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腰痛 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
先日、60歳代女性の方が、腰痛で来院されました。腰が痛くなったきっかけをお聞きすると、町内会の収支報告の会合で、2時間近く、パイプイスに座ったためだそうです。
会議中に腰が痛くなり始めたのですが、周囲に町内の方もいらっしゃったので、途中で立ち上がって腰を伸ばすわけもいかず座り続けたと。
家に帰ってからも腰の痛みが続いて、今に至っているとのことでした。
このように、どうしても座り続けるシチュエーションのため、腰が痛くなっても我慢される方が少なくありません。
そこで今回は、イスに座り続けることで腰が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、座り続けざるえないことで腰が痛くなった後に、フォローする方法がわかり、腰痛を軽減できます。
立っているときより、イスに座っている方が、腰にとって楽だと思われがちです。
しかし、実は、腰痛を発症している要因の50パーセントは、イスに座っているときの姿勢によるものだと研究報告がされています。
それは、立っているときより、座っていている方が、腰にかかる圧力が、
“1.4倍”
も増加します。
さらに、姿勢が崩れて前屈みに座っていると、
“2.2倍”
にもなります。
座ることで腰にかかる圧力が増加することで、腰の組織に以下のような負荷がかかり、腰痛が引き起こされます。
長時間、座った姿勢を維持するためには、背骨や骨盤を支える筋肉が緊張し続けるため、疲労が蓄積します。
背骨を支える筋肉の疲労がたまると、筋肉が硬くなります。
その状態で、座り姿勢を維持しようと、筋肉を収縮させても対応できず、腰に痛みが発生します。
また、長時間の座位で、背骨や骨盤周辺の筋肉の柔軟性が低下すると、瞬発的な動きが低下して、立ち上がったり歩いたりといった動きに支障がでます。
長時間、座っていると、姿勢が崩れがちです。
座っている姿勢が、「仙骨座り」と呼ばれる腰が丸まり骨盤が後ろに倒れる姿勢で座っていると、腰の背骨のクッションの役割をする椎間板にかかる圧力が増加します。
この圧力が、長時間、続くと、椎間板が変形し、椎間板ヘルニアのリスクが高まります。
椎間板ヘルニアになると、腰の神経が圧迫されて、炎症が起こり、腰に痛みが発生しやすくなります。
背骨の腰の部分は、本来、前に弓形にたわんで、腰の関節が正常に合わさります。
長時間、座っていることで、腰が丸くなる姿勢になりがちです。
そうすると、背骨の腰の部分は、弓形にたわみが減少して、腰の関節面に不均衡な圧力がかかります。
この圧力が続くと、関節面がすれて炎症を引き起こし、腰痛の原因となる。
長時間、座り続けることで、腰の組織のバランスが崩れ、体にゆがみが生じ、痛みが発生します。
それを整えることで、腰痛が軽減できますので、そのための体操を以下で紹介させていただきます。
下向きで寝て、肘を曲げて、肩の下で立て、上半身の重みが腕にかかった状態で、体を反らしてください。
ゆっくりと呼吸をしながら、この姿勢を10秒間続けてください。
これを5回、繰り返してください。
イスに座り、足を肩幅より広く開いて、太ももの上に両手を置いてください。
足首をつかんで、ゆっくりと息をはきながら、足の間に体を前に倒してください。
この状態を、10秒間、キープしてください。これを5回、繰り返してください。
イスに座ることによる腰痛を予防するなら、こまめに立ち上げることが有効なのですが、町内や学校の会合の場では、そうもいかないことが多いと思われます。
そういったときは、腰痛をひきずらないためにも、自宅に帰ってから、腰へのケアをおこなうことをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも長時間、イスにすわらざるえないことで起こった腰の痛みのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
5月になると、気温が上がってきます。
室温が25度以上になる日が続くと、これまで寝ているときに寒くないようにしていた分厚めもしくは重たい布団を、薄い布団にかえて、寝やすい状態にするようにします。
それまで使っていた布団は、次の秋や冬で気温が下がるまで使わないので、自宅の洗濯機やコインランドリーで洗濯をしたり、乾燥や殺菌目的で日光にあてるなどするために、洗濯物を持ち上げて運ぶ動作が増えます。
こういった布団の入れ替え時期に、布団を持ち上げて運ぶ動作によって、腰痛を引き起こされる方が少なくありません。
そこで今回は、布団を持ち上げて運ぶ動作によって腰痛が引き起こされる理由とそれを予防するための方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、季節の変わり目におこなう布団の入れ替えで起こる腰の痛みを防ぐことができます。
