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年末年始の長期の休暇が終わり、いよいよ新たな気持ちで、仕事や学校が始まっていきます。
しかし、休みが長かったせいもあり、なかなか心身ともに、やるべきことに取りかかるエンジンがかかりにくいと思われる方も多いのではないでしょうか?
年末年始の休みが明けたときの仕事や学業が始まる際に、約70パーセントの方が、体に不調を感じているという調査結果がでています。
また、体が感じる症状を調査したところ、
・けん怠感
・疲労
・やる気の低下
・眠気
などがあげられています。
そこで今回は、年末年始の休みが明けたときに、このような症状がでる理由と、これから一年、いいスタートダッシュをするために、心身の状態を上げるための方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、年初めにスムーズに仕事に入れます。
年末年始で長く仕事や学校がお休みになると、次の日のことを気にしなくてもいいこともあり、夜更かしや食事の時間など生活習慣が乱れやすくなります。
それまで1年間過ごしてきた1日の過ごし方が急に変わることで、
「自律神経」
が乱れます。
「自律神経」が乱れることで、体を活動するモードにするのか、リラックスするモードにするのか、体が混乱して、休みが明けたときの不調へとつながります。
そもそも「自律神経」とは、私たちの意志と関係なく、24時間休みなく体を機能を維持するために働いてくれる神経です。
例えば、
・心臓を動かして血液を全身に巡らす
・呼吸をする
・食べ物を消化して吸収する
・暑いときには体温を下げるために汗をかく
・寒いときには体温を上げるために体をふるわす
といった感じで、自動で自分ではコントロールができない働きを行います。
自律神経には、交感神経と副交感神経と別れます。
交感神経は体を活動させるためのアクセルの働きをして、副交感神経は体をリラックスさせるためのブレーキの働きをします。
交感神経と副交感神経が互いにバランスよく働くことで、体の健康は保たれます。
この交感神経と副交感神経のバランスが年末年始の休みで、生活習慣が普段の状態に比べて、乱れることでバランスを崩して、年始の仕事や学校の始まりで体に不調が出るのです。
年末年始の生活習慣が乱れる代表的なものが、睡眠時間と食事です。
以下で、睡眠時間と食事が年末年始で乱れることで、なぜ自律神経が乱れるのかを紹介していきます。
朝になると目が覚めて、夜になると眠くなるというサイクルは、体に備わった「体内時計」によって管理されています。
「体内時計」は、自律神経との関わりが深く、日中は活動するために交感神経が優位になり、夜はリラックスするために副交感神経が優位になります。
しかし、年末年始で、夜更かしをしたり、朝寝坊したりしたりすると、自律神経の切り替えが乱れます。
そうすると、朝になってもスッキリ起きられない、夜になっても寝つきが悪くなり、体に不調があらわれます。
また、人間の体内時計は、25時間です。
地球の自転は24時間であるため、規則正しい生活をすることで、1時間のズレを修正できます。
しかし、不規則な生活を続けると、ズレがどんどん大きくなり、自律神経がますます乱れる悪循環にハマってしまうのです。
食事をすると、自律神経が働き、胃腸で消化や吸収が自動的におこなわれます。
自律神経を正常に働かして、胃や腸といった消化器を正常に動かすためには、食事のタイミングや回数が重要になります。
ベストは、朝昼晩の1日3回の食事を決まった時間にとって、胃腸に刺激を加えることで、自律神経が働きます。
年末年始の休み中、朝の起床や眠る時間が不規則になるということは、食事をとる時間や回数も、必然的に不規則になります。
そうすると、自律神経の動きが乱れて、胃腸での消化や吸収が不良になり、体を活動するためのエネルギーがうまく作れなくなります。
その結果、年始にいざ仕事や学業を始めようと思ったときに、けん怠感や疲労などが引き起こされるのです。
年末年始は楽しみや気が緩むことが多いので、なかなか普段通りの規則正しい生活は送るのが難しいかもしれません。
ですので、仕事や学校が始まってから、なるべく早く自律神経が正常に動くようにするための方法を以下で紹介させていただきます。
朝、起きてからバタバタ過ごすことで、自律神経の切り替えがスムーズにできすに、その日を台無しにしてしまいます。
