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血流 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 44の記事一覧

シニア女性の方の散歩を快適に!かかと内側の痛み要因とその対策や予防法

2024.09.29 | Category: ウォーキング,予防,体操・ストレッチ,土踏まず,姿勢,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,疲労,筋肉疲労,血流,足のアーチ,足の小指,足の指の痛み,運動,関節

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

毎日の散歩を楽しんでいたのに、急にかかとの内側が痛くなってしまったということはないですか?

適度な運動は健康維持に欠かせませんが、その運動によって思わぬトラブルを引き起こすことがあります。

当院でも、特に、シニアの方々から、歩いていると、かかとの内側に痛みについてのお悩みをよくお聞きします。

実は、50歳以上の方の約10%がかかとの痛みを経験しているというデータもあるのです。

かかとの内側の痛みは、日常生活に大きな支障をきたします。

特に、ご高齢者の方にとっては深刻な問題となりかねません。

例えば、日課の散歩ができなくなったり、グランドゴルフでホールを回っている途中であきめざるを得なくなったりすることがあります。

さらに、買い物や旅行に行く自信を失ってしまうなど、生活の質が著しく低下してしまうのです。

この痛みは、歩くたびにズキズキと感じられ、長時間の歩行が困難になります。

高齢者のかかと痛みは、単なる不快感以上に、活動的な生活を送る上での大きな障害となるのです。

そこで今回は、かかとの内側の痛みが引き起こる原因とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読むことで、かかと内側の痛み改善法についての理解が深まり、自分の症状に合った対処法を見つけ、再び楽しく散歩やグランドゴルフを楽しめる日々を取り戻せます。

 

 

 

シニアの方が散歩で引き起こすかかと痛みの3つの原因

 

かかとの内側の痛みが発症する原因として、以下のことが考えられます。

 

足底筋膜炎による炎症

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)は、かかとの痛み原因として、最も一般的です。足の裏にある足底筋膜(そくていきんまく)という組織に炎症が起こる状態です。

特に、高齢者のかかとの痛みの原因としてよくみられます。

足底筋膜は、かかとから足の指まで伸びる強い組織で、足の土踏まずのアーチを支える役割があります。

年齢とともに筋力が低下し、急激な運動量の増加や長時間の立ち仕事などで過度な負担がかかると、この組織に微細な損傷が生じます。

これが炎症を引き起こし、かかとの内側に痛みを感じるようになるのです。

 

加齢による足の構造変化

加齢に伴う足の構造変化も、高齢者のかかとの痛みの重要な原因です。

年を重ねるにつれ、足のアーチを支える筋肉やじん帯が弱くなり、足の形状が変化します。

具体的には、足の土踏まずを構成しているアーチが低下し、足底の脂肪によるクッションがつぶれて薄くなります。

これにより、歩行時に、かかとにかかる衝撃が増大し、痛みを感じやすくなります。

また、関節の柔軟性も低下するため、歩行時の衝撃吸収能力が減少することも、かかとに負荷が増大して、痛みが生じやすくなる。

 

過度な運動による負担

急激な運動量の増加や不適切な運動方法も、かかとの痛みを引き起こす原因です。

特に、散歩やグランドゴルフなどの活動を急に増やした場合に注意が必要です。

その運動活動量に、足の筋肉やじん帯が対応できない急激な負荷の増加は、これらの組織に過度なストレスをかけ、微細な損傷を引き起こします。

これが炎症や痛みの原因となる。

 

 

 

シニア女性のかかとの痛みへの3つの対策と予防法

 

かかとの内側の痛みへの有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

足裏ストレッチによるかかと痛み対処法

足裏ストレッチは、高齢者のかかとの痛み対策として非常に効果的です。

このストレッチは足底筋膜の柔軟性を高め、かかとの痛みを軽減します。

 

タオルを使ったストレッチ

1. 床に座り、足を前に伸ばします。

2. タオルを片方の足の裏に掛け、両端を手で持ちます。

3. タオルを引っ張り、つま先を体の方向に引き寄せます。

4. その状態で、20秒間、保持します。

5.反対側の足も同じようにおこないます。

6.左右の足を交互に、これを3回繰り返します。

アメリカ整形外科学会の研究によると、定期的な足裏ストレッチを行った患者の80%以上が症状の改善を報告しています。

 

足指のストレッチ

1. イスに座り、足を床に平らに置きます。

2. 足の指を広げ、5秒間、保持します。

3. 次に、足の指をグーッと曲げ、5秒間、保持します。

4. これを、10回、繰り返します。

 

適切な靴の選択

かかと痛み対処法として、適切な靴の選択は非常に重要です。特に、高齢者のかかとの痛み対策には、足に優しい靴を選ぶことが欠かせません。

 

アーチサポート付きの靴を選ぶ

アーチサポート付きの靴をはくことで、足底筋膜にかかる負担を軽減し、歩行時の足の痛み軽減に効果があります。

靴の専門家であるシューヒッターが在籍している靴屋や、ウォーキングジューズ専門店などで相談し、自分の足に合ったアーチサポート付きの靴を見つけることをおすすめします。

