にある内臓の重みが、同じ姿勢で寝ることで、同じ方向にかかることで、腰にある血管が圧迫されてり、腰部の筋肉に栄養や酸素が届かず、痛みを発生させやすくなります。
赤ちゃんと一緒に寝ることで寝返りが不足することで起きる腰痛への対策を以下で紹介していきます。
赤ちゃんと一緒に寝る場合、寝返りがうてるスペースを確保するために、寝具の幅を大きくすることも有用です。
寝返りをうつための寝具の幅の目安は、肩幅の左右にそれぞれ20センチをプラスした幅、もしくは、肩幅の2.5〜3倍が必要です。
それに赤ちゃんが寝るためのスペースがプラスされます。
ベッドサイズで言えば、幅が140センチあるダブルがおすすめです。
産後は、骨盤が不安定になることで支えるために筋肉を使いすぎることや運動が不足することで、筋肉が硬くなりやすい。
産後に固くなった筋肉のお母さん方が、スムーズに小回りの効いた寝返りをうつためには、体をねじる動きを上げる必要があります。
そのためのストレッチの方法は、
上向きで寝てひざを曲げます。ひざを右にゆっくり可能な角度まで倒して、息をはいてそのまま5秒間、キープします。
それが終われば、倒したひざを元の位置の体の正面に戻します。
次は、ひざを左にゆっくり可能な角度まで倒して、息をはいてそのまま5秒間、キープします。
これを3セットおこなってください。
上向きで寝て、片ひざを両手で抱えます。
ひざを腰に痛みがでない程度に胸に近づけて、息をはきながら、その状態を5秒間、キープします。
反対の足も同じようにおこなってください。これを3セットおこなってください。
上向きで寝て、足の裏にタオルを引っ掛けて、足を腰に痛みがでない、可能な角度まで上げる。
足をあげたら、かかとを前に押しだすように、太ももやひざの裏を伸ばす。
息をはきながら、その状態を5秒間、キープします。
反対の足も同じようにおこなってください。これを3セットおこなってください。
乳児を育てているお母さんへの健康の自覚状態を調査したところ、健康の状態が良好であると回答した方は、30パーセントをきる報告がされています。
そういった育児にお疲れのお体を回復させるには、睡眠が必要です。
腰の痛みで、それが妨げられないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも夜間に腰痛で起こされることが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰痛の対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
シニアの女性の方から、
「スクワットが体にいいってテレビで言ってたのでやろうと思うんですけど、どうやってすればいいですか?」
というご相談をよくいただきます。
スクワットは、確かに下半身を強化するには、効果が高い筋力トレーニングです。
しかし、体にしっかりとした負荷がかかる筋力トレーニングでもありますので、ご自身の状態に合わせて、正しくおこわなければ、かえって体を痛めてしまう場合もあります。
晩年まで、舞台に立ち続けられた女優の森光子さんが、毎日、スクワットを続けておられたのは有名な逸話です。
一時期、それがテレビで報道されると、それにならって、スクワットに挑戦されてたシニアの女性の方が増えました。
その結果、腰やひざを痛めてしまった方をよくお見かけました。
森光子さんは、長年、体を鍛えたれておられたからこそ、毎日、スクワットができたのでしょう。
そのことから、いきなりしっかりとスクワットすることは、体が対応できずに、痛めるリスクが高いと思われます。
そこで今回は、スクワットの初心者が体を痛めてしまう理由とスクワットの初心者に適した低負担のスクワットの方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、スクワットの入門の時点で体を痛めることを避けながら、体を鍛えることができます。
シニアの女性の方が、スクワットをおこなうことで体を痛めるのは以下の理由が考えられます。
スクワットは、背中、腰、お尻、足などの多くの筋肉に負荷をかけるトレーニングです。
十分な筋力がないと、適切なフォームでスクワットをおこなえずに、お体を痛めてしまう可能性があります。
スクワットはひざ、股関節、腰などの関節に負荷をかけるトレーニングです。
関節の動きが硬い場合、スクワットをするときに、各関節との連携がうまくいかず、正しいフォームで動くことが難しくなります。
そうすると、関節への不適切な負荷がかかり、お体を痛めてしまう可能性があります。
スクワットをする際に、姿勢が悪い状態でおこなうと、腰や背中に不必要な負担がかかり、お体を痛めてしまう可能性があります。
例えば、腰痛、ひざの問題などが、現在あるもしくは過去にあった場合、スクワットをおこなうことで、悪化することで痛みを発症させる可能性があります。