1日の流れをつけるためにも気をつけるべきことは、
・早く起きて仕事や学校に行くまでの時間に余裕も持つる
・起きたら背伸びをしたり足踏みをして体に刺激を入れる
・太陽の光を浴びて体内時計をリセットする
・コップに1杯でいいので常温の水か白湯を飲んで、胃腸に刺激を入れる
など、朝の起床したときの行動で、不規則な睡眠時間によって乱れた自律神経を整えることができます。
食事の回数や時間が乱れることで、胃腸に適度な刺激が入らず、自律神経が乱れます。
胃腸への自律神経が整う良い刺激のいれ方ですが、
・食事の間隔は5から6時間は空ける
・水分はしかっりこまめにとる
・食事の食べる量の比率は、朝は4・昼は3・晩は3の割合で摂取する
・夕食は21時までの終わらす
・よくかんで腹6から8分目の食事量にする
など、食事を規則正しくとることで、自然と自律神経が整い、体を活動するためのエネルギーを効率的に作り出します。
年末年始のお休みは、ついつい羽目を外してしまいがちです。
この時ぐらいは羽目を外してもいいと思いますが、休みが明けたときに、仕事や学業をスムーズにおこなうため、リカバーするための行動が必要です。
今回、ブログで紹介させていただいたことが皆様の年明けにスタートダッシュをするための助けになれば幸いです。
それでもなかなか、年明けに体が思うように動けないようでしたら、自律神経を整えるための治療をお近くの病院や治療院で受けることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みの方に対しての施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に自律神経の不調に対してのブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
厚生労働省の研究では、約60パーセントの方が「疲労」を感じており、さらに約40パーセントの方が、半年以上「疲労」が継続しているという報告がされています。
これほど身近な症状であるにもかかわらず 「疲労」というのは、判定や診断がむずかしい。
そのことが、そのつらさやしんどさが、本人しか分からず、他人に理解してもらいづらいものです。
ですので、「疲労」を我慢して日常生活をおくることで、ついいは重度の心身の不調を引き起こしてしまいます。
「疲労」が起こるきっかけは、
・人間関係や仕事上の精神的
・過重労働など体的ストレス
・紫外線や騒音などの物理的ストレス
・化学物質や残留農薬などの化学的ストレス
・ウィルスや細菌感染などの生物学的ストレス
といったストレスが原因とされています。
こういったストレスは、外部からの情報を受けることで起こります。
外部からの情報を受け取る人間が持つセンサーは、「目」「耳」「口」「鼻」といった感覚器です。
反対にいれば、これらの感覚器にアプローチすることで、ストレスを緩和して、「疲労」を防ぐことができます。
そこで今回は、「目」「耳」「口」「鼻」にかかるストレスによる疲労の内容とその解消法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、「疲労」を緩和して、健やかな日常生活をおくれます。
よく、「目の奥が疲れる」と言うセリフをお聞きします。
では、「目の奥が疲れた」の“目の奥”とはなんでしょうか?目というのは左、右、上、下、斜めを動きます。
その目の動きは、目の奥の方につく筋肉によって動かされています。
つまり、「目の奥が疲れた」というのは、目を動かす“筋肉”が疲れたということです。
例えば、パソコンやスマホの画面を見つときは、一点をじっと見つめます。
この時、一点を見つめるために、目の奥の筋肉は、目を一定の位置に維持するために、踏ん張ります。そのことで、目の奥の筋肉が疲れてしまいます。
これは、座りっぱなしや立ちっぱなしでいると、その姿勢を維持するため、腰や背中の筋肉が疲れてしまうことと同じことです。
目の筋肉が疲れると、目の動きが悪くなります。
視界は、外部の情報の84パーセントを集めます。
しかし、視界が狭くなると、外部からの情報の収集能力が低下します。
視界をカバーするためには、首や腰などをねじるようになります。
そのために、体全体が「疲労」をおこすことにつながります。
むずしい話や聞きたくない話、もしくは黒板をひっかくような不快な音が耳に入った場合、耳の周辺や首や肩に力が入ったことはないですか?
