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関節 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 18の記事一覧

皆さん、こんにちは。
加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
デスクワーク中、足を組んで座っていないと、体のバランスが取れないと感じたことはありませんか?
イスに座っている姿勢を安定させることは、デスクワークのお仕事をするためには必要なことですが、足を組んで座ることで、体にゆがみを引き起こしてしまう場合があります。
当院でも、イスに座ったときに、どうしても足を組んでしまうお悩みをよくお聞きします。
デスクワークで足を組むクセがあると、体にさまざまな影響が引き起こります。
例えば、足を組んで座っていたのを解いて立ち上がろうとしたら、腰や背中などにに痛みを感じることがあります。
また、足を組む姿勢は、他の人からの見た目にも、行儀や態度が悪いと見られることもあります。
そこで今回は、イスに座っているときに、足を組まないとバランスが取れない原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、足を組むクセが解消されて、より快適に仕事や日常生活を送ることができます。

足を組んでいないと、安定してイスに座った姿勢を保てないということは、骨盤や背骨などのゆがみによって、引き起こされます。
体のゆがみによって、普通にイスに座った状態では、体が傾いていくので、それを支えるために足を組んでしまいます。
これは、坂道で重たいトラックを止めるときに、タイヤの下にストッパーを入れて、トラックが坂道から落ちないように固定するようなものです。
この体のゆがみですが、デスクワークというお仕事の特性上、引き起こされやすい症状です。
デスクワークによって、足を組まないとイスに安定して座れないほどの体のゆがみが起きる原因を、以下で紹介させていただきます。
デスクワークでは、長時間、同じ姿勢で座り続けることが多くなります。
これにより、腰や背中の筋肉が疲労し、本来の体を支える機能が低下します。
その結果、骨盤が傾いたり、背骨がゆがんだりして、体全体のバランスが崩れやすくなる。
デスクワークでは、無意識のうちに、パソコン画面に顔を近づけるために、前かがみや猫背になりがちです。
この姿勢が習慣となると、背中の筋肉が伸び、胸やおなかの筋肉が縮むという筋肉のバランスの崩れが生じます。
これにより、脊骨にゆがみが生じて、体が前後左右や回旋するなど、アンバランスに傾きやすくなる。
キーボードやマウスの使用、パソコン画面の配置などにより、体の片側に負担がかかります。
例えば、右利きの人は右側に体重をかける傾向があり、これが骨盤の左右の傾きを引き起こします。
この不均衡が、座る姿勢のバランスを崩す原因となる。
同じ姿勢を、長時間、続けることで、特に下半身の血行が悪くなります。
血行の不良は、筋肉へのエネルギーの提供が低下して、その機能を低下させ、座る姿勢を保つのに必要な筋力を発揮しにくくします。
その結果、体が不安定になり、足を組むことで、バランスを取ろうとします。

デスクワークのお仕事をされている方が、長時間、足を組んだ状態で座っていると、体にねじれが生まれて、腰や肩などの動きに不調や痛みを起こすというデメリットがあります。
これは、雑巾を絞りすぎていると、雑巾の繊維が痛んだり、絞った雑巾を広げようとしても、シワが入ってなかなかキレイに広げにくくなるようなものです。
ですので、足を組まないでも安定して座れる体になるように、体のゆがみをケアする必要があります。
職場でも簡単にできる、体のゆがみを整える体操を、以下で紹介させていただきます。
1. イスに深く腰かけて、背筋を伸ばしてください。

2. おなかをへこませながら、腰を丸めるように、骨盤を後ろに傾けます。

3. 次に、腰をそらすように、骨盤を前に傾けます。

4. この一連の動きを、5回、繰り返してください。
1. イスに浅めに座り、両足を床にしっかりつけます。
2. 背筋を伸ばし、両手を胸の前で組みます。

3. ゆっくりと上半身を右に回旋させ、3秒間、保持します。

4. 3秒たったら、元の姿勢に戻り、今度は、左に回旋させ、3秒間、保持します。

5. この一連の動きを、5回、繰り返してください。
1. イスに深く腰かけて、背筋を伸ばします。

2. 右手を右耳の横に伸ばして置き、左手はイスの座面を握ってください。

3. 右手を伸ばしたまま、上半身をゆっくりと左に傾け、3秒間、保持します。

4. 3秒たったら、元の姿勢に戻します。
5. 次に、左手を左耳の横に伸ばして置き、右手はイスの座面を握って、同様の動作を行ってください。

6.この一連の動きを、5回、繰り返してください。
デスクワーク作業を30分したら、いったん、立ち上がって軽く歩くか、この体操をおこなってください。
そうすることで、体側の筋肉のバランスを整え、座位での安定性を向上させます。

