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筋肉疲労 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 36の記事一覧

立った状態で、何気なく体を前に屈めたときに、ピキッと一瞬、腰に痛みが走り、数秒間、じっとしていると、腰の痛みがゆるんでくるといった経験をされた方は少なくありません。
ぎっくり腰を過去に経験されている方は、そういった一瞬の腰の痛みを感じたときは、ぎっくり腰が再発したかと焦ったというお話もよくお聞きします。
こういった腰の痛みは、特に、夏になると、暑さによる疲労や活動量の低下によって、頻繁に起きがちです。
体を動かすタイミングや体調次第では、本格的なぎっくり腰となり、少なくとも2週間は日常生活に支障が出る恐れがあります。
そこで今回は、腰を前に屈めたときに、一瞬、腰に痛みが走る理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、今年の夏にぎっくり腰の発症を予防できます。

立った状態で、体を前に曲げるときは、腰の骨と骨盤と股関節が連動しておこなわれます。
これは、「腰椎骨盤リズム」とも呼ばれ、以下のような順番で、体を前に曲げていきます。
体の曲げ始めは、腰の骨から始まり、一般的に、約30度、曲げます。
腰の骨が前に曲げるのに続いて、骨盤が後に倒れて、股関節の動きがスムーズにおこなえるようにします。
最終的に、股関節が、約70度、前に曲がり、完了することで、体を前に曲げる動作が完成します。
このように、体を前に曲げる姿勢にする動作は、最初に腰の骨が曲がるのですが、腰を曲げる「中腰」姿勢は、腰に大きな負担がかかります。
一般的に、立っているときより、中腰の姿勢は、腰への負荷が1.5倍に増えます。
一般的に、人間の上半身と下半身の重さの比率は、上半身:下半身=60%:約40% とされています。
仮に体重が60kgの方でしたら、上半身:60kg × 60% = 36kg
下半身:60kg × 40% = 24kg
です。
体を前かがみになると、腰が上半身の重みを支えることとなり、腰への負荷は、立っているときより1.5倍に増加することとなるので、中腰でかかる負担:36kg × 1.5 = 54kg となり、立っているときより腰への負荷が、18kgも増えます。
前屈みになることで、こういった腰への負荷が増加することで、以下のようなことが起こり、前屈みになると、一瞬、腰に痛みが走ります。
腰を前にかがめた際に、背中や腰の筋肉が急に引き伸ばされることで、それ以上引き伸ばすと筋肉が損傷すると体が判断して、反射的に、背中や腰の筋肉を急激に収縮させます。
こういった背中や腰の筋肉への保護反応として、一時的に筋肉が硬直し、一瞬の腰への痛みを引き起こします。
腰を屈めたときに、背骨の間にあるクッション役割をするゼリー上の椎間板が圧迫され、その結果、椎間板の一部が飛び出る場合があります。
この飛び出た椎間板が、神経を圧迫し、一瞬の鋭い痛みを腰に引き起こすことがあります。
前屈みの姿勢で、腰の骨の関節に圧がかかり、その周辺の神経が刺激されます。
そうすると、関節が損傷から保護するため、神経が腰に瞬間の痛みを発して、前屈の動きを一時的に動きを制限します。
何気なく体を前に屈めるといった腰の筋肉や関節が急激に動かされた場合、腰の筋肉や関節に、一時的な炎症反応が起こります。
この炎症が一瞬の痛みを引き起こし、その後、数秒から数分で炎症が落ち着くことで、腰の痛みが軽減します。

