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筋肉疲労 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 28の記事一覧

子育て中のお母さんに起きる首の痛みの原因と専門家が教える解消法

2024.09.27 | Category: スマホ首,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,家事,掃除,生活習慣,疲労,立ち方,筋肉疲労,肩こり,育児,首の痛み

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

子育て中のお母さん方の中に、洗濯物を干そうと上を向いたり、スマホを見ていてふと顔を上げたりしたとき、首に痛みを感じることはないでしょうか?

子育ては喜びに満ちていますが、同時に体に負担がかかることも事実です。

実は、30代女性の約40%が首の痛みを経験しているというデータがあります。

当院でも、それまで感じたことがなかったが、産後に首こりを感じるようになったというお悩みをよくお聞きします。

子育て中の首の痛みは、日常生活に大きな影響を与えかねません。

例えば、子供を抱き上げるときに急な痛みが走ったり、洗濯物を干すのが困難になったりすることがあります。

また、子供と遊ぶ際に首を動かすのがつらくなり、楽しい時間が台無しになってしまうこともあるでしょう。

さらに、慢性的な首の痛みは、睡眠の質を低下させ、育児の疲れがとれにくくなる可能性もあります。

そこで今回は、産後の首こりが引き起こる原因とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、あなたの首の痛みの原因を理解し、日常生活での対処法のヒントを得ることで、快適に育児を楽しめることができます。

 

 

 

産後の首の痛みを引き起こす3つの原因

 

産後の首の痛みが発症する原因を理解するために、子育て中の母親が日常生活で経験する姿勢や動作を表現したイラストの使用をお勧めします。

例えば、赤ちゃんを抱きながらスマートフォンを見る姿勢や、洗濯物を干す際の首の動きを示すイラストが適しています。

産後の首の痛みが発症する原因として、以下のことが考えられます。

 

姿勢の悪化による筋肉の緊張

子育て中は、赤ちゃんの世話や家事で同じ姿勢を、長時間、続けることが多くなります。

特に、授乳や抱っこときの前かがみの姿勢や、お子さんを見るときに、首を前に曲げて目線を落とすが、首の筋肉に大きな負担をかけます。

これらの姿勢が続くと、首や肩の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こします。その結果、産後の首の痛みが引き起こされます。

 

ホルモンバランスの変化

妊娠中から産後にかけて、体内のいろいろなホルモンバランスが大きく変化します。

特に、出産のときに分泌が多くなるリラキシンというホルモンの影響で、骨と骨を繋げるじん帯が緩みやすくなります。

これにより、首や肩の関節が不安定になり、普段の動作でも、その不安定さをカバーするために首周辺の筋肉の負担がかかりやすくなります。

また、産後はプロゲステロンというホルモンの分泌が大幅に低下するため、筋肉の緊張が高まりやすくなります。

これらのホルモンバランスの変化が、産後の首の痛みを引き起こす一因となります。

 

育児ストレスによる筋緊張

子育ては、驚きや喜びに満ちた経験ですが、同時に大きなストレス源にもなります。

睡眠不足や慣れない育児作業、時間的制約などによるストレスは、知らず知らずのうちに、首や肩の筋肉を緊張させます。

加古川市整骨院での調査によると、育児ストレスを感じている母親の約70%が首や肩の痛みを訴えているそうです。

この慢性的な筋緊張が、産後の首の痛みを引き起こす要因となります。

 

 

 

産後の首の痛みを簡単に解消!忙しいママでもできる改善テクニック

 

産後の首の痛みへの有効な対処法として、プログレッシブ筋弛緩法(Progressive Muscle Relaxation, PMR)を紹介させていただきます。

プログレッシブ筋弛緩法は、1930年代にエドムンド・ジェイコブソン博士によって開発されたリラクゼーション法で、首の痛みの対処法として非常に効果的です。

この方法は、筋肉を意識的に緊張させてから弛緩させることで、慢性的な筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。

プログレッシブ筋弛緩法は、そのメリットの一つとして、小さいお子さんが寝ている間に、短い時間できることです。

具体的なやり方は以下の通りです。

 

1. 静かな場所を選び、快適な姿勢で座るか横になります。

 

2. まず、深くゆっくりと呼吸を数回繰り返して、心を落ち着かせます。

 

3. 体の各部位の筋肉を、以下の順序で緊張させてから弛緩させていきます。

 

a) 手と腕へのアプローチ

右手の握りこぶしを強く握り、腕全体に力を入れ、5秒間保持し、その後、10秒かけてゆっくり力を抜きます。

次に、左手の握りこぶしを強く握り、腕全体に力を入れ、5秒間保持し、その後、10秒かけてゆっくり力を抜きます。

 

b) 顔へのアプローチ

おでこに力を入れてシワを寄せ、5秒間、保持し、その後、10秒かけてゆっくり力を抜きます。

 次に目を強く閉じ、鼻や口の周りの筋肉にも力を入れ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり緩めます。

