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腰痛 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 26の記事一覧

日本人は、畳や板の間に直接、腰を下ろして座る生活習慣の歴史が長い民族です。
そのDNAが色濃く残っているためか、椅子に座る生活と床に座る生活では、72%の方が「床で座る生活の方がくつろげる」と回答した統計がでています。
そして最近は特に、コロナや暑い気温が続くせいで、外出を控えて、家で座ってテレビやYouTubeなど見て過ごす時間が多くなっている傾向にあります。
床に座っている時間が長くなると、ご自身の姿勢が崩れていくのを感じて、これでは良くないと思い、どんな座り方がいいですか?というご質問をよく受けます。
床で座る方法は、正座や長座、横座りなど、いろいろとあります。
そこで今回は、床で座ることで体に与える影響と、床に座ることで起こるデメリットを解消する方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、安心して床で座って生活を送ることができます。

床に座るメリットは、直接地面との接触により、安定感を自然と無意識に覚え、リラックスできることです。
椅子でしたら、地面との距離があるため、転倒しないようにと多少の緊張感がでますが、床に座るとそれが減少します。
また椅子に座るより、目線が下がることで、部屋の空間を広く感じることができ、こちらもリラックス効果が発生すると言われています。
では、そんなリラックス効果が高いとされる床で座ることですが、座り方はいろいろとあります。
その中でも、体にとってベストな座り方は?
結論からいえば、「体がゆがまない床での座り方はない」ということです。
なぜなら、床での座り方のそれぞれにデメリットがあるからです。
「正座」

骨盤が安定して床に座る方法としては一番良いのです。
しかし、本来140度ほどしか曲がらなようにできているヒザを、無理に180度まで曲げてしまうことで、ヒザに負荷をかけて痛める可能性があります。
「長座」

座る姿勢の中で一番上半身が不安定になりやすく、足を伸ばして座る体勢を維持するためには、腰や太もも、お尻の筋肉の負担が大きくなります。
「アヒル座り」

股関節を内側に、ひざを外側に、過度に捻る体勢です。
下半身のねじれは、それを補うために、全身にゆがみを派生させます。
「横座り」

足を横に出した反対側の方に重心が傾きます。
そのままにしていると倒れてしまうので、上半身を反対側に自然と傾ける体勢となり、体のゆがみを助長します。
「あぐら」

膝を折り曲げた状態で広げることで、骨盤が後ろに倒れやすくなり、体が後ろに倒れていきます。
それを防ぐためには、体を前に倒す「猫背」の体勢をとってしまいがちとなり、姿勢を崩しやすくなります。
「体操座り」

両腕で膝を抱えて股関節を深く曲げ込むことで、内臓や血管を圧迫する体勢となってしまいます。
と、いろいろとデメリットをあげていきましたが、床に座るのが短時間でしたら、どの座り方でも大丈夫です。
しかし、同じ体勢の座り方で、長時間、床に座り続けていると、体に変調を起こします。
座ると楽に感じますが、実は、立っている時よりも、座っている時の方が、腰に1.4倍の負荷がかかります。
さらに、ただでさえ座ることは体に負荷を上に、床で座ると、それぞれの座り方が、筋力が必要となったり、体にねじれが生じたりと、プラスαの負荷をかけるので、長時間、床で座り続けるのを避ける必要があります。
余談ですが、座る時間が体に与える影響の研究で、座る時間が長くなるほど死亡リスクが増え、一回の座る時間が、30分未満であると死亡リスクは減少したという報告されています。
実際のところは、ご本人が座りやすいのでしたら、どの方法でも座ってもらってもいいです。
ただし、
「長時間、同じ体勢で座るのは避ける」
ことが、大前提です。
「座り方」より、「座っている時間」への意識が重要です。