そういった場合、首や肩のみならず、奥歯をかみしめたり、手を握りしめたり、耳へのストレスは体全体が緊張させ「疲労」につながります。
ストレスを受けて我慢するとき、奥歯をかみしめて、アゴを固めてしまいます。
また、奥歯をかみしめているときには、舌を下アゴに押してけて、舌も固まてしまいます。
重いものを持つときは、力をだすために奥歯をかみしめますよね。
それと同じように、ストレスを受けることで奥歯をかみしめることが多くなると、体全体が力むこととなり疲労が発生します。
鼻の神経は、人間の神経の中で唯一、脳へダイレクトにつながっている神経です。
不快な匂いや鼻からの呼吸が苦しいと、鼻から脳に情報がダイレクトに伝わり、脳から体を守ろうとする命令がすばやくでます。
そうすると、体全体が緊張することとなり、疲労へとつながります。
目の疲労を解消するためには、「まぶたの上から指で眼球で触れる」方法です。
目を閉じて、 両眼を閉じて、まぶたの上から眼球に手を置きます。
人差し指、中指、薬指の指を軽くそろえて、眼球の丸みにフィットするようにあてます。
指のはらで柔らかくタッチして3分間、手をおいたままにしておきます。
まぶたを強くおさえると、血圧が急激に低下します可能性がありますので、肩や手首の力をぬいて、できるだけソフトに眼球にタッチすることを心がけてください。
目に手を当てているうちに、じわっと目の周辺のはりが緩ますことで、目を動かす筋肉が緩んでいきます。
耳の疲労を解消するためには、「耳を引っ張る」方法が有効です。
親指と中指もしくは人差し指をつかい、耳の内側と外側から耳の付け根を軽くつまります。
そして、頭の骨から耳の付け根を2〜3ミリ程度浮かせるように引っ張ります。
耳をつまんで軽く持ち上げたら、いろいろな方向に耳を引っ張ります。
こうすることで、耳周辺の血行が良くなり、耳の機能が上がり、耳から入るストレスへの耐久性や処理能力が上がることで、疲れにくくなります。
口の疲労を解消するためには、「舌をまわす」方法が有効です。
舌を唇と歯の間に入れます。そのまま舌で上歯をなぞり、上の歯をなぞり終わったら、下の歯を舌でなぞります。
つまり、歯を舌でなぞりながら、舌を回してください。
舌を回すうちにスムーズに動かせるようになるまでおこなってください。
鼻の疲労を解消するためには、「鼻の付け根をつまむ」方法が有効です。
片手の親指と人差しで鼻の根本あたりを軽くはさみます。
もう一方の手のひらを軽く額に触れます。その状態で、鼻で、深呼吸してください。
つまんだ鼻とひたいに当てた手の間が、呼吸のたびに伸びていくイメージでおこなってください。
「疲労」は、自分が感じている以上に知らぬまに積み重なっていきます。
それが限界に達した場合は、体がガス欠をおこして、通常の日常生活に復帰まで、かなりの時間をようしてしまいます。
それを防ぐために、今回のブログが、「疲労」の原因となるストレスを最前線で受ける「目」「耳」「口」「鼻」の感覚器へのケアすることの助けになれば幸いです。
それでも、「疲労」が取れないようでしたら、お近くの病院や治療院で検査と治療を受けられることをおすすめします。
当院でも「疲労」に対する施術を行っておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に疲労への解消法についてブログを書いておりますので参考にしていただけたら幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
2024年は、
「スローで優しい習慣」
が流行するのではないかと言われています。
「スローで優しい習慣」とは、少しでもいいので健康に関する習慣を始めて、それを積み重ねていくことで、健康を促進するという考え方です。
確かに、体にとって良いことをおこないたいけれども、何をしていいかわからない、また、忙しい日常生活の中ので、持続してできるのかがわからないと思われる方も多いかと思われます。
そこで今回は、誰にでも簡単に毎日でもできる健康を促進する方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、2024年も健康で楽しく日常生活を送れます。
体を健康に保つには、
「睡眠」
「血流」
「刺激」
が必要です。以下でそれぞれの質を上げる方法について紹介させていただきます。
睡眠 睡眠が不足すると、
・体の疲れが取れない
・太りやすくなる
・注意力が散漫になる
・自律神経の機能が低下す
など、体に影響します。
睡眠で一番、重要なのは、
「睡眠の質」
を上げることです。
「睡眠の質」を上げるには、自律神経の働きの中でも、体をリラックスして回復モードとなる副交感神経の働きを高めることが必要です。
この副交感神経の働きを高めるためにできる簡単な習慣は、
「39度から41度に設定した湯船につかる入浴をする」
ことです。
体全体を一度、入浴で温め、そこから体温が下がっていく過程で、副交感神経の働きがこう進して、体はスムーズに睡眠モードに入ります。
この過程を踏めば、睡眠の質を上げることができます。
「血流」