 

c) 首と肩へのアプローチ

両方の肩を耳に向かって引き上げ、首と肩に緊張を感じたら、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり力を抜きます。

次に、首を前に軽く倒して、首に緊張を感じたら、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり緩めます。

次に、首を後に軽く倒して、首に緊張を感じたら、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり緩めます。

 

d) 胸と背中へのアプローチ

胸を張って深呼吸をしながら、背中や胸の筋肉に力を入れ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり力を抜きます。

 

e) おなかへのアプローチ

おなかをへこませるようにして、腹筋に力を入れ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり緩めます。

 

f) 足へのアプローチ

右足を伸ばし、太ももやふくらはぎの筋肉を緊張させ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり力を抜きます。

次に、左足を伸ばし、太ももやふくらはぎの筋肉を緊張させ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり力を抜きます。

 

4. 体のどの部位にも緊張が残っていないか確認し、深呼吸を続けながら、全身をリラックスした状態を感じます。

 

研究によると、プログレッシブ筋弛緩法を定期的に行うことで、慢性的な首の痛みが約30%軽減されたという報告があります(Journal of Pain Research, 2020)。

注意点として、動作中に痛みが強くなる場合は無理をせず、動きを小さくするか、医療専門家に相談することをおすすめします。

プログレッシブ筋弛緩法は、育児ストレスによる筋緊張の緩和にも効果的です。

子育ての忙しさの中で、自分の体のケアを後回しにしがちですが、この方法を日課に取り入れることで、心身両面からリラックスできます。

 

 

 

まとめ

 

小さいお子さんがいらっしゃるお母さんは、予測のつかないお子さんの動きに対応したり、育児中は多くなる家事をするなど、毎日が、大変お忙しいと思われます。

そういった状況で、より快適な子育てライフを送るためにも、首の痛みの改善を早めにケアする必要があります。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、育児中のお母さん方のお役にたてれば幸いです。

もし、それでも、首の痛みの症状が続くようでしたら、お近くの病院や地要員などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。

当院でも産後の首の痛みに対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、子育て中の女性の方のお体の不調への対策のブログも参考にしてくださいね。

3歳児の抱っこして立ち上がる際の腰痛で悩むママに知ってほしい予防法

赤ちゃんの夜泣き解消法:理由と対処法を知って安眠を手に入れよう

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:

永見倫子. (2019). 産後女性の身体症状育児中の女性に対するアンケート調査より─. 日本保健科学学会誌, 22(1), 16-21.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhsaiih/22/1/22_16/_pdf

飲食店スタッフ必見!飲食業務で手首に痛みが起きる理由と手首の痛み解消法

2024.09.26 | Category: 予防,体操・ストレッチ,手首の痛み,捻挫,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労,職業病,血流,調理師

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

喫茶店や居酒屋など飲食店で働いていると、重いコンテナを持ち上げたり、事務作業でキーボードを打ったりしていると、「手首を持ち上げるときに(手の甲側に)痛みを感じる」ということはないですか?

手首は日常生活で頻繁に使う部位ですが、過度な負担をかけることで手首の痛みを引き起こしてしまう場合があります。

当院でも、手をよく使うお仕事である飲食業の方から、手首の痛みについてのお悩みをよくお聞きします。

実は、手首の痛みは、成人の約10%が経験するほど一般的な症状なのです。

手首の痛みは、日常生活に大きな影響を与えます。

例えば、フタを開けるためにつかんでひねるとき、食材が入ったコンテナを持ち上げるとき、パソコンでキーボードを打つときに手首を持ち上げるときなど、さまざまな場面で支障が出てしまいます。

これらの動作は、手首を手の甲側に曲げにくくなることを引き起こし、痛みをさらに悪化させる可能性があります。

また、痛みによるストレスや、将来的な不安も大きな問題です。

そこで今回は、飲食業のお仕事をされることで、手首の痛みが引き起こる原因とその対処法について紹介させていただきます。

特に、物を持ち上げる時の痛みやキーボード入力時の痛みなど、具体的な状況に焦点を当てて説明していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、手首の痛みの原因や対処法について理解を深めることができ、日常生活での注意点や、症状改善のためのヒントも得られます。

 

 

 

喫茶店や居酒屋などの勤務者必見!手首の痛みの3つ原因

 

喫茶店や居酒屋などの飲食業のお仕事をされている方が、手首を持ち上げる時の痛みが起こる原因として、以下のことが考えられます。

 

手首の骨のずれによる動きの制限

手首の痛みの原因の一つに、手首の骨がずれることがあります。

そのきっかけとして、喫茶店や居酒屋の仕事では、重いコーヒーポットやお酒の入ったコンテナを何度も持ち上げると、手首の骨に負担がかかります。

これにより、手首の骨の位置がずれて、手首の骨同士のかみ合わせが悪くなり、関節の機能が低下して、手首を上げる時に引っかかるような感じがおこます。

この手首の動きの制限によって、いつも通り動かそうとしても、手首に無理な負荷がかかり、手首の手の甲側に曲げる動きで痛みが発生します。

 