腰を前に屈める際に、腰に一瞬、痛みが発症することを防ぐための方法を以下で紹介していきます。

naked young male body in underwear. isolated on white background
何気なく腰を曲げるため、腰の筋肉や関節などが、過剰に防御反応を起こして、一瞬の腰の痛みが発症します。
それを防ぐためには、腰を曲げる前に、体に軽い刺激を入れておくことが有効です。
体への刺激の入れ方が参考になるのが、相撲の力士や他のスポーツ選手が、試合前に体をたたいて筋肉を刺激する行為です。
これは、体をたたくことで、
・筋肉の血流が増加して柔軟性とパフォーマンスの向上する効果
・筋肉の緊張が緩和してリラックスして動ける効果
・神経への刺激による覚醒と集中力の向上する効果
・精神面での集中力と心理的な安定感が向上する効果
といったこれらの効果により、動く前の準備として、筋肉をたたくことが有効な手段となることが研究で報告されています。
実施に体に刺激を入れる部位と方法として、
・腰の周り
・背中
・股関節の前面
・お尻
・太もも
・ふくらはぎ
を手のひらや指先で、軽くパタパタとリズミカルにたたくこと、腰周辺の血流が増加し筋肉がリラックスします。
筋肉を鍛えまくっているスポーツ選手は、試合前に、体をキツく叩いて強い刺激が必要な場合があります。
しかし、一般人は、それほどの刺激は必要ないので、気持ちがいい程度に、軽くたたく程度で体に刺激を入れることで、十分に効果がみられます。

体が前に倒れるときは、上半身が体の中心軸から離れるため、腰への負荷が大きくなります。
前屈みになるときに、上半身が体の中心軸から離れないようにするには、ひざを曲げて、できる限り体を下方向に移動してから、体を前に曲げると、上半身が体の中心軸から離れる距離を最小限にできます。
その結果、腰を前に急激に曲げることで起きる防御反応や負荷が軽減して、腰に一瞬、ピリッと感じる痛いの発生を予防できます。
例えば、下に置かれたものをとって持ち上げる方法として、
①足を肩幅くらいに開いて、安定した姿勢をとる。
②ひざを曲げて、背中はまっすぐに保ちながら、腰の位置を下にさげ、重心を足の間の中心に置く。
③ひざを曲げた状態から、背中をまっすぐに保ったまま、股関節を軸にして、腰を前にかがめる。
④物に手が届く位置まで、腰を前にかがめてから、物をしっかりと握る。
⑤物を持ったまま、腰を元の位置に戻し、背中をまっすぐに保ちながら、ひざを伸ばして立ち上がる。
という感じで、日常生活で、体を前にかがめる必要のある場合は、腰だけに負担をかけないためにも、意識的に、ひざを使うことをおすすめします。

ぎっくり腰を経験したことのあると、2度とあのような腰の痛みを経験したくない方がほとんどだと思われます。
ですので、腰を何気なく屈めた際に、ピキッと、一瞬の腰の痛みは、本当に再発しないか怖いですし、心配になります。
それを防ぐための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、腰をかがめたときに、腰に、一瞬、ギクッとした痛みが起きるのとが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛に関する対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

夏の暑い日に、草抜きをしたり運動をしたりと体を酷使すると、その日の晩の寝ているとき、特に明け方に、ふくらはぎの筋肉がつる、いわゆる「こむら返り」を発症する方が多くなります。
明け方に足がつると、寝起きが不快感や痛みで始まることで、そのストレスで仕事や家事などの日常生活に影響がでます。
そこで今回は、夏の日に激しい活動をした夜の睡眠中、特に明け方にふくらはぎの筋肉がつりやすい理由とその予防と対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ふくらはぎの筋肉をつることのストレスを解消し、1日の始りをスムーズにスタートできます。

