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コロナ禍以後、テレワークで仕事をされておられる方が、約1.7倍も増加したという調査結果がでています。
実際、当院でも、仕事の形態がテレワークの方も増え、そういった方が訴える多くのお体のお悩みは、「肩こり」です。
実際に、テレワークをされておられる方に、どんな不調を感じているかを調査がさまざまな機関でされていますが、必ず「肩こり」が1位にランクインされています。
そこで今回は、テレワークでお仕事をすることで、肩こりが発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。
今回のブログを読んでいただけることで、肩こりに悩まされずテレワークをおこなえます。
テレワークは、出勤や帰省の時間を省け、不特定の人との接触を避けることができるなど、利点も多い。
しかし、体に「肩こり」を発症させやすいなど、デメリットも発生します。
その理由を以下で紹介していきます。
人間は、重力に逆らって姿勢を保っています。
体に負荷をかけない姿勢であれば、骨で体を支え、筋肉の力を最小限におさえてることができます。
体に負荷をかける姿勢をすると、重力に負けないように、筋肉を使うことでエネルギーが消費して、筋肉に疲れや痛みが発生します。
テレワークでは、座ってパソコン画面に向かっている姿勢が多くなります。
パソコンに向かう姿勢は、頭が前に倒れて、腕を持ち上げている状態です。
成人の頭の重みは、約4キログラムほど、両腕の重みは、約6キログラムほどと言われています。
パソコンに向かう姿勢は、頭の重みと腕の重みの合計で約10キログラムもの重みが、肩にかかてしまいます。
10キログラムもの重みを支え続けることで、肩の筋肉は疲労して硬くなり、ついには痛みを発する肩こりが発症してしまいます。
また、たとえ、体に負荷をかけないように姿勢を調整しても、長時間、同じ姿勢でいることで、体に痛みを生じます。
テレワークの仕事中は、じっと座り続けることが多いです。
そうなると、体の血流の流れが悪くなってきます。
なぜなら、体を動かすことで、筋肉が伸びたり縮んだりして、血管を刺激して血を体に巡らせます。
血液は、筋肉に酸素と栄養などを届けて、老廃物を回収する働きがあります。
長時間、同じ姿勢を続けて、筋肉が硬くなってくると、筋肉が血管を圧迫します。
そうすると、血管の中を流れる血液がとどこおって、体に血がめぐらなくなります、
結果、めぐらない部分の筋肉が硬くなって、痛みを引き起こします。
テレワークでも、同じ姿勢により肩の筋肉がか開くなり、血流が悪くなることも、肩こりの原因となってしまうのです。
会社に勤務することで、通勤や帰宅など、会社の内外での移動により、自然と体を動かしています。
しかし、テレワークになると、体を動く機会が少なくなります。
そうすると、筋肉への刺激が減ります。結果、血流が流れにくくなることで疲労しやすくなったり、筋肉量が減ることで、テレワークをおこなうときの姿勢が保ちにくくなります。
そのため、テレワークで特に負荷のかかる肩が疲れて、肩こりが発症しやすくなります。
会社に勤務すると、起床時間や食事の時間、就寝する時間など、同じサイクルで生活します。
しかし、テレワークだと、明確な時間を区切るものがなく、不規則な生活になりがちです。
また、自宅でのテレワークになると、仕事とプライベートのオンオフの切り替えが難しくなります。
そうなることで、体が活動モードにすべきか、リラックスモードにすべきか、切り替えが難しくもなります。
こういった、テレワークでおこりがちな不規則な生活を送ると、体を自動的に調整してくれる自律神経が乱れを起こします。
自律神経の働きによって、暑いときや寒いとき、活動するときやリラックスするときに、体の機能を自動的に変化させて、筋肉や内臓、血流などを調整してくれます。
自律神経が乱れるということは、体の機能を調整できないこととなるため、不調を引き起こします。
そうなると、テレワークの際に、肩の筋肉を活動するべきときにに使うモードに緩みすぎたり、肩の筋肉を回復させるべきときに緊張させたりと、ズレが起こります。
その状態で、肩に負荷をかけ続けることで、肩を痛めたり回復しづらくなり、肩こりを引き起こしてしまいます。
テレワークによって、運動の不足から、肩こりが起こりやす。
ですが、なかなか、テレワーク中に外に出かけて、運動することは難しいかと思います。
そこで、イスに座ったままでできる、肩こりに効果があるの体操を以下で紹介していきます。
背筋を伸ばして座り、両肘を軽く曲げ、指をしっかり開いて手のひらを上に向けます。