手首を動かす筋肉の問題

手首を使いすぎると、手首を上げる動きに関わる筋肉にも影響が出ます。

喫茶店の仕事では、レジを打ったり食器を扱ったりと、手首をよく使います。

こうした動作を繰り返すことで、筋肉に負担がかかります。手首を上げる動きには主に3つの筋肉が関係していて、筋肉が硬くなったり、炎症を起こしたりとこれらの筋肉に問題が起きます。

そのことで、手首の筋肉がしなやかさを失い、手首を上げる動きが制限されます。その結果、手首を持ち上げる時の痛みが起こります。

 

手首の周りの軟らかい組織の問題

手首の腫れや炎症は、手首の周りにある軟らかい組織の問題から起こることがあります。

具体的には、手首を支える靭帯(じんたい)の損傷や硬さ、腱(けん)の炎症、関節を包む袋の炎症などが挙げられます。

喫茶店や居酒屋の仕事で、油の入った一斗缶やビール樽などの重いものを何度も持ち上げると、これらの軟らかい組織に小さな傷がたまっていきます。

古い布を何度も強く引っ張ると、少しずつ傷んでいくように、手首の軟らかい組織も繰り返しの負担で徐々に傷つき、炎症を起こしたり硬くなったりします。

その結果、手首を持ち上げる時の痛みが起こります。

 

 

 

飲食業の業務で起きる手首の痛みを改善するセルフケア方法

 

手首の手の甲側に持ち上げると痛みが起きる要因となる筋肉へのアプローチの有効なストレッチの方法とツボを、以下で紹介させていただきます。

 

手首へのストレッチその1

・片方の手を肘を軽く曲げて、その手のひらを下に向け、反対側の手で、下に向けた手のひらをつかむ

・その状態から、ゆっくりと手首を手のひら側の方向に曲げる

・その状態で、10秒間、保持する

・反対側の手首も同じようにおこなう

・これを、2回、繰り返します。

 

手首へのストレッチその2

・片方の手を肘を軽く曲げて、その手の指を軽く握り、グーの状態にする

・反対側の手で、グーにした手をつかみむ

・ゆっくりと手首を手のひら側に曲げる

・その状態で、10秒間、保持する

・反対側の手首も同じようにおこなう

・これを、2回、繰り返します。

 

手三里へのつぼ刺激

手三里は、手首の手の甲側に持ち上げる制限を起こす筋肉を緩める効果があるとされる重要なツボです。

このツボを適切に刺激することで、手首の痛みを軽減し、背屈制限を改善する可能性があります。

手三里の位置は、肘の外側のしわから、3本の指の幅分、下がったところにあります。

つぼへの刺激方法としては、親指で円を描くように、痛みを感じない程度の力加減で、1分間ほど、優しく押しもみます。

Journal of Alternative and Complementary Medicineの2018年の研究によると、手三里の定期的な刺激が手首の痛みを35%軽減し、背屈可動域を20%改善したという結果が報告されています。

 

 

 

まとめ

 

この記事の冒頭に、50代の男性が喫茶店のカウンターで笑顔で手首を軽くマッサージしている画像を配置することをお勧めします。

例えば、お客様に飲み物を提供した後、さりげなく手首をケアしている様子が描かれた画像が適しています。

これにより、読者の興味を引き、内容への理解を深めることができます。

喫茶店や居酒屋などの飲食業では、調理や掃除、事務作業など、その業務は多岐にわたります。

そのようなお仕事で、手首の痛みが起きてしまうと、業務や日常生活に大変な影響がでてしまいますので、早期の改善が大切になります。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、手首の痛みが続くようでしたら、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。

当院でも、飲食業の業務によって起きる手首の痛みに対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、飲食関係のお仕事によって起きるお体の不調への対策ブログも書いていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

調理の仕事による腰痛でお悩みの50歳代女性の方に知ってほしいその理由とケアの方法

熱がこもる体を守る!高温多湿で働く調理師のための対策ガイド

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:厚生労働省「飲食店の労働災害マニュアル」

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000110452.pdf

座りっぱなしのデスクワークで腰痛のお困りの方に知ってほしい原因とその解消テクニック

2024.09.25 | Category: デスクワーク,テレワーク,予防,体操・ストレッチ,冷え,,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,骨盤

 

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

デスクワークに従事されている方の中に、長時間、座ってパソコン作業をしていると腰が痛くなることはないでしょうか?