今回のブログでは、デスクワークで、足を組まないとイスに座っている状態が保てない主な要因として、以下のことを説明しました。
・長時間の座位姿勢による筋肉疲労
・不適切な姿勢による骨盤のゆがみ
・片側への負担による体のアンバランス
・血行の不良による筋力低下
また、足を組むクセを改善するための方法として、以下の体操を紹介しました。
・骨盤を前後に動かす体操
・体を左右にひねる体操
・体を左右に側屈する体操
デスクワークで、足を組まないと座った姿勢が保てない状態は、日常生活に大きな支障をきたす可能性がありますので、早めのケアが大切です。
今回、紹介させていただいた方法が、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、足を組まないとイスに座っている状態が保てない症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースのお体のゆがみで起きる体の不調にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、デスクワーク中に起きるお体の不調に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考資料:
厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034et4-att/2r98520000034pjn_1.pdf

皆さん、こんにちは。
加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
秋も終盤になって、急激に気温が下がるこの時期に、自転車で買い物に出かけた後に、肩がこわばってしまうことはないですか?
自転車は手軽な移動手段ですが、寒い外で自転車をこいでいると肩こりを引き起こしてしまう場合があります。
当院でも、秋の気温が急激に低下するときに、自転車運転後の肩こりについてのお悩みをよくお聞きします。
寒い外での自転車の移動によって起こる肩こりは、日常生活に大きな影響を与えます。
特に、女性の方から、調理中に集中できない、テレビを見ているとしんどくなる、昼寝から起き上がるときに痛みがある、などといった声をよく耳にします。
これらの症状は、単なる不快感にとどまらず、生活の質を著しく低下させてしまいます。
そこで今回は、秋の気温が下がるときの自転車運転後に感じる肩こりの原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、秋の自転車移動による肩こりの原因が解消されて、寒い季節でも快適に自転車を操作して、日常生活をより活動的に過ごすことができます。

暑い日が続いていたのに、急に秋の寒さが訪れ、自転車に乗った後に肩こりを感じる原因として、以下のことが考えられます。
秋の急激な気温の低下は、筋肉を緊張させます。
この反応は、体が体温維持のために自然に行う防御反応の一つです。
筋肉を収縮させることで、体の表面積を小さくし、体からの熱の放出を最小限に抑えます。
また、寒さにさらされると、体は重要な臓器を守るために、血流を体の中心部に集中させるために、体の末端や表面の血管が収縮し、筋肉への血流が減少します。
血流が減少した筋肉は、血液に含まれる栄養や酸素の供給が低下して、硬直しやすくなる。
特に、肩周辺の筋肉の神経は、脳の近くで連結しているので、寒さによる反応が早いため、自転車に乗っているときに寒さを感じると、肩こりを発症しやすくなる。
自転車の運転後に起きる肩こりは、急な寒さによる自転車を操作するフォームの変化に、その原因が見られます。
突然の冷え込みの中、自転車を運転していると、冷たい風が、体にあたります。
特に、首から肩の皮ふは、服に覆われていない部分なので、冷たい風があたります。
それに対して、体は無意識のうちに、肩をすくめるように縮こまり、前傾の姿勢が強くなります。
この状態で自転車を運転すると、普段以上に、肩に力が入り負担がかかります。
暑い時期のリラックスして自転車を運転している姿勢から、突然の寒さによる緊張した姿勢への変化が、肩こりを悪化させる可能性があります。