胸を大きく開いて、指先から腕全体を外側にひねりながら、後ろに引きます。
その際に、肩甲骨同士を内側に寄せてるよういイメージしてください。
その状態で、20秒間キープします。
回数は1回で終了です。
5秒間、両肩を上にあげ、同時に首も縮める。
一気にストーンと肩を下に落とすようにの力を抜き、脱力をする。
それを3回繰り返してください。
背筋を伸ばして座って、肘を90度に曲げて、両腕を脇につけ、手のひらは上向きにします。
おなかを引っ込めながら、腰から背中をゆっくり丸め、同時に両腕を外にひねりながら、前へ伸ばします。
その状態を20秒キープします。回数は1回で終了です。
この体操は、呼吸をゆっくりしながら、気持ちがいい範囲でおこなってください。テレワーク中の隙間時間を見つけて、一日、何度でもおこなってください。
近年の通信の発達により、本当に遠くの方と仕事や交流できることで、大変、便利になりました。
こういった便利になったことの反面、肩こりをはじめとするいろいろなお体への新たなお悩みも増えてきました。
今回のテーマとして取り上げたように、仕事の効率がよいはずのテレワークが、肩こりによって、停滞するのは避けたいところです。
そのために、今回、ブログで紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも、肩こりが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みについての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に、肩こりへの対策のブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
冬の寒さが本格的になると、その寒さで血管が閉まり、血圧が上がりやすくなります。
急になぜか、フラフラしたり、頭痛が起こったりと、体に異変が起こったときは、高血圧によるものだったとおっしゃる方は少なくありません。
そこで今回は、自宅でできる高血圧への対応について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、高血圧hの不安や疑問を解消できます。
高血圧は、「万病のもと」とも言われ、日本人にとっては、最大の生活習慣病のリスクの要因であります。
そのような高血圧について、以下で紹介させていただきます。
血圧は、体が必要とする酸素や栄養などを、体のすみずみに供給できるように、血液を押し出して、循環させる役割があります。
そして血圧の中でも、「高血圧」とは、血液が血管を通るときに、血液が血管の内部の壁に与える圧力が正常より高く、それが慢性的に続く状態のことをいいます。
高血圧の症状には、
・手がしびれる
・足がむくむ
・めまい
・耳鳴り
・頭痛
・肩こり
・不眠が続く
・動きや息切れ
があります。
しかし、これらの症状は、風邪や疲労でも起きることです。
ですので、こういった自覚症状だけでは、高血圧によるものかそうでないかは、判別がむずかしいため、検査が必要です。
血管の内部の壁は、弾力がありますが、高血圧の状態が慢性的に続くと、血管はいつも押し広げる力が加わります。
それによって、血管の内の壁が、分厚く硬くなり、血管の柔軟性が失われていきます。
また、その圧力で血管の内部の壁に傷をつけ、その傷口がコブとなって、血管の空洞を狭くしてしまいます。
高血圧によって起こりやすい病気としては、
・脳出血
・脳梗塞
・くも膜下出血
・心臓心肥大
・狭心症
・心筋梗塞
・腎臓の障害
などがあります。
血圧は健康の重要な指標です。
特に、自覚もなく潜む病気のリスクを知るためには、血圧を知ることです。
そのためには、血圧計で調べることが、最も手軽におこなえます。
正確にご自身の血圧を知るためにも、以下で、正しい血圧の測り方を紹介させていただきます。
2019年に改定された「高血圧ガイドライン」に、高血圧の人がどこまで血圧を下げるべきかが記されています。
それによると、家で血圧を測った場合は、
・75歳未満は、135/85未満
・75歳以上は145/85未満
という数値目標となっています。
ちなみに、病院で血圧を測る場合は、緊張して血圧が上がることを考慮して、
・75歳未満は、140/90未満
・75歳以上は150/90未満
と血圧の目標が家で測る数値よりも上げた設定になっています。
家で血圧を正しく測り、日々の変動を比べるためには、なるべく同じ条件で測る必要があります。
血圧を測る際のポイントを以下にあげていきます。
朝は起きてから30分以内、トイレを済ました後で、朝食の前に血圧を測ってください。
夜は寝る30分前に血圧を測ってください。