 

クッション性の高い靴を選ぶ

クッション性の高い靴は、歩行時の衝撃を吸収し、かかとへの負担を軽減します。

クッションの高さは、一般的に、ミッドソール(靴底の中間層)の厚さが、10〜15mmあると、十分なクッション性が得られます。

クッションの適度な硬さは、指で押したときに2〜3mmへこむくらいが目安です。

クッションのバランスとして、かかとからつま先にかけて、なだらかに傾斜しているのが理想的です。

以上のようなことが、靴のクッション性を見る際の基準とですが、年齢や体重によって、最適なクッション性が変わる場合もあります。

実際に靴をはいて歩いてみて、自分の足に合うかどうかを確認することが最も重要です。

また、専門店で靴のフィッティングを受けることで、自分に最適なクッション性を見つけやすくなります。

 

サイズと幅の適切な靴

靴は、足の縦のサイズだけではなく、幅にも注意して靴を選びます。

靴をはいたとき、つま先に、1cm程度の余裕があることを確認します。

足のサイズは、日々の体調によって、微妙に変わってきますので、靴ひもやマジックテープで調整が可能な靴を選ぶと、足のむくみにも対応できます。

 

日常生活での工夫

日常生活での工夫も、かかとの内側の痛み改善法として重要です。

 

体にあった運動量を考える

かかとが痛いと、安静にしなさいと言われたというシニアの方も多いです。

このような状況では、適度な活動と休息のバランスをとることが重要です。

完全な安静ではなく、「相対的な安静」にすることが大切です。

そのためには、例えば、

 

・一度に、長時間、歩くのではなく、5~10分程度の短い歩行を1日に、数回、おこなう

・プールで歩行することで、体重によるかかとへの負担を軽減しながら運動をする

・エアロバイクで座った状態の所定の酸素運動で、かかとへの直接的な負担は避ける

 

といったことをおこなって、かかとに負担をかけずに運動をおこなってください。

さらに、ウォーキングを始める前のウォーミングアップと、終了後のクールダウンを忘れずにおこなうことで、けがのリスクを減らし、かかとを含めた体への負担を軽減できます。

 

足の裏のケア

散歩後やグランドゴルフなどをおこなって歩いた後に、足の裏のケアは、かかとの痛みを予防するのに大切です。

そのケアの方法として、入浴後や就寝前に、テニスボールやゴルフボールを使って、足裏をゆっくりと転がし、足裏を軽くマッサージするのも有効です。

また、散歩後やグランドゴルフなどをおこなって歩いた後に、足の裏に腫れや熱感がある場合は、冷やしたペットボトルや氷袋やアイスパックを足の裏に当てることで、炎症を抑える効果があります。

ただし、冷やして帰って痛みが増す場合は、すぐにアイシングを中止をしてください。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、かかとの内側の痛みが発症する原因として、以下の要因が考えられることを説明しました。

・足底筋膜炎による炎症

・加齢による足の構造変化

・過度な運動による負担

また、かかとの内側の痛みへの対処法として、以下の方法を紹介させていただきました。

・足裏ストレッチによるかかと痛み対処法

・適切な靴の選択

・日常生活での工夫

かかとの痛みは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアすることをおすすめします。

皆さま、ぜひ今日から、これらの対策を始めてみてください。

そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆さまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、かかとの内側の痛みのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回、取り上げさせていただいたかかとの内側の痛みに対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他にも歩行に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

大股でウォーキングして股関節が痛い…、知ってほしい3つの歩き方のポイント

ご高齢者の方がウォーキングする際に、杖を2本使うのがおすすめ

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

【参考文献】

1. 日本整形外科学会:「足底腱膜炎(足底筋膜炎)」

   URL: https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/plantar_fasciitis.html

2. 厚生労働省:「高齢者の足の健康に関する調査研究」

   URL: https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000495188.pdf

 

加古川の整骨院が教える!産後ママのストレートネックが起きる要因とその改善術

2024.09.28 | Category: ストレス・自律神経障害,スマホ首,デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,家事,寝違え,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労,肩こり,育児,背骨,血流,関節,頭,首の痛み

 

皆さんこんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

普段から家事や育児に忙しい毎日を送っていて、ふと、気づいたら、首の痛みや違和感に悩まされていませんか?