布団を入れ替えるために、短期間で、持ち上げたり運んだりすることで、腰が痛くなる理由を以下で紹介させていただきます。
寒さを防ぐための布団は、分厚いものや重くなる傾向にあります。
そのため、持ち上げた際に、布団の厚さや重さを支えたりバランスをとるために、おなかや胸で布団を受けて、腰が反ってしまう姿勢をとりがちです。
そういった、自然な姿勢をとることで、腰に負荷がかかり、痛みが発生しやすくなります。
布団を持ち上げる際、腰を曲げて持ち上げる、いわゆる「中腰」でおこないがちです。
荷物を持って腰を曲げて持ち上げると、立っているときより腰への負荷が、
“2倍”
も増大します。
そのために、腰の筋肉や関節などに過度なストレスがかかり、腰を痛めてしまいます。
腰の骨は、腹筋や脇腹と背筋などで支えられています。
これらの筋肉が弱かったりバランスが悪いことで、重いものを持ち上げる際に、腰の関節を支えることができず負担がかかります。
そうすると、腰の関節に炎症が起こり、腰の痛みが発症する可能性が高まります。
布団を持ち上げたりおろしたり、運んだりするといった同じ動作を繰り返すことで、腰周辺の筋肉に負荷がかかるのが続き、だんだんと疲労し固くなります。
その状態で、さらに腰を使おうとすると、対応できず痛みがでてしまいます。
布団を持ち上げたり運んだりする動作によって、腰に痛みが出るのを防ぐための方法を以下で紹介させていただきます。
布団を持ち上げる際には、中腰を避けて、いったん、ひざを曲げて腰を落とし、背中をまっすぐに保ちながら持ち上げてください。
足の力を使って荷物を持ち上げることで、腰への負担が軽減できます。
荷物を運ぶことで腰痛を予防するためには、腹筋や背筋の筋力の増加が効果的です。
しかし、それらの筋肉は、一長一短ではつかないものです。
ですので、腰をサポートする道具であるコルセットをうまく活用することをお勧めします。
布団を持ち運びするときは、コルセットを腰に巻いて、腰をサポートしてください。
ただし、コルセットは、正しく巻かないと効果が出ませんので、
・コルセットの上縁がおへそ、下縁が骨盤の上部になるように装着する
・息を吸っておなかをへこました状態で、骨盤にかかるように装着する
・腰からおなかにむけて、斜めにバンドを伸ばし固定する
・コルセットをしめるテープやひもは、強めに引っ張り止める
・コルセットの中心と背骨を合わせて装着する
ことを意識してコルセットを装着してください。
また、コルセットをつけて布団も持ち運びするうちに、コルセットの固定が緩んできます。
こまめに、コルセットを締め直して、布団の入れ替え作業をおこなってください。
冬布団は重たいもしくは分厚いので、持ちにくいものです。
ですので、面倒かもしれませんが、腰に負担をかけるのを減らすためにも、一度に運ぶのではなく、分けて運ぶことをおすすめします。
こういった布団の入れ替えは、モチベーションや集中力がいるため、一気に作業をやりがちです。
しかし、長時間、同じ姿勢や動作を繰り返すことで、腰に負担がかかるため、適度に休憩をはさんで、腰を休める時間帯を作ってください。
布団の機能は進化して、どんどん軽くてあったかくなっています。
とはいえ、冬布団は、その大きさや枚数の多さで、仕舞う作業には大きな労力が入ります。
また、次の秋や冬になって布団がいい状態で取り出せるためにも、頑張っておこなわれる方も多いと思われます。
頑張られて布団の入れ替え作業をされている方が、腰を痛めるのを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも布団の入れ替えのために腰の痛みが発生するようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
ひざや股関節に症状をお持ちのシニアの方から、
「何もしてないのになんで肩がこんなにこるんですか?」
という質問をよくお受けします。
下半身の症状に加えて、肩こりまで感じることで、気持ちが落ち込むともお聞きします。
そこで今回は、ひざや股関節に症状をお持ちのシニアの方が、肩こりを感じやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩こりに悩まされることがなく、ひざや股関節の回復に集中できます。
ひざや股関節の症状をお持ちのシニアの方が、肩こりも感じることへの関連について、以下で紹介させていただきます。
頭から足の先まで、体のシステムは一つにつながっています。
ですので、体の一部に問題がある場合は、他の部位で代わりの働きを強いることがあります。
例えば、ひざや股関節の痛みがあると、歩行や立ち上がりなどの動作の制限が生じます。
そうすると、ひざや股関節の動きをカバーするために、腕で体を支えたり持ち上げたりすることで、肩に負担がかかります。
その結果、肩がこることが発生しやすくなります。
ひざや股関節の症状がある場合、姿勢が崩れやすくなります。