「筋肉がつる」という現象は、筋肉の急に強く縮むことによって生じる痛みや不快感を伴う状態です。
これは一般的に、「こむら返り」として知られています。主に、ふくらはぎの筋肉に起こりやすく、特に睡眠中の夜間や明け方に頻発します。
以下で、その理由について紹介させていただきます。
睡眠中、特に明け方に体温が低下することは、科学的に証明されています。
通常、睡眠が深くなると、体温が最も下がります。明け方の体温低下は、血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉への酸素や栄養素の供給が低下することで、筋肉の疲労回復を妨げます。
このため、明け方に筋肉がつりやすくなります 。
激しい運動による筋肉の疲労は、筋肉や腱にあるセンサーのエラーを引き起こしやすくします。
これらのセンサーは、筋肉の伸び縮みを監視し、脳にその情報を伝えます。
疲労が蓄積すると、これらのセンサーは誤った信号を脳に送ることがあり、その情報に基づいた誤った命令が脳から筋肉に届くことで、過剰な筋肉の収縮を引き起こし、足がつりやすくなる要因です。

特に、睡眠中、上向きで寝ると、布団の重みや筋肉の緩いなどで、つま先が下がり、尖足位(せんそくい)になることが多いことが、過敏になった筋肉のセンサーの反応を促します。
上向きでつま先が下がった姿勢で寝ていると、ふくらはぎの筋肉が縮んだ状態になる。その状態から、寝返りや背伸びをすることで、ふくらはぎの筋肉を急に伸ばすことになる。
そうすると、疲労によって過敏になったふくらはぎの筋肉のセンサーが、脳に誤った過剰な情報を信号を送られます。
その情報に基づいた誤った命令が脳からふくらはぎの筋肉に届くことで、ふくらはぎの筋肉が過剰に収縮を引き起こし、足がつりやすくなる要因となる。

激しく活動した日の睡眠中にふくらはぎの筋肉をつることを予防するための方法を以下で紹介させていただきます。

激しい活動後は、体内の水分が不足しやすくなります。
また、寝ているときの発汗や呼吸で、平均的には一晩で約200〜500mlの水分が失われます。
体の筋肉の水分が2%でも低下すると、筋肉の過剰に収縮を引き起こす要因となります。
ですので、寝る前に水をしっかり飲むことで、体の脱水を防ぎ、ふくらはぎの筋肉のつりを予防できます。

寝る前に、ふくらはぎを軽くさすることで、血流を促進し、筋肉の緊張を和らげることができます。
キツくもんだりすると、かえって筋肉を緊張させますので、皮ふを動かす程度の強さで、ゆっくり優しくさすってください。これにより、筋肉がつるリスクを減少させることができます。

就寝前に、足を温めることで、血行が良くなり、筋肉の疲労回復を促進します。
シャワーではなく、温かいお風呂につかる方が、よりその効果が上がります、

つま先を下げて姿勢で寝ることで、足がつるリスクが高まります。つま先が下がるのを防ぐために、足首を軽く固定するサポーターをはいて寝るのも有効です。
足首サポーターの商品を紹介してリンクを以下に貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。

ふくらはぎの筋肉がつったときは、ふくらはぎとひざ裏を伸ばすことで、解消されやすくなります。
その方法を以下で紹介させていただきます。

ふくらはぎがつった時は、手でつま先をつかみ、手前に引き、ふくらはぎの筋肉とひざ裏を、ゆっくりと伸ばしてください。

つま先にタオルをかけて、手前に引っ張り、ふくらはぎの筋肉と膝裏をゆっくり伸ばしてください。
足がつりやすい方は、寝る前にタオルを枕元に用意されることをおすすめします。

壁に足の裏を押し付けて、ふくらはぎの筋肉と膝裏をゆっくりと伸ばしてください。
以上のような方法で、ふくらはぎのつりが解消された後は、ケアと再発防止のために、前章で説明させていただいた予防法も併せておこなってください。

夏の暑い日に激しい活動をした後、ふくらはぎの筋肉がつりやすくなる理由を理解していただいて、適切な予防策を講じることで、快適な睡眠と翌日の活力を取り戻すことができます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、夏の暑い日に激しい活動をした晩にふくらはぎの筋肉がつりやすいようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、夏の暑さによる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