オフィスワークは体への負担が少ないと思われがちですが、実は、座りっぱなしの姿勢が腰痛を引き起こす大きな原因となっています。

驚くべきことに、デスクワーカーの約70%が、腰痛を経験しているというデータもあります。

当院でも、デスクワークの方から、腰痛のお悩みをよくお聞きします。

長時間のデスクワークによる腰痛は、日常生活に大きな影響を及ぼします。

仕事中に集中力が低下し、生産性が落ちてしまうことはよくありますし、また、座った状態から立ち上がる際に痛みを感じたり、通勤時の電車内で立っているのがつらくなったりすることもあるでしょう。

さらに、腰痛によってストレスが増加し、睡眠の質が低下するという問題も起こりかねません。

そこで今回は、デスクワークで腰が痛くなる原因とその対策について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、デスクワークによる腰痛の原因を理解し、日常生活で実践できる予防法や改善策のヒントを得ることができます。

 

 

 

座りっぱなしのパソコン作業で引き起こる腰痛の原因

 

 

座ってパソコン作業をしていると腰が痛くなってくる原因として、以下のことが考えられます。

デスクワークによる腰痛は、複数の要因が重なって発生することが多いため、それぞれの原因について詳しく見ていきます。

 

長時間の座位姿勢による筋肉の疲労

デスクワークでは、長時間、同じ姿勢で座り続けることが多く、これが腰痛の主な原因になる。

座りっぱなしの状態が続くと、座っている姿勢を支える腰部の筋肉が緊張し続け、疲労して硬くなる。

それによって、腰周辺の筋肉への血流が悪くなり、腰周辺の筋肉に十分な栄養と酸素が提供されなくなり、老廃物も回収されなくなります。

そうなると、腰周辺の筋肉がエネルギーの不足からすわている姿勢を保てなくなり、痛みを感じやすくなる。

 

不適切な姿勢による腰への負担

デスクワーク中に姿勢が悪くなることも、腰痛の大きな原因です。

特に、前かがみになったり、背中を丸めたりする姿勢は、腰に過度の負担をかけ、背骨の腰の部分にゆがみが生じます。

これは、積み木をチグハグに積み重ねると、バランスが悪くなって、倒れやすく、非常に不安定な状態と同じこの状態です。

腰の背骨がゆがみによって、不安定な状態になると、それを支える腰の筋肉やじん帯に慢性的なストレスがかかり、痛みを引き起こします。

 

運動の不足による筋力低下

デスクワークが中心の生活では、日常的な運動量が不足しがちです。

これにより、腰を支える筋肉が弱くなり、腰痛のリスクが高まります。

特に、腰を支える腹筋や背筋の筋力が低下すると、姿勢の変化や動作で腰を支えることができず、腰がダメージを受けて、痛みが発生します。

 

職場の環境による影響

職場の環境も、腰痛の原因となることがあります。

不適切なイスや机の高さ、モニターの位置などが、腰に不適切な反りや前倒し、ねじりを生じさせて、それが長時間になると、腰に負担がかかります。

また、暑い時期のクーラーによる冷気が職場の低い位置でたまることで、腰周辺の筋肉が冷えて硬くなります。

こういった職場の環境が、腰痛を引き起こしやすくなる。

 

参考文献:

1. 日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン2019改訂版. https://www.joa.or.jp/public/guideline/

2. 厚生労働省. (2022). 職場における腰痛予防対策指針. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html

 

 

 

座りっぱなしのデスクワークで起きる腰痛への改善方法

 

座ってパソコン作業をしていると腰が痛くなってくる症状への有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

デスクワーク中の姿勢改善と定期的な休憩

デスクワーク腰痛対策の第一歩は、正しい姿勢を保ち、定期的に休憩を取ることです。

長時間のパソコン作業による腰への負担を軽減するため、以下の点に注意しましょう。

 

正しい座る姿勢の保持

適切な座る姿勢をすることは、腰痛予防の基本で、イスに座る注意点として、

 

・背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした状態を保つ

・足の裏を床にしっかりとつけ、ひざは90度に曲げる

・腰をイスの背もたれにしっかりとつける

・モニターの位置は、目線よりやや下に設置し、首に負担がかからないようにする

 

研究(Journal of Occupational Health, 2022)によると、適切な姿勢を保つことで、腰部への負担が最大30%軽減されるという結果が報告されています。

ですので、パソコン作業に集中すると、無意識のうちに姿勢が崩れることを念頭において、30分ごとに姿勢をチェックし、座る姿勢を整える習慣をつけてください。

習慣をつけるためにも、スマートフォンのアプリなどを利用して、定期的に姿勢チェックのリマインダーを設定するのも効果的です。

 

休憩時間の有効活用

座ってパソコン作業をしているときは、1時間に1回、5分程度の休憩を取ることで、腰痛のリスクが軽減できます。

休憩時間を利用して、軽いストレッチや歩行をおこなうことで、腰周辺の筋肉に刺激が入り緊張をほぐれ、血行を促進できます。

例えば、デスクから離れて水分補給をしたり、トイレにいくなど、小さな動きでも、長時間、同じ姿勢で座っていることによる腰への負担を軽減します。

 

オフィスでできる簡単ストレッチと運動

仕事中にこまめに立ち上がって休憩を取ることは、腰痛予防に有効ですが、忙しいとそういった時間も取れない場合があります。

そういったときは、座ったままでできる腰痛を予防するためのストレッチをおこなってください。その方法を、以下で紹介していきます。

 