例えば、歩行する際に、ひざや股関節の痛みを軽減するために、健康な部位へ重心を移します。
それによって、下半身の姿勢のゆがみが発生し、それを肩の位置を変化させることで補正して、バランスをとります。
そのため、肩に余分な負荷がかかり、肩こりが生じる可能性があります。
ひざや股関節の症状により、立つ、歩くなどといった日常の活動が制限されがちです。
例えば、ひざや股関節の痛みから、座って活動しない時間が長くなります。
そうすると、肩を動かす量も減ることで筋肉が硬くなり、肩こりが生じる可能性が高まります。
ひざや股関節に症状に伴う肩こりを解消するためには、肩だけではなく、背中や腰の柔軟性が必要です。
というのも、ひざや股関節の症状から、体の動きが制限されたときに、肩だけでカバーするのではなく、肩とともに背中や腰も連動して動くことで、肩への負担を軽減できるからです。
そのための体操を以下で紹介させていただきます。
イスに浅く腰掛けて、背筋を伸ばしてください。
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左右の手のひらを合わせて指を組んでください。
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指を組んだまま胸の前に上げて、肘を伸ばし、前方に突き出して、肩甲骨を外に広げ、10秒間、キープしてください。
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腕をゆっくりと頭の上に上げて、腕を天井側に伸ばして、10秒間、キープしてください。
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頭の上にあげた腕を、ゆっくりと下ろして、手のひらを頭の上に置いてください。
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頭の上にのせた手のひらを、頭の後ろに回してあててください。
⬇︎
手のひらを頭の後ろにあてたまま、肘を外方に開いて、胸を突き出すように広げ、10秒間、キープしてください。
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頭の後ろに手をあてたまま、肩の力を抜いてください。
⬇︎
指を組んだっまま、 ゆっくりと頭の上にあげて伸ばし、10秒間、キープしてください。
⬇︎
指を踏んだまま、ゆっくりと両手を胸の前に下ろして、前方に伸ばし、肩甲骨を外方に広げて、10秒間、キープしてください。
⬇︎
伸ばした腕を下ろして、元の姿勢に戻してください。
これを、3回、繰り返しておこなってください。
シニアの方が、ひざや股関節に症状があると、だんだんと体のバランスが崩れたり、活動量が低下することで、2次的に肩へ影響がおよびます。
そういった肩こりを少しでも軽減して、ひざや股関節の症状の回復に集中するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも下半身の症状に伴って発生する肩こりのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、肩こりへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
ゴルフをされている人口は、年々増えて、現在では約5500人の肩が、ゴルフをたしなまれているそうです。
ゴルフのラウンドを回る際には、自然の中でおこなうことで、運動にもストレス解消にもなり、非常に健康効果が高いスポーツでもあります。
そんなゴルフですが、練習方法としては、打ちっぱなし場で、ゴルフボールをひたすら打つ方が多いと思われます。
非常にゴルフの練習にはなるのですが、熱心のおこなうあまり、翌日の朝、起きた際に、腰の痛みを感じられる方が少なくありません。
朝から腰痛が発症することで、通勤やお仕事に支障が出る場合があります。
そこで今回は、打ちっぱなし場でゴルフの練習をした翌日に腰痛が発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、朝からゴルフの練習によって引き起こされる腰痛のお悩みが解消できます。
ゴルフの練習で、クラブを使ってスイングすることで、体の中でも一般的には、腰への負荷は大きいと言われています。
また、それに関連して、ゴルフでのケガをする部位としては、腰が最も多いとされています。
その理由を以下で紹介していきます。
ゴルフの研究によると、ゴルフのクラブをスイングすることで、腰への圧力量は、体重の3〜4倍にも達するという報告がされています。
この大きな圧力を、ゴルフスイングを繰り返しすることで、腰に負荷をかけ続けるために、腰に痛みが発生する可能性が高まります。
ゴルフスイングは、腰の強い回転の運動がおこなわれます。
