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先日、生後6カ月のお子さんを持つ30歳代のお母さん方が、腰の痛みを訴え来院されました。
状況をお聞きすると、最近、お子さんに添い寝をして寝ていると、腰が痛くて目がさめるようになってきたので、心配になってメンテナンスに来られてとのことです。
乳児をもつお母さん方は、お子さんの授乳や夜泣きのために、夜間に起きることも少なくありません。
その上に、腰痛で睡眠が邪魔されることは、子育てに影響します。
そこで今回は、乳児をもつお母さん方が寝ているときに腰痛を感じる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お子さんと添い寝をしているときに起こる腰の痛みを予防できます。
お母さん方が、赤ちゃんと一緒に寝ているときに、腰痛で目がさめる主な理由は、
「寝返りの不足」
です。
通常の成人では、一晩の寝返りは、平均24回はうつとされています。
しかし、お母さん方が赤ちゃんと一緒に寝るとき、布団の幅の不足やお子さんへの安全を確保するために、寝返りが不足します。
寝返りをうたないと、同じ姿勢で寝る時間が増えます。
同じ姿勢が長くなると、同じ筋肉に負荷がかかることで硬くなり痛みが発生します。
また、腰と同じ位置にある内臓の重みが、同じ姿勢で寝ることで、同じ方向にかかることで、腰にある血管が圧迫されてり、腰部の筋肉に栄養や酸素が届かず、痛みを発生させやすくなります。
赤ちゃんと一緒に寝ることで寝返りが不足することで起きる腰痛への対策を以下で紹介していきます。
赤ちゃんと一緒に寝る場合、寝返りがうてるスペースを確保するために、寝具の幅を大きくすることも有用です。
寝返りをうつための寝具の幅の目安は、肩幅の左右にそれぞれ20センチをプラスした幅、もしくは、肩幅の2.5〜3倍が必要です。
それに赤ちゃんが寝るためのスペースがプラスされます。
ベッドサイズで言えば、幅が140センチあるダブルがおすすめです。
産後は、骨盤が不安定になることで支えるために筋肉を使いすぎることや運動が不足することで、筋肉が硬くなりやすい。
産後に固くなった筋肉のお母さん方が、スムーズに小回りの効いた寝返りをうつためには、体をねじる動きを上げる必要があります。
そのためのストレッチの方法は、
上向きで寝てひざを曲げます。ひざを右にゆっくり可能な角度まで倒して、息をはいてそのまま5秒間、キープします。
それが終われば、倒したひざを元の位置の体の正面に戻します。
次は、ひざを左にゆっくり可能な角度まで倒して、息をはいてそのまま5秒間、キープします。
これを3セットおこなってください。
上向きで寝て、片ひざを両手で抱えます。
ひざを腰に痛みがでない程度に胸に近づけて、息をはきながら、その状態を5秒間、キープします。
反対の足も同じようにおこなってください。これを3セットおこなってください。
上向きで寝て、足の裏にタオルを引っ掛けて、足を腰に痛みがでない、可能な角度まで上げる。
足をあげたら、かかとを前に押しだすように、太ももやひざの裏を伸ばす。
息をはきながら、その状態を5秒間、キープします。
反対の足も同じようにおこなってください。これを3セットおこなってください。
乳児を育てているお母さんへの健康の自覚状態を調査したところ、健康の状態が良好であると回答した方は、30パーセントをきる報告がされています。
そういった育児にお疲れのお体を回復させるには、睡眠が必要です。
腰の痛みで、それが妨げられないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも夜間に腰痛で起こされることが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に腰痛の対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
先日、40歳代の美容師の女性の方から、夜間に尿意を感じて起きることが多くなって、ストレスを感じていることをお聞きしました。
立ち仕事の女性の方から、こういったご相談を受けることが多いです。
夜、寝ている間に、1回以上、トイレに起きることを、国際尿禁制学会では、
「夜間排尿」
と定義しています。
夜間排尿は、睡眠の質を低下させることで、疲労の回復が遅れたり昼間の眠気によって活動に影響を及ぼします。
そこで今回は、立ち仕事の女性の方が、夜間頻尿が発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいいただくことで、夜にトレイで起こされるストレスが解消できます。
美容師や学校の先生、介護士などのお仕事の方々は、長時間、立った状態で業務をされています。
そうすると、血液は重力によって、下半身に降りやすくなります。
この下半身におりた血液を、心臓に戻すのは、太ももやふくらはぎの筋肉です。
お仕事による疲労や冷えなどによって、足の筋肉が硬くなって、血液を心臓に押し戻せなくなり、足にむくみが発生します。
そして、家に帰って、その状態のまま、夜、睡眠を取るために横になると、血液の流れは重力の影響を受けなくなります。
横になったことで、足にたまった血液が、上半身に戻っていきます。