秋の急な寒さの中、自転車を運転後に肩こりを感じる方への有効な対処法を、以下で紹介させていただきます。
自転車運転後の肩こりケアの第一歩は、適切な自転車の乗る前のウォームアップと自転車を降りたときのクールダウンが重要です。
そのための体操として、
1. 肘を曲げて両肩に指先を当てて、ゆっくりに大きく肩甲骨を、10回ずつ、回します。


2. ゆっくりと首を横に傾け、左右の各方向に、10秒間、キープします。


3. 手を組んで、頭の腕に伸ばして背伸びの状態を、10秒間、キープします。

といったことをおこなってください。
寒さによる肩こり解消法として、適切な防寒対策は欠かせません。
防寒対策として、
・マフラーやネックウォーマーを使用して首周りを保温
・手先や足先の冷えは全身の血行に影響するので、指先まで温かい手袋やソックスを装着する
・風を通さない素材のジャケットで、体温の低下を防ぐ
・カイロを背中や肩に貼って肩周辺を温める
といったことをおこなうことで、自転車運転中に肩を含めた体が冷えのを防ぎ、肩こりの発生も軽減できます。
自転車に乗る際の肩こりを防止するフォームとして、
・足の裏全体が地面につく高さにサドルを調整する
・背筋を伸ばした自然な姿勢で握れる位置にハンドルを調整する
・ハンドルを握る際は、肩に力を入れすぎないよう意識する
・自転車を乗る姿勢は、猫背にならないように背筋を伸ばして乗る
などのポイントを押さえることをおすすめします。
これらのポイントを意識することで、寒い中で自転車の乗車しても、肩こりを予防できます。

今回のブログでは、秋の急な寒さで自転車運転後に肩こりを感じる原因として、以下のことを説明させていただきました。
・急激な気温低下による筋肉の緊張
・自転車運転時の姿勢変化
また、この症状への対処法として、次のことを紹介させていただきました。
・自転車運転前後のウォームアップとクールダウン
・適切な防寒対策
・自転車を乗る姿勢の改善
寒い中、自転車を運転することで起きる肩こりは、日常生活に大きな支障をきたす可能性がありますので、早めのケアが大切です。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたしたこれらの対策が、皆さまのお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、肩こりの症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のケースのような自転車運転による肩こりに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他の寒さによる体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければと思います。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:日本気象協会「季節の変わり目と健康管理」 https://www.jwa.or.jp/news/2021/09/7981/

皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
子育て中のお母さま方の中には、夜、お子さんと添い寝をして、その翌朝、首の痛みで起きて困ったことはないですか?
一緒に寝ることで、お子さんが安心してぐっすり寝てもらえることは大切ですが、それによってお母さん方の首に不調を引き越してしまう場合があります。
当院でも、添い寝による首に痛みの中でも、首の痛みについてのお悩みをよくお聞きします。
このような首の痛みは、日常生活に大きな影響を与えかねません。
例えば、仕事中にスムーズに振り向けないことで、同僚とのコミュニケーションに支障が出たり、車の運転時に後方確認がしづらくなったりします。
さらに、お子さんと一緒に寝ているときに、首の痛みで目が覚めてしまうこともあります。
首の痛みは単なる不快感だけでなく、仕事効率の低下や家族との時間にも影響を及ぼします。
そこで今回は、子供と添い寝をした後に起こる首の痛みの原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、首の痛みの原因が解消されて、仕事や育児をスムーズに行い、家族との時間を快適に過ごすことができます。

夜に子供と添い寝をして、起きた時に首に痛みを感じる症状が発症する原因として、以下のことが考えられます。
寝起きに感じる首の痛みの主な原因には、お子さんとのそい寝による不自然な姿勢が挙げられます。
お子さんと添い寝しているときは、お母さん方が、お子さんにのりかからないように、お子さんの寝ている状態に合わせて、体をゆがませて寝ることになる。
そういった不自然な姿勢で、長時間、寝て過ごすことで、首の筋肉に過度な負担がかかり、筋肉の緊張や微細な損傷が引き起こされます。
その結果、朝、起きたときに、首の痛みが引き起こされます。
お子さんと添い寝をすることで、寝返りが打ちにくくなり、これが、首の痛みの原因となることがあります。
寝返りは、一晩に20回以上打つことが理想的です。寝返りを打つことで、
・血液の循環させる
・体にかかる圧の分散
・体温の調節
・姿勢のリセット
など、重要な役割を果たします。
寝返りが不足すると、特定の筋肉や関節に、長時間、圧力がかかり、血流が悪くなります。
その結果、起床時の首の痛みや、日中の首の動きの制限が引き起こされます。