特に、長時間、スマートフォンの使用や、育児や家事の際の姿勢の悪さが、知らず知らずのうちに首への負担を増やしています。

このような首の痛みや違和感を感じて、病院や治療院を受診すると、その正体が

「ストレートネック」

だと診断される方が少なくありません。

当院でも、このストレートネックについてのお悩みをよくお聞きします。

実は、日本人の約7割が、何らかの首の痛みを経験しているというデータもあるのです。

ストレートネックの症状は、日常生活に大きな影響を与えます。

例えば、洗濯物を干す際に首を上げるのがつらい、スマートフォンを見た後に顔を上げると痛みがある、振り返る際に首に違和感を感じるなど、さまざまな問題が起こります。

さらに、首の違和感が続くと頭痛やはき気などを引き起こすこともあります。

これらの症状は、徐々に悪化する可能性があり、放置すると深刻な問題に発展するかもしれません。

そこで今回は、ストレートネックが引き起こる原因とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読むことで、ストレートネックの原因や影響について理解を深め、適切なケアを知ることで、首の不快感を軽減できます。

 

 

 

ストレートネック急増中!産後ママの首を襲う3つの要因

 

 

ストレートネックとは、本来S字カーブを描いている首の骨のならびが、まっすぐになってしまった状態を指します。

正常な首の骨は、首の後ろ側が反り、前側がわずかに曲がったS字カーブを描いており、このカーブのしなりは、頭部の重さを支え、首や肩への負担を軽減する重要な役割を担っています。

ストレートネックで、このS字カーブが失われることで、首や肩の痛みや頭痛、めまい、はき気などの問題が生じる可能性があります。

そういったストレートネックが産後に発症する原因として、以下のことが考えられます。

 

スマートフォンの長時間の使用

長時間、スマートフォンを使用する際、私たちは無意識のうちに首を前に傾ける、いわゆる“スマホ首”の状態になる。

この姿勢が続くと、首の筋肉に過度の負担がかかります。

例えば、首を15度前に傾けるだけで、頭部の重さが本来の重さである約4〜5kgの負荷から、約12kgに負荷が増加するという研究結果があります。

30代の専業主婦の方々も、育児や家事の合間にスマートフォンを頻繁に使用する機会が多いでしょう。

この習慣が続くと、首の筋肉が疲労し、ストレートネックが引き起こされます。

 

産後の体調変化と姿勢の乱れ

産後の体調管理は、ストレートネックの発症と密接に関連しています。

出産後は、ホルモンバランスの変化や筋力の低下により、姿勢が崩れやすくなります。

特に、授乳時の姿勢や抱っこの仕方によっては、首に過度に曲げる機械や時間が増えることで、首に大きな負担をかけます。

この状態が続くと、首の筋肉が硬直し、ストレートネックが引き起こされます。

 

運動の不足の影響

育児中は、お子さんから目を離せないため、運動が不足する傾向にあります。

運動の不足により、首周りの筋肉が弱くなると、頭部を支える力が低下します。

このような生活習慣が続くと、頭を支える首の筋肉のバランスが崩れ、ストレートネックが引き起こされます。

 

 

 

産後お母さんも安心!ストレートネックを改善するための5つの簡単体操

 

この記事の冒頭に、30代の女性が自宅で簡単なストレッチを行っている画像を配置することをお勧めします。

例えば、リビングで子供を見守りながら、アゴを引いて姿勢を正している様子の画像が適しています。こ

れにより、読者の興味を引き、内容への理解を深めることができます。

ストレートネックの改善には、首だけでなく全身へのアプローチが不可欠です。

なぜなら、背骨は首から腰までつながっているため、ストレートネックが起きている首だけにアプローチしても、根本的な改善は難しいからです。

それを踏まえて、ストレートネック改善のための効果的な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

首の背骨を改善するためのアゴ引き体操

 

1) まっすぐに立つか、イスに深く腰かけます。

2) あごに人差し指を当て、後上方に軽く押します。

3) この状態で、10秒間、キープし、ゆっくりと元の位置に戻します。

4) これを5回繰り返します。

 

この体操は、首の背骨を正しい位置に戻す効果があります。

日本整形外科学会の研究によると、この体操を1日3回行うことで、6週間後には首の痛みが30%軽減したという結果も出ています。

 

胸の背骨を改善するための胸を開く体操

 

1) 壁に向かって立ち、手を肩の高さで壁につけます。

2) 壁に手をつけたとは、反対方向に体をひねります。

3) 胸から腕が伸びるのを感じたら、5秒間、キープし、ゆっくりと元の位置に戻します。

4) これを、5回、繰り返します。

 

この体操は、胸から腕を伸ばすことを通じて、胸の背骨にアプローチします。

 

大の字ストレッチで胸を広げる体操

 

1) 床やベッドに、上向きに寝ます。

2) 両手を広げ、大の字の形となる。

3) この状態で、ゆっくりと深呼吸をおこないます。

4) 1分間、この姿勢を保ちます。

注意点としては、この体操を、長時間、続けると腰に負担がかかる可能性があるため、短時間でおこなってください。この体操は胸を広げることで、背骨全体を整える効果があります。

 

背伸びでリラックス体操

 

1) 立った状態で、両手を頭上に伸ばします。

2) つま先立ちになり、全身を伸ばします。

3) 5秒間、キープした後、ゆっくりと手を下ろし、体の力を抜きます。

4) これを、3回、繰り返します。

この方法は、体から余計な力を抜いて、自然な姿勢に戻し、姿勢の改善に役立ちます。

 

腰の背骨を整える体操

 

1) 上むけに寝て、ひざを立てます。

2) おなかに力を入れ、腰を床に押し付けます。

3) 5秒間、キープし、ゆっくりと力を抜きます。

4) これを、5回、繰り返します。

 