そうすると、老廃物がたまった血液をろ過して、尿として体の外に排出する量が、一気に増えます。
このため、立ち仕事の方は、夜間、トイレのために起こされることが多くなるのです。
立ち仕事の方の仕事の特性のため、夜間頻尿が発生しやすいです。
しかし、夜間頻尿の中には、病気によって発症している場合があります。
以下で、頻尿を症状とする病気をあげていきます。
ぼうこう炎
ぼうこう炎はぼうこうに炎症が起こることで発症します。
特徴としては、尿意が強く感じる・排尿する際に痛み・腰痛や腹痛・:尿の異常な臭いや濁り・発熱、を伴います。
尿道炎
細菌などによって尿道に 炎症が起こることで発症します。
特徴としては、うみや血液などの分泌物が尿道から出る・尿の排せつ口が痛むなどの症状が伴います。
尿道狭さく症
尿道が狭くなることで、排尿が困難になります。
ぼうこう過活動症候群
40歳以上の方の8人に1人は発症している病気で、ぼうこうの筋肉が過敏に収縮することで生じる。
子宮筋腫
子宮内にできる良性の腫瘍が、ぼうこうに圧迫することで、頻尿を引き起こす。
糖尿病
糖尿病による血糖値の異常は、腎臓が余分なブドウ糖や水分を体外に排せつしようとする機能します。
これにより、尿の量が増加して、頻尿が引き起こします。
頻尿が続くようでしたら、まず一度、病院で検査されることをおすすめします。
日本泌尿器学会による認定専門医の一覧のリンクです。
https://www.urol.or.jp/specialist/list/
日本泌尿器学会による認定専門医が所属されている病院のリンクです
https://doctorsfile.jp/search/ft22/
立ち仕事の方の夜間排尿を防ぐには、重力によって下半身におりた血液によって起こるむくみへの対処がポイントです。
寝る前までに、むくみを減らすことで、夜に尿が作られる量が減らすことができます。
その方法について、以下で紹介させていただきます。
下半身から上半身に血液を戻す際に、足の付け根が硬いと、戻りにくくなります。
ですので、通りやすいように、足の付け根をゆっくり優しく、30秒ほどさすってあげてください。
仕事から帰宅したら、クッションや台などの上に足をおいて、足を上げた状態をキープしてください。
上げる足の高さは、30分間、足をあげても、腰やひざなどに負担を感じない程度を目安にしてください。
10センチでも足を上げれば効果がでます。
上向きで寝て、両手と両足を真っすぐ上にあげて、手首とひざを軽く曲げた状態で、手と足をぶるぶると30秒ほど振ってください。
心臓よりも上に手足をあげることで、血液を体の中心まで戻します。
毎日、立って仕事をするには、しっかりした睡眠をとって体を回復させる必要があります。
夜間頻尿によって、それが妨げられないように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも夜間頻尿が解消できないようでしたら、お近くの治療院でお体のメンテナンスされることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、足のむくみへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
2月も中旬をすぎると、花粉が飛散し始めます。今年の花粉の飛散量は、例年並みと予想され、ほとんどの地域で要注意レベルをこえるそうです。
花粉症がひどくなると、
・ 鼻水
・くしゃみ
・鼻づまり
・目のかゆみ
・皮ふのかゆみ
・けん怠感
・発熱
などの症状がおこし、日常の生活に大きな影響を与えます。
そういった花粉が飛ぶこの時期になると、当院でおこなっている花粉症へのメンテナンス施術を、ご希望される方が多く来院されます。
そこで今回は、当院がおこなっております花粉症の施術について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、花粉症によるお悩みを解決できます。
春は、花粉が空気中に大量にまうことで、体にも花粉が多く入っています。そうすると、体は、花粉が体にとって害があるものだと誤って認識する場合があります。
体が誤認識をすると、花粉を排除するために、鼻水やくしゃみなどの症状をおこします。
こうして、花粉症は発症します。
花粉症への対処方法は、投薬や注射、鼻洗いなどいろいろとありますが、当院では、花粉症には鍼治療をおこないます。
この鍼治療の方法は、研究によって効果が医学的にも証明されています。
ご興味のある方は、下記のリンクをご覧ください。
「鼻アレルギー に対する星状神経節刺鍼の効果」
https://www.jstage.jst.go.jp/…/jjsam…/38/3/38_3_281/_pdf
「頚部交感神経幹近傍鍼通電刺激の鼻部皮膚温に及ぼす効果」
https://www.meiji-u.ac.jp/bulletin/2012-06/02_ando.pdf
もし、かかりつけの鍼をあつかっている治療院に通っておられるようでしたら、上記のような花粉症の治療法をおこなっているかを聞いてください。
ただ、少々、特殊な鍼治療ですので、おこなっている治療院は少ないかもしれません。
この治療法の特徴は、「即効性がある」ということです。
この花粉症に対する鍼治療を受けた方は、その日か、もしくは翌日から効果を感じていただけます。