小学校や中学校は、夏休みの突入しました。
そうすると、お孫さんと同居されている、もしくは、夏休みを利用してお孫さんを実家の方で預かるシニア女性の方々は、お孫さんの世話でお忙しくなります。
お孫さんとの過ごす時間が長くなり、楽しいことも多いのですが、やはり大変なのが、朝昼晩の食事の用意です。
いつもより人数も頻度も多くなり、長時間、台所に立って調理するため、腰痛を発症するシニア女性の方々が少なくありません。
腰の痛さに、来年はお孫さんの世話は無理かもと、弱音をお聞きすることもしばしば。
そこで今回は、長時間、台所に立って調理することで、腰に痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、腰痛に悩まされずお孫さんと楽しい夏休みを過ごせます。

長時間、お孫さんのために、台所に立って食事を作ることで、腰の痛みが発症する理由を以下で紹介させていただきます。
キッチンの高さが、調理作業をする上で、調理者の体に合っていないことで、腰に負担が増加します。
特に、シンクやコンロの高さが低すぎると、腰をかがめる姿勢が自然と続きます。
この腰を前に屈める中腰姿勢は、立っているときよりも腰に1,5倍の負荷をかけることで、腰痛を引き起こす要因となります。
台所での作業は、食器を洗う、食材を包丁で切る、フライパンで食材を炒めるなど、上半身を使う反復動作が多くなります。
これらの上半身の動作を安定してするためには、腰周辺の組織が土台となるために踏ん張るため、負担をかけます。
そのため、上半身を支える調理による腰への負担が、長時間、続くことで腰が疲労して、痛みが発生するリスクが高まります 。
台所は、水道管や下水管がとおる水の動きが大きい場所で、それにより冷える場所でもあります。
調理に火を使うため、気がつきにくいのですが、台所に立っているだけで、その冷えか体に入り、筋肉が硬くなります。
調理で特に負担のかかる腰の筋肉が冷えにより固まっているのを無理に動かすことで、腰に痛みが引き起こしやすくなる。

台所での調理時間が長くなったり、頻度が多くなることで起きる腰の痛みへの対処法を以下で紹介させていただきます。
調理をおこなうキッチンの高さを調整することは、腰痛を予防するためには、非常に有効です。理想的なキッチンの高さは、
「身長÷2+10cm」
とされています。
また、肘の高さも考慮に入れて、キチンの高さが、肘を曲げた位置から、「15cm低い」
高さが最適とされています 。
そういった基準に合わせてみると、調理台やシンクの高さが、合わない場合があります。
・調理台やシンクが低い場合は、厚めの板や木材を調理台やシンクの下に敷くことで高さを調整する。
・調理台やシンクが低い場合は、厚底の靴やスリッパを履くことで、身長を調整して、高さに合わせる。
といったようなことで、調理環境を整える工夫をされることをおすすめします。
長時間、調理で立ち続けることで起きる腰痛予防として、適度の休憩やストレッチが有効です。
休憩の取り方としては、30分から1時間ごとにタイマーをセットすることで、休憩を取るタイミングを忘れないようにできます。
休憩時間は、5〜10分程度の休憩をとってください。
休憩中は、ゆっくりするのもいいですが、ストレッチをすることで、腰周辺の疲れた筋肉の回復を促します。
そのストレッチ方法としては、以下の方法をおすすめします。

イスに座った状態で、片足を前に伸ばし、つま先を挙げて足首を90度に曲げてください。
その状態のまま、ゆっくりと体を前に倒し、太もも裏が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを、左右の足で交互に3回、繰り返しおこなってください。

壁に向かって立ち、両手を伸ばして壁について体を支え、片足を前に出し、もう片方の足を後ろに伸ばしてください。
前に伸ばした足のひざを曲げて、体重を前に移動しながら、後ろ足を伸ばした足のかかとを床に押し付けます。
その際に、後ろに伸ばした足のふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを、左右の足で交互に3回、繰り返しおこなってください。