この回転の運動で、腰の筋肉や関節をねじります。打ちっぱなしで何度も腰の筋肉や関節をねじることで、組織の損傷や炎症をひき起こし、何度もに負荷をかけ、特に腰椎にストレスをかけます。
スイング中、下半身で作られてパワーは、上半身に伝達され、スイングがおこなわれます。
上半身と下半身おつなぎ目である腰は、腰の筋肉も自らパワーをつくりつつ、下からのパワーも上に伝達するという非常に重要な役割を担います。
その役割の多さのために、負荷もかかり腰に痛みが発症しやすくなります。
ゴルフのスイング中は、姿勢の制御や安定のために、腰の深部の筋肉が強く働きます。
おこないます。スイングは複雑な動きなため、その制御や安定には、腰に大きな負荷がかかります。
それによって、腰の痛みがでやすくなる要因ともなります。
ゴルフを打ちっぱなしをした直後は、それほど腰痛を感じない方は多くいらっしゃいます。
しかし、翌日には腰が痛くなるのは、
「遅発性筋肉痛」
と言われることが起こっている可能性があります。
ゴルフのスイングを繰り返すことで、前章でも述べましたが、腰周辺の筋肉に負荷がかかります。
それによって、筋肉が繰り返し伸ばされたり縮んだりして、筋肉に多数の小さな傷が生じて、それによって腰の筋肉に痛みや炎症が引き起こされます。
これは、運動直後には起こらず、運動後、24〜72時間後にピークに達します。
また、睡眠中は、寝返り以外は体を動かさないため、血流が悪くなり、筋肉が硬くなります。
そのピークの時間帯は、入眠から6〜8時間後と言われています。
つまり、ゴルフの打ちっぱなしによる遅発性筋肉痛が起きる時間帯と、体の筋肉が一番硬くなる寝起きの時間帯が重なることで、朝は腰痛を感じやすくなります。
ゴルフの打ちっぱなしにいった翌日の朝、起きたときに、腰痛を感じた場合の対処法として、以下のようなことをおすすめします。
前章でも述べましたが、遅発性筋肉痛の発生に加えて、朝は体の筋肉が硬くなっている状態です。
筋肉を緩めるためには、体温を上げることが、もとも手軽にできる方法です。
体温を上げる方法として、まずは、朝に湯船につかることをおすすめします。
なぜなら、一般的には、体温が約37度程度に上昇させると、筋肉を硬くさせている物質が外れて柔らかくなります。
また、筋肉に流れ込む血流が増加して、筋肉に酸素や栄養素が供給し、老廃物が回収されます。
そのことによって、傷んで硬くなった腰の筋肉が回復しやすくなります。
ゴルフのスイングは、一方向にねじるため、体のバランスが崩れやすくなります。
朝風呂に入って、体を温め緩めた後に、背伸びをして姿勢のバランスを整えてください。
その方法ですが、壁に体の背面をあて、両腕を耳の横まで上げて、片方の手でもう片方の手首をつかみ、息を吸いながら上方に持ち上げて、背伸びを10秒間、おこないます。
その際に、重心を後ろにするために、つま先を上げて、そのままキープします。
そして息をゆっくりはきながら、体の力を抜き、背伸びを解除していきます。
その際も、重心を後ろにするために、つま先を上げて、そのままキープしてください。
これを3回、繰り返してください。
ゴルフのスイングは前屈みでおこないます。その状態で倒れないように、太ももの裏の筋肉が踏ん張って支えます。
この太もも裏の筋肉は、骨盤や腰の筋肉を連結しているため、ケアすることで、腰の緊張が緩みやすくなります。
そのためのストレッチ方法は以下のようにおこなってください。
イスに浅く腰かけていただき、背筋を伸ばしてください。
片方の足を伸ばし、かかとを床につけ、つま先を上げ、もう片方の足は、ひざを曲げて、足の裏全体を床につけてください。
背筋を伸ばしたまま、上半身を前に倒し、太ももの裏が伸びたのを感じたら、10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右の足で交互に3回、繰り返してください。
ゴルフは、年齢や性別の制約が少なく、生涯を通じ楽しめる、健康にとってとても良いスポーツです。
しかし、ゴルフをやる上で、腰への負荷は避けられないものです。
特に、ゴルフの打ちっぱなし後の翌朝に腰痛が起こると、通常の生活に支障が出てしまいます。
それに対処するためにも、朝は忙しいですが、少しお時間を取っていただいて、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、ゴルフの打ちっぱなしをした翌朝に腰の痛みが発生して、解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
今年のゴールデンウィークは、長い方で10連休となるようです。
コロナ禍による自粛も緩和されて、ゴールデンウィークを利用して、帰省される方のお話をよくお聞きします。
帰省するための交通手段としては、車の利用が多いようですが、10キロメートル以上の渋滞が頻繁に発生することが予測されいます。
毎年、ゴールデンウィーク中に、長時間、車を運転することで、運転手の方が腰の痛みを発症されて、つらかったというお話をお聞きすることが少なくありません。