しかも、2、3回の治療で、半年から1年ほど、その効果が継続します。
効果が高いかもしれないけれども、鍼治療が怖いという方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、実際のところ、鍼の治療自体は、ほとんど、痛くないか、もしくは痛みがでてもチクっとするだけでです。
鍼も4カ所ほど打つだけなので、治療時間は3分もかかりません。
初めて恐々、花粉症の鍼治療を受けられた方も、「こんなもんなんだ〜」とおっしゃる方がほとんどです。
これだけ研究されている花粉症ですが、いまだに完治というのはむずかしい症状です。
ただ、花粉が多い春のシーズンだけでも、今回、紹介させていただいた鍼治療で花粉症を軽減できます。
お近くの治療院で、この治療法を受けられることで、皆様の花粉症対策のお役に立てれば幸いです。
当院でも花粉症に対する鍼治療をおこなったおりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
シニアの女性の方から、
「スクワットが体にいいってテレビで言ってたのでやろうと思うんですけど、どうやってすればいいですか?」
というご相談をよくいただきます。
スクワットは、確かに下半身を強化するには、効果が高い筋力トレーニングです。
しかし、体にしっかりとした負荷がかかる筋力トレーニングでもありますので、ご自身の状態に合わせて、正しくおこわなければ、かえって体を痛めてしまう場合もあります。
晩年まで、舞台に立ち続けられた女優の森光子さんが、毎日、スクワットを続けておられたのは有名な逸話です。
一時期、それがテレビで報道されると、それにならって、スクワットに挑戦されてたシニアの女性の方が増えました。
その結果、腰やひざを痛めてしまった方をよくお見かけました。
森光子さんは、長年、体を鍛えたれておられたからこそ、毎日、スクワットができたのでしょう。
そのことから、いきなりしっかりとスクワットすることは、体が対応できずに、痛めるリスクが高いと思われます。
そこで今回は、スクワットの初心者が体を痛めてしまう理由とスクワットの初心者に適した低負担のスクワットの方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、スクワットの入門の時点で体を痛めることを避けながら、体を鍛えることができます。
シニアの女性の方が、スクワットをおこなうことで体を痛めるのは以下の理由が考えられます。
スクワットは、背中、腰、お尻、足などの多くの筋肉に負荷をかけるトレーニングです。
十分な筋力がないと、適切なフォームでスクワットをおこなえずに、お体を痛めてしまう可能性があります。
スクワットはひざ、股関節、腰などの関節に負荷をかけるトレーニングです。
関節の動きが硬い場合、スクワットをするときに、各関節との連携がうまくいかず、正しいフォームで動くことが難しくなります。
そうすると、関節への不適切な負荷がかかり、お体を痛めてしまう可能性があります。
スクワットをする際に、姿勢が悪い状態でおこなうと、腰や背中に不必要な負担がかかり、お体を痛めてしまう可能性があります。
例えば、腰痛、ひざの問題などが、現在あるもしくは過去にあった場合、スクワットをおこなうことで、悪化することで痛みを発症させる可能性があります。
スクワットは効果が高い筋肉トレーニングですが、適切におこなうのは難しくもあります。
ですので、まずは、スクワットを2分割して、低負荷から始めることをおすすめします。
その方法を以下で紹介していきます。
肩幅に足を開き、足先を少し外に向けて立ちます。
姿勢は直立し、背中はまっすぐに保ちます。腕は前に伸ばして、壁に手をつけます。
股関節を意識してお尻を後ろに引くイメージで、ひざを45度あたりまでゆっくり曲げます。
このとき、足先よりひざが前に出ないように気をつけて、背中もまっすぐの状態に保ちます。
この状態を5秒間、キープします。腰を落とし過ぎないように注意します。
ひざをゆっくりと伸ばして、元の立ち姿勢に戻ります。
イスに背筋を伸ばして、ひざが90度に曲がった状態で座ります。
片方のひざを45度まで上げて、5秒間キープします。
足を下の位置に戻したら、反対側のひざも同じようにおこなってください。
この2分割したスクワットを、各5回おこなってください。
慣れてきたら、段階的に回数を増やして、最終的には15回を軽くできるようになることを目指してください。
本格的なスクワットをご希望の方は、まずは、このスクワットを少なくとも1カ月おこない、基礎筋力がつけることをおすすめします。
スクワットは、筋力の強化、エネルギー上昇、骨密度の向上、関節の可動域の向上、姿勢の改善などなど、非常に効果が高い筋力トレーニングです。
そのスクワットを安全におこなうためにも、入門の方法として、今回のブログで紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もしそれでも、スクワットによって体に違和感が出るようでしたら、お体をメンテナンスされることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みについての施術を行っておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