立った状態で、両手を頭の上にあげ、指を組んでください。
ゆっくりと体を右に倒して、腰から背中の外側が伸びるの感じたら、10秒間、キープしてください。
次に、ゆっくりと体を右に倒して、同じようにおこなってください。
これを、交互に3回、繰り返しおこなってください。
台所で調理するためにおこなう立ち作業で、ッション性の高いマットを敷いたり、スリッパを履くことで、腰への負担を軽減できます。
それと同時に、台所の水が流れることで体が冷えて筋肉が硬くなることも予防できます。

夏休みにお孫さんと楽しく生活を過ごすためにも、台所での作業がより快適にするための対策をとることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、長時間、台所作業による腰痛が解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。当
院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、家事による体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

荷物の仕分け作業や調理などのお仕事をされておられる方が、「股関節の前面の痛み」を訴えられる方が少なくありません。
仕事の環境をお聞きすると、前屈みの姿勢、いわゆる、「中腰」で作業を、長時間、されている方が多いです。
そういった作業姿勢をされている方の股関節の動きを検査させていただくと、股関節の可動域が低下したり、左股関節と右股関節では動きに差があるなど、つまりやゆがみが発生している結果がでます。
そこで今回は、長時間、仕事のために中腰で作業をすることで股関節の前面に痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、股関節前面の痛みを解消して仕事をスムーズにおこなえます。

股関節前面の痛みが、中腰の姿勢で作業していることで発症する理由には、いくつかの要因が考えられます。
以下で、その理由を紹介させていただきます。

長時間、中腰の姿勢で作業をすると、背骨かや骨盤から太ももの骨にかけてついている腰を前に倒す筋肉を使い続けることになる。
その結果、筋肉が疲労してかたまり、柔軟性が低下します。
そうすると、中腰姿勢から元の姿勢にもどるために背筋を伸ばす際に、緊張した筋肉が無理に引き延ばされることとなり、それに対応できないために、股関節前面に痛みを引き起こします。

中腰の姿勢は、股関節に、前屈みになることでかかる上半身の重みと、立っていることで築き上げられる下半身の圧力がかかります。
特に、股関節を前面から支える関節包やじん帯に圧力がかかり、その結果、股関節前面に痛みが発生する可能性があります。

長時間、中腰の姿勢によって、股関節前面の隙間が狭くなり、股関節前面にある太い血管や神経が圧迫されます。
そうすると、血流が制限され、筋肉や関節周囲の組織に酸素や栄養が十分に供給されなくなったり、神経が圧迫されることで痛みに過敏になります。
これによって、中腰姿勢による股関節前面の痛みの原因となることもある。

長時間、中腰でお仕事をさえることで起きる股関節前面の痛みへの対処法を、以下で紹介させていただきます。
中腰によって硬くなった股関節前面の筋肉にストレッチによる適度な刺激を入れることで、柔軟性が向上して、痛みが軽減できます。
その方法として以下のストレッチを試してください。
片ひざを床につき、もう一方の足を前に出してひざを90度に曲げてください。

骨盤を前方に押しだしながら、前にだしたの足のひざをめげていき、後方にある足の股関節が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

次に、足を入れ替えて、同じようにおこなってください。これを、交互に3回、繰り返しおこなってください。
床に座り、両足の裏を合わせて、ひざを外側に開いてください。

ひざを床に向かって開きながら、上体を前に倒して、股関節の付け根から太ももの内側が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

これを、3回、繰り返しおこなってください。
壁に片方の手をついて体を支えて、もう片方の手で、同側の足の甲を持って、後ろに持ち上げます。

手で持ち上げた足のひざを曲げながら、かかとをお尻に引き寄せ、太ももの前面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

次に、足を入れ替えて、同じようにおこなってください。
これを、交互に3回、繰り返しおこなってください。

長時間、中腰姿勢をすることで股関節前面に過剰に負荷がかからないように、姿勢をこまめに変えることをおすすめします。
少なくても、30分に一度は、背中を伸ばす姿勢に変えるとか、軽いストレッチをおこなうなど、姿勢に変化をつける習慣を意識してつけることが有効です。