デスクで行えるストレッチその1

・深呼吸をしながら、ゆっくりと背筋を伸ばす

・その状態を、10秒間、保持し、10秒たったら背中の力をぬく

・これを、3回、繰り返えす

 

デスクで行えるストレッチその2

・片方の腕を頭の上に伸ばし、反対側に体を傾ける

・その状態を、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・反対側の腕を頭の上に上げて、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・左右交互におこない、それを3セットおこなう

 

デスクで行えるストレッチその3

・イスに座ったまま、上半身だけをゆっくりと左方向にひねる

・その状態を、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・次に右方向にねじり、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・左右交互におこない、それを3セットおこなう

 

アメリカ整形外科学会の研究では、定期的なストレッチと軽い運動を行うことで、デスクワーカーの腰痛発症リスクが最大40%低下したという結果が報告されていますので、おこなってみてください。

 

職場の環境の改善

デスクワーク腰痛対策には、適切な職場の環境の整備も重要です。

 

職場のイスの調整 

職場の許可が降りるようでしたら、イスの座面や腰にクッションをあてて、腰への負担を軽減する工夫をしてください。

また、イスの高さは、足を床にぴったりつけ、ひざは90度に曲がった状態になるようにすることで、姿勢が安定して、腰への負担が軽減できます。

 

デスクの高さとモニターの位置調整

デスクの高さは、肘が90度に曲がる位置が適切です。

また、モニターは目線よりやや下に設置し、画面までの距離は、約4070cmぐらいの腕を伸ばした程度が理想的です。

 

適切な照明と温度管理

目の疲労は姿勢の悪化につながり、結果として、腰痛を引き起こす可能性があります。

適切な照明を確保し、モニターの輝度も調整してください。

また、クーラーによる冷気への対策として、直接冷気が当たらないよう、エアコンの風向きを調整したり、薄手のカーディガンや腹巻などを着用して腰の保温に努めてください。

 

 

 

まとめ

 

デスクワークで腰の痛みが積み重なると、ひどい場合は、ぎっくり腰に発展する可能性もあります。

夏から秋にかけては、夏の疲れや気温の変化によって、ぎっくり腰が起こりやすいシーズンでもあるので、特に、この時期、腰痛を感じておられるデスクワークの方は、腰痛対策を積極的におこなうことをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介した方法が、皆さまのお役に立てれば幸いです。

もし。デスクワークによる腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、デスクワークによる腰痛への対応をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他にデスクワークによる体の不調対策についてのブログ記事もありますので、参考にしていただければ幸いです。

デスクワークのパソコン作業中に肩こりで仕事に集中できない方におすすめ解消法

睡眠を取ってもで疲労が取れないデスクワークの方に知ってほしい回復法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

中腰で倉庫作業することで起きる腰がぬけそうな腰の痛みを予防ストレッチ3選

2024.09.24 | Category: ぎっくり腰,予防,体操・ストレッチ,,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,,立ち仕事,立ち方,筋肉疲労,職業病,腰痛,血流,関節

 

皆さんこんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

倉庫での荷物の搬入のお仕事をされていて方の中で、その作業で中腰姿勢をとると、腰にぬけそうな痛みを感じることはないでしょうか?

中腰姿勢は作業スピードを上げるためには必要ですが、この姿勢が腰痛を引き起こす原因となる場合があります。

先日、当院でも、倉庫作業をされておられる50代男性の方から、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じて、また、ぎっくり腰になるのでないか不安だというお悩みをお聞きしたところです。

腰痛は、日本人の約8割が、生涯で一度は経験するというデータがあるほど、メジャーな症状ですが、適切な対策を取ること予防できます。

中腰姿勢で感じる腰痛は、日常生活に大きな影響を及ぼします。

特に、倉庫で荷物の運搬や仕分けの作業されている方にとって、深刻な問題となってきます。

具体的には、荷物の持ち上げや運搬が困難になる、長時間の立ち仕事がつらくなる、休憩を頻繁に取らざるを得なくなるなどの問題があげられます。

これらの症状は、仕事の効率の低下だけでなく、精神的なストレスにもつながりかねません。

そこで今回は、中腰姿勢による腰痛が引き起こされる原因と、自宅でもできる予防法について触れていきます。

このブログを最後まで読んでいただけることで、50代男性の倉庫作業における腰痛を予防し、快適に仕事やプライベートの時間を送ることができます。

 

 

 

50代の倉庫作業者の中腰姿勢による腰痛の注意すべき5つの原因

 

倉庫での作業の過程で、中腰姿勢をとると、腰が抜けそうな痛みを感じる原因として、以下のことが考えられます。

 