この運動は腰の背骨を整え、全身の姿勢改善につながります。産後の方は、骨盤のゆがみも同時に改善できる可能性があります。

 

これらの対処法を日常生活に取り入れることで、ストレートネックの改善が期待できます。

ただし、痛みが強い場合や、症状が長期の場合は、専門医への相談をおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

首は、血圧や呼吸にセンサーがある部分ですし、体を自動調整してくれる自律神経にも係りが深く、また、体のバランス調整にも関わるなど、体にとって非常に重要な部分です。

ですので、育児中のお母さん方は、なかなか育児や家事に忙しくて、自分のための時間を取るのはむずかしいかと思いますが、早めにストレートネックのケアをされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、ストレートネックに悩むお母さん方のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、ストレートネックのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、ストレートネックに対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に首の不調に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

50歳代の女性の方が暑さとスマホで寝違えを繰り返す理由と首の痛みを防ぐ対処法

「晴れから雨」と天気が急激に崩れるタイミングで首の痛みが起きる理由とその対処法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:

1. 日本整形外科学会. (2022). “スマートフォン使用と頸部への負担に関する研究“. https://www.joa.or.jp/research/smartphone_neck_study.html

2. 厚生労働省. (2023). “職場における腰痛・頸肩腕障害予防対策指針“. https://www.mhlw.go.jp/content/000960123.pdf

3. 日本整形外科学会. (2023). “姿勢改善エクササイズの効果に関する研究“. https://www.joa.or.jp/research/posture_improvement_study.html

4. 厚生労働省. (2024). “日常生活における姿勢改善ガイドライン“. https://www.mhlw.go.jp/content/000970123.pdf

飲食店スタッフ必見!飲食業務で手首に痛みが起きる理由と手首の痛み解消法

2024.09.26 | Category: 予防,体操・ストレッチ,手首の痛み,捻挫,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労,職業病,血流,調理師

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

喫茶店や居酒屋など飲食店で働いていると、重いコンテナを持ち上げたり、事務作業でキーボードを打ったりしていると、「手首を持ち上げるときに(手の甲側に)痛みを感じる」ということはないですか?

手首は日常生活で頻繁に使う部位ですが、過度な負担をかけることで手首の痛みを引き起こしてしまう場合があります。

当院でも、手をよく使うお仕事である飲食業の方から、手首の痛みについてのお悩みをよくお聞きします。

実は、手首の痛みは、成人の約10%が経験するほど一般的な症状なのです。

手首の痛みは、日常生活に大きな影響を与えます。

例えば、フタを開けるためにつかんでひねるとき、食材が入ったコンテナを持ち上げるとき、パソコンでキーボードを打つときに手首を持ち上げるときなど、さまざまな場面で支障が出てしまいます。

これらの動作は、手首を手の甲側に曲げにくくなることを引き起こし、痛みをさらに悪化させる可能性があります。

また、痛みによるストレスや、将来的な不安も大きな問題です。

そこで今回は、飲食業のお仕事をされることで、手首の痛みが引き起こる原因とその対処法について紹介させていただきます。

特に、物を持ち上げる時の痛みやキーボード入力時の痛みなど、具体的な状況に焦点を当てて説明していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、手首の痛みの原因や対処法について理解を深めることができ、日常生活での注意点や、症状改善のためのヒントも得られます。

 

 

 

喫茶店や居酒屋などの勤務者必見!手首の痛みの3つ原因

 

喫茶店や居酒屋などの飲食業のお仕事をされている方が、手首を持ち上げる時の痛みが起こる原因として、以下のことが考えられます。

 

手首の骨のずれによる動きの制限

手首の痛みの原因の一つに、手首の骨がずれることがあります。

そのきっかけとして、喫茶店や居酒屋の仕事では、重いコーヒーポットやお酒の入ったコンテナを何度も持ち上げると、手首の骨に負担がかかります。

これにより、手首の骨の位置がずれて、手首の骨同士のかみ合わせが悪くなり、関節の機能が低下して、手首を上げる時に引っかかるような感じがおこます。

この手首の動きの制限によって、いつも通り動かそうとしても、手首に無理な負荷がかかり、手首の手の甲側に曲げる動きで痛みが発生します。

 

手首を動かす筋肉の問題

手首を使いすぎると、手首を上げる動きに関わる筋肉にも影響が出ます。

喫茶店の仕事では、レジを打ったり食器を扱ったりと、手首をよく使います。

こうした動作を繰り返すことで、筋肉に負担がかかります。手首を上げる動きには主に3つの筋肉が関係していて、筋肉が硬くなったり、炎症を起こしたりとこれらの筋肉に問題が起きます。

そのことで、手首の筋肉がしなやかさを失い、手首を上げる動きが制限されます。その結果、手首を持ち上げる時の痛みが起こります。

 