80歳の女性の方が、腰痛でご来院されました。
昨年、急に腰痛がひどくなって、病院に行くと脊柱管狭窄症と診断されたが、リハビリの指示もなく、湿布と痛み止めを処方されたと。
腰痛が起こるまでは元気で動き回っていたので、現在、家事や散歩もできず、心配した娘さんに治療を勧められて来院されたとのことでした。
腰痛になって以来、床に長座で座って、長い時間、テレビを見ていることが多くなったが、そうしていると、姿勢がどんどん崩れていくのを自覚しているとお話しいただきました。
お体を診せていただくと、左の足が2センチほど短くなるほど、骨盤のゆがみがあり、このゆがみは、座る時間が増えた影響が大きいのではないかと思われます。
治療後は、腰痛に意識が集中しすぎて、肩こりの自覚がなかったためか、「肩が軽い・・・」と、驚いて盛んにつぶやいておられたのが印象的でした。
床で座る時間が増えたことで、腰だけではなく、体全体に影響を及ぼしたことが感じられる実例でした。

まず、「30分に一回」は、座っている体勢を変えることが大切です。
座っている状態から、立ち上がるなんかは、すごく体勢チェンジとしてはいいです。
しかし、テレビを見ているのに、いちいち立ち上がるなんか、面倒だと思います。
そこで、座ってテレビを見ながらできる、体の歪みをリセットできる方法を紹介させていただきます。
①お尻の真ん中あたりを触ると「坐骨」と呼ばれるとがった骨を感じると思います。
その坐骨を地面に意識して床に当てるように長座位で座ります。

②両手を床について、お尻を3センチほど浮かせます。

③両手の力を抜いて、お尻を床に落とします。その際に、坐骨に刺激を与えます。
これを3度ほど繰り返してください。

①長座位で座り、右のヒザを曲げます。

②曲げた右のヒザを床に滑らすように、力を抜いて伸ばします。
3回ほど繰り返したら、左足も同じように3回ヒザ伸ばしをおこなってください。

①あぐらをかいて、ゆっくりと息を吸いながら、手を耳の横に上げるように、ゆっくりと背伸びをします。
その際に、腰を軽く反らすイメージで、背筋を伸ばしてください。



②息をゆっくりをはきながら、ゆっくり腕を下ろして、体を脱力をしてください。これを3回繰り返してください。


統計によると、日本人は、一日平均5時間座っているという結果が出ています。
座ることは、体にとって楽そうですが、実は結構な負担を体にかけます。
それを補うために、座布団や座椅子などいろいろな補助具がありますが、座る時間が長ければ補助しきれないものです。
ですので、座っている時間に気をつけていただいて、こまめに体勢を変えるようにしてください。
その体勢を変えるための方法として、今回、ブログで紹介させていただいた当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
このことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

今年のお盆の帰省による高速道路の渋滞は、コロナ禍以前の水準に戻る予想で、昨年の約2倍の渋滞が発生する見込みだそうです。
最長45キロメートルもの渋滞が予想されるそうですが、長時間、運転していると、どうしても発症するのが、
「腰痛」
です。
総務省の労働局調査によると、ドライバーの約6割が腰痛を訴えていると報告されています。
腰の痛みのために運転に集中できないと大変困りますし、ましてや、家族が同乗しているならなおさらです。
そこで今回は、お盆で長時間運転することで起こる腰痛を予防するための方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、腰痛に邪魔されず、より快適に車での帰省を楽しむことができます。

車を長時間運転していると、腰が痛くなる理由の一つに、
「座っている姿勢」
にあります。
乗用車の椅子は、座面が後方に斜めになり、座るとお尻がすっぽりおさまって、腰より膝が高い位置になるようにできています。
そのような構造になっている理由としては、腰より膝が高い位置にあると、背筋が伸びて体を前傾させることで、視界が広がり、前方の障害物や交通状況をよりよく見えることができます。
しかし、安全性を重視した反面、腰をそらした状態を強制させることで、腰周辺の組織に緊張が続き、筋肉の疲労・血流の悪化・背骨の歪みが発生して、腰に痛みがでてしまうのです。
事故をしないように視界を広げる安全性構造と、腰痛が起こらないように快適性構造を兼ね備えた乗用車の椅子は、実質的に作ることが難しい。
そしてどうしても、安全性に重きを置く椅子となってしまう傾向にあるので、余計に長時間運転する際には、腰へのセルフケアが必要となってきます。