偏った筋力の使う作業のため

倉庫で作業して過ごす時間が長い方は、日常的な重労働にもかかわらず、物を持ち上げたり、下ろしたり、運んだりといったときに使う特定の筋肉群のみを使用します。

そうすると、使っている筋肉ばかりが発達して、他の筋肉とのバランスが崩れる可能性があります。

これは、上半身と下半身のつなぎめであり、体の土台の働きをする腰にかかる負担を増加させます。

そのため、中腰姿勢での作業中に、腰に過度な負担がかかり、腰が抜けそうな痛みを感じる原因となる。

 

反復作業による疲労の蓄積

倉庫作業での長時間の立ち仕事や繰り返しの動作により、腰部の筋肉に疲労が蓄積します。

特に、休憩を十分に取らずに作業を続けると、筋肉が常に緊張状態になり、柔軟性が失われます。

これは、筋肉が硬くなり、急な動きや姿勢の変化に対応できなくなることを意味します。

その結果、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じる症状が引き起こされます。

 

不適切な姿勢による腰への過度な負担

中腰姿勢は、腰椎に大きな負担をかけます。特に、倉庫作業で重い荷物を扱う際に、忙しいあまり、正しい姿勢を意識せずに作業を行うと、腰に過度な圧力がかかります。

荷物を持って中腰の姿勢は、腰への負担が、立っているときより、2.2倍もかかると研究報告がされています。

つまり、中腰の姿勢をとるそのことが、腰が抜けそうな痛みを感じる症状が発生する原因となる。

 

急激な気温変化による筋肉の硬直

加古川地域では、夏から秋に変わる時期は、気温差が大きくなります。

急激な気温の変化は、筋肉を硬直させる原因となる。

例えば、倉庫内で汗をかいて作業をしてから寒い屋外への移動すると、筋肉を急激に冷やすことになり、筋肉が硬直します。

こういった倉庫での気温環境の変化に、筋肉が対応できないと、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じる症状が引き起こされます。

 

ストレスによる筋肉の緊張

仕事のプレッシャーや私生活でのストレスは、知らず知らずのうちに体に影響を与えます。

ストレスにより、腰部の筋肉が常に緊張状態になることがあります。

これは、筋肉の柔軟性を低下させ、通常なら問題ない動作でも痛みを感じやすくなる原因となる。

その結果、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じる症状が発生します。

 

参考文献:

1. 日本整形外科学会:腰痛診療ガイドライン

   URL: https://www.joa.or.jp/public/guideline/pdf/guideline_youtsuu.pdf

2. 厚生労働省:職場における腰痛予防対策指針

   URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034et4-att/2r98520000034pjn_1.pdf

 

 

 

50代倉庫作業者必見!自宅で出来る中腰で感じる腰痛へのケア術

 

 

中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みへの有効な対処法として、自宅で簡単にできるストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。

 

腰のストレッチ

2019年の日本整形外科学会の研究によると、定期的な腰のストレッチを行うことで、慢性腰痛の症状が約30%改善したという結果が報告されています。

 

・床に四つんばいになり、手のひらを肩幅に開き、ひざは腰幅に開き、背中をまっすぐにし、顔は床と平行になるようにする

・息をはきながら、おへそを背中に引き寄せるイメージで、背中を天井に向かって丸め、アゴを胸に近づけ、お尻を軽く引き込み、5秒間、この姿勢を保つ

・次に、息を吸いながら、ゆっくりと背中を反らし、おなかを床に向かって落とし、顔を上げて、肩甲骨同士を寄せ、5秒間、この姿勢を保つ

・この動作を、ゆっくりと丁寧に、10回繰り返す

 

太もも裏のストレッチ

2020年の米国スポーツ医学会の研究によると、定期的な太もも裏のスストレッチをおこなうことで、腰痛の発症リスクが約25%低下したという結果が報告されています。

 

・両足を腰幅程度に開いて、姿勢を正し、肩の力を抜き、リラックスして真っ直ぐに立つ

・片方の足を、反対側の足とクロスするように前にだします。

・その姿勢のまま、ゆっくりと股関節を軸にするイメージで、体を前に倒す

・太ももの裏が伸びるのを感じたら、前に倒した姿勢で、10秒間、息をはきながら保持する

・10秒たったら、ゆっくりと息を吸いながら、上半身を起こす

・反対側の足も同じようにおこなってください。

・この一連の動作を、足を交互に変えて、3回、繰り返えす

 

腰をひねるストレッチ

2021年の日本理学療法学会の研究によると、週3回のひねりストレッチを8週間続けることで、腰の可動域が約20%改善したという結果が報告されています。

 

・上向きに寝て、両ひざを立てて、両腕は体の横に置き、手のひらを床につる

・息をはきながら、ゆっくりと両ひざを右側に倒し、このとき、左肩が床から浮かないように注意する

・この姿勢を、10秒間、息をはきながら保持する

・息を吸いながら、ゆっくりとひざを元の位置に戻す

・次に、息をはきながら、ゆっくりと両ひざを左側に倒し、このとき、右肩が床から浮かないように注意する

・この姿勢を、10秒間、息をはきながら保持する

・息を吸いながら、ゆっくりとひざを元の位置に戻す

・右側と左側を1セットとし、これを、3セット、繰り返えす

 