スクワットは効果が高い筋肉トレーニングですが、適切におこなうのは難しくもあります。
ですので、まずは、スクワットを2分割して、低負荷から始めることをおすすめします。
その方法を以下で紹介していきます。
肩幅に足を開き、足先を少し外に向けて立ちます。
姿勢は直立し、背中はまっすぐに保ちます。腕は前に伸ばして、壁に手をつけます。
股関節を意識してお尻を後ろに引くイメージで、ひざを45度あたりまでゆっくり曲げます。
このとき、足先よりひざが前に出ないように気をつけて、背中もまっすぐの状態に保ちます。
この状態を5秒間、キープします。腰を落とし過ぎないように注意します。
ひざをゆっくりと伸ばして、元の立ち姿勢に戻ります。
イスに背筋を伸ばして、ひざが90度に曲がった状態で座ります。
片方のひざを45度まで上げて、5秒間キープします。
足を下の位置に戻したら、反対側のひざも同じようにおこなってください。
この2分割したスクワットを、各5回おこなってください。
慣れてきたら、段階的に回数を増やして、最終的には15回を軽くできるようになることを目指してください。
本格的なスクワットをご希望の方は、まずは、このスクワットを少なくとも1カ月おこない、基礎筋力がつけることをおすすめします。
スクワットは、筋力の強化、エネルギー上昇、骨密度の向上、関節の可動域の向上、姿勢の改善などなど、非常に効果が高い筋力トレーニングです。
そのスクワットを安全におこなうためにも、入門の方法として、今回のブログで紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もしそれでも、スクワットによって体に違和感が出るようでしたら、お体をメンテナンスされることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みについての施術を行っておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
筋肉のケアに関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
朝、布団の中で目が覚めて、起きあがろうとしたら腰が痛くて、つらい思いをされたことはないですか?
厚生労働省によって腰痛を感じる時間帯を調査したところ、午前8時〜午前11時の間に腰痛を感じていると答えた人はは、全体の約40パーセントも占めてします。
つまり、大多数の方は、朝に腰痛を感じておられるます。
朝から腰痛を感じることで、その日一日のスタートダッシュがくじかれて、気持ちがいいものではありません。
そこで今回は、朝、目覚めたときに腰痛を感じることが多い理由とその対処法について紹介させてただきます。
このブログを読んでいただくことで、朝からの腰痛の悩みが解消できます。
寝ていることで体を休めているはずなのに、目覚めたときに腰の痛みがでる。
その理由は、寝ているときの血流の状態に関係します。
睡眠中は、動かないので、体の活動が低下します。
そうすると、筋肉の動きによって促進される腰への血液の流れが悪くなっていき、腰の筋肉に十分な血液が行き届かなくなります。
血液は、酸素や栄養などをを運んで、老廃物を回収してくれる非常に重要な役割をになっています。
その働きが、睡眠中に腰周辺の筋肉に届かなくなることで、朝、起きる頃には腰周辺の筋肉が硬くなり、動こうとしたときに痛みがでます。
また、血流の悪さは、体温の低下も招きます。
血液は、約40度ぐらいの温度があります。
この温かさが、筋肉に届かなくなると、筋肉は冷えて硬くなります。
睡眠中に血液が届かなくなることで、最も体温が低下する時間帯は、4時から6時の間です。
つまり、朝、起きる時間帯に体温が低下しているために、寝起きが一番、腰周辺の筋肉が硬くなっている状態です。
この状態で、動こうとするため、朝に腰痛を感じてしまうのです。
筋肉の状態が良い、もしくは筋肉の量が多い場合は、一晩寝ても、血流が多少悪くなっても、腰痛を起こすほどの筋肉の硬さは発症しません。
そうでない場合は、朝、目覚めのときの腰痛への対応する必要があります。
朝、起きたときが、腰周辺の筋肉が一番硬い状態です。
ですので、朝は、腰周辺の筋肉に優しい刺激を入れることで、血液を良くして、筋肉を和らげる必要があります。
ただ、朝は体が硬いだけに、強い刺激を入れてしまうと、かえって体を硬くしたり、痛みを助長させてしまいます。
ですので、ゆっくり優しい刺激を腰周辺の筋肉に入れることをおすすめします。
その方法を以下で紹介させていただきます。
上向きで寝たまま、両方の足首をうちまわしを5回、外まわしを5回、おこなってください。
足首を目一杯回すのではなく、余裕も持ってゆっくり回してください。