長時間、車の運転することでおきる腰痛を予防するためには、3つのポイントがあります。

車を連続して運転する時間の目安は、
「2時間」
と厚生労働省が定義しております。
2時間運転を行ったら、サービスエリアやコンビニ、道の駅などで
10分間程度の休憩
を入れてください。
座りっぱなしを30分続けるだけでも、下半身の血流速度が70パーセント低下します。
休憩するためい車から降りて、運転している姿勢を解除するだけでも、腰への血流が改善されて、腰痛を防ぐことができます。

座っているだけで、血流が悪くなるということは、腰周辺の組織を動かすためのエネルギーが不足します。
それを効率的に、補給し動かすためには、
「酸素」と「水分」
が必要になります。
背伸びをして、大きく意識的に深呼吸をするとともに、積極的に水分を補給して、運転再開する前に、エネルギーをチャージしてください。

車の椅子は、視界を良好にするために、腰を伸ばすように設計されていると先ほど述べました。背中を伸ばす状態というのは、腰は反った状態となります。
この腰をそらす状態が、長時間、続くことで、腰周辺の筋肉に負荷をかけ、疲労し硬くなることで、痛みが発生します。
ですので、この腰周辺の緊張した筋肉を緩める刺激として、3つのストレッチを休憩ごとにしてみてください。

片足を台に乗せて膝を伸ばします。
ゆっくりと体幹を前に傾けていきます。
太もも裏が気持ちいいぐらい程度に伸ばしてください。
左右の両側を5秒間保持して、3回ずつおこなってみてください。

片ひざ立ちの状態からゆっくりと前の膝を曲げていきます。
体幹が前に倒れたり、後に反らないようにして、股関節を伸ばしていきます。
左右10秒ずつ2セットを行ってみてください、

まず、背伸びをして、体全体を伸ばしてください。
その後、手で手首をつかみ、体を左に倒して、脇が気持ちがいい程度の伸ばしてください。
左右10秒ずつ2セットを行ってみてください、

この夏は、コロナ禍により規制されていたことがようやく緩和され、久々に帰省される方も多いと思われます。
腰の痛みに邪魔されず、車に乗って楽しく安全に帰省するために、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

子供達にとっては待ちに待った楽しい夏休みに入りましたね。
夏休みの間、子供達のご両親が共働きの場合、お子さんだけを家に居らすのは不安もあるので、祖父母の方々が子供達の世話を引き受けられる場合が多いです。
お孫さんたちと過ごす時間が増えて、楽しい時間が増えますが、お孫さんたちのために動く時間も増えます。
そのことで、夏休みの間は、ガッツリお疲れになられる祖父母の方々も増えます。
特に負担が大きくなるのは、おばあさまです。
お孫さんたちの朝・昼・おやつ・晩の食事の用意のために、台所に立つ時間が格段に増えてます。
そのために、立ちっぱなしで調理することにより、腰痛を訴える方が増えます。
そこで今回は、台所に立つ時間が増えることで腰が痛くなる理由とその対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、夏休みの間、腰痛に邪魔されずにお孫さんとの楽しい時間を過ごすことができます。