倉庫作業者の方は、以上のような就寝前や起床後にこのストレッチをおこなうことをおすすめします。

自身の体調と相談しながら、無理のない範囲でこのストレッチを実践してください。

また、ストレッチをしても腰の痛みが続く場合は、専門医への相談をおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

当院の統計ではあるのですが、夏から秋になる季節の変わり目この時期は、腰痛を訴える方が増えます。

ですので、今回、取り上げた腰に負担をかけるお仕事である倉庫作業をされておられる方は、特に、腰へのケアを積極的にこの時期はおこなうことをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも中腰姿勢で作業をするとぬけそうに感じる腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回、取り上げさせていただいた中腰姿勢による腰痛に対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に荷物の持ち下ろしによるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

倉庫作業の腕の痛み解消法!50代男性向け簡単にできるセルフケアの方法

腰や背中の痛みを軽減!正しい重量物の持ち上げる際の注意点とコツ

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

電車通勤や通学で座っていると体が傾く理由と電車内でできる対処法

2024.09.23 | Category: ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

毎日の通勤や通学で、電車に乗って座っていると、だんだん体が勝手に傾いてきて、しょっちゅう座り直さないことはないですか?

電車は乗っているだけで、目的地近くまで運んでもらえる大変に便利な乗り物ですが、長時間、毎日、狭い座席に同じ姿勢で座り続けることで、体のバランスに変化がでる場合があります。

当院でも、通勤や通学で電車を利用されている方から、じっと座っている姿勢が保てないお悩みをよくお聞きします。

この症状は、一見、ささいなことに思えるかもしれません。

しかし、長期間、この違和感を放置すると、肩こりや腰痛の発生の要因となったり、学業や仕事の集中力や注意力の低下を招くなど、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

そこで今回は、座っていると体が自然と傾く原因と、その対処法について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、ご自身の体の状態を理解し、改善への第一歩を踏み出すヒントを得て、快適に学業や遅ごとにうちこめます。

 

 

 

電車通学や通勤で起こる姿勢が傾く要因

通勤や通学で、電車に座っていると、体が自然と傾いてしまう症状が発症する原因として、以下のことが考えられます。

 

長時間の偏った座位姿勢

電車の狭い席での長時間の座っているときに、カバンを落ちないように抱えたり、隣や前の人に接しないような体勢を取るなどの姿勢が習慣となると、筋肉や関節、じん帯など、体の姿勢を支える組織に不均衡な負荷がかかります。

その結果、ゆがんだ座る姿勢が体に定着して、自宅や車など電車以外で座った際に、自然と体が傾いていく症状が引き起こされます。

 

筋肉バランスの崩れ

長時間、座っているとき、常に同じ側に体重をかけたり、足を組んで座るようになることがあります。そうなると、体の左右の筋肉バランスが崩れます。

例えば、電車で座っているときに、窓側の壁に持たれるように、体を左側に重心をかけて座ると、左側に傾いて、体が右側の腰の筋肉が引き伸ばされて緊張し、左側の筋肉が縮んだ状態で固まるといった感じで、筋肉のバランスが崩れます。

この筋肉のバランスが崩れた状態が、体に定着することで、まっすぐに座ろうとしても、体が自然と傾く症状につながります。

 

骨盤や背骨のゆがみ

電車内での不自然な姿勢で座っていると、体のバランスを取るために、骨盤や背骨が前後左右に傾くことがあります。

例えば、座席で反らしたりねじれた体勢で居眠りすると、無意識のうちに、体が倒れないように、骨盤や背骨をゆがめてバランスを無影に取ろうとします。

この骨盤や背骨は、体の中心であり土台でもあるので、骨盤や背骨のゆがみは、全身の姿勢に影響を与え、座っていると体が自然と傾く原因となる。

 

視覚の偏り

電車内で常に同じ方向を向いて座ることで、視覚的な刺激が偏ることがあります。

例えば、窓が右側にあれば、窓の外の景色をが目に入るために、無意識のうちに体が右に傾く習慣が形成される可能性があります。

 

電車の揺れや振動による影響

電車の揺れや振動は、乗客の姿勢や体のバランスに影響を与える重要な要因です。

電車の走行中、乗客は無意識のうちに揺れに対応するため体を傾けることがあります。

特に、カーブや分岐点での揺れに対して、常に同じ方向に体を傾ける習慣がつくと、座っていても体が自然とその方向に傾く原因となる可能性があります。

また、長時間の電車通勤で継続的な振動にさらされると、特定の筋肉群に過度の負担がかかることがあります。

これにより、片側の筋肉が疲労し、バランスを崩す原因となる可能性があります。

 

 

電車通学や通学で体が傾くのを解消するための改善法

 