血流が全身にスムーズに巡ることで、体を回復させ活動させるための、タンパク質やミネラルなどの栄養・酸素・水分などを運んでくれます。
血流が滞ると、疲労が回復せず、体の筋肉や関節が硬くなることで各所で痛みが発生します。
血流を良くするための習慣は、
「深い深呼吸」
をすることです。深呼吸をすることで、血管が広がるための物質が体の中で分泌されて、血液の循環が促進します。
深呼吸の方法ですが、息をはく方にしっかりと意識することが大切です。
深呼吸の方法は、
「口から6秒かけて息をはいて、鼻から3秒かけて息を吸う」
ようにしてください。
座位や立位といった姿勢でずっといると、同じ筋肉しか使わないために、体に「刺激」が不足して、筋肉が固まって、痛みや疲労が体におこります。
体に「刺激」を入れる方法としては、
「背伸び」
をしてください。
体は、地球の重力のために、下へ引っ張られる力がかかります。
ですので、「背伸び」をすることで、重力に反する「刺激」を体に加えることで、体を固まることを防ぐことができます。
厚生労働省が主導する健康日本21第三次では、
「全ての国民が健やかで心が豊かに生活できる持続が可能な社会の実現」
というビジョン実現のため、基本的な方向を
・健康寿命の延伸
・健康格差の縮小
・個人の行動と健康状態の改善
・社会環境の質の向上
・ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり
の4つをあげています。
この中の「個人の行動と健康状態の改善」をおこなううえでも、今回、紹介させていただいたことが今年、皆様の健康を促進するための助けになれば幸いです。
それでも、ご自身の体調管理に不安をお持ちでしたら、お近くの治療院でご相談されることをおすすめします。
また、当院でも、健康に関してのご質問や体のメンテナンスのご要望を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
「睡眠」「血流」「刺激」についてのブログを書いておりますので参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
60歳代女性の方が、左のひざの外側の痛みで来院されました。
ボーリングが趣味で、週2〜3回ほど教室にも通われておられて、毎回、10ゲーム以上もされるとのことです。
ここ1か月ほど、左のひざの外側の痛みが発症。
それ以前は、お尻の痛みで寝られないこともあったが、最近は、その症状はでていないとのこと。
ボーリングができないほどのひざの痛みではないが、これからもボーリングを続けたいので、ひどくなる前に治しておこうと思い来院を決めたそうです。
そのかたにフォームを見せていただくと、ボールを手から離した段階で、左ひざの外側に負荷がかかっていることがわかりました。
そこで今回は、ボーリングを熱心におこなったことで、左のひざの外側の痛みが発症した理由とその対策を紹介させていただきます。
このブログを読んでいいただくことで、ひざの痛みに邪魔されることがなくボーリングが楽しむことができます。
ボーリングのフォームのフィニッシュは、右利きの方でしたら、左足一本で体を支えて立ちます。
ボーリングの球を投げた際に、ボーリングの球の重さがなくなることで、体が左方向に倒れる力が働きます。
それを支えるために、左足の外側の筋肉やじん帯を緊張させます。
このような、ひざの内から外にかかる力を支えるのに、お尻からひざをこえてふくらはぎ前外側につく「腸けいじん帯」が働きます。
また、「腸けいじん帯」は、お尻や太ももの前外側にある筋肉が緊張することで働きます。
「腸けいじん帯」が緊張すると、太ももの下の方の外側の骨、つまり、ひざの外側に押し付けられこすれます。
ランニングやボーリングなど、足に負荷をかけるスポーツでは、膝の外側の骨と「腸けいじん帯」がこすれすぎると、炎症をおこして痛みを発します。
これは「腸けいじん帯炎」と呼ばれる症状で、スポーツだけではなく日常生活にも支障がでるため、対策が必要です。
太ももの下の方の外側の骨に、「腸けいじん帯」がこすれないようにするには、「腸けいじん帯」を緊張させるお尻や太ももにある筋肉にアプローチする必要があります。
以下で、お尻や太ももにある筋肉を緩めるためのストレッチの方法紹介していきます。
イスに座り、ひざを曲げて、両手でひざを抱え込む
左ひざを右脇に両手で足を20秒間引きつける
これを左右に交互に3セットおこなってください。
左手で壁を持ち、右足を左の斜め前に、左足を右の斜め後ろに置いて、足をクロスさせる。
この時に体重は左足にかける。右のひざを曲げて、体重を右の足にのせて、体を壁方向に近づけ、左股関節を20秒間、引き伸ばす。
これを左右に交互に3セットおこなってください。
右ひざを屈曲して、右のかかとが右のお尻の外側に位置するように、右手で足を持つ
足を持った右手でかかとをお尻に近づけるように引っ張り上げる状態を20秒続ける。
これを左右に交互に3セットおこなってください。
最近のボーリング人口を見ると、60歳以上の方がボーリングを始める割合が増えている報告がされています。