夜、お子さんに添い寝して、朝、起きたときに首に痛みを感じたときの対処法として、首の痛みに効果があるツボへの刺激が有効です。
首の痛みを軽減させるツボの取り方を、以下のことを紹介させていただきます。

ツボの場所は、手の甲側の薬指と小指の間の水かき部分の際にあります。
刺激方法は、人差し指の指先で、円を描くように、10秒間、刺激するのを、3回、繰り返しおこなってください。

場所は、鎖骨の下縁の中央であり、乳頭から真上に伸ばした線上の鎖骨のすぐ下にあります。
刺激方法は、人差し指の指先で、息をはきながらゆっくりと、5秒間、押し、その後、5秒間、かけて力を緩める一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

場所は、髪の生え際のm首の後ろ側の中心(背骨)から、約2~3cm外側(耳側)にあるくぼみにあります。
刺激方法は、両手で頭を包み込むように置き、親指を使って、左右の風池のツボにあてて、円を描くように、10秒間、刺激するのを、3回、繰り返しおこなってください。

今回のブログでは、お子さんと添い寝をしたお母さんが、朝、起床した際に首の痛みを感じるようになった原因として、以下の点を説明しました。
・子供との添い寝による不自然な姿勢
・寝返り不足による血流障害
また、首の痛み対策として、以下のツボ刺激法を紹介しました。
・液門(えきもん)のツボ
・気戸(きこ)のツボ
・風池(ふうち)のツボ
首の痛みは、日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆さまのお役に立てれば幸いです。
当院でも、今回のケースのような首の痛みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、子育て中に起きるお体の不調への対策について、ブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考資料:日本整形外科学会:「頚部痛の診療ガイドライン」
URL: https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/cervical_pain.html

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
秋の訪れとともに、朝晩の冷え込みを感じるようになってきましたが、夜中にひざの痛みで目が覚めてしまうことはないでしょうか?
季節の変わり目は体調を崩しやすいものですが、特にご高齢の方は関節痛に悩まされることが多くなります。
当院でも、夜間に起きるひざの痛みについてのお悩みをよくお聞きします。
特に、寒さに慣れていないこの時期は、夜、寝ているときにひざにうずくような痛みを感じて、朝、起きてしばらく動いているとひざの痛みがおさまるパターンの、ひざの痛みに悩む方が増えています。
夜中に目覚めるほどのひざの痛みが起きると、日常生活でさまざまな支障を引き起こします。
例えば、朝食の準備がスムーズにできない、昼間の眠気で活動が制限がでるなどといったことが起こります。
また、夜中に起きるひざの痛みを和らげるために、湿布を貼ろうとして家族を起こしてしまったりと、ご自身の睡眠や生活の質を低下させるだけでなく、ご家族への負担も増やしてしまいます。
そこで今回は、秋になり朝が寒くなると、寝ているときに感じるようになるご高齢の方のひざの痛みが起きる原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、夜間に起きるひざの痛みの原因と適切な予防方法をがわかり、秋の季節の家事や日常生活を快適に過ごせます。