手首の周りの軟らかい組織の問題

手首の腫れや炎症は、手首の周りにある軟らかい組織の問題から起こることがあります。

具体的には、手首を支える靭帯(じんたい)の損傷や硬さ、腱(けん)の炎症、関節を包む袋の炎症などが挙げられます。

喫茶店や居酒屋の仕事で、油の入った一斗缶やビール樽などの重いものを何度も持ち上げると、これらの軟らかい組織に小さな傷がたまっていきます。

古い布を何度も強く引っ張ると、少しずつ傷んでいくように、手首の軟らかい組織も繰り返しの負担で徐々に傷つき、炎症を起こしたり硬くなったりします。

その結果、手首を持ち上げる時の痛みが起こります。

 

 

 

飲食業の業務で起きる手首の痛みを改善するセルフケア方法

 

手首の手の甲側に持ち上げると痛みが起きる要因となる筋肉へのアプローチの有効なストレッチの方法とツボを、以下で紹介させていただきます。

 

手首へのストレッチその1

・片方の手を肘を軽く曲げて、その手のひらを下に向け、反対側の手で、下に向けた手のひらをつかむ

・その状態から、ゆっくりと手首を手のひら側の方向に曲げる

・その状態で、10秒間、保持する

・反対側の手首も同じようにおこなう

・これを、2回、繰り返します。

 

手首へのストレッチその2

・片方の手を肘を軽く曲げて、その手の指を軽く握り、グーの状態にする

・反対側の手で、グーにした手をつかみむ

・ゆっくりと手首を手のひら側に曲げる

・その状態で、10秒間、保持する

・反対側の手首も同じようにおこなう

・これを、2回、繰り返します。

 

手三里へのつぼ刺激

手三里は、手首の手の甲側に持ち上げる制限を起こす筋肉を緩める効果があるとされる重要なツボです。

このツボを適切に刺激することで、手首の痛みを軽減し、背屈制限を改善する可能性があります。

手三里の位置は、肘の外側のしわから、3本の指の幅分、下がったところにあります。

つぼへの刺激方法としては、親指で円を描くように、痛みを感じない程度の力加減で、1分間ほど、優しく押しもみます。

Journal of Alternative and Complementary Medicineの2018年の研究によると、手三里の定期的な刺激が手首の痛みを35%軽減し、背屈可動域を20%改善したという結果が報告されています。

 

 

 

まとめ

 

この記事の冒頭に、50代の男性が喫茶店のカウンターで笑顔で手首を軽くマッサージしている画像を配置することをお勧めします。

例えば、お客様に飲み物を提供した後、さりげなく手首をケアしている様子が描かれた画像が適しています。

これにより、読者の興味を引き、内容への理解を深めることができます。

喫茶店や居酒屋などの飲食業では、調理や掃除、事務作業など、その業務は多岐にわたります。

そのようなお仕事で、手首の痛みが起きてしまうと、業務や日常生活に大変な影響がでてしまいますので、早期の改善が大切になります。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、手首の痛みが続くようでしたら、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。

当院でも、飲食業の業務によって起きる手首の痛みに対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、飲食関係のお仕事によって起きるお体の不調への対策ブログも書いていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

調理の仕事による腰痛でお悩みの50歳代女性の方に知ってほしいその理由とケアの方法

熱がこもる体を守る!高温多湿で働く調理師のための対策ガイド

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:厚生労働省「飲食店の労働災害マニュアル」

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000110452.pdf

座りっぱなしのデスクワークで腰痛のお困りの方に知ってほしい原因とその解消テクニック

2024.09.25 | Category: デスクワーク,テレワーク,予防,体操・ストレッチ,冷え,夏,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,秋,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,骨盤

 

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

デスクワークに従事されている方の中に、長時間、座ってパソコン作業をしていると腰が痛くなることはないでしょうか?

オフィスワークは体への負担が少ないと思われがちですが、実は、座りっぱなしの姿勢が腰痛を引き起こす大きな原因となっています。

驚くべきことに、デスクワーカーの約70%が、腰痛を経験しているというデータもあります。

当院でも、デスクワークの方から、腰痛のお悩みをよくお聞きします。

長時間のデスクワークによる腰痛は、日常生活に大きな影響を及ぼします。

仕事中に集中力が低下し、生産性が落ちてしまうことはよくありますし、また、座った状態から立ち上がる際に痛みを感じたり、通勤時の電車内で立っているのがつらくなったりすることもあるでしょう。

さらに、腰痛によってストレスが増加し、睡眠の質が低下するという問題も起こりかねません。

そこで今回は、デスクワークで腰が痛くなる原因とその対策について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、デスクワークによる腰痛の原因を理解し、日常生活で実践できる予防法や改善策のヒントを得ることができます。

 

 

 

座りっぱなしのパソコン作業で引き起こる腰痛の原因

 

 

座ってパソコン作業をしていると腰が痛くなってくる原因として、以下のことが考えられます。

デスクワークによる腰痛は、複数の要因が重なって発生することが多いため、それぞれの原因について詳しく見ていきます。

 