アルコールを摂取した後やお風呂に入った後は血圧が低くになりますので避けてください。
血圧やはその日の気分や行動の影響を受けやすいので、事前に1分から2分ほど、深呼吸などしてリラックスしてからの測定をしてください。
2回測り、どちらの数値も記録しておいてください。
血圧を測るとき、腕に巻いたり腕を入れたりする測定の器具が、心臓と同じ高さになるようにします。
測定位置が低い時は、肘の下にタオルなどを置いたり、机や椅子の高さを調節しておこなってください。
血圧を測定中は、血圧の数値が気になって、血圧計の画面をついつい凝視しがちです。
そうすると、息を止めて緊張している状態となるので、血圧が上がり、正常な数値が出ません。
ですので、血圧を測っている最中は、呼吸をゆっくりしながら、血圧計ではなく、遠くを見つめて、リラックスしておこなってください。
血圧を測ると、右腕と左腕では、違いがでる場合があります。
それによって、本来、高血圧であるのに見逃される場合があります。
時々は、左右の腕で測ってみて、血圧の違いを比べてみてください。
両腕を測るときの注意点としては、右腕を測った後は、1から2分ほど開けて、左腕を測るようにしましょう。
もし、左右の腕で血圧の違いが大きいようでしたら、かかりつけの病院で相談されることをおすすめします。
高血圧を防ぐためには、血管を広げて、血液の流れをよくする必要があります。
日常生活で、簡単にできる方法を以下で紹介させていただきます。
皮ふを優しくさすることで、血管の細胞から、血管を広げる物質がでることが報告されています。
その方法としては、 さする部分の皮ふに手のひらをぴったりと密着させ、そのまま皮膚を上下左右に、スライドさせるように動かします。
さする部位は、頭や顔、腕や足、胸や背中など、手が届く範囲で全身を刺すってください。
皮ふをさするスピードは、1秒で10センチぐらいでおこなうことが理想です。
皮ふを強く刺激すると、体が緊張して、帰って血圧があがてしまうので、優しくさすることを心がけてください。
カナダで高血圧の予防として、ハンドグリップ法という研究が発表されました。
この研究で、自身の握力の30パーセントの力で、週3回ほど握るだけで、血圧が10パーセントも下がったと報告されています。
この方法を実践するためには、タオルでおこなうことができます。その方法ですが、
①フェイスタオルと四つ折りにする
②タオルを端から丸める
③丸めたタオルと握ったときに、指につかないぐらいの太さにする
④丸めたタオルを握る。その際に、
⑤握った指同士がつかない程度、自信の握力の大体30パーセントの力でタオルを2分間、握り続ける
⑥ タオルを持っていた手の力を緩めて1分間休む
この手順で、 左右の手で2回ずつ、 週に3日を目安におこなってください。
血圧を下げるツボというものがあります。
以下で紹介させていただきます。
合谷(ごうこく)
手の親指と人差し指の骨が、手首の方向で合流する部分にあります。
内関(ないかん)
手のひら側の手首の横じわの中心から、ひじ方向に、指の幅の3本分を測ったところにあります。
触りやすい部分にありますので、テレビをみているときやお風呂に入っているときなどに刺激してください。
高血圧に関して、いろいろ不安に感じておられるお話をよくお聞きします。
薬で血圧を調整する以外に、血圧を安定させるためには、日常での生活習慣が大切となってきます。
今回、紹介させていただいたことが、寒い冬でも、室内でできる高血圧へのケアとして、皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みについての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、寒い冬に起きる体の変化への対策のブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
50歳代女性の方が、床に座っているときに起こる股関節の違和感で来院されました。
床に座るとき、よく左に足をだしての横すわりをして、洗濯物をたたんだりテレビを見ることが多いと。
長い時間、座って、腰が痛くなってきたので、足を入れ替えて右に足を出して横割りをしようとすると、股関節が痛くてできないと気がついたそうです。
自分の股関節の動きに左右差があるのが、心配で診てもらおうということでした。
このように、同じ座り方でも、左右差がでるという方は少なくありません。
そこで今回は、横すわりに左右差がでる理由とと対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、家の床でより快適に座ってすごすことができます。