台所で調理するため、前屈みの姿勢になることが多いですよね。
前屈みの姿勢は、腰への負担が普通になっている時より、1.5倍負担が増えるということが研究で報告されています。
調理中、腰へ1.5倍もの負担が増える前屈みの姿勢を安定させるために、重要な役割をするのが「骨盤」です。
「骨盤」は、上半身と下半身をつなげ、支える土台です。
その「骨盤」の後面には、姿勢を制御するために、たくさんのアンテナが存在し、腰や足などから伝わる情報を、脳へ伝え姿勢が制御されます。
長時間、前屈み姿勢で調理をすることで、「骨盤」の関節や靭帯、筋肉に過度に負荷がかかると、これ以上続けると腰周辺の組織が壊れてしまうと警告を発するために、骨盤にあるアンテナが「痛み」を発して体を守ろうとします。
そのために、同じ姿勢の台所作業を続けていると、私たちは腰痛を感じてしまうのです。
骨盤を原因とする腰痛は、女性の方が男性より2倍多く、特に30歳代と70歳代の女性に多いとも報告されています。
ですので、前屈みで調理作業を長時間していると腰痛を感じる女性の方は、「骨盤」と整えるためのケアする必要があります。
骨盤にあるアンテナの興奮を抑えるようにケアすることで、台所仕事による腰痛を緩和できます。

「朝食を作り終えて片付けたら、すぐ昼食で、それが終わったら夕食で、ずっと台所に立ってたら腰が痛くて・・・」と、小学生のお孫さんを1週間預かった70歳代女性がご来院されました。
週末には腰を伸ばすのもしんどくて、右太ももにも痛みが出て、何か内臓でも悪くなってないかと心配になる程。
もう来年は無理かもと弱気になってしまったと。
今回は自宅で世話したけど、来週は娘の家に泊まり込みで行って、おそらく台所作業を結構することとなるので、できるように何とかしてほしいとのことでした。
診させていただくと、骨盤が右にグッと捻れてしまって、体が右へ傾いている状態で、それをカバーするために首の位置もおかしくなっていましたので、これは相当しんどかったんだろうなと推し量れる事例でした。
治療で調整すると、腰が伸びやすくなって、行けそうな感じがすると喜んでいただけました。
治療後には、娘さんのところで泊まり込みする間、腰痛を予防するためのケア方法をお伝えしました。

台所で長時間作業することで、腰痛を引き起こす原因は「骨盤」にあると先ほど述べさせていただきました。
その骨盤を整えてるには、骨盤に関係が深いお尻、太もも、背中の筋肉へのアプローチが有効です。
台所作業の合間時間に、椅子に座ってできるストレッチを以下で紹介させていただきます。
やり方はとても簡単です。
椅子に座り、右膝を曲げて、右足を両手で抱える。
右足を抱えた両手で、左肩の方向に、胸に足をひきつける。
その状態を10秒間維持。
これを2回繰り返す。
左側も同じように行う。


椅子に座り、右足を膝を伸ばした状態で外側に広げます。
左足も外に広げて膝を曲げて足うらを床につけた状態をとります。
左右の広げた足の間に、体を前方に曲げる。
その状態を10秒間維持し、これを2回繰り返す。
左側も同じように行う。


椅子に座り、右肘を曲げて右腕を頭の後ろに回し、右手首を左手でつかみます。
次に顔を上に向けて、頭の後ろに回した右腕を後ろに押します。
その状態を10秒間維持し、これを2回繰り返す。
左側も同じように行う。

別角度



ただでさえ、暑さで体が疲れやすくなっています。
パワフルなお孫さんとの生活を送るために、腰痛によって支障がでないように、今回紹介させていただいたケア方法がお役に立てれば幸いです。
夏はこのケアの他に、水分の十分な摂取、睡眠時間の確保に注意いただき、お孫さんとの楽しい夏をお過ごしください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

疲れる家事ランキングをみると、1位「風呂掃除」2位「トイレ掃除」3位「床拭き」4位「食器洗い」5位「料理」という結果がでています。
その中でもやっていると腰が痛くなって困ると訴えが多いのが、「食器洗い」です。
「食器洗い」をおこなう一回あたりの平均時間は20分。
食器あらいを1日2回おこなうとして、年間236時間も費やします。
一回あたりの時間は短くても、毎日コツコツ腰に負荷をかける食器洗いの動作を積み重ねれば、腰痛が引き起こされるのも無理はありません。
そこで今回は食器洗いで腰を痛めないための体の使い方を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、食器洗いをすることで腰が痛む煩わしさを回避できます。