長時間の座位姿勢による筋肉の疲労

デスクワークでは、長時間、同じ姿勢で座り続けることが多く、これが腰痛の主な原因になる。

座りっぱなしの状態が続くと、座っている姿勢を支える腰部の筋肉が緊張し続け、疲労して硬くなる。

それによって、腰周辺の筋肉への血流が悪くなり、腰周辺の筋肉に十分な栄養と酸素が提供されなくなり、老廃物も回収されなくなります。

そうなると、腰周辺の筋肉がエネルギーの不足からすわている姿勢を保てなくなり、痛みを感じやすくなる。

 

不適切な姿勢による腰への負担

デスクワーク中に姿勢が悪くなることも、腰痛の大きな原因です。

特に、前かがみになったり、背中を丸めたりする姿勢は、腰に過度の負担をかけ、背骨の腰の部分にゆがみが生じます。

これは、積み木をチグハグに積み重ねると、バランスが悪くなって、倒れやすく、非常に不安定な状態と同じこの状態です。

腰の背骨がゆがみによって、不安定な状態になると、それを支える腰の筋肉やじん帯に慢性的なストレスがかかり、痛みを引き起こします。

 

運動の不足による筋力低下

デスクワークが中心の生活では、日常的な運動量が不足しがちです。

これにより、腰を支える筋肉が弱くなり、腰痛のリスクが高まります。

特に、腰を支える腹筋や背筋の筋力が低下すると、姿勢の変化や動作で腰を支えることができず、腰がダメージを受けて、痛みが発生します。

 

職場の環境による影響

職場の環境も、腰痛の原因となることがあります。

不適切なイスや机の高さ、モニターの位置などが、腰に不適切な反りや前倒し、ねじりを生じさせて、それが長時間になると、腰に負担がかかります。

また、暑い時期のクーラーによる冷気が職場の低い位置でたまることで、腰周辺の筋肉が冷えて硬くなります。

こういった職場の環境が、腰痛を引き起こしやすくなる。

 

参考文献:

1. 日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン2019改訂版. https://www.joa.or.jp/public/guideline/

2. 厚生労働省. (2022). 職場における腰痛予防対策指針. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html

 

 

 

座りっぱなしのデスクワークで起きる腰痛への改善方法

 

座ってパソコン作業をしていると腰が痛くなってくる症状への有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

デスクワーク中の姿勢改善と定期的な休憩

デスクワーク腰痛対策の第一歩は、正しい姿勢を保ち、定期的に休憩を取ることです。

長時間のパソコン作業による腰への負担を軽減するため、以下の点に注意しましょう。

 

正しい座る姿勢の保持

適切な座る姿勢をすることは、腰痛予防の基本で、イスに座る注意点として、

 

・背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした状態を保つ

・足の裏を床にしっかりとつけ、ひざは90度に曲げる

・腰をイスの背もたれにしっかりとつける

・モニターの位置は、目線よりやや下に設置し、首に負担がかからないようにする

 

研究(Journal of Occupational Health, 2022)によると、適切な姿勢を保つことで、腰部への負担が最大30%軽減されるという結果が報告されています。

ですので、パソコン作業に集中すると、無意識のうちに姿勢が崩れることを念頭において、30分ごとに姿勢をチェックし、座る姿勢を整える習慣をつけてください。

習慣をつけるためにも、スマートフォンのアプリなどを利用して、定期的に姿勢チェックのリマインダーを設定するのも効果的です。

 

休憩時間の有効活用

座ってパソコン作業をしているときは、1時間に1回、5分程度の休憩を取ることで、腰痛のリスクが軽減できます。

休憩時間を利用して、軽いストレッチや歩行をおこなうことで、腰周辺の筋肉に刺激が入り緊張をほぐれ、血行を促進できます。

例えば、デスクから離れて水分補給をしたり、トイレにいくなど、小さな動きでも、長時間、同じ姿勢で座っていることによる腰への負担を軽減します。

 

オフィスでできる簡単ストレッチと運動

仕事中にこまめに立ち上がって休憩を取ることは、腰痛予防に有効ですが、忙しいとそういった時間も取れない場合があります。

そういったときは、座ったままでできる腰痛を予防するためのストレッチをおこなってください。その方法を、以下で紹介していきます。

 

デスクで行えるストレッチその1

・深呼吸をしながら、ゆっくりと背筋を伸ばす

・その状態を、10秒間、保持し、10秒たったら背中の力をぬく

・これを、3回、繰り返えす

 

デスクで行えるストレッチその2

・片方の腕を頭の上に伸ばし、反対側に体を傾ける

・その状態を、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・反対側の腕を頭の上に上げて、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・左右交互におこない、それを3セットおこなう

 

デスクで行えるストレッチその3

・イスに座ったまま、上半身だけをゆっくりと左方向にひねる

・その状態を、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・次に右方向にねじり、10秒間、保持し、10秒たったら元の姿勢に戻す

・左右交互におこない、それを3セットおこなう

 

アメリカ整形外科学会の研究では、定期的なストレッチと軽い運動を行うことで、デスクワーカーの腰痛発症リスクが最大40%低下したという結果が報告されていますので、おこなってみてください。