つまり、ボーリングは、生涯を通してできるスポーツですので、ぜひ、楽しんでと続けていただきたいです。
ボーリングに取り組んでおられる方にとって、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、左のひざの前外側の痛みが取れないようでしたら、お近くの病院か治療院で検査、治療を受けられることをおすすめします。
当院でも今回のような症状への治療をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他のひざの痛みついてのブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
五十肩が主訴の40歳代の男性の方が来院されて、
「寝ていると、1、2時間おきに肩の痛みで起こされるんですよ」
「朝、起きたら肩がこわばって、しばらくするとおさまるけど」
「どんな体勢で寝た方がいいんですか?」
などというご相談を受けました。
寝ているときに肩に痛みがでるのは、
「夜間痛」
と言われ、五十肩の初期から中期によく見られる症状です。
五十肩は、治癒までに1から2年ほどかかります。
その間、肩の痛みで、人間が体を回復させる基本の機能である睡眠に支障がでるのは問題です。
そこで、今回は、五十肩になるとなぜ夜間痛がおこるのかと夜間痛を引き起こさないための寝る体勢を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、五十肩による夜間痛を引き起こさず睡眠をとることができます。
肩の関節は、腕の骨と肩甲骨で構成されています。肩関節の上の部分には、1センチほどの隙間があります。
そこには筋肉やじん帯、滑液包(関節をスムーズに動かすために潤滑油のような役割の液体が入った袋)が、ぎっしりつまっています。
肩や腕を使いすぎやケガなどで、肩関節の上の部分には、1センチほどの隙間にある筋肉やじん帯、滑液包が、腫れたり硬くなる場合があります。
そうすると、肩関節の上の部分の1センチほどの隙間がつまり圧迫されることで、
・肩関節の可動に制限がでる
・肩関節の周辺の血流が低下して腕の骨自体が腫れる
・肩関節の周辺の神経が過敏になって痛みを感じやすくなる
などという状態にな理、五十肩が発症します。五十肩による可動域の制限は、
・手のひらを前にして腕を外側にねじる動作
・体の後ろに手を回して腰ひもを結ぶような動作が特に低下します。
この動作をすると、肩関節の上の部分の1センチほどの隙間が狭くなり圧迫力を上げて、肩の痛み助長します。
つまり、夜間痛がでるのは、寝ている時に、上記の2つの動作を再現してしまうためです。
ですので、寝ている時に肩や腕の位置が、この二つの動作にならないように対策が必要です。
五十肩を発症されている方は、寝てる最中に肩に夜間痛がでないようにするために、腕の位置をどこに置いたらいいのか迷ってしまうというお話をよくお聞きします。
そこで夜間痛への対策として、以下のような2つの寝る体勢を紹介させていただきます。
上向きで寝ると、腕の重さで肩の痛めた部分を引っ張り、夜間痛を引き起こします。
これを回避するには、肩甲骨を動かして、腕の重さで肩の痛めた部分を引っ張らない角度にする必要があります。
しかし、上向きで寝ると、肩甲骨が体とベッドの間にはさまって、動けなくなります。
それを防ぐためには、腕が体の下に落ちないように、肘の下にクッションをひき、さらにおなかの上にクッションを置いてその上に腕を置くようにしてください。
こうすることで、夜間痛を引き起こす、肩への負荷を軽減できます。
五十肩による夜間痛をひきおこす要因の一つとして、前述したように肩の関節への血流障害があげられます。
痛い肩を下にして横向きで寝ると、痛い方の肩側の腕が、体とベッドにはさまれて、血流障害を引き起こします。
結果、夜間痛を引き起こします。
また、痛い方の肩を上にして横向きで寝た場合は、肩から腕が下方向に下がります。
そうすると、腕の重みで肩の痛みがでている部分を引っ張り、こちらも夜間痛を引き起こしやすくなります。
横向きで寝る場合は、大きめのクッションや布団を抱き抱えるように寝てください。
そうすることで、痛めた肩の血流障害やけん引されることを防ぎ、結果的に夜間痛がでる要因を防ぐことができます。
まとめ
五十肩によって引き起こされる睡眠障害は、精神的にもストレスや疲労を引き起こします。
少しでもそのつらい思いを防ぐために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも五十肩による夜間痛によって睡眠が妨げられるようでしたら、お近くの病院や治療院で、肩の動きをつけたりサポートするための治療を受けられることをおすすめします。
当院でも五十肩の施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他の肩の痛みついてのブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広