上向きに寝て、ひざを曲げて、両手を上にあげてください。
その状態で、ゆっくり深呼吸を7回、おこなってください。
上向きに向いて寝て、両ひざを立てます。
痛みがでないぐらいの角度まで、ゆっくりひざを倒します。
同じように反対方向へ、痛みのない角度までゆっくりひざを倒します。
左右にひざをたおす倒せる角度まで倒して揺らします。
それを連続して5セットをおこなってください。
朝は1日で最も体が硬い時間帯です。
朝、体にゆっくりとした優しい刺激を入れることで、スムーズにその日を活動し始めることができます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも朝の腰の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
股関節を、一度、キツく痛められた60歳代の女性の方が、お体のメンテナンスで来院されました。
現在の股関節の状態をお聞きすると、前のような痛みはないけれども、ドアを開けて部屋に入るような動作で、足を前に踏み出して体をねじると、股関節が違和感があると。
それが、また前のように股関節をひどく痛めてしまわないか怖いとのことでした。
股関節は、体の中で一番大きい関節です。
ということは、それだけ日常生活で機能することが多い関節といえます。
その股関節を痛めた体験がある方にとって、ちょっとした股関節の違和感でも不安を感じてしまうのは確かです。
そこで今回は、ご自身の今の股関節の状態を知る方法と股関節の痛みが起こるのを防ぐ方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、股関節の違和感による不安を解消できます。
股関節の痛みは、基本的に歩行などの日常動作によって、太ももの骨と骨盤がぶつかることで起こります。
股関節は、可動性が広い関節です。
これほど広い可動性のある関節は股関節と肩関節だけです。
股関節が 肩関節と違うところは、上半身と下半身をつなぐため、全体体重がかかっているところです。
つまり、股関節は、全身の関節の中でも、常に大きな負荷が加わり、一定の複雑が動作に対応しています。
その股関節を痛めてしまう要因は、
・荷重 体重の増加や階段の上り下りなどによる関節への負担、
・衝撃 重いものを持ち上げたりジャンプをするなどの急激な負担
・ひねり 関節を無理にねじることで負担をかける動作
です。
このような要因で気づかないうちに、股関節に負荷をかけている方も多いかと思われます。
現在の自分の股関節の状態を見極める3つのポイントを以下で紹介します。
足の爪を切ったり、靴下を履いたりする動作で前屈みをすると、腰に痛みが出た場合は要注意です。
これは股関節の動きが悪いため、腰が股関節の動きをカバーしたためにおこっている可能性があります。
足の裏の一部の皮膚が硬くなって、マメができる場合があります。
股関節が正常な場合は、足の親指にマメができることが多いです。
しかし、節股関節の動きが悪いと、足の裏の変な部分にマメができます。
特に、足の3番目と4番目と5番目の指の間に、マメができている場合は要注意です。
お尻の下の盛り上がってる部分が、左右にずれている場合は、股関節に問題がある可能性が高いです。
紹介した股関節の状態の3つのポイントのうち、1つでも当てはまる場合は、今は問題が発生していなくても、近い将来、股関節に 痛みが発生する可能性が高いので、日ごろのケアが必要です。
股関節に違和感を感じたり、前章で紹介した股関節の状態が要注意の場合におこなってほしいセルフケアを以下で紹介していきます。
イスに座り、両膝を拳1つ分開く。
片方の足を太ももの裏から両手を回して支えて、軽く持ち上げる。
この状態をキープした、ひざのお皿を中心として、上下左右に八の字を描くように、20秒間、回してください。
注意点としては、抱えた足を高く上げすぎたり、股関節をひねる方向に持ち上げることは避けてください。
壁に手をつきひざを伸ばした状態で、片足を後ろに引きます。
足の甲を床につけて背中を軽く反らして、股関節の前方を10秒間伸ばします。
足を床に引きずるように、抵抗をかけながら前に持っていきます。
前に持ってきた足のつま先を上げ、かかとをつき、股関節の後ろやお尻太ももをゆっくりと10秒間伸ばします。
両足を肩幅に開いて立ち、腰に手を当てる。
右手で腰を左側に押して、股関節をスライドさせて、この状態で10秒キープする。
いったん、最初の姿勢に戻します。
左手で腰を右側に押して、股関節をスライドさせて、この状態で10秒キープする。
この3つの体操を、朝、起きたときや寝る前におこなって、股関節をケアしてください。
日常生活をスムーズにおくるためにも、股関節は非常にだいじな関節です。
いい状態をキープするためには、日頃のお手入れが重要になってきます。