ご高齢の方が、夜中に目が覚めるほどのひざの痛みが起きる原因として、以下のことが考えられます。
秋の気温低下と関節痛には密接な関係があります。
血液は、37度程度の温度があり、それが全身に巡ることで、体温は保たれています。
皮ふの表面にも血液が流れていますので、皮ふに冷たい空気が触れると、血液の熱が奪われて血液の温度が低下します。
体温が下がると、体の内臓や筋肉など、生命を維持するための活動が低下します。
ですので、寒い環境にいると、体は血液の熱を逃がさないように、血管を収縮させて、血液が流れる量を減らします。
特に、秋になると、夜の気温が急激に低下するため、体がそれを感じて、血管を収縮させて、血液の流れを低下させます。
ひざは血管が少ない部分なので、気温低下による血流が悪くなると、その影響が大きく出ます。
血流の悪化は、筋肉を硬くして動きに制限が出たり、神経の感度が過敏になって、普段は感じない軽い痛みも強く感じるようになる。
このように、季節に体が自動的に対応しようとした結果、夜、寝ているときにひざの痛みが発生する可能性が高まります。
夜間、長時間、同じ姿勢で寝ていると、ひざ関節内の圧力が上昇します。
ひざ関節は、「関節包」という袋に包まれ、その中には、ひざを動かすために潤滑油になったりひさの組織に栄養を補給する「関節液」が入っています。
関節液は、ひざ関節を動かすことで、関節包から分泌されたり吸収されます。
寝ている際には、ひざ関節の動きが低下するため、関節液の分泌や吸収をいった循環が滞りやすくなります。
また、ひざ関節に変形がある場合は、ひざ関節を修復しようと、夜間に、関節液の分泌が増加する傾向にある。
そうすると、風船に水をパンパンに入れた状態のようになり、ひざの関節の内圧が上昇し、それがひざ周辺の神経を刺激して、夜間にひざの痛みが引き起こされる可能性が高まります。
起きてから、しばらく動いていると、ひざの痛みが低下するのは、その刺激で、ひざの関節液が関節包や軟骨に吸収されて、ひざ関節の内圧が低下するためです。
寝る姿勢も、夜間にひざの痛みが起きる原因となる。
特に、横向きで寝ると、下になっているひざに体重がかかり、関節に負担がかかります。
また、ひざを曲げた状態で寝ると、ひざ周りの筋肉が緊張したままになり、血行の不良を引き起こします。
特に、加齢により寝返りの回数が減ることもあるので、ひざに負担のかかる寝方をした場合は、その姿勢の時間が長くなり、夜間にひざの痛みが発生しやすくなる。

今回は、寝ているときに起きるひざにうずくような痛みで目が覚めるという症状への有効な予防するための方法を、以下で紹介させていただきます。

夜間のひざの痛みを予防する方法として、ひざを適切に保温することが重要です。
そのためには、就寝時に、膝用のサポーターを着用することで、ひざを自分の体温で温めることができます。
これにより、血行が促進され、夜中のひざの痛みを軽減することにつながります。
注意点としては、サポーターは、ひざを締め付けすぎない、軽く包むようなものを使用してください。
また、電気毛布や電気のアンカーなど、低おにゃけどに注意しながら、布団自体を温める器具を使用するのも有効です。
パジャマも、長ズボンで、保温性と伸縮の高いものを選んで着てください。

夜中にひざの痛みを引き起こさないために、就寝前にひざの内圧を減らす体操をおこなうことをおすすめします。その方法として、
1. イスに浅めに座って、背筋を伸ばし、両手で片足の太ももの裏側を回して、持ち上げます。
2.この状態で、ひざ下のふくらはぎをぶらぶらと、前後に小さくゆっくりと振ります。
3. この運動を、30秒間、続けてます。
4. 30秒たったら、反対側の足でも同じようにおこないます。
5.この一連の動作を、3回、左右の足で交互に繰り返しおこなってください。

寝ているときに起きるひざの痛みを予防する方法として、寝具環境の整備も重要です。
マットレスの選び方としては、中程度の硬さで、8〜15cm程度の厚さのものが適切です。
また、寝返りは、頭→腕→肩→腰→足の順番で動作をおこなうことが多いので、頭が動かしやすいように、枕の高さを調整することで、寝返りが打ちやすくなる。
枕の理想的な高さは、
・上向きで寝る場合は、約1〜6cm程度
・横向きで寝る場合は、約4〜10cm程度
・下向きで寝る場合は、約0.5〜3cm程度
ですので、個人差がありますが、しっくりくる枕の高さを工夫して寝るようにしてください。
さらに、寝具の定期的なマットレスのお手入れも重要です。
3〜6か月ごとに、マットレスを裏返しや回転させ、へたりを防ぎ、寝返りが打ちやすい寝床の環境をキープしてください。
以上のような、適切な寝具選びや調整、お手入れなどにより、寝返りがしやすくなり、その結果、ひざへの負担を軽減できます。
まとめ