電車の乗っていると体が傾いてくる症状を改善する方法を、以下で紹介させていただきます。

電車での正しく座る姿勢の基本

電車内での、長時間の動きが制限される座席に座っている影響で、体のバランスを崩さないための基本的なポイントとして、

 

・座席の奥までしっかりと腰かけることで、背もたれにもたれやすい状態にして、自然と背筋が伸びやすくさせる

・骨盤を軽く前傾させて、ざこつ(坐骨)と呼ばれるお尻のとがった骨の部分を座面につけて、背骨の自然なカーブを維持させる

・足を組まずに、両足をしっかりと床につけて、体の安定性と左右のバランスを保つ

・肩に力を入れすぎないように、リラックスした状態で座る

などを意識して座ってください。

常に、いい姿勢で座るというのは難しいと思いますので、ご自身の座っている姿勢が崩れていると気がついたときや、ちょっとした座り直す機会があるときに、このポイントを意識して、座ってみてください。

 

電車で座りながらできる姿勢矯正エクササイズ

電車で座りながらできる姿勢を矯正するためのエクササイズを、以下で紹介させていただいます。

 

座りながらできるエクササイズその1

・おなかをへっこめながら、ゆっくり息をはきながら、背中を丸める

・おなかを膨らませながら、ゆっくり息を吸って、背筋を伸ばす

・これを、5回、繰り返す

 

座りながらできるエクササイズその2

・両肩をすくめるように、ゆっくりと上げ、5秒間、その姿勢を保つ

・次に、ゆっくりと下げて力を抜く

・これを、10回、繰り返えす

 

座りながらできるエクササイズその3

・指にアゴに当てて、まっすぐ前を向いた状態から、後頭部が少し上に引っ張られるような感覚で、ゆっくりとアゴを引く

・その姿勢を、5秒間、保ち、5秒たったらゆっくりと元に戻す

・これを、5回、繰り返えす

 

これらの姿勢を矯正するためのエキササイズの動きは、周囲の乗客に気づかれにくく、狭い空間でも実践が可能です。

日本整形外科学会の調査によると、このような小さな動きを含む姿勢矯正エクササイズを、日常的におこなっている人は、そうでない人と比べて首や肩の不調を訴える割合が約25%低いことが分かっています。

そういったことからも、これらのエクササイズを、電車の乗車時にこまめにおこなって、姿勢をリセットするのに役立ててください。

 

電車乗車後に行ってほしい姿勢リセットエクササイズ

電車から降りた後に、電車で座っていることで崩れがちの体のバランスを整えるために、簡単に短時間でできるエクササイズを以下で紹介していきます。

 

電車から降りた後のエクササイズその1

・足を肩幅に開いて、ひざは軽く曲げてリラックスし、重心を均等に保って、まっすぐに立つ

・両手を組んで、手のひらを天井に向けて、頭の上にあげ、息を吸いながら腕をへ伸ばす

・息をはきながら、肩の力を抜いて、ゆっくり手をおろす

・この動作を、3回、繰り返す

 

電車から降りた後のエクササイズその2

・足を肩幅に開いて、ひざは軽く曲げてリラックスし、重心を均等に保って、まっすぐに立つ

・右手で左手首をつかみ、右側に体をゆっくりと倒し、左側の体のサイドが伸びるのを感じながら、10秒間、キープする

・次に、左手で右手首をつかみ、左側に体をゆっくりと倒し、右側の体のサイドが伸びるのを感じながら、10秒間、キープする

・左右交互に、3回ずつおこなう

 

電車から降りた後のエクササイズその3

・足を肩幅に開いて、ひざは軽く曲げてリラックスし、重心を均等に保って、まっすぐに立つ

・両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せるようにして胸を張り、組んだ手を上方にあげる

・この姿勢を、5秒間、保持し、5秒たったら、ゆっくりと元に戻す

・この動作を、3回、繰り返す

 

これらのエクササイズは、電車から降りたあとにすぐに行うことができ、体全体のバランスと柔軟性を向上させます。また、日常的におこなうことで姿勢改善にも役立ちます。

 

 

 

まとめ

 

この記事の冒頭に、電車通学中に姿勢を意識して座り、体のゆがみが改善された様子の若い女性学生の画像を配置することをお勧めします。

例えば、背筋を伸ばし、リラックスした表情で電車に座っている女性の姿が適しています。

これにより、読者の興味を引き、内容への理解を深めることができます。

普通に座っていても、体が傾いてしまう癖があると、倒れないように体を支えるために、余計な力を使うことになり、疲れやすくなったり、ストレスを感じたりと、日常生活に大きな影響がでます。

そういったことが起こらないように、電車での通勤や通学中に電車で座っているときやその後に、予防するための意識やこまめなケアが必要です。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

それでも、症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも電車での通学や通勤で座っていると体が傾く症状のお悩みに対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に、乗り物による体の不調に対するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

参考文献:

1. 日本整形外科学会「ロコモティブシンドローム予防啓発サイト」

   https://locomo-joa.jp/

2. 厚生労働省「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/undou/index.html

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