「食器洗い」をおこなうとなぜ腰が痛くなるのでしょうか?
それは「食器洗い」をするときの体の使い方が原因となっています。
「食器洗い」をする時には、シンクの正面に立って、片手に食器、片手にスポンジを持って両腕をあげて、頭を前に突き出し、前屈みで作業をします。
両腕をあげて、頭を前に突き出すということは、両腕の重みが約6kg、頭の重みが約4kg、合わせて約10kgの重みを体が前に倒れないように腰で支えながら作業しなければならない。
さらに前屈みの姿勢は、真っ直ぐ立ている時より約1.5倍もの負荷を腰にかけるという研究報告がされています。
つまり、「食器洗い」は、「体の重み+前屈み」が合わさり腰に負担をかけてしまい、腰痛を引き起こしてしまうのです。

70歳女性の方が、洗い物をしていると腰が痛くなると訴えられて来院されました。
「主人と2人分の洗い物やから大した量ではないけど…」
「痛くなってくるから途中で座りたくなる…」
「前はこんなことなかったんやけど歳のせいかな…」
と現在の状況をお話しいただきました。
ご主人が家事に協力的なので、体がしんどい時には代わりにやってもらえるそうなのですが、できれば迷惑かけずに自分でやりたいとご希望。
治療後は腰の痛みが軽減したのを感じていただいたようで、これをキープするにはどうしたらいいのですか?とご質問いただいたので、食器洗いのときに腰への負担を軽減できる体の使い方のコツをお伝えさせていただきました。
そうすると、患者様から食器洗い作業後のセルフケアはしていたが、作業中の工夫は今までしていなかったと。
患者様からそのような感想を聞いて、食器洗いに限らず、体の負担を軽減できる家事のやり方を積極的に発信していかなければならないと改めて思わせていただいた事例でした。

食器洗いをする際に、キッチンの前に両足をそろえて前屈みの姿勢でいることが多いと思われます。
この姿勢では、上半身と下半身をうまく連動して使えず、腰に負担をかけやすくなります。
その負担を軽減するためには、2つのポイントがあります。
食器洗いは、手でするので下半身との連動にあまり気にしないと思います。
しかし、食器洗いによる腰痛を防ぐには、ボクシングや空手の構えのようなファイティングポーズを基本姿勢にしておこなうことをお勧めします。
というのもファイティングポーズは、耳・肩・腰が一直線になり、重心が安定して、作業による負担を体にかけにくくします。
試しに、両足を横に開いてパンチするのと、両足を前後に開いてパンチしてみて、どちらがより安定し、より腕に力が乗るか感じてみてください。
おそらく、両足を前後に開くファイティングポーズのほうがより安定して腕に力が乗せられると思います。
では、食器洗いをするときにしてもらいたいファイティングポーズの取り方ですが、
・右利きの人は右足を前にだす
・食器を持つ位置を体の正面から横にずらす
・骨盤の出っ張りの前あたりで洗らう
という感じでやってみてください。

ベテランのクリーニング職人さんの作業している映像を見ていると、右手に持ったアイロンを動かすと同時に、下半身を揺らしています。
手を使う作業の時は、そのような動きをしたほうが効率的に体が使えると体得されているのだろうと見受けられました。
食器洗いもこのような体の使い方をすれば、より効率的に体に負荷をかけずに作業ができます。
食器を洗うときのコツは、スポンジを持った右手だけ動かすのではなく、対角線上の左のお尻をフリフリとリズムカルに揺らしながらやることです。
そうすることで、食器洗いに関わる腰周辺の筋肉の緊張をほぐして、腰痛を引き起こしにくくします。
こういった体の使い方は、家事全般で共通して腰痛予防として使えますので、ぜひ実践してみてください。