女性の方は、床で座るときに、横すわりされる方が多いです。
以下で、横すわりによって起きる影響について紹介させていただきます。
股関節が内側や外側にねじれる角度は、それぞれ45度です。
左に足をだしての横すわりの場合ですと、左の股関節を90度近く内側にねじって、右の股関節を外側に90度近くねじることを強制します。
長時間、股関節の可動域以上にねじることを続けると、股関節を構成している、太ももの骨と骨盤の結合にズレが生じます。
また、横すわりで股関節周辺の筋肉が、無理やり伸ばされたる筋肉と縮んだままの筋肉が発生して、筋肉のバランスが崩れます。
雑巾を一度、思いっきり水をしぼってから、反対方向にしぼりなそうと思っても、雑巾が固くしまってスムーズにしぼれませんよね。
それと同じで、長時間、片方の横すわりによってねじれて、ズレて固まった股関節は、反対方向に横すわりする際に、股関節がスムーズに反対にねじれず、痛みが発生します。
長時間の横すわりは、本来、45度しかねじれない股関節を、90度近く捻るように強制します。
しかし、股関節がねじりきれないので、骨盤や背骨を反対側に傾けくことで、バランスをとります。
骨盤や背骨が傾くことで、さらにバランスをとるために、首や頭を反対側に傾けます。
こうして、長時間の横すわりによって、体をジグザグに体をゆがませます。
このことによって、股関節の痛みのほかに、 血流の悪化や、腰痛、肩こり、生理痛、便通の乱れ、胃腸の機能低下、冷え性などさまざまな症状が発症します。
こういった、2次的な症状がでないためにも、横すわりを左右した際に違和感を感じたら対処が必要です。
床で座る正しい方法は、いろいろとありますが、正しい座り方はないというのが現状です。
それぞれに、メリット・デメリットがあります。
ですので、どんな座り方でもいいのですが、共通して言えることは、長時間、同じ座り方をしないということです。
最低でも、30分に一回は、座る姿勢を変えてください。
それはそれとして、長時間の横すわりで崩れた股関節を整える方法を以下で紹介させていただきます。
床に足を伸ばして、上向きでねます。
まず、片方の足のひざを曲げます。
そのまま、ゆっくり、ひざを外に倒します。
そして、力を抜いて軽く蹴るように、ひざを伸ばして、元の位置に足をもどします。
左右の足で各10回してください
両手を支えやすい位置に置き、片ひざ立ちの状態にセットします。
床にひざをついている方の足を後ろに引き、太ももの付け根を伸ばします。
10秒キープしたら反対側も同様におこなってください。
左右2回ずつおこなってください。
上向きに寝て、片方のひざを両手で持ちます。
そのまま、ひざを曲げて抱えた足を胸に向かって曲げます。
その状態を10秒キープしたら反対側も同様におこなってください。
左右2回ずつおこなってください。
以上のようなことを、日常生活の隙間時間で、やってみてください。股関節を整えることで、横すわり崩れた体の他の部分も整っていきます。
日常生活において、イスより床にすわる方が、安定感がでて、リラックスして過ごせるというメリットがあります。
そんな床で座って過ごす生活を、楽しむためにも、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも横すわりによって左右差がでたり、股関節が痛くなった場合は、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みについての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に股関節の痛みに対するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
今年に入って早々に、周辺でインフルエンザやコロナに感染したいうお話をよくお聞きします。
2024年1月の第一週目ですでに、インフルエンザおよびコロナに感染者は三万人をこえていると国立感染症研究所に報告されています。
インフルエンザやコロナに限らず風邪の症状は、冬という季節におきやすいものです。
こういった感染症にかからないためには、自身に免疫の機能が正常に働くかが、重要になってきます。
免疫が正常に働くためには、実は体温が重要なポイントです。
そこで今回は、体温が免疫におよぼす影響と体温を保つための方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいいただくことで、この冬、感染症にかかりにくい体が作れます。
免疫とは、体を異物から守ろうとする機能です。