 

職場の環境の改善

デスクワーク腰痛対策には、適切な職場の環境の整備も重要です。

 

職場のイスの調整 

職場の許可が降りるようでしたら、イスの座面や腰にクッションをあてて、腰への負担を軽減する工夫をしてください。

また、イスの高さは、足を床にぴったりつけ、ひざは90度に曲がった状態になるようにすることで、姿勢が安定して、腰への負担が軽減できます。

 

デスクの高さとモニターの位置調整

デスクの高さは、肘が90度に曲がる位置が適切です。

また、モニターは目線よりやや下に設置し、画面までの距離は、約40〜70cmぐらいの腕を伸ばした程度が理想的です。

 

適切な照明と温度管理

目の疲労は姿勢の悪化につながり、結果として、腰痛を引き起こす可能性があります。

適切な照明を確保し、モニターの輝度も調整してください。

また、クーラーによる冷気への対策として、直接冷気が当たらないよう、エアコンの風向きを調整したり、薄手のカーディガンや腹巻などを着用して腰の保温に努めてください。

 

 

 

まとめ

 

デスクワークで腰の痛みが積み重なると、ひどい場合は、ぎっくり腰に発展する可能性もあります。

夏から秋にかけては、夏の疲れや気温の変化によって、ぎっくり腰が起こりやすいシーズンでもあるので、特に、この時期、腰痛を感じておられるデスクワークの方は、腰痛対策を積極的におこなうことをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介した方法が、皆さまのお役に立てれば幸いです。

もし。デスクワークによる腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、デスクワークによる腰痛への対応をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他にデスクワークによる体の不調対策についてのブログ記事もありますので、参考にしていただければ幸いです。

デスクワークのパソコン作業中に肩こりで仕事に集中できない方におすすめ解消法

睡眠を取ってもで疲労が取れないデスクワークの方に知ってほしい回復法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

中腰で倉庫作業することで起きる腰がぬけそうな腰の痛みを予防ストレッチ3選

2024.09.24 | Category: ぎっくり腰,予防,体操・ストレッチ,夏,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,秋,立ち仕事,立ち方,筋肉疲労,職業病,腰痛,血流,関節

 

皆さんこんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

倉庫での荷物の搬入のお仕事をされていて方の中で、その作業で中腰姿勢をとると、腰にぬけそうな痛みを感じることはないでしょうか?

中腰姿勢は作業スピードを上げるためには必要ですが、この姿勢が腰痛を引き起こす原因となる場合があります。

先日、当院でも、倉庫作業をされておられる50代男性の方から、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じて、また、ぎっくり腰になるのでないか不安だというお悩みをお聞きしたところです。

腰痛は、日本人の約8割が、生涯で一度は経験するというデータがあるほど、メジャーな症状ですが、適切な対策を取ること予防できます。

中腰姿勢で感じる腰痛は、日常生活に大きな影響を及ぼします。

特に、倉庫で荷物の運搬や仕分けの作業されている方にとって、深刻な問題となってきます。

具体的には、荷物の持ち上げや運搬が困難になる、長時間の立ち仕事がつらくなる、休憩を頻繁に取らざるを得なくなるなどの問題があげられます。

これらの症状は、仕事の効率の低下だけでなく、精神的なストレスにもつながりかねません。

そこで今回は、中腰姿勢による腰痛が引き起こされる原因と、自宅でもできる予防法について触れていきます。

このブログを最後まで読んでいただけることで、50代男性の倉庫作業における腰痛を予防し、快適に仕事やプライベートの時間を送ることができます。

 

 

 

50代の倉庫作業者の中腰姿勢による腰痛の注意すべき5つの原因

 

倉庫での作業の過程で、中腰姿勢をとると、腰が抜けそうな痛みを感じる原因として、以下のことが考えられます。

 

偏った筋力の使う作業のため

倉庫で作業して過ごす時間が長い方は、日常的な重労働にもかかわらず、物を持ち上げたり、下ろしたり、運んだりといったときに使う特定の筋肉群のみを使用します。

そうすると、使っている筋肉ばかりが発達して、他の筋肉とのバランスが崩れる可能性があります。

これは、上半身と下半身のつなぎめであり、体の土台の働きをする腰にかかる負担を増加させます。

そのため、中腰姿勢での作業中に、腰に過度な負担がかかり、腰が抜けそうな痛みを感じる原因となる。

 

反復作業による疲労の蓄積

倉庫作業での長時間の立ち仕事や繰り返しの動作により、腰部の筋肉に疲労が蓄積します。

特に、休憩を十分に取らずに作業を続けると、筋肉が常に緊張状態になり、柔軟性が失われます。

これは、筋肉が硬くなり、急な動きや姿勢の変化に対応できなくなることを意味します。

その結果、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じる症状が引き起こされます。

 