そんな大切な股関節の状態を把握してお手入れをしていただくために、今回のブログで紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もしそれでも、股関節の違和感が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをお勧めします。
当院でも、今回のようなお悩みに関しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に股関節の違和感や痛みへの対策のブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
お子さんにスポーツを習わせることで、心身ともに成長が促されます。
お子さんが十分にスポーツに励むには、保護者の方の協力が欠かせません。
その協力することの一つに、遠征があります。
遠方の相手と試合や合同練習をするために、お車でお子さんやチームメイトを乗せて、長時間、週末に運転する機会があるお話をよくお聞きします。
遠征に付き添うことは、子供が頑張っている姿が見ることができる反面、疲労を伴います。
先日も、40歳代女性の方が、お子さんやチームメイトの子供を乗せて、片道が5時間もかかる遠征を、日帰りでおこなうことで腰痛が発症してご来院されました。
遠征からの帰り道は、車で子供たちは寝てしまうし、早く帰宅したいので、5時間、連続で運転したそうです。
そうすると、帰宅したときには、腰が痛くなったとのことでした。
こういった長時間、遠征のために運転をすることで、保護者の方が腰を痛めてしまうことはよくあります。
そこで今回は、お子さんの遠征の付き添いのために、長時間、運転をすることで腰が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいいただくことで、車の運転による腰痛を防ぐことができます。
長時間、車を運転することで、帰宅後に腰が痛くなる理由を以下で説明していきます。
腰の奥の方に、お尻の骨から背中の一部にかけて広がる大きな筋肉があります。
この筋肉が、お尻の骨と腰の骨を支えて、私たちの姿勢を保ってくれます。
しかし、長い時間、座りっぱなしで車を運転することで、この筋肉が座っている姿勢を保ち続けるために働き続けます。
そうすると、この筋肉が疲労して硬くなり、腰の動きに制限をかけます。
その状態で無理に動こうとすることで、腰に痛みが発症します。
運転する道路がゴツゴツしていたり、カーブなどで車が揺れたりすると、その振動や負荷で、腰やお尻に負担がかかります。
これが続くと、腰の筋肉や関節が疲れ、痛みが生じます。
長時間、運転の座っている姿勢を保つことは、体が折れた状態となるため、腰やおなか、お尻の血管を圧迫します。
運転の姿勢によって、血管が圧迫されることで、腰やお尻の筋肉に十分あ血液が行き渡らなくなります。
血液は酸素や栄養を運び、老廃物を回収します。
長時間の運転によって、このような働きがある血液が、腰やお尻の筋肉に届きにくくなると、その筋肉は疲れやすくなります。それが続くことで、腰に痛みがでます。
こういった理由が、単独もしくは複合的に重なることで、長時間の運転によって腰痛は引き起こされます。
長時間の運転によって負担のかかるのは、腰の奥の方のお尻の骨から背中の一部にかけて広がる大きな筋肉です。
その筋肉にアプローチすることで、運転による腰痛を緩和できます。
その方法を以下で紹介させていただきます。
立った状態で、股関節の前面に手ひらをあてて、20秒ほど軽くさすってください。
背筋を伸ばして片方のひざを床につけ、もう一方の足をひざを曲げて前にだします。
前に出した膝の上に、両方の手のひらを重ねておきます。前に出した足のひざをさらに曲げて、背筋を伸ばしたまま、ゆっくり前方に押し出します。
この際、ひざを床につけた足の付け根が、伸びている感覚を感じたら、その状態で、20秒間、キープします。
終わったら、左右の足を入れ替えて、同じようにおこなってください。
運転の休憩中や遠征から自宅に帰ったときにおこなってください。
特に、お風呂に入った後、一回でいいので、寝る前にやってください。
そうすることで、睡眠の質も上がり、腰の筋肉の疲労回復につながります。
お子さんやチームメイトを乗せての長距離の運転は、その責任から、運転手に心身ともにストレスがかかります。
そんな重要な役割を担っている運転手の方が、運転に集中できるように、今回のブログで紹介させていただいたことが、お役に立てれば幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他のブログで腰痛への対策について書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広