運転中の腰痛は、集中力や注意力の低下を引き起こすため、安全に運転するためにも、こまめなケアが必要です。
そこで今回は、長時間、運転することで腰に痛みが発生する要因と、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、腰痛に悩まされずにゴールデンウィーク中の運転を安全におこなえます。
ゴールデンウィーク中に、車で外出する際に、長距離の走行や渋滞のために、長い時間、運転することが多くなります。
そういった、長時間の運転で腰の痛みが発症してしまう要因を以下で紹介させていただきます。
長時間、同じ姿勢で車の運転を続けることで、体の中心部であり、上半身と下半身をつなげる役割がある、腰に負担がかかります。
車を運転する姿勢を維持するために、腰周辺の筋肉が、長時間、緊張し続けることで、筋肉が疲労し硬くなります。
そうすると、運転姿勢の維持や車から伝わる振動の吸収などができなくなり、腰の痛みが発生します。
長時間、車を運転していると、道路から車を通じて運転手に伝わる振動も腰に負担をかけます。
特に、凹凸な路面や急カーブなどの道を通る場合は、体に伝わる振動の負荷が強くなります。
この振動が、腰の筋肉や関節にダメージを与え、痛みを引き起こします。
車の座席に座った際に、車のイスと運転手の腰やお尻の相性も、腰痛を引き起こす要因の一つです。
座面や背もたれが腰や背中の形状に合わないと、運転中に体が安定せず、常に不安定な状態を強いられます。
適切な腰へのサポートをを提供できていない座席によって、運転姿勢を維持するために腰に負担をかけ、それによって腰の痛みを引き起こす可能性が高まります。
運転中は、腰周辺の太い血管を折り曲げたり圧迫されることで、血流が悪くなりやすい状態です。
長時間の運転によって、血液の循環が悪くなり状態が続き、腰周辺の筋肉や関節に必要な栄養や酸素が供給できず、また、老廃物も回収できなくなります。
そのため、腰周辺の組織、特に筋肉が疲労し回復しにくくなるため、腰に痛みが発生しやすくなります。
長時間、運転をする場合は、こまめに休憩をはさんでいただくのが、まずは腰痛予防の基本です。休憩時間の目安としては、
・一般道では。2~3時間の運転をするごとに30分程度休憩
・高速道路では、1~2時間の運転をするごとに30分程度の休憩
を目安に取ってください。
その休憩中に、運転手の方は、腰周辺のストレッチをおこなうことで、運転姿勢で負荷をかけた腰周辺の組織をケアができます。
そのストレッチの方法を以下で紹介させていただきます。
肩幅より広く足を開いて、つま先は外側に向けてください。
ひざ手を当てて、腰を落とします。
肩を開いた両足の間に入れるように体をひねり、その状態を10秒間、キープします。
反対側も同じように体をひねり、10秒間、キープします。
これを左右交互に、3回繰り返してください。
車や壁につかまり、前後に足を大きく開きます。
胸を張った状態で、前に出した足のひざを曲げながら、重心を前方に移動させて、腰を落とします。
後方に伸ばした股関節の前面が伸びたことを感じたら、10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右交互に、3回繰り返してください。
足を交差させて立ちます。
そのまま、息をはきながら、体を前に倒し、後ろの足の太もも裏が伸びたのを感じたら、10秒間、キープしてください。
それが終わったら、足を組み替えて、同じように体を前に倒して、10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
体の後ろで両手の指を組んでください。
組んだ手を後ろに伸ばしながら、上に上げてください。
胸と背中が伸びたところで、10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
肩幅ぐらいに足を開いて立ち、頭の上で、片方の手でもう片方の手首をつかみます。
握った側に体を側屈させて、腰から脇が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
反対側も同じようにおこなってください。
これを左右、3回ずつおこなってください。
ゴールデンウィークのお休みを少しでも有効に使うために、腰が痛くても目的地まで無理に運転を続けてしまったというお話をよくお聞きします。
お気持ちはわかりますが、安全に運転するためや、目的地についてから楽しむためにも、運転手の方は、こまめに休憩をして腰をケアされることをおすすめします。
その方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも長時間の運転で腰の痛みのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に運転による体のトラブルへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広