料理をしてご飯を食べれば、食器洗いはどうしてもついてまわります。
避けては通れない毎日おこなう食器洗いをスムーズにできるように、今回紹介させていただいたことが皆さまのお役に立てれば幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ぎっくり腰は、当院では例年ですと5月初旬あたりに訴えられる方が多いのですが、今年は6月に入ってから増加しています。
ぎっくり腰は別名「魔女の一撃」と言われるほど、腰に激痛をもたらして普通に動けなくなります。
ぎっくり腰が発症したら、できるだけ速やかに、病院なり治療院なりにかかったほうがよいのですが、お仕事やご家庭の事情などで、そうはできない場合があります。
そこで今回は、ぎっくり腰になった時の応急の対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ぎっくり腰の悪化を防ぐことができます。

通常、ぎっくり腰は、発症後5日ぐらいが痛みのピークで、それから徐々に痛みが緩和し、だいたい14日ぐらいで自然と治ることが多いです。
ぎっくり腰のような急性の症状は、発症直後の処置が大切です。
なぜなら、発症して48時間以内はゴールデンタイムとよばれるほど、腰の損傷の度合いが進むことを防げる時間帯です。
そしてその時間帯以内に、適切な処置ができれば回復が早まります。
ぎっくり腰は、14日ほどで自然治癒できるというものの、本当に痛みがきつい症状なので、生活の質が極端に下がってしまいます。
なるだけ早く回復させるためにも、発症したらすぐに専門の医療機関にかかっていただきたい。
ですがそうもいかない場合は、専門の医療機関にかかるまでの間は応急処置をご自身で施し、ぎっくり腰による損傷を遅らせる必要があります。

先日、深夜に40代女性の患者様からLINEで
「 昨日の夕方にぎっくり腰になってしまいました。
その時は動けたんだけど、夜から動けなくなりました。
何か応急手当的なことで自分でできる事はありますか?」
というSOS送信がきました。
当院までご家族に送ってもらえるのが翌々日ということで、それまでにできるぎっくり腰への処置方法をお伝えしました。
来院された時には、発症当日よりは少しマシになっていましたが、依然座るのも痛い状態。
初見では、発症してから処置するまでのゴールデンタイムは過ぎていましたので、治療効果が出るのに少しお時間いただくかと思いました。
しかし、いざ治療してみると、思った以上に効果がでて、初期の対応が良かったことで体が回復する下地ができている感じを受けました。
ぎっくり腰が発症してからの初期対応の大切さを感じた実例でした。

ぎっくり腰になった時に、まずはやっていただきたい対処法を3つ紹介させていただきます。
これを心がけることで、ぎっくり腰からの回復が早まり、治療を受けられた時の効果も上がりやすくなります。

以前は、ぎっくり腰になったら腰を冷やすということが主流でした。
しかし、現在は、腰への温熱療法をおこなうことで、痛みが軽減したという研究が報告されています。
推奨する腰を温める方法として、腰に腹巻きやタオルを巻いてください。
そうすることで、自分自身の体温で腰を保温できます。

ぎっくり腰が起こしてしまうということは、そもそも体を動かすエネルギーがうまく生産されていません。
体のエネルギーを作り出すのには、「水分」と「酸素」が必要不可欠です。
水分をこまめに摂取し、意識的に呼吸を深くすることを心がけてください。
ぎっくり腰の状態の時は、お酒の摂取は控えてください。
アルコールを摂取することで、腰に起こっている炎症が増加し、治りを妨げてしまいます。

ぎっくり腰は無理のない範囲で動いた方が治りが早く、逆に安静にしていると治りが遅くなったという研究報告がされています。
体を動かすといっても、筋トレやストレッチ、腰痛体操などを、ぎっくり腰が発症した直後におこなっても効果はないという研究データもでています。
要は、寝っぱなし、座りっぱなしといった同じ姿勢でいないことを心がけて、ゆっくりでもいいので動いてみてください。

ぎっくり腰は50人に1人は経験しているという説があるほど、誰にでも起こりうる症状です。
ぎっくり腰になると、そのあまりの痛さに途方に暮れてしまいます。
それから早く解放されるためには、受傷直後の正しい適切な処置をすることが重要です。
今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広