ウイルスやがん細胞などを撃退するための細胞が、血液を介して、体のさまざまな部分で働き、体の内側と外側の両方で異物からマモてくれます。
人間に備わっているこの機能を免疫といいます。免疫で活躍する細胞は、体温が高いほど動きやすく性質を持っています。
逆に体温が低くなると、その活動は低下します。
免疫の研究で、体温を1度低くなると、免疫は30パーセント低下し、逆に、体温を1度上げると、免疫力は6倍にアップすると報告されています。
このように、体温と免疫は密接な関係があります。
そんな体温が下がることについて、以下で紹介していきます。
人間の体温は、自律神経によって自動的に、36度から37度を維持できるようになっています。
体温が上がりすぎると汗をかいて体内の熱を放出したり、体温が下がると震えたり毛穴を閉じて体温を体に閉じ込めます。
体温が低下する理由としては、
・ストレス
・運動の不足に筋肉の低下
・長時間、寒い環境いる
・栄養の不足
・不規則な生活
があげられます。
体温が下がることで、体にさまざまな影響がでます。
体温は血液の温度でもあります。血液から温度が放出されると、体温が低下します。
体温が低下するのを防ぐために、血液の流れが、自動的に低下します。
そうすると、健康面では、内臓の機能や免疫の機能が低下したり、美容面では、お肌やが荒れたり太りやすくなったり、精神面では、疲労や気分の落ち込むなどといったデメリットが派生します。
免疫の低下以外にも、体温の低下はさまざまな症状を引き起こしすので対策が必要です。
冬はその寒さから、体温が下がりやすくなります。
感染症から体を守るために、免疫の機能が正常に活動させるためにも、体温の維持や向上が必要です。その方法を以下で紹介していきます。
体温は、一日中同じではなく、24時間の間で変動しています。
1日の中で一番、体温が低いのは起床時で、一番、体温が高くなるのが夕方で、就寝前には徐々に下がってきます。
生活のリズムと整えることで、血圧やホルモン、自律神経など体温にかかわる機能が、適切な時間帯に正常に活動します。
結果的に、免疫も正常に働きます。
体温より高い温度のお湯の中に体をつけることで、手軽で効率的に体温を上げることができます。
正しい入浴方法については、こちらのブログで詳しく紹介しておりますので、参考にしてください。
筋肉は熱を作る機能があります。体の中でも特に下半身の方が筋肉量が多いです。
できる範囲で、下半身に刺激を与える運動をおこなってください。
なかなか運動する時間が取れないようでしたら、その場で、「足踏み」や「つま先立ちからのかかとを落とし」などをやってみてください。
食事によって体内部にアプローチして、体温を上げることができます。
食べ物で、体温を上げるための5つの方法として、
糖質、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンをバランスよくとることが理想です。
なかなか、とる栄養素の細かくは調整できないようでしたら、
・主食、主菜、副菜の組み合わせを心がける
・汁物をとることで足らない栄養をカバーするプラスする
・単品ではなく、いろいろな食品を食べる
ことを意識して食事の選択をしてください。
よくかんで食べることで、消化吸収が上がり、結果、体温が上がりやすくなります。
日本そしゃく学会では、一回につき30回のそしゃくすることを目安におこなうことを推奨しています。
温かいものを食べることで、内臓が温まり、活動が促進し、消化吸収が高まります。
よくかんで食べる時と同じように、こちらも、結果、体温が上がりやすくなります。
冬場に体温をあげる食材は、
・りんごやレンコンなど冬に旬の食材
・唐辛子や赤みの肉などの赤い食材
・カボチャや味噌などダイダイ色の食材
・黒豆、ひじきなどの黒い食材
で見分けて摂取してください。
腹巻きやスカーフ、カイロや足湯など、グッズによって体温を上げるようにしてください。
グッズによって体を温める方法のブログもかいておりますので、よろしければ参考にしてください。
感染症は、ご家族の1人がかかってしまうと、ご家族全体に広がってしまうことが少なくありません。
ご自身の体温が正常なら、感染症を引き起こすウイルスや菌が入ってきても、撃退できます。
ご自身だけでなくご家族を感染症から守るためにも、今回紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。
もし、体温がなかなか上がって行かないようでしたら、一度、お近くの治療院を受診されて体を整えることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みへの施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