中腰姿勢の作業によって、股関節前面の筋肉の疲労を取るためには、血流をよくする必要があります。
血流が良くなることで、股関節前面に血液を通し酸素と栄養が供給されて、疲労からの回復が促されます。
股関節前面の筋肉は、大きくて強力であるため、回復には多くの血液が必要になります。
ですので、そこに流す血液を効率的に届けるためには、入浴して温かいお湯にじっくりつかり、股関節周囲を温めることが有効です。
お湯の温度は39〜41度に設定し、10~15分間、湯船につかると効果的です。
湯船につかっているときに、股関節前面を軽くさすってあげると、より血液の流れが促進されます。

股関節前面の痛みは、長時間の中腰姿勢での作業が原因で発生することが多いです。
筋肉の柔軟性の低下、関節への負担、血流の不足と神経の圧迫などが主な要因です。
しかし、適切なストレッチ、作業姿勢に変化をつける、温熱の刺激を入れることを取り入れることで、痛みを予防や軽減が可能です。
これらの対策を、日常生活や仕事の中で実践することで、股関節前面の痛みを効果的に管理し、健康にお仕事をおこなえます。
今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、中腰姿勢の作業をすることで股関節前面の痛みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、職業の特性によって起きる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

立ち仕事をされている方から、仕事中や仕事が終わっても続く、「足のだるさ」のお悩みをよくお聞きします。
自宅に帰ってから、ふくらはぎの筋肉をもんだり温めたりといった十分なセルケアをしているにも関わらず、足のだるさが解決しない方が少なくありません。
こういった立ち仕事による足のだるさのは、その要因が足の筋肉の疲労によるものに思えますが、実は、「足の裏のアーチ」、つまり、土踏まずの崩れにあることが多いです。
そこで今回は、立ち仕事で起きる足のだるさの要因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、立ち仕事中や帰ってからも感じる足のだるさを解消できます。

地面に足の裏がしっかり接地することで、「立つ」という動作ができます。
これは、足裏にある体を支える支持組織として、以下のものがあります。
・足の「骨」が、体重を支える
・足の「筋肉」が、バランスを保ち動作を支える
・足の「じん帯と腱」が、関節の安定性を提供し筋肉と骨をつなぐ
体重を支える支持組織の「骨」ですが、足の裏では、骨同士が組み合わさって、アーチ、つまり、土踏まずを作っています。
足の裏にあるアーチは、
・内側アーチ
・外側アーチ
・横アーチ
と3つあり、役割がそれぞれにあります。
内側アーチ
足の内側に、縦方向へカーブしている部分で、このアーチは体重を支え、足の安定性を提供。
特に、立っているときや歩行するときに、上からかかる体重を効果的に分散し、足の裏の負担を軽減します。
外側アーチ
足の外側に、縦方向へカーブしている部分で、このアーチは足の側方の安定性を提供。
足の外側にかかる負担を均等に分散し、立っているときや歩行するときに、側方からの力に対して抵抗します。
横アーチ
足の前部で、つま先の部分で横方向に形成されるアーチです。
このアーチは、足の前部の曲がりを維持し、足の指の運動や推進力を助け、効率的な歩行やランニングなどを支援します。
といったように、これらのアーチは、足の構造の特徴であり、それぞれが足の機能を最適化し、体重を分散させながら姿勢の安定性を保つ役割を果たしています。
この足のアーチが崩れると、きちんと支えることができず、「立つ」という動作が困難になります。
土踏まずの障害が体に及ぼすメカニズムは、レンガを積んで作ったアーチ状の橋を例にして、説明できます。
レンガで組んだアーチ状の橋は、レンガが正確にアーチ状に配置されることによって、橋の上を通る人や車を支える強力な構造が形成されます。
しかし、もしこの橋のアーチの一部のレンガがずれたり欠けたりすると、アーチの強度が損なわれます。
周囲のレンガや補強材料で一時的に修理しても、本来の安定性や耐久性を十分に回復することは難しい。
それと同様に、足のアーチが崩れると、骨の構造が持つ支持機能が低下し、体重の負担が不均衡になります。
筋肉やじん帯で、その限界まで支えようとしますが、長期的には十分なサポートが難しくなります。
その結果、立つという日常的な動作においても、足の筋肉やじん帯が疲労して、だるさが生じやすくなります。
したがって、足のアーチを形成している骨の組み合わせが、正常に維持されることは、体の健康と機能を維持するために不可欠です。