今回のブログでは、ご高齢の方が夜間にひざの痛みを発症する要因として、以下のことを説明しました。
・寒さによる関節痛の悪化
・ひざ関節の内圧上昇
・不適切な寝る姿勢
また、夜中のひざの痛みを予防するための方法として、次の方法を紹介しました。
・ひざの保温
・就寝前のひざ内圧を減らす体操
・寝返りがしやすい寝具環境の整備
夜間のひざの痛みが起きると、日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役にたてれば幸いです。
もし、それでも、夜間のひざの痛みの症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のケースのようなひざの痛みにも対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、睡眠中に起きる体の不調への対策に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:日本整形外科学会. (2021). 変形性膝関節症診療ガイドライン2021. https://www.joa.or.jp/public/guideline/knee_osteoarthritis_2021.html

皆さん、こんにちは。
加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
長時間、車の運転をした後に、急に腰に痛みを感じることはないでしょうか?
車での何かと移動は便利ですが、長時間の運転は思わぬ腰痛を引き起こす可能性があります。
当院でも、特に、車の運転後に起きる立ち上がる際の腰痛についてのお悩みをよくお聞きします。
立ち上がるときに、腰の痛みを感じるようになると、イスから立ち上がるときや車から降りるとき、朝、起床して立ち上がるときなど、日常生活に大きな支障をきたします。
こういったことが日常生活で起こると、仕事の効率が落ちたり、家事や育児に支障が出たりと、生活の質が低下します。
さらに、腰の痛みへの不安から活動を制限してしまい、筋力低下や体力減退につながる可能性もあります。
そこで今回は、長時間の車の運転後に立ち上がる際に腰に痛みを感じるようになった原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、立ち上がり時の腰痛の原因が解消されて、痛みに悩まされずに快適に日常生活を送ることができます。

長時間の車の運転後に、日常生活で、立ち上がるときに腰に痛みを感じる症状の原因として、以下のことが考えられます。
長時間、同じ姿勢を保つことで、腰部の筋肉に過度の負担がかかります。
特に、車の運転中は腰が前に反った状態になりやすく、これが腰の筋肉に持続した緊張をもたらします。
筋肉が疲労すると、本来の柔軟性を失い、硬くなります。
この状態で立ち上がろうとすると、硬くなった腰周辺の筋肉が適切に機能せず、痛みを引き起こします。
長時間の車の運転は、車から伝わる振動や揺れによって、腰にかかる圧力が増加し、脊骨の骨と骨の間にあるクッションの役割をする「椎間板」という組織に負担をかけます。
椎間板は、水分を含んだゼリーのような構成をしています。
長時間、車を運転するために座り続けることによる椎間板への負荷は、椎間板内の水分が減少させてクッション性が低下したり、椎間板を損傷させて炎症を起こしたりする可能性があります。
その結果、立ちあがろうと腰に負荷がかかる時に、椎間板がうまく働かずに、腰に痛みが発症しやすくなる。
骨盤は、骨盤の中央にある骨である仙骨と、骨盤の左右に羽根のように広がっている腸骨とで構成されています。
仙骨と腸骨は、「仙腸関節」よ呼ばれる関節によってつながっています。
仙腸関節は大きく動く関節ではないのですが、痛みを感じるセンサーが多く存在しているため、仙腸関節のちょっとしたゆがみやズレ、炎症などで痛みを感じます。
車の長時間の座った状態で、振動や揺れなどが仙腸関節に負荷をかけることで、仙腸関節のわずかなずれが生じやすくなる。
仙腸関節には、立ち上がる際に腰を安定させる筋肉やじん帯が多く付着しているため、立ち上がる際に仙腸関節に負荷がかかると痛みを引き起こします。
日本整形外科学会の研究では、慢性腰痛患者の約15-30%に仙腸関節障害が関与しているとされています。