筋肉のケアに関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
70歳代の女性の方が、友人から背中が丸くなって姿勢が悪くなっていることを指摘されたというお話をお聞きしました。
そのときに、これから年齢を重ねると、どんどん背中が丸くなっていくのではないかと不安に思われたそうです。
ご高齢の方によく見られる背中が大きく丸まった姿勢は、
「円背(えんぱい)」
と呼ばれています。
これは、背骨の変形によって引き起こされます。
男性は60歳、女性は50歳を過ぎると、背骨が変形しやすくなると研究報告がされています。
いったん、背骨が変形してしまうと、元には戻らないんで、背筋を伸ばして姿勢を維持することが難しくなります。
背中が丸くなる姿勢は、転倒しやすくなったり、上のものを取りにくくなったりなど、日常生活に支障が出やすくなります。
ですので、なるべく背骨が変形する進行を防ぐ必要があります。
そこで今回は、背骨の変形が進む要因と、それお予防するための方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、年齢を重ねても背筋が伸びた姿勢を維持できます。
ご高齢の方が、背骨の変形が進むことで背中が丸くなる姿勢になってしまう要因について、以下で紹介させていただきます。
地球上ですごすときに、体には常に重力がかかります。
重力に負けず姿勢を維持するには、それを支える筋力が必要です。
しかし、加齢によって、姿勢を維持すための筋力は低下します。
その研究では、20歳の時に比べて、70歳前後では、筋肉量は約30%も減少するという報告がされています。
これは、若いときより髪の毛が細くなるように、筋肉の線維も加齢とともに細くなるためです。
また、高齢になると、仕事や子育てで忙しく過ごしていたときより、活動が低下することも、筋力低下の要因です。
姿勢を維持する筋力が低下することで、体が重力に引っ張られて、背骨に負荷もかかり、背中が丸くなる姿勢となっております。
70歳の骨の強さは、20歳のときと比較して、約20〜30パーセントも低下します。
背骨が弱くなると、背骨に軽く圧がかかっただけでも、変形が進んだり、いつの間にか骨折と呼ばれる、背骨がつぶれる骨折を起こしやすくなります。
そうなると、背骨を積み重ねている角度が変化して、背中が丸い姿勢となってしまいます。
このように、筋肉の量や骨の強さの低下が背中が丸くなる姿勢を進行させる要因となっています。
気がついた時には、背中が曲がった姿勢になっていたというお話をよくお聞きします。
背中が丸くなる姿勢になっていくときには、以下のような状態が体におきますので、チェックが必要です。
背中が丸くなる姿勢は、太ももの前の筋肉に非常に負荷をかけます。
そのため、太ももの前の筋肉が疲れて硬くなり、伸びなくなります。
正座は、太ももの前の筋肉が伸びることで、可能な座り方です。
ですので、正座が困難である場合は、姿勢が背中が丸くなってきていることが要因となっている可能性があります。
筋力が低下は、ペットボトルのキャップが開けられるかどうかが、わかりやすい一つの目安となっております。
ペットボトルのキャップが開けることができないようせしたら、背中が丸くなる要因である筋力低下が起こり始めている可能性があります。
背中が丸い状態の姿勢は、歩くときに重心が定まらず、フラフラしたり、つまずきやすくなります。
歩きづらくなったことを感じた場合は、背中が丸くなる姿勢になり始めている可能性があります。
背中が丸くなる姿勢を予防するためには、筋力の維持と増加が必要です。
筋肉を刺激することで、骨も刺激され強くなります。
しかし、無理をするとかえって筋肉も骨も痛めてしまう場合があります。
ですので、安全で簡単にできる筋肉を刺激する体操を以下で紹介していきます。
上向きで寝て、ひざを曲げます。
大きく鼻で息を吸った後で、床に接する背中から腰を床に押し付けるように口から息をはいてください。
これを7回繰り返してください。
イスに両足を床にしっかりとつけて背中を伸ばして座る。
両手を組んで、下から体の前に円を描くように、肩の高さまで上げていきます。
その状態を10秒キープします。これを5回、繰り返しておこなってください。
足は肩幅ぐらいに開き、壁に手をつけます。
息を吸いながら、かかとを上げてつま先立ちの姿勢にして、5秒間、キープします。
息をはきながら、かかとをゆっくりと下ろします。
この動作を5回、繰り返してください。
背中が丸くなる姿勢が続くと、呼吸が浅くなったり、内臓が圧迫されて機能も低下しやすくなります。
健康で年齢を重ねるためにも、背中が丸くなりすぎない姿勢を維持する必要があります。
そのための方法として、今回のブログで紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。
もしそれでもお悩みが解消しないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のお悩みに対して施術を施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に姿勢に関するブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広