冬場の過ごし方についてのブログもかいておりますので、よろしければそちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
産後、まもない20代の女性の方が、腰痛をきっかけに来院されました。
子育ての状況をお聞きしていると、夜泣きが始まって、睡眠が不足しているとのこと。
出産や子育てによって疲労した体を回復させるためには、睡眠をとることが必要です。
そこで今回は、赤ちゃんが夜泣きをする理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、赤ちゃんの夜泣きを緩和させて、お母様方の睡眠を確保できます。
赤ちゃんの夜泣きは、一般的に、生後3~6か月頃までがピークで、それ以降は、徐々に減少します。
赤ちゃんの夜泣きは、さまざまな原因があります。
以下で一般的な理由を紹介していきます。
赤ちゃんは、急激な成長によって、エネルギーの消費が激しい。
そのことで、夜間におなかが空いた場合。
おむつがぬれていたり、汚れていたりすることで、赤ちゃんが不快に感じた場合。
赤ちゃんは、1日の半分を睡眠に費やし、長時間、起きていることができません。
眠気や疲れがたまった場合。
寝ている布団が不快に感じたり、部屋が暗すぎたり明るすぎたり、温度が高すぎたり低すぎたりするなど、赤ちゃんにとって環境が快適でない場合。
赤ちゃんは、孤独や不安を感じ、親の存在を求めた場合。
体調の不良や歯が生えてくるなど、体自体に不快感を感じた場合。
明るい光や大きな音など、強い刺激が赤ちゃんに入った場合。
こういった環境や赤ちゃん自身の変化によって、夜泣きは引き起こされます。
赤ちゃんの夜泣きへの一般的なアプローチは、
・授乳またはミルクの提供
・おむつの交換
・快適な室内の環境の整備
・規則正しい寝かしつけ
・睡眠環境の見直し
・親の優しいタッチや声
・医師の相談
といったものがあります。
また、東洋医学の赤ちゃんの夜泣きへの対応では、「小児鍼(しょうにばり)」をおこないます。
鍼(はり)といっても、刺すわけではなく、ヘラや歯車のような道具を使い、体全体への低刺激のタッチをを加える治療法です。
この療法は、自宅にある道具を使っても、お母さん方が赤ちゃんに施すことができます。
やり方はとても簡単です。
その方法を以下で紹介していきます。
刺激する場所ですが、赤ちゃんを上向きで寝てもらい、おなか→胸→頭→腕の外側→足の外側 の順番で刺激して下さい。
それが終われば、うつ伏せになってもらい、後頭部→肩→背中→腰 の順番で刺激をして下さい。
刺激する道具は、ドライヤーを用意してください。
まず、ドライヤーから優しい目の温風をだします。
ドライヤーを片手で持ち、もう片方の手で、ドライヤーの温風の温度と赤ちゃんの皮膚の温度を確認しながら、温風を各部位を順番に当ててください。
その際には、やけどには十分注意してください。
ドライヤーの代わりに、温めた手やスプーン、歯ブラシでさすって刺激を加えてもいいです。
赤ちゃんはとても刺激に敏感です。
少しの刺激でも、体に反応がでます。
ですので、上向きで寝て体の前側を刺激を1分間、下向きで寝て体の後ろ側を刺激するのに1分間、合計2分間の刺激で十分です。
これを1日1回おこなってください。
数日、続けることで、効果があらわれます。
刺激を加え過ぎると、赤ちゃんが疲れてしまうので、短時間の刺激で収めてください。
生まれたての赤ちゃんは、脳や体には何も情報が入っていない真っ白な状態です。
日々、成長するに従って、外部からのどんどん新しい情報が入ってきます。
それを処理できなくなるため、発熱したり夜泣きをしたりと、さまざまな症状がでるとも言われています。
それを和らげるためには、赤ちゃんの体に、短時間で優しい刺激することが有効です。
今回、紹介させていただいたことが、その助けになれば幸いです。
もしそれでも解消しない場合は、「小児鍼(しょうにばり)」をキーワードで鍼灸院を検索して、赤ちゃんへの施術をおこなっている鍼灸院に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みについての施術をおこなっております。
赤ちゃんへの施術は、地域の健康促進の一環として、無料でおこなっております。
施術時間は10分ほどで終わりますので、お気軽にご相談、ご連絡ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
睡眠や疲労に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広