長時間の車の運転後にひき起こる腰の痛みへの有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。
立ち上がりときの腰の痛みを解消するには、まず腰を温める保温によって、血流を改善させて、硬くなった筋肉を緩和することが重要です。
そのためには、
・市販のホットパックやカイロ、電子レンジや充電で温めるタイプの湯たんぽを、20分程度、腰やおなかに当てる
・帰宅後の入浴時には、39〜41度の湯船に、15〜20分間、つかる
・腹巻や腰のサポーターなど保温効果のあるものを腰に巻く
といったことをしてください。
特に、秋に入り、日中と朝晩の気温の寒暖差によって、知らぬまに腰を冷やしてしまっていることがあるので、腰を温めることを意識して、日常生活を送られることをおすすめします。
運転によって、低下した椎間板の水分含有量の補給や硬くなった筋肉を緩和させるためには、意識して水分を補給することが望ましいです。
水分の補給で、椎間板や筋肉に水分を直接的に補充できませんが、十分な水分の摂取は血液の循環を改善し、間接的に、椎間板や筋肉に水分や栄養の供給が促進されます。
ですので、水分の適切な補給は、腰痛予防の一環として推奨されています。
運転中や仕事中も、1〜2時間おきに、水分を摂取することをおすすめします。
一度に大量の水を飲むのではなく、少量ずつ頻繁に摂取することが効果的です。
目安として、体重1kgあたり、30〜40mlの水分の摂取が適切です。
1日あたりの食事に含まれる水分量は、平均約600ml前後とされているので、純粋にとる適切な水分量は、「体重×30〜40ml−600ml」となる。
例えば、体重が60kgの方でしたら、「60kg×30〜40ml−600ml」となるので、1.2〜1.8ℓの水分の補給が適切です。
水分補給をするための飲料として、水やお茶が最適ですが、カフェインを含む飲み物は利尿作用があるため、控えめにしてください。
また、スポーツドリンクも良いですが、スポーツドリンクには糖分が多く含まれていますので、取りすぎに注意が必要です。
トマト、キュウリなど、水分の多い食品を積極的に摂取することも効果的です。
これらの食品には、水分だけでなく、抗炎症作用のある栄養素も含まれていますので、摂取することで、腰痛予防としては一石二鳥です。
イスから立ち上がるときの腰痛改善方法として、仙腸関節のゆがみ、つまり、骨盤のゆがみを整える体操が効果的です。
その方法として、以下の体操をおこなってください。

1. 腕は体の横におき、足を伸ばした状態で、リラックスして上向きで寝ます。
2. 左の足を下方に伸ばすように、左の骨盤を下にさげます(この際に、左足は右足の下の先に出る)。
3. 次に、右の足を下方に伸ばすように、右の骨盤を下にさげます(この際に、右足は左足の下の先に出る)。
4. この一連の動作を、5回、繰り返します。

1.上向きに寝て、ひざを立てます。
2.鼻から息を深く吸って、おなかを膨らませます。
3. 息を深く口からはきながら、おなかをへこませて、腰を床に押し付ける状態を、5秒間、維持します。
4. この一連の動作を、5回、繰り返します。

1. 上向きに寝て、ひざを立てます。
2. ひざを右に倒して、5秒間、維持し、5秒たったら、元の位置にゆっくり戻します。
3.ひざを左に倒して、5秒間、維持し、5秒たったら、元の位置にゆっくり戻します。
4. この一連の動作を、5回、繰り返します。

今回のブログでは、長時間の車の運転後に立ち上がる際の腰痛が発症する要因として、以下のことを説明させていただきました。
・筋肉の疲労と緊張
・椎間板への負担
・骨盤の関節障害
また、この症状の対処法として、次の方法を紹介しました。
・腰を温めて筋肉の疲労と緊張を和らげる
・適切な水分の補給
・骨盤のゆがみを整える体操
立ち上がり時の痛みは、日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも症状が続く場合は、お近くの病院や整骨院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースの腰痛にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、腰痛によるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:日本整形外科学会. (2021). 腰痛診療ガイドライン2021. https://www.joa.or.jp/public/guideline/