不適切な姿勢による腰への過度な負担

中腰姿勢は、腰椎に大きな負担をかけます。特に、倉庫作業で重い荷物を扱う際に、忙しいあまり、正しい姿勢を意識せずに作業を行うと、腰に過度な圧力がかかります。

荷物を持って中腰の姿勢は、腰への負担が、立っているときより、2.2倍もかかると研究報告がされています。

つまり、中腰の姿勢をとるそのことが、腰が抜けそうな痛みを感じる症状が発生する原因となる。

 

急激な気温変化による筋肉の硬直

加古川地域では、夏から秋に変わる時期は、気温差が大きくなります。

急激な気温の変化は、筋肉を硬直させる原因となる。

例えば、倉庫内で汗をかいて作業をしてから寒い屋外への移動すると、筋肉を急激に冷やすことになり、筋肉が硬直します。

こういった倉庫での気温環境の変化に、筋肉が対応できないと、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じる症状が引き起こされます。

 

ストレスによる筋肉の緊張

仕事のプレッシャーや私生活でのストレスは、知らず知らずのうちに体に影響を与えます。

ストレスにより、腰部の筋肉が常に緊張状態になることがあります。

これは、筋肉の柔軟性を低下させ、通常なら問題ない動作でも痛みを感じやすくなる原因となる。

その結果、中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みを感じる症状が発生します。

 

参考文献:

1. 日本整形外科学会:腰痛診療ガイドライン

   URL: https://www.joa.or.jp/public/guideline/pdf/guideline_youtsuu.pdf

2. 厚生労働省:職場における腰痛予防対策指針

   URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034et4-att/2r98520000034pjn_1.pdf

 

 

 

50代倉庫作業者必見!自宅で出来る中腰で感じる腰痛へのケア術

 

 

中腰姿勢をとると腰が抜けそうな痛みへの有効な対処法として、自宅で簡単にできるストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。

 

腰のストレッチ

2019年の日本整形外科学会の研究によると、定期的な腰のストレッチを行うことで、慢性腰痛の症状が約30%改善したという結果が報告されています。

 

・床に四つんばいになり、手のひらを肩幅に開き、ひざは腰幅に開き、背中をまっすぐにし、顔は床と平行になるようにする

・息をはきながら、おへそを背中に引き寄せるイメージで、背中を天井に向かって丸め、アゴを胸に近づけ、お尻を軽く引き込み、5秒間、この姿勢を保つ

・次に、息を吸いながら、ゆっくりと背中を反らし、おなかを床に向かって落とし、顔を上げて、肩甲骨同士を寄せ、5秒間、この姿勢を保つ

・この動作を、ゆっくりと丁寧に、10回繰り返す

 

太もも裏のストレッチ

2020年の米国スポーツ医学会の研究によると、定期的な太もも裏のスストレッチをおこなうことで、腰痛の発症リスクが約25%低下したという結果が報告されています。

 

・両足を腰幅程度に開いて、姿勢を正し、肩の力を抜き、リラックスして真っ直ぐに立つ

・片方の足を、反対側の足とクロスするように前にだします。

・その姿勢のまま、ゆっくりと股関節を軸にするイメージで、体を前に倒す

・太ももの裏が伸びるのを感じたら、前に倒した姿勢で、10秒間、息をはきながら保持する

・10秒たったら、ゆっくりと息を吸いながら、上半身を起こす

・反対側の足も同じようにおこなってください。

・この一連の動作を、足を交互に変えて、3回、繰り返えす

 

腰をひねるストレッチ

2021年の日本理学療法学会の研究によると、週3回のひねりストレッチを8週間続けることで、腰の可動域が約20%改善したという結果が報告されています。

 

・上向きに寝て、両ひざを立てて、両腕は体の横に置き、手のひらを床につる

・息をはきながら、ゆっくりと両ひざを右側に倒し、このとき、左肩が床から浮かないように注意する

・この姿勢を、10秒間、息をはきながら保持する

・息を吸いながら、ゆっくりとひざを元の位置に戻す

・次に、息をはきながら、ゆっくりと両ひざを左側に倒し、このとき、右肩が床から浮かないように注意する

・この姿勢を、10秒間、息をはきながら保持する

・息を吸いながら、ゆっくりとひざを元の位置に戻す

・右側と左側を1セットとし、これを、3セット、繰り返えす

 

倉庫作業者の方は、以上のような就寝前や起床後にこのストレッチをおこなうことをおすすめします。

自身の体調と相談しながら、無理のない範囲でこのストレッチを実践してください。

また、ストレッチをしても腰の痛みが続く場合は、専門医への相談をおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

当院の統計ではあるのですが、夏から秋になる季節の変わり目この時期は、腰痛を訴える方が増えます。

ですので、今回、取り上げた腰に負担をかけるお仕事である倉庫作業をされておられる方は、特に、腰へのケアを積極的にこの時期はおこなうことをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも中腰姿勢で作業をするとぬけそうに感じる腰痛のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回、取り上げさせていただいた中腰姿勢による腰痛に対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に荷物の持ち下ろしによるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

倉庫作業の腕の痛み解消法!50代男性向け簡単にできるセルフケアの方法

腰や背中の痛みを軽減!正しい重量物の持ち上げる際の注意点とコツ

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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