先日、お菓子の販売をされておられる50歳代の女性の方が、足のだるさを訴えて来院されました。
詳しくお聞きすると、お昼休みを除く、朝から夕方まで、お店に立ち続けるお仕事をされていると、以前にはない足のだるさを感じるようになったとのことでした。
特に、ふくらはぎのだるさがひどくて、仕事を終わる頃には、足が上がらず、引きずるようにしか歩けないそうです。
最近は、肩こりや腰の痛みも感じていると。
季節的に、これから忙しくなるので、このままでは仕事に支障が出るのでなんとかしたいと思い来院されたとのことでした。
検査をさせていただくと、足のアーチ、特に、小指側の外アーチが落ちており、立位姿勢は不安定な状態が見受けられました。
合わせて、股関節・腰・首の可動性が低下と左右差もあり、ご本人もさまざまなところに不具合が出ていることに驚いておられました。
足のアーチの矯正やその他の体のゆがみを整える施術、足裏へのテーピングなどをさせていただきました。
施術後は、「すごい楽に立てる」とおっしゃり、後日、もう一度来院されたときには、「こんなに変わるもんなんですね、足の裏が原因とは思わなかったです」と驚きの感想をいただきました。
立ち仕事によって起こった足の裏のアーチの崩れが、さまざまな不調を起こして、矯正することで、お悩みが軽減したことを感じた実例でした。

立ち仕事をしていると足のだるさが発生する要因は、足のアーチの崩れによくことが多いです。
ですので、足のアーチを整える方法を以下で紹介させていただきます。
内くるぶしから親指一本分前のアーチ部分に、ぽこっと骨が出ています。


この骨が下にさがることで、内側のアーチがくずれやすくなります。
ですので、この骨を、下から上に向けて押しあげてください。

この骨を押し上げると、足の親指が外方に開くように動きます。


動かないようでしたら、片方の指でぽこっと出た骨を押し上げつつ、もう片方の指で、足の親指を外にひらいてください。

これを、20秒間、キープして、終われば、反対側の足も同じようにおこなってください。
足を外側を指でなぞっていくと、外くるぶしの斜め前方あたりに、ぽこっとした骨のふくらみがあります。


そのふくらみをこえたところにある骨が、この骨が下にさがることで、外側のアーチがくずれやすくなります。
ですので、この骨を、下から上に向けて押しあげてください。
この骨を押し上げると、足の小指が外方に開くように動きます。

動かないようでしたら、片方の指で骨を押し上げつつ、もう片方の指で、足の小指を外にひらいてください。

これを、20秒間、キープして、終われば、反対側の足も同じようにおこなってください。
つま先から土踏まずに移行する境目の中央にくぼみがあります。

このくぼみを、指で下から上に押すと、つま先に横方向のアーチができます。


くぼみを押した状態で、20秒間、キープして、終われば、反対側の足も同じようにおこなってください。

足の骨のアーチが崩れることで、立つことが不安定となり、足の筋肉やじん帯が疲労し、だるさを感じやすくなります。
足の健康は、全身の健康につながります。
日々のケアを続けることで、長時間の立ち仕事でも足のだるさを軽減し、元気に働くことができます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、立ち仕事をすることで足のだるさのお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、ふくらはぎの不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広